JP2001221123A - 燃料噴射ノズルの冷却構造 - Google Patents

燃料噴射ノズルの冷却構造

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JP2001221123A
JP2001221123A JP2000028597A JP2000028597A JP2001221123A JP 2001221123 A JP2001221123 A JP 2001221123A JP 2000028597 A JP2000028597 A JP 2000028597A JP 2000028597 A JP2000028597 A JP 2000028597A JP 2001221123 A JP2001221123 A JP 2001221123A
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Takami Hirashima
孝美 平島
Yasuhiko Niitsu
安彦 新津
Shigeo Sakonji
樹生 左近司
Teruhiro Sakurai
輝浩 桜井
Jun Saito
準 斉藤
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UD Trucks Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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UD Trucks Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、燃料噴射ノズルの先端部に位置す
るノズル部を冷却するための燃料噴射ノズルの冷却構造
に関し、ノズル部を確実に冷却することを目的とする。 【解決手段】 シリンダヘッドに形成される貫通穴に挿
入される燃料噴射ノズルの先端部に位置するノズル部を
冷却するための燃料噴射ノズルの冷却構造において、前
記シリンダヘッドの貫通穴の前記ノズル部の位置に、伝
熱部材の外周を密着して配置するとともに、前記伝熱部
材に形成される貫通穴に、前記ノズル部を密着して挿入
してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのシリン
ダヘッドに配置される燃料噴射ノズルの先端部に位置す
るノズル部を冷却するための燃料噴射ノズルの冷却構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、液体燃料を圧縮着火させ、これを
着火源としてガス燃料を燃焼させるデュアルフューエル
エンジンが開発されている。図11は、このデュアルフ
ューエルエンジンを示すもので、このエンジンでは、軽
油等の液体燃料1が、燃料噴射ノズル2からシリンダ室
3内に噴射され、また、都市ガス等のガス燃料4が、吸
気管5からシリンダ室3内に吸入され、液体燃料1の圧
縮着火によりガス燃料4が燃焼される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなデュアルフューエルエンジンでは、発生熱量に対し
て、燃料噴射ノズル2から噴射される液体燃料1の流量
が少ないため、液体燃料1により燃料噴射ノズル2のノ
ズル部2aを充分に冷却することが困難になり、ノズル
部2aの過熱により、ノズルのスティック、あるいは、
噴霧不良が発生するおそれがあるという問題があった。
【0004】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、ノズル部を確実に冷却することが
できる燃料噴射ノズルの冷却構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の燃料噴射ノズ
ルの冷却構造は、シリンダヘッドに形成される貫通穴に
挿入される燃料噴射ノズルの先端部に位置するノズル部
を冷却するための燃料噴射ノズルの冷却構造において、
前記シリンダヘッドの貫通穴の前記ノズル部の位置に、
伝熱部材の外周を密着して配置するとともに、前記伝熱
部材に形成される貫通穴に、前記ノズル部を密着して挿
入してなることを特徴とする。
【0006】請求項2の燃料噴射ノズルの冷却構造は、
請求項1記載の燃料噴射ノズルの冷却構造において、前
記伝熱部材に形成される貫通穴に、微小な凹凸を形成し
てなることを特徴とする。請求項3の燃料噴射ノズルの
冷却構造は、請求項1または請求項2記載の燃料噴射ノ
ズルの冷却構造において、前記伝熱部材に、先方に向け
て突出する環状の突出部を形成し、この突出部に前記ノ
ズル部を密着して挿入してなることを特徴とする。
【0007】請求項4の燃料噴射ノズルの冷却構造は、
シリンダヘッドに形成される貫通穴に挿入される燃料噴
射ノズルの先端部に位置するノズル部を冷却するための
燃料噴射ノズルの冷却構造において、前記シリンダヘッ
ドの貫通穴の前記ノズル部および本体部の位置に、筒状
の伝熱部材を密着して配置するとともに、前記伝熱部材
内に、前記ノズル部および本体部を密着して収容してな
ることを特徴とする。
【0008】請求項5の燃料噴射ノズルの冷却構造は、
シリンダヘッドに形成される貫通穴に挿入される燃料噴
射ノズルの先端部に位置するノズル部を冷却するための
燃料噴射ノズルの冷却構造において、前記シリンダヘッ
ドの貫通穴の前記ノズル部の位置に、水室を形成すると
ともに、前記シリンダヘッドに、前記水室に冷却水を導
く冷却水通路を形成してなることを特徴とする。
【0009】請求項6の燃料噴射ノズルの冷却構造は、
シリンダヘッドに形成される貫通穴に挿入される燃料噴
射ノズルの先端部に位置するノズル部を冷却するための
燃料噴射ノズルの冷却構造において、前記シリンダヘッ
ドの貫通穴の前記ノズル部の位置に、オイル室を形成す
るとともに、前記シリンダヘッドに、前記オイル室にオ
イルを導くオイル通路を形成してなることを特徴とす
る。
【0010】(作用)請求項1の燃料噴射ノズルの冷却
構造では、燃料噴射ノズルのノズル部からの熱が、伝熱
部材を介してシリンダヘッドに確実に伝達される。請求
項2の燃料噴射ノズルの冷却構造では、伝熱部材に形成
される貫通穴に、微小な凹凸を形成したので、ノズル部
の貫通穴への挿脱時の抵抗が低減される。
【0011】請求項3の燃料噴射ノズルの冷却構造で
は、ノズル部の熱が、環状の突出部から伝熱部材に伝熱
され、伝熱部材からシリンダヘッドに伝達される。請求
項4の燃料噴射ノズルの冷却構造では、燃料噴射ノズル
のノズル部からの熱が、伝熱部材を介してシリンダヘッ
ドに伝達される。請求項5の燃料噴射ノズルの冷却構造
では、シリンダヘッドの冷却水通路から水室内に導かれ
た冷却水により、ノズル部が冷却される。
【0012】請求項6の燃料噴射ノズルの冷却構造で
は、シリンダヘッドのオイル通路からオイル室内に導か
れたオイルにより、ノズル部が冷却される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施形態について説明する。
【0014】図1は、本発明の燃料噴射ノズルの冷却構
造の第1の実施形態を示している。図において、符号1
1は、デュアルフューエルエンジンのシリンダヘッドを
示している。このシリンダヘッド11には、貫通穴11
aが所定の角度で傾斜して形成されている。
【0015】そして、この貫通穴11aに、燃料噴射ノ
ズル13が挿入されている。燃料噴射ノズル13は、本
体部15の先端にノズル部17を形成して構成されてい
る。ノズル部17には、図示しないニードル弁が配置さ
れている。ノズル部17の外径は、本体部15の外径よ
り小径とされており、本体部15とノズル部17との間
に段差部19が形成されている。
【0016】また、貫通穴11aは、主に本体部15が
挿入される大径の本体穴11bと、ノズル部17が挿入
される小径のノズル穴11cとからなり、本体穴11b
とノズル穴11cとの間に段差部11dが形成されてい
る。そして、この実施形態では、本体穴11bの先端位
置に伝熱部材21が配置されている。
【0017】この伝熱部材21は、銅,アルミニウム等
の伝熱性の良好な、かつ、比較的柔らかい金属からな
り、外周を本体穴11bの内周に密着されている。ま
た、前側端面を段差部11dに密着されている。伝熱部
材21には、円形状の貫通穴21aが形成されており、
この貫通穴21aには、ノズル部17の外周が密着して
挿入されている。
【0018】そして、伝熱部材21の後側端面が、ガス
ケット23を介して、燃料噴射ノズル13の段差部19
に密着されている。上述した燃料噴射ノズルの冷却構造
では、予め、シリンダヘッド11の貫通穴11aの本体
穴11bの先端位置に伝熱部材21が所定の圧力で打ち
込まれ、伝熱部材21の外周が、本体穴11bの内周お
よび段差部11dに強固に密着される。
【0019】そして、燃料噴射ノズル13が、ガスケッ
ト23にノズル部17を挿通した状態で、貫通穴11a
に挿入され、ノズル部17が伝熱部材21の貫通穴21
aに所定の押圧力で嵌挿され、伝熱部材21の貫通穴2
1aに強固に密着される。
【0020】上述した燃料噴射ノズルの冷却構造では、
シリンダヘッド11の貫通穴11aのノズル部17の位
置に、伝熱部材21の外周を密着して配置し、伝熱部材
21に形成される貫通穴21aに、ノズル部17を密着
して挿入したので、燃料噴射ノズル13のノズル部17
からの熱が、伝熱部材21を介してシリンダヘッド11
に確実に伝達され、これにより、ノズル部17を確実に
冷却することができる。
【0021】図2は、本発明の燃料噴射ノズルの冷却構
造の第2の実施形態を示している。この実施形態では、
伝熱部材21の貫通穴21aには、微小な凹凸21bが
形成されている。この凹凸21bは、例えば、貫通穴2
1aに旋削加工を施すことにより形成される。
【0022】また、ノズル部17の先端を覆って、シリ
ンダ室側からの熱を遮熱する遮熱部材25が配置されて
いる。この遮熱部材25は、フランジ部25aを有して
おり、フランジ部25aが、段差部11dに配置されて
いる。なお、この実施形態において、上述した以外は、
第1の実施形態と同様に構成されているため、同一の部
材には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
【0023】この実施形態においても第1の実施形態と
同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、
伝熱部材21に形成される貫通穴21aに、微小な凹凸
21bを形成したので、貫通穴21aへのノズル部17
の挿脱時に抵抗が少なくなり、貫通穴21aへのノズル
部17の挿脱を容易なものにすることができる。また、
遮熱部材25を配置したので、ノズル部17が高温にな
ることを低減することができる。
【0024】図3は、本発明の燃料噴射ノズルの冷却構
造の第3の実施形態を示している。この実施形態では、
伝熱部材21Aには、先方に向けて突出する環状の突出
部21cが一体形成されており、この突出部21cに、
ノズル部17が密着して挿入されている。また、突出部
21cの外周が、ノズル穴11cに密着されている。
【0025】なお、この実施形態において、上述した以
外は、第1の実施形態と同様に構成されているため、同
一の部材には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
この実施形態においても第1の実施形態と同様の効果を
得ることができるが、この実施形態では、突出部21c
にノズル部17を密着して挿入し、突出部21cの外周
をノズル穴11cに密着したので、ノズル部17をより
確実に冷却することができる。
【0026】図4は、本発明の燃料噴射ノズルの冷却構
造の第4の実施形態を示している。この実施形態では、
シリンダヘッド11の本体穴11bの前部およびノズル
穴11cに、筒状の伝熱部材21Bが密着して配置され
ている。そして、伝熱部材21B内に、ノズル部17お
よび本体部15が密着して収容されている。
【0027】すなわち、伝熱部材21Bは、本体部15
が収容される大径部21dと、ノズル部17が収容され
る小径部21eとを有している。そして、シリンダヘッ
ド11の本体穴11bに大径部21dが密着され、ノズ
ル穴11cに小径部21eが密着されている。また、伝
熱部材21Bの段差部21fが、段差部11dに密着さ
れている。
【0028】なお、この実施形態において、上述した以
外は、第1の実施形態と同様に構成されているため、同
一の部材には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
この実施形態では、シリンダヘッド11の本体穴11b
の前部およびノズル穴11cに、筒状の伝熱部材21B
を密着して配置し、伝熱部材21B内に、ノズル部17
および本体部15を密着して収容したので、ノズル部1
7を確実に冷却することができる。
【0029】図5および図6は、本発明の燃料噴射ノズ
ルの冷却構造の第5の実施形態を示している。この実施
形態では、シリンダヘッド11のノズル穴11cの位置
に、水室27が形成されている。すなわち、図7に示す
ように、シリンダヘッド11に形成されるノズル穴11
cには、水室27を形成するための水室用部材29が配
置されている。
【0030】この水室用部材29は、ノズル穴11cに
嵌挿される小径部29aと、本体穴11bに位置される
フランジ部29bとを有している。小径部29aの外周
には、円環状の環状溝29cが形成されており、この環
状溝29cとノズル穴11cとの間に水室27が形成さ
れる。フランジ部29bは、本体穴11bとノズル穴1
1cとの間に形成される段差部11dに密着され、水室
27がシールされている。
【0031】フランジ部29bと燃料噴射ノズル13の
段差部19との間には、ガスケット23が配置されてい
る。そして、シリンダヘッド11には、水室27に冷却
水を導く冷却水通路が形成されている。すなわち、図6
に示すように、シリンダヘッド11のロアーデッキに
は、図示しないシリンダブロックに連通される水孔31
が形成されており、この水孔31を水平方向に貫通して
第1のドリル孔33が形成されている。
【0032】この第1のドリル孔33の開口部は、プラ
グ35により封止されている。そして、第1のドリル孔
33に対して垂直方向に、第2のドリル孔37が形成さ
れている。この第2のドリル孔37の開口部は、プラグ
39により封止されている。第2のドリル孔37は、図
5に示すように、ノズル穴11cを貫通して形成されて
おり、水室27に連通されている。
【0033】そして、その先端が、シリンダヘッド11
の水ジャケット41の下方に位置され、第3のドリル孔
43により、水ジャケット41と第2のドリル孔37の
先端とが連通されている。なお、この実施形態におい
て、上述した以外は、第1の実施形態と同様に構成され
ているため、同一の部材には同一の符号を付し詳細な説
明を省略する。
【0034】この実施形態では、シリンダヘッド11の
ノズル穴11cの位置に、水室27を形成し、シリンダ
ヘッド11に、水室27に冷却水を導く冷却水通路を形
成したので、ノズル部17を確実に冷却することができ
る。図8および図9は、本発明の燃料噴射ノズルの冷却
構造の第6の実施形態を示している。
【0035】この実施形態では、シリンダヘッド11の
ノズル穴11cの位置に、オイル室45が形成されてい
る。すなわち、図10に示すように、シリンダヘッド1
1に形成されるノズル穴11cには、オイル室45を形
成するためのオイル室用部材49が配置されている。こ
のオイル室用部材49は、ノズル穴11cに嵌挿される
小径部49aと、本体穴11bに位置されるフランジ部
49bとを有している。
【0036】小径部49aの外周には、円環状の環状溝
49cが形成されており、この環状溝49cとノズル穴
11cとの間にオイル室45が形成される。フランジ部
49bには、ドリル穴49dが形成され、オイル室45
は、本体穴11bおよびドリル穴50を通してシリンダ
ヘッド11の上部に導通されている。フランジ部49b
と燃料噴射ノズル13の段差部19との間には、ガスケ
ット23が配置されている。
【0037】そして、シリンダヘッド11には、オイル
室45にオイルを導くオイル通路が形成されている。す
なわち、図9に示すように、シリンダヘッド11には、
図の水平方向に第1のドリル孔51が形成されている。
この第1のドリル孔51の開口部には、継手53が固定
され、この継手53に、オイルポンプからの配管55が
接続されている。
【0038】そして、第1のドリル孔51に対して垂直
方向に、第2のドリル孔57が形成されている。この第
2のドリル孔57の開口部は、プラグ59により封止さ
れている。そして、図10に示すように、この第2のド
リル孔57の先端が、オイル室45に開口されている。
【0039】なお、この実施形態において、上述した以
外は、第1の実施形態と同様に構成されているため、同
一の部材には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
この実施形態では、シリンダヘッド11のノズル穴11
cの位置に、オイル室45を形成し、シリンダヘッド1
1に、オイル室45にオイルを導くオイル通路を形成し
たので、ノズル部17を確実に冷却することができる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の燃料噴射
ノズルの冷却構造では、シリンダヘッドの貫通穴のノズ
ル部の位置に、伝熱部材の外周を密着して配置し、伝熱
部材に形成される貫通穴に、ノズル部を密着して挿入し
たので、燃料噴射ノズルのノズル部からの熱が、伝熱部
材を介してシリンダヘッドに確実に伝達され、これによ
り、ノズル部を確実に冷却することができる。
【0041】請求項2の燃料噴射ノズルの冷却構造で
は、伝熱部材に形成される貫通穴に、微小な凹凸を形成
したので、貫通穴へのノズル部の挿脱を容易なものにす
ることができる。請求項3の燃料噴射ノズルの冷却構造
では、伝熱部材に、先方に向けて突出する環状の突出部
を形成し、この突出部にノズル部を密着して挿入したの
で、ノズル部をより確実に冷却することができる。
【0042】請求項4の燃料噴射ノズルの冷却構造で
は、シリンダヘッドの貫通穴のノズル部および本体部の
位置に、筒状の伝熱部材を密着して配置し、伝熱部材内
に、ノズル部および本体部を密着して収容したので、ノ
ズル部を確実に冷却することができる。請求項5の燃料
噴射ノズルの冷却構造では、シリンダヘッドの貫通穴の
ノズル部の位置に、水室を形成し、シリンダヘッドに、
水室に冷却水を導く冷却水通路を形成したので、ノズル
部を確実に冷却することができる。
【0043】請求項6の燃料噴射ノズルの冷却構造で
は、シリンダヘッドの貫通穴のノズル部の位置に、オイ
ル室を形成し、シリンダヘッドに、オイル室にオイルを
導くオイル通路を形成したので、ノズル部を確実に冷却
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料噴射ノズルの冷却構造の第1の実
施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の燃料噴射ノズルの冷却構造の第2の実
施形態を示す断面図である。
【図3】本発明の燃料噴射ノズルの冷却構造の第3の実
施形態を示す断面図である。
【図4】本発明の燃料噴射ノズルの冷却構造の第4の実
施形態を示す断面図である。
【図5】本発明の燃料噴射ノズルの冷却構造の第5の実
施形態を示す断面図である。
【図6】図5のシリンダヘッドを示す底面図である。
【図7】図5のノズル部およびこの近傍を拡大して示す
断面図である。
【図8】本発明の燃料噴射ノズルの冷却構造の第6の実
施形態を示す断面図である。
【図9】図8のシリンダヘッドを示す底面図である。
【図10】図8のノズル部およびこの近傍を拡大して示
す断面図である。
【図11】デュアルフューエルエンジンを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
11 シリンダヘッド 11a 貫通穴 11b 本体穴 11c ノズル穴 13 燃料噴射ノズル 15 本体部 17 ノズル部 21,21A,21B 伝熱部材 21a 貫通穴 21b 凹凸 21c 突出部 27 水室 45 オイル室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新津 安彦 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (72)発明者 左近司 樹生 東京都墨田区緑2−13−7−1006 (72)発明者 桜井 輝浩 埼玉県大宮市南中丸929−10 (72)発明者 斉藤 準 千葉県松戸市大金平4−269 Fターム(参考) 3G024 AA04 CA03 CA16 CA26 DA02 FA00 GA10 GA11 HA20 3G066 AA07 AB02 AB05 AB06 AD10 AD12 BA31 BA53 CC01 CD04 CD07 CD10 CD15 CD23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドに形成される貫通穴に挿
    入される燃料噴射ノズルの先端部に位置するノズル部を
    冷却するための燃料噴射ノズルの冷却構造において、 前記シリンダヘッドの貫通穴の前記ノズル部の位置に、
    伝熱部材の外周を密着して配置するとともに、前記伝熱
    部材に形成される貫通穴に、前記ノズル部を密着して挿
    入してなることを特徴とする燃料噴射ノズルの冷却構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃料噴射ノズルの冷却構
    造において、 前記伝熱部材に形成される貫通穴に、微小な凹凸を形成
    してなることを特徴とする燃料噴射ノズルの冷却構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の燃料噴射
    ノズルの冷却構造において、 前記伝熱部材に、先方に向けて突出する環状の突出部を
    形成し、この突出部に前記ノズル部を密着して挿入して
    なることを特徴とする燃料噴射ノズルの冷却構造。
  4. 【請求項4】 シリンダヘッドに形成される貫通穴に挿
    入される燃料噴射ノズルの先端部に位置するノズル部を
    冷却するための燃料噴射ノズルの冷却構造において、 前記シリンダヘッドの貫通穴の前記ノズル部および本体
    部の位置に、筒状の伝熱部材を密着して配置するととも
    に、前記伝熱部材内に、前記ノズル部および本体部を密
    着して収容してなることを特徴とする燃料噴射ノズルの
    冷却構造。
  5. 【請求項5】 シリンダヘッドに形成される貫通穴に挿
    入される燃料噴射ノズルの先端部に位置するノズル部を
    冷却するための燃料噴射ノズルの冷却構造において、 前記シリンダヘッドの貫通穴の前記ノズル部の位置に、
    水室を形成するとともに、前記シリンダヘッドに、前記
    水室に冷却水を導く冷却水通路を形成してなることを特
    徴とする燃料噴射ノズルの冷却構造。
  6. 【請求項6】 シリンダヘッドに形成される貫通穴に挿
    入される燃料噴射ノズルの先端部に位置するノズル部を
    冷却するための燃料噴射ノズルの冷却構造において、 前記シリンダヘッドの貫通穴の前記ノズル部の位置に、
    オイル室を形成するとともに、前記シリンダヘッドに、
    前記オイル室にオイルを導くオイル通路を形成してなる
    ことを特徴とする燃料噴射ノズルの冷却構造。
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Cited By (7)

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