JP2001204672A - 乾燥機能付食器洗浄機 - Google Patents

乾燥機能付食器洗浄機

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JP2001204672A
JP2001204672A JP2000017037A JP2000017037A JP2001204672A JP 2001204672 A JP2001204672 A JP 2001204672A JP 2000017037 A JP2000017037 A JP 2000017037A JP 2000017037 A JP2000017037 A JP 2000017037A JP 2001204672 A JP2001204672 A JP 2001204672A
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dishwasher
sink
pipe
drying function
exhaust
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JP2000017037A
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English (en)
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Kanji Kawarabayashi
幹治 河原林
Tamotsu Enomoto
有 榎本
Akisuke Nagasawa
陽祐 長澤
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】食器洗浄機より排出される蒸気を室内に排出し
ない機能を備え、既存の流し台にも設置可能である乾燥
機能付食器洗浄機を提供する。 【解決手段】温風を洗浄機槽3内に送り込むためのヒー
タH及びファンFと、洗浄槽3に設けられた排気口1と
を備えた乾燥機機能付き食器洗浄機において、前記排気
口1からの排気を、シンクの配水管6に接続された配管
を通して排出するように構成したことを特徴とする乾燥
機能付き食器洗浄機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄後の食器の乾
燥機能を備えた食器洗浄機に関し、より詳細には、食器
乾燥時に蒸気が室内に放出されるのを防止し得る食器洗
浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乾燥機能付食器洗浄機は一般的に、温水
により洗浄行程を行い、洗浄行程を終了した後、温風を
食器類に吹き付けることにより食器類を乾燥する。通常
食器洗浄機の後面及び側面は、建物や流し台の内部の壁
が設けられていることが多いため、そのような食器洗浄
機の各行程において発生する蒸気は、食器洗浄機の前面
より排出させる構造とされていた。
【0003】乾燥時の蒸気や湿った空気は食器洗浄機か
ら台所等の室内へ広がり、部屋の温度が上がったり吊戸
や壁が結露するという問題があった。
【0004】これに関し、特開平10-225330号公報に記
載の食器洗浄機付流し台においては、食器洗浄機の前面
からの排気を問題とし、洗浄槽及び食器類などを乾燥さ
せる温風を、流し台のシンク部内に設けた排気口から排
出するように構成されている。
【0005】しかし、排出された蒸気や高温の湿った空
気は、シンク内から部屋へ上昇して広がり、同様に結露
等の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点を解決するべくなされたものであり、食器洗浄
機より排出される蒸気を室内に排出しない機能を備え、
既存の流し台にも設置可能である乾燥機能付食器洗浄機
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、排気口からの排気を、シンクの配水管に接続
された配管を通して排出するように構成したことを特徴
とする乾燥機能付き食器洗浄機を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について添付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明
の一実施形態に係る乾燥機能付食器洗浄機の概略構造図
であり、図2は図1の乾燥機能付食器洗浄機を流し台に
設置した状態を示す図である。尚、全図を通して実質的
に同一のものには同一の符号を付した。
【0009】図1に示す食器洗浄機は、基本的な構造が
一般の食器洗浄機と同様であり、蒸気排出ファンFと、
洗浄水加熱器H’と、洗浄ポンプP1と、排水ポンプP
2と、排水路4とを備える。この食器洗浄機は更に、食
器乾燥機能を奏するための排気口1と、排気通路2とを
備えている。
【0010】排気口1は、洗浄槽3の上方に設置され、
ファンFの送風により、洗浄槽内を隅々まで流れるよう
に排気口の方向が設けられている。ファンFの送風路に
はヒータHが設けられ、ヒータHにより熱せられた空気
がファンFにより洗浄槽内に送風される。
【0011】排気通路2は、排気口から食器洗浄機内を
通って排水路4に接続され、その接続部には方向切替弁
5が設けられている。排水路4は排気用接続口10まで
延び、前記排気用接続口10には、排気用配管11が接
続されている。該排気用配管11は既存の排水管6に接
続されている(図2参照)。
【0012】排水路4には、トラップTを備えることが
可能である。前記トラップTは、図1においては食器洗
浄機内で排水路4の経路中で、方向切替弁5より下流側
にU字型の下方への曲がり部を形成することにより得ら
れる。トラップTの曲がり部には、排気通路を流れる排
気内に含まれる水分が溜まり、食器洗浄機内と排水管6
とを接続する管を通じた気体の流通を遮断することによ
り、排水管6からの臭気等の逆流を防止する。
【0013】方向切替弁5は、蒸気排出時には排気通路
2からシンクの排水管6へ蒸気が排出される方向へ、洗
浄水排水時は排水路4からシンクの排水管6へ洗浄水が
排水される方向へ、排水方向を切り替える事が可能であ
る。このように方向切替弁5を設けることにより、食器
洗浄機からの蒸気・洗浄水の排出を同一の排出口より行
うことができ、排水路4からシンクの排水管6への接続
を簡略化することが可能となる。
【0014】排水管6は、一般に、流し台Sに設置され
たもの等であり、家屋の横引き排水管等に接続され、途
中にシンクトラップ7を備えたものであることが好まし
い。この場合、図2に示すように、排気通路2とシンク
の排水管6の接続位置は、シンクトラップ7より下流側
に設置されることが好ましい。
【0015】図3は本発明の他の実施形態に係る乾燥機
能付食器洗浄機の概略構造図であり、図4は図3の食器
洗浄機を流し台に設置した状態を示す図である。図3に
示す実施形態においては、排気通路2には食器洗浄気内
部で排水路4には接続されず、排気用接続口10まで延
び、排水用配管11に接続される。排水路4も同様に排
気用排出口10aまで延び、排水用配管11aに接続さ
れる。前記2つの排水用配管は好ましくは食器洗浄機外
部において互いに接続され、排水管6に接続される(図
4参照)。食器洗浄機外部において排気通路2及び排水
路4の排水管6への接続位置は、前述した図2における
場合と同様、シンクトラップ7より下流側に設置される
ことが好ましい。
【0016】又、図3に示すように、図1において説明
したものと同様のトラップTを、排気通路2及び排水路
4に設けることが可能である。
【0017】また、図2において、図1の乾燥機能付食
器洗浄機の流し台への設置状態は流し台内部に設置され
るビルトインタイプとして示されているが、図4に示す
ような卓上タイプとすることも可能である。
【0018】上記のように構成した本発明に係る乾燥機
能付食器洗浄機の作用について以下に説明する。
【0019】先ず、食器の洗浄行程は、以下のように行
われる。洗浄行程が選択されると、最初に制御部12よ
り発せられる信号によりバルブ13が解放され、温水器
からの熱水が供給管8を通じて洗浄槽内に溜められる。
溜められた熱水は予め洗浄槽3内に置かれていた洗剤を
溶かして洗浄液となり、ポンプP1の作動によりノズル
9から食器類14に吹き付けられる。一定時間後にポン
プP1は停止し、ポンプP2が作動して、槽内の水を排
水路4を通じて排出する。その後、洗剤を用いずに同様
にして熱水の供給及びポンプP1の作動による食器への
吹き付けによりすすぎが行われる。すすぎ及び排水を所
定回数繰り返して、洗浄行程が終了する。
【0020】食器を洗浄した後の乾燥行程においては、
ヒータH及びファンFの作動により温風が食器類に吹き
付けられる。これにより発生した蒸気又は湿った空気
は、排気口1から排気通路2を経由して食器洗浄機の外
に排出される。排気通路2は配管11を経て流し台Sの
排水管6に接続されているため、蒸気又は湿った空気は
排水管6へと流れ、室内に排出されることがない。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る乾燥機能付食器洗浄機は、
温風を洗浄機槽内に送り込むためのヒータ及びファン
と、洗浄槽に設けられた排気口とを備え、前記排気口か
らの排気を、シンクの配水管に接続された配管を通して
排出するように構成されているので、食器洗浄機より排
出される蒸気や湿った空気は該配管を経てシンクの配水
管へと流れ、室内に排出されることがない。
【0022】更に、前記配管と前記シンクの排水管との
接続位置が、シンクのトラップ部より下流側である場合
には、該トラップ部で気体の流れが断たれるので、排水
管内の臭気がシンクから室内に逆流するのを防止するこ
とができる。
【0023】また、前記配管が、洗浄槽より洗浄水を排
出するための排水路と食器洗浄機内で接続されており、
該接続箇所に方向切替弁が設けられている場合には、食
器洗浄機からの蒸気・洗浄水の排出を同一の排出口より
行うことができ、排水路からシンクの排水管への接続を
簡略化することが可能となる。
【0024】また、前記排気口からの排気を、家屋の横
引き排水管に接続された配管を通して排出するように構
成することもでき、横引き配管が用いられる集合住宅等
に本発明に係る食器洗浄機を適用する場合に有利であ
る。
【0025】また、食器洗浄機が流し台の中に組み込ま
れるビルトインタイプである場合には、本発明を適用す
ることにより、本来は閉じた空間である流し台内部から
蒸気や湿った空気が部屋へ排出されるという不都合が解
消され、快適な使用が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る乾燥機能付食器洗浄
機の概略構造図である。
【図2】図1の乾燥機能付食器洗浄機を流し台に設置し
た状態を示す図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る乾燥機能付食器洗
浄機の概略構造図である。
【図4】図3の食器洗浄機を流し台に設置した状態を示
す図である。
【符号の説明】
1 排気口 2 排気通路 3 洗浄槽 4 排水路 5 方向切替弁 6 排水管 7 シンクトラップ 8 供給管 9 ノズル 10 排気用接続口 11 配管 12 制御部 13 バルブ H ヒータ F ファン T トラップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長澤 陽祐 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3B082 BD02 BD04 BE02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温風を洗浄機槽内に送り込むためのヒータ
    及びファンと、洗浄槽に設けられた排気口とを備えた乾
    燥機機能付き食器洗浄機において、 前記排気口からの排気を、シンクの配水管に接続された
    配管を通して排出するように構成したことを特徴とする
    乾燥機能付き食器洗浄機。
  2. 【請求項2】前記配管と前記シンクの排水管との接続位
    置が、シンクのトラップ部より下流側であることを特徴
    とする請求項1に記載の乾燥機能付食器洗浄機。
  3. 【請求項3】温風を洗浄槽内へ送り込むためのヒータ及
    びファンと、洗浄槽に設けられた排気口とを備えた乾燥
    機能付食器洗浄機において、 前記排気口からの排気を、家屋の横引き排水管に接続さ
    れた配管を通して排出するように構成したことを特徴と
    する乾燥機能付食器洗浄機。
  4. 【請求項4】前記配管が、洗浄槽より洗浄水を排出する
    ための排水路と食器洗浄機内で接続されており、接続箇
    所には、方向切替弁が設けられていることを特徴とする
    請求項1から3のいずれかに記載の乾燥機能付食器洗浄
    機。
  5. 【請求項5】流し台の中に組み込まれるビルトインタイ
    プである請求項1から4のいずれかに記載の乾燥機能付
    食器洗浄機。
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