JP2001204396A - 半乾燥品からなる飼料原料及びそれを用いた養魚用飼料 - Google Patents

半乾燥品からなる飼料原料及びそれを用いた養魚用飼料

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JP2001204396A
JP2001204396A JP2000018160A JP2000018160A JP2001204396A JP 2001204396 A JP2001204396 A JP 2001204396A JP 2000018160 A JP2000018160 A JP 2000018160A JP 2000018160 A JP2000018160 A JP 2000018160A JP 2001204396 A JP2001204396 A JP 2001204396A
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Yoshiaki Shigematsu
良明 重松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成長、生残に優れ、水中に投入したとき水溶
性の栄養素の溶出が少ないオキアミ由来の蛋白質を有効
成分とする養魚用飼料の提供。 【解決手段】 加熱オキアミの身と殻の間に実質上隙間
がない状態の半乾燥品からなる養魚用飼料原料。生また
は冷凍のオキアミを加熱し、これを減圧および/または
圧縮成形した成形物から成り、非加圧状態に比較し容積
を95〜25%とするとともに水分含有量を15〜60
重量%、粒子径を1〜30mmとしている。好ましくは
冷凍品である。これらの養魚用飼料原料を用いた養魚用
飼料。さらに小麦粉、でんぷん、水分および油分を用い
ることができる。好ましくは水分を15〜40重量%の
範囲、さらに好ましくは油分を5〜30重量%の範囲で
含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業の属する技術分野】本発明は生または冷凍のオキ
アミを加熱したものからの半乾燥品である飼料原料及び
該原料を用いた養魚用飼料に関する。
【0002】
【従来の技術】魚の海面養殖ではドライペレットなどの
固型養魚飼料は魚種によっては摂餌しないものもあり、
依然として生餌給餌形態がとられることが多い。生魚ま
たは冷凍魚をミンチ、切断、丸の形状で給餌するため、
海水中への水溶性栄養分の溶出、水中でのばらけなどの
問題があり、餌の捕食率が低いという欠点がある。近年
海面養殖が可能な魚種が増え、またイワシ、サバなどが
かっていわれたような多獲魚とはいえない状況になり、
海面養殖用の生餌に近い固型飼料が望まれている。生餌
に近いモイストペレットは、一般に、生および凍結原料
とカルボキシメチルセルロース等の糊料、さらにビタミ
ン、ミネラル等を加え、混練、成型したものである。こ
れは、生餌に比較して水中での餌の分散が少なく、さら
に必要成分を比較的自由に加えることのできる特徴があ
る。しかし主原料が生原料であるため、原料価格が一定
しない、生餌に比べて水中での保形成は優れているが、
それでも約50%しか摂餌されず、残りは水中に分散
し、飼料効率が悪い、さらに養殖魚に独特のモイストペ
レット臭(イワシ臭)が付く、等の問題もある。このよ
うに、従来の生餌に近づけたペレットは飼料効率が低
く、海洋汚染の原因となるなど、その改善が求められて
おり、特にその改善が生餌に近い海面養殖用の固型飼料
で実現することが強く望まれている。
【0003】また、わが国の栽培漁業は益々重要な地位
を占めるようになってきており、それに従って種苗生産
の発達もめざましく、様々な魚種で可能になった。従来
種苗生産の餌料としてワムシ、アルテミアなどの生物餌
料が用いられてきたがこれだけでは、栄養不足などから
大量へい死が起こることがわかった。それを解決すべく
大学や企業において種苗用粒子状飼料の研究開発が行わ
れ、それと生物餌料を併用することにより種苗生産技術
が向上することになった。従来の粒子状飼料は凍結乾燥
法もしくは流動層造粒法により製造されている。前者の
製造工程は、混練、凍結乾燥、粉砕、分級と非常に手間
がかかり、更に凍結乾燥機を使用するため、多大な費用
がかかる。後者は、粉体を流動層造粒装置で撹はんしな
がらノズルから粘結剤を拡散させることにより粉体を結
合させ造粒していく性質上、粉体に油脂の混合が混雑で
ある。また、製造コストもかなりかかる。
【0004】また、従来、撒き餌には、アミエビ、イサ
ザアミ等のオキアミを使用していた。このオキアミは、
生の新鮮なものを使用する場合もあるが、保存性を向上
するため、一般的には非加熱状態のオキアミや、加熱し
たオキアミを冷凍保存して販売していた。そして、使用
時に必要な分量だけ解凍して使用するものであった。冷
凍オキアミの解凍は、自然解凍により行ったり、湯煎等
により強制的に行っていた。そのため、解凍に多くの時
間や手間が掛かり、手軽には使用しにくいものであっ
た。更に、解凍に多くの時間が掛かったり、大量の水分
が出ることにより、オキアミの有効成分の消失や劣化が
生じ、成長、生残効果が低下するものとなっていた。冷
凍オキアミは、加熱したオキアミを用いた場合、加熱時
にオキアミの身が収縮するので、身と殻との隙間に気泡
が入り込み、非加熱状態のオキアミを用いる場合でも、
冷凍や解凍を行うことにより、身の水分が流出して、や
はり殻と身の間に気泡を生じることがある。養魚用飼料
は魚種や成長時期などに応じて、適度の沈降速度あるい
はその調節が要求されるが、このように気泡を多く含む
オキアミは、比重が軽いため、水中に投下した場合に、
水面や浅い水域に浮んでしまい、水中深く沈降しにくい
ものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ハマチ、マ
ダイ、ヒラメ、シマアジ、アユなどの、そのままの状態
で水面へ投下すると、水溶性の栄養素の溶出が少なく、
適度な速度で沈降する養魚用飼料、特に仔稚魚期の撤き
餌飼料として好適に使用できる養魚用飼料、あるいは他
の成分と混ぜ合わせて用いる養魚用飼料原料の提供を目
的とする。また、本発明は、本発明の養魚用飼料原料を
他の成分と混ぜ合わせて用いた、成長、生残に優れ、水
中に投入したとき水溶性の栄養素の溶出が少ないオキア
ミ由来の蛋白質を有効成分とする養魚用飼料、すなわ
ち、飼料効率に優れ、環境汚染の原因とならない、そし
て生餌に近い柔らかく弾力性に富む養魚用固型飼料を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱オキアミ
の身と殻の間に実質上隙間がない状態の半乾燥品からな
る養魚用飼料原料を要旨としている。生または冷凍のオ
キアミを加熱し、これを減圧および/または圧縮成形し
た成形物から成り、非加圧状態に比較し容積を95〜2
5%とするとともに水分含有量を15〜60重量%、粒
子径を1〜30mmとしており、その場合、本発明は、
生または冷凍のオキアミを加熱し、これを減圧および/
または圧縮成形した成形物から成り、非加圧状態に比較
し容積を95〜25%とするとともに水分含有量を15
〜60重量%、粒子径を1〜30mmとした、加熱オキ
アミの身と殻の間に実質上隙間がない状態の半乾燥品か
らなる養魚用飼料原料である。本発明の養魚用飼料原料
は好ましくは冷凍品である。
【0007】また、本発明は上記の半乾燥品からなる養
魚用飼料原料を用いた養魚用飼料を要旨としている。さ
らに小麦粉、でんぷん、水分および油分を用いており、
その場合、本発明は、上記の半乾燥品からなる養魚用飼
料原料、小麦粉、でんぷん、水分および油分を用いた養
魚用飼料である。上記の飼料は好ましくは水分を15〜
40重量%の範囲で、さらに好ましくは併せて油分を5
〜30重量%の範囲で含有する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の養魚用飼料原料の製造方
法について説明する。生または冷凍のオキアミを加熱加
工する加熱工程と、この加熱工程で得た加熱オキアミを
圧縮して、好ましくは非加圧状態に比較し容積を95〜
25%とするとともに水分含有量を15〜60重量%と
する加圧工程と、この加圧工程を通過したオキアミを好
ましくは粒子径1〜30mmとする粒子成形工程とから
成るものである。上記の加熱工程は、通常のオキアミの
ボイル品あるいはミールを製造する際の煮蒸工程などの
加熱工程を用いることができる。粒子径の小さいものあ
るいは養魚飼料原料として用いる半乾燥品を製造する際
は、漁獲されているオキアミから海水分を抜き、破砕し
た後、加熱乾燥する工程からなるオキアミ全成分を含有
するオキアミ乾燥粉粒体の製造方法(PCT/JP/0
5892参照)における加熱工程を用いることができ
る。また、成形物は、成形後に冷凍保存したものであっ
ても良い。すなわち、このように形成した養魚用飼料原
料あるいは撒き餌は、そのまま使用や販売を行っても良
いし、冷凍保存しておき、販売時や使用時に解凍するも
のであっても良い。
【0009】本発明の養魚用飼料の製造方法について説
明する。生餌に近いモイストペレットは、本発明の半乾
燥品の養魚用飼料原料を従来のイワシ、カタクチイワ
シ、サンマ等の生および凍結原料の代わりに用いる。半
乾燥品であるため魚粉などの乾燥品に比べて水分の戻り
が良好で取り扱いやすい。カルボキシメチルセルロース
等の糊料、さらにビタミン、ミネラル等を加え、混練、
成型してつくる。生餌に比較して水中での餌の分散が少
なく水中での保形成は優れている。さらにタンパク質、
油分等の必要成分を比較的自由に加えることのできる特
徴がある。
【0010】生餌に近い固型飼料としてはたとえばソフ
トEPの原料としても用いることができる。この場合
は、通常使用する魚粉の全部又は一部に代えて本発明の
上記の半乾燥品の養魚用飼料原料を用いる。養魚飼料原
料に油脂を添加後、水を加えて加圧加熱用押出機で加熱
混練して製造する。すなわち、従来の養魚飼料の原材料
とほぼ同じものをもちいることができ、養魚飼料原料、
大豆油かす、コーングルテンミールなどのタンパク質、
でんぷん粉、小麦粉などのでんぷん質にビタミン、ミネ
ラル類を含有するが、動物性油脂もしくは植物性油脂を
加えて加水加圧加熱下において、でんぷん質をα化しつ
つ加熱加圧押し出しにより多孔性固体に成形した後乾燥
する方法により製造する。従来の養魚飼料の原材料とほ
ぼ同じものを用いることができ、養魚飼料原料、大豆油
かす、コーングルテンミールなどのタンパク質、でんぷ
ん粉、小麦粉などのでんぷん質にビタミン、ミネラル
類、必要によりさらに魚粉を含有するが、特に5〜30
重量%の範囲の油分および15〜40重量%の範囲の水
分含有することが好ましい。でんぷん質原料としては、
小麦粉およびでんぷんを必須成分とする。でんぷんは目
的とする養魚用飼料の硬度などに応じ、とうもろこし、
小麦、米、タピオカ、マイロ、ソルガム、馬れいしょ、
甘藷、サゴヤシなど種々の種類のでんぷんが使用でき
る。柔らかさと弾力性をあわせもつ成形飼料とするため
に、タピオカでんぷんが好ましい。このような量で油分
を高含量で含有させると魚の成長促進においてすぐれた
効果が得られる。油分は、魚粉などの原材料由来の脂肪
分に加えて、動物性油脂や植物性油脂が含まれる。油脂
としては高度不飽和脂肪酸のω3系脂肪酸を含むものが
好ましく、融点が−20〜50℃のものを用いるのが好
ましい。
【0011】ここで加水量としては押し出し成形後乾燥
して水分を15〜40重量%の範囲のものを得るのに適
した状態になるように原料由来の水分も考慮して全体で
15〜45重量%になるように水を加えるのがよい。原
料配合時に油脂を比較的多量に加えるので、加圧過程で
材料がスリップ状態を起こし加圧が不十分にならないよ
うに2軸エクストルーダーを用いて加圧押出するのがよ
い。2軸エクストルーダーを用いると摩擦熱を押さえて
80〜100℃といった中低温で加圧加熱および混練が
可能であり、原料の過熱や酸化による劣化を押さえるこ
とができる。上記方法では、加圧加熱された原料を空気
中に押出すことにより、実質的に減圧下で水分が蒸散し
膨化し、その直後に水分含量を所定の数値となるまで乾
燥すると所望の硬度の多孔体が製造できる。
【0012】養魚用飼料飼料として用いるための飼料
は、魚種、成長段階などに応じ、複数の栄養成分を混合
物として用いた微粒子状から任意の粒径のものであり、
しかも、水中に投入したときの浮遊時間がある程度長い
ものから沈降速度の早いものまであり、しかも水溶性の
栄養素の溶出が少ないものでなければならない。これら
の条件を満足する飼料を得るためには、エクストルーダ
ーを用いて粒子状飼料の製造をおこなうことが好まし
い。エクストルーダーを用いて粒子状飼料の製造をおこ
なうことにより、省力化、時間短縮、製造コスト削減が
可能になる。すなわち任意の配合原料と、油脂、水をエ
クストルーダーに供給しさえすれば、短時間で大量の粒
子状飼料の製造が可能になる。さらに、組成面では押し
出し成形飼料の場合、粘結剤は小麦粉のみで良いが、ト
ーモロコシや馬鈴薯のでんぷんを使ってもよい。またラ
ンニングコストも凍結乾燥機や流動層造粒機と比較して
エクストルーダーのほうが相当安価である。また、表面
をでんぷんと蛋白質の融和物で覆うことで、水溶性物質
の溶出の少ない、また消化吸収性の良い、香ばしい摂餌
誘引効果のある粒子状飼料が得られる。
【0013】
【作用】加熱工程では、オキアミを漁獲直後の新鮮な状
態であるいはそれを冷凍したものを加熱することによ
り、蛋白質を固定して、良質の有効成分を身の内部に閉
じこめるとともに、有効成分の劣化を防止することがで
きる。また、この蛋白質の固化により、オキアミの身が
潰れにくいものとなる。
【0014】減圧および/または圧縮工程において、非
加圧状態に比較し容積を95〜25重量%、水分含有量
15〜60重量%となるよう減圧および/または圧縮し
ている。この工程により、殻と身の隙間に溜まった余分
な水分や気泡がオキアミの外部に排出されるものとな
る。すなわち、上記の加熱加工において、オキアミの身
が多少収縮して殻と身との間に隙間を生じ、この隙間
に、水分や気泡が入り込む。この気泡の存在により、従
来は飼料の比重が軽くなって特にそのまま用いるような
場合には水中に沈降しにくいものであったが、この工程
により、余分な水分や気泡が外部に排出される。
【0015】減圧および/または圧縮工程において、加
熱したオキアミを対象としているので、蛋白質成分が固
化して身が潰れにくくなっており、そのため、減圧およ
び/または圧縮してもオキアミは押し潰されず、原型を
留めるとともに、余分な水分や気泡のみが除去され、オ
キアミの有効成分の流出を防止するものとなる。もし非
加熱状態のオキアミを対象とすると、ゲル状の身が潰
れ、水分とともに有効成分が流出し、殻のみが残留して
しまい、有効成分に乏しい状態となるおそれがある。
【0016】上記の気泡を除去されたオキアミは、比重
が重くなり、水中に沈降し易いものとなる。また、この
状態では、オキアミの比重は一定であるが、小さなオキ
アミは水の抵抗が小さいので、迅速に沈降するが、大き
なオキアミは水の抵抗が大きく、沈降速度が遅くなる。
このように、沈降速度に個体差が生じるため、次工程の
粒子成形工程において、オキアミを一定の粒子径の粒子
に揃えて成形することにより、各成形物の水中での沈降
速度を一定に揃えることができる。
【0017】減圧および/または圧縮工程において、減
圧および/または圧縮力を調整することにより、空気の
除去量を調整し、成形物の比重を変えることができる。
また、粒子成形工程に於いて、成形物の粒子径を調整す
ることにより、成形物が受ける水の抵抗力を変えること
ができる。このように、成形物の比重と粒子径を調整す
ることにより、水中での飼料の到達可能な水深と沈降速
度を任意に調整することができる。そして、小さな減圧
および/または圧縮力で減圧および/または圧縮すれ
ば、水面に浮遊しない程度に空気が除去されるが、空気
の残留率が多くなり、飼料の比重は軽くなる。そのた
め、水面近くで活動する魚に用いるのに好ましいものと
なる。更に、この比重の軽い成形物の粒子径を径小に成
形すれば、水の抵抗が小さいため、沈降速度が速くな
り、目的の水域まで迅速に到達する。また、粒子径を径
大に成形すれば、成形物は大きな水の抵抗を受けるの
で、沈降速度が遅くなり、目的の水深までゆっくりと沈
降する。これらの沈降速度を持つ飼料を、目的とする魚
種、水深、水の流れ等の諸条件に応じて使用することが
できる。また、大きな減圧および/または圧縮力で減圧
および/または圧縮すれば、成形物は、空気が大量に除
去されるので、比重が重くなり、沈降速度が速くなる。
そして、この比重の重い成形物の粒子径を径小に成形す
ることにより、沈降速度が更に速くすることができる
る。
【0018】漁獲直後の新鮮なオキアミを使用して、そ
の有効成分を損なうことのない製造方法で製造している
から、魚を引き寄せる良質な有効成分を充分に含んだ製
品を得ることができる。
【0019】従来、水分が多いと、重くて扱いにくく、
冷凍や解凍に時間が掛かる等の不具合を生じていた。製
造時に成形物から余分な水分を除去して、水分含有量1
5〜60重量%としているので、飼料を冷凍し、これを
解凍して使用する場合は、冷凍及び解凍を短い時間と少
ないエネルギーで行うことができる。また、減圧および
/または圧縮により容積を小さくするとともに水分含有
量を少なくしているので、かさばらず、重量の軽い飼料
を得ることができる。収納効率が向上し、冷凍庫への保
管や冷凍庫により運搬等を効率的に行うことができる。
解凍時の水分の流出が少ないので、有効成分の消失を抑
えることができ、集魚効果、成長・生残効果を損なうこ
とがないものとなる。
【0020】オキアミを減圧および/または圧縮する場
合は、前述の如く、非加圧状態に比較し容積を95〜2
5%、水分含有量を15〜60重量%の範囲で行うのが
好ましい。もし、非加圧状態に比較し容積が25%より
も小さくなったり、水分含有量が15%より少なくなる
ような大きな減圧および/または圧縮力で減圧および/
または圧縮すると、成形物中の気泡の除去量は多く、比
重が重くなる。しかしながら、オキアミの身まで押し潰
されて、内部の有効成分が流出するため、集魚効果、成
長・生残効果が低下する。逆に、容積が95%よりも大
きく、水分含有量が60%よりも多くなるような小さな
減圧および/または圧縮力で減圧および/または圧縮す
ると、成形物から空気や水分が良好に除去されず、水中
への良好な沈降が行われなくなる。また、収納及び運搬
効率が低下したり、冷凍や解凍に手間や時間が掛かる。
また、成形物の粒子径も、1〜30mmとするのが好ま
しい。成形物の粒子径が1mmよりも小さいと、比重が
重くても、表面張力により水面に浮んでしまい、魚の活
動水域まで沈降しにくいものとなる。また、粒子径が4
0mmよりも大きいと、水の抵抗が大きすぎて沈降速度
が遅くなる。
【0021】
【実施例】本願発明の詳細を実施例で説明する。本願発
明はこれら実施例によって何ら限定されるものではな
い。
【0022】実施例1 (養魚用飼料)その製造方法は、まず加熱工程にて、漁
獲後60分以内のオキアミ100kgを用意する。この
オキアミは、アミエビ、イザサアミ等で、体長45〜5
5mmのものを使用している。次に、この100kgの
オキアミを、80〜90度の熱湯を入れた釜に収納し、
熱湯で3分間加熱する。このように、漁獲直後の新鮮な
オキアミを加熱するので、良質の有効成分を多く含有し
たオキアミを得ることができる。
【0023】そして、次工程の加圧工程と粒子成形工程
とを、圧搾機にて連続的に行う。この圧搾機(2)は、
図1、図2に示す如く、オキアミ(1)を収納して圧縮
するためのホッパー状の圧縮部(3)と、この圧縮部
(3)の下端に導入路(4)を介して接続し、圧縮が完
了したオキアミ(1)を一定の粒子径に成形する成形部
(5)とから構成している。また、導入路(4)には、
開閉扉(6)を開閉自在に配置し、圧縮部(3)と成形
部(5)との連通及び遮断を可能としている。そして、
加圧工程では、上述の如く構成した圧搾機(2)に於い
て、まず開閉扉(6)を閉じて導入路(4)を閉鎖し、
圧縮部(3)と成形部(5)とを遮断する。そして、圧
縮部(3)に、前記加熱工程にて釜から引き上げたオキ
アミ(1)を収納する。このオキアミ(1)は、熱湯で
加熱することにより、身が多少収縮して殻と身との間に
隙間を生じるので、この隙間に水分や気泡が入り込む。
この加圧工程にて、オキアミ(1)の容積を小さくする
と同時に、この余分な水分や気泡を除去することができ
る。
【0024】その方法は、圧縮部(2)にオキアミ
(1)を収納したら、図1に示す如く、圧縮部(3)の
内部に中蓋(7)を摺動自在に装着し、この中蓋(7)
を介してオキアミ(1)を50kg/cm3 の加圧力で
押圧する。この押圧により、圧縮部(3)内のオキアミ
(1)は、殻と身との隙間に存在する余分な水分や気泡
が除去されるとともに、非加圧状態に比較して容積が4
0%となるまで圧縮される。また、オキアミ(1)から
流出した水分と空気は、圧縮部(3)の下方に設けた流
出管(8)から、外部に排出される。また、水分の除去
により、オキアミ(1)の水分含有量は、非加圧状態に
比較して40重量%と減少する。また、この加圧工程に
於いて、加熱を行わないでオキアミ(1)を加圧する
と、ゼリー状の身が押し潰されるので、水分とともに有
効成分が流出してしまい、撒き餌の品質が低下してしま
う。しかし、本発明では、加熱工程にて予め加熱加工す
ることにより、蛋白質成分を固定しているので、加熱後
のオキアミ(1)の身が潰れにくくなるとともに、蛋白
質以外の有効成分も固化した蛋白質の中に保持される。
そのため、圧縮部(3)にてオキアミ(1)を圧縮して
も、身が潰れずに原型を留めるものとなり、殻と身の間
の余分な水分や気泡のみが除去されて、有効成分の喪失
を防ぐことができる。
【0025】このように、オキアミ(1)の加圧工程が
終了したら、次の粒子成形工程にて成形処理を行う。ま
ず、図2に示す如く、開閉扉(6)を外方向にスライド
して導入路(4)を開放し、圧縮部(3)内の、圧縮さ
れたオキアミ(1)を成形部(5)側に導入する。この
成形部(5)では、内部に装着したスクリューコンベア
ー(10)を回動することにより、オキアミ(1)を排
出口(11)方向に強制的に移送し、この排出口(1
1)から外部に強制的に排出する。この排出口(11)
には、メッシュサイズ16mmの金網(12)を配置し
ているので、オキアミ(1)はこの金網(12)によっ
て寸断され、粒子径10〜20mmの成形物(13)に
成形されて、排出口(11)から外部に押し出される。
【0026】上述の如く形成した成形物(13)は、そ
のまま飼料として販売や使用を行っても良いが、本実施
例では、保存性を良くするため、粒子成形工程に終了後
に、成形物(13)の冷凍処理を行っている。この成形
物(13)は、圧縮により水分含有量を少なくしている
ので、短い時間と少ないエネルギーで、効率的に冷凍処
理を行うことができる。また、容積を小さくしているの
で、冷凍保存する際の収納効率や運搬効率に優れた製品
となる。
【0027】上述の如く形成した飼料を使用する際は、
まず冷凍保存してある製品を解凍する。この場合も、前
述の如く、水分含有量を少なくしているので、解凍時間
が短くて済み、手軽な使用が可能となる。また、容積を
小さくして水分を少なくしているので、解凍の際の水分
の流出量が少なく、オキアミの有効成分の消失を抑える
ことができるとともに、水を捨てる手間も省く、また、
軽くてコンパクトであるので、持ち運びも便利となり、
扱い易いものとなる。
【0028】そして、解凍が終了した飼料を水面に投下
する。製造時に空気を充分に除去して比重を高めている
ため、水面に浮遊する時間は短く、水中に確実に沈降す
る。そして、各成形物(13)の比重を高めるとともに
粒子径を10〜20mmとしているので、深場まで沈降
可能となるとともに、沈降速度が速いものとなる。ま
た、沈降速度が速いので、養殖魚種によるが魚の活動水
域まで確実に到達する。漁獲直後のオキアミを使用し、
有効成分を失うことのない製造方法で形成しているの
で、良質の有効成分が多く含まれ、本実施例の飼料は、
臭気成分や味覚成分等で魚へのアピール効果が高い。良
質の飼料を魚の活動水域に確実に到達させることが可能
であるので、食欲をそそり、成長、生残効果に寄与する
ことができる。
【0029】また、上記実施例では、成形物(13)
は、粒子径10〜20mm、非加圧状態に比較した容積
を40%、水分含有量を40として形成している。しか
し、他の異なる実施例として、圧搾機(2)で圧縮する
際の加圧力を調整して、異なる比重の成形物(13)を
形成することができる。また、オキアミ(1)を粒子状
に成形する際の金網(12)のメッシュサイズを調整す
ることにより、成形物(13)の粒子径を任意に変える
ことができる。このように比重や粒子径を調整して形成
することにより、成形物(13)を水中に投下した場合
の沈降速度及び沈降可能な深さを任意に設定することが
可能となる。
【0030】そして、例えば、オキアミ(1)を大きな
加圧力で圧縮すれば、気泡や水分が多く除去されて、容
積が小さくなるので、成形物(13)の比重が重くな
る。このような飼料は、水深の深い水域まで到達するの
で、深場で飼育する養殖魚種に優れた集魚効果、成長・
生残効果を示すものとなる。また、小さな加圧力で圧縮
すれば、空気の含有量が多くなるので、成形物(13)
の比重が軽くなる。従って、飼料は、水中に沈むが、水
深の浅い水域で漂うものとなり、水面近くに飼育される
養殖魚種への集魚効果、成長・生残効果に優れたものと
なる。
【0031】但し、オキアミ(1)を加圧する際は、非
加圧状態に比較した容積を95〜25%、水分含有量を
15〜60%とするのが好ましい。非加工状態に比較し
容積が25%よりも小さく、水分含有量が15重量%よ
りも小さくなるような大きな加圧力で圧縮すると、水分
や気泡を多く排出できるが、オキアミ(1)の身が押し
潰されて、原型を留めなくなるとともに、有効成分が失
われるので、魚へのアピール度が低下する。逆に、容積
が95%よりも大きく、水分含有量が60重量%より多
くなるような小さな加圧力で圧縮すると、成形物(1
3)内に多くの水分や気泡が残留し、水中への良好な沈
降が行われなくなったり、冷凍や解凍に手間や時間が掛
かる製品となる。
【0032】また、圧搾機(2)の金網(12)のメッ
シュサイズを変えて、成形物(13)の粒子径を調整す
ることによって、飼料の沈降速度を調整することができ
る。そして、例えば、第1実施例と同一の比重の加熱オ
キアミ(1)を、第1実施例よりも大きなメッシュサイ
ズの金網(12)を介して外部に排出し、径大な成形物
(13)を形成する。この径大な成形物(13)は、水
の抵抗が大きくなるので、第1実施例のものよりも沈降
速度が遅くなる。このように形成した飼料を水中に投下
すると、ゆっくりとした速度で深場まで沈降する。ま
た、第1実施例よりも小さなメッシュサイズの金網(1
2)を用いて、径小な成形物(13)を得ることによ
り、水の抵抗を小さくして、第1実施例よりも沈降速度
の速い飼料を得ることができる。
【0033】ただし、そのまま飼料として用いる場合、
成形物(13)は、粒子径を1〜30mmとするのが好
ましい。成形物(13)の粒子径が1mmよりも小さい
と、全体重量が軽すぎて水面に浮遊してしまい、目的の
水域まで沈降しないものとなる。また、成形物(13)
の粒子径が30mmよりも大きいと、水の抵抗が大きす
ぎて沈降速度が遅くなり、目的の水域に到達するのに時
間が掛かりすぎる。
【0034】このように、成形物(13)の比重及び粒
子径を調整することにより、飼料の沈降速度及び沈降可
能な水深を任意に調整することができる。そして、沈降
速度の速い製品を得たり、沈降速度の遅く製品を得るこ
とができる。また、深場まで沈降する製品を得たり、水
面近くで浮遊する製品を得ることができる。そのため、
魚種、成長時期などに応じた製品を任意に選択して使用
することが可能となるものである。また、製造時に予め
沈降速度を調整して飼料を形成しているので、目的に合
わせて既成品を任意に選択することができる。そして、
調合する手間や技術を必要とせず、手軽に使用すること
ができる。
【0035】実施例2 (養魚用飼料)実施例1の飼料を養魚用飼料原料として
用いて通常の押し出し成形方法を用いて養魚用飼料を製
造する。第1表に示した配合原料100重量部に対し、
魚油8重量部、レシチン4.5重量部および水38.5
重量部を2軸エクストルーダーに供給しスクリュー回転
150rpm、先端バレル温度250℃で処理した。こ
の時の圧力は1kg/cmであった。エクストルーダーか
ら押し出し成形し養魚用飼料が得られた。。
【0036】
【表1】
【0037】本実施例によれば、エクストルーダーを用
いて養魚用粒子状飼料の製造が可能である。給餌試験に
おいても従来の生餌、EPA主体の飼育に近い成長生残
を示した。
【0038】
【発明の効果】本発明は、ハマチ、マダイ、ヒラメ、シ
マアジ、アユなどの、そのままの状態で水面へ投下する
と、水溶性の栄養素の溶出が少なく、適度な速度で沈降
する養魚用飼料、特に仔稚魚期の撤き餌飼料として好適
に使用できる養魚用飼料、あるいは他の成分と混ぜ合わ
せて用いる養魚用飼料原料、さらに該養魚用飼料原料を
他の成分と混ぜ合わせて用いた、成長・生残に優れ、水
中に投入したとき水溶性の栄養素の溶出が少ないオキア
ミ由来の蛋白質を有効成分とする養魚用飼料を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧搾機の圧縮部にて、加熱オキアミを圧縮して
いる状態の断面図。
【図2】圧搾機の成形部にて、加熱オキアミを一定粒子
径の成形物に成形している状態の断面図。
【符号の説明】
1 オキアミ 13 成形物

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱オキアミの身と殻の間に実質上隙間
    がない状態の半乾燥品からなる養魚用飼料原料。
  2. 【請求項2】 生または冷凍のオキアミを加熱し、これ
    を減圧および/または圧縮成形した成形物から成り、非
    加圧状態に比較し容積を95〜25%とするとともに水
    分含有量を15〜60重量%、粒子径を1〜30mmと
    した請求項1の養魚用飼料原料。
  3. 【請求項3】 冷凍品である請求項1または2の養魚用
    飼料原料。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3の養魚用飼料原料
    を用いた養魚用飼料。
  5. 【請求項5】 さらに小麦粉、でんぷん、水分および油
    分を用いた請求項4の養魚用飼料。
  6. 【請求項6】 水分を15〜40重量%の範囲で含有す
    る請求項5の養魚用飼料。
  7. 【請求項7】 油分を5〜30重量%の範囲で含有する
    請求項5または6の養魚用飼料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012531200A (ja) * 2009-06-25 2012-12-10 トロウ・インターナショナル・ビー・ブイ 飼料ブロックならびに飼料ブロックを製造するための方法および装置
CN102919900A (zh) * 2012-11-12 2013-02-13 浙江工商大学 南极磷虾肉营养基料及其制备方法和用途

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