JP2001228698A - 現像剤残量検出装置、現像装置、カートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像剤残量検出装置、現像装置、カートリッジ及び電子写真画像形成装置

Info

Publication number
JP2001228698A
JP2001228698A JP2000041885A JP2000041885A JP2001228698A JP 2001228698 A JP2001228698 A JP 2001228698A JP 2000041885 A JP2000041885 A JP 2000041885A JP 2000041885 A JP2000041885 A JP 2000041885A JP 2001228698 A JP2001228698 A JP 2001228698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
remaining amount
detecting
container
developer container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000041885A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Mukohara
卓也 向原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000041885A priority Critical patent/JP2001228698A/ja
Publication of JP2001228698A publication Critical patent/JP2001228698A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー残量が満量から空になるまでを逐次に
かつ正確に検出する。 【解決手段】 現像剤容器17内に光を透過し、現像剤
容器17内を透過した光を受光することによって現像剤
容器17内のトナー残量を検出する光方式のト現像剤残
量検出装置と、現像剤容器17の近傍にアンテナ電極1
3を設け、現像ローラ3とアンテナ電極13間に存在す
るトナーの静電容量を検出することによって現像剤容器
17内のトナー残量を検出するアンテナ方式の現像剤残
量検出装置との2つの装置を備え、トナー残量が100
%から50%までの間はアンテナ方式のトナー残量検出
装置を用い、50%以下では光方式の現像剤残量検出装
置を用いて、トナー残量検知を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式により像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像装置に収容した現像剤にて顕像化する電子写真
画像形成装置に関し、特に現像剤容器に収容した現像剤
の残量を逐次に検出するための現像剤残量検出装置、該
現像剤残量検出装置を有する電子写真画像形成装置、更
には、カートリッジ及び現像装置に関するものである。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、及び電子
写真ファクシミリ装置等が含まれる。
【0003】又、カートリッジは、プロセスカートリッ
ジ及び現像カートリッジを含み、そして、プロセスカー
トリッジとは、帯電手段、現像手段及びクリーニング手
段の少なくとも一つと、電子写真感光体とを一体的にカ
ートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成
装置本体に対して着脱可能とするものであるか、又は、
少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカー
トリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装
置本体に対して着脱可能とするものをいう。更に現像カ
ートリッジとは、少なくとも現像手段及び現像剤容器を
一体的にカートリッジ化し、電子写真画像形成装置本体
に対して着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】複写機やレーザープリンタなどの電子写
真画像形成装置において、従来、様々な現像剤残量検出
装置が提案されている。現像剤残量検出装置は、例えば
カートリッジ内の現像剤(トナー)が消耗し、交換時期
となったことをユーザに対し情報提示する装置であり、
重要なユーザービリティに係る機能の一つである。ユー
ザは、現像剤残量検出装置により、カートリッジが交換
時期にきていることを認識することができる。その結
果、トナー無し以前に、予め新しいカートリッジを購
入、準備しておくことが可能となり、又、トナー残量が
少ないことによる画像の乱れを電子写真画像形成装置の
故障ではないと容易に判断することが可能となる。
【0005】この現像剤残量検出装置の一例として、光
半導体素子を用いてカートリッジ内を通過する光量を検
知する手法や、現像剤担持体である現像ローラに対向し
てアンテナ電極を設けて、現像ローラに交流バイアスを
印加することにより、現像ローラとアンテナ電極間に形
成されるトナーの静電容量を検出する手法などが提案さ
れている。
【0006】光半導体素子を用いた現像剤残量検出装置
は、トナー残量が少なくなると、カートリッジ内を光が
通過するように透明窓が2個設けられている。各透明窓
の近傍には、発光素子と受光素子がそれぞれ配置され
る。トナーが充填されているときには、発光素子から放
たれた光は、トナーによって遮られるため、カートリッ
ジ内を通過することができない。トナー残量が少量にな
ると、徐々に発光素子から放たれた光がカートリッジ内
を通過できるようになり、透過光量(透過時間)に従
い、トナーの残量を検知することが可能である。
【0007】一方、アンテナ電極を用いた現像剤残量検
出装置は、上述のように、現像ローラに対向してアンテ
ナ電極を設けて、現像ローラに交流バイアスを印加する
ことにより、現像ローラと電極間に形成されるトナーの
静電容量を検出する。つまり、トナーの静電容量の変動
を検出しているため、カートリッジ内にトナーがフル充
填されているときからトナー残量が零になるまでの推移
を逐次に検出することが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光半導
体素子を用いた現像剤残量検出装置は、トナー残量を検
出するためには、光が通過するためのトナーの存在しな
い光路を必要とする。つまり、トナー残量が少なくなる
まで、その残量変化を検出することが困難であり、トナ
ーが最大に充填されているときから空になるまでのトナ
ー残量の変化を逐次に検出することが難しいという問題
があった。
【0009】又、アンテナ電極を用いた現像剤残量検出
装置は、トナーの静電容量を検出しているため、トナー
残量が少なくなると、その静電容量は極端に小さな値と
なってしまう。そのため、トナー残量が少量の時におい
ては、その静電容量変化を検出することが困難であり、
又、小さな静電容量という不安定な要素を検出している
ことにより、検出のばらつきが大きく、ユーザビリティ
上重要なトナー少量時において精度が悪いという問題が
あった。
【0010】従って、本発明の目的は、現像剤残量が満
量から空になるまで、現像剤残量を逐次にかつ精度良く
検出することのできる現像剤残量検出装置、該現像剤残
量検出装置を備えた、現像装置、カートリッジ、及び電
子写真画像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像剤残量検出装置、現像装置、カートリッジ、及び電
子写真画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発
明は、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像する
ために現像剤を収容し、この現像剤を前記電子写真感光
体へ搬送するための現像剤担持体を備えた現像剤容器を
有する現像装置を備えた電子写真画像形成装置の、前記
現像剤容器内の現像剤残量を検出するための現像剤残量
検出装置において、前記現像剤容器に光を入射し、前記
現像剤容器内を透過した光を受光することによって前記
現像剤容器内の現像剤残量を検出する第1の検出手段
と、前記現像剤容器内、又は前記現像剤容器近傍に電極
を設けて、前記現像剤担持体と前記電極の間に存在する
現像剤の静電容量を検出することによって前記現像剤容
器内の現像剤残量を検出する第2の検出手段と、を有
し、現像剤残量に応じて前記第1の検出手段、又は前記
第2の検出手段を選択的に使用することを特徴とする現
像剤残量検出装置である。
【0012】本発明の第2の態様によれば、電子写真画
像形成装置本体に装着され、電子写真感光体に形成され
た静電潜像を現像するために現像剤を収容し、この現像
剤を前記電子写真感光体へ搬送するための現像剤担持体
を備えた現像剤容器と、前記現像剤容器内の現像剤残量
を検出する現像剤残量検出装置と、を有する現像装置に
おいて、前記現像剤残量検出装置は、前記現像剤容器に
光を入射し、前記現像剤容器内を透過した光を受光する
ことによって前記現像剤容器内の現像剤残量を検出する
第1の検出手段と、前記現像剤容器内、又は前記現像剤
近傍に電極を設けて、前記現像剤担持体と前記電極の間
に存在する現像剤の静電容量を検出することによって前
記現像剤容器内の現像剤残量を検出する第2の検出手段
と、を有し、現像剤残量に応じて前記第1の検出手段、
又は前記第2の検出手段を選択的に使用することを特徴
とする現像装置が提供される。
【0013】本発明の第3の態様によれば、電子写真画
像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、
(a)電子写真感光体と、(b)前記電子写真感光体に
形成された静電潜像を現像するために現像剤を収容し、
この現像剤を前記電子写真感光体へ搬送するための現像
剤担持体を備えた現像剤容器を有する現像装置と、
(c)前記現像剤容器内の現像剤残量を検出するための
現像剤残量検出装置と、を有し、前記現像剤残量検出装
置は、前記現像剤容器に光を入射し、前記現像剤容器内
を透過した光を受光することによって前記現像剤容器内
の現像剤残量を検出する第1の検出手段と、前記現像剤
容器内、又は前記現像剤容器近傍に電極を設けて、前記
現像剤担持体と前記電極の間に存在する現像剤の静電容
量を検出することによって前記現像剤容器内の現像剤残
量を検出する第2の検出手段と、を有し、現像剤残量に
応じて前記第1の検出手段、又は前記第2の検出手段を
選択的に使用することを特徴とするカートリッジが提供
される。
【0014】本発明の第4の態様によれば、電子写真画
像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、
(a)電子写真感光体に形成された静電潜像を現像する
ために現像剤を収容し、この現像剤を前記電子写真感光
体へ搬送するための現像剤担持体を備えた現像剤容器を
有する現像装置と、(b)前記現像剤容器内の現像剤残
量を検出するための現像剤残量検出装置と、を有し、前
記現像剤残量検出装置は、前記現像剤容器に光を入射
し、前記現像剤容器内を透過した光を受光することによ
って前記現像剤容器内の現像剤残量を検出する第1の検
出手段と、前記現像剤容器内、又は前記現像剤容器近傍
に電極を設けて、前記現像剤担持体と前記電極の間に存
在する現像剤の静電容量を検出することによって前記現
像剤容器内の現像剤残量を検出する第2の検出手段と、
を有し、現像剤残量に応じて前記第1の検出手段、又は
前記第2の検出手段を選択的に使用することを特徴とす
るカートリッジが提供される。
【0015】本発明による第5の態様によれば、記録媒
体に画像を形成するための電子写真画像形成装置におい
て、(a)電子写真感光体と、(b)前記電子写真感光
体に静電潜像を形成するための静電潜像形成手段と、
(c)前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像
するために現像剤を収容し、この現像剤を前記電子写真
感光体へ搬送するための現像剤担持体を備えた現像剤容
器を有する現像装置と、(d)前記現像剤容器内の現像
剤残量を検出するための現像剤残量検出装置と、を有
し、前記現像剤残量検出装置は、前記現像剤容器に光を
入射し、前記現像剤容器内を透過した光を受光すること
によって前記現像剤容器内の現像剤残量を検出する第1
の検出手段と、前記現像剤容器内、又は前記現像剤容器
近傍に電極を設けて、前記現像剤担持体と前記電極の間
に存在する現像剤の静電容量を検出することによって前
記現像剤容器内の現像剤残量を検出する第2の検出手段
と、を有し、現像剤残量に応じて前記第1の検出手段、
又は前記第2の検出手段を選択的に使用することを特徴
とする電子写真画像形成装置が提供される。
【0016】本発明による第6の態様によれば、カート
リッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成する
ための電子写真画像形成装置において、(a)電子写真
感光体と、前記電子写真感光体に形成された静電潜像を
現像するために現像剤を収容し、この現像剤を前記電子
写真感光体へ搬送するための現像剤担持体を備えた現像
剤容器を有する現像装置と、を有するカートリッジを取
り外し可能に装着するための装着手段と、(b)前記現
像剤容器内の現像剤残量を検出するための現像剤残量検
出装置と、を有し、前記現像剤残量検出装置は、前記現
像剤容器に光を入射し、前記現像剤容器内を透過した光
を受光することによって前記現像剤容器内の現像剤残量
を検出する第1の検出手段と、前記現像剤容器内、又は
前記現像剤容器近傍に電極を設けて、前記現像剤担持体
と前記電極の間に存在する現像剤の静電容量を検出する
ことによって前記現像剤容器内の現像剤残量を検出する
第2の検出手段と、を有し、現像剤残量に応じて前記第
1の検出手段、又は前記第2の検出手段を選択的に使用
することを特徴とする電子写真画像形成装置が提供され
る。
【0017】本発明による第7の態様によれば、カート
リッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成する
ための電子写真画像形成装置において、(a)前記電子
写真感光体に形成された静電潜像を現像するために現像
剤を収容し、この現像剤を前記電子写真感光体へ搬送す
るための現像剤担持体を備えた現像剤容器を有する現像
装置を有するカートリッジを取り外し可能に装着するた
めの装着手段と、(b)前記現像剤容器内の現像剤残量
を検出するための現像剤残量検出装置と、を有し、前記
現像剤残量検出装置は、前記現像剤容器に光を入射し、
前記現像剤容器内を透過した光を受光することによって
前記現像剤容器内の現像剤残量を検出する第1の検出手
段と、前記現像剤容器内、又は前記現像剤容器近傍に電
極を設けて、前記現像剤担持体と前記電極の間に存在す
る現像剤の静電容量を検出することによって前記現像剤
容器内の現像剤残量を検出する第2の検出手段と、を有
し、現像剤残量に応じて前記第1の検出手段、又は前記
第2の検出手段かを選択的に使用することを特徴とする
電子写真画像形成装置が提供される。
【0018】上記各発明にて、一実施態様によれば、現
像剤残量が多くとも満量の半分以下であるときには、前
記第1の検出手段を使用する。
【0019】他の実施態様によれば、現像剤残量が少な
くとも満量の5分の1以下であるときには、前記第2の
検出手段を使用する。
【0020】更に他の実施態様によれば、前記電子写真
画像形成装置は複数の前記現像装置を有し、前記電極の
数は、多くとも前記現像装置の数より少ない。
【0021】又、他の実施態様によれば、前記電子写真
画像形成装置は複数の前記カートリッジを有し、前記電
極の数は、多くとも前記カートリッジの数より少ない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像剤残量検
出装置、現像装置、カートリッジ、及び電子写真画像形
成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0023】実施例1本発明の第1実施例について図1
〜図4により説明する。
【0024】先ず、図2により、本実施例の電子写真画
像形成装置であるカラーレーザープリンタの概略動作に
ついて説明する。尚、本実施例のプリンタは、4つの現
像カートリッジが相互に入れ替え可能なロータリ回転方
式を採用している。
【0025】帯電手段である帯電ローラ2に高電圧バイ
アスが印加され、電子写真感光体である感光体ドラム1
4上は一様な電位に帯電される。一様な電位に帯電され
た感光体ドラム14の表面には、静電潜像形成手段であ
るレーザユニット1によりレーザ露光されて静電潜像が
形成される。感光体ドラム14上に形成された潜像は、
現像カートリッジ11aの現像剤容器17から供給され
た現像剤(トナー)により、現像ローラ3を介して現像
される。感光体ドラム14上に現像されたトナー像は、
一次転写バイアスが印加された一次転写ローラ5によ
り、中間転写ベルト4上に転写される。この帯電・露光
・現像・一次転写の過程が各現像カートリッジ11a、
11b、11c、11dについて順次行なわれる。中間
転写ベルト4上に重畳転写された各色トナー像は、二次
転写ローラ6と接する位置まで搬送されて転写材P上に
再び一括転写される。トナー像が転写された転写材P
は、定着器12まで搬送された後、加熱定着されて機外
に排出される。
【0026】本実施例のカラーレーザプリンタは、図2
に示すように、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の各色現像カートリッジ11a〜11dが、現像ロータ
リ11に対して装着手段15(図1参照)を介して各々
装填可能な構成となっている。現像ロータリ11の各色
現像カートリッジ11a〜11dの装填部には、透明樹
脂からなるライトガイド7、10が各々設けられてお
り、このライトガイド7、10間に現像カートリッジ1
1a〜11dが各々配置される。又、現像カートリッジ
11a〜11dの内部には、トナーを攪拌するための攪
拌棒16がそれぞれ設けられており、現像過程時に回転
駆動される。
【0027】次に、本実施例の現像剤残量検出装置につ
いて図1を用いて説明する。尚、図1には、便宜的に現
像カートリッジ11aのみを表している。
【0028】本実施例の現像剤残量検出装置は、光方式
の現像剤残量検出装置(第1の検出手段)とアンテナ方
式の現像剤残量検出装置(第2の検出手段)を併用する
ことにより、現像カートリッジ内のトナーが満タン(満
量)から空になるまでの間、逐次にトナー残量を検出で
きるようにしたものである。
【0029】光方式の現像剤残量検出装置は、現像カー
トリッジ11a内に光を通過させることにより、その透
過光量(透過時間)を検出してトナー残量を測定してい
る。アンテナ方式の現像剤残量検出装置は、現像ローラ
3に対向してアンテナ電極13を設けて、現像ローラ3
に交流の現像バイアスを印加することにより、現像ロー
ラ3とアンテナ電極13間に形成されるトナーの静電容
量を検出してトナー残量を測定している。
【0030】まず、光方式の現像剤残量検出装置につい
て詳しく説明する。図1および図2に示すように、現像
カートリッジ11aの外表面には、光方式のトナー残量
検出を行なうための透明窓8、9がそれぞれ設けられて
おり、現像カートリッジ11aに入射させた光の透過量
(透過時間)をモニタすることにより、トナー残量が検
出される。
【0031】ライトガイド7は、現像カートリッジ11
aが感光体ドラム14と接する位置、つまり、図2にお
ける現像カートリッジ11aの位置に配置されている時
に、光方式のトナー残量検出回路22内におけるLED
22a(図2の手前方向に配置される)により発光され
た光を現像カートリッジ11a内の透明窓8に導く。ラ
イトガイド10は、透明窓8から現像カートリッジ11
a内を通過し、更に透明窓9を通過した透過光を再び光
方式トナー残量検出回路22内の光センサ22b(図2
の手前方向に配置される)まで導く。
【0032】検出した透過光と時間との関係を図3に示
す。トナー残量が多い場合には、攪拌棒16で攪拌して
も、LED22aからの光は現像カートリッジ11a内
を通過せず、トナーによって遮断されてしまい、その結
果、光センサ22bに到達しない。しかし、トナー残量
が少なくなると、攪拌棒16の攪拌によってLED22
aからの光は、現像カートリッジ11a内を徐々に通過
するようになり、その結果、光センサ22bに到達する
ようになる。この現像カートリッジ11a内を通過する
光の透過量(透過時間)をモニタすることにより、トナ
ー残量が測定される。光の透過量(透過時間)は、パル
ス状の検出信号SNSAが光有無しきい値を下回った時
間で判断する。図3では、光透過時間はA<B<(C+
D)の順で大きくなり、従って、トナー残量はその順で
少なくなっている。
【0033】更に説明すると、この検出信号SNSA
は、図1に示すコントローラ25内のCPU25aのA
/Dポートへと送信された後、CPU25aは、受信し
た検出信号が所定の光有無しきい値以下であった期間の
時間を計測し、そのデータをRAM25bに格納する。
そして、予めROM25cに格納されているテーブルに
よって、トナー残量を算出する。
【0034】図4(b)に光透過時間とトナー残量との
関係を示す。トナー残量が50%以上の場合には、光が
透過しにくいため、トナー残量の変化を検出することが
できない。一方、トナー残量が25%以下の場合には、
正確に残量変化を検出することができる。光透過時間が
Ta、Tb、Tcの各範囲内にあれば、トナー残量はそ
れぞれ25%、15%、0%となる。なお、他の各現像
カートリッジ11b〜11dは、現像ロータリ11が回
転することにより、同位置に配置され、同様にトナー残
量が順次測定される。
【0035】次に、アンテナ方式の現像剤残量検出装置
について詳しく説明する。図2に示すように、本実施例
では、4つの現像カートリッジ11a〜11dが現像ロ
ータリ11内に設けられているので、アンテナ電極13
は、現像ローラ3に対向する現像ロータリ中心部に配置
され、各色現像カートリッジ11a〜11dに共通に使
用される。現像カートリッジ11a〜11dの現像剤容
器17は、現像ローラ3とアンテナ電極13の間に配置
され、現像ローラ3に交流バイアスを印加することによ
り、現像ローラ3と電極13間に形成されるトナーの静
電容量をアンテナ電極13から検出している。尚、アン
テナ電極13は、現像剤容器17内の適所に配置するこ
とも可能である。
【0036】図1にその概略ブロック図を示す。アンテ
ナ方式のトナー残量検出回路20は、現像ロータリ24
内のアンテナ電極13と、現像バイアスを供給する高圧
電源21と、コントローラ25とに接続され、コンデン
サC1、C3、高圧コンデンサCr、ダイオードD1、
D2、D3、D4、及び抵抗R1、R3から構成されて
いる。
【0037】アンテナ電極13から検出したトナーの静
電容量に流れる交流電流と、高圧電源21から高圧コン
デンサCrに流れる交流電流をそれぞれ整流、電圧変換
し、その差分電圧をトナー残量検出信号SNSBとし
て、コントローラ25に送信している。ただし、現像ロ
ーラ3とアンテナ電極13間には、トナー静電容量Ct
sとトナー以外の部材による分布容量Ctrが存在す
る。このためアンテナ電極13は、トナーの残量が零に
なった場合においても分布容量Ctrを流れる電流を検
出する。つまり、トナー残量が0%の場合において、検
出値は、零とはならない。
【0038】現像ローラ・アンテナ電極間の静電容量検
出値とトナー残量との関係を図4(a)に示す。検出値
がVa、Vb、Vc、Vd、Veの各範囲内にあれば、
トナー残量はそれぞれ100%、75%、50%、25
%、0%である。各トナー残量状態時の各検出値Va、
Vb、Vc、Vd、Veがばらつくため、トナー残量を
正確に検出することが難しい反面、トナー残量が100
%の状態から0%の状態までリニアに検出される。
【0039】上記のように、本実施例における光方式の
トナー残量検出回路22では、トナーの残量が少ない時
に正確なトナー残量が検出され、アンテナ方式のトナー
残量検出回路20では、トナーの残量が多い時から少な
い時までの全般にわたり、リニアにトナー残量が検出さ
れるようにしたものである。
【0040】コントローラ25内のCPU25aは、光
方式の現像剤残量検出装置により検出されたトナー残量
信号SNSAとアンテナ方式の現像剤残量検出装置によ
り検出されたトナー残量信号SNSBの双情報により、
現像剤残量表示手段としてのトナー残量表示器23に表
示するトナー残量を決定する。
【0041】トナー残量表示は、「トナー無し」、トナ
ー残量0%〜15%の「トナー無し予告」、トナー残量
「15%〜25%」表示、トナー残量「25%〜50
%」表示、トナー残量「50%〜75%」表示、トナー
残量「75%〜100%」表示の6段階としている。
【0042】CPU25aは、各現像カートリッジ11
a〜11dが現像を行なう所定の位置にセットされる
と、光方式のトナー残量検出回路22によって放たれた
光の光透過量(透過時間)を測定し、ROM25cに格
納されている変換テーブルにより、その光透過量(透過
時間)に該当するトナー残量データを算出後、RAM2
5bに記憶させる。
【0043】次に、現像バイアスが現像ローラ3に印加
されるタイミングにおいて、アンテナ方式によるトナー
残量検出を行なう。アンテナ方式によるトナー残量検出
は、1回の検出シーケンス時に複数のサンプリングを行
ない、電圧を検出する。そのデータを一旦RAM25b
に記憶する。その後、記憶した複数の検出電圧値の平均
化処理を行ない、平均化された検出電圧値は、ROM2
5cに格納されているテーブルにより、その電圧値に該
当するトナー残量データを算出後、RAM25bに記憶
させる。
【0044】CPU25aは、トナー残量が100%〜
50%の間は、アンテナ方式の現像剤残量検出装置に従
い、トナー残量表示器23に表示するように信号を送信
する。つまり、図4(a)における検出値がVaである
ときには、トナー残量を「75%〜100%」として表
示するように、トナー残量表示器23に信号を送信す
る。トナー残量75%を検出するまで、トナー残量「7
5%〜100%」を表示し続ける。トナー残量75%を
検出すると、トナー残量「50%〜75%」を表示する
ように、トナー残量表示器23に信号を送信する。トナ
ー残量50%を検出するまで、トナー残量「50%〜7
5%」を表示し続ける。トナー残量50%を検出する
と、トナー残量「25%〜50%」を表示するように、
トナー残量表示器23に信号を送信する。その後、光方
式のトナー残量検出回路22がトナー残量25%を検出
するまで、トナー残量「25%〜50%」を表示し続け
る。
【0045】光方式のトナー残量検出回路22におい
て、トナー残量が25%以下を検出すると、トナー残量
「15%〜25%」を表示するように、トナー残量表示
器23に信号を送信する。その後は、光方式のトナー残
量検出回路22に従い、トナー残量15%を検出するま
で、トナー残量「15%〜25%」を表示し続ける。ト
ナー残量15%を検出すると、「トナー無し予告」を表
示するように、トナー残量表示器23に信号を送信す
る。トナー残量0%を検出するまで、「トナー無し予
告」を表示し続ける。トナー残量0%を検出すると、
「トナー無し」を表示するように、トナー残量表示器2
3に信号を送信する。
【0046】上記のように本実施例によれば、光方式の
トナー残量検出回路とアンテナ方式のトナー残量検出回
路とを備え、トナー残量が多量であるときにはアンテナ
方式のトナー残量検出回路を選択してトナー残量を算出
し、トナー残量が少量であるときには光方式のトナー残
量検出回路を選択してトナー残量を算出する構成とした
ので、トナー残量100%からトナー残量なしまでをリ
ニアに、かつ逐次に検出することができ、又、トナー少
量時においても、正確なトナー残量を表示することが可
能であり、レーザプリンタなどの交換パーツであるカー
トリッジに対して、ユーザビリティを向上することが可
能となる。
【0047】なお、本実施例では、トナー残量を6段階
表示したが、これに限定されることはなく、6段階以外
でもよい。
【0048】実施例2次に、本発明の第2実施例につい
て図5を参照して説明する。
【0049】本実施例の構成は、第1実施例に用いられ
ているCPU25aのトナー残量表示器23への表示方
法を変更したものである。光方式のトナー残量検出回路
22、及びアンテナ方式のトナー残量検出回路20の双
方を用いることは同様であるので、説明を省略する。
【0050】コントローラ25内のCPU25aは、光
方式の現像剤残量検出装置により検出されたトナー残量
信号SNSAとアンテナ方式の現像剤残量検出装置によ
り検出されたトナー残量信号SNSBの双情報により、
トナー残量表示器23に表示するトナー残量を決定す
る。
【0051】トナー残量表示は、所定のトナー残量範囲
を表示し、1%刻みの表示を可能とする。例えば、ある
時は「45%〜65%」を表示し、所定のトナー量が減
少すると、「44%〜64%」と表示するように更新さ
れる。
【0052】CPU25aは、各現像カートリッジ11
a〜11dが現像プロセスを行なう所定の位置にセット
されると、光方式による光透過量(透過時間)を測定
し、所定の計算式による演算を行なうことにより、その
光透過量(透過時間)に該当するトナー残量データを算
出する。その後、算出データに所定のばらつき幅を加味
し、トナー残量範囲として、RAM25bに記憶させ
る。
【0053】次に、現像バイアスが現像ローラ3に印加
されるタイミングにおいて、アンテナ方式によるトナー
残量検出を行なう。アンテナ方式によるトナー残量検出
は、1回目の検出シーケンス時に複数のサンプリングを
行ない、電圧を検出する。そのデータを一旦RAM25
bに記憶する。その後、記憶した複数の検出電圧値の平
均化処理を行ない、平均化された検出電圧値は、所定の
計算式による演算を行なうことにより、その電圧値に該
当するトナー残量データを算出され、RAM25bに記
憶させる。その後、算出データに所定のばらつき幅を加
味し、トナー残量範囲として、RAM25bに記憶させ
る。
【0054】CPU25aは、トナー残量表示幅の下限
値が25%となるまでの間は、アンテナ方式の現像剤残
量検出装置に従い、トナー残量表示器23に表示するよ
うに信号を送信する。つまり、図5(a)における検出
値がVa’になるまでは、トナー残量を「85%〜10
0%」として表示するように、トナー残量表示器23に
信号を送信する。その後、検出値がVb’である時に
は、トナー残量を例えば、「65%〜85%」として表
示するように、トナー残量表示器23に信号を送信す
る。検出値がVc’である時には、トナー残量を「25
%〜45%」として表示するように、トナー残量表示器
23に信号を送信する。Vb’は、Va’とVc’の間
における任意の電圧を示し、Vb’の変動に従い、「8
5%〜100%」表示から、「25%〜45%」表示ま
で1%刻みで逐次にトナー残量を表示する。
【0055】トナー残量表示幅の下限値が25%に達し
た後は、光方式のトナー残量検出回路22がトナー残量
25%を検出するまで、トナー残量「25%〜45%」
を表示し続ける。光方式のトナー残量検出回路22がト
ナー残量25%を検出すると、これ以降は、光方式のト
ナー残量検出回路22に従い、トナー残量表示器23に
表示するように信号を送信する。トナー残量25%を検
出した時の表示は、所定のばらつき幅を加味された「2
2%〜28%」が表示される。以後、トナー残量表示幅
の下限値が0%に達するまで、1%刻みで逐次にトナー
残量を表示する。
【0056】このようにして、トナー残量100%から
トナー残量無しまでをリニアに検出することができ、レ
ーザプリンタなどの交換パーツであるカートリッジに対
して、ユーザビリティを向上することが可能となる。
【0057】尚、上記実施例では、本発明を、現像カー
トリッジを備えた電子写真画像形成装置に適用した場合
について説明したが、本発明の技術的思想を、少なくと
も電子写真感光体と現像装置とが一体的にカートリッジ
化され、電子写真画像形成装置本体に着脱可能に装着さ
れるプロセスカートリッジ、及び該プロセスカートリッ
ジを備えた電子写真画像形成装置にももちろん適用可能
である。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の現像剤残量検出装置、現像装置、カートリッジ、及び
電子写真画像形成装置によれば、現像剤容器に光を入射
し、前記現像剤容器内を透過した光を受光することによ
って前記現像剤容器内の現像剤残量を検出する第1の検
出手段と、前記現像剤容器内、又は前記現像剤容器近傍
に電極を設けて、前記現像剤担持体と前記電極の間に存
在する現像剤の静電容量を検出することによって前記現
像剤容器内の現像剤残量を検出する第2の検出手段と、
を有し、現像剤残量に応じて前記第1の検出手段、又は
前記第2の検出手段を選択的に使用することにより、現
像剤残量が満量から空になるまで、現像剤残量を逐次に
かつ正確に検出することができ、ユーザビリティーの向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像剤残量検出装置の一実施例を
示す概略ブロック図である。
【図2】本発明に係る電子写真画像形成装置の一実施例
を示す概略構成図である。
【図3】光方式のトナー残量検出回路における光検出波
形とトナー残量特性との関係を示す説明図である。
【図4】第1実施例における現像剤残量検出装置のトナ
ー残量検出特性を示す図である。
【図5】第2実施例における現像剤残量検出装置のトナ
ー残量検出特性を示す図である。
【符号の説明】 1 レーザユニット(静電潜像形成手段) 3 現像ローラ(現像剤担持体) 11a、11b、11c、11d 現像カートリッジ 13 アンテナ電極 17 現像剤容器 15 装着手段 20 アンテナ方式トナー残量検出回路 22 光方式トナー残量検出回路 22a LED 22b 光センサ 23 トナー残量表示器

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体に形成された静電潜像を
    現像するために現像剤を収容し、この現像剤を前記電子
    写真感光体へ搬送するための現像剤担持体を備えた現像
    剤容器を有する現像装置を備えた電子写真画像形成装置
    の、前記現像剤容器内の現像剤残量を検出するための現
    像剤残量検出装置において、 前記現像剤容器に光を入射し、前記現像剤容器内を透過
    した光を受光することによって前記現像剤容器内の現像
    剤残量を検出する第1の検出手段と、前記現像剤容器
    内、又は前記現像剤容器近傍に電極を設けて、前記現像
    剤担持体と前記電極の間に存在する現像剤の静電容量を
    検出することによって前記現像剤容器内の現像剤残量を
    検出する第2の検出手段と、を有し、現像剤残量に応じ
    て前記第1の検出手段、又は前記第2の検出手段を選択
    的に使用することを特徴とする現像剤残量検出装置。
  2. 【請求項2】 現像剤残量が多くとも満量の半分以下で
    あるときには、前記第1の検出手段を使用することを特
    徴とする請求項1の現像剤残量検出装置。
  3. 【請求項3】 現像剤残量が少なくとも満量の5分の1
    以上であるときには、前記第2の検出手段を使用するこ
    とを特徴とする請求項1の現像剤残量検出装置。
  4. 【請求項4】 前記電子写真画像形成装置は複数の前記
    現像装置を有し、前記電極の数は、多くとも前記現像装
    置の数より少ないことを特徴とする請求項1の現像剤残
    量検出装置。
  5. 【請求項5】 電子写真画像形成装置本体に装着され、
    電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために
    現像剤を収容し、この現像剤を前記電子写真感光体へ搬
    送するための現像剤担持体を備えた現像剤容器と、前記
    現像剤容器内の現像剤残量を検出する現像剤残量検出装
    置と、を有する現像装置において、 前記現像剤残量検出装置は、前記現像剤容器に光を入射
    し、前記現像剤容器内を透過した光を受光することによ
    って前記現像剤容器内の現像剤残量を検出する第1の検
    出手段と、前記現像剤容器内、又は前記現像剤容器近傍
    に電極を設けて、前記現像剤担持体と前記電極の間に存
    在する現像剤の静電容量を検出することによって前記現
    像剤容器内の現像剤残量を検出する第2の検出手段と、
    を有し、現像剤残量に応じて前記第1の検出手段、又は
    前記第2の検出手段を選択的に使用することを特徴とす
    る現像装置。
  6. 【請求項6】 現像剤残量が多くとも満量の半分以下で
    あるときには、前記第1の検出手段を使用することを特
    徴とする請求項5の現像装置。
  7. 【請求項7】 現像剤残量が少なくとも満量の5分の1
    以上であるときには、前記第2の検出手段を使用するこ
    とを特徴とする請求項5の現像装置。
  8. 【請求項8】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    カートリッジにおいて、(a)電子写真感光体と、
    (b)前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像
    するために現像剤を収容し、この現像剤を前記電子写真
    感光体へ搬送するための現像剤担持体を備えた現像剤容
    器を有する現像装置と、(c)前記現像剤容器内の現像
    剤残量を検出するための現像剤残量検出装置と、を有
    し、前記現像剤残量検出装置は、前記現像剤容器に光を
    入射し、前記現像剤容器内を透過した光を受光すること
    によって前記現像剤容器内の現像剤残量を検出する第1
    の検出手段と、前記現像剤容器内、又は前記現像剤容器
    近傍に電極を設けて、前記現像剤担持体と前記電極の間
    に存在する現像剤の静電容量を検出することによって前
    記現像剤容器内の現像剤残量を検出する第2の検出手段
    と、を有し、現像剤残量に応じて前記第1の検出手段、
    又は前記第2の検出手段を選択的に使用することを特徴
    とするカートリッジ。
  9. 【請求項9】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    カートリッジにおいて、(a)電子写真感光体に形成さ
    れた静電潜像を現像するために現像剤を収容し、この現
    像剤を前記電子写真感光体へ搬送するための現像剤担持
    体を備えた現像剤容器を有する現像装置と、(b)前記
    現像剤容器内の現像剤残量を検出するための現像剤残量
    検出装置と、を有し、前記現像剤残量検出装置は、前記
    現像剤容器に光を入射し、前記現像剤容器内を透過した
    光を受光することによって前記現像剤容器内の現像剤残
    量を検出する第1の検出手段と、前記現像剤容器内、又
    は前記現像剤容器近傍に電極を設けて、前記現像剤担持
    体と前記電極の間に存在する現像剤の静電容量を検出す
    ることによって前記現像剤容器内の現像剤残量を検出す
    る第2の検出手段と、を有し、現像剤残量に応じて前記
    第1の検出手段、又は前記第2の検出手段を選択的に使
    用することを特徴とするカートリッジ。
  10. 【請求項10】 現像剤残量が多くとも満量の半分以下
    であるときには、前記第1の検出手段を使用することを
    特徴とする請求項8又は9のカートリッジ。
  11. 【請求項11】 現像剤残量が少なくとも満量の5分の
    1以下であるときには、前記第2の検出手段を使用する
    ことを特徴とする請求項8又は9のカートリッジ。
  12. 【請求項12】 記録媒体に画像を形成するための電子
    写真画像形成装置において、(a)電子写真感光体と、
    (b)前記電子写真感光体に静電潜像を形成するための
    静電潜像形成手段と、(c)前記電子写真感光体に形成
    された静電潜像を現像するために現像剤を収容し、この
    現像剤を前記電子写真感光体へ搬送するための現像剤担
    持体を備えた現像剤容器を有する現像装置と、(d)前
    記現像剤容器内の現像剤残量を検出するための現像剤残
    量検出装置と、を有し、前記現像剤残量検出装置は、前
    記現像剤容器に光を入射し、前記現像剤容器内を透過し
    た光を受光することによって前記現像剤容器内の現像剤
    残量を検出する第1の検出手段と、前記現像剤容器内、
    又は前記現像剤容器近傍に電極を設けて、前記現像剤担
    持体と前記電極の間に存在する現像剤の静電容量を検出
    することによって前記現像剤容器内の現像剤残量を検出
    する第2の検出手段と、を有し、現像剤残量に応じて前
    記第1の検出手段、又は前記第2の検出手段を選択的に
    使用することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  13. 【請求項13】 カートリッジを着脱可能であって、記
    録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置に
    おいて、(a)電子写真感光体と、前記電子写真感光体
    に形成された静電潜像を現像するために現像剤を収容
    し、この現像剤を前記電子写真感光体へ搬送するための
    現像剤担持体を備えた現像剤容器を有する現像装置と、
    を有するカートリッジを取り外し可能に装着するための
    装着手段と、(b)前記現像剤容器内の現像剤残量を検
    出するための現像剤残量検出装置と、を有し、前記現像
    剤残量検出装置は、前記現像剤容器に光を入射し、前記
    現像剤容器内を透過した光を受光することによって前記
    現像剤容器内の現像剤残量を検出する第1の検出手段
    と、前記現像剤容器内、又は前記現像剤容器近傍に電極
    を設けて、前記現像剤担持体と前記電極の間に存在する
    現像剤の静電容量を検出することによって前記現像剤容
    器内の現像剤残量を検出する第2の検出手段と、を有
    し、現像剤残量に応じて前記第1の検出手段、又は前記
    第2の検出手段を選択的に使用することを特徴とする電
    子写真画像形成装置。
  14. 【請求項14】 カートリッジを着脱可能であって、記
    録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置に
    おいて、(a)前記電子写真感光体に形成された静電潜
    像を現像するために現像剤を収容し、この現像剤を前記
    電子写真感光体へ搬送するための現像剤担持体を備えた
    現像剤容器を有する現像装置を有するカートリッジを取
    り外し可能に装着するための装着手段と、(b)前記現
    像剤容器内の現像剤残量を検出するための現像剤残量検
    出装置と、を有し、前記現像剤残量検出装置は、前記現
    像剤容器に光を入射し、前記現像剤容器内を透過した光
    を受光することによって前記現像剤容器内の現像剤残量
    を検出する第1の検出手段と、前記現像剤容器内、又は
    前記現像剤容器近傍に電極を設けて、前記現像剤担持体
    と前記電極の間に存在する現像剤の静電容量を検出する
    ことによって前記現像剤容器内の現像剤残量を検出する
    第2の検出手段と、を有し、現像剤残量に応じて前記第
    1の検出手段、又は前記第2の検出手段を選択的に使用
    することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  15. 【請求項15】 現像剤残量が多くとも満量の半分以下
    であるときには、前記第1の検出手段を使用することを
    特徴とする請求項12、13、又は14の電子写真画像
    形成装置。
  16. 【請求項16】 現像剤残量が少なくとも満量の5分の
    1以下であるときには、前記第2の検出手段を使用する
    ことを特徴とする請求項12、13、又は14の電子写
    真画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記電子写真画像形成装置は複数の前
    記現像装置を有し、前記電極の数は、多くとも前記現像
    装置の数より少ないことを特徴とする請求項12の電子
    写真画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記電子写真画像形成装置は複数の前
    記カートリッジを有し、前記電極の数は、多くとも前記
    カートリッジの数より少ないことを特徴とする請求項1
    3、又は14の電子写真画像形成装置。
JP2000041885A 2000-02-18 2000-02-18 現像剤残量検出装置、現像装置、カートリッジ及び電子写真画像形成装置 Pending JP2001228698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000041885A JP2001228698A (ja) 2000-02-18 2000-02-18 現像剤残量検出装置、現像装置、カートリッジ及び電子写真画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000041885A JP2001228698A (ja) 2000-02-18 2000-02-18 現像剤残量検出装置、現像装置、カートリッジ及び電子写真画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001228698A true JP2001228698A (ja) 2001-08-24

Family

ID=18565035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000041885A Pending JP2001228698A (ja) 2000-02-18 2000-02-18 現像剤残量検出装置、現像装置、カートリッジ及び電子写真画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001228698A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1403731A1 (en) 2002-09-24 2004-03-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7095964B2 (en) 2002-09-24 2006-08-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus determining an indicating level of a utilized amount of a developing apparatus and a control method thereof
US7340201B2 (en) * 2002-04-16 2008-03-04 Seiko Epson Corporation Image formation device, development unit, and computer system
CN100412709C (zh) * 2003-12-16 2008-08-20 村田机械株式会社 成像装置
US10698353B2 (en) 2016-07-19 2020-06-30 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7340201B2 (en) * 2002-04-16 2008-03-04 Seiko Epson Corporation Image formation device, development unit, and computer system
EP1403731A1 (en) 2002-09-24 2004-03-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7095964B2 (en) 2002-09-24 2006-08-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus determining an indicating level of a utilized amount of a developing apparatus and a control method thereof
CN1308777C (zh) * 2002-09-24 2007-04-04 佳能株式会社 图像形成装置及其控制方法、显影装置
CN100412709C (zh) * 2003-12-16 2008-08-20 村田机械株式会社 成像装置
US10698353B2 (en) 2016-07-19 2020-06-30 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5204698A (en) Toner monitoring in an electrostatographic digital printing machine
CN100495246C (zh) 成像设备
JP5194372B2 (ja) トナー濃度制御装置及び画像形成装置
JP4827544B2 (ja) 画像形成装置
US6510292B1 (en) System and methods for reporting toner level in a partially sensed environment
JP2001166648A (ja) 取替え可能カートリッジのような消耗品の状態を検出するための装置および方法
JP3780171B2 (ja) プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP2009116120A (ja) トナー補給装置及び画像形成装置
KR20100032955A (ko) 화상형성장치 및 그 제어방법
US10962901B2 (en) Image forming apparatus and control method of image forming apparatus
JPH11265132A (ja) 画像形成装置および現像装置
JP2001228698A (ja) 現像剤残量検出装置、現像装置、カートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2000338766A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2008090087A (ja) 画像形成装置
EP1055976A2 (en) Developping device, process cartidge and electrophotographic image forming apparatus
JP6108290B2 (ja) 現像剤の補給方法、及び補給判定部を備えた画像形成装置
JP2000338764A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4832685B2 (ja) 画像形成装置
JP2012108483A (ja) 画像形成装置
JP2996502B2 (ja) 現像剤量検出方法及び画像形成装置
JP3973818B2 (ja) 画像形成装置、トナー付着量検出手段
JPH09120248A (ja) 電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ及び現像装置
KR20080033758A (ko) 현상기용 토너감지 센서의 에러 인식장치 및 그 방법
JP2003323037A (ja) 現像剤量検出システム、画像形成装置、プロセスカートリッジ、及び現像装置
WO2019054522A1 (ja) 画像形成装置