JP2001223790A - 電気機器の親子関係設定装置および親子関係設定方法 - Google Patents

電気機器の親子関係設定装置および親子関係設定方法

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JP2001223790A JP2000034987A JP2000034987A JP2001223790A JP 2001223790 A JP2001223790 A JP 2001223790A JP 2000034987 A JP2000034987 A JP 2000034987A JP 2000034987 A JP2000034987 A JP 2000034987A JP 2001223790 A JP2001223790 A JP 2001223790A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親機と親機に接続される1以上の子機とを含
む電気機器の親子関係を設定する親子関係設定装置を提
供する。 【解決手段】 親子関係設定装置280は、電話回線1
22に接続され親機100のメモリ184に記憶された
親機情報を読取るための販売店端末300と、新規に接
続される子機500と無線を介して接続されかつ販売店
端末300と接続された設定端末400とを含み、設定
端末400は、無線接続された新規に接続される子機5
00のメモリ562に販売店端末300が読取った親機
100のメモリ184に記憶されたデータを書込むこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の子機を含む
コードレス電話などの電気機器の親子関係設定技術に関
し、特に子機の増設を簡単に行えるようにした電気機器
の親子関係設定装置および親子関係設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、複数の子機を使用できるコードレ
ス電話機が多くなっているが、はじめから子機が2台以
上セットされて販売されるものは少なく、最初は親機1
台、子機1台で販売され、必要に応じて子機をもう1台
買い足す場合が多い。このような場合、後で買い足した
子機に、親機と同じ呼び出し符号(以下、単にID(id
entification)と呼ぶ)を登録したり、親機に子機が1
台増えたという情報を登録したりする必要がある。
【0003】このため、一般的には、コードレス電話機
の親機と子機とは、増設モードという動作モードを有す
る。子機を増設する場合、たとえば特定の操作を行って
親機と増設される新規子機とを増設モードにする。親機
から増設する子機の子機番号を入力し、親機は子機に対
して自分の記憶しているIDと子機番号と増設を指示す
る信号とを無線で子機に送信する。子機はそれらの信号
を受信して、IDと子機番号とをメモリに書き込む。
【0004】その後、子機は増設を指示する信号が受信
できたことを知らせる信号を、親機に送信する。親機は
この信号を受信すると増設が正しくできたとして、子機
が増えたという情報をメモリに書き込む。このようにし
て親機と同じIDと子機番号を記憶した新規子機は、そ
の親機と無線接続が可能となる。
【0005】また、増設した子機が故障したり、使わな
くなったりした場合、親機に記憶している、使わなくな
った子機の情報を取り消す必要がある。このため親機を
取り消しモードに入れ、使用しなくなった子機の情報を
消す処理が必要となる。
【0006】このように子機を増設したり、取り消した
りするために特別の操作が必要である。また、間違って
増設や取り消しが行われないように、増設モードまた
は、取り消しモードに入るための操作は複雑な操作にな
っている場合が多く、増設の方法がよく分からないとい
う使用者が多い。例えば、増設モードにいれるために
は、「ある特定のキーを押しながら電源を入れる。」と
いった方法がとられている。また、近年、電話機には便
利な様々な機能を持つものが増えているが、その反面操
作方法が難しくなり、使用者がとまどうといった問題が
増えている。そのためコードレス電話の製造メーカで
は、使用者の質問、疑問に答えるため、販売店、サービ
スセンタなどに専用の電話を設けている。
【0007】このようなユーザ自身が行う子機の増設を
簡単に行うために、特開平8−223282号公報に開
示される技術がある。図12を参照して、この公報に開
示された発明は、電話回線に接続される親機100と、
親機100に無線を介して接続される既存子機200と
新規子機500とを含むコードレス電話機において、親
機100は、接続される既存子機200と新規子機50
0とを特定するための子機情報を記憶するための第1の
メモリと、第1のメモリに子機情報を記憶させるための
第1のメモリ制御回路とを含み、既存子機200と新規
子機500とは、自己を特定する子機情報を記憶するた
めの第2のメモリと、第2のメモリに自己を特定するた
めの子機情報を記憶させる第2のメモリ制御回路とを含
み、親機100が電話回線を介して通話中の状態で、第
1及び第2のメモリに、増設しようとする新規子機50
0を特定するための子機情報の記憶を行わせるための制
御装置とを含む。
【0008】この発明によると、制御装置は、親機10
0を電話回線に接続して、親機100から販売店へ電話
をかけながら、親機100及び増設しようとする新規子
機500の第1及び第2のメモリに、増設しようとする
新規子機500を特定する子機情報を記憶させることが
できる。これにより、増設処理がわからない使用者は、
接続された電話回線を介して、コードレス電話の販売
店、コードレス電話の製造メーカのサービスセンタ等か
ら説明を聞きながら子機の増設を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の公報に
開示された発明では、増設する新規子機500が親機1
00とともにユーザの自宅にあることを前提とし、親機
100から新規子機500に無線接続して親子関係を設
定する。このため、ユーザは販売店で新規子機500を
購入後、ユーザ自宅においてユーザ自身が販売店からの
指示などに基づいて、新規子機500の増設処理を行な
わなければならない。これでは、設定方法の多様化、設
定項目の増加等によるユーザの負担が大きい。
【0010】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであって、ユーザ自宅に親機がある場合、親
機と増設する新規子機との増設処理を販売者が販売店で
行なうことができる親子関係設定装置および親子関係設
定方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る親子関係設定装置は、親機と親機に接続される1以
上の子機とを含む電気機器の親子関係を設定する親子関
係設定装置であって、親機は、自己を特定する親機情報
を記憶するための第1の記憶手段を含み、子機は、自己
が接続される親機の親機情報を記憶するための第2の記
憶手段を含み、親子関係設定装置は、第1の通信媒体を
介して任意の親機と通信可能であり、かつ第2の通信媒
体を介して任意の親機に接続される子機と通信可能であ
り、親子関係設定装置は、第1の通信媒体に接続され、
任意の親機の第1の記憶手段に記憶された親機情報を読
取るための第1の通信手段と、第2の通信媒体と第1の
通信手段とに接続され、第1の通信手段により読取った
任意の親機の親機情報を、任意の親機に接続される子機
の第2の記憶手段に書込むための第2の通信手段とを含
む。
【0012】請求項1に記載の発明によると、第1の通
信媒体は、親子関係設定装置と任意の親機との通信を可
能にし、かつ第2の通信媒体は、親子関係設定装置と任
意の親機に接続される子機との通信を可能にする。第1
の通信手段は、第1の通信媒体を介して、任意の親機の
第1の記憶手段に記憶された親機情報(たとえば、親機
ごとに異なる、10桁程度の数字からなるID番号)を
読取る。第2の通信手段は、第1の通信手段により読取
った任意の親機の親機情報を、任意の親機に接続される
子機の第2の記憶手段に書込む。これにより、親機の第
1の記憶手段に記憶された自己を特定する親機情報を、
子機の第2の記憶手段に記憶させることができ、子機は
自己が接続される親機を認識できる。その結果、たとえ
ば、複数の子機を含むコードレス電話などの親機がユー
ザの自宅にある場合、増設する新規子機の増設処理を販
売者が行なうことができる親子関係設定装置を提供でき
る。
【0013】請求項2に記載の発明に係る親子関係設定
装置は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、第1の
記憶手段は、自己を特定する親機情報と、自己に接続さ
れた子機を認識する子機認識情報とを記憶するための手
段を含み、第2の記憶手段は、親機情報と、自己と同じ
親機に接続される他の子機と自己とを区別する子機情報
とを記憶するための手段を含み、第1の通信手段は、第
1の記憶手段に記憶された親機情報を読取り、かつ子機
認識情報を読取り書込むための手段を含み、第2の通信
手段は、第2の記憶手段に親機情報と子機情報とを書込
むための手段を含み、親子関係設定装置は、第1の通信
手段と第2の通信手段に接続され、読取った親機情報と
子機認識情報とに基づいて、任意の親機に接続される子
機の子機情報を生成して第2の通信手段に送出し、かつ
読取った子機認識情報に基づいて、新たに接続する子機
を含めて接続された子機を認識する子機認識情報を生成
して第1の通信手段に送出するための制御手段をさらに
含む。
【0014】請求項2に記載の発明によると、制御手段
は、読取った親機情報と子機認識情報とに基づいて、任
意の親機に接続される子機の子機情報を生成して第2の
通信手段に送出する。また、読取った子機認識情報に新
たに接続する子機を認識できるように子機認識情報を生
成して第1の通信手段に送出する。ここで、子機情報と
は、たとえば、子機の号機番号とすることができる。ま
た、子機認識情報とは、たとえば、子機有無フラグとし
たり、子機台数情報としたりすることができる。子機有
無フラグは、最大8台の子機が接続できる親機において
8ビットのデータからなるフラグ(フラグがリセットさ
れていると子機未登録状態、フラグがセットされている
と子機登録状態)等である。各ビットが子機の子機番号
(号機番号)に対応する。このフラグがリセット状態の
箇所を選定して、新規に接続する子機の子機情報を生成
する。また、子機台数情報は、接続されている子機の台
数の情報等である。既存の子機台数に新規に接続される
子機の台数を加算したものを新規に接続される子機の子
機番号(号機番号)とする。これにより、親機の第1の
記憶手段に記憶された子機の子機認識情報により、親機
は自己に接続された子機を認識することができる。ま
た、子機の第2の記憶手段に記憶された子機情報によ
り、子機は自己と同じ親機に接続される他の子機と自己
とを区別することができる。その結果、子機が2以上あ
る場合であっても、各子機は自己と他の子機とを自己で
識別できるため、親機と特定の子機、または子機間で通
信することができる複数の子機を含むコードレス電話な
どの親機と子機との増設処理を販売者が行なうことがで
きる親子関係設定装置を提供できる。
【0015】請求項3に記載の発明に係る親子関係設定
装置は、請求項1または2に記載の発明の構成に加え
て、親機は第1の場所に設置され、親子関係設定装置
は、第1の場所とは異なる場所であって、親機と第1の
通信媒体により接続可能な第2の場所に設置されたもの
である。
【0016】請求項3に記載の発明によると、たとえば
第1の場所であるユーザ自宅にある親機と、第2の場所
である販売店にある子機との増設処理を、第2の場所に
いる販売者が行なうことができる親子関係設定装置を提
供できる。
【0017】請求項4に記載の発明に係る親子関係設定
装置は、請求項3に記載の発明の構成に加えて、親子関
係設定装置は、第1の場所から発信された情報に基づい
て、通信手段および制御手段のいずれか一方または双方
を起動させるための第1の起動手段をさらに含む。
【0018】請求項4に記載の発明によると、第1の起
動手段は、第1の場所から発信された情報に基づいて、
通信手段および制御手段のいずれか一方または双方を起
動させる。たとえば、第1の場所であるユーザ自宅にあ
る親機と、第2の場所である販売店にある子機とについ
て、第1の場所にいるユーザから販売店にかけられた電
話により通信手段、制御手段を起動させて、親機および
子機の増設処理を行なうことができる親子関係設定装置
を提供できる。
【0019】請求項5に記載の発明に係る親子関係設定
装置は、請求項3に記載の発明の構成に加えて、親子関
係設定装置は、第2の場所から発信された情報に基づい
て、通信手段および制御手段のいずれか一方または双方
を起動させるための第2の起動手段をさらに含む。
【0020】請求項5に記載の発明によると、たとえば
第1の場所であるユーザ自宅にある親機と、第2の場所
である販売店にある子機とについて、ユーザが第2の場
所において子機を購入したという情報により通信手段、
制御手段を起動させて、親機および子機の増設処理を行
なうことができる親子関係設定装置を提供できる。
【0021】請求項6に記載の発明に係る親子関係設定
装置は、請求項4に記載の発明の構成に加えて、情報は
インターネット回線を介した情報である。
【0022】請求項6に記載の発明によると、第1の起
動手段は、第1の場所から発信されたインターネット経
由の情報に基づいて、通信手段および制御手段のいずれ
か一方または双方を起動させる。たとえば、第1の場所
であるユーザ自宅にある親機と、第2の場所である販売
店にある子機とについて、第1の場所にいるユーザがイ
ンターネット回線で子機を購入した場合、その購入情報
により通信手段、制御手段を起動させて、親機および子
機の増設処理を行なうことができる親子関係設定装置を
提供できる。
【0023】請求項7に記載の発明に係る親子関係設定
装置は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明の構成に
加えて、親子関係設定装置は、第2の通信手段に接続さ
れ、第2の通信手段と子機との通信経過を収集して表示
するための表示手段をさらに含む。
【0024】請求項7に記載の発明によると、表示手段
は、第2の通信手段と子機との通信経過を収集して表示
する。これにより、親子関係設定装置と子機との間にお
ける子機増設の通信経過が親子関係設定装置に表示され
るので、増設処理が正しくできたか否か等、確認するこ
とができる、親子関係設定装置を提供できる。
【0025】請求項8に記載の発明に係る親子関係設定
方法は、親機と親機に接続される1以上の子機とを含む
電気機器の親子関係を設定する親子関係設定方法であっ
て、親機は、自己を特定する親機情報を記憶するための
第1の記憶手段を含み、子機は、自己が接続される親機
の親機情報を記憶するための第2の記憶手段を含み、親
子関係設定方法は、第1の通信媒体を介して任意の親機
との通信を準備する第1の通信準備ステップと、第2の
通信媒体を介して任意の親機に接続される子機との通信
を準備する第2の通信準備ステップと、任意の親機の第
1の記憶手段に記憶された親機情報を読取る第1の通信
ステップと、第1の通信手段にて読取った任意の親機の
親機情報を、任意の親機に接続される子機の第2の記憶
手段に書込む第2の通信ステップとを含む。
【0026】請求項8に記載の発明によると、第1の通
信準備ステップは、任意の親機との通信を準備し、かつ
第2の通信準備ステップは、任意の親機に接続される子
機との通信を準備する。第1の通信ステップは、第1の
通信媒体を介して、任意の親機の第1の記憶手段に記憶
された親機情報を読取る。第2の通信ステップは、第1
の通信ステップにて読取った任意の親機の親機情報を、
任意の親機に接続される子機の第2の記憶手段に書込
む。これにより、親機の第1の記憶手段に記憶された自
己を特定する親機情報を、子機の第2の記憶手段に記憶
させることができ、子機は自己が接続される親機を認識
できる。その結果、たとえば、複数の子機を含むコード
レス電話などの親機がユーザの自宅にある場合、増設す
る新規子機の増設処理を販売者が行なうことができる親
子関係設定方法を提供できる。
【0027】請求項9に記載の発明に係る親子関係設定
方法は、請求項8に記載の発明の構成に加えて、第1の
記憶手段は、自己を特定する親機情報と、自己に接続さ
れた子機を認識する子機認識情報とを記憶するための手
段を含み、第2の記憶手段は、親機情報と、自己と同じ
親機に接続される他の子機と自己とを区別する子機情報
とを記憶するための手段を含み、親子関係設定方法は、
任意の親機の第1の記憶手段に記憶された台数情報を読
取る第3の通信ステップと、第3の通信ステップにて読
取った任意の親機の子機認識情報に基づいて、新たに接
続する子機を含めて接続された子機を認識する子機認識
情報を生成して、生成した子機認識情報を第1の記憶手
段に書込む第4の通信ステップと、第1の通信ステップ
にて読取った任意の親機の親機情報と第3の通信ステッ
プにて読取った任意の親機の子機認識情報とに基づい
て、任意の親機に接続される子機の子機情報を生成して
第2の記憶手段に子機情報を書込む第5の通信ステップ
とをさらに含む。
【0028】請求項9に記載の発明によると、第3の通
信ステップは、任意の親機の第1の記憶手段に記憶され
た子機認識情報を読取り、第4の通信ステップは、第3
の通信ステップにて読取った子機認識情報に新たに接続
する子機を認識できるように子機認識情報を生成して、
生成した子機認識情報を第1の記憶手段に書込み、第5
の通信ステップは、第1の通信ステップにて読取った任
意の親機の親機情報と第3の通信ステップにて読取った
任意の親機の子機認識情報とに基づいて、任意の親機に
接続される子機の子機情報を生成して第2の記憶手段に
子機情報を書込む。ここで、子機情報とは、たとえば、
子機の号機番号とすることができる。また、子機認識情
報とは、たとえば、子機有無フラグとしたり、子機台数
情報としたりすることができる。子機有無フラグは、最
大8台の子機が接続できる親機において8ビットのデー
タからなるフラグ(フラグがリセットされていると子機
未登録状態、フラグがセットされていると子機登録状
態)等である。各ビットが子機の子機番号(号機番号)
に対応する。このフラグがリセットされた状態である箇
所を選定して、新規に接続する子機の子機情報を生成す
る。また、子機台数情報は、接続されている子機の台数
の情報等である。既存の子機台数に新規に接続される子
機の台数を加算したものを新規に接続される子機の子機
番号(号機番号)とする。これにより、親機の第1の記
憶手段に記憶された子機の子機認識情報により、親機は
自己に接続された子機の台数を認識することができる。
また、子機の第2の記憶手段に記憶された子機情報によ
り、子機は自己と同じ親機に接続される他の子機と自己
とを区別することができる。その結果、子機が2以上あ
る場合であっても、各子機は自己と他の子機とを自己で
識別できるため、親機と特定の子機、または子機間で通
信することができる複数の子機を含むコードレス電話な
どの親機と子機との増設処理を販売者が行なうことがで
きる親子関係設定方法を提供できる。
【0029】請求項10に記載された親子関係設定方法
は、請求項8または9に記載の発明の構成に加えて、親
機は第1の場所に設置され、第1の通信ステップは、前
記第1の場所とは異なる場所から、第1の通信媒体を介
して任意の親機との通信を準備するステップを含む。
【0030】請求項10に記載の発明によると、たとえ
ば第1の場所であるユーザ自宅にある親機と、第1の場
所とは異なる場所である販売店にある子機との増設処理
を、販売店にいる販売者が行なうことができる親子関係
設定方法を提供できる。
【0031】請求項11に記載された親子関係設定方法
は、請求項10に記載の発明の構成に加えて、前記親子
関係設定方法は、前記第1の場所から発信された情報に
基づいて、前記通信ステップを起動する第1の起動ステ
ップをさらに含む。
【0032】請求項11に記載の発明によると、第1の
起動ステップは、第1の場所から発信された情報に基づ
いて、通信ステップを起動させる。たとえば、第1の場
所であるユーザ自宅にある親機と、第1の場所とは異な
る場所である販売店にある子機とについて、第1の場所
にいるユーザから販売店にかけられた電話により通信ス
テップを起動させて、親機および子機の増設処理を行な
うことができる親子関係設定方法を提供できる。
【0033】請求項12に記載された親子関係設定方法
は、請求項10に記載の発明の構成に加えて、前記親子
関係設定方法は、前記第1の場所とは異なる場所から発
信された情報に基づいて、前記通信ステップを起動させ
るための第2の起動ステップをさらに含む。
【0034】請求項12に記載の発明によると、たとえ
ば第1の場所であるユーザ自宅にある親機と、第1の場
所とは異なる販売店にある子機とについて、ユーザが販
売店において子機を購入したという情報により通信ステ
ップを起動させて、親機および子機の増設処理を行なう
ことができる親子関係設定方法を提供できる。
【0035】請求項13に記載された親子関係設定方法
は、請求項11に記載の発明の構成に加えて、前記情報
はインターネット回線を介した情報である、親子関係設
定方法である。
【0036】請求項13に記載の発明によると、第1の
起動ステップは、第1の場所から発信されたインターネ
ット経由の情報に基づいて、通信ステップを起動させ
る。たとえば、第1の場所であるユーザ自宅にある親機
と、第1の場所とは異なる販売店にある子機とについ
て、第1の場所にいるユーザがインターネット回線で子
機を購入した場合、その購入情報により通信ステップを
起動させて、親機および子機の増設処理を行なうことが
できる親子関係設定方法を提供できる。
【0037】請求項14に記載の発明に係る親子関係設
定方法は、請求項8〜13のいずれかに記載の発明の構
成に加えて、親子関係設定方法は、第2の通信ステップ
および第5の通信ステップのいずれか一方または双方に
おける、子機との通信経過を収集して表示する表示ステ
ップをさらに含む。
【0038】請求項14に記載の発明によると、表示ス
テップは、第2の通信ステップおよび第5の通信ステッ
プのいずれか一方または双方における、第2の通信手段
と子機との通信経過を収集して表示する。これにより、
子機との間における子機増設の通信経過が表示ステップ
にて表示されるので、増設処理が正しくできたか否か
等、確認することができる、親子関係設定方法を提供で
きる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一
の部品には同一の符号を付してある。それらの名称およ
び機能も同じである。したがって、それらについての詳
細な説明の繰返しは適宜省略する。
【0040】<第1の実施の形態>図1を参照して、本
発明の実施の形態1に係る親子関係設定装置280は、
親機100と、親機100に接続される既存の子機20
0、および親機100に新規に接続される子機500と
を含むコードレス電話などの電気機器の親子関係を設定
する装置である。親機100と既存の子機200とはユ
ーザの自宅に設置され、親子関係設定装置280と新規
の子機500とは販売店に設置される。親機100は、
自己を特定する情報(ID)と自己に接続されている子
機の子機認識情報とを記憶するためのメモリ184を含
む。ここで、子機認識情報とは、たとえば、子機有無フ
ラグとしたり、子機台数情報としたりすることができ
る。子機有無フラグは、最大8台の子機が接続できる親
機において8ビットのデータからなるフラグ(フラグが
リセットされていると子機未登録状態、フラグがセット
されていると子機登録状態)等である。各ビットが子機
の子機情報(号機番号)に対応する。また、子機台数情
報は、接続されている子機の台数の情報等である。既存
の子機200は、自己が接続される親機100を特定す
る情報(ID)と自己を特定する情報(子機情報)とを
記憶するメモリ262を含む。新規に接続される子機5
00は自己が接続される親機100を特定する情報(I
D)と自己を特定する情報(子機情報)とを記憶するメ
モリ562を含む。親子関係設定装置280は、第1の
通信媒体である電話回線122を介して親機100と通
信可能であり、かつ無線接続を介して親機100に接続
される子機と通信可能である。親子関係設定装置280
は、電話回線122に接続され、親機100のメモリ1
84に記憶された情報を読取るための販売店端末300
と、販売店端末300に接続され、販売店端末300に
より読取った親機100の情報をその親機100に接続
される子機500のメモリ562に書込むための設定端
末400とを含む。設定端末400と子機500とは、
第2の通信媒体である無線接続によって通信可能であ
る。
【0041】図2を参照して、親機100は、電話回線
122により販売店端末300と接続された回線部12
0と、回線部120に接続され、子機200および子機
500と無線通信を行なう無線部140と、音声を入出
力したり、電話番号を入力したりする入出力部160
と、回線部120と無線部140と入出力部160とに
接続され、親機100の各部の制御を行なう制御部18
0と、制御部180と回線部120とに接続され、後述
するメモリ184に記憶されたデジタルデータをアナロ
グ信号に変換して伝送するためのモデム182と、制御
部180に接続され各種データを記憶するメモリ184
とを含む。なお、モデム182は、制御部180からの
制御信号により、起動および停止させることができる。
【0042】回線部120は、電話回線122に接続さ
れ、電話回線122の捕捉、解放などを行なうための回
線インタフェース124と、回線インタフェース124
と無線部140と入出力部160とに接続され、制御部
180がスイッチをオンオフすることにより、電話回線
122と無線部140とを接続したり、電話回線122
と入出力部160とを接続したり、無線部140を介し
て電話回線122と子機200および子機500とを接
続したりするクロスポイントスイッチ部126と、回線
インタフェース120に接続され、電話回線122を介
して着信した信号を検出する着信検出部128と、回線
インタフェース124に接続され、電話回線122を介
して受信したDTMF(dual tone multi frequency)
信号を検出して内容を解析するDTMF信号検出部13
0と、回線インタフェース120に接続され、電話回線
122へ所定のDTMF信号を出力するDTMF信号発
生部132とを含む。
【0043】ここで、DTMF信号とは、音声周波数帯
域の2つの周波数(高群周波数と低群周波数)を組合せ
て、0〜9,*,#等のデータを表現する信号であり、
これを用いると、電話装置間における簡易なデータ通信
を実現できる。
【0044】無線部140は、親機100と子機200
および子機500との間で無線の送受信を行うアンテナ
142と、アンテナ142に接続され、受信した信号を
復調したり、送信する信号を変調したりする無線通信部
144とを含む。
【0045】入出力部160は、クロスポイントスイッ
チ部126に接続され、送信する音声を入力して音声信
号に変換するマイク166および受信した音声信号を変
換して音声を出力するイヤーピース164を含む受話器
162と、制御部180に接続され、受話器162が待
機位置に置かれたことにより通話が終了されたこと、お
よび受話器162が待機位置から取り上げられたことに
より通話が開始されたことを検知するフックスイッチ1
68と、制御部180に接続され、通話先のダイヤル番
号などの入力をする入力キー170と、制御部180に
接続され、電話回線122を介して着信信号を受信した
場合に呼出音を出力するスピーカ172とを含む。
【0046】メモリ184は、親機100の自己のID
を記憶するID記憶部と、自己に接続された子機台数な
どの情報を記憶する親機データ記憶部とを含む。
【0047】制御部180は、CPU(Central Proces
sing Unit),ROM(Read Only Memory),RAM(R
andom Access Memory),入出力インタフェースなどを
含み、入出力インタフェースを介して入力されるデータ
と、ROM、RAMに記憶されたプログラムおよびデー
タとに基づき、CPUが親機100の各部を所定の動作
に制御する。
【0048】図3を参照して、子機200(500)
は、親機100と無線通信する無線部220(520)
と、無線部220(520)に接続され、親機100か
ら受信した音声信号を出力したり親機100への音声を
入力したりする入出力部240(540)と、無線部2
20(520)と入出力部240(540)とに接続さ
れ、子機200(500)の各部を制御する制御部26
0(560)と、制御部260(560)に接続され、
自己が接続される親機100のIDなどを記憶するメモ
リ262(562)とを含む。なお、既存の子機200
と新規に接続される子機500とは、たとえば、入出力
部のLCD(Liquid Crystal Display)が異なったり、
それに付随する機能が異なったりする等の違いはある
が、本実施の形態における子機増設に関して、基本的な
構造が同一のものである。したがって、子機200と子
機500とにおける同一の構造の部分については、既存
の子機200の各部の符号に新規に接続される子機50
0とにおける各部の符号を併記(図3において、新規子
機500に付される符号を括弧書きで併記)する。ま
た、この子機200、500については、特定の親機機
種にのみ増設可能な専用子機であったり、複数の異なる
親機機種にも増設可能な共通子機であったりする。
【0049】無線部220(520)は、親機100ま
たは設定端末400との間で無線の送受信を行なうアン
テナ222(522)と、アンテナ222(522)に
接続され、受信した信号を復調したり、送信する信号を
変調したりする無線通信部224(524)とを含む。
【0050】入出力部240(540)は、親機100
へ送信する音声を入力して音声信号に変換するマイク2
46(546)と、親機100から受信した音声信号を
変換して音声を出力するイヤーピース242(542)
と、発信するダイヤル番号を入力する入力キー248
(548)と、親機100から着信信号を受信した際に
呼出音を出力するスピーカ250(550)とを含む。
また、入出力部240(540)は、入力キー(248)
から入力したダイヤル番号等を表示するLCDを含むこ
ともできる。
【0051】制御部260(560)は、CPU,RO
M,RAM,入出力インタフェースなどを含み、入出力
インタフェースを介して入力されるデータと、ROM,
RAMに記憶されたプログラムおよびデータとに基づ
き、CPUが子機200(500)の各部を所定の動作
に制御する。
【0052】メモリ262(562)は、親機情報とし
て自己が接続される親機100のIDを記憶するID記
憶部と、子機情報として自己の子機番号を記憶する子機
データ記憶部とを含む。
【0053】図4を参照して、親子関係設定装置280
は、電話回線122を介して親機100に接続される販
売店端末300と、接続ケーブル464を介して販売店
端末300に接続され、新規に接続される子機500と
無線通信を行なう設定端末400とを含む。
【0054】販売店端末300は、電話回線122を介
して親機100と通信する回線部320と、回線部32
0と制御部340とに接続され、親機100から受信し
た音声を出力したり、親機100へ送信する音声を入力
したり、所定の帳票を出力したりする入出力部350
と、回線部320と入出力部350とに接続され、販売
店端末300の各部を制御する制御部340と、制御部
340に接続され、データベースを構築してデータを記
憶するメモリ344と、制御部340と回線部320と
に接続され、メモリ344に記憶されたデジタルデータ
をアナログ信号に変換して伝送するためのモデム342
とを含む。なお、モデム342は、制御部340からの
制御信号により、起動および停止させることができる。
また、メモリ344のデータベースには、後述する販売
店端末300における処理において親機を特定するため
に、親機100の電話番号が記憶される。この電話番号
は、たとえば、ユーザの自宅にある親機100と子機2
00との親子関係を設定する際に記憶したものであった
り、後述するインターネット経由で入力された販売情報
の中から記憶するものであったりする。
【0055】回線部320は、電話回線122に接続さ
れ、電話回線122の捕捉、解放などを行なう回線イン
タフェース324と、電話回線122を介して受信した
着信信号を検出する着信検出部326と、電話回線12
2から受信したDTMF信号を検出して内容を分析する
DTMF信号検出部328と、電話回線122に出力す
るDTMF信号を発生させるDTMF信号発生部330
とを含む。
【0056】入出力部350は、回線インタフェース3
24に接続され、親機100から受信した音声信号を音
声に変換して出力するイヤーピース354および親機1
00へ送信する音声を入力して音声信号に変換するマイ
ク356を含む受話器352と、設定端末400を介し
て新規に接続される子機500の子機設定状況を表示し
たり、発信先のダイヤル番号を表示したりする表示部3
58と、制御部340に接続され、新規子機500の受
注伝票を印字したり、新規子機500の発送伝票を印字
したりする印字部360と、受話器352が待機位置に
置かれたことにより通話が終了されたこと、および受話
器352が待機位置から取り上げられたことにより通話
が開始されたことを検知するフックスイッチ362と、
制御部340に接続され、各種データを入力するキーボ
ード364と、電話回線122を介して着信信号を受信
した場合に呼出音を出力するスピーカ366とを含む。
【0057】設定端末400は、新規に接続される子機
500と通信する無線部420と、無線部420と販売
店端末300とに接続され、設定端末400の各部を制
御する制御部460と、制御部460に接続され、各種
データを入力する入力部440と、販売店端末300を
介して受信した親機のIDなどを記憶するメモリ462
とを含む。
【0058】無線部420は、新規に接続される子機5
00との間で無線の送受信を行なうアンテナ422と、
アンテナ422に接続され、受信した信号を復調した
り、送信する信号を変調したりする無線通信部424と
を含む。なお、無線通信部424においては、制御部4
60が受信チャンネルと送信チャンネルとを設定するこ
とができる。
【0059】入力部440は、各種コマンドを入力する
入力キー442と、新規に接続される子機500から着
信信号を受信した際に呼出音を出力するスピーカ444
とを含む。
【0060】制御部460は、CPU,ROM,RA
M,入出力インタフェースなどを含み、入出力インタフ
ェースを介して入力されるデータと、ROM,RAMに
記憶されたプログラムおよびデータとに基づき、CPU
が設定端末400の各部の動作を制御する。また、入出
力インターフェイスを介して、制御部340と制御部4
60との間でデータの送受信を行う。
【0061】メモリ462は、新規に接続される子機5
00が接続される親機100のIDを記憶するID記憶
部と、新規に接続される子機500の子機番号とを記憶
する親機/子機データ記憶部とを含む。
【0062】ユーザの自宅に設置された親機100にお
いて実行されるプログラムは、以下のような制御構造を
有する。
【0063】制御部180は、フックスイッチ168に
より受話器162が待機位置から外されたことを検知す
るとともに、入力キー170から電話番号が入力された
ことを検知することにより、通話中であると判断し、通
話処理を以下のように開始する。
【0064】なお、ユーザと販売店との間で通話が行な
われ、ユーザが既存の親機100に対応した、新規に接
続する子機500を注文する。この子機500は、既存
の親機100に対応した専用子機または共通子機であ
る。
【0065】以下、図5を参照して、通話中の親機の処
理を説明する。S102にて、通話中に、電話機として
の一般的な動作(例:保留機能ON/OFF)を行いな
がら、S104にて、制御部180は、販売店端末30
0からDTMF処理開始信号を受信したか否かを判断す
る。この判断は、電話回線122を介して、販売店端末
300から受信したDTMF信号をDTMF信号検出部
130が解析した結果に基づいて行なわれる。制御部1
80が、販売店端末300からDTMF処理開始信号を
受信すると(S104にてYES)、処理はS106へ
移され、制御部180は、モデム182に対して、モデ
ム起動指示を行なう。この起動指示に基づいて、モデム
182が起動する。一方、販売店端末300からDTM
F処理開始信号を受信しないと(S104にてNO)、
処理はS108へ移される。
【0066】S108にて、制御部180は、終話入力
されたか否かを判断する。この判断は、受話器162が
待機位置に置かれて制御部180がフックスイッチ16
8のオンフック状態を検知したり、入力キー170で終
話キーが押されたことを検知したりすることにより行な
われる。終話入力されると(S108にてYES)、処
理はS110へ移され、S110にて、制御部180
は、終話処理として、回線インターフェイス124に電
話回線122の解放を指示する。一方、終話入力されな
いと(S108にてNO)、処理はS102へ戻され
る。
【0067】S112にて、制御部180は、S106
におけるモデム182の起動指示後に、モデム182を
介して、販売店端末300から信号を受信したか否かを
判断する。制御部180が、モデム182を介して販売
店端末300から信号を受信すると(S112にてYE
S)、処理はS116へ移される。一方、モデム182
を介して販売店端末300から信号を受信しないと(S
112にてNO)、処理はS114へ移される。
【0068】S114にて、制御部180は、内蔵した
タイマにより一定時間が経過したか否かを判断する。一
定時間が経過していると(S114にてYES)、処理
はS134へ移される。一方、一定時間が経過していな
いと(S114にてNO)、処理はS112へ戻され
る。
【0069】S116にて、制御部180は、電話回線
122を介して、モデム182が販売店端末300から
データ要求信号を受信したか否かを判断する。モデム1
82が販売店端末300からデータ要求信号を受信する
と(S116にてYES)、処理はS120へ移され
る。一方、モデム182が販売店端末300からデータ
要求信号を受信しないと(S116にてNO)、処理は
S122へ移される。
【0070】S120にて、制御部180は、メモリ1
84に記憶されたデータを、モデム182を介して販売
店端末300へ送信する。送信されるデータには、親機
が自己を特定するためのIDと、親機に既に接続されて
いる子機を認識するための子機認識情報(子機有無フラ
グ、子機台数情報等)とを含む。
【0071】S122にて、制御部180は、販売店端
末300から、新規親機データ(新規に接続された子機
500を考慮して、親機100に接続された子機を認識
する子機認識情報を含むデータ)を受信したか否かを判
断する。この判断は、電話回線122を介して、モデム
182が新規親機データを受信したか否かにより行なわ
れる。モデム182が販売店端末300から新規親機デ
ータを受信すると(S122にてYES)、処理はS1
26へ移される。一方、モデム182が販売店端末30
0から新規親機データを受信しないと(S122にてN
O)、処理はS130へ移される。
【0072】S126にて、制御部180は、S122
にて受信した新規親機データをメモリ184の親機デー
タ記憶部に記憶する。S128にて、制御部180は、
モデム182および電話回線122を介して、完了信号
を販売店端末300に送信する。
【0073】S130にて、制御部180は、販売店端
末300から終了指示信号を受信したか否かを判断す
る。この判断は、電話回線122を介して、モデム18
2が終了指示信号を受信したか否かにより行なわれる。
モデム182が販売店端末300から終了指示信号を受
信すると(S130にてYES)、処理はS136へ移
される。一方、モデム182が販売店端末300から終
了指示信号を受信しないと(S130にてNO)、処理
はS112へ移される。
【0074】S134にて、S114において一定の時
間が経過したと判断された場合には、タイムアウトエラ
ー処理を行なう。
【0075】S136にて、制御部180は、モデム1
82に対しモデム停止指示を行なう。
【0076】なお、上述の説明では、DTMF信号を用
いた通信とモデムを用いた通信とにより親機100と販
売店端末300との通信を行なっているが、DTMF信
号のみを用いた通信でもかまわない。
【0077】また、上述の説明では、ユーザが販売員と
の通話によって新規子機500を発注していたが、販売
店端末300に録音音声再生装置を備えて、録音音声再
生装置が発生する音声ガイダンスにしたがって、ユーザ
が入力キー170を操作し、発生するDTMF信号を販
売店端末に送り、販売店端末がこれを認識することで、
新規子機500を購入するようにしてもよい。
【0078】図6を参照して、親子関係設定装置280
における販売店端末300で実行されるプログラムは以
下のような制御構造を有する。
【0079】販売店端末300の制御部340は、電話
機としての通常の処理を行い、親機100と販売店端末
300との間で通話処理を行なう。前述のとおり、この
通話処理にて、ユーザは既存の親機100に接続される
新規子機500を注文する。注文にしたがって、販売員
がキーボード364を使用して子機増設の指示を与えた
り、後述するインターネットによる注文の確認が取れる
と、図6に示す処理を実行する。
【0080】S304にて、制御部340は、親機10
0へDTMF処理開始信号を送信する。このときのDT
MF信号は処理開始を表わすコードであって、制御部3
40は、DTMF信号発生部330にて該当するコード
を発生させ、回線インタフェース324、電話回線12
2を介して、親機100へ送信する。
【0081】S306にて、制御部340はモデム34
2に対して起動を指示する。S312にて、モデム34
2の起動後、制御部340は、親機100へデータ要求
信号を送信する。
【0082】S314にて、制御部340は、親機10
0から親機データを受信したか否かを判断する。前述の
とおり、親機データは、親機100が自己を特定するた
めのIDおよび親機に既に接続されている子機を認識す
るための子機認識情報(子機有無フラグ、子機台数情報
等)とを含む。この判断は、電話回線122を介して、
モデム342が親機データを受信したか否かにより判断
する。モデム342が親機100から親機データを受信
すると(S314にてYES)、処理はS318へ移さ
れる。一方、モデム342が親機100から親機データ
を受信しないと(S314にてNO)、処理はS316
へ移される。
【0083】S316にて、制御部340は、内蔵した
タイマで一定時間が経過したか否かを判断する。一定時
間が経過すると(S316にてYES)、処理はS33
8へ移される。一方、一定時間が経過するまでは(S3
16にてNO)、処理はS314へ戻され、親機100
からの親機データの受信を待つ。
【0084】S318にて、制御部340は、新規に接
続される子機500の増設処理を行なう。この子機増設
処理の詳細については後述する。
【0085】S320にて、制御部340は、子機50
0の増設処理が正常終了をしたか否かを判断する。この
判断は、設定端末400から受信した、設定端末400
と子機500との間の無線通信における制御コマンド
(詳細は後述する)に基づいて行なわれる。新規子機5
00の増設処理が正常に終了すると(S320にてYE
S)、処理はS326へ移される。一方、子機500の
増設処理が正常終了しないと(S320にてNO)、処
理はS322へ移される。
【0086】S322にて、制御部340は、設定端末
400から受信した子機500の増設処理状況を表示部
358に表示する。S322での処理後、制御部340
は、子機増設処理を再度行なうか否かを判断する。この
判断は、キーボード364からリトライコマンドが入力
されたか否かにより行なわれたり、予め定められたリト
ライ回数を超過するまではリトライして、予め定められ
たリトライ回数を超える場合にはリトライしないという
条件にしたがって行なわれたりする。リトライすると判
断されると(S324にてYES)、処理はS318へ
移される。一方、リトライしないと判断されると(S3
24にてNO)、処理はS336へ移される。
【0087】S326にて、制御部340は、親機10
0へ送信する新規親機データを生成する。新規親機デー
タは、新たに増設された子機を認識する子機認識情報を
含む。新規親機情報に含まれる子機認識情報は、S31
4にて受信した既に親機に接続されている子機を認識す
る子機認識情報に基づいて生成する。たとえば、子機認
識情報を子機有無フラグとすると、子機認識情報として
記憶された「10000000」(1号機に既存の子機
が接続されている)データに基づいて、新規に増設され
る2台目の子機を追加すると、「10010000」
(1号機と4号機に子機が接続されている)という子機
認識情報を生成する。また、子機認識情報を子機台数情
報とすると、親機100のメモリ184の親機記憶部に
記憶された子機台数情報に基づいて、既存の子機台数に
新規に接続される子機の台数を加算したものを子機認識
情報として生成する。
【0088】S328にて、制御部340は、モデム3
42、回線インタフェース324、電話回線122を介
して、親機100へ新規の親機データを送信する。
【0089】S330にて、制御部340は、親機10
0から完了信号を受信したか否かを判断する。この判断
は、モデム342が電話回線122および回線インタフ
ェース324を介して,完了信号を受信したか否かによ
り行なわれる。モデム342がが親機100から完了信
号を受信すると(S330にてYES)、処理はS33
4へ移される。一方、モデム342が親機100から完
了信号を受信しないと(S330にてNO)、処理はS
331およびS322へ移される。なお、S331およ
びS332における処理は、S322およびS324に
おける処理と同一であるため、ここでの詳細な説明は繰
返さない。
【0090】S338にて、S316でタイムアウトで
あると判断された場合には(S316にてYES)、タ
イムアウトエラー処理が行なわれる。S336にて、S
324またはS332にてリトライしないと判断された
場合には、エラー処理が行なわれる。
【0091】S336におけるエラー処理およびS33
8におけるタイムアウトエラー処理の後、処理はS33
4へ移される。
【0092】S334にて、制御部340は、親機10
0へ終了指示信号を送信し、その後、S340にて、制
御部340は、終了処理を行う。終了処理においては、
制御部340が、表示部358に終了表示やエラー表示
をさせたり、印字部360に受注伝票や発送伝票の印字
出力をさせたりする。
【0093】図7(A)を参照して、親子関係設定装置
280の設定端末400で実行されるプログラムは、以
下のような制御構造を有する。
【0094】S400にて、設定端末400の制御部4
60は、新規に増設される子機500に対して増設信
号,ID,子機番号などのデータを送信する。この場合
IDおよび子機番号については、販売店端末300が親
機100から受信したデータに基づいて生成される。な
お、子機情報である子機番号については、たとえば、子
機認識情報を、子機有無フラグとした場合と、子機台数
情報とした場合について説明する。
【0095】子機認識情報を子機有無フラグとすると、
親機100のメモリ184の親機記憶部に記憶された子
機有無フラグに基づいて、既存の子機が登録されていな
いフラグに対応したものが、子機番号として新規に接続
される子機500に送信される。たとえば、最大8台の
子機が接続できる親機において、子機有無フラグ「10
000000」(1号機に既存の子機が接続されてい
る)に基づいて、新規の子機を考慮した子機認識情報
「10010000」(1号機と4号機に子機が接続さ
れている)が生成される。この場合、新規に増設される
2台目の子機の子機情報(号機番号)は4(号機)とな
る。この場合、新規に接続される子機の子機情報は、指
定してもよいし、自動的に空いているフラグに対応する
子機の子機情報としてもよい。
【0096】子機認識情報を子機台数情報とすると、親
機100のメモリ184の親機記憶部に記憶された子機
台数情報に基づいて、既存の子機台数に新規に接続され
る子機の台数を加算したもの(本実施の形態では、新規
に増設される子機500は1台であるため、既存の子機
台数に1を加算した2)が、子機情報(号機番号)とし
て新規に接続される子機500に送信される。この場
合、新規に接続される子機の子機情報の計算方法は、台
数に1を加算するものに限定されない。
【0097】なお、S400にて送信される、増設番
号,ID,子機番号は、設定端末400のメモリ462
の親機/子機データ記憶部から読出されたものである。
【0098】S402にて、制御部460は、無線部4
20を介して新規に増設する子機500から増設完了信
号を受信したか否かを判断する。制御部460が、増設
完了信号を新規に接続される子機500から受信すると
(S402にてYES)、処理はS406へ移される。
この手順で終了すると、前述のS320にて正常に終了
したと判断される。一方、増設完了信号を新規に増設さ
れる子機500から受信しないと(S402にてN
O)、処理はS404へ移される。
【0099】S404にて、制御部460は、内蔵する
タイマにより一定時間が経過したか否かを判断する。一
定時間が経過すると(S404にてYES)、処理は終
了する。この手順で終了すると、前述のS320にて正
常に終了しなかったと判断される。一方、一定時間が経
過するまでは(S404にてNO)、処理はS402へ
移される。
【0100】なお、S402にて、制御部460が無線
部420を介して新規に増設する子機500から増設完
了信号を受信した場合、親機100に書込む新規親機デ
ータを生成することもできる。たとえば、新規親機デー
タは、前述の子機特定情報に加えて、新規に接続された
子機が共通子機であるのか専用子機であるのかを示す情
報も含むデータとすることができる。
【0101】図7(B)を参照して、新規に接続される
子機500で実行されるプログラムは、以下のような制
御構造を有する。
【0102】S500にて、制御部560は、無線部5
20を介して設定端末400から増設信号を受信したか
否かを判断する。制御部560が、増設信号を受信する
と(S500にてYES)、処理はS504へ移され
る。一方、増設信号を受信しないと(S500にてN
O)、処理はS502へ移される。
【0103】S502にて、制御部560は、内蔵する
タイマで一定時間が経過したか否かを判断する。一定時
間が経過するまでは(S502にてNO)、処理はS5
00に戻され、設定端末400からの増設信号の受信を
待つ。一方、一定時間が経過すると(S502にてYE
S)、処理は終了する。
【0104】S504にて、制御部560は、S500
にて受信したIDと子機番号とを、メモリ562のID
記憶部と子機データ記憶部とに書込む。
【0105】S506にて、制御部560は、増設完了
信号を設定端末400に送信する。図8を参照して、親
子関係設定装置280の設定端末400と新規に接続さ
れる子機500との間の通信処理において、設定端末4
00にて実行されるプログラムは、以下のような制御構
造を有する。
【0106】なお、新規に増設される子機500の増設
処理が正常終了しない原因と、その原因に対応して接続
ケーブル464に出力される制御コマンドを以下のよう
に定義する。 10♯:増設が成功した。 11♯:無線通信部424の受信チャンネルが設定でき
ない。 12♯:増設処理に使用するチャンネルに電波がある
(他の親機と子機とのセットがそのチャンネルを使用中
であるので、そのチャンネルが使用できない)。 13♯:無線通信部424の送信チャンネルが設定でき
ない。 14♯:子機500から増設完了信号を受信できない。 15♯:設定端末400のメモリ462内の子機に関す
る情報を書換えた後に、読出したが正しくデータが書換
わっていない(メモリの故障)。
【0107】S420にて、制御部460は、無線通信
部424の受信チャンネルから増設処理に使用するチャ
ンネルを選定する。
【0108】S422にて、制御部460は、無線通信
部424のチャンネルが正しく設定できたか否かを判断
する。
【0109】増設処理に使用するチャンネルが設定でき
ると(S422にてYES)、処理はS424へ移され
る。一方、増設処理に使用するチャンネルが設定できな
いと(S422にてNO)、処理はS426へ移され、
制御部460は、接続ケーブル464に制御コマンド
「11♯」を出力する。
【0110】S424にて、制御部460は、S420
で設定した受信チャンネルに電波があるか否かを判断す
る。受信チャンネルに電波がないと(S424にてN
O)、処理はS428へ移される。一方、S420で設
定した受信チャンネルに電波があると(S424にてY
ES)、処理はS430へ移され、制御部460は、接
続ケーブル464に制御コマンド「12♯」を出力す
る。
【0111】S428にて、制御部460は、無線通信
部424へ増設処理に使用する送信チャンネルを設定す
る。
【0112】S432にて、制御部460は、無線通信
部424の送信チャンネルが設定できたか否かを判断す
る。送信チャンネルが設定できると(S432にてYE
S)、処理はS434へ移される。一方、送信チャンネ
ルが設定できないと(S432にてNO)、処理はS4
36へ移され、制御部460は、接続ケーブル464に
制御コマンド「13♯」を出力する。
【0113】S434にて、制御部460は、新規に増
設される子機500に対して増設信号と、メモリ462
に記憶されたID,子機番号を送信する。
【0114】S438にて、制御部460は、無線部4
20を介して新たに増設される子機500から増設完了
信号を受信したか否かを判断する。制御部460が、増
設完了信号を受信すると(S438にてYES)、処理
はS443へ移される。一方、増設完了信号を受信しな
いと(S438にてNO)、処理はS440へ移され
る。
【0115】S440にて、制御部460は、内蔵する
タイマにて一定時間が経過したか否かを判断する。一定
時間が経過するまでは(S440にてNO)、処理はS
438へ戻され、増設完了信号の受信を待つ。一方、一
定時間以上経過すると(S440にてYES)、処理は
S442へ移され、制御部460は、接続ケーブル46
4に対して制御コマンド「14♯」を出力する。
【0116】S443にて、設定端末はメモリ462に
子機に関する情報を書込み、S444へ移る。S444
にて、制御部460は、S443にて書込んだメモリ4
62に記憶させた情報(ID,子機番号)を読出す。
【0117】S446にて、制御部460は、S444
で読出した情報とS443にて書込んだ情報とを比較し
て、読出された情報が正しいか否かを判断する。データ
が正しければ(S446にてYES)、処理はS448
へ移され、制御部460は、回線460に対して制御コ
マンド「10♯」を出力する。一方、データが正しくな
ければ(S446にてNO)、処理はS450へ移さ
れ、制御部460は、接続ケーブル464に制御コマン
ド「15♯」を出力する。このほかに、子機が増設処理
で書込んだ情報を読出して、設定端末400にて指示し
た情報と照合することによるデータの確認などを行うこ
とも可能である。
【0118】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、親子装置販売装置280における販売店端末3
00、設定端末400、親機100および新規に接続さ
れる子機500の動作について説明する。なお、以下の
説明では、ユーザは既に自宅に親機100と既存の子機
200とを有しており、新規に子機500を購入するた
めに、親機100を用いて、販売店に設置された親子関
係設定装置280の販売店端末300に電話注文する場
合の動作を説明する。
【0119】[親機100および販売店端末300の動
作]ユーザはユーザの自宅にある親機100の受話器1
62を待機位置から持上げ、入力キー170に販売店端
末300の有するダイヤル番号を入力して、販売店端末
300に電話する。
【0120】販売店端末300と親機100とは、電話
回線122を介して通話する。この通話において、ユー
ザは販売員に新規に接続する子機500の購入を申込
む。
【0121】新規子機500の購入の申込みがされる
と、販売員が子機500を用意した後にキーボードから
所定の入力を行うことで、販売店端末300は、親機1
00へDTMF処理開始信号を送信する(S304)。
一方、親機100は、販売店端末300からDTMF処
理開始信号を受信する(S104にてYES)。親機1
00の制御部180は、モデム182を起動する(S1
06)。
【0122】販売店端末300の制御部340は、モデ
ム342を起動する(S306)。販売店端末300
は、親機100へデータ送信要求信号を送信し(S31
2)、親機100は、販売店端末300からデータ要求
信号を受信する(S112にてYES、S116にてY
ES)。親機100は、親機データを販売店端末300
に送信する(S120)。販売店端末300は、親機1
00から親機データを受信する(S314にてYE
S)。販売店端末300は、親機100から親機データ
を受信すると子機の増設処理を行なう(S318)。
【0123】子機の増設処理が正常に終了すると(S3
20にてYES)、販売店端末300は、新規に接続さ
れた子機500を含む新規親機データを作成し(S32
6)、親機100へ新規親機データを送信する(S32
8)。
【0124】親機100は、販売店端末300から新規
子機データを受信すると(S122にてYES)、受信
した新規子機データをメモリ184の親機データ記憶部
に書込み(S126)、完了信号を販売店端末300に
送信する(S128)。
【0125】販売店端末300は、親機100から完了
信号を受信すると(S330にてYES)、親機100
へ終了指示信号を送信して(S334)、表示部358
に終了表示を行ない(S340)。販売店端末300の
処理が終了する。
【0126】親機100は、販売店端末300から終了
指示信号を受信し(S130にてYES)、モデム18
2の停止を指示し(S136)、親機100の処理が終
了する。
【0127】なお、販売店端末300においては、S3
40における終了処理として、電話回線122を通じて
ユーザが購入した新規子機500の発送伝票を、印字部
360にて印字させることができる。この印字した発送
伝票を、親子関係を設定した子機500に貼付して、販
売者が発送処理を行なうことができる。このような子機
500が配送され、ユーザの手元に届くと、子機は既に
親子関係が設定されているので、何ら設定することなく
そのまま使用できる。
【0128】[設定端末400と新規に接続される子機
500の動作]販売店端末300により親機100から
受信したIDと既設子機台数とに基づいて、設定端末4
00は新規に接続される子機500の増設処理を行な
う。
【0129】S400にて、設定端末400は、増設信
号とIDと子機番号とを新規に接続される子機500へ
送信する。新規に増設される子機500は、増設信号を
受信する(S500にてYES)。
【0130】子機500は、S500にて受信した増設
信号に基づいて、メモリ562に受信したIDと子機番
号とを書込む(S504)。その後、増設完了信号を設
定端末400に送信する(S506)。設定端末400
は、増設完了信号を受信する(S402にてYES)。
【0131】なお、子機500において、一定時間経過
するまでに増設信号を受信しない場合、処理は強制的に
終了される。また、設定端末400において、一定時間
経過するまでに増設完了信号を受信しない場合、処理は
強制的に終了される。
【0132】設定端末400における子機増設処理の動
作は以下のようになる。設定端末400にて、新規に接
続される子機500との通信を確立するために受信チャ
ンネルが設定されたり(S420)、送信チャンネルが
設定されたりする(S428)。
【0133】その際、受信チャンネルが設定できない場
合には(S422にてNO)、設定端末400の制御部
460により接続ケーブル464を介して販売店端末3
00の制御部340に制御コマンド「11♯」が転送さ
れる(S426)。また、送信チャンネルが設定できな
い場合には(S432にてNO)、同様にして制御部3
40により制御コマンド「13♯」が転送される。ま
た、設定した受信チャンネルに電波がある場合には、制
御部340により制御コマンド「12♯」が転送される
(S430)。
【0134】受信チャンネルの設定と送信チャンネルの
設定が正常に行なわれると、設定端末400は増設信
号,ID,子機番号を子機500に送信する(S43
4)。増設完了信号を一定時間経過するまでに受信しな
い場合には(S440にてYES)、制御部460によ
り接続ケーブル464を介して制御部340に制御コマ
ンド「14♯」が転送される。
【0135】設定端末400が増設完了信号を受信した
場合であって(S438にてYES)、設定端末内で書
込まれた情報と、読出された情報とが一致しない場合に
は(S446にてNO)、制御部460により接続ケー
ブル464を介して制御部340に制御コマンド「15
♯」が転送される。
【0136】また、正常に増設処理ができた場合には
(S446にてYES)、制御部460により接続ケー
ブル464を介して制御部340に制御コマンド「10
♯」が転送される。
【0137】設定端末400の制御部460により接続
ケーブル464を介して販売店端末300の制御部34
0に転送された制御コマンド「10♯」から「15♯」
の信号と、メモリ344のデータベースに記憶された制
御コマンドに対応するエラー内容とに基づいて、表示部
358にエラーの内容が表示される。
【0138】以上のようにして、本発明の実施の形態に
係る親子関係設定装置280は、親子関係設定装置28
0に含まれる販売店端末300により、親機100のメ
モリ184に記憶されたIDと子機の台数情報とを読出
すことができ、これら情報に基づいて新規に接続される
子機情報を生成し、設定端末400により新規に接続さ
れる子機500のメモリ562にIDと子機番号とを記
憶させることができる。その結果、複数の子機を含むコ
ードレス電話などの親機がユーザの自宅にある場合、増
設する新規子機500の増設処理を販売者が行なうこと
ができる親子関係設定装置280を提供することができ
る。
【0139】<第2の実施の形態>図9を参照して、本
発明の実施の形態2に係る親子関係設定装置の販売店端
末390は、インターネット回線602と制御部340
とに接続されるインターネット回線接続部392を含
む。その他のハードウェア構成については前述の実施の
形態1と同様であるため、ここでの詳細な説明は繰返さ
ない。なお、ユーザ自宅には販売店端末390のインタ
ーネット回線接続部392にインターネット回線を通じ
て接続されるネットワーク端末(たとえばパーソナルコ
ンピュータ)600が設置されている。
【0140】図10を参照して、本実施の形態に係る販
売店端末390にて実行されるプログラムは以下のよう
な制御構造を有する。なお、以下の説明において、S3
04〜S340についての説明は、前述の図6と同一で
あるため、ここでの詳細な説明は繰返さない。
【0141】ユーザが自宅からネットワーク端末600
と販売店390のインターネット回線接続部392とを
インターネット回線602で接続し、ユーザがインター
ネット回線602を通じて新規子機500の購入を申込
んだものとして説明する。なお、ユーザが、インターネ
ット回線602を通じて新規子機500の購入を申込む
際には、親機100の電話番号を入力している。
【0142】制御部340は、インターネット回線接続
部392から新規親機を購入するユーザの親機100の
電話番号(インターネット回線602を通じてユーザが
入力した番号)への発信指示がされると、図10に示す
処理を行なう。
【0143】S352にて、制御部340は、インター
ネット回線602を通じてユーザが親機の電話番号とし
て入力した指定番号に基づいて発信処理を行なう。
【0144】S354にて、制御部340は、電話回線
122を通じて指定番号に発信した相手側の親機100
が既に通話中であるか否かを判断する。親機100が通
話中であると(S354にてYES)、処理はS356
へ移される。一方、親機100が通話中でなく、応答し
た場合(S354にてNO)、処理はS304へ移され
る。
【0145】S356にて、制御部340は、発信処理
をリトライするか否かを判断する。この判断は、たとえ
ば予め定められたリトライ回数を超過するまではリトラ
イして、予め定められたリトライ回数を超える場合には
リトライしないという条件にしたがって行なわれる。リ
トライを行なう場合には(S356にてYES)、処理
はS352へ戻される。一方、リトライを行なわないと
判断された場合には(S356にてNO)、処理はS3
58へ移され、エラー処理され強制的に処理は終了され
る。
【0146】また、インターネット回線602を通じて
販売された子機500が返品される場合を想定して、メ
モリ344のデータベースに子機500の製品記号と製
造番号と親子関係が登録された親機100の電話番号と
を記憶させたデータベースを構築する。返品された子機
500の製品記号と製造番号とから、親機100を特定
し、販売店端末390が親機100に発信処理を行い、
親機100のメモリ184に記憶された親子関係の登録
情報を抹消させることもできる。
【0147】以上のようにして、本実施の形態に係る親
子関係設定装置280における販売店端末390におい
ても、インターネット回線を通じて購入指示がされた新
規に接続される親機子機500に対して、販売店の販売
員が親子関係の設定処理をすることができる。
【0148】<第3の実施の形態>図11を参照して、
本発明の実施の形態3に係る親子関係設定装置における
販売店端末394は、制御部340に接続された子機販
売部700を含む。なお、その他のハードウェア構成に
ついては前述の実施の形態1と同様であるため、ここで
の詳細な説明は繰返さない。
【0149】本実施の形態に係る親子関係設定装置は、
ユーザが親子関係設定装置の設置された販売店に出向い
て行き、販売店端末394の子機販売部700にて自宅
の親機100に新たに接続する子機500を購入する場
合に使用される。
【0150】子機販売部700は、たとえば自動販売機
のような形態を有しており、種々の子機が表示され、そ
れらの子機を選択できる選択表示部と、自己の有する親
機100の電話番号を入力する電話番号入力部と、子機
500に対する料金を収受する料金収受部とを含む。こ
のような子機販売部700にてユーザが自己の要求する
新規子機500を選択し、さらにユーザの自宅にある親
機100の電話番号を入力し、料金が収受されると、ユ
ーザは自己が要求する子機500を入手することができ
る。
【0151】子機販売部700にて子機500が新規に
購入される場合において、ユーザが入力した親機の電話
番号に基づいて、販売店端末394の制御部340が親
機100への発信指示を行なう(図10におけるS35
2)。これ以降の本実施の形態に係る販売店端末394
で実行されるプログラムは、前述の実施の形態2に係る
処理フロー(図10)と同一であるためここでの詳細な
説明は繰返さない。
【0152】前述の実施の形態2との相違点は、実施の
形態2における親機100の電話番号がインターネット
回線602経由で入力されることに対して、実施の形態
3における親機100の電話番号が販売店端末394の
子機販売部700の電話番号入力部からユーザが直接入
力するという点が異なる。
【0153】以上のようにして、本実施の形態に係る親
子関係設定装置は、ユーザが販売店の子機販売部700
から子機を購入する際に、ユーザが親機100の電話番
号を入力することにより、販売店端末394が自動的に
親機100へ電話をかけ、新規に接続される子機500
の設定を行なうことができる。
【0154】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る各装置の関
係を示す説明図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係る親機100
の制御ブロック図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係る子機200
(子機500)の制御ブロック図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係る販売店端末
300と設定端末400の制御ブロック図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態に係る親機100
の処理の制御の手順を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の第1の実施の形態に係る販売店端末
300の処理の制御の手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】 本発明の第1の実施の形態に係る設定端末4
00および新規子機500の処理の制御の手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】 本発明の第1の実施の形態に係る設定端末4
00の通信処理の制御の手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】 本発明の第2の実施の形態に係る各装置の関
係を示す説明図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態に係る販売店端
末390の処理の制御の手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】 本発明の第3の実施の形態に係る各装置の
関係を示す説明図である。
【図12】 従来の各装置の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
100 親機、200 既設子機、280 親子関係設
定装置、300,390,394 販売店端末、400
設定端末、500 新規子機、600 ネットワーク
端末、700 子機販売部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA12 BB02 HH23 JJ03 5K067 AA34 BB08 DD17 DD51 EE02 EE12 FF02 FF23 KK13 KK15 5K101 KK11 LL14 PP03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と前記親機に接続される1以上の子
    機とを含む電気機器の親子関係を設定する親子関係設定
    装置であって、前記親機は、自己を特定する親機情報を
    記憶するための第1の記憶手段を含み、前記子機は、自
    己が接続される親機の親機情報を記憶するための第2の
    記憶手段を含み、 前記親子関係設定装置は、第1の通信媒体を介して任意
    の親機と通信可能であり、かつ第2の通信媒体を介して
    前記任意の親機に接続される子機と通信可能であり、 前記親子関係設定装置は、 前記第1の通信媒体に接続され、前記任意の親機の第1
    の記憶手段に記憶された親機情報を読取るための第1の
    通信手段と、 前記第2の通信媒体と前記第1の通信手段とに接続さ
    れ、前記第1の通信手段により読取った前記任意の親機
    の親機情報を、前記任意の親機に接続される子機の第2
    の記憶手段に書込むための第2の通信手段とを含む、親
    子関係設定装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶手段は、自己を特定する
    親機情報と、自己に接続された子機を認識する子機認識
    情報とを記憶するための手段を含み、 前記第2の記憶手段は、前記親機情報と、自己と同じ親
    機に接続される他の子機と自己とを区別する子機情報と
    を記憶するための手段を含み、 前記第1の通信手段は、前記第1の記憶手段に記憶され
    た前記親機情報を読取り、かつ前記子機認識情報を読取
    り書込むための手段を含み、 前記第2の通信手段は、前記第2の記憶手段に前記親機
    情報と前記子機情報とを書込むための手段を含み、 前記親子関係設定装置は、 前記第1の通信手段と前記第2の通信手段に接続され、
    読取った前記親機情報と前記子機認識情報とに基づい
    て、前記任意の親機に接続される子機の子機情報を生成
    して前記第2の通信手段に送出し、かつ読取った前記子
    機認識情報に基づいて、新たに接続する子機を含めて接
    続された子機を認識する子機認識情報を生成して前記第
    1の通信手段に送出するための制御手段をさらに含む、
    請求項1に記載の親子関係設定装置。
  3. 【請求項3】 前記親機は第1の場所に設置され、前記
    親子関係設定装置は、前記第1の場所とは異なる場所で
    あって、前記親機と前記第1の通信媒体により接続可能
    な第2の場所に設置された、請求項1または2に記載の
    親子関係設定装置。
  4. 【請求項4】 前記親子関係設定装置は、前記第1の場
    所から発信された情報に基づいて、前記通信手段および
    前記制御手段のいずれか一方または双方を起動させるた
    めの第1の起動手段をさらに含む、請求項3に記載の親
    子関係設定装置。
  5. 【請求項5】 前記親子関係設定装置は、前記第2の場
    所から発信された情報に基づいて、前記通信手段および
    前記制御手段のいずれか一方または双方を起動させるた
    めの第2の起動手段をさらに含む、請求項3に記載の親
    子関係設定装置。
  6. 【請求項6】 前記情報はインターネット回線を介した
    情報である、請求項4に記載の親子関係設定装置。
  7. 【請求項7】 前記親子関係設定装置は、前記第2の通
    信手段に接続され、前記第2の通信手段と子機との通信
    経過を収集して表示するための表示手段をさらに含む、
    請求項1〜6のいずれかに記載の親子関係設定装置。
  8. 【請求項8】 親機と前記親機に接続される1以上の子
    機とを含む電気機器の親子関係を設定する親子関係設定
    方法であって、前記親機は、自己を特定する親機情報を
    記憶するための第1の記憶手段を含み、前記子機は、自
    己が接続される親機の親機情報を記憶するための第2の
    記憶手段を含み、 前記親子関係設定方法は、 第1の通信媒体を介して任意の親機との通信を準備する
    第1の通信準備ステップと、 第2の通信媒体を介して前記任意の親機に接続される子
    機との通信を準備する第2の通信準備ステップと、 前記任意の親機の第1の記憶手段に記憶された親機情報
    を読取る第1の通信ステップと、 前記第1の通信手段にて読取った前記任意の親機の親機
    情報を、前記任意の親機に接続される子機の第2の記憶
    手段に書込む第2の通信ステップとを含む、親子関係設
    定方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の記憶手段は、自己を特定する
    親機情報と、自己に接続された子機を認識する子機認識
    情報とを記憶するための手段を含み、 前記第2の記憶手段は、前記親機情報と、自己と同じ親
    機に接続される他の子機と自己とを区別する子機情報と
    を記憶するための手段を含み、 前記親子関係設定方法は、 前記任意の親機の第1の記憶手段に記憶された子機認識
    情報を読取る第3の通信ステップと、 前記第3の通信ステップにて読取った前記任意の親機の
    子機認識情報に基づいて、新たに接続する子機を含めて
    接続された子機を認識する子機認識情報を生成して、前
    記生成した子機認識情報を前記第1の記憶手段に書込む
    第4の通信ステップと、 前記第1の通信ステップにて読取った前記任意の親機の
    親機情報と前記第3の通信ステップにて読取った前記任
    意の親機の子機認識情報とに基づいて、前記任意の親機
    に接続される子機の子機情報を生成して前記第2の記憶
    手段に前記子機情報とを書込む第5の通信ステップとを
    さらに含む、請求項8に記載の親子関係設定方法。
  10. 【請求項10】 前記親機は第1の場所に設置され、前
    記第1の通信ステップは、前記第1の場所とは異なる場
    所から、第1の通信媒体を介して任意の親機との通信を
    準備するステップを含む、請求項8または9に記載の親
    子関係設定方法。
  11. 【請求項11】 前記親子関係設定方法は、前記第1の
    場所から発信された情報に基づいて、前記通信ステップ
    を起動する第1の起動ステップをさらに含む、請求項1
    0に記載の親子関係設定方法。
  12. 【請求項12】 前記親子関係設定方法は、前記第1の
    場所とは異なる場所から発信された情報に基づいて、前
    記通信ステップを起動させるための第2の起動ステップ
    をさらに含む、請求項10に記載の親子関係設定方法。
  13. 【請求項13】 前記情報はインターネット回線を介し
    た情報である、請求項11に記載の親子関係設定方法。
  14. 【請求項14】 前記親子関係設定方法は、前記第2の
    通信ステップおよび第5の通信ステップのいずれか一方
    または双方における、子機との通信経過を収集して表示
    する表示ステップをさらに含む、請求項8〜13のいず
    れかに記載の親子関係設定方法。
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