JP2001207862A - タービンホイール空洞をパージする方法と装置 - Google Patents

タービンホイール空洞をパージする方法と装置

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JP2001207862A JP2000297784A JP2000297784A JP2001207862A JP 2001207862 A JP2001207862 A JP 2001207862A JP 2000297784 A JP2000297784 A JP 2000297784A JP 2000297784 A JP2000297784 A JP 2000297784A JP 2001207862 A JP2001207862 A JP 2001207862A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はガスタービンエンジンのタービン
部の前部又は後部のホイール空洞のパージに関する。 【解決手段】 ガスタービンエンジン(10)用タービ
ンロータ(40)は、円周方向に交互に配置されたダブ
テールスロット(62)とディスクポスト(64)を持
つロータディスク(42)及びダブテールスロット(6
2)に配置された複数のブレード(44)を含む。冷却
空気プレナム(84)が、対応するブレード(44)の
半径方向内側に位置する各ダブテールスロット部内に画
定されている。プレナム(84)からの空気は、ブレー
ド(44)又はディスクポスト(64)の軸方向表面に
形成されたスロットを通り隣接するホイール空洞(5
2)に導かれ、それによってホイール空洞(52)をパ
ージする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、概してガスター
ビンエンジンに関するものであり、具体的にはガスター
ビンエンジンのタービン部の前部又は後部のホイール空
洞のパージに関する。
【0002】
【従来の技術】航空機が飛行中動力を得るのに使用する
高バイパス比のターボファンエンジンは典型的には、軸
流方向に並んだ、ファン、低圧圧縮機或いはブースタ、
高圧圧縮機、燃焼器、高圧タービン及び低圧タービンを
含む。エンジンに入る空気の一部はファン、ブースタ及
び高圧圧縮機を通って流れ、各構成部品で順次加圧され
る。高圧圧縮機を出る加圧空気は一般に主ガス流或いは
コアガス流と呼ばれ、次ぎに燃焼器に入り、そこで加圧
空気は燃料と混合され燃焼されて高エネルギーガス流を
生み出す。しかしながら、燃焼器に入る前に主ガス流或
いはコアガス流の一部は進路をそらされて、高圧タービ
ンの構成部品などの種々の高温構成部品のための冷却空
気源となる。燃焼器を出た後、高エネルギーガス流は高
圧タービンを通りながら膨張し、エネルギーが抽出され
て高圧タービンと駆動自在に結合されている高圧圧縮機
を作動させる。主ガス流は次に低圧タービンに入り、そ
こでさらに膨張し、エネルギーが抽出されて低圧タービ
ンと駆動自在に結合されているファンとブースタを作動
させる。エンジンに入る残りの空気流(主空気流以外)
は、ファンを通り、環状ダクトと排気ノズルを備える装
置を通ってエンジンから放出され、これによってエンジ
ン推力の大部分を生み出す。
【0003】高圧タービンは一般的には1つ又は2つの
段を含み、一方低圧タービンは通常はより多い数の段を
持つ。各段は一般的にロータとステータとを備えてい
る。ロータは、エンジンの中心軸の周りを回転し、かつ
主ガス流の中へと半径方向に延びる複数のブレードを支
持しているロータディスクを含んでいる。ステータは、
主ガス流をロータブレードが仕事をするように導く静止
ノズル列を含む。多段タービンでは、ある段のブレード
はその段のノズルの下流直近に位置し、次の段のノズル
は前の段のブレードの下流直近に位置している。しかし
ながら、二重反転エンジン(即ち、高圧タービンと低圧
タービンが互いに反対の方向に回転するエンジン)は、
一般的には最終段高圧ロータと初段低圧ロータとの間に
位置するノズルの段が無い。
【0004】高圧及び低圧タービンにおいて、主ガス流
から上記の冷却空気をシールするためには通常回転ラビ
リンスシールが用いられる。回転ラビリンスシールはエ
ンジンの回転する部分から半径方向に延びる多数の薄い
歯のような突起で構成され、突起の固定されていない方
の端部がエンジンの静止部分又は反対方向に回転してい
る部分とシール係合している。しかしながら、一般にホ
イール空洞と呼ばれるロータディスクの前部及び後部の
シールされていないスペースは、主ガス流と流体連通状
態にあるので、空洞をパージし高熱ガスの吸い込みを防
ぐために空洞内に入る冷却空気の流れが必要である。適
切なパージの流れを保たないと、周辺の構成部品に著し
い部品寿命の減少をもたらすことになる。
【0005】従来型エンジンでは、ホイール空洞にパー
ジ空気を供給するために、ラビリンスシールの漏洩と隣
接するエンジン部品のエアホールを使うことに頼ってい
る。しかしながら、エアホールに係わる応力の集中が、
エンジン回転部品の割れや早期故障の潜在的可能性を生
じる。また、エアホールを形成するために必要な機械加
工は、部品の製作費用の増加をもたらす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、エアホールを
使わないでタービン部のホイール空洞を適切にパージす
る手段が求められている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の必要性は、タービ
ンロータに隣接するホイール空洞を有するタービンロー
タを提供する本発明によって満たされる。タービンロー
タは、その中に形成された少なくとも1つのディスクス
ロットを有するロータディスクとディスクスロット内に
配置されたブレードを含んでいる。ディスクスロットと
ブレードは冷却空気プレナムを画定しており、プレナム
からホイール空洞に空気を導くための手段が設けられて
いる。好ましくは、ホイール空洞に空気を導くための手
段はブレード又はディスクの前部又は後部表面に形成さ
れたスロットである。
【0008】本発明とその従来の技術に対する利点は、
添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明と特許請求
の範囲を読むことによって明白となろう。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明とみなされる主題は、本明
細書の冒頭部分に具体的に指摘され明確に請求されてい
る。しかしながら、本発明は、添付の図面とともに以下
の説明を参照することにより最もよく理解できよう。
【0010】各図を通して、同一の参照番号は同一の構
成部品を示している図面を参照する。図1は、縦方向の
中心軸17に沿って軸流方向に並んで配置された、燃焼
器12、高圧タービン14、二重反転の低圧タービン1
6を含むガスタービンエンジンの一部10を示す。高圧
タービン14は従来型の高圧圧縮機(図示せず)に駆動
自在に結合され、低圧タービン16は従来型のブースタ
とファン(図示せず)に駆動自在に結合されている。本
発明の発明概念の開示を容易にするために例として二重
反転エンジンが用いられているが、本発明はパージを必
要とするホイール空洞を持つどのような種類のガスター
ビンエンジンにでも応用可能であることを認識すべきで
ある。
【0011】高圧タービン14は、複数のノズル20
(図1には1つのみを示す)を含むステータ18とステ
ータ18の後方に位置するロータ22を備える単段ター
ビンである。ロータ22は、中心軸17の周りを回転す
るロータディスク24、ディスク24から半径方向外方
に延びる複数のタービンブレード26(図1には1つの
み示す)、前部リテーナ28、及び後部リテーナ30を
含む。前部リテーナ28は実質的に環状の部材であり、
ブレード26が軸方向前方に動くのを防ぐように周知の
方法で前記ロータディスク24に取り付けられる。同様
に、後部リテーナ30は、ブレード26が軸方向後方に
動くのを防ぐ環状の部材である。回転ラビリンスシール
32は、前部リテーナ28と高圧ステータ18の静止支
持構造物34との間に配置され、例えばエンジンの高圧
圧縮機のような空気源からロータ22とステータ18の
間に位置しかつ主ガス流と流体連通状態にあるホイール
空洞36に流れ出る望ましくない冷却空気の流れを防い
でいる。前部リテーナ28とロータディスク24は冷却
空気が導かれるプレナム38を画定する。この冷却空気
は、以下に説明する目的とともに従来のやり方でブレー
ド26を冷却する目的にも用いられる。
【0012】低圧タービン16は、高圧ロータ22の直
後に位置して高圧ロータ22と反対方向に回転するロー
タ40を備える第1段を含む多段タービンである。低圧
ロータ40は、中心軸17の周りを回転するロータディ
スク42、ディスク42から半径方向外方に延びる複数
のタービンブレード44(図1には1つのみ示す)、前
部リテーナ46及び後部リテーナ48を含む。前部リテ
ーナ46は環状の部材であり、ブレード44が軸方向前
方に動くのを防ぐように周知の方法でロータディスク4
2に取り付けられる。同様に、後部リテーナ48はブレ
ード44が軸方向後方に動くのを防ぐ環状の部材であ
る。回転ラビリンスシール50は、前部リテーナ46と
反対方向に回転する高圧ロータ22との間に配置され、
望ましくない冷却空気の流れが、高圧ロータ22と第1
段低圧ロータ40の間に位置しかつ主ガス流と流体連通
状態にあるホイール空洞52に入るのを防いでいる。前
部リテーナ46とロータディスク42は、冷却空気が導
かれるプレナム54を画定する。この冷却空気は、以下
に説明する目的とともに、従来のやり方でブレード44
を冷却する目的にも用いられる。低圧タービン16は、
その各段が複数のノズル58(図1には1つのみ示す)
を含むステータ56とステータ56の後方に位置し駆動
自在に第1段低圧ロータ40に結合しているロータ60
を備えた後続の段をさらに含んでいる。
【0013】ここで図2及び図3に移ると、本発明のホ
イール空洞パージ装置が第1段低圧ロータ40に関して
詳細に示されている。しかしながら、本発明は、エンジ
ン10の他の部分、例えば高圧ロータ22にも同様に適
用可能であることを認識すべきである。上記の説明通
り、低圧ロータ40はそこから半径方向外方に延びる複
数のタービンブレード44を備えたロータディスク42
を含む。ロータディスク42は円周方向に交互に配置さ
れた複数のダブテールスロット62とポスト64を備
え、各スロット62は隣接のポスト64によって画定さ
れている。各ディスクのダブテールスロット62は、ブ
レード44の1つの対応するダブテール部68を受入れ
る。図示されているディスクスロット62とダブテール
部68はいわゆるもみの木形をしているが、従来技術で
知られている他のブレードとディスクの結合も用いるこ
とができる。ブレード44は軸方向に延びるディスクス
ロット62に軸方向に嵌められている。このディスクス
ロット62とダブテール部68との相互補完的結合形状
のために、ブレード44は半径方向にロータディスク4
2に保持される。ダブテール部68に加えて、各ブレー
ド44はダブテール部68から半径方向外方に延びるシ
ャンク部70、シャンク部70の外側端に取り付けられ
た板状プラットホーム72及びプラットホーム72から
半径方向外側に主ガス流の中に延びる翼形部74を含ん
でいる。隣接するブレード44のブレードプラットホー
ム72は互いに接合し合って主ガス流の半径方向内側の
境界面を形成している。
【0014】前部リテーナ46は、ロータディスク40
の前部表面に形成された半径方向に延びる肩部78に嵌
るように形成された、半径方向に延びる環状のフランジ
76を備えている。フランジ76が肩部78に嵌ること
でディスク40に対して前部リテーナ46を固定する。
前部リテーナ46の外縁80は、各ブレードのダブテー
ル部68とディスクポスト64の前部表面と接してブレ
ード44が軸方向前方に動くことを防いでいる。ロータ
ディスク40には肩部78の後方にディスクスロット6
2の底部と交叉するカットバック部82が設けられてお
り、それによってプレナム54と、ディスクスロット6
2の底部とブレードダブテール部68の半径方向内側の
表面86によって画定される複数の軸方向に延びるプレ
ナム84のそれぞれとの流体連通状態をもたらしてい
る。
【0015】各ブレード44には、その前部表面に実質
的に半径方向に延びるパージスロット88が設けられ、
パージスロット88は前部リテーナ46に面している。
具体的には、各パージスロット88は対応するブレード
44のダブテール部68とシャンク部70の前部表面に
形成されている。各パージスロット88の第1の端部は
ダブテール部68の半径方向内側表面86(或いは少な
くとも前方リテーナ46の外側縁80から半径方向内側
の個所)に位置し、プレナム84の対応する1つと流体
連通状態にある。各パージスロット88の第2の端部
は、外側縁80から半径方向外側にあるシャンク部70
の前部表面上のある個所に位置し、高圧ロータ22と第
1段低圧ロータ40との間に位置するホイール空洞52
と流体連通状態になっている。従って、パージスロット
88は前部リテーナ46の外側縁80を半径方向に横切
り、またプレナム84とホイール空洞52の間を流体連
通状態にする。
【0016】エンジン10の作動中には、冷却空気は従
来の方式通り空気源からプレナム54に導かれる。この
空気源としては、エンジン10の高圧圧縮機を含み得る
が、それに限定されるものではない。冷却空気はプレナ
ム54から半径方向外側に流れ軸方向に延びるプレナム
84内に流れる。業界ではよく知られているように、各
プレナム84に流入する冷却空気の一部は、ブレード4
4の冷却のために対応するブレード44の内部冷却通路
(図示せず)に導かれる。冷却空気の別の一部は対応す
るパージスロット88を通ってホイール空洞52に流入
する。この個所では冷却空気は主ガス流よりも高圧なの
で、冷却空気はホイール空洞52から流出し主ガス流に
流入する。このようにして、パージスロット88を流れ
る空気流は、ラビリンスシール50を通り抜ける全ての
漏洩空気との組合せでホイール空洞52をパージし高温
ガスの吸い込みを防止する。
【0017】全てのパージスロット88を流れる全空気
量は、ホイール空洞52を適切にパージするに十分な量
であるが、過大なパージの流れはエンジンの全体的な性
能を害するので必要以上であるべきではない。従って、
パージスロット88は適切な水準のパージの流れを確保
する寸法にする。典型的には、パージスロット88は約
50〜100ミリの深さを持つ。好ましくは、ただし必
ずしも絶対ではないが、追加的な機械加工の作業を避け
るために、パージスロット88をブレード鋳造の一部と
して形成することができる。
【0018】各ブレード44にパージスロット88を設
けることは必ずしも必要ではないことに注意すべきであ
る。例えば、パージスロットの寸法がホイール空洞に十
分なパージの流れを供給する限り、ブレード44の1つ
おきにスロットを設けることもできる。しかしながら、
各ブレード44にパージスロット88を設けることによ
って、ロータ40を完成するのにブレードの形状が1種
類(スロット付き)しか必要でなくなる。
【0019】図3に見られるように、パージスロット8
8はエンジンの中心軸17から引かれる半径に対してあ
る角度をもって配置されるのが好ましい。パージスロッ
ト88をロータ40の円周回転方向に角度を持たせるこ
とによって、パージスロット88から吐出される冷却空
気は旋回流を与えられ、この旋回流によってホイール空
洞52内で風摩擦熱を受けることが減少し高圧ロータに
対して反力を与える。
【0020】図4には、本発明の別の実施形態が示され
る。この場合には、ブレード44に形成されるスロット
の代わりに、各ディスクポスト64がその前部表面に形
成されかつ前部リテーナ46に面する実質的に半径方向
に延びるパージスロット188を有する。各パージスロ
ット188の第1の端部は、前部リテーナ46の外側縁
80の半径方向内側でかつ隣接するディスクスロット6
2に隣接する個所に位置し、プレナム84の対応する1
つと流体連通状態になっている。各パージスロット18
8の第2の端部は外側縁80の半径方向外側に(好まし
くはディスク周縁66に)位置し、ホイール空洞52と
流体連通状態になっている。従って、パージスロット1
88は前部リテーナ46の外側縁80を半径方向に横切
ってプレナム84とホイール空洞52の間に流体連通状
態をもたらす。第1の実施形態のように、パージスロッ
ト188は円周方向でロータ回転方向に傾けるのが好ま
しい。エンジン作動中に、プレナム54からの冷却空気
はプレナム84内へと導かれ、この空気の一部はパージ
スロット188を通りホイール空洞52内に流れ、そこ
で空気はラビリンスシール50を通り抜ける全ての漏洩
との組み合わせでホイール空洞52をパージし高温ガス
吸い込みを防止する。
【0021】図5に移ると、本発明のさらに別の実施形
態が示されている。ここでは、各ブレード44はその後
部表面に形成された実質的に半径方向に延びるパージス
ロット288を持ち、パージスロット288は後部リテ
ーナ48に面している。具体的には、各パージスロット
288は対応するブレード44のダブテール部68及び
シャンク部70の後部表面に形成される。各パージスロ
ット288の第1の端部は、後部リテーナ48の外側縁
81の半径方向内側のある個所に位置し、後部リテーナ
48とロータディスク42の間に形成される環状の空隙
90を通してプレナム84の対応する1個と流体連通状
態になっている。各パージスロット288の第2の端部
は、外側縁81の半径方向外側のシャンク部70の後部
表面上のある個所に位置し、第1段低圧ロータ40と低
圧ステータ56の間に位置するホイール空洞92と流体
連通している。従って、パージスロット288は後部リ
テーナ48の外縁81を半径方向に横切り、プレナム8
4とホイール空洞92との間に流体連通状態をもたら
す。前に示した実施形態と同様に、パージスロット28
8は円周方向でロータ回転方向に角度を持たせるのが好
ましい。エンジン作動中は、プレナム54からの冷却空
気はプレナム84に導かれ、この空気の一部は間隙90
とパージスロット288を通してホイール空洞92に流
入し、そこで全てのシール漏洩空気との組み合わせでホ
イール空洞92をパージし高温ガスの吸い込みを防止す
る。さらに、パージスロット288はブレード44の代
わりにディスクポスト64の後部表面に形成することも
できる。
【0022】本発明の種々の実施形態でパージスロット
をブレード又はディスクポストの軸方向の表面に設ける
例を説明してきたが、パージスロットは代わりに前部又
は後部リテーナの外側縁に形成できることを留意すべき
である。さらに、本発明は第1段低圧タービンロータ4
0について詳しく説明してきたが、本発明は例えば高圧
ロータ22のような他のタービンロータにも同様に適用
できることが理解されるべきである。高圧ロータ22に
おいて、パージスロットをブレード26或いはロータデ
ィスク24のディスクポストの前部表面に形成し、プレ
ナム38からの冷却空気が上記の説明と同様の方法で高
圧ロータ22と高圧ステータ18の間に位置するホイー
ル空洞36に導かれるようにすることができる。さら
に、パージスロットをブレード26或いはロータディス
ク24のディスクポストの後部表面に形成し、プレナム
38からの冷却空気が後部リテーナ30を通り抜けて高
圧ロータ22と低圧ロータ40の間に位置するホイール
空洞52の中に導かれるようにすることができる。
【0023】前記説明は隣接するホイール空洞を適切に
パージするための冷却空気の流れを提供するタービンロ
ータを説明してきた。本発明の具体的な実施形態を説明
してきたが、特許請求の範囲に特定する本発明の技術思
想と技術的範囲から離れることなく種々の変更がなされ
得ることは当業者には明白であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のホイール空洞パージシステムを有す
るガスタービンエンジンの軸方向断面部分図。
【図2】 図1のガスタービンエンジンの低圧タービン
の詳細断面図。
【図3】 低圧タービンの前方から後方に向って見た端
面部分図。
【図4】 ホイール空洞パージシステムの別の実施形態
を示す低圧タービンの前方から後方に向って見た端面部
分図。
【図5】 ホイール空洞パージシステムのさらに別の実
施形態を示す低圧タービンの詳細断面図。
【符号の説明】
10 エンジン 12 燃焼器 14 高圧タービン 16 低圧タービン 17 中心軸 18 ステータ 20 ノズル 22 ロータ 24 ロータディスク 26 ブレード 28 前部リテーナ 30 後部リテーナ 32 ラビリンスシール 34 静止支持構造物 36 ホイール空洞 38 プレナム 40 低圧ロータ 42 低圧ロータディスク 44 ブレード 46 前部リテーナ 48 後部リテーナ 50 ラビリンスシール 52 ホイール空洞 54 プレナム 56 ステータ 58 ノズル 60 ロータ 62 ダブテールスロット 64 ポスト 66 ディスク周縁 68 ダブテール部 70 シャンク部 72 プラットホーム 74 翼形部 76 環状フランジ 78 肩部 80 46の外側縁 82 カットバック部 84 軸方向プレナム

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それに隣接するホイール空洞(52)を
    有するタービンロータ(40)であって、 その中に少なくとも1つのディスクスロット(62)を
    持つロータディスク(42)と、 前記ディスクスロット(62)とブレード(44)によ
    ってその中にプレナム(84)が画定される前記ディス
    クスロット(62)内に配置されるブレード(44)
    と、 前記プレナム(84)から前記ホイール空洞(52)へ
    空気を導くための手段(88)とを含んでなる、タービ
    ンロータ(40)。
  2. 【請求項2】 前記空気を導くための手段(88)が、
    前記ブレード(44)の前部表面に形成されたパージス
    ロット(88)を含んでなる、請求項1記載のタービン
    ロータ(40)。
  3. 【請求項3】 前記ディスク(42)に取付けられ、か
    つ前記ブレード(44)の前記前部表面に接する外側縁
    (80)を有するリテーナ(46)をさらに含んでな
    り、前記パージスロット(88)が前記リテーナ(4
    6)の前記外側縁(80)を半径方向に横切っている、
    請求項2記載のタービンロータ(40)。
  4. 【請求項4】 前記空気を導くための手段(88)が、
    前記ブレード(44)の後部表面に形成されたパージス
    ロット(288)を含んでなる、請求項1記載のタービ
    ンロータ(40)。
  5. 【請求項5】 前記ディスク(42)に付取付けられ、
    かつ前記ブレード(44)の前記後部表面に接する外側
    縁(81)を有するリテーナ(48)をさらに含んでな
    り、前記パージスロット(288)が前記リテーナ(4
    8)の前記外側縁(81)を半径方向に横切っている、
    請求項4記載のタービンロータ(40)。
  6. 【請求項6】 前記空気を導くための手段(88)が、
    前記ディスク(42)の前部表面に形成されたパージス
    ロット(188)を含んでなる、請求項1記載のタービ
    ンロータ(40)。
  7. 【請求項7】 前記ディスク(42)に取付けられ、か
    つ前記ディスク(42)の前記前部表面に接する外側縁
    (80)を有するリテーナ(46)をさらに含んでな
    り、前記パージスロット(188)が前記リテーナ(4
    6)の前記外側縁(80)を半径方向に横切っている、
    請求項6記載のタービンロータ(40)。
  8. 【請求項8】 前記空気を導くための手段(88)が、
    前記ディスク(42)の後部表面に形成されたパージス
    ロット(288)を含んでなる、請求項1記載のタービ
    ンロータ(40)。
  9. 【請求項9】 前記ディスク(42)に取付けられ、か
    つ前記ディスク(42)の前記後部表面に接する外側縁
    (81)を有するリテーナ(48)をさらに含んでな
    り、前記パージスロット(288)が前記リテーナ(4
    8)の前記外側縁(81)を横切っている、請求項8記
    載のタービンロータ(40)。
  10. 【請求項10】 それに隣接するホイール空洞(52)
    を有するタービンロータであって、 中心軸(17)の周りを回転でき、円周方向に交互にそ
    の周縁に配置された複数のダブテールスロット(62)
    とディスクポスト(64)を有するロータディスク(4
    2)と、 複数のブレード(44)の各1つが上記ダブテールスロ
    ット(62)の対応する1つに配置されたダブテール部
    (68)と前記ダブテール部(68)から延びるシャン
    ク部(70)を持つ複数のブレード(44)と、 前記ダブテールスロット(62)と前記ダブテール部
    (68)により画定され、エンジンの運転中に冷却空気
    を受入れる複数の軸方向に延びるプレナム(84)と、 前記ロータディスク(42)に取付けられ、かつ前記ブ
    レード(44)と前記ディスクポスト(64)に接する
    外側縁(80)を有するリテーナ(46)と、 前記複数の軸方向に延びるプレナム(84)から前記ホ
    イール空洞(52)へ空気を導くための手段(88)と
    を含んでなる、タービンロータ(40)。
  11. 【請求項11】 前記空気を導くための手段(88)
    が、前記ブレード(44)の各1つの前部表面に形成さ
    れ、かつ前記リテーナ(46)に面しているパージスロ
    ット(88)を含んでなり、前記パージスロット(8
    8)の各1つが前記リテーナ(46)の前記外側縁(8
    0)を半径方向に横切っている、請求項10記載のター
    ビンロータ(40)。
  12. 【請求項12】 前記パージスロット(88)の各1つ
    が、前記中心軸(17)から引かれる半径に対してある
    角度をもって配置されている、請求項11記載のタービ
    ンロータ(40)。
  13. 【請求項13】 前記空気を導くための手段(88)
    が、前記ブレード(44)の各1つの後部表面に形成さ
    れ、かつ前記リテーナ(48)に面しているパージスロ
    ット(288)を含んでなり、前記パージスロット(2
    88)の各1つが前記リテーナ(48)の前記外側縁
    (81)を半径方向に横切っている、請求項10記載の
    タービンロータ(40)。
  14. 【請求項14】 前記パージスロット(288)の各1
    つが、前記中心軸(17)から引かれる半径に対してあ
    る角度をもって配置されている、請求項13記載のター
    ビンロータ(40)。
  15. 【請求項15】 前記空気を導くための手段(88)
    が、前記ディスクポスト(64)の各1つの前部表面に
    形成され、かつ前記リテーナ(46)に面しているパー
    ジスロット(188)を含んでなり、前記パージスロッ
    ト(188)の各1つが前記リテーナ(46)の前記外
    側縁(80)を半径方向に横切っている、請求項10記
    載のタービンロータ(40)。
  16. 【請求項16】 前記パージスロット(188)の各1
    つが、前記中心軸(17)から引かれる半径に対してあ
    る角度をもって配置されている、請求項15記載のター
    ビンロータ(40)。
  17. 【請求項17】 前記空気を導くための手段(88)
    が、前記ディスクポスト(64)の各1つの後部表面に
    形成され、かつ前記リテーナ(48)に面しているパー
    ジスロット(288)を含んでなり、前記パージスロッ
    ト(288)の各1つが前記リテーナ(48)の前記外
    側縁(81)を半径方向に横切っている、請求項10記
    載のタービンロータ(40)。
  18. 【請求項18】 前記パージスロット(288)の各1
    つが、前記中心軸(17)から引かれる半径に対してあ
    る角度をもって配置されている、請求項17記載のター
    ビンロータ(40)。
  19. 【請求項19】 その中に形成された少なくとも1つの
    ディスクスロット(62)を有するロータディスク(4
    2)と、前記ディスクスロット(62)に配置されるブ
    レードと、前記タービンロータ(40)に隣接するホイ
    ール空洞(52)とを含むタービンロータ(40)を有
    するガスタービンエンジンにおいて、前記ホイール空洞
    (52)をパージする方法であって、 前記ディスクスロット(62)と前記ブレード(44)
    の間にプレナム(84)を形成する段階と、 前記プレナム(84)に冷却空気を供給する段階と、 前記プレナム(84)から前記ホイール空洞(52)に
    冷却空気を導く段階とを含んでなる、方法。
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