JP2001205911A - 連続捺印用カラースタンプ - Google Patents

連続捺印用カラースタンプ

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JP2001205911A
JP2001205911A JP2000015357A JP2000015357A JP2001205911A JP 2001205911 A JP2001205911 A JP 2001205911A JP 2000015357 A JP2000015357 A JP 2000015357A JP 2000015357 A JP2000015357 A JP 2000015357A JP 2001205911 A JP2001205911 A JP 2001205911A
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continuous
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Shigeru Kitahara
繁 北原
Yuji Tanaka
佑司 田中
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GLORY SANGYO KK
TEIKOKU CARBON PAPER KK
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GLORY SANGYO KK
TEIKOKU CARBON PAPER KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣合う印影同士の間に実質的に隙間が形成さ
れない連続した多色捺印、および複雑で緻密な図柄や文
字の捺印が可能で、しかも製造が容易な連続捺印用カラ
ースタンプの提供。 【解決手段】 インク含浸可能な連続多孔質弾性体の表
面に捺印パターンに応じてインク滲出部およびインク不
滲出部を形成してなる印面部材を備えた連続捺印用カラ
ースタンプであって、前記印面部材には、加熱手段を用
いた切り込み加工により該印面部材の裏面から表面近傍
に達し且つその熱によって周囲の連続孔が閉塞された切
り込み部が形成され、該切り込み部の先端と印面部材の
表面の間には同部分の連続孔を閉塞することによって前
記インク不滲出部が形成され、該インク不滲出部は、前
記切り込み部を挟む一方のインク含浸部分から他方のイ
ンク含浸部分へのインクの移動を阻止していることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続捺印用カラー
スタンプに関し、より詳しくは、隣合う印影同士の間に
実質的に隙間が形成されない連続した多色捺印、および
複雑で緻密な図柄や文字の捺印が可能で、しかも製造が
容易な連続捺印用カラースタンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数色での捺印が可能で、且
つ連続して捺印することができるいわゆる連続捺印用カ
ラースタンプが提案されている。この連続捺印用カラー
スタンプは、例えば以下のようにして製造することがで
きる。まず、インクを含浸可能な連続多孔質弾性体から
印面部材を構成する。次いで、複数色の区画に色分けす
るためにこの印面部材をその色分け毎に切断して切り離
す。各印面部材に所望色のインクを含浸させた後、互い
が接触しないように所定の間隔をあけた状態で各印面部
材をホルダー内に配置し、必要に応じて印面部材同士の
間に仕切り板を設けて全工程を終了する。これにより、
印面部材同士は互いに接触しないので、印面部材同士の
間で互いのインクが混じり合うことがなく、明確かつ鮮
明な多色捺印を行うことができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た連続捺印用カラースタンプは、印面部材同士が互いに
離された状態で配置されていたので、必然的に、各印面
部材の印面同士も離されていた。このようなスタンプを
用いて捺印を行うと、その離された間隔分だけ、各印面
による印影同士の間に隙間(s)(図4参照)が形成さ
れることになる。その結果、各印影で構成される捺印パ
ターンは連続性が損なわれて見栄えが悪くなるという問
題があった。なお、図4は、この従来のスタンプを用い
て捺印された捺印パターンの一例を示す図であり、符号
(B1),(B2),(B3),(B4),(B5),
(B6)は各々、互いに色が異なる印影を示している。
また、このように印面部材同士を離してなるスタンプ
は、仕切り工程を踏まねば作製できず、しかも各印影の
輪郭に合わせた形状の仕切りを構成しなければならない
から、複雑で緻密な図柄や文字の捺印パターンを形成す
ることが困難であるという問題があった。本発明は、こ
のような実情に鑑みてなされたもので、隣合う印影同士
の間に実質的に隙間が形成されない連続した多色捺印、
および複雑で緻密な図柄や文字の捺印が可能で、しかも
製造が容易な連続捺印用カラースタンプの提供を目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
インク含浸可能な連続多孔質弾性体の表面に捺印パター
ンに応じてインク滲出部およびインク不滲出部を形成し
てなる印面部材を備えた連続捺印用カラースタンプであ
って、前記印面部材には、加熱手段を用いた切り込み加
工により該印面部材の裏面から表面近傍に達し且つその
熱によって周囲の連続孔が閉塞された切り込み部が形成
され、該切り込み部の先端と印面部材の表面の間には同
部分の連続孔を閉塞することによって前記インク不滲出
部が形成され、該インク不滲出部は、前記切り込み部を
挟む一方のインク含浸部分から他方のインク含浸部分へ
のインクの移動を阻止していることを特徴とする連続捺
印用カラースタンプである。
【0005】請求項2記載の発明は、前記加熱手段が、
レーザビームであることを特徴とする請求項1に記載の
連続捺印用カラースタンプである。
【0006】請求項3記載の発明は、前記インク含浸可
能な連続多孔質弾性体が熱可塑性樹脂発泡体であって、
密度0.1〜0.6g/cm3 、気泡径0.2〜80ミ
クロン、ゴム硬度20〜90°、融点50〜200°C
であることを特徴とする請求項1又は2記載の連続捺印
用カラースタンプである。これらの発明を提供すること
により、上記課題を悉く解決する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る連続捺
印用カラースタンプを示す断面図である。図2は、本発
明における印面部材を示す断面図である。本発明に係る
連続捺印用カラースタンプ(1)は、基本的に、図1ま
たは図2に示すように、インク含浸可能な連続多孔質弾
性体の表面(2)に捺印パターンに合わせてインク滲出
部(3)およびインク不滲出部(4)を形成してなる印
面部材(5)を備えており、該印面部材(5)の裏面
(10)から表面(2)近傍にかけて切り込み部(1
1)が形成されたものである。なお、図1中、符号
(6)は印面部材(5)を保持するホルダ、符号(7)
は把手である。以下、この連続捺印用カラースタンプ
(1)について詳説する。
【0008】印面部材(5)は、インク含浸可能な連続
多孔質弾性体から構成されている。連続多孔質弾性体の
種類は、特に限定されるものではないが、例えば、以下
のものを採用することができる。すなわち、熱可塑性樹
脂に少なくとも形孔剤および形孔助剤を混練りし、成形
後、水系溶媒で形孔剤を溶出させることにより得たもの
であって、熱可塑性樹脂発泡体と称されるものである。
熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のオレフィン系樹脂やエチレンビニルアルコール(E
VA)等を用いることができるが、特に限定はされな
い。
【0009】形孔剤としては結晶性粉末の多価アルコー
ルを用いることができ、この形孔剤を弾性体内から溶出
させることにより径50ミクロン以下の気孔を形成する
ことができる。結晶性粉末の多価アルコールとしては、
コーンスターチ、コムギ澱粉やジャガイモ澱粉等の澱
粉、砂糖、ヘミセルロース等の多糖類の他、テトラメチ
ロールメタン(化学名;2.2−ジヒドロキシメチル−
1.3−プロパンジオール)等を挙げることができる
が、特に限定されるものではない。
【0010】形孔助剤は形孔剤の水溶出時間を短縮する
ために用いられ、沸点が高く少量で樹脂の流動性を向上
させることができ、しかも被熱減量の小さいものが好ま
しく用いられる。この形孔助剤としては、多価アルコー
ルの単量体又は重合体、具体的には、ポリエチレングリ
コール等のポリアルキレングリコールやジエチレングリ
コールが用いられる。これら熱可塑性樹脂、形孔剤、及
び形孔助剤を用いた場合、連続多孔質弾性体は、前述の
如く、熱可塑性樹脂に形孔剤および形孔助剤を混練りし
た後、所要の形状に成形し、水系溶媒を用いて形孔剤を
溶出させることにより得られる。成形方法は特に限定さ
れず、例えば、圧縮成形法、押出成形法、射出成形法等
が用いられる。
【0011】なお、本発明における連続多孔質弾性体の
種類はこれに限定されず、例えば、以下のものを採用す
ることもできる。すなわち、酸可溶性充填剤および溶剤
の存在下で熱可塑性樹脂を加熱成形した後、酸で上記酸
可溶性充填剤を溶出させることにより得た熱可塑性樹脂
発泡体である。熱可塑性樹脂は、例えばポリオレフィン
類であり、その例として軟質ポリエチレン、塩素化ポリ
エチレン、又はそれらの混合物を挙げることができる。
酸可溶性充填剤は、例えば、炭酸カルシウム、水酸化マ
グネシウム、水酸化カルシウムの他、酸に溶解する微粉
末状無機化合物を使用することができる。この充填剤は
連続微細孔を形成する上で特に重要である。酸可溶性充
填剤の溶出に使用される酸は、塩酸や硝酸等、上記充填
剤を溶出させ得るものであればよい。溶剤は、連続多孔
質弾性体を得るためおよび樹脂の流動性を助けるために
有用である。好ましい溶剤は、沸点が高く且つ少量で樹
脂の流動性を向上させ、さらに被熱減量の小さいもので
ある。具体的には、例えば、ポリオキシアルキレングリ
コール類、セロソルブ類が好ましいが、その他、高級ア
ルコール、沸点の比較的高いケトン類も適用可能であ
る。このような連続多孔質弾性体の具体例としては、例
えば、ルピセル(商品名:トーヨーポリマー社製)、フ
ォーム(商品名:ヤマハチケミカル社製)を挙げること
ができる。
【0012】上記した各連続多孔質弾性体のゴム硬度は
20〜90°とするのが好ましい。ゴム硬度が90°を
上回ると柔軟性に欠け、凹凸のある被捺印面に捺印しに
くくなる。一方、ゴム硬度が20°を下回ると柔らか過
ぎて強度が低下する。また、密度は0.1〜0.6g/
cm3 程度であることが望ましい。密度が0.6g/c
3 を上回ると孔が少なくなり、インクの浸出性が低下
する。一方、密度が0.1g/cm3 を下回ると孔が多
くなり、インクが浸出し過ぎて滲んだ捺印となる。ま
た、融点は50〜200°Cとすることが望ましい。融
点が200°Cを上回ると熱加工によって十分に孔が潰
れず、完全なインク不滲出部を形成することができな
い。一方、融点が50°Cを下回ると熱加工の際に孔が
潰れ過ぎて必要のない箇所までインク不滲出部となって
しまう。また、孔径(気泡径)は0.2〜80ミクロン
とすることが望ましい。孔径が80ミクロンを上回ると
印影のドットサイズが大きくなり、印影の木目が粗くな
る。一方、孔径が0.2ミクロンを下回るとインクの浸
出性が低下する。
【0013】本発明においては、このような連続多孔質
弾性体から印面部材(5)を構成する。この印面部材
(5)は、図2(a)に例示するように、捺印部(8)
とインク吸蔵部(9)とからなる。捺印部(8)は、イ
ンク滲出部(3)とインク不滲出部(4)とからなる。
インク不滲出部(4)は、以下のようにして構成され
る。すなわち、印面部材(5)の裏面(10)から表面
(2)近傍まで加熱手段(図示せず)を用いて切り込み
加工を行い、裏面(10)から表面(2)近傍に達し且
つ熱によって周囲の連続孔が閉塞された切り込み部(1
1)を形成する。この際、切り込み部(11)先端と印
面部材(5)の表面(2)との間隔を適切な値に設定す
ることにより、切り込み部(11)の先端と印面部材
(5)の表面(2)の間の連続孔が確実に閉塞され、こ
れによってインク不滲出部(4)が形成される。
【0014】つまり、加熱手段を用いて切り込み部(1
1)を形成することにより、切り込み部(11)の周囲
に位置する連続孔は潰され、そこにインク不滲出部が形
成される。このインク不滲出部は、切り込み部(11)
の側方に位置する部分と先端に位置する部分とからな
り、その先端に位置する部分が上記したインク不滲出部
(4)となる。切り込み部(11)の先端に位置するイ
ンク不滲出部(4)の幅(W)は特に限定されないが、
肉眼では識別しにくい程狭い幅とすることが望ましい。
また、この幅(W)は、素材によって異なるが、切り込
み部(11)によって印面部材(5)が切断することが
ない程度の幅とするとともに、隣り合うインク不滲出部
(3)各々から滲出されたインクが印面部材(5)上お
よび紙面上で混ざり合わない程度の幅とするのが望まし
い。これにより、捺印部(8)を被捺印面に押し付けた
ときに、隣り合うインク滲出部(3)によって捺印され
る印影同士の間が途切れずに連続しているように見える
(図3参照)。従って、隣り合う印影同士の間が実質的
に連続した多色捺印を行うことができる。図3は、本発
明に係るスタンプを用いて捺印した捺印パターンの一例
を示す図であり、符号(A1)、(A2),(A3),
(A4),(A5),(A6),(A7)は各々、互い
に色の異なる印影を示している。
【0015】なお、切り込み部(11)を形成する加熱
手段は特に限定されず、例えば、所定温度まで加熱した
切り込み刃(図示せず)を用いてもよいが、できればレ
ーザビームを用いることが望ましい。レーザビームは、
その照射幅を容易かつ任意に変更することができるとと
もに、その照射幅をかなり狭い幅に設定することができ
る。従って、切り込み部(11)の幅の変更が容易であ
り、また、その幅をかなり狭く設定することが可能とな
る。切り込み部(11)の幅を狭くした場合、それに応
じてインク不滲出部(4)の幅も狭くなるので、インク
滲出部(3)同士の間隔を極力小さくすることができ
る。これにより、隣り合う印影同士の間が実質的に連続
した多色捺印を、より一層確実に行うことができる。
【0016】また、切り込み部(11)の先端と印面部
材(5)の表面(2)の間の連続孔を閉塞することによ
り、隣り合うインク含浸部分(インク吸蔵部(9))の
一方から他方へインクが移動するのを阻止することがで
き、これにより、色の異なるインク同士が混じり合うの
を阻止することができる。
【0017】なお、本発明における印面部材(5)は図
2(a)に示すものに限定されず、例えば、図2(b)
に示すように、印面部材(5)の表面に別途加熱加工を
施して印面部材(5)の表面側から別途、インク不滲出
部(12)(以下、表面側インク不滲出部(12)と称
する)を形成することも可能である。表面側インク不滲
出部(12)の幅は特に限定されない。上記したインク
不滲出部(4)に加え、この表面側インク不滲出部(1
2)を別途形成することにより、印画や印字等の捺印パ
ターンを任意の位置で不連続とすることができ、一層バ
ラエティに富んだ捺印パターンを構成することができ
る。表面側インク不滲出部(12)の形成方法は特に限
定されるものではないが、例えば、サーマルヘッドによ
る製版加工、フラッシュ閃光による製版加工、熱盤転写
方法等を挙げることができる。表面側インク不滲出部
(12)とインク不滲出部(4)の位置は一致していて
もよいが、一致していなくてもよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、インク含浸可能
な連続多孔質弾性体の表面に捺印パターンに応じてイン
ク滲出部およびインク不滲出部を形成してなる印面部材
を備えた連続捺印用カラースタンプであって、前記印面
部材には、加熱手段を用いた切り込み加工により該印面
部材の裏面から表面近傍に達し且つその熱によって周囲
の連続孔が閉塞された切り込み部が形成され、該切り込
み部の先端と印面部材の表面の間には同部分の連続孔を
閉塞することによって前記インク不滲出部が形成され、
該インク不滲出部は、前記切り込み部を挟む一方のイン
ク含浸部分から他方のインク含浸部分へのインクの移動
を阻止していることを特徴とする連続捺印用カラースタ
ンプであるから、以下の効果を奏する。すなわち、加熱
手段によって切り込み部を形成し、その先端と印面部材
の表面の間の連続孔を潰してインク不滲出部を形成する
ことにより、隣り合うインク滲出部によって捺印される
印影同士の間が途切れずに連続しているように見え、従
って、隣り合う印影同士の間が実質的に連続した多色捺
印が可能となる。また、印影の輪郭に合わせた形状の仕
切りを設ける必要がないので、複雑で緻密な図柄や文字
の捺印パターンを構成することが可能となり、しかもス
タンプの製造が容易となる。
【0019】請求項2記載の発明は、前記加熱手段が、
レーザビームであることを特徴とする請求項1に記載の
連続捺印用カラースタンプであるから以下の効果を奏す
る。すなわち、レーザビームは、その照射幅を容易かつ
任意に変更することができるとともに、その幅をかなり
狭い幅に設定することができるから、インク滲出部同士
の間隔を極力小さくすることができる。従って、隣り合
う印影同士の間が実質的に連続した多色捺印をより一層
確実に行うことできるとともに、より複雑で緻密な図柄
や文字の捺印パターンを構成することが可能となる。
【0020】請求項3記載の発明は、前記インク含浸可
能な連続多孔質弾性体が熱可塑性樹脂発泡体であって、
密度0.1〜0.6g/cm3 、気泡径0.2〜80ミ
クロン、ゴム硬度20〜90°、融点50〜200°C
であることを特徴とする請求項1又は2記載の連続捺印
用カラースタンプであるから以下の効果を奏する。すな
わち、より一層鮮明で木目の細かい多色捺印を行うこと
ができるとともに、凹凸が多い被捺印面に対しても確実
に捺印することができ、さらに耐久性にも優れたスタン
プを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連続捺印用カラースタンプを示す
断面図である。
【図2】本発明における印面部材の例を示す断面図であ
り、(a)は表面側から加熱加工を行わない場合を示す
図であり、(b)は表面側から別途加熱加工を行った場
合を示す図である。
【図3】本発明に係る連続捺印用カラースタンプを用い
て捺印した捺印パターンの一例を示す図である。
【図4】従来の連続捺印用カラースタンプを用いて捺印
した捺印パターンの一例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・・・連続捺印用カラースタンプ 2・・・・・印面部材の表面 3・・・・・インク滲出部 4・・・・・インク不滲出部 5・・・・・印面部材 10・・・・・印面部材の裏面 11・・・・・切り込み部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク含浸可能な連続多孔質弾性体の表
    面に捺印パターンに応じてインク滲出部およびインク不
    滲出部を形成してなる印面部材を備えた連続捺印用カラ
    ースタンプであって、 前記印面部材には、加熱手段を用いた切り込み加工によ
    り該印面部材の裏面から表面近傍に達し且つその熱によ
    って周囲の連続孔が閉塞された切り込み部が形成され、
    該切り込み部の先端と印面部材の表面の間には同部分の
    連続孔を閉塞することによって前記インク不滲出部が形
    成され、該インク不滲出部は、前記切り込み部を挟む一
    方のインク含浸部分から他方のインク含浸部分へのイン
    クの移動を阻止していることを特徴とする連続捺印用カ
    ラースタンプ。
  2. 【請求項2】 前記加熱手段が、レーザビームであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の連続捺印用カラースタ
    ンプ。
  3. 【請求項3】 前記インク含浸可能な連続多孔質弾性体
    が熱可塑性樹脂発泡体であって、密度0.1〜0.6g
    /cm3 、気泡径0.2〜80ミクロン、ゴム硬度20
    〜90°、融点50〜200°Cであることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の連続捺印用カラースタンプ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003039399A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Dainippon Printing Co Ltd 薄膜パターン形成用スタンプ
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KR20230018250A (ko) * 2021-07-29 2023-02-07 최웅진 다색 만년 스탬프 제조방법 및 이 제조방법에 의해 제조되는 다색 만년 스탬프

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