JP2001228901A - センサ出力の調整方法及び電動アシスト装置 - Google Patents

センサ出力の調整方法及び電動アシスト装置

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JP2001228901A
JP2001228901A JP2000041052A JP2000041052A JP2001228901A JP 2001228901 A JP2001228901 A JP 2001228901A JP 2000041052 A JP2000041052 A JP 2000041052A JP 2000041052 A JP2000041052 A JP 2000041052A JP 2001228901 A JP2001228901 A JP 2001228901A
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drive
sensor
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Yutaka Mizuno
裕 水野
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L15/00Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles
    • B60L15/20Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles for control of the vehicle or its driving motor to achieve a desired performance, e.g. speed, torque, programmed variation of speed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被駆動部の制御幅を拡大することができると
ともに、温度変化やセンサの製造バラツキ等に起因する
センサ出力特性のバラツキを補償してセンサのゼロ点調
整を省略することができるセンサ出力の調整方法を提供
すること。 【構成】 被検出部(ハンドル)に入力される力学量を
センサ(磁歪式荷重センサ)によって検出し、そのセン
サ出力を検出回路によって制御信号として出力し、該制
御信号に基づいて作動する駆動回路から出力される駆動
信号によって被駆動部を駆動制御する駆動系における前
記センサ出力の調整方法において、前記センサ出力の下
限値を前記被駆動部の駆動範囲の下限値より小さく設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動系におけるセ
ンサ出力の調整方法及び該方法を作動特性の調整に用い
た電動アシスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被検出部に入力される力学量をセンサに
よって検出し、そのセンサ出力を検出回路によって制御
信号として出力し、該制御信号に基づいて作動する駆動
回路から出力される駆動信号によって被駆動部を駆動制
御する駆動系においては、前記駆動回路に通常はICの
駆動電圧範囲を利用しているために0〜5Vの電圧領域
を使用して被駆動部が制御されている。
【0003】一方、駆動信号を得ても摩擦等の損失のた
めに被駆動部が動作し得ない領域が存在する。このた
め、通常はセンサ側でゼロ点を調整し、コントローラで
動作可能域を判断しながらセンサ出力の処理を行う必要
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにコントローラで動作可能域を判断しながらセンサ
出力の処理を行う従来の方法では、温度変化に伴う出力
変動やセンサの製造のバラツキ等のためにセンサのゼロ
点調整に相当な管理費用が必要になるという問題があ
る。
【0005】又、被駆動部を確実に動作させるために該
被駆動部をその動作可能域の下限値よりも大きな値から
動作させていたため、制御幅に制約を受けるという問題
があった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、被駆動部の制御幅を拡大する
ことができるとともに、温度変化やセンサの製造バラツ
キ等に起因するセンサ出力特性のバラツキを補償してセ
ンサのゼロ点調整を省略することができるセンサ出力の
調整方法及び該方法を用いて作動特性が制御される電動
アシスト装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、被検出部に入力される力学
量をセンサによって検出し、そのセンサ出力を検出回路
によって制御信号として出力し、該制御信号に基づいて
作動する駆動回路から出力される駆動信号によって被駆
動部を駆動制御する駆動系における前記センサ出力の調
整方法において、前記センサ出力の下限値を前記被駆動
部の駆動範囲の下限値より小さく設定したことを特徴と
する。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記センサ出力の下限値の変動上限値を前
記被駆動部の駆動範囲の下限値より小さく設定したこと
を特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記センサ出力の下限値の変動上限値と前
記被駆動部の駆動範囲の下限値との間に駆動猶予域を設
けたことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、被検出部に入力さ
れる力学量をセンサによって検出し、そのセンサ出力を
検出回路によって検出信号として出力し、該検出信号を
コントローラにて演算処理して制御信号とし、該制御信
号に基づいて作動する駆動回路から出力される駆動信号
によって被駆動部を駆動制御する駆動系における前記セ
ンサ出力の調整方法において、前記センサ出力の下限値
を前記被駆動部の駆動範囲の下限値より小さく設定した
ことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明において、請求項4記
載の発明において、前記センサ出力の下限値の変動上限
値を前記被駆動部の駆動範囲の下限値より小さく設定し
たことを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記センサ出力の下限値の変動上限値と前
記被駆動部の駆動範囲の下限値との間に駆動猶予域を設
けたことを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、被検出部に入力さ
れる力学量をセンサによって検出し、そのセンサ出力を
検出回路によって制御信号として出力し、該制御信号に
基づいて作動する駆動回路から出力される駆動信号によ
って被駆動部を駆動制御する電動アシスト装置におい
て、前記センサ出力の下限値を前記被駆動部の駆動範囲
の下限値より小さく設定するとともに、該センサ出力の
下限値の変動上限値と被駆動部の駆動範囲の下限値との
間に駆動猶予域を設けて作動特性を調整するようにした
ことを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、被検出部に入力さ
れる力学量をセンサによって検出し、そのセンサ出力を
検出回路によって検出信号として出力し、該検出信号を
コントローラにて演算処理して制御信号とし、該制御信
号に基づいて作動する駆動回路から出力される駆動信号
によって被駆動部を駆動制御する電動アシスト装置にお
いて、前記センサ出力の下限値を前記被駆動部の駆動範
囲の下限値より小さく設定するとともに、該センサ出力
の下限値の変動上限値と被駆動部の駆動範囲の下限値と
の間に駆動猶予域を設けて作動特性を調整するようにし
たことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0016】<実施の形態1>図1は手押し車の側面
図、図2は同手押し車の後面図、図3は図1のA部拡大
平面図である。
【0017】本実施の形態に係る手押し車1において
は、本体1Aが左右一対の前輪2と後輪3によって移動
自在に支持されており、本体1Aの前輪2と後輪3の間
には被駆動部としての電動モータ4が設置され、その上
部にはバッテリ5とコントロールボックス6が配設され
ている。ここで、コントロールボックス6内には検出回
路7と駆動回路8が組み込まれている。
【0018】而して、電動モータ4の回転は減速器9に
よって減速されて後車軸10に伝達され、該後車軸10
の左右に取り付けられた前記後輪3が回転駆動される。
【0019】又、本体1Aの後部からはハンドルステー
11が後方に向かって斜め上方に立設されており、該ハ
ンドルステー11の上部には、水平横方向に延びるハン
ドル12がハンドルステー11に対して前後に変位可能
に設けられており、該ハンドルステー11とハンドル1
2との間には図3に示すように磁歪式荷重センサ13が
介設されている。
【0020】ここで、上記磁歪式荷重センサ13は、荷
重を電磁気的に検出するものであって、磁化された磁性
体が荷重を受けるとその磁性特性が変化するため、この
磁性特性の変化を電圧変化に変換して出力することによ
って荷重を検出するものである。
【0021】ここで、本実施の形態に係る手押し車1の
駆動制御系の構成を図4にブロック図にて示す。
【0022】而して、図1及び図2に示す手押し車1に
おいて、操作者が被検出部としてのハンドル12を手で
持ってこれを前方に押すと、操作者によってハンドル1
2に加えられた力が磁歪式荷重センサ13によって電磁
気的に検出され、そのセンサ出力(信号)は検出回路7
によって制御信号として出力される。そして、この制御
信号に基づいて作動する駆動回路8から出力される駆動
信号によって被駆動部としての前記電動モータ4が駆動
制御され、該電動モータ4の回転は前述のように減速器
9によって減速されて後車軸10に伝達され、該後車軸
10の左右に取り付けられた後輪3が回転駆動され、手
押し車1は人力と電動モータ4によるアシスト力によっ
て走行する。尚、本実施の形態では、操作者によってハ
ンドル12に加えられる力に比例した大きさのアシスト
力が電動モータ4によって与えられ、これによって操作
者の肉体的負担が軽減される。
【0023】ところで、本実施の形態では、図5に示す
ように、磁歪式荷重センサ13の出力範囲(センサ出力
範囲)は被駆動部である電動モータ4の駆動範囲をカバ
ーしており、特にその下限値は電動モータ4の駆動範囲
の下限値より小さく設定されている。
【0024】上述のように磁歪式荷重センサ13の出力
範囲の下限値を電動モータ4の駆動範囲の下限値より小
さく設定することによって電動モータ4をその駆動範囲
の下限値から制御することができ、被駆動部としての電
動モータ4の制御幅を拡大することができる。
【0025】ところで、温度変化に伴う磁歪式荷重セン
サ13の特性変化、磁歪式荷重センサ13の製造バラツ
キや固定方法等に起因して該磁歪式荷重センサ13の出
力範囲の下限値は図6に示すように変動上限値と変動下
限値の範囲内で変動するが、その変動上限値を電動モー
タ4の駆動範囲の下限値より小さく設定することによっ
て、温度変化や荷重センサ13の製造バラツキ等に起因
する磁歪式荷重センサ13の出力特性のバラツキを補償
して該磁歪式荷重センサ13のゼロ点調整を省略するこ
とができる。
【0026】又、図7に示すように、磁歪式荷重センサ
13の出力範囲の下限値の変動上限値と電動モータ4の
駆動範囲の下限値との間に駆動猶予域を設けることによ
って、手押し車1の操作者の意志を反映した走行が可能
となる。
【0027】尚、図8に示すように、検出回路7と駆動
回路8との間にコントローラ14を設け、被検出部とし
てのハンドル12に入力される人力を磁歪式荷重センサ
13によって検出し、そのセンサ出力を検出回路7によ
って検出信号として出力し、該検出信号をコントローラ
14にて演算処理して制御信号とし、該制御信号に基づ
いて作動する駆動回路8から出力される駆動信号によっ
て被駆動部としての電動モータ4を駆動制御する手押し
車1においても、磁歪式荷重センサ13の出力範囲の下
限値或は下限値の変動上限値を図5〜図7に示すように
設定することによって前記と同様の効果が得られるが、
特に図7に示すように磁歪式荷重センサ13の出力範囲
の下限値の変動上限値と電動モータ4の駆動範囲の下限
値との間に駆動猶予域を設ける場合には、コントローラ
14によって電動モータ4が動作を開始するまでの時間
を調整することが可能となり、電動モータ4の動特性を
調整することによって手押し車1の走行特性を制御する
ことができる。
【0028】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図9及び図10に基づいて説明する。
【0029】図9は電動パワーステアリング装置の構成
を示す断面図、図10は図9のB−B線断面図である。
【0030】本実施の形態に係る電動パワーステアリン
グ装置21はドライバーによるステアリング操作を電動
モータ22の駆動力によってアシストするものであっ
て、ドライバーによるハンドル23の操作量はステアリ
ング軸24から遊星ギヤ機構25及び減速器26を経て
車両の操舵輪27に伝達されて所要のステアリングがな
される。
【0031】本実施の形態に係る電動パワーステアリン
グ装置21においては、一端にハンドル23が取り付け
られた前記ステアリング軸24の他端にキャリア28が
取り付けられており、該キャリア28には複数の遊星ギ
ヤ29が回転自在に支持されている。そして、各遊星ギ
ヤ29はステアリング軸24の外周に回転自在に支承さ
れたサンギヤ30とその外周側に設けられたリングギヤ
31の内周歯に噛合している。尚、遊星ギヤ29とサン
ギヤ30及びリングギヤ31によって遊星ギヤ機構25
が構成されている。
【0032】又、リングギヤ31の外周歯には前記電動
モータ22の出力軸端に結着されたギヤ32が噛合して
おり、リングギヤ31はカップリング33及び出力軸3
4を介して前記減速器26に連結されており、この減速
器26によって減速された回転は車両の操舵輪27に伝
達される。
【0033】他方、前記サンギヤ30にはアーム35が
取り付けられており、このアーム35の先端部の左右に
は図10に示すように車体側に固定された磁歪式荷重セ
ンサ36が当接されており、各磁歪式荷重センサ36は
図9に示すように検出回路7と駆動回路8を介して前記
電動モータ22に接続されている。
【0034】而して、操作者であるドライバーが被検出
部としてのハンドル23を左又は右に回してステアリン
グ操作すると、ハンドル23の回転はステアリング軸2
4及びキャリア28を経て遊星ギヤ29に伝達され、各
遊星ギヤ29が自転しながらサンギヤ30の周りを好転
する。この場合、サンギヤ30はアーム35及び磁歪式
荷重センサ36を介して車体側に固定されているため、
遊星ギヤ29の回転は減速されてリングギヤ31に伝達
されて該リングギヤ31が回転駆動され、このリングギ
ヤ31の回転はカップリング33及び出力軸34を経て
減速器26に伝達され、該減速器26によって更に減速
されて操舵輪27に伝達されて所要のステアリングがな
される。
【0035】一方において、サンギヤ30にはハンドル
23に入力される人力に比例する反力が発生するが、こ
の反力はアーム35を介して磁歪式荷重センサ36に作
用するため、磁歪式荷重センサ36によって反力が電磁
気的に検出され、そのセンサ出力(信号)は検出回路7
によって制御信号として出力される。そして、この制御
信号に基づいて作動する駆動回路8から出力される駆動
信号によって被駆動部としての前記電動モータ22が駆
動制御され、該電動モータ22の回転動力はギヤ32を
介してリングギヤ31に伝達されるため、操舵輪27は
人力と電動モータ22によるアシスト力によってステア
リング操作される。尚、本実施の形態では、ドライバー
によってハンドル23に加えられる力に比例した大きさ
のアシスト力が電動モータ22によって与えられ、これ
によってドライバーの肉体的負担が軽減される。
【0036】而して、本実施の形態に係るパワーステア
リング装置21においても、磁歪式荷重センサ36の出
力範囲の下限値を図5に示すように電動モータ22の駆
動範囲の下限値より小さく設定し、又は図6に示すよう
に磁歪式荷重センサ13の出力範囲の下限値の変動上限
値を電動モータ22の駆動範囲の下限値より小さく設定
し、或は図7に示すように磁歪式荷重センサ13の出力
範囲の下限値の変動上限値と電動モータ22の駆動範囲
の下限値との間に駆動猶予域を設けることによって前記
実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0037】尚、以上は本発明方法を適用した電動アシ
スト装置として手押し車と電動パワーステアリング装置
について説明したが、他の任意の電動アシスト装置に対
しても本発明方法が適用可能であることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、センサ出力の下限値を被駆動部の駆動範囲の下
限値より小さく設定したため、被駆動部の制御幅を拡大
することができるとともに、温度変化やセンサの製造バ
ラツキ等に起因するセンサ出力特性のバラツキを補償し
てセンサのゼロ点調整を省略することができるととも
に、電動アシスト装置の作動特性を制御することができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る手押し車の側面図
である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る手押し車の後面図
である。
【図3】図1のA部拡大平面図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る手押し車の駆動制
御系の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明方法における被駆動部の駆動範囲とセン
サ出力範囲との関係を示す図である。
【図6】本発明方法における被駆動部の駆動範囲とセン
サ出力範囲との関係を示す図である。
【図7】本発明方法における被駆動部の駆動範囲とセン
サ出力範囲との関係を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係る手押し車の駆動制
御系の別構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る電動パワーステア
リング装置の構成を示す断面図である。
【図10】図9のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 手押し車(電動アシスト装置) 4,22 電動モータ(被駆動部) 7 検出回路 8 駆動回路 12,23 ハンドル(被検出部) 13,36 磁歪式荷重センサ(センサ) 14 コントローラ 21 電動パワーステアリング装置(電動アシス
ト装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62M 23/02 G01L 5/22 G01L 5/22 B62B 3/00 G Fターム(参考) 2F051 AA01 AB05 BA03 3D033 CA03 CA16 CA21 CA28 3D050 AA01 DD01 EE08 EE15 GG06 KK14 5H004 GA15 GA26 GA27 GA40 GB12 HA10 HB11 JB14 KA44 5H115 PG10 PI16 PI29 PU01 QN27 TO10 TO21 UI12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出部に入力される力学量をセンサに
    よって検出し、そのセンサ出力を検出回路によって制御
    信号として出力し、該制御信号に基づいて作動する駆動
    回路から出力される駆動信号によって被駆動部を駆動制
    御する駆動系における前記センサ出力の調整方法におい
    て、 前記センサ出力の下限値を前記被駆動部の駆動範囲の下
    限値より小さく設定したことを特徴とするセンサ出力の
    制御方法。
  2. 【請求項2】 前記センサ出力の下限値の変動上限値を
    前記被駆動部の駆動範囲の下限値より小さく設定したこ
    とを特徴とする請求項1記載のセンサ出力の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記センサ出力の下限値の変動上限値と
    前記被駆動部の駆動範囲の下限値との間に駆動猶予域を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のセンサ出力の制
    御方法。
  4. 【請求項4】 被検出部に入力される力学量をセンサに
    よって検出し、そのセンサ出力を検出回路によって検出
    信号として出力し、該検出信号をコントローラにて演算
    処理して制御信号とし、該制御信号に基づいて作動する
    駆動回路から出力される駆動信号によって被駆動部を駆
    動制御する駆動系における前記センサ出力の調整方法に
    おいて、 前記センサ出力の下限値を前記被駆動部の駆動範囲の下
    限値より小さく設定したことを特徴とするセンサ出力の
    制御方法。
  5. 【請求項5】 前記センサ出力の下限値の変動上限値を
    前記被駆動部の駆動範囲の下限値より小さく設定したこ
    とを特徴とする請求項4記載のセンサ出力の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記センサ出力の下限値の変動上限値と
    前記被駆動部の駆動範囲の下限値との間に駆動猶予域を
    設けたことを特徴とする請求項4記載のセンサ出力の制
    御方法。
  7. 【請求項7】 被検出部に入力される力学量をセンサに
    よって検出し、そのセンサ出力を検出回路によって制御
    信号として出力し、該制御信号に基づいて作動する駆動
    回路から出力される駆動信号によって被駆動部を駆動制
    御する電動アシスト装置において、 前記センサ出力の下限値を前記被駆動部の駆動範囲の下
    限値より小さく設定するとともに、該センサ出力の下限
    値の変動上限値と被駆動部の駆動範囲の下限値との間に
    駆動猶予域を設けて作動特性を調整するようにしたこと
    を特徴とする電動アシスト装置。
  8. 【請求項8】 被検出部に入力される力学量をセンサに
    よって検出し、そのセンサ出力を検出回路によって検出
    信号として出力し、該検出信号をコントローラにて演算
    処理して制御信号とし、該制御信号に基づいて作動する
    駆動回路から出力される駆動信号によって被駆動部を駆
    動制御する電動アシスト装置において、 前記センサ出力の下限値を前記被駆動部の駆動範囲の下
    限値より小さく設定するとともに、該センサ出力の下限
    値の変動上限値と被駆動部の駆動範囲の下限値との間に
    駆動猶予域を設けて作動特性を調整するようにしたこと
    を特徴とする電動アシスト装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004149023A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 搬送台車
CN102538335A (zh) * 2012-02-13 2012-07-04 海尔集团公司 带有电动助力***的移动式冷柜及其控制方法
JP2012148611A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Kyb Co Ltd 電動アシスト台車及び台車の電動アシストユニット
JP2012148610A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Kyb Co Ltd 電動アシスト台車
JP2019014272A (ja) * 2017-07-03 2019-01-31 株式会社ミツバ 操作装置、およびそれを備えた手押し移動体

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