JP2001230148A - 積層セラミックコンデンサとその製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサとその製造方法

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JP2001230148A JP2000037542A JP2000037542A JP2001230148A JP 2001230148 A JP2001230148 A JP 2001230148A JP 2000037542 A JP2000037542 A JP 2000037542A JP 2000037542 A JP2000037542 A JP 2000037542A JP 2001230148 A JP2001230148 A JP 2001230148A
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Koichi Chazono
広一 茶園
Hisamitsu Shizuno
寿光 静野
Hiroshi Kishi
弘志 岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層セラミックコンデンサの小型大容量化の
ために誘電体層を薄層化させ、誘電体層の積層数を増加
させて行くと、1層当たりの電界強度が大きくなり、内
部電極間で絶縁破壊が生じ易くなり、積層セラミックコ
ンデンサの寿命が短くなり、積層セラミックコンデンサ
の電気的特性に対する信頼性が低下するという問題があ
った。 【解決手段】 複数の誘電体層と複数の内部電極とを一
体的に積層してなり、該誘電体層がチタン酸バリウム系
のセラミック粒子の焼結体からなり、該セラミック粒子
が固溶体からなる積層セラミックコンデンサにおいて、
該セラミック粒子にHo,Sc,Y,Gd,Dy,E
r,Yb,Tb,Tm及びLuから選択された1種又は
2種以上の希土類元素を含ませ、該希土類元素の濃度を
該セラミック粒子の中心から粒界に向かって高くなるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、誘電体層を形成
しているセラミック粒子の電気抵抗を増大させて電気的
特性に対する信頼性を高めた積層セラミックコンデンサ
とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、積層セラミックコンデンサはチ
ップ状の素体と、該素体の両端部に形成された一対の外
部電極とからなる。該素体は一般に誘電体層と内部電極
とが交互に多数層積層された積層体からなる。該内部電
極のうち、隣り合う内部電極は誘電体層を介して対向
し、別々の外部電極と電気的に接続されている。
【0003】ここで、積層セラミックコンデンサの温度
特性が、JIS規格のF特性の場合、前記誘電体層とし
ては、例えばBa(Ti,Zr)O又は(Ba,C
a)(Ti,Zr)Oで表されるペロブスカイト単一
相に希土類元素の酸化物やMn,V,Cr,Co,F
e,Cu,Ni,Mo等のアクセプタ型元素の化合物が
含まれているセラミック粒子の焼結体からなる耐還元性
セラミック組成物が使用されている。また、前記内部電
極としては、例えばNi金属粉末を主成分とする導電性
ペーストを焼結させたものが使用されている。
【0004】前記素体は、セラミックグリーンシートと
内部電極パターンとを交互に一体的に積層させたチップ
状の積層体を脱バインダした後、非酸化性雰囲気中にお
いて1200〜1300℃程度の高温で焼成し、その
後、酸化性雰囲気中で再酸化させることにより製造され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におけ
る電子回路の小型化、高密度化の流れに伴い、積層セラ
ミックコンデンサについても小型大容量化が求められ、
小型大容量化のために誘電体層の積層数の更なる増加
と、誘電体層の更なる薄層化が進んでいる。
【0006】しかし、誘電体層を3μm以下に薄層化さ
せると、単位厚み当たりの電界強度が大きくなり、内部
電極間で絶縁破壊が生じ易くなり、IR不良が増大し、
加速寿命が短くなり、積層セラミックコンデンサの電気
的特性に対する信頼性が低下するという問題があった。
【0007】この発明は、誘電体層を薄層化しても薄層
化したほどには絶縁破壊等を生じない、信頼性の高い積
層セラミックコンデンサとその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る積層セラ
ミックコンデンサは、複数の誘電体層と複数の内部電極
とを一体的に積層してなり、該誘電体層はセラミック粒
子の焼結体からなり、該セラミック粒子は固溶体からな
り、該セラミック粒子はHo,Sc,Y,Gd,Dy,
Er,Yb,Tb,Tm及びLuから選択された1種又
は2種以上の希土類元素を含み、該希土類元素の濃度は
該セラミック粒子の中心から粒界に向かって高くなって
いる。
【0009】ここで、前記誘電体層はBa(Ti,Z
r)Oで表される耐還元性セラミック組成物又は(B
a,M)(Ti,Zr)O(但し、M=Sr,Ca,
Mgの少なくとも1種)で表される耐還元性セラミック
組成物で形成することができるが、これら以外のペロブ
スカイト単一相のセラミック組成物で形成してもよい。
耐還元性セラミック組成物とは、非酸化性雰囲気中にお
ける焼成で還元され難く、酸化性雰囲気中で容易に酸化
されるセラミック組成物をいう。
【0010】また、このセラミック組成物としては、特
に、積層セラミックコンデンサの容量温度特性がF特
性、すなわち、−25℃から+85℃の温度範囲で、+
20℃における静電容量を基準としたときの容量変化率
が−80%〜+30%以内であることを満足するセラミ
ック組成物が好ましい。
【0011】また、前記セラミック粒子にMn,V,C
r,Co,Fe,Cu,Ni及びMoから選択された1
種又は2種以上のアクセプタ型元素を含ませ、該アクセ
プタ型元素の濃度を該セラミック粒子の中心から粒界に
向かって高くなるようにするのが好ましい。また、前記
セラミック粒子の粒界をガラス成分で埋めるようにして
もよい。
【0012】また、この発明に係る積層セラミックコン
デンサの製造方法は、セラミック原料を調製する原料調
製工程と、該原料調製工程で得られたセラミック原料を
用いてセラミックグリーンシートを形成するシート形成
工程と、該シート形成工程で得られたセラミックグリー
ンシートに内部電極パターンを印刷する印刷工程と、該
印刷工程を経たセラミックグリーンシートを積層して積
層体を得る積層工程と、該積層工程で得られた積層体を
内部電極パターン毎に裁断してチップ状の積層体を得る
裁断工程と、該裁断工程で得られたチップ状の積層体を
焼成する焼成工程とを備えている。
【0013】そして、前記原料調製工程は、該セラミッ
ク原料を仮焼し、該仮焼によって得られたものにHo,
Sc,Y,Gd,Dy,Er,Yb,Tb,Tm及びL
uから選択された1種又は2種以上の希土類元素の化合
物を混合する工程を有しているものである。
【0014】ここで、前記セラミック原料はBa(T
i,Zr)Oで表されるペロブスカイトを形成する比
率のBa,Ti及びZr化合物の混合物又は(Ba,
M)(Ti,Zr)O(但し、M=Sr,Ca,Mg
の少なくとも1種)で表されるペロブスカイトを形成す
る比率のBa,M,Ti及びZr化合物の混合物を使用
することができるが、これら以外のセラミック混合物を
使用してもよい。耐還元性セラミック材料とは、非酸化
性雰囲気中における焼成で還元され難く、酸化性雰囲気
中で容易に酸化されるセラミック材料をいう。
【0015】また、このセラミック原料としては、特
に、形成される積層セラミックコンデンサの容量温度特
性がF特性を満足するようになるセラミック原料が好ま
しい。また、前記セラミック原料にガラス成分が含まれ
ていてもよい。
【0016】また、前記原料調製工程において、希土類
元素とともにMn,V,Cr,Co,Fe,Cu,Ni
及びMoから選択された1種又は2種以上のアクセプタ
型元素の化合物を添加してもよい。また、前記焼成工程
が、前記チップ状の積層体を非酸化性雰囲気中で焼成
し、その後、酸化性雰囲気中で焼成する再酸化工程を有
していてもよい。
【0017】
【実施例】まず、BaCOを69.7重量部、TiO
を24.3重量部、ZrOを6.1重量部、各々秤
量し、これらを十分に混合し、1000〜1200℃で
3時間加熱した。BaCOとTiOとZrOとが
反応し、Ba(Ti,Zr)Oで表されるペロブスカ
イト単一相の固溶体が形成される。
【0018】次に、100重量部(1000g)の前記
Ba(Ti,Zr)Oに、希土類元素(Ho,Sc,
Y,Gd,Dy,Er,Yb,Tb,Tm,Lu)の酸
化物、アクセプタ型元素(Mn,V,Cr,Co,F
e,Cu,Ni,Mo)の化合物及びガラス成分を、表
1の試料No.1〜14に示すように添加した。
【0019】ここで、試料No.1の場合、希土類元素
としてHoを1.6重量部添加し、アクセプタ型
元素としてMnOを0.08重量部添加し、ガラス成分
を1.0重量部添加した。試料No.2以下も試料N
o.1の場合と同程度の量を添加した。
【0020】そして、これらに、アクリル酸エステルポ
リマー、グリセリン、縮合リン酸塩の水溶液からなる有
機バインダを15重量%、水を50重量%加え、これら
をボールミルに入れ、充分に混合して磁器原料のセラミ
ックスラリーを得た。
【0021】次に、上記スラリーを真空脱泡機に入れて
脱泡し、このスラリーをリバースロールコータに入れ、
ここから得られる薄膜成形物を長尺なポリエステルフィ
ルム上に連続して受け取らせると共に、同フィルム上で
これを100℃に加熱して乾燥させ、厚さ約2μmで1
0cm角の正方形のセラミックグリーンシートを得た。
【0022】一方、平均粒径0.2μmのニッケル粉末
10gと、エチルセルロース0.9gをブチルカルビト
ール9.1gに溶解させたものとを撹拌機に入れ、10
時間撹拌することにより内部電極用の導電性ペーストを
得た。そして、この導電性ペーストを用い、長さ14m
m、幅7mmのパターンを50個有するスクリーンを介
して上記セラミックグリーンシートの片側に内部電極パ
ターンを印刷し、これを乾燥させた。
【0023】次に、内部電極パターンを印刷したセラミ
ックグリーンシートを内部電極パターンを上にした状態
で100枚積層した。この際、隣接する上下のセラミッ
クグリーンシートにおいて、その印刷面が内部電極パタ
ーンの長手方向に約半分程ずれるように配置した。更
に、この積層物の上下両面に内部電極パターンを印刷し
てない保護層用のセラミックグリーンシートを積層し
た。
【0024】次に、この積層物を約50℃の温度で厚さ
方向に約40トンの荷重を加えて圧着させ、しかる後、
この積層物を内部電極パターン毎に格子状に裁断して、
50個のチップ状の積層体を得た。
【0025】次に、このチップ状の積層体を雰囲気焼成
が可能な炉に入れ、大気雰囲気中において100℃/h
の速度で600℃まで昇温させ、有機バインダを燃焼除
去させた。
【0026】その後、炉の雰囲気を大気雰囲気からH
(2体積%)+N (98体積%)の還元性雰囲気に
変えた。そして、炉をこの還元性雰囲気とした状態を保
って、積層体チップの加熱温度を600℃から焼結温度
の1130℃まで、100℃/hの速度で昇温して11
30℃(最高温度)を3時間保持した。
【0027】そして、100℃/hの速度で600℃ま
で降温し、雰囲気を大気雰囲気(酸化性雰囲気)におき
かえて、600℃を30分間保持して酸化処理を行い、
その後、室温まで冷却して積層セラミックコンデンサの
素体を得た。
【0028】次に、内部電極の端部が露出する素体の側
面に亜鉛とガラスフリット(glassfrit)とビヒクル(v
ehicle)とからなる導電性ペーストを塗布して乾燥し、
これを大気中で550℃の温度で15分間焼付け、亜鉛
電極層を形成し、更にこの上に無電解メッキ法で銅層を
形成し、更にこの上に電気メッキ法でPb−Sn半田層
を設けて、一対の外部電極を形成した。
【0029】そして、このようにして作成した積層セラ
ミックコンデンサの加速寿命、誘電体層の誘電率を調べ
たところ、表1に示す通りであった。ここで、加速寿命
は125℃、50Vの条件で求めた。なお、No.15
の試料は比較例であり、希土類元素の化合物及びアクセ
プタ型元素の化合物をBaCO、TiO及びZrO
ともに混合してセラミックスラリーの原料とした。
【0030】
【表1】
【0031】また、セラミック原料としてBaCO
67.3重量部、CaCOを1.8重量部、TiO
を24.7重量部、ZrOを6.2重量部、各々秤量
し、前記した実施例と同様の実験をしたところ、表2の
試料No.16〜30に示す通りの結果が得られた。こ
こで、試料No.16〜29は実施例、試料No.30
は比較例である。
【0032】
【表2】
【0033】なお、セラミック原料としてCaCO
使用せず、代わりにSrCO,MgCOを使用した
場合も表2の場合と同様な結果が得られた。
【0034】また、このようにして作成した積層セラミ
ックコンデンサの誘電体層を形成しているセラミック粒
子をSTEM(分析電子顕微鏡)で分析したところ、図
1に示すように、希土類元素及びアクセプタ型元素がセ
ラミック粒子の中心から粒界側に向かって濃度の高い濃
度勾配を有していることがわかった。なお、図中、10
はセラミック粒子である。
【0035】
【発明の効果】この発明は、アクセプタ型元素や希土類
元素の濃度がセラミック粒子の中心から粒界側に向かっ
て高い濃度勾配を有しているので、粒子径が微細化し、
誘電体層の耐還元性や再酸化性が向上し、誘電体層を形
成しているセラミック粒子の電気抵抗が増大し、信頼
性、特に誘電体層を薄層化させた時の信頼性が向上する
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る積層セラミックコンデンサの誘
電体層を形成しているセラミック粒子中に含まれるアク
セプタ型元素及び希土類元素の濃度分布を示す説明図で
ある。
【符号の簡単な説明】
10 セラミック粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸 弘志 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 Fターム(参考) 5E001 AB03 AC04 AC09 AE00 AE01 AE02 AE03 AE04 AF00 AF06 AH01 AH05 AH06 AH09 AJ01 AJ02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の誘電体層と複数の内部電極とを一
    体的に積層してなり、該誘電体層はセラミック粒子の焼
    結体からなり、該セラミック粒子は固溶体からなり、該
    セラミック粒子はHo,Sc,Y,Gd,Dy,Er,
    Yb,Tb,Tm及びLuから選択された1種又は2種
    以上の希土類元素を含み、該希土類元素の濃度は該セラ
    ミック粒子の中心から粒界に向かって高くなっているこ
    とを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
  2. 【請求項2】 前記誘電体層がJIS規格のF特性材料
    であって、少なくともBa及びTiを含むことを特徴と
    する請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 【請求項3】 前記誘電体層がBa(Ti,Zr)O
    で表わされるセラミック組成物又は(Ba,M)(T
    i,Zr)O(但し、M=Sr,Ca,Mgの少なく
    とも1種)で表わされるセラミック組成物からなること
    を特徴とする請求項2に記載の積層セラミックコンデン
    サ。
  4. 【請求項4】 前記セラミック粒子にMn,V,Cr,
    Co,Fe,Cu,Ni及びMoから選択された1種又
    は2種以上のアクセプタ型元素が含まれ、該アクセプタ
    型元素の濃度が該セラミック粒子の中心から粒界に向か
    って高くなっていることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の積層セラミックコンデンサ。
  5. 【請求項5】 前記セラミック粒子の粒界をガラス成分
    が埋めていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の積層セラミックコンデンサ。
  6. 【請求項6】 セラミック原料を調製する原料調製工程
    と、該原料調製工程で得られたセラミック原料を用いて
    セラミックグリーンシートを形成するシート形成工程
    と、該シート形成工程で得られたセラミックグリーンシ
    ートに内部電極パターンを印刷する印刷工程と、該印刷
    工程を経たセラミックグリーンシートを積層して積層体
    を得る積層工程と、該積層工程で得られた積層体を内部
    電極パターン毎に裁断してチップ状の積層体を得る裁断
    工程と、該裁断工程で得られたチップ状の積層体を焼成
    する焼成工程とを備え、前記原料調製工程が、該セラミ
    ック原料を仮焼し、該仮焼によって得られたものにH
    o,Sc,Y,Gd,Dy,Er,Yb,Tb,Tm及
    びLuから選択された1種又は2種以上の希土類元素の
    化合物を混合する工程を有していることを特徴とする積
    層セラミックコンデンサの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記セラミック原料がJIS規格のF特
    性材料を形成するセラミック混合物であって、該セラミ
    ック混合物が少なくともBa化合物及びTi化合物を含
    むことを特徴とする請求項6に記載の積層セラミックコ
    ンデンサの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記セラミック原料がBa(Ti,Z
    r)Oで表されるペロブスカイトを形成する比率のB
    a,Ti及びZr化合物の混合物又は(Ba,M)(T
    i,Zr)O(但し、M=Sr,Ca,Mgの少なく
    とも1種)で表されるペロブスカイトを形成する比率の
    Ba,M,Ti及びZr化合物の混合物からなることを
    特徴とする請求項7に記載の積層セラミックコンデンサ
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記原料調製工程において、該仮焼によ
    って得られたものにMn,V,Cr,Co,Fe,C
    u,Ni及びMoから選択された1種又は2種以上のア
    クセプタ型元素の化合物を添加することを特徴とする請
    求項6〜8のいずれかに記載の積層セラミックコンデン
    サの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記焼成工程が、前記チップ状の積層
    体を非酸化性雰囲気中で焼成し、その後、酸化性雰囲気
    中で焼成する再酸化工程を有していることを特徴とする
    請求項6〜9のいずれかに記載の積層セラミックコンデ
    ンサの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記セラミック原料にガラス成分が含
    まれていることを特徴とする請求項6〜10のいずれか
    に記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
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