JP2001214549A - 外壁用断熱材の取付構造 - Google Patents

外壁用断熱材の取付構造

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JP2001214549A
JP2001214549A JP2000026472A JP2000026472A JP2001214549A JP 2001214549 A JP2001214549 A JP 2001214549A JP 2000026472 A JP2000026472 A JP 2000026472A JP 2000026472 A JP2000026472 A JP 2000026472A JP 2001214549 A JP2001214549 A JP 2001214549A
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JP
Japan
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heat insulating
insulating material
wall
mounting structure
mounting
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JP2000026472A
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Atsushi Tsunashima
淳 綱島
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外壁用断熱材の取付構造として、断熱効果を
高めることである。 【解決手段】 本例の外壁用断熱材の取付構造は、天井
側および床側にそれぞれ支持部材3、3aの固定部2、
2aを取付け、上下の支持部材3、3aの取付部4、4
aに、外壁6の内側に沿って横方向に隣接する断熱材1
…の上下両端部をそれぞれ固定する。この際、必要に応
じて断熱材1…の上面や左右側面に当接するように、発
泡樹脂成形品を配置する。したがって、断熱材1の周囲
に隙間が生じることを防ぎ、外壁6の内側における断熱
効果を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の外壁の内
側に設けられる外壁用断熱材の取付構造に関する。
【0002】
【背景の技術】従来、建築物の外壁の内側には断熱材が
取付けられる(特開平11−247302号公報参
照)。例えば、図5および図6に示すように、断熱材3
0…は、PALC(precast autoclaved light weight
concrete)版32内側において、石膏ボード33の外面
に一定間隔を開けて上下方向垂直に延在する複数の桟材
34…間に個別に配置し、断熱材30…の左右両端部を
ステープル35…等で桟材34…に打ち込み固定する。
なお、断熱材30の上方および下方には、上下の梁3
6、37に沿って天井板38縁部下および床板39縁部
上に延在する横架材40、41が備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の断熱材30は、
左右の桟材34、34に、ステープル35…等を打ち込
むことで取付けられていたため、断熱材30の間には桟
材34の幅に沿った隙間部42が生じて、その分、断熱
効果が下がるという問題があった。
【0004】本発明の課題は、外壁用断熱材の取付構造
として、断熱効果を高めることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば図1および図2に示
すように、外壁6の内側に沿って横方向へ隣接して配置
する断熱材1…の上下両端部を、天井側及び床側に各々
設けた支持部材3、3a…にそれぞれ取り付けたことを
特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、外壁6の内
側に沿って横方向に隣接する断熱材1…の上下両端部が
それぞれ天井側及び床側に支持部材3、3a…を介して
取付けられることで、断熱材1…の間の桟材15…の存
在による隙間が生じることは防げるため、断熱効果を高
めることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、例えば図1に示す
ように、請求項1記載の外壁用断熱材の取付構造におい
て、支持部材3、3aは、天井側または床側に横架固定
される固定部2、2aと、断熱材1…を取り付ける取付
部4、4aとをほぼ直角に備えるアングル材であること
を特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、例えば図3に示す
ように、請求項1または請求項2記載の外壁用断熱材の
取付構造において、横方向へ隣接する断熱材1…の間に
配置した桟材15…と外壁6との間に形成された隙間部
16…に、断熱機能を具備する材質による隙間埋め部材
17…を配置したことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明によれば、隙間部16
…に隙間埋め部材17…を配置することで、横方向へ隣
接する断熱材1…の左右両端部側の隙間が埋められ、断
熱効果を高めることができる。
【0010】請求項4記載の発明は、例えば図4に示す
ように、請求項1または請求項2記載の外壁用断熱材の
取付構造において、横方向へ隣接する断熱材1…と外壁
6との間に、断熱機能を具備する材質による平板部材1
8を配置したことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明によれば、断熱材1…
と外壁6との間の平板部材18の断熱機能によって、断
熱効果をさらに高めることができる。
【0012】請求項5記載の発明は、例えば図3および
図4に示すように、請求項3または請求項4記載の外壁
用断熱材の取付構造において、隙間埋め部材17及び平
板部材18は発泡樹脂成形品であることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明によれば、隙間埋め部
材17及び平板部材18は、発泡ウレタン、スタイロフ
ォーム、及び発泡ポリスチレン等の断熱性に優れた発泡
樹脂から構成される発泡樹脂成形品であるため、断熱効
果を確実に得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0015】(第1の実施の形態例)本例の外壁用断熱
材の取付構造は、図1および図2に示すように、外壁6
の内側に沿って横方向へ隣接する断熱材1…の上下両端
部はそれぞれ、支持部材3、3a…の取付部4、4a…
に、ステープル5…が打ち込まれ取付けられている。
【0016】断熱材1は、グラスウール等を袋に入れて
形成されている。支持部材3は、ステープル5や釘19
等を打ち込むことのできる軽合金または樹脂等から構成
されている。
【0017】ここで建築物は、図示例では、外壁6を成
すPALC版と、立設される図示しない柱の上端部間お
よび下端部間にそれぞれ架設される溝形鋼による天井梁
7と床梁8とが備えられ、天井梁7の下面には天井板9
が、床梁8の上面には床板10がそれぞれ取付けられて
いる。また、天井板9の下面縁部および床板10の上面
縁部にはそれぞれ、角材による天井用横架材11と床用
横架材12が延在されている。天井用および床用横架材
11、12の内面側には石膏ボード13が、調整材1
4、14aを上下両端部に介して取付けられている。ま
た、角材による桟材15…が、天井用横架材11と床用
横架材12の間に垂直に取付けられている。
【0018】次に、本実施形態例における断熱材1の取
付け方法について説明する。まず、図1および図2に示
すように、桟材15…間ごとに、天井用横架材11の下
面に沿って支持部材3…の固定部2…を、床用横架材1
2の上面に沿って支持部材3a…の固定部2a…を当接
する。そして、固定部2、2a…に釘19…を打ち込
み、支持部材3、3a…をそれぞれ天井用および床用横
架材11、12に取付ける。次に、断熱材1の上下両端
部をそれぞれ上下の支持部材3、3aに当接するととも
に、断熱材1…を横架材11、12に沿って隣接して配
置する。そして、断熱材1の上下両端部からそれぞれ上
下の支持部材3、3aの取付部4、4aに向けてステー
プル5…を打ち込み、断熱材1を支持部材3、3aに取
付ける。
【0019】したがって、外壁用断熱材の取付構造は、
支持部材3、3aを介して断熱材1…の上下両端部をそ
れぞれ天井用および床用横架材11、12に固定するた
め、図2に示したように、断熱材1…の左右両端部は桟
材15に固定することなく互いに当接した状態で、外壁
6の内側に沿って横方向へ隣接することができる。この
ように、隣接する断熱材1…の間の桟材15…の存在に
よる隙間が生じることを防げるため、断熱性をより高め
ることができる。
【0020】なお、以上の実施の形態例において、支持
部材3、3aは、アングルとして形成されているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、断熱材1の上下
両端部をそれぞれ天井側及び床側に取付けることができ
るならば、どのような形状でも良い。
【0021】(第2の実施の形態例)本例の外壁用断熱
材の取付構造は、図3で示すように、接着剤等が塗布さ
れた桟材15…の外面に沿って、発泡樹脂形成品である
隙間埋め部材17…が貼り付けられ、外壁6と桟材15
…との間に形成される隙間部16…に配置されている。
【0022】なお、第2の実施の形態例が、第1の実施
の形態例と異なる点は、隙間埋め部材17の使用の有無
であり、その他の点は同様である。よって、第2の実施
の形態例の各構成要素のうち、第1の実施の形態例と同
様の構成要素については、同一の符号を付し、その説明
は省略する。
【0023】隙間埋め部材17は、隙間部16とほぼ同
等な大きさ及び形状を有しており、スタイロフォーム等
の断熱性に優れた発泡樹脂から構成されている。
【0024】したがって、外壁用断熱材の取付構造は、
断熱材1…の左右両側に生じる隙間部16…を、断熱性
に優れた発泡樹脂から形成される隙間埋め部材17…で
埋めたため、断熱性をより高めることができる。
【0025】なお、以上の実施の形態例において、隙間
埋め部材17の形状や構成要素等は任意であり、その
他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であ
ることは勿論である。
【0026】(第3の実施の形態例)本例の外壁用断熱
材の取付構造は、図4で示すように、発泡樹脂成形品で
ある平板部材18…は、断熱材1…の外面と接着剤等が
塗布された桟材15…の外面とに当接し、横方向に隣接
するよう配置されている。
【0027】なお、第3の実施の形態例が、第1の実施
の形態例と異なる点は、平板部材18の使用の有無であ
り、その他の点は同様である。よって、第3の実施の形
態例の各構成要素のうち、第1の実施の形態例と同様の
構成要素については、同一の符号を付し、その説明は省
略する。
【0028】平板部材18は、スタイロフォーム等の断
熱性に優れた発泡樹脂から構成されており、所定寸法の
平板状に形成されている。
【0029】したがって、外壁用断熱材の取付構造は、
断熱材1…と外壁6との間に、平板部材18…が配置さ
れるため、断熱効果をさらに高めることができる。
【0030】なお、以上の実施の形態例において、平板
部材18の形状や構成要素等は任意であり、その他、具
体的な細部構造等についても適宜に変更可能であること
は勿論である。
【0031】さらに、本発明の外壁用断熱材の取付構造
は、ユニット工法建物に用いられるのは勿論のこと、そ
れ以外の在来工法、例えば、軸組工法や木質パネル工法
等における外壁に適用してもよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、外壁の内
側に沿って横方向に隣接する断熱材の上下両端部がそれ
ぞれ天井側及び床側に支持部材を介して取付けられるこ
とで、断熱材の間の桟材の存在による隙間が生じること
は防げるため、断熱効果を高めることができる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、請求項1と
同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、隙間部
に隙間埋め部材を配置することで、横方向へ隣接する断
熱材の左右両端部側の隙間が埋められ、断熱効果を高め
ることができる。
【0034】請求項4記載の発明によれば、請求項1と
同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、断熱材
と外壁との間の平板部材の断熱機能によって、断熱効果
をさらに高めることができる。
【0035】請求項5記載の発明によれば、請求項3ま
たは請求項4と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、隙間埋め部材及び平板部材は、発泡ウレタン、
スタイロフォーム、及び発泡ポリスチレン等の断熱性に
優れた発泡樹脂から構成される発泡樹脂成形品であるた
め、断熱効果を確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる外壁用断熱材の取付構造の一例
を示すもので、支持部材により断熱材が取付けられた建
物の状態を示す縦断面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】断熱材に隙間埋め部材が備えられた状態を示す
平面図である。
【図4】断熱材に平板部材が備えられた状態を示す平面
図である。
【図5】外壁用断熱材の取付構造に関する従来の技術の
一例を示すもので、建物に断熱材が取付けられた状態を
示す縦断面図である。
【図6】図5におけるB−B断面図である。
【符号の説明】
1 断熱材 2、2a 固定部 3、3a 支持部材 4、4a 取付部 6 外壁 15 桟材 16 隙間部 17 隙間埋め部材 18 平板部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁の内側に沿って横方向へ隣接して配
    置する断熱材の上下両端部を、天井側及び床側に各々設
    けた支持部材にそれぞれ取り付けたことを特徴とする外
    壁用断熱材の取付構造。
  2. 【請求項2】 支持部材は、天井側または床側に横架固
    定される固定部と、断熱材を取り付ける取付部とをほぼ
    直角に備えるアングル材であることを特徴とする請求項
    1記載の外壁用断熱材の取付構造。
  3. 【請求項3】 横方向へ隣接する断熱材の間に配置した
    桟材と外壁との間に形成された隙間部に、断熱機能を具
    備する材質による隙間埋め部材を配置したことを特徴と
    する請求項1または2記載の外壁用断熱材の取付構造。
  4. 【請求項4】 横方向へ隣接する断熱材と外壁との間
    に、断熱機能を具備する材質による平板部材を配置した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の外壁用断熱材
    の取付構造。
  5. 【請求項5】 隙間埋め部材及び平板部材は発泡樹脂成
    形品であることを特徴とする請求項3または4記載の外
    壁用断熱材の取付構造。
JP2000026472A 2000-02-03 2000-02-03 外壁用断熱材の取付構造 Pending JP2001214549A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004076318A (ja) * 2002-08-12 2004-03-11 Asahi Kasei Homes Kk 帳壁構造及び断熱材の施工方法
JP2013119706A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Sekisui Chem Co Ltd 断熱構造および断熱構造の施工方法

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