JP2001218530A - 農業用防虫ネット - Google Patents

農業用防虫ネット

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JP2001218530A
JP2001218530A JP2000031484A JP2000031484A JP2001218530A JP 2001218530 A JP2001218530 A JP 2001218530A JP 2000031484 A JP2000031484 A JP 2000031484A JP 2000031484 A JP2000031484 A JP 2000031484A JP 2001218530 A JP2001218530 A JP 2001218530A
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tunnel
net
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agricultural
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Yasutoshi Nakajima
康甫 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネルを形成した際、収穫する作物
を容易に取りだせる農業用防虫ネットを提供する。 【解決手段】 トンネル用支柱16に被覆して栽培作
物を覆うトンネル20を形成するトンネル栽培用の防虫
ネット10に、収穫する作物を取りだす収穫用ファスナ
ー付開口部26を形成して農業用防虫ネットとする。ま
た、ネットには、寒冷紗を着脱自在に取り付けることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用防虫ネット
に関し、より詳しくは、トンネルを形成した際、収穫す
る作物を容易に取りだしうる農業用防虫ネットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、美味しくて、安全性の高い農産物
を求める消費者の要求が高まりつつあり、その消費動向
の変化に対応して、無農薬もしくは減農薬栽培の野菜の
生産と市場が急拡大している。無農薬又は減農薬栽培を
実現するために、様々の栽培上の工夫がなされると共に
各種の資材が開発され、実用化されている。
【0003】その一つとして害虫忌避の手段がある。虫
食い跡のある農産物は、当然のことながら、その商品価
値の低下をきたすが、これは飛来した虫が直接栽培植物
を食し被害を与える場合と、飛来した虫が栽培植物上に
卵を産み付け、その卵から孵化した幼虫が植物を食す場
合がある。前者には、たとえばコガネムシ類やアブラム
シ等が該当し、後者には、モンシロチョウやコナガのよ
うなチョウチョ及び蛾の仲間が該当する。園芸用に問題
となる害虫としては、その他にもハダニ、ハモグエバ
エ、マメハモグリバエ、ミカンキイロアザミウマ、ミナ
ミキイロアザミウマ等の微小な害虫がある。いずれの場
合も、飛来する成虫を栽培植物に寄せ付けなければ、こ
れら栽培植物が損傷を被ることはない。
【0004】そこで不織布又は編み目の細かいネットを
使用して、栽培植物を覆い、飛来した虫が栽培植物に物
理的に接触できなくする方法(農業用防虫ネット)が広
く採用されている。
【0005】これは、不織布、又は害虫の進入を防ぐに
充分な細孔からなるネット又はシートを栽培する植物に
トンネル様に被せ、トンネルの裾部を栽培土壌に隙間の
ないように密着するものである。裾部のシールを完璧に
行うために被覆材の裾の上に土寄せを行う方法が一般的
である。
【0006】一方、近年ガーデニングや家庭菜園のよう
な土にふれる趣味がブームになっていると言われている
が、実際、日曜菜園を楽しむ園芸愛好家が確実に増加し
ていることは、これに関する多数の雑誌や書籍の発刊、
園芸専門のケーブルTVチャネルの創設等によっても、
容易に理解されるところである。
【0007】しかして、家庭菜園の場合について、多く
の園芸愛好家が、上記した防虫ネットを、間違いのない
無農薬野菜を手に入れたいとの発想から使用し始めてお
り、特に夏場は、防虫ネットを使用するトンネル栽培が
盛んに行われている。トンネル栽培の場合、プロの農家
は、収穫作業を効率的に行うために、出来るだけ生育を
揃えて、一斉に収穫するのが普通である。
【0008】しかしながら、家庭菜園の場合は、全く事
情が異なる。すなわち、本発明者らが経験しているとこ
ろによれば、アマチュアの園芸愛好家は、同じトンネル
を利用して間引きをしながら、長期間にわたって少しず
つ収穫を続けるのが普通である。よって、家庭園芸にお
けるトンネル栽培においては、収穫の都度トンネルの裾
をあけ、必要な収穫を行った後、害虫等がトンネル内に
侵入しないように、再びトンネルの裾をしっかりとシー
ルしてトンネルを完全に閉塞する必要がある。この閉塞
を完全に行うためには、被覆材の裾に土寄せを行い、栽
培土壌にトンネルの裾部をトンネル全般に渡って隙間な
く充分埋め込まなければならない。ところが、実際にこ
の作業を行ってみると、当該埋め込み作業は、極めて煩
雑であることが実感される。従って、この埋め込みは、
乱雑になり、裾のシール不足で、そこから虫が進入する
ケースがしばしばあることは無理からぬところである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる点に
鑑みなされたもので、農業用防虫ネットを使用するトン
ネル栽培において、一旦行った被覆材のシール部を壊す
ことなく収穫する方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は以下
の農業用防虫ネットにより解決される。
【0011】(1)トンネル用支柱に被覆して栽培作物
を覆うトンネルを形成するトンネル栽培用の防虫ネット
において、当該ネットには、当該トンネルから収穫する
作物を取りだしうる収穫用ファスナー付開口部が形成さ
れていることを特徴とする農業用防虫ネット。
【0012】(2) (1) 記載のネットにおいて、当該
ファスナー付き開口部を離隔して2個以上形成した農業
用防虫ネット。
【0013】(3) (1) 又は (2) のネットにおい
て、当該ファスナー付き開口部の一つの長さが30〜3
00cmである農業用防虫ネット。
【0014】(4) (2) 又は (3) のネットにおい
て、当該開口部と開口部の間が0〜120cmである農
業用防虫ネット。
【0015】(5) (1) 〜 (4) のいずれかに記載の
ネットにおいて、寒冷紗が当該ネットの少なくとも一部
を覆って着脱自在に取り付けられている農業用防虫ネッ
ト。
【0016】(6)寒冷紗が、トンネル用支柱に被覆し
て栽培作物を覆うトンネルを形成するトンネル栽培用の
防虫ネットの少なくとも一部を覆って着脱自在に取り付
けられていることを特徴とする農業用防虫ネット。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の農業用防虫ネット示す平
面図であり、図2は、本発明の防虫ネットをトンネル用
支柱に被覆してトンネルを形成し、トンネル栽培を行っ
ている状況を示す説明図である。
【0019】本発明の防虫ネット10は、図1に示すよ
うに、通常長辺12と短辺14とからなる長方形状のネ
ットであって、図2に示すように、これを通常長辺12
を畝の長さ方向に、短辺14を畝の幅方向にあわせ、支
柱16に被覆して、トンネル20を形成する。長辺と短
辺の長さは、畝の長さと幅により決められるもので特に
規定するものではないが、通常長辺は、100〜500
0cm、短辺は、100〜300cm程度である。トン
ネル20は、図2(a)に示すごとく、アーチ状の屋根
部22と、二つの側壁部24、24’からなるものであ
るが、当該ネットには、ファスナー付開口部26、2
6’が形成されており、この開口部は、通常はファスナ
ーを閉じることによって閉鎖されていて、収穫時にのみ
ファスナーを開いて、トンネル内部から、収穫する作物
を取りだすための収穫用開口部として機能する。また2
8は、土寄せである。
【0020】従って、図1の防虫ネットにおいてファス
ナー付開口部を形成する位置は、トンネルを形成した場
合に、収穫作物を最も取りだし易い位置であることが好
ましく、図2に示すように、屋根部22の下方でやや地
面、すなわちトンネルの裾部の近傍が望ましい。数値で
表現すれば、トンネルを形成したときトンネルの裾部か
らの距離hが、好ましくは20〜80cm、より好まし
くは30〜60cm程度であることが収穫作業上望まし
い。
【0021】ファスナー付開口部は、図2のごとき屋根
部22に相当する位置に設けるのが最も一般的である
が、場合によっては、側壁部24に相当する位置に設け
ることを排除するものではなく、また屋根部に設ける場
合でも、片側のみに設けてもよく、場合によっては左右
の屋根部の両側に設けることも可能である。特に、畝2
5の幅が60cmを超えるような大きなトンネルの場合
は、屋根部の両側に開口部を設けることにより収穫作業
性が向上する。
【0022】ファスナー付開口部(本明細書では、単に
開口部と称することもある。)の長さaは、基本的には
限定するものではないが、好ましくは30〜300c
m、さらに好ましくは70〜150cmである。30c
mよりあまり短いと、形態の大きな収穫物、たとえば大
根のようなものを取り出すときは不都合であるし、実際
作業を行っても、両手が入らないために、作業性が極め
て悪くなる。また、あまり短い開口部では、ファスナー
を防虫ネットに数多く取り付けることが必要となり、フ
ァスナーの価格とその取り付け作業労力がかかり得策で
はない。
【0023】一方、ファスナーの上限については、ネッ
トの長辺と同じ長さでも基本的には問題はないが、本用
途が主として家庭園芸用を志向しており、極端に広い面
積の収穫を同時に行うチャンスが少ないことを考える
と、300cmを超えないものが実用的である。
【0024】また、ファスナー付開口部の数は、一個で
もよいが、ある程度長いトンネルを形成するような場合
には、図1に示すように、開口部26及び26’のごと
く離隔して2個以上形成することも好ましい態様であ
る。この場合、開口部と開口部の間隔bは、好ましくは
0〜120cm、さらに好ましくは30〜60cmであ
ることが望ましい。この間隔が120cmをあまりこえ
るような場合は、収穫の作業性が悪くなるし、開口部間
を必要以上に短くとればファスナーのコストが上がり経
済上好ましくない。
【0025】なお、本発明においてファスナーとは、開
口部を開閉しうる手段であれば特に限定するものではな
く、所謂ファスナーであることがもっとも好ましいが、
場合によっては、同じ機能を有するホック、マジックテ
ープ、磁石等の固着手段により代替することも可能であ
る。さらには、当該開口部をテープ状の布やネットで着
脱自在若しくは開閉自在に覆うようにしてもよい。
【0026】本発明の別の好ましい態様としては、当該
農業用防虫ネットの少なくとも一部を覆って寒冷紗が着
脱自在に取り付けられているものである。
【0027】図3は、本発明の農業用防虫ネットに寒冷
紗が取り付けられている基本的な状態を示す平面図であ
り、図4は、寒冷紗の取り付けられた防虫ネットをトン
ネル用支柱に被覆してトンネルを形成し栽培する基本的
な状態を示す説明図であり、図5は、太陽の位置を考慮
した寒冷紗とファスナー付開口部の取付け位置の関係を
示す説明図であり、図6は、ファスナー付開口部を有さ
ない防虫ネットに寒冷紗を取り付けた状態を示す平面図
である。
【0028】寒冷紗とは、園芸作物の夏期の過剰な太陽
光線の遮光、遮熱、冬期の防寒や防霜のため、トンネル
状にして当該作物を覆って使用する繊維状の農業用資材
である。
【0029】例えば、夏場農作物を作る場合について言
えば、強烈な太陽光線を20%から70%遮断した方が
育ちがよい場合があり、遮光のため寒冷紗が使用され、
又夏場に限らず、作物を移植した場合、数日間、太陽光
線をある程度遮断すると極めて活着が良くなるので寒冷
紗が用いられる。このように植物を育てる場合、その時
期、植物の成育過程によって理想の太陽光線遮光度が知
られており、各種の遮光率の寒冷紗が販売されている。
【0030】しかしながら、いずれにせよ一般に行われ
ている寒冷紗のトンネル被覆においては、防虫と遮光を
兼ねている場合がほとんどであり、一つの寒冷紗から他
の遮光率の異なる寒冷紗に変更する場合は、トンネル全
体を、異なる資材で完全に張り替える作業を行わなけれ
ばならず、これは、大変な作業であった。
【0031】本発明は、かかる問題をも解決するもので
あり、図3に示すように、本発明における農業用防虫ネ
ット10の少なくとも一部を覆って、寒冷紗30が着脱
自在に取り付けられる。
【0032】図4は、このような寒冷紗30を取り付け
た防虫ネット10を用いてトンネル栽培を行っている状
態を示すもので、遮光が不必要の場合は、従来のように
トンネル被覆全体を剥がすことなく、上部に着脱自在に
取り付けられている寒冷紗30のみを外すか、又はこれ
を、容易に遮光率の違う寒冷紗に変更することができ
る。寒冷紗を着脱自在に取り付ける固着手段33として
は、特に限定するものではないが、例えばマジックテー
プ、ホック、粘着テープ、鉤、磁石、紐等の任意の手段
が採用可能である(以下、これらの固着手段をマジック
テープ等と称する。)
【0033】これらのマジックテープ等の固着手段は、
寒冷紗側のみが備えていてもよいし、寒冷紗と防虫ネッ
トの両者に分担して設けてもよい。
【0034】この固着手段であるマジックテープ等の数
は、特に限定するものではなく適宜選択する。マジック
テープ等が多くなるほど、寒冷紗の固定は、より確実に
なるが、防虫ネットとの固着性が良すぎて、取り替え時
に上部の寒冷紗を引っ張ると防虫ネットを結果持ち上げ
ることになり、トンネルの裾部の土寄せしたシール部を
壊すことになる。一方マジックテープ等の数があまり少
なく、その間隔が大きすぎる場合は、固着力が弱くなり
強風等により上部寒冷紗が吹き飛ばされやすくなる。
【0035】通常、図3に示すような固着手段であるマ
ジックテープ等33の隣り合う間隔lは、好ましくは5
0〜150cm、より好ましくは80〜120cm、最
も好ましくは100cm程度であり、これにより通常の
台風にも充分耐えうることが確認されている。
【0036】なお、寒冷紗が矩形の場合は、図3に示す
ように、少なくとも両長辺において、このようにしてマ
ジックテープ等33を配置することが望ましい。
【0037】本発明の好ましい態様としては、図3に示
すように、ファスナー付開口部26、26’に掛からな
いように寒冷紗30を取り付けるようにし、図5に示す
ように、畑の畝25を東西方向に作り、ファスナー付開
口部26をN側(北側)に位置するように防虫ネットを
張れば、太陽(SUN)の位置による太陽光線kの照射
方向と、トンネルの屋根部との関係は、図に示すように
理想的な状態となり、寒冷紗を付けた状態で、ファスナ
ー部を開閉でき実用的に便利である。
【0038】なお、寒冷紗を防虫ネットに着脱自在に取
り付けて使用する場合、図6に示すように、当該防虫ネ
ットには、必ずしもファスナー付開口部が形成されてい
なくても、寒冷紗を直接支柱に掛ける場合に比較して、
その取扱い性は、格段に向上する。
【0039】
【実施例】
【0040】(実施例1) (1) 慣用に従い堆肥、肥料を入れて、事前に準備した
畑に、幅60cm、長さ250cmの畝を立てて、6月
にラディッシュの種を2条に播種した。
【0041】次いで、図7に示す大きさの8mmφのビ
ニール被覆パイプ製のトンネル用支柱16を用いて、図
8に示すように、上記幅60cm、長さ250cmの畝
25に図に示すようにトンネル用支柱を立てた。
【0042】このトンネル用支柱に、図9に示した大き
さ及び形状の寒冷紗とファスナー付開口部を有する防虫
ネットを被せてトンネルを形成するとともに、図5の様
にファスナー部を北側に向けて、防虫ネットの裾の部分
に土寄せ28して、外部から虫が進入しないように密閉
にした。
【0043】(2) 1週間後ファスナー部を両方に全開
し、その開口部から手を入れて、株間を3〜4cmに間
引いて、作業終了後速やかにファスナーを閉じた。
【0044】さらに2週間後ファスナー部を両方に全開
し、その開口部から手を入れて、株間を6〜7cmに間
引いて、作業終了後速やかにファスナーを閉じた。
【0045】4週間後、ファスナー開口部から、収穫サ
イズに育ったものを間引きながら収穫し、5日間で収穫
を終了した。
【0046】(実施例2) (1) 慣用に従って堆肥、肥料を入れ準備した畑に、幅
60cm、長さ250cmの畝を立てて、8月にみそめ
菜(タキイ交配)の種を、2条に播種した。
【0047】次いで、図7に示す大きさの8mmφのビ
ニール被覆パイプ製のトンネル用支柱16を用いて、図
8に示すように、上記幅60cm、長さ250cmの畝
25に図に示すようにトンネル用支柱を立てた。
【0048】図9に示す寒冷紗を外したファスナーつき
防虫ネットを被せ、図2の様に防虫ネットの裾の部分に
土寄せ28して、外部から虫が進入しないように密閉に
した。
【0049】(2) 2週間後ファスナー部を両方に全開
し、その開口部から手を入れて、株間5〜6cmに間引
て、作業終了後速やかにファスナーを閉じた。
【0050】播種後4週間して収穫適期になってから、
ファスナーを開けて、開口部より手を入れて、毎日必要
量を収穫し、都度ファスナーを閉じた。1週間で収穫を
完了した。
【0051】
【発明の効果】本発明に従えば、農業用防虫ネットを使
用するトンネル栽培において、一旦行った被覆材のシー
ル部を壊すことなく、その都度収穫物を取りだすことが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の農業用防虫ネット示す平面図
【図2】本発明の防虫ネットをトンネル用支柱に被覆し
てトンネルを形成し、トンネル栽培を行っている状況を
示す説明図
【図3】本発明の農業用防虫ネットに寒冷紗が取り付け
られている基本的な状態を示す平面図
【図4】寒冷紗の取り付けられた防虫ネットを支柱に被
覆してトンネルを形成し栽培する基本的な状態を示す説
明図
【図5】太陽の位置を考慮した寒冷紗とファスナー付開
口部の取付け位置の関係を示す説明図
【図6】ファスナー付開口部を有さない防虫ネットに寒
冷紗を取り付けた状態を示す平面図
【図7】実施例で使用したビニール被覆パイプ製のトン
ネル用支柱を示す説明図
【図8】実施例で使用した畝とトンネル用支柱の状態を
示す説明図
【図9】実施例で使用した寒冷紗とファスナー付開口部
を有する防虫ネットを示す説明図
【符号の説明】
10 本発明の防虫ネット 12 ネットの長辺 14 ネットの短辺 16 トンネル用支柱 20 トンネル 22 トンネルのアーチ状の屋根部 24,24’トンネルの側壁部 25 畝 26,26’トンネルのファスナー付開口部 28 土寄せ 30 寒冷紗 33 マジックテープ等の固着手段 a ファスナー開口部の長さ b 開口部と開口部の間隔 l マジックテープ等の隣り合う距離 h トンネルの裾部からの距離 k 太陽光線 SUN 太陽 N 北 S 南

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル用支柱に被覆して栽培作物を覆
    うトンネルを形成するトンネル栽培用の防虫ネットにお
    いて、当該ネットには、当該トンネルから収穫する作物
    を取りだしうる収穫用ファスナー付開口部が形成されて
    いることを特徴とする農業用防虫ネット。
  2. 【請求項2】 当該ファスナー付き開口部を離隔して2
    個以上形成した請求項1に記載の農業用防虫ネット。
  3. 【請求項3】 当該ファスナー付き開口部の一つの長さ
    が30〜300cmである請求項1又は2に記載の農業
    用防虫ネット。
  4. 【請求項4】 当該開口部と開口部の間が0〜120c
    mである請求項2又は3に記載の農業用防虫ネット。
  5. 【請求項5】 寒冷紗が当該ネットの少なくとも一部を
    覆って着脱自在に取り付けられている請求項1〜4のい
    ずれかに記載の農業用防虫ネット。
  6. 【請求項6】 寒冷紗が、トンネル用支柱に被覆して栽
    培作物を覆うトンネルを形成するトンネル栽培用の防虫
    ネットの少なくとも一部を覆って着脱自在に取り付けら
    れていることを特徴とする農業用防虫ネット。
JP2000031484A 2000-02-09 2000-02-09 農業用防虫ネット Withdrawn JP2001218530A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200471545Y1 (ko) 2011-10-10 2014-03-06 신평섭 식물 재배용 접이식 방충망
CN113475288A (zh) * 2021-08-17 2021-10-08 百色学院 利用防虫网的有机蔬菜虫害防治方法

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