JP2001224478A - 容器およびその製造方法 - Google Patents

容器およびその製造方法

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JP2001224478A JP2000040240A JP2000040240A JP2001224478A JP 2001224478 A JP2001224478 A JP 2001224478A JP 2000040240 A JP2000040240 A JP 2000040240A JP 2000040240 A JP2000040240 A JP 2000040240A JP 2001224478 A JP2001224478 A JP 2001224478A
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浩之 嶋田
Hiroshi Arakawa
博史 荒川
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SMART CARD TECHNOLOGIES KK
Yamato Kako Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メラミン樹脂などを用いてデータキャリアを
底部に埋設した食器などの容器を従来からある金型を用
いて歩留りよく製造することができない。 【解決手段】 データキャリア19が底部12に埋設さ
れた樹脂製の容器10であって、データキャリア19を
遊嵌状態で収容する窪み21が形成され、底面16が容
器10の底面17の一部を構成するケース本体13と、
データキャリア19を覆うようにケース本体13に重ね
られるケース蓋14とを具え、少なくともケース本体1
3が容器10と同材質の樹脂にて形成されて底部12の
一部を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データキャリアを
底部に埋設した樹脂製の容器およびその製造方法に関
し、特にメラミン樹脂製の食器に対して好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】回転寿司店やカフェテリアなどの飲食店
の一部で採用される食器自動洗浄システムや自動清算シ
ステムにおいては、食器の自動判別を行うためのデータ
キャリアを組み込んだ食器が用いられる。このデータキ
ャリアは、これが組み込まれる食器に関する情報をあら
かじめ格納したICチップと、このICチップに格納さ
れた情報を食器判別装置に伝達するためのアンテナとを
有し、このアンテナを介して食器に関する情報を非接触
にて判別することができるようになっている。
【0003】このような従来の食器のほとんどは、特開
平8−66286号公報などに開示されているように、
その底部の裏面に接着剤などを用いてデータキャリアを
貼着しただけものであるが、これを食器の底部に埋設し
た構造のものも知られており、例えば特開平8−567
99号公報や特開平8−308706号公報および特開
平10−328006号公報などに開示されている。
【0004】特開平8−66286号公報に記載された
食器は、その底部の裏面にデータキャリアを付設し、こ
れを被覆樹脂で被覆したものである。
【0005】また、特開平8−56799号公報に開示
された食器は、その底部にデータキャリアを一体的にイ
ンサート成形したものであり、特開平8−308706
号公報に開示された食器は、データキャリアをケースに
収容し、これを食器の底部に一体的に成形したものであ
り、特開平10−328006号公報に開示された食器
は、その糸底の部分に環状をなすデータキャリアを樹脂
封止体と共に埋設したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−66286
号公報に開示された食器や、食器の底部の裏面に接着剤
などを用いてデータキャリアを貼着した従来のものは、
食器を洗浄したり加熱乾燥消毒を施したりすると、経時
的に被覆樹脂や接着剤が劣化してデータキャリアが食器
から剥離するおそれがある上、接着剤や被覆樹脂に汚れ
が付着した場合、その洗浄が困難であって衛生的に好ま
しくない。しかも、食器の底部からデータキャリアや被
覆樹脂が突出した状態となっているため、安定性の点で
糸底のない食器に適用することができなかった。
【0007】一方、データキャリアを食器の底部に埋設
した特開平8−56799号公報や特開平8−3087
06号公報および特開平10−328006号公報に開
示された従来のものは、プレス成型機によって食器を成
形する際に発生する熱および圧力に対してデータキャリ
アの破損を防止するため、PPS(ポリフェニレンスル
ファイド)樹脂などの耐熱性および耐圧性に優れた樹脂
でモールドしておく必要があり、食器の底部の肉厚を厚
くしなければならず、軽量であるという樹脂製の食器の
利点を損なう上に金型などを専用のものに作り代える必
要が生ずる。また、このようなモールド樹脂は食器とし
ての特性に優れたメラミン樹脂に対するなじみが悪いた
め、加工コストの高いABS樹脂などで食器を成形する
必要があり、しかも成形時にモールド樹脂からガスが発
生して食器の底部が膨らんでしまい、歩留りの低下と相
俟って製造コストの大幅な上昇を招く。
【0008】
【発明の目的】本発明の主たる目的は、従来からある金
型を変更することなく、メラミン樹脂などを用いてデー
タキャリアを底部に埋設することが可能な食器などの容
器を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、このような容器を歩
留りよく製造し得る方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態は、
データキャリアが底部に埋設された樹脂製の容器であっ
て、前記データキャリアを遊嵌状態で収容する窪みが形
成され、底面が容器の底面の一部を構成するケース本体
と、前記データキャリアを覆うように前記ケース本体に
重ねられるケース蓋とを具え、少なくとも前記ケース本
体が容器と同材質の樹脂にて形成されて底部の一部を構
成することを特徴とするものである。
【0011】本発明によると、データキャリアがケース
本体とケース蓋とによって封止された状態となってお
り、成形時における樹脂からの応力がデータキャリアに
作用しない。
【0012】本発明の第2の形態は、データキャリアが
底部に埋設された樹脂製の容器の製造方法であって、前
記データキャリアを容器と同材質のケース本体とこのケ
ース本体に重ね合わされるケース蓋とからなるキャリア
ケース内に遊嵌状態で収容するステップと、前記ケース
本体が底部の一部を構成するように前記キャリアケース
と共に樹脂を成形して容器を形成するステップとを具え
たことを特徴とするものである。
【0013】本発明によると、データキャリアがケース
本体とケース蓋とによって封止された状態となり、容器
の成形時に少なくともケース本体が容器を構成する樹脂
に同化してこれと一体化する。データキャリアは、ケー
ス本体およびケース蓋に対して遊嵌状態となっており、
成形時における樹脂からの応力がデータキャリアに作用
しない。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の形態による容器に
おいて、ケース本体およびケース蓋に形成されてこれら
の嵌合位置を合わせるための位置決め手段と、位置決め
嵌合状態におけるケース本体とケース蓋とを貫通するよ
うに窪みを外してケース本体およびケース蓋に形成され
た連通孔とをさらに具え、ケース蓋も容器と同材質の樹
脂にて形成するようにしてもよい。また、ケース蓋が酸
化チタン含浸紙またはクラフト紙であってもよく、この
場合、酸化チタン含浸紙またはクラフト紙が樹脂含浸シ
ートであってもよい。さらに、樹脂がメラミン樹脂であ
ってもよい。
【0015】本発明の第2の形態による容器の製造方法
において、データキャリアが収容されるキャリアケース
の少なくともケース本体をアンダーキュアー、すなわち
未熟硬化状態で成形するステップをさらに具えるように
してもよい。また、樹脂がメラミン樹脂であってもよ
い。
【0016】
【実施例】本発明による容器を圧縮成形されるメラミン
樹脂製の容器に応用した実施例について、図1〜図7を
参照しながら詳細に説明するが、本発明はこのような実
施例に限らず、これらをさらに組み合わせたり、この明
細書の特許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含
されるべき他の技術にも応用することができる。
【0017】本実施例における皿状の容器の断面構造を
図1に示し、その主要部の拡大断面構造を図2に示す。
すなわち、メラミン樹脂で形成される容器10の糸底部
11で囲まれた平坦な底部12の中央部分には、容器1
0と同じメラミン樹脂にて形成されたケース本体13と
ケース蓋14とを有するキャリアケース15が埋設さ
れ、ケース本体13の底面16が容器10の底部12の
底面17と同一面となって容器10の底部12の一部を
構成している。図面においては、キャリアケース15の
本来の輪郭形状を描いているけれども、実際には容器1
0の成形時にキャリアケース15の外縁部と圧縮成形さ
れるメラミン樹脂とが相互に分子結合して一体化される
ため、その輪郭形状は不明瞭となる。
【0018】成形前のキャリアケース15の分解構造を
図3に示す。すなわち、キャリアケース15は、あらか
じめアンダーキュアー状態で成形されるケース本体13
とケース蓋14とによって密閉状態で仕切られる空隙部
18をその内側に有しており、ここにデータキャリア1
9が収容される。ケース本体13には、円形の凹部20
と、データキャリア19の輪郭形状に対応して凹部20
の表面からさらにケース本体13内にへこむ窪み21
と、凹部20の表面とケース本体13の底面とに開口す
る一対の連通孔22とが形成されており、ケース蓋14
によって塞がれる窪み21が上述した空隙部18を構成
する。この窪み21は、空隙部18に対してデータキャ
リア19が遊嵌状態となるように、データキャリア19
の輪郭形状よりも多少大きめに形成される。また、ケー
ス蓋14には、凹部20に対して嵌合する凸部23と、
前記一対の連通孔22に連通し得る一対の連通孔24と
が形成されている。さらに、ケース本体13の連通孔2
2とケース蓋14の連通孔24とを一直線状に位置決め
するため、ケース本体13の外周縁部に形成された切欠
部25に対して嵌合し得る突起部26がケース蓋14の
外周縁部に形成されており、これら切欠部25と突起部
26とが本発明の位置決め手段を構成する。
【0019】従って、ケース本体13の切欠部25に対
してケース蓋14の突起部26が係合するように、ケー
ス本体13に対してケース蓋14を嵌合することによ
り、空隙部18に収容されるデータキャリア19は、ケ
ース本体13とケース蓋14とで密閉保持された状態と
なり、この状態においてケース本体13の連通孔22と
ケース蓋14の連通孔24とが一直線状に連通すること
となる。
【0020】本実施例におけるデータキャリア19は、
この容器10に関する情報をあらかじめ記憶したICチ
ップと、このICチップに記憶された情報を外部の図示
しない判別装置に対して非接触で伝達するためのアンテ
ナとを組み込んだものであり、キャリアケース15によ
ってこの容器10の成形時に発生する熱や圧力の影響を
ある程度低減することができるため、封止樹脂などで封
止しておく必要がない。このため、従来のように容器1
0の成形時に封止樹脂から発生するガスによる悪影響を
未然に防止することができる上、封止樹脂によるデータ
キャリア19の厚みの増加をなくすことができるため、
キャリアケース15を容器10と同材質のメラミン樹脂
で構成したことと相俟って容器10の底部12の肉厚の
増大を抑制することが可能である。
【0021】このような容器10を圧縮成形する場合、
その作業概念を表す図4に示すように、容器10の裏面
側の輪郭形状に対応した成形面27が形成された雌型2
8の中央部にデータキャリア19を収容したキャリアケ
ース15を載置すると共に計量された粉体メラミン樹脂
29をキャリアケース15を覆うように投入した後、容
器10の表面側の輪郭形状に対応した成形面30が形成
された雄型31を雌型28に重ねて加熱し、これら雌型
28と雄型31との間に形成されるキャビティ内を脱気
しつつ型締めを行って加圧した後、型開きを行って成形
された容器10を雌型28から取り出す。
【0022】この場合、粉体メラミン樹脂29が溶融状
態となって連通孔22,24内に進入するため、キャリ
アケース15を構成するケース本体13とケース蓋14
との密着強度を向上させることができる。また、キャリ
アケース15があらかじめアンダーキュアー状態で成形
されているため、容器10の成形時にキャリアケース1
5に作用する成形温度により、これがオーバーキュア
ー、すなわち過硬化状態とはならず、メラミン樹脂本来
の強度特性を得ることが可能である。換言すれば、キャ
リアケース15があらかじめ完全硬化状態に成形されて
いる場合、容器10の成形時にキャリアケース15に作
用する成形温度によってこれがオーバーキュアー状態と
なり、このキャリアケース15の部分に亀裂などの不具
合が発生し易くなる。
【0023】上述した実施例では、粉体メラミン樹脂2
9を用いて容器10を粉体成形することにより、キャリ
アケース15に対する成形圧力の影響を極力少なくなる
ようにしたが、作業性に優れたタブレット成形でも同様
に製造することが可能であり、鉢状をなす容器に対して
も本発明を応用することができる。
【0024】このような容器の主要部の断面構造を図5
に示し、そのキャリアケース15の外観を分解状態で図
6に示し、その成形作業概念を図7に示すが、先の実施
例と同一機能の部材にはこれと同一符号を記すに止め、
その詳細な説明は省略するものとする。すなわち、キャ
リアケース15は、ケース本体13とメラミン樹脂が含
浸された酸化チタン含浸紙やクラフト紙などの樹脂含浸
シートで形成されるケース蓋14とにより密閉状態で仕
切られる空隙部18をその内側に有しており、ここにデ
ータキャリア19が収容される。本実施例におけるケー
ス蓋14は、凹部20の表面に重ね合わされるような寸
法に設定されており、これによって空隙部18に収容さ
れるデータキャリア19がケース本体13とケース蓋1
4とで密閉保持される。本実施例では、上述した実施例
の如き連通孔22,24を省略しているが、これらを位
置決め手段と共にケース本体13およびケース蓋14に
それぞれ形成するようにしてもよく、これによって密着
強度の改善を図ることができる。
【0025】このケース蓋14は、賦形の際に樹脂の流
れによってケース蓋14自体が破れず、かつガスを発生
しないような特性を持っていることが好ましく、本実施
例では繊維が絡み合った多孔質材料でこれを形成してい
るため、容器10の成形時に発生するガスの一部を吸収
する機能を有し、封止樹脂で封止したデータキャリア1
9を使用したとしても、容器の成形時にデータキャリア
19などから発生するガスをこのケース蓋14によって
吸収することができ、得られた製品の表面の一部が膨出
するような欠陥を未然に防止することが可能であって、
製品歩留りを良好に維持することができる。
【0026】本実施例における容器の成形作業概念を表
す図7に示すように、鉢状をなす容器の内側の輪郭形状
に対応した成形面30が形成された雄型31の上に所定
量の軟化状態にあるメラミン樹脂タブレット32を載置
し、さらにその上にデータキャリア19を収容したキャ
リアケース15を載せ、この状態で容器の外側の輪郭形
状に対応した成形面27が形成された雌型28を雄型3
1に重ねることにより、鉢状の容器の圧縮成形を行って
いる。この場合、成形される容器が先の実施例と逆さま
となっているため、これに対応してケース蓋14が下向
きとなるようにメラミン樹脂タブレット32上にキャリ
アケース15が載置される。
【0027】この実施例においても、容器の底部の中央
部分にキャリアケース15が一体的に埋設され、そのケ
ース本体13の底面16が容器の底部の底面と同一面と
なって容器の底部の一部を構成することは明らかであ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明の容器によると、データキャリア
を遊嵌状態で収容する窪みが形成されたケース本体の底
面を容器の底面の一部を構成するようにし、窪みを塞ぐ
ようにケース本体にケース蓋を重ね、これらケース本体
およびケース蓋を容器と同材質の樹脂にて形成して容器
の底部の一部を構成するようにしたので、容器の成形時
にデータキャリアに成形圧力が作用せず、データキャリ
アを封止樹脂で保護する必要がなくなり、従来からある
金型をそのまま使用してメラミン樹脂により食器などの
容器を製造することができる。
【0029】また、ケース本体およびケース蓋に位置決
め手段を形成し、ケース本体とケース蓋とを貫通する連
通孔を形成した場合には、連通孔に成形樹脂が回り込ん
でこれらの密着強度を高めることができる。
【0030】さらに、ケース蓋を酸化チタン含浸紙また
はクラフト紙で形成した場合には、成形時にガスが発生
したとしても、ケース蓋によってガスが吸収されるた
め、歩留りの低下を防止することができる。特に、酸化
チタン含浸紙またはクラフト紙を樹脂含浸シートで構成
した場合には、ケース蓋と容器を構成する樹脂との密着
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による容器の一実施例の構造を表す断面
図である。
【図2】図1に示した容器の主要部を抽出拡大した断面
図である。
【図3】図1に示した容器に埋設されるキャリアケース
の分解斜視図である。
【図4】図1に示した容器を成形するための金型の構造
を表す断面図である。
【図5】本発明による容器の他の実施例における主要部
の構造を表す断面図である。
【図6】図5に示した容器に埋設されるキャリアケース
の分解斜視図である。
【図7】本発明による容器の他の実施例に対して用いら
れる金型の構造を表す断面図である。
【符号の説明】
10 容器 11 糸底部 12 底部 13 ケース本体 14 ケース蓋 15 キャリアケース 16,17 底面 18 空隙部 19 データキャリア 20 凹部 21 窪み 22 連通孔 23 凸部 24 連通孔 25 切欠部 26 突起部 27 成形面 28 雌型 29 粉体メラミン樹脂 30 成形面 31 雄型 32 メラミン樹脂タブレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 浩之 東京都中央区京橋2丁目8番8号 株式会 社エクスウエイ内 (72)発明者 荒川 博史 東京都港区新橋4丁目2番5号 ヤマト化 工株式会社内 Fターム(参考) 3B001 BB10 CC38 CC40 3E042 AA04 BA17 4F204 AA38 AC04 AD00 AG07 AH52 AH55 AH56 AH58 FA01 FB01 FB11 5J070 AE20 AK13 AK40 BC06 BC07 BC33

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データキャリアが底部に埋設された樹脂
    製の容器であって、 前記データキャリアを遊嵌状態で収容する窪みが形成さ
    れ、底面が容器の底面の一部を構成するケース本体と、 前記データキャリアを覆うように前記ケース本体に重ね
    られるケース蓋とを具え、少なくとも前記ケース本体が
    容器と同材質の樹脂にて形成されて底部の一部を構成す
    ることを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体および前記ケース蓋に形
    成されてこれらの嵌合位置を合わせるための位置決め手
    段と、 位置決め嵌合状態における前記ケース本体と前記ケース
    蓋とを貫通するように前記窪みを外して前記ケース本体
    および前記ケース蓋に形成された連通孔とをさらに具
    え、前記ケース蓋も容器と同材質の樹脂にて形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 【請求項3】 前記ケース蓋が酸化チタン含浸紙または
    クラフト紙であることを特徴とする請求項1に記載の容
    器。
  4. 【請求項4】 前記酸化チタン含浸紙または前記クラフ
    ト紙が樹脂含浸シートであることを特徴とする請求項3
    に記載の容器。
  5. 【請求項5】 樹脂がメラミン樹脂であることを特徴と
    する請求項1から請求項4の何れかに記載の容器。
  6. 【請求項6】 データキャリアが底部に埋設された樹脂
    製の容器の製造方法であって、 前記データキャリアを容器と同材質のケース本体とこの
    ケース本体に重ね合わされるケース蓋とからなるキャリ
    アケース内に遊嵌状態で収容するステップと、 前記ケース本体が底部の一部を構成するように前記キャ
    リアケースと共に樹脂を成形して容器を形成するステッ
    プとを具えたことを特徴とする容器の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記データキャリアが収容される前記キ
    ャリアケースの少なくとも前記ケース本体をアンダーキ
    ュアー状態で成形するステップをさらに具えたことを特
    徴とする請求項6に記載の容器の製造方法。
  8. 【請求項8】 樹脂がメラミン樹脂であることを特徴と
    する請求項6または請求項7に記載の容器の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1754433A2 (de) * 2005-08-09 2007-02-21 Porzellanfabrik Weiden Gebr. Bauscher (BHS) Verfahren zur Herstellung eines Geschirrteils aus Glas, Porzellan oder Keramik sowie ein solches Geschirrteils
JP2009066035A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Okura Shoji Kk Icタグ付き食器とその成形方法
JP2014500479A (ja) * 2010-10-12 2014-01-09 フューチャー テクノロジー(センサーズ)リミテッド センサアセンブリ

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