JP2001230581A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2001230581A
JP2001230581A JP2000036037A JP2000036037A JP2001230581A JP 2001230581 A JP2001230581 A JP 2001230581A JP 2000036037 A JP2000036037 A JP 2000036037A JP 2000036037 A JP2000036037 A JP 2000036037A JP 2001230581 A JP2001230581 A JP 2001230581A
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JP
Japan
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heat
electronic device
base frame
cut
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Application number
JP2000036037A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Iwaki
哲也 岩木
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱効率の大きい電子機器を提供する。 【解決手段】 筐体を構成するベースフレーム4におけ
るCPUコアモジュール6を取り付けた部分を囲繞する
範囲に、放熱部12として複数の切り起こし部13を形
成し、放熱面積を増大させかつベースフレーム4の内側
と外側との間で空気の流れが生じるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器に関し、放
熱の効率を向上させたものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器は発熱を伴うことから、放熱の
ための手段が設けられることが多い。空冷による自然冷
却式の電子機器を図4に示す。図中、1は上カバー、2
は下カバー、3はトップカバー、4はベースフレーム、
5はベースボード、6はCPUコアモジュール、7は放
熱板である。CPUコアモジュール6が発生する熱は放
熱板7を介してベースフレーム4へ伝わる。そして、ベ
ースフレーム4の部分を含めた筐体の全体を介して筐体
の外の大気中へ熱が放出される。このほか、上カバー
1、下カバー2には多数の孔が形成されており、これら
の孔を介して吸気と排気とが行われる。
【0003】しかし、CPUコアモジュール6の高速化
により局部的な発熱が多くなり、ベースフレーム4から
の放熱のみではベースフレームの表面積と材質とによっ
て放熱効率が決定されてしまい、放熱量に限界がある。
【0004】このため、図5、図6のようにして放熱効
率を向上させていた。図5は図4に示す電子機器8にお
けるベースフレーム4の部分を他の支持部材9に結合し
たものである。図6は電子機器8におけるベースフレー
ム4の背面側にヒートシンク10を取り付けたものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5の場合
は支持部材9の温度が低くて放熱効率の高いという条件
下でないと実施できない。一方、図6の場合はヒートシ
ンク10が大きくなってしまい、電子機器の小型化、軽
量化が阻害されてしまう。
【0006】そこで本発明は、斯かる課題を解決した電
子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る電子機器の構成は、筐体の内側面に
発熱部品を結合して構成した電子機器において、筐体に
おける発熱部品を結合した部分を囲撓する範囲に、放熱
部を形成したことを特徴とし、請求項2に係る電子機器
の構成は、請求項1において、前記放熱部として、筐体
に切り起こし部を形成したことを特徴とし、請求項3に
係る電子機器の構成は、請求項1において、前記放熱部
として、筐体にハーフ抜きを形成したことを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電子機器の実
施の形態を説明する。なお、この実施の形態は従来の電
子機器の一部を改良したものなので、従来と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説
明する。
【0009】(a)実施の形態1 実施の形態1を図1に示す。これは、図4に示す前記電
子機器8におけるベースフレーム4に放熱部12を形成
したものである。放熱部12は図4(f)を見るとわか
るように、CPUコアモジュール6を取り付けた部分を
囲繞するようにしてその周りに設けられている。
【0010】放熱部12として、複数の切り起こし部1
3がCPUコアモジュール6を中心として略放射方向に
配置されている。切り起こし部13の斜視図を図2
(a)に示す。切り起こし部13はベースフレーム4に
相互に平行な2本の線で囲まれた部分を外側へ向かって
押し出して形成したものであり、切り起こし部13と残
った部分との間には、ベースフレーム4の外部どうし及
び外部と内部とを連通させる連通孔14が形成される。
【0011】斯かる電子機器8の作用を説明する。図1
(b)に示すように、CPUコアモジュール6からベー
スフレーム4へ伝わった熱はベースフレーム4内での熱
伝導によって実線矢印で示すように放射方向へ伝わる。
熱伝導によりCPUコアモジュール6の温度が下がる点
については、従来と変わらない。一般的に放射板は、空
気の流れを遮断してしまうため、副作用として大気中へ
放熱する放熱効果を低下させてしまう。しかし、本発明
では切り起こし部13を形成することにより、放熱面積
を増大させかつ通風部を形成しているので、図1(b)
に破線矢印で示す上方へ空気が流れ、ベースフレーム4
からの放熱が効率良く行われる。
【0012】切り起こし部13を形成したことによる放
熱と熱伝導とを図2に示す。図2(a)に示すように実
線矢印の方向へ熱伝導が生じ、図1(b)に示すように
CPUコアモジュール6から放射方向へ熱が伝わること
になる。そして、図2(a)に破線で示すように連通孔
14を介して空気が流れることにより放熱が行われる。
空気は図2(b)に示すように連通孔14を介してベー
スフレーム4の内側と外側との間でも流れ、外側から外
側へも流れる。ベースフレーム4の外側は凹凸状になっ
ていることから、図2(c)に示すように乱流が生じ、
放射効率がより向上する。
【0013】(b)実施の形態2,3 実施の形態2を図3(a)に示す。図3(a)を図1
(b)と比較すればわかるように、放射方向に沿う切り
起こし部13を2つずつ四隅に追加したものである。
【0014】最後に実施の形態3を図3(b)に示す。
これは、図1(b)における上下の切り起こし部13の
方向を左右方向に変更し、全ての切り起こし部13の方
向を同一にしたものである。
【0015】実施の形態2,3におけるその他の構成、
作用は実施の形態1と同じなので説明を省略する。
【0016】実施の形態1〜3における切り起こし部1
3に代えてハーフ抜きを用いることもできる。ハーフ抜
きとは、図2(c)においてg=0としたものである。
この場合は、ベースフレーム4の放熱面積は、切り起こ
し部13を形成した場合と同等に大きくなるが、連通孔
が形成されないので、内側と外側との間での空気の流れ
は生じないことになる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項1
〜3に係る電子機器によれば切り起こし部やハーフ抜き
を形成することで筐体における発熱部品を囲繞する範囲
に放熱部を設けたので、熱伝導を阻害することなく、放
熱面積の増大と通風性の向上とにより、自然冷却により
高い冷却効率が得られる。しかも板金加工による加工に
より形成できることから、低コストで加工できる。更
に、筐体自体を加工して冷却効率を向上させるので、軽
量、小型化が図れ、携帯用の装置やノートパソコンなど
の小型、軽量であって冷却特性の高い装置に用いて好適
なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子機器の実施の形態1に係り、
(a)は正面図、(b)は右側面図。
【図2】本発明による電子機器の実施の形態1の作用説
明図に係り、(a)は斜視図、(b),(c)は断面
図。
【図3】(a)は実施の形態2の構成図、(b)は実施
の形態3の構成図。
【図4】従来の電子機器に係り、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は左側面図、
(e)は右側面図、(f)は背面図。
【図5】従来の電子機器の放熱効率向上のための取付構
造に係り、(a)は正面図、(b)は右側面図。
【図6】従来の電子機器の放熱効率向上のための取付構
造に係り、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は
右側面図。
【符号の説明】
4…ベースフレーム 6…CPUコアモジュール 8…電子機器 12…放熱部 13…切り起こし部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の内側面に発熱部品を結合して構成
    した電子機器において、 筐体における発熱部品を結合した部分を囲撓する範囲
    に、放熱部を形成したことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記放熱部として、筐体に切り起こし部
    を形成した請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記放熱部として、筐体にハーフ抜きを
    形成した請求項1に記載の電子機器。
JP2000036037A 2000-02-15 2000-02-15 電子機器 Pending JP2001230581A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112788933A (zh) * 2021-02-25 2021-05-11 永城职业学院 一种散热性高的基于计算机高级数据库用服务器

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