JP2001214490A - 台所流し台用水切りゴミ袋支持枠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】台所流し台の、水切りゴミかご容器に、水切り
ゴミ袋を挿入して使用するのでなく、シンプルな構造の
枠と水切りゴミ袋を組立た、水切りゴミ袋容器に関する
ものである。 【解決手段】吸盤設置可能な下枠の内側に、水切りゴミ
袋を入れて、ゴミ袋の開口部を下枠の上面に沿わして置
き、上枠をはめ込むことにより、枠に挟まれて水切りゴ
ミ袋が固定されて、一体化した水切りゴミ容器となり、
流し台の洗い漕の側壁に吸盤で吸着する。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、四角形、三角形、丸形、等の形状をした上
枠及び下枠に、水切り袋及び吸盤を組み合わすことによ
り、一体化した水切りゴミ容器として使用出来るもので
ある。従来は、合成樹脂製又はステンレス等の金属製
の、水切りゴミかご容器に直接ゴミを入れていたが、最
近は小さなゴミも逃がさないように、合成樹脂材で加工
した不織布の袋とか、極細網目の袋、等が市販されてお
り、これらを水切りゴミかごの内側に沿わして入れて使
用することを出来るが、次のような問題を指摘すること
が出来る。

（イ）市販品の水切りゴミかご容器の形状及びサイズは
様々であり、これに対応すべく、水切りゴミ袋のサイズ
は大きめに作られて有るが為、水切りゴミかご容器に水
切りゴミ袋を入れると、水切りゴミ袋が絞られてゴミ収
容量が１００％生かされず、非常に不合理である。

（ロ）水切りゴミかごに子縁ついた油脂等の汚れ、ぬめ
り等を洗うのは嫌な物で、常に綺麗にしておくには、毎
日のように洗う必要があるが、形状及び構造上、洗い難
い面がある。

（ハ）調理作業中に水切りかごに物が当たったりして、
転倒させてゴミが散乱する事もあって、回収しなければ
ならぬ煩わしい事態も時々起こる。

本発明は、以上のような欠点を除くためになされたもの
で、以下に部品構成と組立方法を説明すると、 （イ）合成樹脂材又は金属材を加工して、上枠１及び吸
盤設置部を設けた下枠２を作る。 図１ （ロ）下枠の内側サイズに適合した水切りゴミ袋３を作
り、これを下枠の内側に挿入して、水切りゴミ袋の開口
部を下枠の上面全周にややはみ出る位で沿わした状態
で、上枠をはめ込むと、水切り袋の開口部が上枠と下枠
に挟まれて固定される。 図２ （ハ）下枠の吸盤設置部の構造に適合する吸盤４を作
り、これを下枠の吸盤設置部に取り付ける。以上のよう
な４つの部品による簡単な組立で、一体化した水切りゴ
ミ容器となる。 図３ 本発明は、シンプル性と経済性に重きを置き、毎日忙し
い主婦の台所仕事が多々ある中で、無駄で余分な仕事は
一つでも省いて頂くために考案したものであり、以下の
ような利便性がある。

（イ）水切りかごを使用しない為、囲いが無くなる分、
水切りゴミ袋のゴミ収容量を１００％活用出来て、非常
に経済的である。

（ロ）水切りかごの洗浄は、汚らしくて嫌なものであっ
たが、本発明品にあっては、枠にしても吸盤にしても、
ほとんど汚れることが無いので、その分洗浄作業が大幅
に省ける。

（ハ）本発明は、流し漕の側壁の好きな所、都合の良い
高低位置に吸盤で吸い付けて支持することが出来て、且
つ転倒の心配が無い。

【図面の簡単な説明】

【図１】上枠及び下枠の斜視図と部分断面図

【図２】枠と水切りゴミ袋との固定前と固定時の側面
図：断面図

【図３】一体化した水切りゴミ容器の斜視図

【符号の説明】

１は上枠 ２は下枠 ３は水切りゴミ袋 ４は吸
盤

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）下枠と上枠を，はめ合わすことによ
   り、水切りゴミ袋の開口部を挟み、支持できる形状を有
   する枠。 （ロ）下枠には、流し台の洗漕内壁に、吸い付けて固定
   出来るように、吸盤が設置できる構造を有する枠。 以上の如く構成された、台所流し台の水切りゴミ袋支持
   枠。