JP2001229079A - メモリおよびスイッチ回路のデータエラー検出回路 - Google Patents

メモリおよびスイッチ回路のデータエラー検出回路

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JP2001229079A
JP2001229079A JP2000037737A JP2000037737A JP2001229079A JP 2001229079 A JP2001229079 A JP 2001229079A JP 2000037737 A JP2000037737 A JP 2000037737A JP 2000037737 A JP2000037737 A JP 2000037737A JP 2001229079 A JP2001229079 A JP 2001229079A
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memory
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Yutaka Ito
裕 伊東
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NEC Miyagi Ltd
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NEC Miyagi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エラーチェックビットを付加しないであらゆる
ビット巾に対応できるメモリおよびスイッチ回路のデー
タエラー検出回路を提供することにある。 【解決手段】メモリ1にデータが書き込まれる際、書き
込みデータ加算回路2は、データの先頭を示すパルスで
あるFP101を検出したとき書き込みデータの加算を
開始し、次のFP101が検出されたとき加算結果をデ
ータエラー検出回路4へ出力する。読み出しデータ加算
回路3は、FP101を受信したとき読み出しデータの
加算を開始し、次のFP101が検出されたとき加算結
果をデータエラー検出回路4に出力する。データエラー
検出回路4では、書き込みデータ加算回路2からの加算
結果と読み出しデータ加算回路3から加算結果とを比較
し、相違があればアラーム信号107を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリおよびスイ
ッチ回路のデータエラー検出回路に関し、特に、メモリ
への書き込みデータと読み出しデータとの整合性のチェ
ックを行うメモリのデータエラー検出回路およびスイッ
チ回路の入出力データの整合性のチェックを行うスイッ
チ回路のデータエラー検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のメモリデータチェック方式とし
て、パリティエラーチェック方式が主に使用されてい
る。しかし、パリティエラーチェック回路は、パリティ
ビットを生成し、データと共にメモリに書き込み、読み
出し時にパリティチェックを行うことから、メモリには
データビット幅に1ビット加えたビット幅が必要にな
る。
【0003】また、従来のメモリデータチェック方式と
して使用されているECC(ERROR CORREC
TING CODE:誤り訂正符号)エラーチェック方
式は、パリティエラーチェック方式と同じように、EC
Cビットを演算することで生成し、データ共にメモリに
書き込み、読み出し時に演算した内容とECCビットと
でチェックを行っている。このとき、ECCビットは1
6ビット巾を必要としている。
【0004】また、従来の伝送路におけるCRC演算方
式では、ビットシリアルデータ送出時に演算を行いその
演算した結果をCRCビット(FCSビットと呼ぶこと
もある)ビットシリアルデータに付加し、受信時に受信
したシリアルデータを演算しながら受信し、その演算し
た結果と付加されたCRCビットとを比較することで伝
送路のチェックを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のメモリデータチ
ェック方式の場合、メモリデバイスを選定する際、パリ
ティビットを考慮したビット幅のメモリを選択しなけれ
ばならず、デバイス価格も高価にならざるを得ないとい
う問題点がある。更に、パリティチェック回路は、偶数
ビットの誤り等のエラー監視能力が不十分であり、必ず
しも検出精度が高くないという問題点がある。
【0006】また、従来のECCエラーチェック方式の
場合、メモリデバイスを選定する際、ECCビットを考
慮したビット幅のメモリ(16ビット巾余分に必要)を
選択しなければならず、デバイス価格も高価にならざる
を得ないという問題点がある。更に、ビット巾(例え
ば、1ビット巾の場合)が少ないデータの場合、取り扱
いができないという問題点がある。
【0007】また、CRC演算方式では、シリアルデー
タ転送における伝送路には有効であるが、メモリを使用
するとしたら規則的なシリアルの入出力データのエラー
チェックには有効であるが、入出力データがそれぞれラ
ンダムなアドレスにライトリードする場合には順序がく
るい適用できないという問題点がある。更に、メモリ回
路およびスイッチ回路が1ビット巾の場合は使用できる
が、メモリ回路およびスイッチ回路のように、ある程度
データ巾が必要とした場合は、取り扱えないという問題
点がある。
【0008】本発明の目的は、以上の問題点を解決する
ために、エラーチェックビットを付加しないであらゆる
ビット巾に対応できるメモリおよびスイッチ回路のデー
タエラー検出回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1のメモリのデータエラー検出回路
は、読み出しと書き込みが同時にできるメモリを備えた
メモリのデータエラー検出回路において、前記メモリに
データが順次書き込まれる毎に書き込まれるデータを加
算する書き込みデータ加算回路と、前記メモリから書き
込まれたデータが順次読まれる毎に読み出されるデータ
を加算する読み出しデータ加算回路と、前記書き込みデ
ータ加算回路で加算した内容と前記読み出しデータ加算
回路で加算した内容とを比較するデータ比較回路とを有
することを特徴としている。
【0010】また、本発明の第2のメモリのデータエラ
ー検出回路は、読み出しと書き込みが同時にできるメモ
リを備えたメモリのデータエラー検出回路において、前
記メモリにデータが書き込まれる際に前記データの先頭
を示すパルスを検出すると書き込みデータの加算を開始
する書き込み開始手段と、前記メモリに順次書き込まれ
る毎に書き込まれるデータの加算を行いその加算された
データを保存する書き込み加算データ保存手段と、前記
データの最後尾を示すパルスを検出すると前記メモリに
書き込まれたデータを読み出しその読み出したデータの
加算を開始する読み出し開始手段と、前記メモリから順
次読み出される毎に読み出されるデータの加算を行いそ
の加算されたデータを保存する読み出し加算データ保存
手段と、前記書き込み加算データ保存手段で保存された
内容と前記読み出し加算データ保存手段で保存された内
容とを比較する比較手段とを有することを特徴としてい
る。
【0011】更に、上記の第2のメモリのデータエラー
検出回路において、前記データの最後尾を示すパルス
は、前記データの先頭を示すパルスの次のデータの先頭
を示すパルスであることを特徴としている。
【0012】更に、上記の第1または第2のメモリのデ
ータエラー検出回路において、前記メモリに書き込まれ
るデータの加算および前記メモリから読み出されるデー
タの加算を行うときのビット巾は、前記メモリに書き込
むときのビット巾および前記メモリから読み出されると
きのビット巾と同じであることを特徴としている。
【0013】更に、上記の第1または第2のメモリのデ
ータエラー検出回路において、前記メモリからブロック
単位のデータの読み出しは、ブロック単位で書き込んだ
データを書き込み時のアドレスの順序と違う順序で読み
出すことを特徴としている。
【0014】また、本発明の第1のスイッチ回路のデー
タエラー検出回路は、複数の入力ポートに時分割に振り
分けされた入力データを複数の出力ポートの1つに振り
分けるスイッチ回路を備えたスイッチ回路のデータエラ
ー検出回路において、前記スイッチ回路の各入力ポート
に前記入力データが入力される毎に前記入力データを加
算する入力データ加算回路と、前記スイッチ回路の各出
力ポートから前記入力データを出力データとして出力さ
れる毎に出力される前記出力データを加算する出力デー
タ加算回路と、前記入力データ加算回路で加算した内容
と前記出力データ加算回路で加算した内容とを比較する
データ比較回路とを有することを特徴としている。
【0015】また、本発明の第2のスイッチ回路のデー
タエラー検出回路は、複数の入力ポートに時分割に振り
分けされた入力データを複数の出力ポートの1つに振り
分けるスイッチ回路を備えたスイッチ回路のデータエラ
ー検出回路において、前記スイッチ回路に前記入力デー
タが入力される際にデータの先頭を示すパルスを検出す
ると入力データの加算を開始する入力開始手段と、前記
スイッチ回路の各ポートに順次前記入力データが入力さ
れる毎に前記入力データの加算を行いその加算されたデ
ータを保存する入力加算データ保存手段と、前記データ
の最後尾を示すパルスを検出すると前記スイッチ回路に
入力されたデータを読み出しその読み出したデータの加
算を開始する出力開始手段と、前記スイッチ回路の各ポ
ートから順次前記入力データが出力データとして出力さ
れる毎に前記出力データの加算を行いその加算されたデ
ータを保存する出力加算データ保存手段と、前記入力加
算データ保存手段で保存された内容と前記出力加算デー
タ保存手段で保存された内容とを比較する比較手段とを
有することを特徴としている。
【0016】更に、上記の第2のスイッチ回路のデータ
エラー検出回路において、前記データの最後尾を示すパ
ルスは、前記データの先頭を示すパルスの次のデータの
先頭を示すパルスであることを特徴としている。
【0017】更に、上記の第1または第2のスイッチ回
路のデータエラー検出回路において、前記入力データの
加算および前記出力データの加算を行うときのビット巾
は、前記スイッチ回路に前記入力データのビット巾およ
び前記出力データのビット巾と同じであることを特徴と
している。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1を参照すると、本発
明の第1の実施の形態は、8ビット巾のデータの読み出
し書き込みが同時に動作できるデュアルポートメモリで
あるメモリ1と、メモリエラー検出回路10と、受信し
たデータの先頭を示すパルス信号であるFP101と、
メモリ1への書き込みに同期しているメモリエラー検出
回路10の入力のクロックパルスであるCLK102
と、メモリ1からの読み出しに同期しているメモリエラ
ー検出回路10の出力のクロックパルスであるCLK1
08と、メモリ1への1バイト(8ビット)巾の書き込
みデータであるWRDATA103と、メモリ1からの
1バイト(8ビット)巾の読み出しデータであるRDD
ATA104と、データエラーを示すアラーム出力信号
であるALMOUT107とで構成される。
【0019】メモリエラー検出回路10は、書き込みデ
ータ加算回路2と、読み出し加算回路3と、データエラ
ー検出回路4と書き込みデータ加算回路2の出力であり
書き込みデータ加算値のデータであるWRADRO10
5と、読み出しデータ加算回路3の出力であり読み出し
データ加算値のデータであるRDADRO106とから
構成される。
【0020】なお、説明上判り易くするために、CLK
102とCLK108とは、ほぼ同じ周期で動作してい
るものとして説明する。このとき、CLK102とCL
K108とが同じクロックであっても良い。
【0021】メモリ1は、受信したデータを一端保存す
るためのバッファ回路として使用され、書き込みデータ
が書き込まれている間に、既に書き込んだ書き込みデー
タをオーバーライトする前に読み出す。書き込みおよび
読み出しを行うタイミングは、受信したデータ(ブロッ
ク)の先頭を示すパルスであるFP101(なお、FP
はフレームパルスの略称)によりスタートし、FP10
1による読み出しは、1つ前に発生するFP101によ
る書き込みのデータを読み出すことになる。すなわち、
FP101の役目は、ブロックのメモリ1への書き込み
の開始でかつメモリ1から1つ前のブロックの読み出し
の終了を意味し、1つ前のブロックのメモリ1への書き
込みの終了でかつ1つ前のブロックをメモリから読み出
しの開始を意味することになる。この場合のブロックと
は、FP101と次のFP101との間に伝達されるデ
ータ量をいう。
【0022】また、FP101とFP101との間隔に
伴うデータ量は、メモリ領域を越えないデータ量であ
る。例えば、1ビット列に注目した場合に4Kビットの
デュアルメモリであれば、3Kビットのデータ量であ
る。書き込み順は、例えば、4Kビットのメモリを考え
た場合に、最初が3Kビットのデータ(ブロック)であ
れば0〜3Kのアドレスエリアに、次が2Kビットのブ
ロックであれば3〜0Kのアドレスエリアに、次が3K
ビットのブロックであれば1〜4Kのアドレスエリアに
それぞれ順々に書き込んでいき、読み出しの場合は、書
き込みの1フレームパルス(1FP)の遅れで、書き込
みと同じ順番で読み出していく。
【0023】書き込みデータ加算回路2は、FP101
をトリガに8ビット巾の書き込みデータの加算を開始
し、加算結果(WRADRO)をデータエラー検出回路
4へ出力する。また、次のFP101を受信したとき加
算カウンタをリセットし、再度書き込みデータの加算を
開始する。
【0024】読み出しデータ加算回路3は、FP101
をトリガに8ビット巾の読み出しデータの加算を開始
し、加算結果(RDADRO)をデータエラー検出回路
4へ出力する。また、次のFP101を受信したとき加
算カウンタをリセットし、再度読み出しデータの加算を
開始する。
【0025】なお、書き込みデータ加算回路2および読
み出し加算回路3での加算結果のデータ巾は、1ブロッ
ク間に発生する各1バイトの内容の最大値による総和が
オーバーフローにならないようなビット巾の回路構成に
なっている。
【0026】図2を参照すると、書き込みデータ加算回
路2および読み出しデータ加算データ加算回路3の詳細
回路図である。すなわち、図2を参照すると、書き込み
データ加算カウンタ2は、加算を行うALU21と、A
LU21の出力を格納するレジスタである加算カウンタ
22とで構成される。この場合の加算カウンタ22は、
FP101の立ち上がりエッジをトリガに内容を0にリ
セットし、CLK102の立ち上がりエッジをトリガに
ALU21の出力を格納する。また、図2を参照する
と、読み出しデータ加算カウンタ3は、加算を行うAL
U31と、ALU31の出力を格納するレジスタである
加算カウンタ32とで構成される。この場合の加算カウ
ンタ32は、FP101の立ち上がりエッジをトリガに
内容を0にリセットし、CLK108の立ち上がりエッ
ジをトリガにALU31の出力を格納する。
【0027】図3を参照すると、データエラー検出回路
4は、FP101をトリガに書き込みデータ加算回路2
で加算した書き込みデータの加算値を保持する。同様に
FP101をトリガに読み出しデータ加算回路3で加算
した読み出しデータの加算値を保持する。すなわち、図
3を参照すると、データエラー検出回路4は、書き込み
データ加算回路2からの出力データを書き込む加算値レ
ジスタ41と、読み出しデータ加算回路3からの出力デ
ータを書き込む加算値レジスタ42と、加算値レジスタ
41の出力データを書き込む加算値レジスタ43と、デ
ータ比較回路44と、加算値レジスタ41の出力データ
であるWRREG109と、加算値レジスタ43の出力
データであるWRREG110と、加算値レジスタ42
の出力データであるRDREG111とから構成され
る。なお、加算値レジスタ41,42はFP101の立
ち上がりのエッジをトリガとして、加算値レジスタ43
はFP101の立ち下がりのエッジをトリガとして、入
ってくるデータをそれぞれ保持する。
【0028】データ比較回路44は、書き込みデータ側
のN番目(Nは正の整数値を示す)のFP101で保持
したデータ加算値である加算値レジスタ43の内容と、
読み出し側のN+1番目のFP101で保持したデータ
加算値である加算値レジスタ42の内容とを比較して相
違がある場合にはアラーム信号であるALMOUT10
7を出力する。
【0029】次に、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態の回路動作について説明する。一般の信号処理
を行う場合には、主信号データの他にデータの先頭(区
切り)を示すフレームパルス(以下FP)が付加され、
そのFPを基準として主信号処理を行っている。この場
合の例としては、FPで書き込みを行い、次のFPが来
ると、1ブロックの書き込みが終了したということで読
み出しの処理を行っている。その処理の過程で、書き込
みデータ加算回路2により、1ブロック間メモリ1への
書き込みデータを加算し、読み出しデータ加算回路3に
より1ブロック間メモリ1からの読み出しデータを加算
し、その加算した書き込みデータ加算値と読み出しデー
タ加算値とをデータエラー検出回路4によりデータのエ
ラーの検出を行っている。なお、メモリ1への書き込み
順は、ランダムなアドレスに書き込まれ、その書き込ん
だデータをランダムなアドレスの順番で読み出しても良
い。
【0030】今、FP101(N番目とする)が入力さ
れると、メモリ1への書き込みに同期して、先ず加算カ
ウンタ22がFP101の立ち上がりエッジのトリガで
0にリセットされ、CLK102と同期して入って来る
WRDATA103(8ビット巾のデータ)をCLK1
02のパルスが発生する毎にALU21が加算カウンタ
22の出力であるWRADRO105とWRDATA1
03とを加算し、加算カウンタ22がその加算したAL
U21の出力データをCLK102の立ち上がりエッジ
をトリガとして取り込む。すなわち、書き込みデータ加
算回路2は、図4(1)のタイムチャートに示す通り、
FPの立ち上がりエッジをトリガに加算カウンタをリセ
ットし、CLK102の立ち上がりエッジで書き込みデ
ータの加算を開始し、その加算結果(WRADRO10
5)を出力することになる。
【0031】次にFP101(N+1番目)が入力され
ると、N番目のFP101でのメモリ1への書き込み処
理(N番目のブロックの書き込み処理)が終わったとし
て、メモリ1に書き込まれたN番目のブロックの読み出
しが始まる。このメモリ1からの読み出しに同期して、
加算カウンタ22がFP101の立ち上がりエッジのト
リガで0にリセットされ、CLK108と同期して入っ
て来るRDDATA104(8ビット巾のデータ)をC
LK108のパルスが発生する毎にALU31が加算カ
ウンタ32の出力であるRDADRO106とRDDA
TA104とを加算し、加算カウンタ32がその加算し
たALU31の出力データをCLK108の立ち上がり
エッジをトリガとして取り込む。すなわち、読み出しデ
ータ加算回路3は、図4(2)のタイムチャートに示す
通り、N+1番目のFP101の立ち上がりエッジをト
リガに加算カウンタ32をリセットし、CLK108の
立ち上がりエッジで読み出しデータの加算を開始し、加
算結果(RDADRO106)を出力することになる。
この場合の読み出しデータ加算回路3は、N番目に書き
込んだブロックのデータを読み出して加算の処理を行っ
ていることになる。
【0032】一方、書き込みデータ加算回路2から出力
されたWRADRO105は、データエラー検出回路4
に入力される。このWRADRO105を加算値レジス
タ41がFP101の立ち上がりエッジをトリガとして
ラッチし、データであるWRREG109を出力する。
更に、このWRREG109を加算値レジスタ43がF
P101の立ち下がりエッジで保持し、加算値であるW
RREG110を出力する。
【0033】一方の読み出しデータ加算回路3から出力
されたデータであるRDADRO106は、データエラ
ー検出回路4に入力される。このRDADRO106を
加算値レジスタ42がFP101の上がりエッジをトリ
ガにラッチし、加算値であるRDREG111を出力す
る。
【0034】データ比較回路44は、書き込みデータ側
のFP101(N番目のFP101とする)で保持した
加算値レジスタ43の出力(WRREG110)と、読
み出しデータ側のN+1番目FP101で保持した加算
値レジスタの出力(RDREG111)とをFP101
発生(論理値1の間)時に比較し、相違がある場合は、
エラーとしてアラーム信号であるALMOUT107を
出力する。この場合、N番目のブロックのデータの読み
出しが終了した時点で、メモリ1に対するN番目ブロッ
クのデータの正常性のチェックが行われたことになる。
【0035】すなわち、図5を参照すると、加算値レジ
スタ43の値が0(N−2番目に格納された値)であっ
て、N−1番目の書き込みデータの加算値であるWRA
DRO105の内容が159で、N−1番目の読み出し
データの加算値であるRDADRO106の内容がDで
かつあるときにN番目のFP101が入力されると、F
P101の立ち上がりエッジトリガで加算値レジスタ4
1に159の値が格納されると共に加算値レジスタ42
にDの値が格納され、FP101の立ち下がりエッジト
リガで加算値レジスタ43に159の値が格納される。
このときに、N番目のFP101が発生している間(例
ではこの期間の間CLK108の立ち上がりのエッジト
リガで結果を拾う)にWRREG110とRDREG1
11とのチェックを行うと不一致のエラーを示す信号A
LMOUT107(論理値が1)が発生する。更に、W
RADRO105の内容がFFFで、N+1番目のFP
101が入力されると、FP101の立ち上がりエッジ
トリガで加算値レジスタ41にFFFの値が格納される
と共に加算値レジスタ42に159の値が格納され、F
P101の立ち下がりエッジトリガで加算値レジスタ4
3にFFFの値が格納される。このときに、N番目のF
P101が発生している間(例では、この期間の間CL
K108の立ち上がりのエッジトリガで結果を拾う)に
WRREG110とRDREG111とのチェックを行
うと一致するため信号ALMOUT107(論理値が
0)が発生しない。
【0036】なお、上記説明において、ALU21およ
び22での8ビット巾の入力データ(図2のALU21
および22の00側)で加算されるようにしたが、加算
されるビット巾は、1ビット巾、4ビット巾、16ビッ
ト巾等の自由なビット巾であっても、書き込みのビット
巾と読み出しのビット巾が同じであればよい。
【0037】また、上記説明において、フレームパルス
を使用して、書き込みのスタートと1つ前の書き込みの
終了として、説明したが、書き込みのスタートを示すフ
レームパルスの他に、書き込みの終了信号が発生する場
合は、読み出し側にFP101の代わりに使用しても良
い。すなわち、読み出しデータ加算回路3へのFP10
1を終了信号に置き替え、加算値レジスタ42へのFP
101を終了信号に置き替えても良い。
【0038】また、上記の説明では、書き込みデータ加
算回路2および読み出し加算回路3での加算結果のデー
タ巾は、1ブロック間に発生する各1バイトの内容の最
大値による総和がオーバーフローにならないようなビッ
ト巾の回路構成になっているようにしたが、書き込みデ
ータ(WRDATA103)および読み出しデータ(R
DDATA104)と同じビット巾(例えば、8ビット
巾に統一する)の構成にしても良い。この場合、加算さ
れてオーバーフローした上位のビット(8ビット巾から
桁上げされた値)は、無視されることになる。1ビット
巾であればあまり効果(不一致が発生した場合2分の1
の割合で見逃す)がないが、8ビットになれば、誤りを
見逃す確率は、皆無に等しい。そのため、上記の説明で
用いたハード構成と比べると、少なくて済む。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。図6を参照すると、入力側の
ポート1〜ポートNの入力データを入力ポート1〜ポー
トNに対応できるように保存しその保存した入力データ
をスイッチングにより出力側の出力ポート1〜ポートN
に出力するスイッチ回路11と、スイッチ回路エラー検
出回路12と、ポート1〜Nに割り付けられるデータを
選択するセレクタ13と、出力ポート1〜ポートNに出
力されるデータを選択するセレクタ14と、受信したデ
ータの先頭を示すパルス信号であるFP101と、スイ
ッチ回路11への書き込みに同期しているスイッチ回路
エラー検出回路12の入力のクロックパルスであるCL
K102と、メモリ1からの読み出しに同期しているメ
モリエラー検出回路10の出力のクロックパルスである
CLK108と、スイッチ回路11への1バイト(8ビ
ット)巾の書き込みデータである信号WRDATA10
3と、スイッチ回路11からの1バイト(8ビット)巾
の読み出しデータである信号RDDATA104と、デ
ータエラーを示すアラーム出力信号であるALMOUT
107とから構成される。
【0040】なお、入力側のポート1〜Nには、図示し
ていない時分割変換回路において、時分割(8ビット単
位で分割)で入ってくるシリアルデータをポート毎に割
り付けされる。また、出力側のポート1〜Nのデータ
(8ビット巾)は、図示していない時分割変換回路で時
分割されてシリアルデータになって出ていく。そのた
め、入力側のポート1〜Nのどこかに流れるデータは、
セレクタ13の出力に発生し、出力側のポート1〜Nに
流れるデータは、セレクタ14の出力に発生する。この
ときのFPは、図示されていない入力側の時分割変換回
路において、1つの時分割(ポート1〜N)されたシリ
アルデータが来る毎に、1つのFPが発生する。また、
CLK102とCLK108とは、同一のクロックであ
って、図示していない入力側の時分割変換回路で発生す
る。
【0041】スイッチ回路エラー検出回路12は、書き
込みデータ加算回路2(入力データ加算回路)と、読み
出しデータ加算回路3(出力データ加算回路)と、デー
タエラー検出回路4と書き込みデータ加算回路2の出力
であり加算値のデータであるWRADRO105と、読
み出しデータ加算回路3の出力であり加算値のデータで
あるRDADRO106とから構成される。
【0042】すなわち、本発明の第1の実施の形態であ
る図1のメモリ1をSW回路11に置き換え、図1のメ
モリエラー検出回路10をスイッチ回路エラー検出回路
12(図1のメモリエラー検出回路10と同一の回路構
成を持つ)に置き替えると、本発明の第1の実施の形態
と同様なデータエラー検出が可能になる。
【0043】スイッチ回路11は、複数の入力ポート
(1〜N)に入力されるデータを、内部SWの制御によ
って複数の出力ポート(1〜N)へデータ出力する。
【0044】このときのSW制御は、FPを基準として
内部処理されるため、外部から見た入力データと出力デ
ータのデータ量は共に同じである。
【0045】次に、図4を参照して本発明の第2の実施
の形態について説明する。セレクタ13の出力データを
図1のWRDATA103に、セレクタ14の出力デー
タを図1のRDDATA104にそれぞれ置き替える
と、第1の実施の形態と同じ動作になるので説明を省略
する。
【0046】従って、入力ポート1〜Nへ入力される全
データと、出力ポート1〜Nへ出力される全データをそ
れぞれ加算することにより、スイッチング回路でのデー
タエラーを検出することができる。
【0047】上記の第2の実施の形態において、スイッ
チ回路を用いて、入力データと出力データとの整合性の
チェックについて説明したが、スイッチ回路がスイッチ
動作を行わないとしてもスイッチ回路エラー検出回路に
影響を与えないことは明らかであり、スイッチ動作を含
まないスイッチ回路を入出力回路として使用したとして
も本発明に含まれることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、データエラーの
検出精度が高いことである。その理由は、同じ量の入出
力データの場合、入力データの加算値と出力データの加
算値を比較することにより、データエラーを確実に検出
できるからである。
【0049】第2の効果は、メモリおよびスイッチ回路
にエラー検出ビットを付加する必要が無いことである。
その理由は、パリティチェックまたはECC回路のよう
にメモリに対しエラー検出用ビットを付加する必要がな
いため、余分なメモリのビット数およびワード数に伴う
メモリ素子を追加することなくエラー検出ができるから
である。
【0050】第3の効果は、メモリの深さやデータ量の
多少によらず、ある期間の入力データ量と出力データ量
が同一であれば、同様のチェック回路で対応可能である
ことである。その理由は、FPを基準にデータ処理を行
うことにより、データ量に左右されることなくデータエ
ラーが検出ができるからである。
【0051】第4の効果として、データの入力順序と出
力順序が異なる様な、CRC演算方式が採用できない回
路構成に適用可能である。その理由は、ランダムなアド
レスへの書き込みやランダムなアドレスの読み出しを行
っても順序に影響されない書き込みによる積算値と読み
出しによる積算値との比較を行っているからである。
【0052】第5の効果は、メモリおよびスイッチ回路
とのデータ転送先は、書き込み側(入力側)と読み出し
側(出力側)とがそれぞれ違っていても利用できること
である。その理由は、メモリおよびスイッチ回路の書き
込み(入力)および読み出し(出力)のデータをバッフ
ァを介さないでかつ書き込み後(入力後)すぐに読み出
し、直接加算するようにしているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】図1または図6の書き込みデータ加算回路およ
び読み出しデータ加算回路の詳細を示すブロック図であ
る。
【図3】図1または図6のデータエラー検出回路の詳細
を示すブロック図である。
【図4】書き込みデータ換算値および読み出しデータ加
算値の加算カウンタがデータの加算を行う場合のタイム
チャートを示す。
【図5】データエラー検出回路でのデータエラー検出時
のタイムチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 メモリ 2 書き込みデータ加算回路 3 読み出しデータ加算回路 4 データエラー検出回路 10 メモリエラー検出回路 11 スイッチ回路 12 スイッチ回路エラー検出回路 13,14 セレクタ 21,31 ALU 22,32 加算カウンタ 41,42,43 加算値レジスタ 44 データ比較回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み出しと書き込みが同時にできるメモ
    リを備えたメモリのデータエラー検出回路において、前
    記メモリにデータが順次書き込まれる毎に書き込まれる
    データを加算する書き込みデータ加算回路と、前記メモ
    リから書き込まれたデータが順次読まれる毎に読み出さ
    れるデータを加算する読み出しデータ加算回路と、前記
    書き込みデータ加算回路で加算した内容と前記読み出し
    データ加算回路で加算した内容とを比較するデータ比較
    回路とを有することを特徴とするメモリのデータエラー
    検出回路。
  2. 【請求項2】 読み出しと書き込みが同時にできるメモ
    リを備えたメモリのデータエラー検出回路において、前
    記メモリにデータが書き込まれる際に前記データの先頭
    を示すパルスを検出すると書き込みデータの加算を開始
    する書き込み開始手段と、前記メモリに順次書き込まれ
    る毎に書き込まれるデータの加算を行いその加算された
    データを保存する書き込み加算データ保存手段と、前記
    データの最後尾を示すパルスを検出すると前記メモリに
    書き込まれたデータを読み出しその読み出したデータの
    加算を開始する読み出し開始手段と、前記メモリから順
    次読み出される毎に読み出されるデータの加算を行いそ
    の加算されたデータを保存する読み出し加算データ保存
    手段と、前記書き込み加算データ保存手段で保存された
    内容と前記読み出し加算データ保存手段で保存された内
    容とを比較する比較手段とを有することを特徴とするメ
    モリのデータエラー検出回路。
  3. 【請求項3】 前記データの最後尾を示すパルスは、前
    記データの先頭を示すパルスの次のデータの先頭を示す
    パルスであることを特徴とする請求項2記載のメモリの
    データエラー検出回路。
  4. 【請求項4】 前記メモリに書き込まれるデータの加算
    および前記メモリから読み出されるデータの加算を行う
    ときのビット巾は、前記メモリに書き込むときのビット
    巾および前記メモリから読み出されるときのビット巾と
    同じであることを特徴とする請求項1または2記載のメ
    モリのデータエラー検出回路。
  5. 【請求項5】 前記メモリからブロック単位のデータの
    読み出しは、ブロック単位で書き込んだデータを書き込
    み時のアドレスの順序と違う順序で読み出すことを特徴
    とする請求項1または2記載のメモリのデータエラー検
    出回路。
  6. 【請求項6】 複数の入力ポートに時分割に振り分けさ
    れた入力データを複数の出力ポートの1つに振り分ける
    スイッチ回路を備えたスイッチ回路のデータエラー検出
    回路において、前記スイッチ回路の各入力ポートに前記
    入力データが入力される毎に前記入力データを加算する
    入力データ加算回路と、前記スイッチ回路の各出力ポー
    トから前記入力データが出力データとして出力される毎
    に出力される前記出力データを加算する出力データ加算
    回路と、前記入力データ加算回路で加算した内容と前記
    出力データ加算回路で加算した内容とを比較するデータ
    比較回路とを有することを特徴とするスイッチ回路のデ
    ータエラー検出回路。
  7. 【請求項7】 複数の入力ポートに時分割に振り分けさ
    れた入力データを複数の出力ポートの1つに振り分ける
    スイッチ回路を備えたスイッチ回路のデータエラー検出
    回路において、前記スイッチ回路に前記入力データが入
    力される際にデータの先頭を示すパルスを検出すると前
    記入力データの加算を開始する入力開始手段と、前記ス
    イッチ回路の各ポートに順次前記入力データが入力され
    る毎に前記入力データの加算を行いその加算されたデー
    タを保存する入力加算データ保存手段と、前記データの
    最後尾を示すパルスを検出すると前記スイッチ回路に入
    力されたデータを読み出しその読み出したデータの加算
    を開始する出力開始手段と、前記スイッチ回路の各ポー
    トから順次前記入力データがデータとして出力される毎
    に前記出力データの加算を行いその加算されたデータを
    保存する出力加算データ保存手段と、前記入力加算デー
    タ保存手段で保存された内容と前記出力加算データ保存
    手段で保存された内容とを比較する比較手段とを有する
    ことを特徴とするスイッチ回路のデータエラー検出回
    路。
  8. 【請求項8】 前記データの最後尾を示すパルスは、前
    記データの先頭を示すパルスの次のデータの先頭を示す
    パルスであることを特徴とする請求項7記載のスイッチ
    回路のデータエラー検出回路。
  9. 【請求項9】 前記入力データの加算および前記出力デ
    ータの加算を行うときのビット巾は、前記スイッチ回路
    に前記入力データのビット巾および前記出力データのビ
    ット巾と同じであることを特徴とする請求項7または8
    記載のメモリのデータエラー検出回路。
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