JP2001212060A - 食器洗浄装置 - Google Patents

食器洗浄装置

Info

Publication number
JP2001212060A
JP2001212060A JP2000028905A JP2000028905A JP2001212060A JP 2001212060 A JP2001212060 A JP 2001212060A JP 2000028905 A JP2000028905 A JP 2000028905A JP 2000028905 A JP2000028905 A JP 2000028905A JP 2001212060 A JP2001212060 A JP 2001212060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
washing
acidic
alkaline
storage section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000028905A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Shimodera
健一 下寺
Toshio Eki
驛  利男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2000028905A priority Critical patent/JP2001212060A/ja
Publication of JP2001212060A publication Critical patent/JP2001212060A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電解水生成装置を用いる場合でも、水を有効
に利用できるとともに、装置の大型化等を招かない食器
洗浄装置を提供する。 【解決手段】 ポンプ4の洗浄水出口側等に、水の電気
分解によってアルカリ性水Aと酸性水Bとを生成する電
解水生成装置9を設ける。そして、被洗浄物Qの洗い洗
浄を行うときには、アルカリ性水Aをノズル5b側に送
るとともに、酸性水Bを洗浄槽3の貯溜部3a側に送
る。また、すすぎ洗浄を行うときには、酸性水Bをノズ
ル5b側に送るとともに、アルカリ性水Aを貯溜部3a
側に送る。洗い洗浄時の酸性水Bやすすぎ洗浄時のアル
カリ性水Aは、洗浄には不要となるが、これを貯溜部3
a側に戻して再利用した。また、貯溜部3a内では、ア
ルカリ性水Aと酸性水Bとが最終的に中和され、水処理
の問題も生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電解水生成装置
を用いて、食器等の被洗浄物の洗浄を行う食器洗浄装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水に食塩等の電解質を加えて電気分解を
行うと、陰極電極側にアルカリ性水が生成され、陽極電
極側に酸性水が生成されるが、この場合のアルカリ性水
は洗浄力が強く、酸性水は殺菌力が強いという性質を有
している。このため、アルカリ性水と酸性水とを生成で
きる電解水生成装置を有する食器洗浄装置が種々に提案
されている(例えば、特開平11ー146858号公
報、特開平10ー33448号公報)。
【0003】特開平11ー146858号公報に記載さ
れた食器洗浄装置では、被洗浄物の洗い洗浄時に、電解
水生成装置で作られたアルカリ性水を利用し、被洗浄物
のすすぎ洗浄時に、電解水生成装置で生成された酸性水
を利用している。
【0004】また、特開平10ー33448号公報に記
載された食器洗浄装置では、電解水生成装置で作られた
アルカリ性水と酸性水とをそれぞれタンクに溜め、被洗
浄物の洗い洗浄時に、タンク中のアルカリ性水を使用す
るとともに、被洗浄物のすすぎ洗浄時に、タンク中の酸
性水を使用するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電解水
生成装置は、アルカリ性水と酸性水とを同時に生成する
ため、特開平11ー146858号公報に記載された食
器洗浄装置では、被洗浄物の洗い洗浄時には、酸性水を
捨ててしまう必要があるとともに、すすぎ洗浄時には、
アルカリ性水を捨ててしまう必要があり、水が有効に利
用できないという問題があった。
【0006】また、特開平10ー33448号公報に記
載された食器洗浄装置では、アルカリ性水と酸性水とを
溜めるタンクが必要であり、装置の大型化と高コスト化
を招いてしまうという問題があった。
【0007】この発明は、以上の点に鑑み、電解水生成
装置を使用する場合でも、水を有効に利用できるととも
に、装置の大型化等を招かない食器洗浄装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、洗浄槽内の貯溜部に溜められた洗浄水を、ポ
ンプで加圧してノズルから噴射し、被洗浄物の洗浄を行
う食器洗浄装置において、ポンプからノズルまでの流水
路中に、水の電気分解によってアルカリ性水と酸性水と
を生成する電解水生成装置を設けるとともに、この電解
水生成装置のアルカリ性水と酸性水との出口側の流路を
各々、ノズル側と貯溜部側とに連通させ、アルカリ性水
と酸性水との何れか一方をノズル側に送るとともに、他
方を貯溜部側に戻すようにしたことである。
【0009】この発明では、ポンプの出口側に電解水生
成装置を設けて、例えば、被洗浄物の洗い洗浄をすると
きには、電解水生成装置で生成された洗浄力の強いアル
カリ性水のみをノズルを介して被非洗浄物に噴射し、こ
の電解水生成装置で同時に生成された酸性水は貯溜部に
戻して再利用している。また、例えば、被洗浄物のすす
ぎ洗浄をするときには、電解水生成装置で生成された殺
菌力の強い酸性水のみをノズルを介して被洗浄物に噴射
し、この電解水生成装置で同時に生成されたアルカリ性
水は、貯溜部に戻して再利用している。この場合、アル
カリ性水や酸性水は、ノズルから被洗浄物に噴射された
後、貯溜部に戻るため、貯溜部内では酸性水とアルカリ
性水とが混合してpHが中和し、この洗浄水を外部に排
出しても不都合は生じない。
【0010】なお、貯溜部側に戻されるアルカリ性水や
酸性水は、貯溜部又は貯溜部からポンプまでの流水路に
戻してやればよい。
【0011】この発明の請求項2記載の発明は、洗浄槽
内の貯溜部に溜められた洗浄水を、ポンプで加圧してノ
ズルから噴射し、被洗浄物の洗浄を行う食器洗浄装置に
おいて、貯溜部からポンプまでの流水路中に、水の電気
分解によってアルカリ性水と酸性水とを生成する電解水
生成装置を設けるとともに、この電解水生成装置のアル
カリ性水と酸性水との出口側の流路を各々、ポンプ側と
貯溜部側とに連通させ、アルカリ性水と酸性水との何れ
か一方をポンプ側に送るとともに、他方を貯溜部側に戻
すようにしたことである。
【0012】この発明は、ポンプの入口側に電解水生成
装置を設けた場合であり、その作用は請求項1記載の発
明の場合と同様である。なお、貯溜部側に戻されるアル
カリ性水や酸性水は、貯溜部又は貯溜部から電解質生成
装置までの流水路に戻してやればよい。
【0013】この発明の請求項3記載の発明は、請求項
2記載の発明の場合において、貯溜部側に戻されるアル
カリ性水と酸性水との流路中に、貯溜部から電解水生成
装置までの流水路中の水の流れによって、貯溜部側に戻
されるアルカリ性水と酸性水とを流水路側に吸引させる
エジェクターを設けていることである。
【0014】この発明では、アルカリ性水と酸性水と
を、ポンプ等を設けなくとも簡単に貯溜部側に戻すこと
ができる。
【0015】この発明の請求項4記載の発明は、請求項
1記載の発明の場合において、電解水生成装置は、近接
して対向するように設けられた陰極側電極と陽極側電極
との間に水を層流状態で流し、陰極側からはアルカリ性
水を取り出すとともに、陽極側からは酸性水を取り出す
無隔膜電解法を用いたものであることである。
【0016】この発明では、電解水生成装置の電極に沿
って水が乱れることなく層流状態で流れるため、この電
解水生成装置では、陰極電極側近傍でpHが充分に高い
アルカリ性水を得ることができるとともに、陽極側電極
近傍でpHが充分に低い酸性水を得ることができる。こ
のため、この食器洗浄機では、このようなアルカリ性水
と酸性水とを利用できることとなり、被洗浄物の洗浄
(洗い洗浄とすすぎ洗浄)を効果的に行うことができ
る。また、この発明では、この電解水生成装置には酸性
水やアルカリ性水を分ける隔膜が用いられないため、隔
膜に起因する不都合、すなわち、微生物や細菌の付着繁
茂等がなく、衛生上も問題のないアルカリ性水や酸性水
を使用して、被洗浄物の洗浄を行うことができる。
【0017】この発明の請求項5記載の発明は、請求項
1乃至4の何れかに記載の発明の場合において、電解水
生成装置の電極が陰極と陽極の何れの側の電極としても
使用できるものから形成されているとともに、電源側に
おいて陰極側の電圧と陽極側の電圧とが切り替え可能と
なっていることである。
【0018】この発明では、電源側において、陰極側電
圧と陽極側電圧とを切り替えることができるので、例え
ば、電解水生成装置のアルカリ性水の取出部から、酸性
水が取り出せるようになり、切替弁等を設ける必要がな
くなる。
【0019】この発明の請求項6記載の発明は、請求項
1乃至5の何れかに記載の発明の場合において、電解水
生成装置の陰極側から取り出すアルカリ性水と陽極側か
ら取り出す酸性水との流量比を変更する流量制御手段を
有していることである。
【0020】この発明では、例えば、アルカリ性水を使
用して被洗浄物の洗い洗浄を行う場合には、流量制御手
段により、アルカリ性水側の流量を酸性水側の流量より
絞って、アルカリ性水側のpHを上げることにより、効
果的な洗い洗浄を行うことができる。この場合、酸性水
側のpHも上がるが、この酸性水は洗浄に用いないため
不都合はない。なお、被洗浄物のすすぎ洗浄を行う場合
には、酸性水側の流量をアルカリ性水側の流量より絞っ
て、酸性水のpHを下げれば、効果的なすすぎ洗浄を行
うことができる。
【0021】この発明の請求項7記載の発明は、請求項
1乃至6の何れかに記載の発明の場合において、電解水
生成装置における水の電解強度が変更可能になっている
ことである。
【0022】この発明では、水の電解強度を変えること
ができるので、pHの充分に低い酸性水や、pHの充分
に高いアルカリ性水を容易に得ることができ、被洗浄物
の洗浄を効果的に行うことができる。なお、水の電解強
度は、例えば、電極に加える電圧を変えることにより変
えることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しつつ説明する。図1はこの発明の一実施の形
態に係る食器洗浄装置を示している。
【0024】食器洗浄装置1は、食器等の被洗浄物Qの
洗浄、すなわち、洗い洗浄とすすぎ洗浄とを自動的に行
うものであり、図1で示されるように、前面側の上部に
開閉扉2aが設けられているとともに、前面側下部に操
作パネル2bが設けられた装置本体2内に、洗浄槽3
と、ポンプ4と、洗浄水噴射体5と、食器類載置部6
と、給水弁7と、ヒータ8と、電解水生成装置9と、制
御部10等が設けられたものである。
【0025】洗浄槽3は、上部側に食器類載置部6が設
けられる洗浄空間V1が形成され、下部側に、洗浄水W
を集める貯溜部3aが形成されている。洗浄空間V1は
装置本体2の開閉扉2aによって開放されるとともに、
洗浄空間V1下側の底壁3bは、貯溜部3a側に下るよ
うに傾斜していて、給水弁7から供給された洗浄水W
や、洗浄水噴射体5から噴射された洗浄水Wを貯溜部3
aに集める働きを有している。なお、貯溜部3aの上部
には残菜フィルタ3cが設けられている。
【0026】ポンプ4は、洗浄槽3の貯溜部3a内の洗
浄水Wを洗浄水噴射体5に送って、この洗浄水噴射体5
に被洗浄物Qの洗浄を行わせるとともに、洗浄槽3内の
排水を装置本体2外に排出する働きを有するものであ
る。ポンプ4の洗浄水出口側には、図1で示されるよう
に、洗浄水噴射体5までの流水路を形成する給水管11
が設けられ、この給水管11中に電解水生成装置9が設
けられているとともに、ポンプ4の洗浄水入口側には、
貯溜部3aまでの流水路を形成する吸込み管13が設け
られている。なお、電解水生成装置9からは、貯溜部3
aまで、洗浄水Wの戻り管12が設けられているととも
に、給水管11の電解水生成装置9の出口部側と入口部
側とはパイパス管14で接続されている。そして、電解
水生成装置9の入口側の給水管11とバイパス管14と
の接続部には、ポンプ4からの洗浄水Wを、電解水生成
装置9側に送るか、バイパス管14側に送るかを定める
切替弁15が設けられている。
【0027】なお、ポンプ4には排水管(図示せず)が
接続されており、ポンプ4内の流路を切り替えることに
より、このポンプ4によって、洗浄槽3内の排水が行え
るようになっている。
【0028】洗浄水噴射体5は、水平でパイプ状をした
本体部5aの上部側に、多数のノズル5bが設けられた
ものであり、食器類載置部6上の被洗浄物Qに洗浄水W
を噴射して、被洗浄物Qの洗浄を行うものである。この
洗浄水噴射体5は、本体部5aの中間部が垂直な給水管
11に回動自在に支持された状態で、この給水管11に
連通しており、給水管11を介して供給された洗浄水W
が、ノズル5bから噴出することにより回転し、被洗浄
物Qの種々の場所に洗浄水Wを吹き付けるようになって
いる。
【0029】食器類載置部6は、食器等の被洗浄物Qを
洗浄用に載置するための場所であり、被洗浄物Qに洗浄
水Wが充分に当たるように、鋼線等を用いて形成されて
いるとともに、開閉扉2aを開けて被洗浄物Qが並べら
れる形状に形成されている。
【0030】給水弁7は、給湯機等と接続されていて、
洗浄槽3内に所定量の温水を供給するものであり、洗浄
槽3の壁面上部側に、吐水部7aを下向きにした状態で
設けられている。ヒータ8は、洗浄水Wを加熱するもの
であり、洗浄槽3の残菜フィルタ3c下方の貯溜部3a
に設けられている。
【0031】電解水生成装置9は、電解質(例えば、食
塩)が加えられた水(電解液)を電気分解することによ
り、アルカリ性水Aと酸性水Bとを連続的に生成するも
のであり、この実施の形態では、無隔膜電解法(詳細は
特許第2991111号公報に示される)を用いたもの
が使用されている。
【0032】この電解水生成装置9は、図2で示される
ように、ケーシング20内に板状の陰極電極21と陽極
電極22とを対向するように近接させて配置したもの
で、両電極21,22に電源26から直流電圧を印加し
つつ、両電極21,22間の電解流路23に電解液
(水)を層流状態で流すことにより、陰極電極21側の
アルカリ性水取出部20aから、流量制御手段24を介
して、アルカリ性水Aが取り出され、陽極電極22側の
酸性水取出部20bから、流量制御手段25を介して、
酸性水Bが取り出される。この場合、ケーシング20の
給水部20cはポンプ4の吐水部側に接続されるととも
に、アルカリ性水取出部20aは洗浄水噴射体5側の給
水管11に、酸性水取出部20bは戻り管12にそれぞ
れ接続される。
【0033】この電解水生成装置9では、電解流路23
内において、水(電解液)が層流状態で流れるため、両
電極21,22に電圧を印加することにより、電解流路
23中の水は、電解流路23を進むにつれて、陰極電極
21近傍の境界層は最もpHの高いアルカリ性水Aとな
り、陽極電極22近傍の境界層は最もpHの低い酸性水
Bとなって、陰極電極21から陽極電極22にかけてp
Hがしだいに変化する流れを形成する。したがって、陰
極電極21又は陽極電極22近傍から電解水を取り出せ
ば、充分にpHが高いアルカリ性水A又は充分にpHが
低い酸性水Bを得ることができる。
【0034】この場合、例えば、流量制御手段24側を
絞るとともに、流量制御手段25側を大きく開けて、ア
ルカリ性水取出部20a側の流量よりも、酸性水取出部
20bの流量を多くしてやることにより、アルカリ性水
取出部20a側からは、陰極電極21に近いアルカリ性
水A、すなわち、pHの充分に大きいアルカリ性水Aが
得られ、酸性水取出部20b側からは、陰極電極21か
らやや離れた側のアルカリ性水Aと陽極電極22側の酸
性水Bとが混合したpHのそれ程低くない酸性水Bが得
られる。また、逆に、流量制御手段25側を絞るととも
に、流量制御手段24を大きく開けて、酸性水取出部2
0b側の流量よりも、アルカリ性水取出部20a側の流
量を大きくしてやると、酸性水取出部20b側からは、
陽極電極22に近い酸性水B、すなわち、pHの充分に
小さい酸性水Bが得られ、アルカリ性水取出部20a側
からは、陽極電極22からやや離れた側の酸性水Bと陰
極電極21側のアルカリ性水Aとが混合したpHのそれ
程高くないアルカリ性水Aが得られる。
【0035】ここで、流量制御手段24,25は、アル
カリ性水取出部20a側と酸性水取出部20b側とから
取り出される水の流量比を変更するものであり、流量調
整弁やオリフィス等どのようなものでもよいが、この実
施の形態では、流量制御弁が用いられている。また、電
源26は、電圧の切り替えによって、陰極電極21と陽
極電極22とに所望の電圧が印加できる機能を有してい
るとともに、端子26a,26b側の陰極電圧(マイナ
ス電圧)と陽極電圧(プラス電圧)とを切り替えること
ができる機能を有している。もちろん、陰極電極21
は、陽極電極にもなりうる材料から形成され、陽極電極
22は、陰極電極にもなりうる材料から形成されてい
る。さらに、水を電気分解する場合の電解質(例えば濃
食塩水)は、例えば給水弁7の上流側(この場合、装置
本体2の外方)又は下流側(この場合は、装置本体2の
内方)に設けられた電解質タンク(図示せず)中に入れ
られており、弁(図示せず)の開閉によって所定量が洗
浄槽3内に供給される。
【0036】制御部10は、操作パネル2bからの信号
に基づき、ポンプ4、給水弁7、ヒータ8、切替弁15
等をコントロールするとともに、電解水生成装置9の流
量制御手段24,25、電源26、電解質用の弁等をコ
ントロールする。
【0037】つぎに、この食器洗浄装置の使い方と動作
について説明する。開閉扉2aを開けて、食器類載置部
6に被洗浄物Qを載せた後、開閉扉2aを閉め、操作パ
ネル2bのスタートボタンを押すとともに、洗浄コース
を定めるコースボタン(例えば標準コースボタン)を押
すと、ポンプ4が一定時間作動して、洗浄槽3内の残留
水の排出がなされた後、給水弁7が開いて洗浄槽3内に
所定量の温水が供給されるとともに、電解質タンクから
所定量の電解質(食塩)が洗浄槽3内に供給され、つづ
いて、ヒータ8が作動する。
【0038】つぎに、ポンプ4が作動するとともに、切
替弁15がポンプ4と電解水生成装置9とを連通させる
ように切り替えられる。また、これらと同時に、電解水
生成装置9の流量制御手段24,25の弁開度が定めら
れ、アルカリ性水取出部20a側の流量が酸性水取出部
20b側の流量より小さくなるようにコントロールされ
て、被洗浄物Qの洗い洗浄が開始される。すなわち、ポ
ンプ4から電解水生成装置9に入った洗浄水Wは、電解
流路23中を通った後、一部は、アルカリ性水取出部2
0aから、給水管11と洗浄水噴射体5とを通って被洗
浄物Qに噴射され、残部は、酸性水取出部20bから戻
り管12を通って貯溜部3aに戻される。なお、洗浄水
W中には、電解質である食塩(NaCl)が均一に溶解
して、水素イオン(H+)と水酸イオン(OH-)ととも
に、ナトリウムイオン(Na+)と塩素イオン(Cl-
とが形成されている。
【0039】つぎに、電解水生成装置9の陰極電極21
と陽極電極22とに電源26から所定の電圧が印加さ
れ、この電解水生成装置9でアルカリ性水A等を生成す
るとともに、生成したアルカリ性水Aを使って、被洗浄
物Qの本格的な洗い洗浄がなされる。
【0040】すなわち、電解流路23中を移動する洗浄
水W中のナトリウムイオンは陰極電極21側に引き寄せ
られ、塩素イオンは陽極電極22側に引き寄せられて、
洗浄水W中に電気が流れることにより、陰極電極21周
りの水素イオンが水素ガスになって消費されるととも
に、陽極電極22周りの水酸イオンが酸素ガスになって
消費されて、陰極電極21周りにナトリウムイオンと水
酸イオンとの影響でアルカリ性水Aが生成され、陽極電
極22周りに塩素イオンと水素イオンとの影響で酸性水
Bが生成される。
【0041】この場合、流量制御手段24,25によ
り、アルカリ性水取出部20a側の流量が酸性水取出部
20b側の流量より絞り込まれているため、アルカリ性
水取出部20aからはpHが充分に高く洗浄力の強いア
ルカリ性水Aが取り出され、これが洗浄水Wとなって被
洗浄物Qに噴射される。このため、被洗浄物Qは洗剤を
使用したのとほぼ同程度の状態まで洗い洗浄がなされ
る。一方、酸性水取出部20bからは、pHがやや高め
の酸性水Bが貯溜部3aに戻されるため、洗浄中の貯溜
部3aの洗浄水Wは、やや酸性を示すが、アルカリ性水
Aが被洗浄物Qに噴射された後、洗浄槽3の底壁3bを
通って貯溜部3aに戻り、貯溜部3aでアルカリ性水A
と酸性水Bとが混合されるため、中和されて中性とな
る。したがって、洗浄槽3中の洗浄水Wを、中和処理す
ることなく、直ちに排水しても不都合は生じない。
【0042】つぎに、被洗浄物Qのアルカリ性水Aによ
る洗い洗浄が終了すると、ヒータ8や電解水生成装置9
の運転が停止されるとともに、ポンプ4による洗浄槽3
の排水がなされた後、被洗浄物Qのすすぎ洗浄が複数回
なされる。このすすぎ洗浄は、電解水生成装置9で生成
した酸性水Bを使って、被洗浄物Qのすすぎ洗いを行う
ものである。
【0043】すなわち、このすすぎ洗浄においても、洗
浄槽3内に電解質とともに給水がなされた後、ポンプ4
を作動させて、貯溜部3a内の洗浄水Wを電解水生成装
置9に通し、アルカリ性水取出部20aから、流量制御
手段24を介して、洗浄水噴射体5に洗浄水Wを送り、
被洗浄物Qに洗浄水Wを噴射するとともに、酸性水取出
部20bから流量制御手段25を介して、戻り管12に
洗浄水Wを送り、この洗浄水Wを貯溜部3aに戻してや
る。なお、最終のすすぎ工程においては、ヒータ8も作
動させる。
【0044】つぎに、電源26の端子26a,26bの
陰極電圧(マイナス電圧)と陽極電圧(プラス電圧)と
を逆にして(切り換えて)、図3で示されるように、電
解水生成装置9の端子26aにつながる陰極電極21側
にプラス電圧をかけて、この陰極電極21を陽極電極と
して作用させるとともに、端子26bにつながる陽極電
極22側にマイナス電圧をかけて、この陽極電極22を
陰極電極として作用させる。そして、流量制御手段2
4,25の開度を洗い洗浄の場合と同様にすれば、アル
カリ性水取出部20aからpHが充分に低い酸性水Bが
取り出され、この酸性水Bが洗浄水噴射体5を介して、
被洗浄物Qに噴射されて、被洗浄物Qのすすぎと殺菌と
が行われる。
【0045】なお、酸性水取出部20bからは、アルカ
リ性水Aが取り出され、貯溜部3a内に戻されるが、こ
の場合においても、、アルカリ性水Aと酸性水Bとが貯
溜部3aで混合されるので、貯溜部3a内の洗浄水W
は、中和されて、外部に排出されても不都合はない。そ
して、このすすぎ洗浄が複数回繰り返された後、ポンプ
4の作動により、洗浄槽3内の洗浄水が排出されると、
被洗浄物Qの洗浄は終了する。
【0046】以上のように、この食器洗浄装置1では、
洗浄等を行うポンプ4の洗浄水出口側に電解水生成装置
9を設け、被洗浄物Qの洗い洗浄を行うときには、大き
な洗浄力を発揮するアルカリ性水Aのみを洗浄水噴射体
5に供給して、アルカリ性水Aにより被洗浄物Qの洗浄
を行い、使用しない酸性水Bを貯溜部3aに戻して、再
利用するとともに、被洗浄物Qのすすぎ洗浄を行うとき
には、殺菌効果を有する酸性水Bのみを洗浄水噴射体5
に供給して、この酸性水Bにより被洗浄物Qの洗浄を行
い、使用しないアルカリ性水Aを貯溜部3aに戻して再
利用している。このため、食器洗浄装置に電解水生成装
置9を設けた場合でも、捨て水を行う必要がなく、水を
有効に利用できるとともに、アルカリ性水A用や酸性水
B用の貯水タンクも必要なく、食器洗浄装置の小型化、
低コスト化を図ることができる。この場合、貯溜部3a
内では、アルカリ性水Aと酸性水Bとが合流して混ざる
ため、洗浄槽3内の排水を行う場合にも、中和等の廃液
処理を行う必要がない。
【0047】なお、アルカリ性水AのpHを高めない場
合には、洗浄水W中に幾分洗剤を加えるようにしてもよ
い。食器洗浄装置1用の専用洗剤中の酵素の洗浄作用
は、一般的に、至適pHがアルカリ側で最大となるから
である。
【0048】また、この食器洗浄装置1では、電極2
1,22に沿って水を乱すことなく層流状態で流す無隔
膜電解法の電解水生成装置9により、アルカリ性水Aと
酸性水Bとを生成しているので、pHが充分に高いアル
カリ性水AやpHが充分に低い酸性水Bを得ることがで
き、これらのアルカリ性水Aや酸性水Bを使用して被洗
浄物Qの洗浄ができるので、洗い洗浄やすすぎ洗浄を効
果的に行うことができる。もちろん、この電解水生成装
置9には、アルカリ性水と酸性水とを分ける隔膜が必要
とされないため、隔膜に起因する不都合、すなわち、隔
膜の絶縁物(水中の炭酸マグネシウムや炭酸カルシウム
等の不溶性絶縁物)による目詰まりや、隔膜への微生物
や細菌の付着繁茂がなく、この食器洗浄装置1により、
衛生上も問題のないアルカリ性水Aや酸性水Bを使用し
て、長期間、被洗浄物Qの洗浄を行うことができる。
【0049】さらに、この食器洗浄装置1では、電解水
生成装置9のアルカリ性水取出部20a側と酸性水取出
部20b側とに流量制御手段24,25を設けて、この
流量制御手段24,25によるアルカリ性水取出部20
a側と酸性水取出部20b側との流量比を制御できるよ
うにしているので、この流量制御によって、アルカリ性
水Aが必要な場合は、アルカリ性水AのpHを充分に上
げることができるとともに、酸性水Bが必要な場合に
は、酸性水BのpHを充分に下げることができ、これら
のアルカリ性水Aと酸性水Bとを用いて、被洗浄物Qの
効果的な洗浄を行うことができる。
【0050】また、この食器洗浄装置1では、電源26
の端子26a,26b側において、電解水生成装置9の
両電極21,22に加えられる陰極電圧(マイナス電
圧)と陽極電圧(プラス電圧)とを切り替えることがで
きるので、例えば、アルカリ性水取出部20aからアル
カリ性水Aだけでなく酸性水Bを取り出すことができ、
洗浄水噴射体5側へのアルカリ性水Aと酸性水Bとを切
替弁や配管等を使用して切り替える必要がなく、その
分、装置の小型化(簡単化)や低コスト化を図ることが
できる。
【0051】さらに、この食器洗浄装置1では、電源2
6の操作によって、電解水生成装置9の両電極21,2
2に加えられる電圧を変更して、水の電界強度を変える
ことができるので、pHの充分高いアルカリ性水Aやp
Hの充分低い酸性水Bを容易に得ることができ、その
分、被洗浄物Qの洗浄を効果的に行うことができる。
【0052】なお、被洗浄物Qの複数回のすすぎ洗浄の
うち、最終回のものを除いては、電解水生成装置9の両
電極21,22に電圧を印加せず、通常の水で被洗浄物
Qを洗浄してもよい。もちろん、この場合には、洗浄槽
3内に電解質は投入しない。また、この場合、ポンプ4
とバイパス管14とを連通させるように切替弁15を切
り替えるとともに、洗浄水噴射体5側に通じるアルカリ
性水取出部20a側の流量制御手段24を全閉にする。
【0053】また、図4で示されるように、電解水生成
装置9をポンプ4の洗浄水入口側(吸込み管13側)に
設け、ポンプ4の洗浄水出口側を給水管11側にのみ接
続するようにしてもよい。この場合、バイパス管14
は、吸込み管13の電解水生成装置9の入口部側と出口
部側とを連通させるように設け、吸込み管13の電解水
生成装置9の入口部側とバイパス管14との交差部に切
替弁15を設ける。また、電解水生成装置9は、図5で
示されるように、例えば、酸性水取出部20b側を、戻
り管28を介して、貯溜部3a側の給水部20c側に接
続し、酸性水取出部20bから、給水の流れによって吸
引作用をするエジェクター27によって、水を給水部2
0c側に戻してやるようにする。もちろん、この場合、
流量制御手段24,25によってアルカリ性水取出部2
0aと酸性水取出部20bとから流出する水の流量比を
調整して、必要なアルカリ性水A又は酸性水BのpHを
調整する。
【0054】さらに、電解水生成装置9は、図6で示さ
れるように、陰極電極21と陽極電極22との間に、イ
オンは通すが水分子の行き来は阻害する隔膜29を設
け、両電極21,22間に電圧を印加することにより、
陰極電極21と隔膜29との間にアルカリ性水Aを生成
するとともに、陽極電極22と隔膜29との間に酸性水
Bを生成するものであってもよい。この場合、流量制御
手段24,25によってアルカリ性水取出部20aと酸
性水取出部20bとから流出する水の流量比又は電解強
度を調整して、必要なアルカリ性水A又は酸性水Bのp
Hを調整してもよい。
【0055】
【発明の効果】この発明は、以下に記載されるような効
果を奏する。
【0056】この発明の請求項1及び2記載の発明によ
れば、ポンプの洗浄水出口側又は入口側に電解水生成装
置を設け、アルカリ性水と酸性水のうち必要なもののみ
ノズル側に送り、残りは貯溜部側に戻して再利用してい
るので、水を有効に利用できるとともに、アルカリ性水
や酸性水を溜めるタンクも必要なく、装置の小型化や低
コスト化を図ることができる。また、排水に当たり、中
和処理等も不要である。
【0057】この発明の請求項3記載の発明によれば、
アルカリ性水と酸性水とを、ポンプ等を設けなくとも簡
単に貯溜部側に戻すことができ、装置の簡単化や低コス
ト化を図ることができる。
【0058】この発明の請求項4記載の発明によれば、
被洗浄物の洗浄にpHの充分高いアルカリ性水やpHの
充分低い酸性水が利用でき、被洗浄物の効率的な洗浄が
できる。また、被洗浄物に衛生的な洗浄水を使用でき
る。
【0059】この発明の請求項5記載の発明によれば、
ノズル側や貯溜部側に対するアルカリ性水や酸性水用の
切替弁や配管等が不要となり、装置の小型化や低コスト
化とともに、操作の簡単化を達成できる。
【0060】この発明の請求項6記載の発明によれば、
流量制御手段の使用によって、被洗浄物の洗浄にpHの
充分高いアルカリ性水やpHの充分低い酸性水が利用で
き、被洗浄物を効果的に洗浄することができる。
【0061】この発明の請求項7記載の発明によれば、
水の電解強度の変更によって、必要なアルカリ性水や酸
性水のpHを所望のものに変更でき、被洗浄物を効果的
に洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る食器洗浄装置の
断面図である。
【図2】図1で示される電解水生成装置の説明図であ
る。
【図3】図2で示される電解水生成装置の電極に対し
て、電源側の電圧を入れ替えた状態を示す図である。
【図4】この発明の第1の変更実施形態に係る食器洗浄
装置の断面図である。
【図5】図4で示される食器洗浄装置の電解水生成装置
の説明図である。
【図6】この発明の第2の変更実施形態に係る食器洗浄
装置に設けられる電解水生成装置の説明図である。
【符号の説明】
1 食器洗浄装置 3 洗浄槽 3a 貯溜部 4 ポンプ 5b ノズル 9 電解水生成装置 21 陰極電極(電極) 22 陽極電極(電極) 24,25 流量制御手段 26 電源 A アルカリ性水 B 酸性水 Q 被洗浄物 W 洗浄水
フロントページの続き Fターム(参考) 3B082 BD01 BD04 4D061 DA10 DB07 EA02 EB05 EB12 EB14 EB19 EB39 ED13 ED20 FA20 GC11 GC14 GC16 GC18 GC19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽内の貯溜部に溜められた洗浄水
    を、ポンプで加圧してノズルから噴射し、被洗浄物の洗
    浄を行う食器洗浄装置において、 前記ポンプから前記ノズルまでの流水路中に、水の電気
    分解によってアルカリ性水と酸性水とを生成する電解水
    生成装置を設けるとともに、この電解水生成装置のアル
    カリ性水と酸性水との出口側の流路を各々、前記ノズル
    側と前記貯溜部側とに連通させ、アルカリ性水と酸性水
    との何れか一方を前記ノズル側に送るとともに、他方を
    前記貯溜部側に戻すようにしたことを特徴とする食器洗
    浄装置。
  2. 【請求項2】 洗浄槽内の貯溜部に溜められた洗浄水
    を、ポンプで加圧してノズルから噴射し、被洗浄物の洗
    浄を行う食器洗浄装置において、 前記貯溜部から前記ポンプまでの流水路中に、水の電気
    分解によってアルカリ性水と酸性水とを生成する電解水
    生成装置を設けるとともに、この電解水生成装置のアル
    カリ性水と酸性水との出口側の流路を各々、前記ポンプ
    側と前記貯溜部側とに連通させ、アルカリ性水と酸性水
    との何れか一方を前記ポンプ側に送るとともに、他方を
    前記貯溜部側に戻すようにしたことを特徴とする食器洗
    浄装置。
  3. 【請求項3】 前記貯溜部側に戻されるアルカリ性水と
    酸性水との流路中に、前記貯溜部から前記電解水生成装
    置までの前記流水路中の水の流れによって、前記貯溜部
    側に戻されるアルカリ性水と酸性水とを前記流水路側に
    吸引させるエジェクターを設けていることを特徴とする
    請求項2記載の食器洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記電解水生成装置は、近接して対向す
    るように設けられた陰極側電極と陽極側電極との間に水
    を層流状態で流し、前記陰極側からはアルカリ性水を取
    り出すとともに、前記陽極側からは酸性水を取り出す無
    隔膜電解法を用いたものであることを特徴とする請求項
    1乃至3の何れかに記載の食器洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記電解水生成装置の電極が陰極と陽極
    の何れの側の電極としても使用できる材料から形成され
    ているとともに、電源側において陰極側の電圧と陽極側
    の電圧とが切り替え可能となっていることを特徴とする
    請求項1乃至4の何れかに記載の食器洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記電解水生成装置の陰極側から取り出
    すアルカリ性水と陽極側から取り出す酸性水との流量比
    を変更する流量制御手段を有していることを特徴とする
    請求項1乃至5の何れかに記載の食器洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記電解水生成装置における水の電解強
    度が変更可能になっていることを特徴とする請求項1乃
    至6の何れかに記載の食器洗浄装置。
JP2000028905A 2000-02-01 2000-02-01 食器洗浄装置 Pending JP2001212060A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000028905A JP2001212060A (ja) 2000-02-01 2000-02-01 食器洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000028905A JP2001212060A (ja) 2000-02-01 2000-02-01 食器洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001212060A true JP2001212060A (ja) 2001-08-07

Family

ID=18554239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000028905A Pending JP2001212060A (ja) 2000-02-01 2000-02-01 食器洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001212060A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003230524A (ja) * 2002-02-07 2003-08-19 Sanyo Electric Co Ltd 食器洗い機および洗浄機
WO2003096863A2 (en) * 2002-05-17 2003-11-27 The Procter & Gamble Company Energy-efficient automatic dishwashing appliances
WO2003099097A1 (en) * 2002-05-17 2003-12-04 The Procter & Gamble Company Energy-efficient automatic dishwashing appliances
KR20050014513A (ko) * 2003-07-31 2005-02-07 삼성전자주식회사 무세제 세척기 및 무세제 세척기를 이용한 세척방법
US7413637B2 (en) 2002-05-17 2008-08-19 The Procter And Gamble Company Self-contained, self-powered electrolytic devices for improved performance in automatic dishwashing

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003230524A (ja) * 2002-02-07 2003-08-19 Sanyo Electric Co Ltd 食器洗い機および洗浄機
WO2003096863A2 (en) * 2002-05-17 2003-11-27 The Procter & Gamble Company Energy-efficient automatic dishwashing appliances
WO2003099097A1 (en) * 2002-05-17 2003-12-04 The Procter & Gamble Company Energy-efficient automatic dishwashing appliances
WO2003096863A3 (en) * 2002-05-17 2004-04-01 Procter & Gamble Energy-efficient automatic dishwashing appliances
JP2005525191A (ja) * 2002-05-17 2005-08-25 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー エネルギー効率の高い自動食器洗い器具
US7413637B2 (en) 2002-05-17 2008-08-19 The Procter And Gamble Company Self-contained, self-powered electrolytic devices for improved performance in automatic dishwashing
KR20050014513A (ko) * 2003-07-31 2005-02-07 삼성전자주식회사 무세제 세척기 및 무세제 세척기를 이용한 세척방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI499706B (zh) Sanitary cleaning device
US20060266381A1 (en) Commercial glassware dishwasher and related method
JP2001212060A (ja) 食器洗浄装置
US10233628B2 (en) Electrolytic water urinal
JPH08323307A (ja) 器具洗浄装置
KR100689192B1 (ko) 식기 세척기 시스템, 복합기 및 식기 세척 방법
CN206418565U (zh) 一种电解水小便池
KR101186156B1 (ko) 식기 세척기 및 그 자가 세척방법
JP2003038409A (ja) 電解水生成装置を備えた食器洗浄機
JP2009291496A (ja) 電解生成アルカリ性水を洗浄水とする食器洗浄機
JP2003265400A (ja) 食器洗浄装置
JP3882574B2 (ja) 食器洗浄機
KR101551978B1 (ko) 전해수 살균 식기 세척기
KR20110044404A (ko) 비데 장치
JP2003010094A (ja) 食器洗浄装置
CN2561351Y (zh) 超声臭氧餐具清洗机
CN217840206U (zh) 一种集成水槽
CN217840207U (zh) 一种集成水槽
JP2003052605A (ja) 食器類洗浄装置
JP3869508B2 (ja) 食器洗浄装置
JP3921993B2 (ja) 食器洗浄機
JPH10179491A (ja) 食器洗浄装置
JP3777507B2 (ja) 食器洗浄機
JPH09289964A (ja) 食器洗浄装置
JP2004016364A (ja) 食器洗い機