JP2001218392A - ブラシレスdcモータ - Google Patents

ブラシレスdcモータ

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JP2001218392A
JP2001218392A JP2000026503A JP2000026503A JP2001218392A JP 2001218392 A JP2001218392 A JP 2001218392A JP 2000026503 A JP2000026503 A JP 2000026503A JP 2000026503 A JP2000026503 A JP 2000026503A JP 2001218392 A JP2001218392 A JP 2001218392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
motor
teeth
groove
brushless
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000026503A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Nakatsuka
晴雄 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Shibaura Corp
Original Assignee
Nidec Shibaura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Shibaura Corp filed Critical Nidec Shibaura Corp
Priority to JP2000026503A priority Critical patent/JP2001218392A/ja
Publication of JP2001218392A publication Critical patent/JP2001218392A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2201/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the magnetic circuits
    • H02K2201/06Magnetic cores, or permanent magnets characterised by their skew

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成でコギングトルクを低減して、モー
タの振動および騒音を低減する。 【解決手段】固定子6に設けられたティース3のそれぞ
れの内周面上に、軸方向に向かって溝10を設けると共
に、この溝10をスキューして固定子6を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】回転子のマグネットと対向す
る箇所に複数個のティースが形成された固定子を備えた
ブラシレスDCモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるブラシレスDCモータを図
3および図4を用いて説明する。図3は、従来における
ブラシレスDCモータの側断面図である。図4は、従来
における固定子の斜視図である。
【0003】図3において、ブラシレスDCモータ11
は、巻線12が巻回された固定子13と回路基板14と
をモールド樹脂15でモールド成形して椀状に形成され
たモールドフレーム16と、このモールドフレーム16
の内部に収納され、シャフト18と、マグネット25で
形成された回転子17と、この回転子17のシャフト1
8に挿入され、回転子17を回転自在に支持する軸受1
9a、19bと、この軸受19a、19bを収納し、モ
ールドフレーム16の開口部に取り付けられたハウジン
グ20とで形成されている。
【0004】図4において、固定子13は、輪状のバッ
クヨーク21とこのバックヨーク21の内周部から、輪
の中心に向かって延出した複数個のT字状のティース2
2とで形成された固定子鉄心23を積層して形成された
固定子コア24、この固定子コア24のティース22に
巻回された巻線12とで構成されている。
【0005】また、回転子17のマグネット25の面と
対向する箇所に設けられた固定子13のそれぞれのティ
ース22であって、これらティース22の内周面の中央
部に軸方向に向かって一本の溝26が設けられている。
【0006】この溝26の幅t2は、ティース22とこ
のティース22に隣り合うティース22の間に形成され
るオープニングスロット27の幅t2とほぼ同等に形成
されている。
【0007】すなわち、例えば、6スロットの固定子1
3であれば、ティース22に6本の溝26が形成され
る。したがって、コギングの箇所がオープニングスロッ
ト27の6箇所と溝26の6箇所で12箇所となる。
【0008】以上のようにコギングする箇所を増やすこ
とにより、コギングトルクを低減することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
ブラシレスDCモータの固定子は、一回転中のコギング
の回数を増加させることによってコギングトルクを低減
させていた。しかしながら、溝を形成することによるコ
ギングトルクの低減には限界があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、固定子に設けられたティースのそれぞれの内周面上
に、軸方向に向かって溝を形成すると共に、この溝を任
意の角度でスキューして形成したことを特徴とするイン
ナーロータ型のブラシレスDCモータを提供する。
【0011】また、固定子に設けられたティースのそれ
ぞれの外周面上に、軸方向に向かって溝を形成すると共
に、この溝を任意の角度でスキューして形成したことを
特徴とするアウターロータ型のブラシレスDCモータを
提供する。
【0012】
【作用】回転子のマグネットと対向する固定子のティー
スの面上に、軸方向に向かって溝を設けることにより、
コギングの回数を増加させ、コギングトルクを低減す
る。さらに、ティースの溝をスキューすることにより、
コギングトルクをより低減させる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明におけるブラシレスDCモ
ータの実施例について、インナーロータ型のブラシレス
DCモータを例に、図1および図2を用いて説明する。
図1は、本発明における固定子鉄心の斜視図である。図
2は、図1の固定子鉄心を積層して形成された固定子の
斜視図である。
【0014】図1において、固定子鉄心1は、鋼板をプ
レス機によって打ち抜いて形成されており、輪状に形成
されたバックヨーク2と、このバックヨーク2の内周部
から、輪の中心に向かって延出した複数個のT字状のテ
ィース3とで形成されている。
【0015】また、ティース3の内周面には、それぞれ
コの字状に形成された切り欠け4が設けられている。こ
の切り欠け4の開口部の幅tは、オープニングスロット
5の幅t1と同等の幅で形成されている。そして、この
切り欠け4は、ティース3の内周面の任意の箇所に設け
てある。
【0016】なお、この固定子鉄心1をプレス機によっ
て打ち抜いた後、この固定子鉄心1を積層して固定子コ
ア7を形成するが、それぞれの固定子鉄心1の切り欠け
4の位置をティースの内周面に沿って、少しずつずらし
て積層する。
【0017】すなわち、固定子鉄心1のそれぞれの切り
欠け4が斜行して連なることにより、固定子コア7の内
周面には、スキューされた溝10が形成される。
【0018】図2において、固定子6は、複数枚の固定
子鉄心1を積層して形成した固定子コア7と、この固定
子コア7のティース3に巻回された巻線9とで構成され
ている。そして、固定子コア7の内周面には、スキュー
された溝10が設けられている。
【0019】以上のように、固定子コアの内周面に溝を
設け、コギングの回数を増加させることによってコギン
グトルクを低減すると共に、ティースの溝をスキューす
ることによって、コギングトルクをより低減させること
ができる。
【0020】本発明の実施例において、インナーロータ
形のモータについて説明したが、アウターロータ形のモ
ータにおいてもスキューされた溝を設ける構成にするこ
とが可能であり、同様の効果を得ることができることは
言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成でコギング
トルクを低減することができる。すなわち、モータの振
動および騒音を低減することができる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における固定子鉄心の斜視図。
【図2】図1の固定子鉄心を積層して形成された固定子
の斜視図。
【図3】従来におけるブラシレスDCモータの側断面
図。
【図4】従来における固定子の斜視図。
【符号の説明】
1、23…固定子鉄心 2、21…バックヨーク 3、22…ティース 4…切り欠け 5、27…オープニングスロット 6、13…固定子 7、24…固定子コア 9、12…巻線 10、26…溝 11…ブラシレスDCモータ 14…回路基板 15…モールド樹脂 16…モールドフレーム 17…回転子 18…シャフト 19a、19b…軸受 20…ハウジング 25…マグネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状に形成され、内周面側に複数個のティ
    ースが設けられた固定子と、この固定子の内周面側に配
    置され、マグネットが設けられた回転子とを備えたイン
    ナーロータ型のブラシレスDCモータにおいて、 固定子に設けられたティースのそれぞれの内周面上に、
    軸方向に向かって溝を形成すると共に、この溝を任意の
    角度でスキューして形成したことを特徴とするブラシレ
    スDCモータ。
  2. 【請求項2】筒状に形成され、外周面側に複数個のティ
    ースが設けられた固定子と、この固定子の外周面側に配
    置され、マグネットが設けられた回転子とを備えたアウ
    ターロータ型のブラシレスDCモータにおいて、 固定子に設けられたティースのそれぞれの外周面上に、
    軸方向に向かって溝を形成すると共に、この溝を任意の
    角度でスキューして形成したことを特徴とするブラシレ
    スDCモータ。
JP2000026503A 2000-02-03 2000-02-03 ブラシレスdcモータ Pending JP2001218392A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003007457A1 (fr) * 2001-07-11 2003-01-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Moteur electrique
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JP2014075888A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Ihi Corp 回転機
CN105322670A (zh) * 2014-07-28 2016-02-10 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 定子铁芯结构及具有其的电机

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