JP6636786B2 - 建物の内壁構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の内壁構造に関する。
下記特許文献1には、補強用リブ付き壁パネルの取付構造に関する発明が開示されている。この補強用リブ付き壁パネルの取付構造では、建物ユニットの壁パネルを構成する面材の側部に沿って、この面材と一体に補強用折曲部が設けられており、壁パネルを構成する部材の部材点数を少なくすることができる。
特開平8−232438号公報(図4)
しかしながら、上記特許文献1に開示された補強用リブ付き壁パネルの取付構造では、面材が折り曲げられて補強用折曲部が形成されているため、壁パネルの構成が複雑になる。また、上記先行技術では、建物ユニット同士の連結部に壁パネル間に跨る接続用壁パネルを取り付けるために、一方の建物ユニットと他方の建物ユニットとで壁パネルの構成が異なったものとなっている。詳しくは、一方の建物ユニット側の壁パネルの補強用折曲部には、受け部材が取り付けられており、他方の建物ユニット側の壁パネルの補強用折曲部には、接続用壁パネルの一端部が取り付けられている。そして、上記先行技術では、工場で他方の建物ユニット側の壁パネルに接続用壁パネルが仮止めされて、現地で接続用壁パネルの他端部が受け部材に取り付けられている。つまり、上記先行技術は、一方の建物ユニットと他方の建物ユニットとの連結部に接続用壁パネルを取り付けるために、壁パネルの構成をより一層複雑なものとしている。
本発明は上記事実を考慮し、簡易な構成によって、現地で一方の建物ユニットと他方の建物ユニットとの連結部に追加内壁材を取り付けることができる建物の内壁構造を得ることが目的である。
第1の態様に係る建物の内壁構造は、一方の建物ユニットと当該一方の建物ユニットと連結された他方の建物ユニットとを含んで構成された建物における内壁の当該一方の建物ユニット側の一部を構成し、当該一方の建物ユニットと当該他方の建物ユニットとの連結部側に配置されて建物高さ方向に延在する第1連結部側縦桟を含んで構成された木製の第1内壁フレームと、前記内壁の前記他方の建物ユニット側の一部を構成し、前記連結部側に配置されて建物高さ方向に延在すると共に前記第1連結部側縦桟に対向して配置された第2連結部側縦桟を含んで構成された木製の第2内壁フレームと、前記第1連結部側縦桟の前記第2連結部側縦桟側に当該第1連結部側縦桟に沿って取り付けられた第1受け部材と、前記第2連結部側縦桟の前記第1連結部側縦桟側に当該第2連結部側縦桟に沿って取り付けられた第2受け部材と、を有している。
第1の態様に係る建物の内壁構造では、一方の建物ユニットと当該一方の建物ユニットと連結された他方の建物ユニットとを含んで建物が構成されている。この建物の内壁における一方の建物ユニット側の部分は、木製の第1内壁フレームを含んで構成されており、当該第1内壁フレームは、当該一方の建物ユニットと他方の建物ユニットとの連結部側に配置されて建物高さ方向に延在する第1連結部側縦桟を備えている。一方、建物の内壁における他方の建物ユニット側の部分は、木製の第2内壁フレームを含んで構成されており、当該第2内壁フレームは、一方の建物ユニットと当該他方の建物ユニットとの連結部側に配置されて建物高さ方向に延在する第2連結部側縦桟を備えている。
ここで、本態様では、第1連結部側縦桟の第2連結部側縦桟側に当該第1連結部側縦桟に沿って第1受け部材が取り付けられると共に、第2連結部側縦桟の第1連結部側縦桟側に当該第2連結部側縦桟に沿って第2受け部材が取り付けられている。このため、建物の内壁における一方の建物ユニット側の部分と当該内壁における他方の建物ユニット側の部分との境界部には、一方の建物ユニット側と他方の建物ユニット側とのそれぞれに建物高さ方向に沿う取付代が確保される。その結果、この取付代に一方の建物ユニットと他方の建物ユニットとの連結部に跨る追加内壁材を現地で取り付けることが可能となる。しかも、追加内壁材の取付代を確保するにあたって、第1内壁フレーム及び第2内壁フレームの構成は基本的に維持されると共に、これらの内壁フレームには上述したようにそれぞれ同様に第1受け部材又は第2受け部材が配置されている。このため、本態様では、追加内壁材の取り付けに伴う建物の内壁の構成の複雑化が抑制される。
第2の態様に係る建物の内壁構造は、第1の態様に係る建物の内壁構造において、前記第1受け部材は、前記一方の建物ユニットの躯体の一部を構成しかつ前記連結部側に配置された第1の柱と前記第1連結部側縦桟との間に配置されると共に、前記第2受け部材は、前記他方の建物ユニットの躯体の一部を構成しかつ前記連結部側に配置された第2の柱と前記第2連結部側縦桟との間に配置されている。
第2の態様に係る建物の内壁構造では、第1受け部材は、一方の建物ユニットの躯体の一部を構成しかつ当該一方の建物ユニットと他方の建物ユニットとの連結部側に配置された第1の柱と第1連結部側縦桟との間に配置されている。一方、第2受け部材は、他方の建物ユニットの躯体の一部を構成しかつ1建物ユニットと当該他方の建物ユニットとの連結部側に配置された第2の柱と第2連結部側縦桟との間に配置されている。このため、第1の柱における第1連結部側縦桟側に配置される断熱材や防湿材等の部材を第1受け部材で位置決めすることができると共に、第2の柱における第2連結部側縦桟側に配置される断熱材や防湿材等の部材を第2受け部材で位置決めすることができる。
第3の態様に係る建物の内壁構造は、第2の態様に係る建物の内壁構造において、前記第1受け部材の屋内側の面は、前記第1の柱の屋内側の面よりも屋内側に配置されると共に、前記第2受け部材の屋内側の面は、前記第2の柱の屋内側の面よりも屋内側に配置されている。
第3の態様に係る建物の内壁構造では、第1受け部材の屋内側の面が第1の柱の屋内側の面よりも屋内側に配置されており、第1受け部材の屋内側の面に取り付けられる追加内壁材と第1の柱の屋内側の面との間にスペースを確保することができる。また、本態様では、第2受け部材の屋内側の面が第2の柱の屋内側の面よりも屋内側に配置されており、第2受け部材の屋内側の面に取り付けられる追加内壁材と第2の柱の屋内側の面との間にスペースを確保することができる。
第4の態様に係る建物の内壁構造は、第2の態様又は第3の態様に係る建物の内壁構造において、前記第1受け部材の内壁厚さ方向の寸法は、前記第1連結部側縦桟の内壁厚さ方向の寸法よりも小さい寸法に設定されると共に、前記第2受け部材の内壁厚さ方向の寸法は、前記第2連結部側縦桟の内壁厚さ方向の寸法よりも小さい寸法に設定されている。
第4の態様に係る建物の内壁構造では、第1受け部材の内壁厚さ方向の寸法が第1連結部側縦桟の内壁厚さ方向の寸法よりも小さい寸法に設定されている。このため、一方の建物ユニットの第1の柱と第1連結部側縦桟との間に断熱材や防湿材等の部材を配置することができると共に、当該部材の位置決めを第1受け部材と第1連結部側縦桟とで行うことができる。また、本態様では、第2受け部材の内壁厚さ方向の寸法が第2連結部側縦桟の内壁厚さ方向の寸法よりも小さい寸法に設定されている。このため、他方の建物ユニットの第2の柱と第2連結部側縦桟との間に断熱材や防湿材等の部材を配置することができると共に、当該部材の位置決めを第2受け部材と第2連結部側縦桟とで行うことができる。
以上説明したように、第1の態様に係る建物の内壁構造では、簡易な構成によって、現地で一方の建物ユニットと他方の建物ユニットとの連結部に追加内壁材を取り付けることができるという優れた効果を有する。
第2の態様に係る建物の内壁構造では、建物の内壁の構成を複雑化することなく、建物ユニットの躯体の柱のうち建物ユニット同士の連結部側の柱の周辺部に配置される部材の位置決め作業を簡略化することができるという優れた効果を有する。
第3の態様に係る建物の内壁構造では、建物ユニットの躯体の柱のうち建物ユニット同士の連結部側の柱の屋内側に種々の部材を配置し、建物の内壁における追加内壁材で構成される部分に種々の機能を付与することができるという優れた効果を有する。
第4の態様に係る建物の内壁構造では、建物ユニットの躯体の柱のうち建物ユニット同士の連結部側の柱の周辺部に部材を配置可能なスペースをより広く確保し、当該部材を安定した状態で配置することができるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る建物の内壁構造における建物ユニットの連結部側の構成を示す拡大断面図(図7の1−1線に沿って切断した状態を示す断面図)である。 本実施形態に係る建物の内壁構造における内壁フレームの構成を示す拡大断面図(図1の2−2線に沿って切断した状態を示す断面図)である。 本実施形態に係る建物の内壁構造における建物ユニットの連結部側の柱周辺の構造を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る建物の内壁構造を示す拡大断面図(図1の部分拡大図)である。 本実施形態に係る建物の内壁構造を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る建物の内壁及び外壁の構造を示す拡大断面図(図7の6−6線に沿って切断した状態を示す断面図)である。 本実施形態に係る建物を構成する建物ユニットの構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る建物を示す斜視図である。
以下、図1〜図8を用いて、本発明の実施形態に係る建物の内壁構造が適用された建物10の一例について説明する。
まず、本実施形態に係る「建物10」の全体構造について説明する。図8に示されるように、本実施形態に係る建物10は、「一方の建物ユニット」としての建物ユニット14、「他方の建物ユニット」としての建物ユニット16、建物ユニット18及び建物ユニット20を含んで構成されている。具体的には、基礎12上に複数個の建物ユニット14、16が据え付けられて建物10の下階側が構成されると共に、建物ユニット14、16上に複数個の建物ユニット18、20が据え付けられて建物10の上階側が構成されている。
次に、建物ユニット14を例にとって、当該建物ユニット14の「躯体」としての躯体フレーム22の構成について説明する。この躯体フレーム22は、図2、図3及び図6に一部示されるように、四隅に立設された柱24と、柱24の上端部同士を連結する天井フレーム26と、柱の下端部同士を連結する床フレーム28と、によって構成されている。天井フレーム26は、溝形鋼によって構成された天井大梁30と当該天井大梁30よりも短い天井大梁32とが矩形枠状に配置されると共に、天井大梁30の間に複数の図示しない天井小梁が所定の間隔で架け渡されることにより構成されている。また、床フレーム28も天井フレーム26と同様の構成とされており、溝形鋼によって構成された床大梁34と当該床大梁34よりも短い床大梁36とが矩形枠状に配置されて構成されている。そして、天井フレーム26の建物下方側に天井下地材38と天井材40とを含んで天井部42が構成されると共に、床フレーム28の建物上方側に床下地材44と床材46とを含んで床部48が構成されている。
天井部42の構成についてより詳しく説明すると、板材で構成された天井下地材38が、ウェブ部30Aを屋外側とされて配置された天井大梁30の下側フランジ部30Bの下面に当接状態で配設されている。そして、天井下地材38の下面部に、矩形平板状の天井材40が、その屋外側の端部を当該下面部の屋外側の周縁部から建物内側に所定距離離間された状態で、建物ユニット14の長手方向に沿って所定枚数敷設されている。なお、天井材40の仕上げ面には、図示しない天井仕上げ用の天井クロスが張られている。
次に、床部48の構成について説明すると、矩形断面の角材で形成された床下地材44が、ウェブ部34Aを屋外側とされて配置された床大梁34の上側フランジ部34Bの上面に当接状態で配設されている。そして、床下地材44の上面部に、矩形平板状の床材46が、その屋外側の端部を当該上面部の屋外側の周縁部から建物内側に所定距離離間された状態で、建物ユニット14の長手方向に沿って所定枚数敷設されている。なお、床材46の仕上げ面には、図示しない床仕上げ材が敷設されている。
また、建物ユニット14と連結された建物ユニット16の天井部43は天井部42と同様の構成とされており、建物ユニット16の床部49の構成は床部48と同様の構成とされている。そして、天井部42と天井部43とは、天井部42の天井下地材38と天井部43の天井下地材38とに跨って取り付けられた天井材41で連結されている。一方、床部48と床部49とは、床部48の床下地材44と床部49の床下地材44とに跨って取り付けられた床材47で連結されている。
図7に示されるように、天井大梁30及び床大梁34の屋外側には、外壁パネル50及び外壁パネル52が建物10の外周面に沿って並べて取り付けられており、建物10の外壁54の一部を構成している。なお、外壁パネル50は、外壁54の一般部を構成しており、外壁パネル52は、外壁54における建物ユニット14と建物ユニット16との「連結部140」の部分を構成している。
まず、外壁54の一般部を構成する外壁パネル50の構成について説明する。図4〜図6にも示されるように、外壁パネル50は、矩形枠状の外壁フレーム56と、矩形平板状の外壁材58と、を含んで構成されると共に、その幅方向を建物ユニット14の長手方向とされて配置されている。
外壁フレーム56は、建物高さ方向に延在する縦桟60、62、当該縦桟60、62の上端部に架け渡された横桟64及び当該縦桟60、62の下端部に架け渡された横桟66を含んで構成されている。詳しくは、縦桟60は、溝形鋼で構成されると共に、そのウェブ部60Aを外壁パネル50の幅方向外側とされて配置されている。この縦桟60は、その上端部側及び下端部側において屋内側のフランジ部60Bが切り欠かれており、当該縦桟60の一端部及び下端部の断面形状がL字状とされている。そして、縦桟60の屋内側のフランジ部60Bには、後述するように断熱材116が取り付けられると共に、縦桟60の屋外側のフランジ部60Cには、後述するように外壁材58が取り付けられている。なお、縦桟62は、外壁パネル50の幅方向の中心線に対して縦桟60と対称な構成とされている。
一方、横桟64は、溝形鋼で構成されると共に、そのウェブ部64Aを建物下方側とされて配置されている。そして、ウェブ部64Aにおける外壁パネル50の幅方向の一端部に縦桟60の上端部が、ウェブ部64Aの他端部に縦桟62の上端部が、それぞれ溶接等による接合部によって接合されている。また、横桟64の屋外側のフランジ部64Bは、屋外側から見て、その建物上方側の端部が天井大梁30の上側フランジ部30Cよりも建物上方側に位置するように形成されると共に、後述するように外壁材58が取り付けられている。一方、横桟64の屋内側のフランジ部64Cは、その建物上方側の端部が天井大梁30の上側フランジ部30Cよりも建物下方側に位置するように形成されている。また、フランジ部64Cの屋外側の面には、外壁パネル50の幅方向の複数箇所にウエルドナット68が設けられており、一方、天井大梁30のウェブ部30Aには、ウエルドナット68に対応する図示しない挿通孔が形成されている。そして、天井大梁30のウェブ部30Aの屋内側からボルト70がウエルドナット68に螺合されることで、外壁フレーム56の建物上方側が天井大梁30に固定されている。
横桟66は、外壁パネル50の幅方向に延在する上壁部66Aと、当該上壁部66Aの屋外側の端部から建物下方側に延出された正面壁部66Bと、を含んで、断面L字状に形成されている。そして、上壁部66Aにおける外壁パネル50の幅方向の一端部に縦桟60の下端部が、上壁部66Aの他端部に縦桟62の下端部が、それぞれ溶接等による接合部によって接合されている。なお、正面壁部66Bには、後述するように外壁材58が取り付けられている。
また、横桟66の上壁部66Aにおける外壁パネル50の幅方向の両端部には、床大梁34に面する縦壁部72Aを備えると共に断面L字状に形成されたブラケット72が、溶接等による接合部によって接合されている。このブラケット72の縦壁部72Aの屋外側の面には、ウエルドナット68が設けられており、一方、床大梁34のウェブ部34Aには、ウエルドナット68に対応する図示しない挿通孔が形成されている。そして、床大梁34のウェブ部34Aの屋内側からボルト70がウエルドナット68に螺合されることで、外壁フレーム56の建物下方側が床大梁34に固定されている。
上記構成の外壁フレーム56は、躯体フレーム22に取り付けられた状態において、一方の外壁フレーム56の縦桟60におけるウェブ部60Aと他方の外壁フレーム56の縦桟62におけるウェブ部62Aとが当接された状態となっている。また、この状態において、ウェブ部60Aの建物高さ方向の複数箇所に形成された図示しない挿通孔とウェブ部62Aの当該挿通孔に対応する図示しない挿通孔とが位置合わせされた状態となっている。そして、これらの挿通孔にボルト74が挿通されると共に、当該ボルト74にナット76が螺合されることで、外壁フレーム56同士が連結されている。なお、図4には、外壁パネル50と外壁パネル52とが連結されている状態が示されているが、外壁パネル50同士の連結されている状態もこれと同様である。
また、外壁フレーム56同士の境界部には、建物高さ方向に延在する矩形シート状の止水材78が、当該境界部を屋外側から覆うように縦桟60のフランジ部60C及び縦桟62のフランジ部62Bに張り付けられている。さらに、外壁材58が止水材78を介して、縦桟60のフランジ部60C及び縦桟62のフランジ部62Bに当接されている。そして、タッピングスクリュー80が外壁材58の屋外側から取り付けられて、当該外壁材58がフランジ部60C、62B、横桟64のフランジ部64B及び横桟66の正面壁部66Bに固定されることで、外壁パネル50が構成されている。なお、本実施形態では、一例として、建物ユニット14に当該建物ユニット14の長手方向に4枚の外壁パネル50が配置されている。
次に、外壁54における連結部140を構成する外壁パネル52の構成について説明する。図4に示されるように、建物ユニット14の外壁パネル52は、基本的に上述した外壁パネル50の構成と同様の構成とされているものの、外壁フレーム82の構成が外壁フレーム56と一部異なっている。具体的には、外壁フレーム56の横桟64に相当する図示しない横桟、横桟66に相当する横桟84には、建物ユニット14の連結部140側でかつ屋外側に配置された「第1の柱」としての柱24が納まる図示しない切欠部が形成されている。なお、以下では特に断らない限り、柱24は第1の柱としての柱24を示している。
外壁フレーム82を構成するこれらの横桟の長さは、外壁フレーム56を構成する横桟64、66の長さよりも短い長さに設定されており、これに対応して外壁パネル52を構成する外壁材86の幅も外壁材58の幅より短い長さに設定されている(図7参照)。すなわち、外壁パネル52は、外壁パネル50よりも幅狭とされている。
また、外壁フレーム82では、外壁フレーム56の縦桟62に対応する縦桟88の構成が当該縦桟62と異なっている。具体的には、縦桟88は、屋外側に面しかつ建物高さ方向に延在する正面壁部88Aと、当該正面壁部88Aにおける外壁パネル52の幅方向外側の端部から屋内側に延出された側壁部88Bと、を含んで、断面L字状に構成されている。なお、縦桟88の正面壁部88Aの上端部における屋内側には建物上方側の横桟が、当該正面壁部88Aの下端部における屋内側には建物下方側の横桟84が、それぞれ溶接等による接合部によって接合されている。そして、縦桟88の側壁部88Bには、建物高さ方向の複数箇所に取付ブラケット90が設けられている。
取付ブラケット90は、矩形の板材が2箇所直角状に屈曲されて、その断面形状がジグザグ状となるように構成されている。より詳しくは、取付ブラケット90は、側壁部88Bにおける外壁パネル52の幅方向内側の面に沿う接合壁部90Aと、柱24の建物ユニット16側の側面24Aに沿う取付壁部90Bと、を含んで構成されている。そして、接合壁部90Aが溶接等による接合部で側壁部88Bに接合されると共に、取付壁部90Bが図示しないボルト等の取付手段によって柱24に取り付けられている。
また、柱24の側面24Aと取付ブラケット90との間には、建物高さ方向に延在する四角柱状の硬質ウレタンフォームで構成された断熱材92が嵌め込まれている。さらに、柱24の屋外側には、建物高さ方向に延在する矩形板状の硬質ウレタンフォームで構成された断熱材94が当該柱24の屋外側の面24Bに当接されると共に、その一部が断熱材92と縦桟88の正面壁部88Aとに挟持された状態で配置されている。なお、外壁材86の建物ユニット16側の部分は、ビス96で縦桟88の正面壁部88Aに固定されている。
一方、建物ユニット16の外壁54における連結部140側の部分は、外壁パネル142で構成されており、当該外壁パネル142は、外壁フレーム144及び外壁材86を含んで、外壁パネル52と同様の構成とされている。外壁フレーム144は、建物ユニット14と建物ユニット16との境界に対して外壁フレーム82と対称な構成とされており、縦桟88に対応する縦桟146と取付ブラケット90とを含んで構成されている。そして、外壁パネル142は、外壁パネル52と同様に、建物ユニット16に取り付けられている。具体的には、外壁パネル142の取付ブラケット90は、建物ユニット16の「躯体」としての躯体フレーム23を構成すると共に連結部140側でかつ屋外側に配置された「第2の柱」としての柱25に取り付けられている。なお、以下では特に断らない限り、柱25は第2の柱としての柱25を示している。また、建物ユニット16において外壁54の一般部は、建物ユニット14と同様に外壁パネル50で構成されている。そして、外壁パネル142において外壁パネル52の縦桟60に対応する図示しない縦桟は、建物ユニット16側の外壁パネル50に連結されることで固定されている。
また、柱25の周辺部にも柱24の周辺部と同様に断熱材92、94が配置されると共に、柱24と柱25との間には、グラスウールがフィルム材で覆われて構成された建物高さ方向に延びる角柱状の断熱材148が配置されている。さらに、外壁フレーム82の縦桟88と外壁フレーム144の縦桟146との間には、建物高さ方向に延びる止水部材150が配置されている。なお、建物ユニット14の隅部に配置された外壁パネル98の構成は、外壁パネル52と同様の構成とされている。
ここで、本実施形態では、一例として、建物ユニット14、16の「内壁100」に本実施形態に係る建物の内壁構造が適用されている。以下、本実施形態の要部である建物10の内壁構造について詳細に説明する。
まず、図2及び図4〜図6を用いて、内壁100の一般部の構成について説明する。なお、内壁100は、建物ユニット14側と建物ユニット16側とで基本的に同様の構成とされているため、建物ユニット14側を例にとって内壁100の一般部の構成について説明していくこととする。これらの図に示されるように、内壁100の一般部に配置される内壁フレーム104は、建物高さ方向に延在する角柱状でかつ木製の一対の縦桟106と、建物ユニット14の長手方向に延在する角柱状でかつ木製の一対の横桟108と、を含んで矩形枠状に構成されている。より詳しくは、縦桟106及び横桟108の断面形状は、建物ユニット14の短手方向を長手方向とされた矩形状とされている。また、建物上方側の横桟108は、縦桟106の上端部106A間に納まるように配置されると共に、その両端部が縦桟106の上端部106Aに図示しない釘等の固定手段によって固定されている。一方、建物下方側の横桟108は、縦桟106の下端部106B間に納まるように配置されており、その両端部が縦桟106の下端部106Bに図示しない釘等の固定手段によって固定されている。なお、内壁フレーム104は、横桟108が縦桟106の上端部106Aの建物上方側に配置される構成としてもよいし、横桟108が縦桟106の下端部106Bの建物下方側に配置される構成としてもよい。
上記構成の内壁フレーム104は、その建物上方側が、建物上方側の横桟108に当該横桟108の建物下方側から上側固定部材としてのネイル110が打ち込まれることで、天井部42、より詳しくは天井材40及び天井下地材38に留め付けられている。また、内壁フレーム104の建物下方側は、内壁フレーム104の建物下方側の横桟108に当該横桟108の建物上方側から下側固定部材としてのネイル110が打ち込まれることで、床部48、より詳しくは床材46及び床下地材44に留め付けられている。そして、内壁フレーム104は、建物ユニット14の長手方向に沿って、換言すれば外壁54に沿って複数並べて配置されている。また、一方の内壁フレーム104と他方の内壁フレーム104との境界部において、隣り合う縦桟106同士は、面接触された状態で当接されている。なお、内壁フレーム104の固定には、ネイル110に代えて、タッピングスクリュー等を用いてもよい。また、本実施形態では、一例として、建物ユニット14に当該建物ユニット14の長手方向に4つの内壁フレーム104が配置されている。
そして、内壁フレーム104に屋内側から矩形平板状の石膏ボードで構成された内壁材112が、図示しないネイル等の取付手段によって取り付けられると共に、当該内壁材112に図示しない内壁仕上げ用の内壁クロスが張られている。また、内壁フレーム104で仕切られた空間には、グラスウールがフィルム材で覆われて構成された断熱材114が配置されている。さらに、内壁フレーム104の屋外側には、矩形板状の押出発泡ポリスチレン(XPS)で構成された断熱材116が配置されている。この断熱材116は、内壁フレーム104と外壁フレーム56の縦桟60のフランジ部60B及び縦桟62のフランジ部62Cとに挟持された状態で配置されると共に、図示しない接着剤等によって当該フランジ部60B、62Cに取り付けられている。なお、本実施形態では、一例として、1つの内壁フレーム104に対して1枚の内壁材112が配設されている。また、内壁材112が内壁フレーム104に取り付けられた状態において、内壁材112の周縁部に沿って内壁フレーム104の縦桟106及び横桟108が配置されるようになっている。
次に、図1〜図4を用いて、内壁100における連結部140の周辺の構成について説明する。これらの図に示されるように、内壁100における連結部140の周辺部には、柱24に近接して、「第1内壁フレーム」としての内壁フレーム118が配置されている。この内壁フレーム118は、縦桟106、縦桟106と同形状の「第1連結部側縦桟」としての縦桟152及び一対の横桟120を含んで、内壁フレーム104と同様の構成されているものの、横桟120の長さが横桟108の長さよりも短い長さに設定されている。したがって、内壁フレーム118に取り付けられた内壁材122及び内壁フレーム118で仕切られた空間に配置された断熱材124は、内壁100の一般部に用いられるものよりも幅狭とされている。なお、内壁フレーム118を構成する縦桟106、縦桟152及び一対の横桟120は、内壁材122の周縁部に沿って配置されている。
また、内壁フレーム118の縦桟152は、内壁フレーム118の連結部140側に配置されると共に、柱24における連結部140と反対側の側面24Cに対向して配置されている。この縦桟152の連結部140側の面152Aには、建物高さ方向に延在する角柱状の「第1受け部材」としての追加縦桟126が当該縦桟106に沿って配置されると共に図示しないネイル等によって取り付けられている。そして、追加縦桟126は、柱24の側面24Cと縦桟152の面152Aとの間に納まると共に、その屋内側の端部が当該面152Aの内壁材122側の縁に揃えて配置されている。なお、追加縦桟126の「屋内側の面126A」は、柱24の「屋内側の面24D」よりも屋内側に配置されている。
一方、建物ユニット16側における連結部140の周辺部には、柱25に近接して、「第2内壁フレーム」としての内壁フレーム154が配置されている。この内壁フレーム154は、縦桟106、縦桟106と同形状の「第2連結部側縦桟」としての縦桟156及び一対の横桟120を含んで、内壁フレーム118と同様の構成とされている。また、内壁フレーム154には、内壁フレーム118と同様に内壁材122が取り付けられており、内壁材122及び内壁フレーム154で仕切られた空間には、断熱材124が配置されている。
内壁フレーム154の縦桟156は、内壁フレーム154の連結部140側に配置されると共に、柱25における連結部140と反対側の側面25Aに対向して配置されている。つまり、縦桟156は、内壁フレーム118の縦桟152と建物ユニット14の長手方向に対向して配置されている。この縦桟156の連結部140側の面156Aには、追加縦桟126と同様の構成とされた「第2受け部材」としての追加縦桟158が当該縦桟156に沿って配置されると共に、図示しないネイル等によって取り付けられている。つまり、本実施形態では、追加縦桟126が内壁フレーム118の縦桟152における縦桟156側に配置されており、追加縦桟158が内壁フレーム154の縦桟156のおける縦桟152側に配置されている。また、追加縦桟158は、柱25の側面25Aと縦桟156の面156Aとの間に納まると共に、その屋内側の端部が当該面156Aの内壁材122側の縁に揃えて配置されている。なお、追加縦桟158の「屋内側の面158A」は、柱25の「屋内側の面25B」よりも屋内側に配置されている。
そして、上記のように配置された追加縦桟126、158の屋内側の面126A、158Aには、矩形平板状の石膏ボードで構成されると共に連結部140に跨る追加内壁材128が取り付けられている。また、追加内壁材128の柱24、25側の面における追加縦桟126、158と接触している周縁部以外の部分には、矩形板状の下地合板134が張り付けられている。さらに、下地合板134の柱24、25側の面には、矩形板状の硬質ウレタンフォームで構成された断熱材136が張り付けられている。
また、追加縦桟126、158における内壁100の厚さ方向(内壁材122の厚さ方向)の寸法は、縦桟152、156における内壁100の厚さ方向の寸法よりも小さい寸法に設定されている。これにより、柱24、25の周辺部における追加縦桟126、158の屋外側にスペースが形成されるようになっている。
そして、追加縦桟126の屋外側のスペースには、柱24、縦桟152、追加縦桟126及び断熱材116に位置決めされた状態で建物高さ方向に延びる四角柱状の断熱材130が配置されている。さらに、この断熱材130の屋外側には、当該断熱材130と断熱材94とに位置決めされた状態で建物高さ方向に延びる四角柱状の断熱材132が配置されている。
一方、追加縦桟158の屋外側のスペースにも、柱25、縦桟156、追加縦桟158及び断熱材116に位置決めされた状態で断熱材130が配置されており、当該断熱材130の屋外側には、追加縦桟126側と同様に断熱材132が配置されている。なお、断熱材130、132は、グラスウールがフィルム材で覆われて構成されている。
<本実施形態の作用及び効果>
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態では、図1に示されるように、建物ユニット14と当該建物ユニット14と連結された建物ユニット16とを含んで建物10が構成されている。この建物10の内壁100における建物ユニット14側の部分は、木製の内壁フレーム118を含んで構成されており、当該内壁フレーム118は、建物ユニット14と建物ユニット16との連結部140側に配置されて建物高さ方向に延在する縦桟152を備えている。一方、内壁100における建物ユニット16側の部分は、木製の内壁フレーム154を含んで構成されており、当該内壁フレーム154は、連結部140側に配置されて建物高さ方向に延在する縦桟156を備えている。
ここで、本実施形態では、縦桟152の縦桟156側に当該縦桟152に沿って追加縦桟126が取り付けられると共に、縦桟156の縦桟152側に当該縦桟156に沿って追加縦桟158が取り付けられている。このため、内壁100における建物ユニット14側の部分と当該内壁100における建物ユニット16側の部分との境界部には、建物ユニット14側と建物ユニット16側とのそれぞれに建物高さ方向に沿う取付代が確保される。その結果、工場内で建物ユニット14、16に内壁100の大部分を取り付け、この取付代に連結部140に跨る追加内壁材128を現地で取り付けることが可能となる。しかも、追加内壁材128の取付代を確保するにあたって、内壁フレーム118及び内壁フレーム154の構成は基本的に維持されると共に、これらの内壁フレーム118、154には上述したように、それぞれ同様に追加縦桟126又は追加縦桟158が配置されている。このため、本実施形態では、追加内壁材128の取り付けに伴う建物10の内壁100の構成の複雑化が抑制される。したがって、本実施形態では、簡易な構成によって、現地で建物ユニット14と建物ユニット16との連結部140に追加内壁材128を取り付けることができる。
また、本実施形態では、追加縦桟126は、建物ユニット14の躯体フレーム22の一部を構成しかつ連結部140側に配置された柱24と縦桟152との間に配置されている。一方、追加縦桟158は、建物ユニット16の躯体フレーム23の一部を構成しかつ連結部140側に配置された柱25と縦桟156との間に配置されている。このため、柱24における縦桟152側に配置される断熱材130を追加縦桟126で位置決めすることができると共に、柱25における縦桟156側に配置される断熱材130を追加縦桟158で位置決めすることができる。具体的には、追加縦桟126、158によって、断熱材130の屋内側の位置が規定されている。なお、これは、断熱材130を配置する場合に限らず、防湿材等の部材を配置する場合でも同様である。したがって、本実施形態では、建物ユニット14、16の躯体フレーム22、23の柱のうち連結部140側の柱24、25の周辺部に配置される部材の位置決め作業を簡略化することができる。
さらに、本実施形態では、追加縦桟126の屋内側の面126Aが柱24の屋内側の面24Dよりも屋内側に配置されており、追加縦桟126の面126Aに取り付けられる追加内壁材128と柱24の屋内側の24Dとの間にスペースを確保することができる。また、本態様では、追加縦桟158の屋内側の面158Aが柱25の屋内側の面25Bよりも屋内側に配置されており、追加縦桟158の屋内側の面158Aに取り付けられる追加内壁材128と柱25の屋内側の面25Bとの間にスペースを確保することができる。このため、上記のように構成されたスペースを用いて断熱材136を配置することができる。なお、このスペースは防湿材等の部材の配置にも用いることが可能である。したがって、本実施形態では、建物ユニット14、16の躯体フレーム22、23の柱のうち連結部140側の柱24、25の屋内側に種々の部材を配置し、建物10の内壁100における追加内壁材128で構成される部分に種々の機能を付与することができる。
加えて、本実施形態では、追加縦桟126における内壁100の厚さ方向の寸法が、縦桟152における内壁100の厚さ方向の寸法よりも小さい寸法に設定されている。このため、建物ユニット14の柱24と縦桟152との間に断熱材130を配置することができると共に、断熱材130の位置決めを追加縦桟126と縦桟152とで行うことができる。また、本実施形態では、追加縦桟158における内壁100の厚さ方向の寸法が縦桟156における内壁100の厚さ方向の寸法よりも小さい寸法に設定されている。このため、建物ユニット16の柱25と縦桟156との間に断熱材130を配置することができると共に、断熱材130の位置決めを追加縦桟158と縦桟156とで行うことができる。なお、これは、断熱材130を配置する場合に限らず、防湿材等の部材を配置する場合でも同様である。したがって、本実施形態では、建物ユニット14、16の躯体フレーム22、23の柱のうち連結部140側の柱24、25の周辺部に部材を配置可能なスペースをより広く確保し、当該部材を安定した状態で配置することができる。
<上記実施形態の補足説明>
(1) 上述した実施形態では、追加縦桟126の屋内側の面126Aが柱24の屋内側の面24Dよりも屋内側に配置されると共に、追加縦桟158の屋内側の面158Aが柱25の屋内側の面25Bよりも屋内側に配置されていたが、これに限らない。すなわち、追加縦桟126の面126A、柱24の面24D、追加縦桟158の面158A及び柱25の面25Bが同一平面上に配置される構成としてもよい。このような構成によっても、現地で建物ユニット14と建物ユニット16との連結部140に追加内壁材128を取り付けることが可能である。
(2) さらに、上述した実施形態では、縦桟152、156及び追加縦桟126、158が異なる平断面形状に構成されていたが、同一の平断面形状に構成されていてもよい。
10 建物
14 建物ユニット(一方の建物ユニット)
16 建物ユニット(他方の建物ユニット)
22 躯体フレーム(躯体)
23 躯体フレーム(躯体)
24 柱(第1の柱)
24D 面(屋内側の面)
25 柱(第2の柱)
25B 面(屋内側の面)
100 内壁
116 断熱材
118 内壁フレーム(第1内壁フレーム)
126 追加縦桟(第1受け部材)
126A 面(屋内側の面)
140 連結部
152 縦桟(第1連結部側縦桟)
154 内壁フレーム(第2内壁フレーム)
156 縦桟(第2連結部側縦桟)
158 追加縦桟(第2受け部材)
158A 面(屋内側の面)

Claims (4)

  1. 一方の建物ユニットと当該一方の建物ユニットと連結された他方の建物ユニットとを含んで構成された建物における内壁の当該一方の建物ユニット側の一部を構成し、当該一方の建物ユニットと当該他方の建物ユニットとの連結部側に配置されて建物高さ方向に延在する第1連結部側縦桟を含んで構成されると共に建物上方側の部分が当該建物の天井部に固定され、建物下方側の部分が当該建物の床部に固定された木製の第1内壁フレームと、
    前記内壁の前記他方の建物ユニット側の一部を構成し、前記連結部側に配置されて建物高さ方向に延在すると共に前記第1連結部側縦桟に対向して配置された第2連結部側縦桟を含んで構成されると共に建物上方側の部分が前記天井部に固定され、建物下方側の部分が前記床部に固定された木製の第2内壁フレームと、
    前記第1連結部側縦桟の前記第2連結部側縦桟側に当該第1連結部側縦桟に沿って取り付けられると共に内壁材を取り付け可能な第1受け部材と、
    前記第2連結部側縦桟の前記第1連結部側縦桟側に当該第2連結部側縦桟に沿って取り付けられると共に内壁材を取り付け可能な第2受け部材と、
    を有する建物の内壁構造。
  2. 前記建物の外壁における外壁フレームと前記第1内壁フレーム及び前記第2内壁フレームの少なくとも一方との間に当該一方と相対移動可能な状態で断熱材が挟持されている、
    請求項1に記載の建物の内壁構造。
  3. 前記第1受け部材は、前記一方の建物ユニットの躯体の一部を構成しかつ前記連結部側に配置された第1の柱と前記第1連結部側縦桟との間に配置されると共に、
    前記第2受け部材は、前記他方の建物ユニットの躯体の一部を構成しかつ前記連結部側に配置された第2の柱と前記第2連結部側縦桟との間に配置されている、
    請求項1又は請求項2に記載の建物の内壁構造。
  4. 前記第1受け部材の屋内側の面は、前記第1の柱の屋内側の面よりも屋内側に配置されると共に、
    前記第2受け部材の屋内側の面は、前記第2の柱の屋内側の面よりも屋内側に配置されている、
    請求項に記載の建物の内壁構造。
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