JP2001216729A - 記録システム、ディジタル複製方法および記録媒体 - Google Patents

記録システム、ディジタル複製方法および記録媒体

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JP2001216729A
JP2001216729A JP2000022777A JP2000022777A JP2001216729A JP 2001216729 A JP2001216729 A JP 2001216729A JP 2000022777 A JP2000022777 A JP 2000022777A JP 2000022777 A JP2000022777 A JP 2000022777A JP 2001216729 A JP2001216729 A JP 2001216729A
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Satoshi Kimura
聡 木村
Jun Tanaka
潤 田中
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速ディジタル複製機能をサポートした記録
装置において、著作権保護の観点から、高速ディジタル
複製機能が禁止されている状態の間に、操作メニュー上
でその選択肢を誤って選択する無駄な操作を防止する。 【解決手段】 制御部3は、CDドライブ1にセットさ
れたCDからMDドライブ2にセットされたMDへの複
製記録を含む動作を制御する。制御部3は、メニューを
表示するに際し、あるCDからMDへの高速ダビングが
行われてから、一定期間経過するまでは、同一のCDが
装着されている場合には、メニューの選択肢から高速ダ
ビングの選択肢を除外し、実際に選択可能な選択肢のみ
を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体から再
生された情報を他の記録媒体に記録する際に、通常の再
生速度よりも高速で再生・記録する高速複製記録におけ
る著作権等の保護等のための複製管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ記録においては、アナログ信号
の再生/記録に伴う情報の劣化および情報量の低下等が
避けられない。また、ディジタル記録においても再生情
報よりもサンプリングレートおよび量子化ビット数が少
ない場合には、記録処理に伴う情報の劣化および情報量
の低下等が避けられない。ところが、再生情報と同一ま
たはそれ以上のサンプリングレートおよび量子化ビット
数でディジタル記録を行った場合には、情報の劣化およ
び情報量の低下をほとんど生じさせずに、原記録媒体を
複製することができる。
【0003】しかし、このようなディジタル再生/記録
技術の進歩は、ディジタル情報(画像情報、音響情報
等)の私的利用を超えた複製をも容易にし、著作者の持
つ著作権、例えば複製権、を侵害する危険をはらんでい
る。
【0004】著作権等を保護するため、従来より、ディ
ジタル記録装置では、SCMS(Serial Copy Manageme
nt System)等の技術を採用し、ディジタル音源からの
無制限な複製を防止している。SCMSは、例えば、C
D等のオリジナル記録媒体からMD等の二次媒体への一
世代目のコピーは可能とするが、二次媒体の記録データ
を他の二次媒体に「孫コピー」することを禁止するシス
テムであり、複製世代数を制限することにより、私的使
用の範囲を超える複製に歯止めをかけている。
【0005】最近では、SDMI(Secure Digital Mus
ic Initiative)により、ディジタルオーディオデータ
を圧縮記録する技術にも対応する複製禁止技術を標準化
すべく検討が進められている。また、MPEG(moving
picture experts group)により仕様策定中の動画・音
声の圧縮方式を定める規格MPEG4では、IPMP
(Intellectual Property Management and Protectio
n)と称される知的財産権保護システムとのインタフェ
ースを含むこととされている。
【0006】上述したMD等の記録装置には、短時間で
の複製を可能とするため、高速ダビング用の高速記録機
能を搭載することが少なくない。高速ダビングにおいて
は、原記録媒体を通常の再生速度よりも高速で再生し、
複製記録媒体に高速で記録する。このため、上述したS
CMSにより二世代以上の複製記録を禁止するだけで
は、同一のダビングを高速記録機能により繰り返すこと
により、大量に複製を作成することが可能となる。この
ため、SCMSを採用していても、高速記録機能を備え
ていれば、容易に著作権を侵害するおそれがある。
【0007】この問題を解決するため、特開平11−5
3818号公報には、複製履歴の有無、複製回数、複製
操作の履歴順位、複製操作の時間間隔、および記録媒体
の交換の有無などの操作履歴に応じて、複製の禁止、複
製速度の制御を行う記録装置が開示されている。例え
ば、この記録装置は、CDからMDへの高速複製記録に
関し、一度高速録音した曲については、所定時間内は、
高速複製記録を禁止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開平11−5381
8号公報に開示された技術では、ユーザが、録音(複
製)を指示すると、装置側で、録音対象の曲の履歴を判
別し、適当な録音方法を選択する。このため、ユーザ
は、録音を指示した際に、MDへの録音ができるか否
か、また、録音ができるとしても、高速録音なのか通常
録音なのかが想定できない場合がある。場合によって
は、装置が故障しているような印象をうける場合さえ生
じる。
【0009】同様の問題は、無体財産法(特許法、著作
法、商標法等)や不正競争防止法で保護されているディ
ジタルコンテンツ(画像、映像、テキスト等)、をディ
ジタル記録(複製)する場合に広く発生する。
【0010】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、ディジタルコンテンツに関する権利を保護し
つつ、使い易いディジタルコンテンツ記録システム及び
方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる記録システムは、ユ
ーザの操作に従って、ディジタルコンテンツを、第1の
記録速度で記録媒体にディジタル記録する第1の記録機
能と第1の記録速度よりも高速の第2の記録速度で記録
媒体にディジタル記録する第2の記録機能とを備える記
録システムにおいて、第1の記録機能と第2の記録機能
とを選択するためのメニュー選択肢を含むメニューを表
示する表示手段と、予め定められた基準に従って、第2
の記録機能が選択可能か否かを判別する判別手段と、前
記判別手段が選択可能でないと判別した場合に、第2の
記録機能を選択できない態様で、メニューを前記表示手
段に表示させる表示制御手段と、前記表示手段に表示さ
れたメニューから実行対象の機能に対応するメニュー選
択肢を選択する選択手段と、前記選択手段により選択さ
れたメニュー選択肢に対応する機能を実行する動作制御
手段と、を具備することを特徴とする。
【0012】この記録システムでは、第2の記録機能
が、例えば、著作権保護等の理由により、実行不能であ
る場合に、これを選択するおそれがなく、無駄のない操
作が可能となる。
【0013】前記表示制御手段又は選択手段は、前記判
別手段が第2の記録機能が選択可能でないと判断した場
合に、例えば、(1)前記表示手段に、メニュー上で、
前記第2の記録機能を示す選択項目を非表示とさせ、
(2)前記表示手段に、メニュー上で、前記第2の記録
機能を示す選択項目を、選択不可を示す標識を付して表
示させ、(3)メニュー上で前記第2の記録機能の選択
を不能とする。
【0014】前記判別手段は、例えば、著作権保護のた
めに、前記第2の記録機能の選択を制限する。前記判別
手段は、例えば、前記第2の記録機能によるコンテンツ
の記録の履歴情報を記憶する記憶手段を備え、該記憶手
段に記憶された履歴情報に基づいて、第2の記録機能に
よる記録を行ってから、所定の間(例えば、CDからM
Dへの記録の場合、例えば、74分)、同一コンテンツ
について、第2の記録機能を選択できないと判別する。
この構成とすることにより、第2の記録機能による高速
記録を繰り返して行うことによる、著作権の侵害を予防
できる。
【0015】この発明の第2の観点にかかるディジタル
複製方法は、第1の記録媒体に記録されているディジタ
ルコンテンツを第2の記録媒体に、第1の複製速度また
は第1の複製速度よりも高速の第2の複製速度で複製
し、複製履歴に従って、同一コンテンツについて、第2
の複製速度での複製が行われてから、所定期間経過する
までは、第2の複製速度での複製を禁止するディジタル
複製方法において、ディジタルコンテンツを第2の複製
速度で複製した際に、複製履歴を記憶するステップと、
操作の選択肢をメニュー表示する際に、第2の複製速度
での複製が禁止されているか否かを、前記複製履歴に基
づいて判別し、第2の複製速度での複製が禁止されてい
ると判別した際に、第2の複製速度での複製を選択でき
ない態様で、選択肢をメニュー表示するメニュー表示ス
テップと、ユーザの指示に応答して、表示されたメニュ
ー上の選択肢を選択する選択ステップと、前記選択ステ
ップにより選択された選択肢に対応する処理を実行する
ステップと、を有することを特徴とする。
【0016】このディジタル複製方法でも、第2の複製
速度での複製が実行不能である場合に、これを選択する
おそれがなく、無駄のない操作が可能となる。
【0017】また、この発明の第3の観点にかかるコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、
ユーザの操作に従って、ディジタルコンテンツを、第1
の記録速度で記録媒体にディジタル記録する第1の記録
機能と第1の記録速度よりも高速の第2の記録速度で記
録媒体にディジタル記録する第2の記録機能とを備える
記録システムにおいて、第1の記録機能と第2の記録機
能とを選択するためのメニュー選択肢を含むメニューを
表示する表示手段と、予め定められた基準に従って、第
2の記録機能が選択可能か否かを判別する判別手段と、
前記判別手段が選択可能でないと判別した場合に、第2
の記録機能を選択できない態様で、メニューを前記表示
手段に表示させる表示制御手段と、前記表示手段に表示
されたメニューから実行対象の機能に対応するメニュー
選択肢を選択する選択手段と、前記選択手段により選択
されたメニュー選択肢に対応する機能を実行する動作制
御手段と、として機能させるためのプログラムを記録し
たことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、この発明の実施の形態
に係る記録システムを採用したCD/MDシステムの構
成を示しており、図2はその要部の機能構成を示してい
る。
【0019】図1に示すCD/MDシステムは、この発
明に係る記録システムを用いてCDの情報をMDに高速
およびノーマル速度でダビングする機能を有し、CDド
ライブ1、MDドライブ2、制御部3、操作部4および
表示部5を備えている。
【0020】CDドライブ1は、CDの記録面に対峙す
る光学ピックアップヘッドを有し、CDを駆動してCD
の記録情報を読み出して再生に供する。MDドライブ2
は、MDの記録面に対峙する光学ピックアップヘッドを
有し、MDを駆動してMDに記録情報を書き込む。MD
ドライブ2は、光学ピックアップヘッドを介してMDの
記録情報を読み出して再生に供する機能も有している。
【0021】制御部3は、図1に示すように、CPU
(中央処理部)3aおよびメモリ3bを有し、図2に示
すような各部機能を達成し、CDからMDへのディジタ
ルダビング、つまりディジタル複製記録を含む動作を制
御する。
【0022】CPU3aは、マイクロプロセッサ等を用
いて構成され、操作部4の操作に応答して各種機能を達
成する。CPU3aは、CDからMDへの高速ダビン
グ、すなわち「高速複製記録」が指示されたときは、C
Dドライブ1にセットされたCDの記録情報のうちの目
次情報、いわゆるTOC(table of contents)情報、
等を読み出し、読み出した情報から複製管理情報(複製
履歴情報)として用いる著作権情報またはそれに相当す
る情報を抽出し、メモリ3bに格納する。
【0023】また、CPU3aは、CDドライブ1にC
Dがセットされている際には、CDからTOC情報など
を読み出して、(1)CDから読み出した情報から抽出
した複製管理情報が複製を禁止すべきことを示している
場合、(2)複製管理情報を解読することができない場
合、および(3)抽出した複製管理情報がメモリ3bに
記憶されている複製管理情報と一致する場合には、高速
記録動作を禁止して著作権を保護するために、メニュー
表示上で、「高速複製記録」を選択するためのメニュー
選択肢(選択肢)を表示しない。また、CPU3aは、
メモリ3bに格納された複製管理情報を、所定時間、例
えばCD等の許容最大記録時間である74分、が経過す
るとクリアする。
【0024】メモリ3bは、例えば、CPU3aを構成
する制御用のマイクロプロセッサに内蔵されたRAM等
からなり、複製管理情報等を格納する格納領域を有す
る。
【0025】操作部4は、操作メニューを表示させるた
めのメニューキーと、表示されたメニュー選択肢を選択
して、対応する機能を設定し実行させるためのセットキ
ーを有する。操作部4は、ユーザにより操作され、その
操作に基づいて、メニュー表示、機能選択、および機能
実行を指示する情報を、制御部3のCPU3aに与え
る。
【0026】表示部5は、制御部3のCPU3aにより
制御され、文字表示部による文字表示、音声合成等を用
いた音声表示部による音声表示、および画像表示部によ
る図形表示等のうちの少なくともいずれかによる表示を
行う機能を有する。表示部5は、制御部3の制御に基づ
いて、メニュー情報を表示するとともに、このCD/M
Dシステムにおける種々の動作状態等を表示する。
【0027】制御部3は、操作部4のメニューキーの操
作に応じて、操作機能のメニュー選択肢を表示し、操作
部4によるメニューの選択操作を可能とする。そして、
制御部3は、メニューキーの操作により選択されたメニ
ュー選択肢を、操作部4のセットキーの操作に応じて、
実行させる。この場合、制御部3は、メニューキーによ
るメニュー表示には、上述したように著作権保護等のた
めに禁止された操作あるいは実行不可能な操作に対応す
るメニュー選択肢については、表示部5に表示させず、
実行可能な機能に対応するメニュー選択肢のみを表示さ
せる。
【0028】制御部3は、図2に示すように、操作情報
処理部31、表示制御部32、メニュー内容格納部3
3、禁止制御部34、タイマ処理部35、および再生/
記録動作制御部36としての機能を有している。これら
各部は、かならずしも、CPU3aとメモリ3bを用い
てソフトウェアによる処理機能として実現する必要はな
く、ハードウェアにより構成することもできる。
【0029】操作情報処理部31は、操作部4のメニュ
ーキーおよびセットキー等の操作に基づく操作情報を表
示制御部32に供給する。表示制御部32は、操作部4
のメニューキーの操作に基づく操作情報を操作情報処理
部31が抽出すると、メニュー内容格納部33に格納さ
れたメニュー選択肢情報を用い、禁止制御部34を参照
して、禁止されていない機能に対応するメニュー選択肢
のみを、表示部5によりメニューを表示させる。なお、
表示制御部32は、メニューキー以外の操作部4の操作
時には、その操作に応じた情報を表示部5に表示させ
る。メニュー内容格納部33は、例えばメモリ3bの一
部を用いて構成され、メニュー表示のためのメニュー選
択肢を格納する。
【0030】禁止制御部34は、所定の操作を禁止し、
その操作機能を無効とする。具体的には、セットされた
CDについて、再生/記録動作制御部36を介してCD
ドライブ1から得られる著作権情報等に基づき、且つ必
要に応じてタイマ処理部35を用いて、同一CDについ
ての高速ダビングが開始されてから、所定時間、例えば
74分、を経過していないCDの高速ダビング等を禁止
する。タイマ処理部35は、同一CDについての高速ダ
ビングが開始されてから、所定時間(74分)が経過し
たか否かを計測判別する。
【0031】再生/記録動作制御部36は、表示制御部
32を介して選択された操作情報に基づきCDドライブ
1の再生、およびMDドライブ2の記録または再生など
を制御する。
【0032】次に、図1および図2のCD/MDシステ
ムのメニュー選択動作について図3および図4に示すフ
ローチャートを参照して、巡回的に(サイクリックに)
メニュー選択肢を表示する場合を例に説明する。図3
は、操作部4のメニューキーの操作に対する制御部3の
処理の流れを示し、図4は、操作部4のセットキーの操
作に対する制御部3の処理の流れを示す。
【0033】ユーザが操作部4上のメニューキーを操作
すると、CPU3aは、図3に示す処理を開始し、ま
ず、既にメニュー選択モードに入っているか否かを判定
する(ステップS11)。メニュー選択モードでなけれ
ば、メニュー選択モードに入り、メニュー選択肢
「1」、例えば、「CDの再生」を表示し(ステップS
12)、処理を終了し、定常状態に戻る。
【0034】また、メニューキーが操作された時に、既
にメニュー選択モードに入っていれば、表示されている
メニュー選択肢が「1」であるか否かを判定する(ステ
ップS13)。メニュー選択肢が「1」であると判定さ
れれば、高速複製(記録)禁止条件に該当するか否かを
判定するための判定処理を実行する(ステップS1
4)。
【0035】この判定処理において、CPU3aは、C
Dドライブ1に装着されているCDのTOC領域から、
そのCDを識別するための複製管理情報(例えば、識別
コード、あるいは、曲情報)を読み出し、メモリ3bに
同一の複製管理情報が格納されているか否かを判別す
る。CPU3aは、CDドライブ1に装着されているC
Dを示す情報がメモリ3bに格納されていないと判別し
た場合には、高速複製禁止条件に該当しないと判定す
る。
【0036】一方、CPU3aは、CDドライブ1に装
着されているCDを示す情報がメモリ3bに格納されて
いると判別した場合、その記録時刻が現在時刻より74
分以上前であるか否かを判別する。74分以上前である
と判別した場合には、高速複製禁止条件に該当しないと
判定し、該当情報をメモリ3bから削除する。一方、7
4分以内であると判別した場合には、高速複製禁止条件
に該当すると判定する。CDから読み出した複製管理情
報が複製を禁止している場合及び複製管理情報が読みと
れない場合も、高速複製禁止条件に該当すると判別す
る。
【0037】ステップS14で、高速複製禁止条件に該
当しないと判別されれば、メニュー選択肢「2」、例え
ば「CDからMDへの高速複製記録」、を表示して(ス
テップS15)、処理を終了し、定常状態に戻る。ステ
ップS14において、高速複製禁止条件に該当すると判
定された場合は、メニュー選択肢「3」、例えば「CD
からMDへのノーマル複製記録」、を表示して(ステッ
プS16)、処理を終了し、定常状態に戻る。
【0038】メニューキーが操作された時に、既にステ
ップS11においてメニュー選択モードに入っていると
判定され、ステップS13においてメニュー選択肢が
「1」でないと判定されれば、メニュー選択肢が「2」
であるか否かを判定する(ステップS17)。メニュー
選択肢が「2」であれば、ステップS16に移行し、メ
ニュー選択肢「3」(「CDからMDへのノーマル複製
記録」)を表示して、処理を終了し、定常状態に戻る。
【0039】メニューキーが操作された時に、既にステ
ップS11においてメニュー選択モードに入っていると
判定され、ステップS13においてメニュー選択肢が
「1」でないと判定され、ステップS17においてメニ
ュー選択肢が「2」でないと判定されれば、メニュー選
択肢が「3」であるか否かを判定する(ステップS1
8)。メニュー選択肢が「3」であれば、メニュー選択
肢「4」、例えば、MDの再生、を表示して(ステップ
S19)、処理を終了し、定常状態に戻る。
【0040】メニューキーが操作された時に、既にステ
ップS11においてメニュー選択モードに入っていると
判定され、ステップS13においてメニュー選択肢が
「1」でないと判定され、ステップS17においてメニ
ュー選択肢が「2」でないと判定され、ステップS18
においてメニュー選択肢が「3」でないと判定されれ
ば、メニュー選択肢が「4」であるか否かを判定する
(ステップS20)。メニュー選択肢が「4」であると
判定されれば、メニュー選択肢「1」を表示して(ステ
ップS21)、処理を終了し、定常状態に戻る。ステッ
プS20においてメニュー選択肢が「4」でなければ、
そのまま処理を終了し、定常状態に戻る。
【0041】このようにして、操作部4のメニューキー
を操作する毎に、高速複製記録禁止条件に該当しない有
効な、つまり選択可能な操作機能選択肢つまりメニュー
選択肢が順次表示される。このようにして、所望のメニ
ュー選択肢を表示させた状態で、操作部4のセットキー
を操作すると、制御部3は、図4に示す処理を実行す
る。
【0042】セットキーを操作した時点で、メニューに
おける高速複製記録、上述した例では、例えば、メニュ
ー選択肢「2」の「CDからMDへの高速複製記録」、
が選択されているか否かが判定される(ステップS3
1)。ステップS31において、メニュー選択肢
「2」、つまり「CDからMDへの高速複製記録」、が
選択されていなければ、メニュー選択肢「2」の「CD
からMDへの高速複製記録」、以外のメニュー選択肢が
選択されているか否かが判定される(ステップS3
2)。メニュー選択肢「2」の「CDからMDへの高速
複製記録」、以外のメニュー選択肢も選択されていなけ
れば、そのまま処理を終了し、定常状態に戻る。
【0043】ステップS32において、メニュー選択肢
「2」の「CDからMDへの高速複製記録」以外のメニ
ュー選択肢が選択されている場合は、選択された処理を
実行し(ステップS33)、処理を終了して、定常状態
に戻る。
【0044】ステップS31において、メニュー選択肢
「2」の「CDからMDへの高速複製記録」、が選択さ
れていれば、高速複製記録動作を開始する(ステップS
34)。この際、CDのTOC領域からCD識別用の情
報を読み出して、その時点での時刻と共にメモリ3bに
格納する。ここでメモリ3bに登録された情報は、ステ
ップS14での、高速複製禁止条件に該当するか否かの
判別に使用される。
【0045】上述したように、この実施の形態では、著
作権保護等のために、同一CDについて、74分の間、
再度の高速複製記録を禁止する。そして、この間は、メ
ニュー選択肢から高速複製記録を外す。したがって、実
用上実行することができない操作をユーザに選択させな
くて済み、しかも、選択肢を減らしメニュー選択の煩雑
さを低減することもできる。
【0046】なお、この発明は、上記実施の形態に限定
されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上
記実施の形態においては、著作権保護の観点より、高速
複製禁止条件に該当する場合に、「高速記録」が選択で
きないようなメニューを表示したが、他の条件に従っ
て、メニュー表示を制御することも可能である。
【0047】さらに、メニューの表示形式も上記実施の
形態に限定されず、以下に例示するような、種々の変形
及び応用が可能である。 (0) メニューの選択肢を巡回的に表示するのではな
く、一覧表示してもよい。この場合、選択できない項目
については、表示対象からはずしてしまう。
【0048】(1) メニューの選択肢として、状態に
より選択できない選択肢を表示させない代わりに、全て
の選択肢を表示し(巡回的にまたは一覧形式で)、その
機能が設定できない旨の表示を付すようにしてもよい。
例えば、ステップS14で高速複製禁止条件に該当する
と判別した場合に、選択肢「CD→MD高速記録」に
「×」を付して表示したり、リバース表示するようにし
たりする。また、なぜ選択できないかを示す情報、例え
ば、「前回の高速記録から74分経過しておりません。
後23分お待ち下さい」を表示するようにしてもよい。
なお、待ち時間は、74分−(前回の高速記録の開始時
刻から現在までの経過時間)で求めることができる。
【0049】(2) 著作権保護のため、74分間につ
いて、メニューから高速複製記録を選択肢から外す処理
に加えて、CDドライブ1にCDがセットされていない
場合、MDドライブ2にMDがセットされていない場
合、若しくは記録不可能なMDが入っている場合などに
おいて、高速複製記録のみならず、ノーマル記録をも選
択することができないようにしてもよい。
【0050】(3) メニューの選択肢によって選択さ
れたとき、その選択肢を直ちに実行することができない
場合でも、他の処理等によりその選択肢に対応する動作
に必要な状態にすることができる場合には、所要の前動
作を実行させた後に、その選択肢に該当する動作を実行
させるようにしてもよい。
【0051】なお、上述においては、CDからMDへの
複製の高速記録について説明したが、原記録媒体つまり
ソース媒体としては、MD等のような他のディスク媒
体、DATのような磁気テープ媒体、並びにSDカード
等の各種スモールカードおよびメモリスティック(商
標)等の固体不揮発性メモリ媒体等の種々の記録媒体を
用いることができ、複製記録媒体としては、CD−R、
CD−RW、DVD−RAM、DVD−R、PC−RW
等のような他のディスク媒体、DAT等の磁気テープ媒
体、および固体不揮発性メモリ媒体等の種々の記録媒体
を用いることができる。
【0052】さらに、CDからMDへの複製記録を可能
とするCD/MDシステムにおける記録システムに限ら
ず、他の違法性の検証に基づく有効性判断を要する機能
を含む音響/映像機器、つまり音響機器、映像機器また
は映像および音響機器、におけるメニュー選択に、上述
と同様の技術を適用するようにしてもよい。
【0053】また、この発明の記録システムの少なくと
も一部は、専用のシステムとして構成することなく、通
常のコンピュータシステムを用いて実現することができ
る。例えば、コンピュータシステムに上述の動作を実行
させるためのプログラムを格納した記録媒体(フロッピ
ーディスク、CD−ROM、MO等)を作成し、この記
録媒体から該プログラムをコンピュータにインストール
することにより、上述の処理を実行する記録システムを
構築することができる。インストールによって、当該プ
ログラムは、コンピュータシステム内のハードディスク
等の媒体に格納されて、記録システムを構成し、実行に
供される。
【0054】また、インターネット等の通信ネットワー
ク上に設けたサーバに当該プログラムを登録し、クライ
アントにネットワークを介して配信してもよい。そし
て、このプログラムを起動し、OS(Operating Syste
m)の制御下において実行することにより、上述の処理
を達成することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、実行が禁止されている選択肢を選択するおそれがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る記録システムを適
用したCD/MDシステムの構成を模式的に示すブロッ
ク図である。
【図2】図1のCD/MDシステムの要部の構成を模式
的に示すブロック図である。
【図3】図1のCD/MDシステムにおけるメニューキ
ー操作に係る処理動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】図1のCD/MDシステムにおけるセットキー
操作に係る処理動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 CD(コンパクトディスク)ドライブ 2 MD(ミニディスク)ドライブ 3 制御部 4 操作部 5 表示部 3a CPU(中央制御部) 3b メモリ 31 操作情報処理部 32 表示制御部 33 メニュー内容格納部 34 禁止制御部 35 タイマ処理部 36 再生/記録動作制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 P 5/92 5/92 H Fターム(参考) 5C052 AA02 AA03 AB03 AB04 AC05 DD06 DD10 EE03 5C053 FA15 FA23 GB06 GB11 JA07 JA16 JA21 KA04 KA24 5D044 AB05 BC03 BC06 CC04 EF06 GK12 HL04 HL08 JJ01 5D066 DA07 DA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザの操作に従って、ディジタルコンテ
    ンツを、第1の記録速度で記録媒体にディジタル記録す
    る第1の記録機能と第1の記録速度よりも高速の第2の
    記録速度で記録媒体にディジタル記録する第2の記録機
    能とを備える記録システムにおいて、 第1の記録機能と第2の記録機能とを選択するためのメ
    ニュー選択肢を含むメニューを表示する表示手段と、 予め定められた基準に従って、第2の記録機能が選択可
    能か否かを判別する判別手段と、 前記判別手段が選択可能でないと判別した場合に、第2
    の記録機能を選択できない態様で、メニューを前記表示
    手段に表示させる表示制御手段と、 前記表示手段に表示されたメニューから実行対象の機能
    に対応するメニュー選択肢を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたメニュー選択肢に対応す
    る機能を実行する動作制御手段と、を具備することを特
    徴とする記録システム。
  2. 【請求項2】前記表示制御手段は、前記判別手段が第2
    の記録機能が選択可能ではないと判別した場合に、前記
    表示手段に、前記第2の記録機能を示すメニュー選択肢
    を非表示とさせる手段を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の記録システム。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段は、前記判別手段が第2
    の記録機能が選択可能ではないと判別した場合に、前記
    表示手段に、前記第2の記録機能を示すメニュー選択肢
    を、選択できないことを示す標識と共に表示させる、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の記録システム。
  4. 【請求項4】前記選択手段は、前記判別手段により第2
    の記録機能が選択可能でないと判断された場合に、前記
    表示手段に表示されたメニュー上の前記第2の記録機能
    の選択を不能とする手段を含むことを特徴とする請求項
    1、2または3に記載の記録システム。
  5. 【請求項5】前記判別手段は、前記第2の記録機能によ
    るコンテンツの記録の履歴情報を記憶する記憶手段を備
    え、該記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて、第2
    の記録機能による記録を行ってから、所定の間、同一コ
    ンテンツについて、第2の記録機能を選択できないと判
    別する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    項に記載の記録システム。
  6. 【請求項6】第1の記録媒体に記録されているディジタ
    ルコンテンツを第2の記録媒体に、第1の複製速度また
    は第1の複製速度よりも高速の第2の複製速度で複製
    し、複製履歴に従って、同一コンテンツについて、第2
    の複製速度での複製が行われてから、所定期間経過する
    までは、第2の複製速度での複製を禁止するディジタル
    複製方法において、 ディジタルコンテンツを第2の複製速度で複製した際
    に、複製履歴を記憶するステップと、 操作の選択肢をメニュー表示する際に、第2の複製速度
    での複製が禁止されているか否かを、前記複製履歴に基
    づいて判別し、第2の複製速度での複製が禁止されてい
    ると判別した際に、第2の複製速度での複製を選択でき
    ない態様で、選択肢をメニュー表示するメニュー表示ス
    テップと、 ユーザの指示に応答して、表示されたメニュー上の選択
    肢を選択する選択ステップと、 前記選択ステップにより選択された選択肢に対応する処
    理を実行するステップと、を有することを特徴とするデ
    ィジタル複製方法。
  7. 【請求項7】コンピュータを、 ユーザの操作に従って、ディジタルコンテンツを、第1
    の記録速度で記録媒体にディジタル記録する第1の記録
    機能と第1の記録速度よりも高速の第2の記録速度で記
    録媒体にディジタル記録する第2の記録機能とを備える
    記録システムにおいて、 第1の記録機能と第2の記録機能とを選択するためのメ
    ニュー選択肢を含むメニューを表示する表示手段と、 予め定められた基準に従って、第2の記録機能が選択可
    能か否かを判別する判別手段と、 前記判別手段が選択可能でないと判別した場合に、第2
    の記録機能を選択できない態様で、メニューを前記表示
    手段に表示させる表示制御手段と、 前記表示手段に表示されたメニューから実行対象の機能
    に対応するメニュー選択肢を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたメニュー選択肢に対応す
    る機能を実行する動作制御手段と、として機能させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100574508B1 (ko) * 2002-08-07 2006-04-27 삼성전자주식회사 복합영상재생장치 및 그 디브이디타이틀 녹화방법
JP2009098812A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Bandai Co Ltd コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体

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