JP2001227031A - トイレ脱臭機 - Google Patents

トイレ脱臭機

Info

Publication number
JP2001227031A
JP2001227031A JP2000034686A JP2000034686A JP2001227031A JP 2001227031 A JP2001227031 A JP 2001227031A JP 2000034686 A JP2000034686 A JP 2000034686A JP 2000034686 A JP2000034686 A JP 2000034686A JP 2001227031 A JP2001227031 A JP 2001227031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
adsorption
adsorbing
section
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000034686A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadami Suzuki
忠視 鈴木
Koichi Nakano
幸一 中野
Kunikazu Kuchino
邦和 口野
Yoshifumi Moriya
好文 守屋
Shiro Takeshita
志郎 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000034686A priority Critical patent/JP2001227031A/ja
Publication of JP2001227031A publication Critical patent/JP2001227031A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のトイレ脱臭機は、活性炭フィルターな
どの吸着剤に臭気成分を吸着させて室内空気を浄化する
ため、フィルター交換が必要であった。また、自己発熱
型の脱臭触媒に悪臭ガスを常温吸着し、定期的または不
定期的に通電して加熱再生する方法が提案されている
が、悪臭ガスの成分によっては加熱再生時に酸化分解さ
れずに離脱し、臭いを濃縮して再放出する恐れがあっ
た。 【解決手段】 通風路に吸着担体と発熱体を兼ねた金属
基材の表面に吸着層を形成した吸着部と、触媒担体と発
熱体を兼ねた金属基材の表面に触媒層を形成した触媒ヒ
ータを含む分解部と、通風手段とを備え、吸着能力が高
く、吸着部の再生をメンテナンスフリーでできるトイレ
脱臭機としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレから発生す
る臭気成分をメンテナンスフリーで浄化するトイレ脱臭
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトイレ脱臭機は用便時に発生する
臭気を脱臭する方法として活性炭やゼオライトなどの吸
着材が用いられているが再生再利用されることはなかっ
た。特に活性炭フィルターは一般的に広く利用されてい
るが定期的な取り替え工事が必要であり、吸着飽和後の
活性炭フィルターは使い捨てにされている。また、一部
には吸着型の酸化分解触媒を用いて悪臭を吸着除去する
方法も提案されているが吸着飽和後は新しい吸着材との
交換が必要である。例えば、特開昭63ー240923
号公報には、活性炭に白金系触媒を担持した触媒フィル
ターで各種臭気を吸着し、吸着能が低下したら空気清浄
機から取り外し、オーブンなどに入れ、約200〜30
0℃で10〜30分加熱して脱臭フィルターを再生する
方法が開示されているが、活性炭は高温にさらすと発火
の危険性がある。また、車両空調用の脱臭触媒として、
例えば、特開平9ー216928号公報では通電するこ
とによって発熱する発熱部を有する自己発熱型メタル担
体にシリカ/アルミナの比が100以上の疎水性ゼオラ
イトと、亜鉛酸化物とシリカとの無定型酸化物からなる
吸着材層を形成し、その表面に二酸化マンガンと銅酸化
物よりなる触媒成分を担持した車両空調用脱臭触媒およ
びその再生方法について開示されている。また、特開平
10ー80621にはパブリックトイレの脱臭装置及び
脱臭方法として、通電可能な波型に加工した基板の表面
に脱臭体をコーティングし、これを巻回してコルゲート
構造とし、基板の一端と他端に交流電源につながる配線
を接続し、通電によって基板を加熱し脱臭体を再生する
方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の装
置は、活性炭やゼオライトなどの吸着材に臭気成分を吸
着させて飽和すると廃棄するシステムであり、不経済で
ある。また、飽和した吸着型触媒を加熱して再生する方
法も提案されているが発火の危険性がある。また、特開
平9ー216928号あるいは特開平10ー80621
号のような自己発熱型メタル担体に特定組成の吸着材層
と特定の触媒成分を担持した脱臭触媒に、悪臭ガスの常
温吸着を行い、そのままの場所で定期的または不定期的
に加熱用電流を発熱部に印可し、150〜500℃の再
生温度で加熱再生する方法が提案されているが、悪臭ガ
スの成分によっては加熱再生時に酸化分解されずに離脱
し、臭いを濃縮して再放出する恐れがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、便器内から臭
気を吸引する通風路に、吸着担体と発熱体を兼ねた金属
基材の表面に吸着層を形成した吸着ヒータを含む吸着部
と、触媒担体と発熱体を兼ねた金属基材の表面に触媒層
を形成した触媒ヒータを含む分解部と、通風手段とを備
え、通常は悪臭ガスをワンパスで常温吸着し、吸着部の
加熱再生時には吸着部から放出される濃縮された悪臭ガ
スを分解部で酸化分解するので、脱臭能力が極めて高
く、吸着部の再生をメンテナンスフリーで容易にできる
トイレ用脱臭機としている。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、便器
内から臭気を吸引する通風路に、吸着担体と発熱体を兼
ねた金属基材の表面に吸着層を形成した吸着ヒータを含
む吸着部と、触媒担体と発熱体を兼ねた金属基材の表面
に触媒層を形成した触媒ヒータを含む分解部と、通気手
段とを備えて、通常は悪臭ガスを含む空気を通風手段で
吸引して吸着部に常温吸着し、吸着部の加熱再生時には
通風手段を停止して吸着部から放出される濃縮された悪
臭ガスを分解部で酸化分解する構成として、脱臭能力が
極めて高く、分解部の再生もメンテナンスフリーで容易
にできるトイレ用脱臭機としている。
【0006】請求項2に記載した発明は、吸着部の金属
基材の表面にゼオライト、シリカゲル、酸化亜鉛、酸化
チタン、酸化珪素の群から選ばれた少なくとも一種以上
と金属酸化物触媒あるいは貴金属触媒を含む吸着層を形
成した吸着ヒータを含む吸着部を備えているので、常温
での吸着能力が極めて高いトイレ用脱臭機としている。
【0007】請求項3に記載した発明は、分解部の金属
基材の表面にアルミニウムとセリウムまたはバリウムま
たはランタンまたはジルコニウムの群から選択された少
なくとも一種以上との焼結酸化物と貴金属触媒を含む触
媒を担持しているので、再生時の脱臭分解能力に優れ、
エネルギー利用効率の高いトイレ用脱臭機としている。
【0008】請求項4に記載した発明は、吸着部および
分解部の金属基材をエキスパンドメタルとしているの
で、熱容量が小さく、直接通電により急速昇温が可能で
あり、エネルギーの利用効率が極めて高いトイレ用脱臭
機としている。
【0009】請求項5に記載した発明は、吸着部の再生
時には、通風手段を停止し、分解部の温度が分解温度に
達した後、吸着部の吸着ヒータに通電して吸着ガスを離
脱するので離脱ガスは分解部で完全に酸化分解できるト
イレ用脱臭機としている。
【0010】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて説明する。図1は本実施例の構成を示す模式図で
ある。本実施例は、洋式便器1と便座2との間に設けた
吸気口4から接続部5を通じて便器1内の臭気をトイレ
用脱臭機本体6に吸引するように構成している。トイレ
用脱臭機本体6は図2のように、通風路8を形成した電
気絶縁体からなる筐体11に、吸着担体と発熱体を兼ね
た金属基材の表面に吸着層を形成した吸着ヒータ9と前
記吸着ヒータ9を通過した処理ガスの流れの下流側に配
置した臭い成分を吸着する吸着体12からなる吸着部1
3と、触媒担体と発熱体を兼ねた金属基材の表面に触媒
層を形成した触媒ヒータ10と臭い成分などを分解する
触媒を担時した触媒体14からなる分解部15と通風手
段16とによって構成されている。吸着部13の吸着材
はゼオライト、シリカゲル、チタン酸化物、酸化亜鉛、
酸化珪素の群から選ばれた少なくとも一種以上と遷移金
属酸化物触媒あるいは貴金属触媒を含むものを用いた。
【0011】また、分解部15の触媒は、アルミニウム
とセリウムまたはバリウムまたはランタンまたはジルコ
ニウムの群から選択された一種以上との焼結酸化物と貴
金属触媒とを含むものを用いた。また吸着ヒータ9、触
媒ヒータ10は、ヒータ用の抵抗体として多孔体の金属
基材を使用し、端面にはそれぞれ端子9a、9b、10
a、10bを配置している。つまり、端子9a、9b、
10a、10bから商用電源を供給することによって、
吸着ヒータ9、触媒ヒータ10が加熱され発熱するもの
である。
【0012】以下本実施例の動作について説明する。本
実施例のトイレ用脱臭機6は便器1内で発生する臭気ガ
スをワンパスでほぼ100%浄化するもので、便器1内
から発生する臭い成分を含むガスは、通常、吸気口4、
接続部5を通じて通風手段16で吸引され、臭気成分は
吸着ヒータ9を含む吸着部13によってほぼ100%吸
着されるので、臭いはトイレ用脱臭機6の外部には排出
されず、トイレ室内は常に無臭に近い環境を現出するも
のである。
【0013】また、臭気成分を吸着して飽和した吸着部
13の再生は、所定の間隔で吸着ヒータ9を通電加熱す
ることで吸着ガスは離脱され吸着部13は繰り返し使用
できるものである。つまり、前記、トイレ用脱臭機が搭
載している制御装置によって、まず、通風手段16を停
止し、次いで、分解部15の触媒ヒータ10の端子10
a、10b間に商用交流電源から電流を供給して分解部
15を分解温度以上に昇温する。次いで適切なタイミン
グで吸着部13の吸着ヒータ9の端子9a、9b間に商
用交流電源から電流を供給するようにすると、吸着ヒー
タ9の発熱によって吸着部13に吸着された臭気成分は
離脱する。離脱した悪臭ガスは予め分解温度に加熱され
た分解部15によって分解、浄化されると同時に吸着部
13は再生される。
【0014】以上のように本実施例によれば、便器1に
設けた吸気口4から接続部5と連通する通風路8を形成
した電気絶縁体からなる筐体11に、吸着担体と発熱体
を兼ねた金属基材の表面に吸着層を形成した吸着ヒータ
9と前記吸着ヒータ9を通過した処理ガスの流れの下流
側に配置した臭い成分を吸着する吸着体12からなる吸
着部13と、触媒担体と発熱体を兼ねた金属基材の表面
に触媒層を形成した触媒ヒータ10と臭い成分などを分
解する触媒を担持した触媒体14からなる分解部15
と、通風手段16とで構成することによって、エネルギ
ーの使用を大幅に削減して、メンテナンスフリーでトイ
レ臭を吸着、分解できるトイレ用脱臭機としている。
【0015】次に、本発明のトイレ用脱臭機の吸着部1
3の実施例について図3にもとづいて説明する。
【0016】吸着部13は吸着ヒータ9と吸着体12で
構成され、吸着ヒータ9はパンチングメタル等の通気性
の金属基材の表面に吸着層17を形成し、その両端に端
子9a、9bを設けている。吸着体12は吸着ヒータ9
と同様に通気性の金属基材に吸着層17を形成してい
る。吸着層17としては、ゼオライト、シリカゲル、チ
タン酸化物、酸化亜鉛、酸化珪素の群から選ばれた少な
くとも一種以上と遷移金属酸化物触媒あるいは貴金属触
媒を含む吸着材を用いている。このような構成にするこ
とで二硫化ジメチル、メチルメルカプタン、硫化水素、
アンモニア、アセトアルデヒド、またはトルエン、キシ
レンなどの臭気成分に対して、常温で効果的に吸着する
吸着部13を得ることができる。
【0017】次に、各種吸着材料の除去能についての試
験結果を(表1)に示す。
【0018】
【表1】
【0019】(表1)の結果から、硫黄系臭気(硫化水
素、メチルメルカプタン)を除去する吸着材料としては
マンガン、銅、鉄、コバルト、ニッケル、の酸化物およ
び複合酸化物が優れていることが明らかになった。しか
し、メチルメルカプタンについては上記の吸着材料の触
媒作用により、二硫化ジメチルに変化することが明らか
になった。また、実験結果から窒素系臭気(アンモニ
ア)および二硫化ジメチルを吸着する吸着材料としては
ゼオライト、シリカゲル、酸化チタン、酸化珪素が優れ
ていた。
【0020】次に、本発明のトイレ用脱臭機の分解部1
5の実施例について図4にもとづいて説明する。分解部
15は吸着部13の上流側に配設し、触媒ヒータ10は
通電可能なエキスパンドメタル等の通気性の金属基材の
表面に触媒層18を形成し、その両端に端子10a、1
0bを設けている。
【0021】触媒層18としては、アルミニウムとセリ
ウムまたはバリウムまたはランタンまたはジルコニウム
の群から選択された少なくとも一種以上との焼結酸化物
と貴金属触媒を含む触媒を用いた。
【0022】以下、触媒層18の製造方法の一実施例に
ついて述べる。まず、触媒層18を構成する焼結酸化物
について述べる。焼結酸化物は次のようにして調製し
た。水酸化アルミニウムを720重量部、硝酸セリウム
・6水和物を217重量部、炭酸バリウムを38重量
部、イオン交換水を1520重量部として、混合後10
0℃で乾燥、連続して1000℃にて60分焼結後冷却
して粉砕し、焼結酸化物を得た。なお、本実施例ではア
ルミニウムとセリウムの焼結酸化物の調整について述べ
たが、バリウム、ランタン、ジルコニウムとの焼結酸化
物についても同様の効果を有する。
【0023】次に、触媒スラリーの調整について述べ
る。焼結酸化物を400重量部、硝酸アルミニウム9水
和物を50重量部、コロイド状アルミナを80重量部、
4.5重量%のジニトロジアンミン白金硝酸水溶液68
重量部、4.5重量%のジニトロジアンミンパラジウム
硝酸水溶液136重量部、イオン交換水を256重量部
として、これを2リットルボールミルで5時間粉砕しB
型回転粘度計(東京計器製)による粘度105CP/2
5℃、平均粒度分布4.1ミクロン(島津製作所製粒子
径測定装置)の触媒スラリーを得た。次に、触媒層18
の形成方法について述べる。
【0024】触媒ヒータ10の金属基材に触媒スラリー
を所定量塗布した後、130℃で20分乾燥し、600
℃で20分間焼成して触媒ヒータ10を得た。
【0025】このようにして作製した分解部15は触媒
活性が高いので通電加熱することで、再生時に発生する
臭気成分をほぼ100%浄化することができた。また、
耐熱性と耐久性があり、経済的な脱臭装置を提供でき
る。
【0026】(実施例2)本発明の第2の実施例につい
て説明する。図5は本実施例の吸着部13の再生時の吸
着ヒータ9および触媒ヒータ10の制御方法の一実施例
を示す。
【0027】吸着部13の再生方法として、まず、通風
手段16を停止後、触媒ヒータ10に通電する。触媒ヒ
ータ10の温度が活性温度に達したことを検出あるいは
時間設定によって吸着ヒータ9に通電する。吸着ヒータ
9の発熱で吸着部13に吸着している臭気成分などを脱
離すると、すでに活性温度に達している触媒ヒータ10
を含む分解部15で分解する。
【0028】次に、吸着ガスの離脱が終了したことを検
出あるいは時間設定で吸着ヒータ9の電源をきる。次
に、吸着部13の温度が所定の温度に低下したことを検
出あるいは時間設定で触媒ヒータ10の電源をオフする
ことで吸着部13の再生を終了する。
【0029】以上のようなシーケンスで吸着ヒータ9と
触媒ヒータ10を制御すると、通風手段16が停止して
いるので、処理ガス量を少なくして、臭気を排出するこ
となく吸着部13を再生し、繰り返し使用できるもので
ある。
【0030】図5(b)は吸着ヒータ9の電気容量を図
5(a)より少なくして、吸着ヒータ9と触媒ヒータ1
0を同時に通電して、吸着部13を再生する方法を示
す。これは立ち上がりの時間差を利用して、吸着部13
の再生を行う方法であり、終了は図5(a)と同じであ
る。このような方法でも同一の効果が得られる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、便器内から臭
気を吸引する通風路に、吸着担体と発熱体を兼ねた金属
基材の表面に吸着層を形成した吸着ヒータを含む吸着部
と、触媒担体と発熱体を兼ねた金属基材の表面に触媒層
を形成した触媒ヒータを含む分解部と、通気手段とを備
えて、通常は悪臭ガスを含む空気を通風手段で吸引して
吸着部に常温吸着し、吸着部の加熱再生時には通風手段
を停止して吸着部から放出される濃縮された悪臭ガスを
分解部で酸化分解する構成として、脱臭能力が極めて高
く、分解部の再生もメンテナンスフリーで容易にできる
トイレ脱臭機としている。
【0032】請求項2の発明によれば、吸着部の金属基
材の表面にゼオライト、シリカゲル、酸化亜鉛、酸化チ
タン、酸化珪素の群から選ばれた少なくとも一種以上と
金属酸化物触媒あるいは貴金属触媒を含む吸着層を形成
した吸着ヒータを含む吸着部を備えているので、常温で
の吸着能力が極めて高いトイレ用脱臭機としている。
【0033】請求項3にの発明によれば、吸着部および
分解部の金属基材をエキスパンドメタルとしているの
で、熱容量が小さく、直接通電により急速昇温が可能で
あり、エネルギーの利用効率が極めて高いトイレ用脱臭
機としている。
【0034】請求項4の発明によれば、吸着部および分
解部の金属基材をエキスパンドメタルとしているので、
熱容量が小さく、直接通電により急速昇温が可能であ
り、エネルギーの利用効率が極めて高いトイレ用脱臭機
としている。
【0035】請求項5の発明によれば、吸着部の再生時
には、通風手段を停止し、分解部の温度が分解温度に達
した後、吸着部の吸着ヒータに通電して吸着ガスを離脱
するので離脱ガスは分解部で完全に酸化分解できるトイ
レ用脱臭機としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトイレ脱臭機の実施例1を示す模式図
【図2】本発明のトイレ脱臭機本体の実施例を示す断面
【図3】本発明の吸着部の実施例を示す断面図
【図4】本発明の分解部の実施例を示す断面図
【図5】(a)本発明の脱臭装置の吸着部の再生のため
の制御方法を示す図 (b)本発明の脱臭装置の吸着部の再生のための制御方
法(再生ヒータの電気容量が少ない場合)を示す図
【符号の説明】
1 洋式便器 2 便座 4 吸気口 5 接続部 8 通風路 9 吸着ヒータ 9a、9b 端子 10 触媒ヒータ 10a、10b 端子 11 筐体 13 吸着部 15 分解部 16 通風手段 17 吸着層 18 触媒層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 口野 邦和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 守屋 好文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 竹下 志郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D038 BB18 BB22 4C080 MM01 MM02 MM04 MM06 MM07 QQ11 QQ14 QQ17 QQ20 4D048 AA22 AB03 BA03X BA03Y BA08Y BA15Y BA18Y BA19Y BA30X BA30Y BA31X BA41Y BB07 CA07 CC40 CD01 CD08 DA01 DA02 DA08 DA13 DA20 4G066 AA02C AA15B AA18B AA22B AA23B AA26B AA27B AA61B BA02 CA02 CA22 CA29 DA03 GA02 GA27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器内から臭気を吸引する通風路に、吸
    着担体と発熱体を兼ねた金属基材の表面に吸着層を形成
    した吸着ヒータを含む吸着部と、触媒担体と発熱体を兼
    ねた金属基材の表面に触媒層を形成した触媒ヒータを含
    む分解部と、通風手段とを備えたトイレ脱臭機。
  2. 【請求項2】 吸着部の金属基材の表面にゼオライト、
    シリカゲル、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化珪素の群から
    選択された少なくとも一種以上と金属酸化物触媒あるい
    は貴金属触媒を含む吸着層を形成してなる請求項1に記
    載したトイレ脱臭機。
  3. 【請求項3】 分解部の金属基材の表面にアルミニウム
    とセリウムまたはバリウムまたはランタンまたはジルコ
    ニウムの群から選択された少なくとも一種以上との焼結
    酸化物と貴金属触媒を含む触媒を担持してなる請求項1
    または2に記載したトイレ脱臭機。
  4. 【請求項4】 吸着部および分解部の金属基材をエキス
    パンドメタルとした請求項1から3のいずれか一項に記
    載したトイレ脱臭機。
  5. 【請求項5】 吸着部の再生時には通風手段を停止し、
    分解部の温度が分解温度に達した後、吸着部の吸着ヒー
    タに通電して吸着ガスを脱離するように構成した請求項
    1に記載のトイレ脱臭機。
JP2000034686A 2000-02-14 2000-02-14 トイレ脱臭機 Pending JP2001227031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000034686A JP2001227031A (ja) 2000-02-14 2000-02-14 トイレ脱臭機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000034686A JP2001227031A (ja) 2000-02-14 2000-02-14 トイレ脱臭機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001227031A true JP2001227031A (ja) 2001-08-24

Family

ID=18558985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000034686A Pending JP2001227031A (ja) 2000-02-14 2000-02-14 トイレ脱臭機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001227031A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003028774A1 (ja) * 2001-09-28 2005-01-13 独立行政法人産業技術総合研究所 脱臭剤及びその製造方法並びに脱臭方法
KR101168750B1 (ko) 2011-11-17 2012-07-26 (주) 코스텍 악취 및 유해가스 제거용 탈취장치
JP2013027804A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Sumitomo Electric Ind Ltd ガス分解装置
CN107152068A (zh) * 2017-05-31 2017-09-12 成都金宝马数码技术有限公司 防止异味式马桶
KR20200117559A (ko) * 2019-04-04 2020-10-14 한국기계연구원 유해가스 제거용 흡착-촉매 모듈 및 이를 이용한 유해가스 제거 방법
CN115920882A (zh) * 2023-02-23 2023-04-07 浙江金海高科股份有限公司 一种可再生空气净化材料及其制备方法和再生方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003028774A1 (ja) * 2001-09-28 2005-01-13 独立行政法人産業技術総合研究所 脱臭剤及びその製造方法並びに脱臭方法
JP2013027804A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Sumitomo Electric Ind Ltd ガス分解装置
KR101168750B1 (ko) 2011-11-17 2012-07-26 (주) 코스텍 악취 및 유해가스 제거용 탈취장치
CN107152068A (zh) * 2017-05-31 2017-09-12 成都金宝马数码技术有限公司 防止异味式马桶
KR20200117559A (ko) * 2019-04-04 2020-10-14 한국기계연구원 유해가스 제거용 흡착-촉매 모듈 및 이를 이용한 유해가스 제거 방법
KR102215524B1 (ko) * 2019-04-04 2021-02-15 한국재료연구원 유해가스 제거용 흡착-촉매 모듈 및 이를 이용한 유해가스 제거 방법
CN115920882A (zh) * 2023-02-23 2023-04-07 浙江金海高科股份有限公司 一种可再生空气净化材料及其制备方法和再生方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1499836B1 (en) Air cleaner filter system capable of nano-confined catalytic oxidation
JP2001227031A (ja) トイレ脱臭機
JP2002238981A (ja) 空気浄化装置
JPH0760116A (ja) 脱臭素子及びその脱臭素子を用いた脱臭装置
KR0138712B1 (ko) 공기정화기의 탈취 필터
JPH0368419A (ja) 脱臭装置とそれを用いた空気清浄装置
JP2001070417A (ja) 脱臭装置
JP2000217897A (ja) 空気浄化材およびこれを用いた空気浄化装置
JP2001029445A (ja) 脱臭装置
JP2001254421A (ja) トイレ用脱臭機
JPH11141906A (ja) 脱臭ユニットおよびその脱臭ユニットを用いた空気調和機
JPH11155937A (ja) 空気清浄装置
JP3769939B2 (ja) 空気清浄装置
JPH09159198A (ja) 脱臭機能付空気調和機
JPH10202046A (ja) 空気調和機用除塵脱臭フィルター及びその再生方法
JPH01210018A (ja) 空気清浄機
JP2001227030A (ja) トイレ用脱臭機
JPH11267457A (ja) 空気清浄装置
JPH11156138A (ja) 空気清浄装置
JP2001178803A (ja) 空気浄化器および空気浄化方法
JP3029967B2 (ja) 脱臭装置
JPH0714458B2 (ja) 空気調節機
JPH11347335A (ja) 吸着構造体およびこれを用いた脱臭装置
JPH08150323A (ja) 脱臭装置
JPH0479963A (ja) 脱臭装置