JP2001199703A - 改質器 - Google Patents
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Abstract
素を原料ガスと水蒸気との反応改質によって得る改質器
の構成部材として、特殊な構造材を用いることにより、
耐久性、熱効率及び信頼性等を向上させた改質器1を提
供する。 【解決手段】 改質触媒に反応熱を与える加熱管3が改
質原料ガスの入口側に凸状の曲面及び円筒部からなる器
状の上部構造部材21と、これに突き合わせ溶接された
円筒部材22とから構成され、該加熱管3内に燃焼器8
を有しているものである。
Description
される水素を得るために、触媒反応により、炭化水素ガ
ス等を水素成分の多いガスに改質する改質器に関する。
の有している化学エネルギーを電気エネルギーに変換す
るものであり、実業的には比較的容易かつ安価に入手で
きる天然ガス、ナフサ等の炭化水素ガスやメタノール等
のアルコール類の改質原料ガス(以下改質原料ガスとい
うと水蒸気とを混合して改質器で改質することにより高
い純度の水素ガスを得て、その水素成分を燃料電池本体
の電極(燃料極)に供給して発電をしている。
分子型燃料電池システムの改質器の構造は、円筒とこの
円筒の頂部、又は底部を(円板状の)塞ぐ平板によっ
て、加熱管、触媒管や改質管等が形成されている。
温に加熱された改質用触媒層に改質原料ガスを通過させ
て改質反応を行う際に、改質器を構成する燃焼管は高温
の燃焼ガスに直接に接して触媒を加熱し、触媒管は高温
度に加熱された触媒を内蔵して改質原料ガスを改質し、
改質管は高温の触媒層を経て改質された改質ガスを導出
して次の工程に送る部材であり、それぞれが高温にさら
され、熱的な歪みに伴う変形応力を繰り返し受け、熱的
な損傷や偏った触媒反応を生じて改質機能を低下させる
おそれがある。
筒とを組み合わせた構造によって触媒管等が作られ、円
筒と円盤状平板との溶接部において集中的に上述のよう
な繰り返し応力を受け、耐久性に影響を及ぼす課題を有
している。
流れと、燃焼ガス等からの触媒への熱供給を併せて考え
ると、触媒管の近傍の触媒層外側では、ガスの流速が速
く吸熱量が多いが、この部分へは燃焼ガスから遠く供給
熱量が少ないために、触媒層の温度は低くなる。一方、
触媒層の内側になる加熱管の近傍の側では、ガスの流速
が遅く吸熱量が少ないが、この部分へは燃焼ガスからの
供給熱量が多いために、触媒層の温度は高くなり、触媒
層の入口付近では、触媒層の内側と外側とで温度差を生
じることは避け難い課題を有していた。
においては、改質器内部のガスの偏流を低減するために
攪拌用のガイドフィンを備えたものが示されているが、
かかる課題を解決するようなものではない。
題点を解決するものであり、新しく創出された構造材を
用いた構成の改質器とすることにより、大幅な構造の変
更を行わずに、応力が集中しやすい溶接個所を低減し、
かつ、改質原料ガスの流れおよび触媒温度分布を改善
し、改質器の熱効率と耐久性や信頼性とを向上させ、製
造コストを低減した改質器を提供することを目的とす
る。
に、請求項1記載の発明は、改質触媒に反応熱を与える
加熱管が改質原料ガスの入口側に凸状の曲面及び円筒部
からなる器状の上部構造部材と、これに突き合わせ溶接
された円筒部材から構成され、該加熱管内に燃焼器を有
しているものである。
る円筒状の触媒管と、前記改質触媒に反応熱を与える円
筒部を備えた加熱管と、改質された改質ガスを導く筒状
の改質管とを、前記各円筒の中心線が同心になるように
組み合せた改質器において、前記各円筒の頂部又は底部
を円筒に連なる曲面加工により形成された頂底部を有す
る構造部材で構成し、該構造部材と加熱管等の円筒部と
を突き合わせ溶接で接合したものである。
を与える加熱管が改質原料ガスの入口側に凸状の曲面及
び円筒部からなる器状の上部構造部材と、これに突き合
わせ溶接された円筒部材から構成され、該加熱管内には
加熱管の中心軸と同心に取り付けられた中心軸を有する
燃焼筒を有し、同じく加熱管外には触媒管が前記加熱管
の外周を囲んで取り付けられ、前記触媒管と加熱管との
間には、改質原料ガスの改質触媒が充填されているもの
である。
スである炭化水素化合物ガスを水素ガスに改質する改質
器において、加熱管や触媒管などを形成する円筒部とそ
の頂部の上板又は底部の下板とを金属板の絞り加工等で
一体に形成することにより、改質器を構成するこれらの
加熱管や触媒管の構造部材が直角に接して溶接される個
所を低減し、改質器の信頼性を向上させるものである。
側に凸状の曲面を有する器状の上部構造部材と円筒の構
造材(断面が逆U字状の形)にすることによって、改質
器に導入された改質原料ガスが曲面状の加熱管上板に衝
突する際に、上板の曲面に沿って触媒層の内側に流れ込
み、触媒層の内側でのガス流速が、触媒層の外側のガス
流速に比較して速くなり、かつ、この内側では、燃焼室
から十分な反応熱が供給されるようにし、触媒層の温度
の下がり過ぎを防ぎ、触媒層の入口付近における内側と
外側との温度差を低減し、改質の反応性能が向上される
ようにしたものである。
の上板、又は底部の下板とが相互に接する部分での応力
集中が分散される。
て図面に基づいて説明する。
は、アノード側に水素、カソード側に酸素を投入するこ
とにより、電気化学反応により電気を生じる機構を有し
ている。このようなシステムで使用される酸素は、大気
中に存在する酸素を使用することができるが、アノード
側で使われる水素には水素ボンベ等からの供給或いは、
炭化水素化合物を改質した水素濃度の濃いガス又はこの
ようなガスから分離して取り出した水素を使用してい
る。
にメタンを使用した水蒸気改質方式では、その反応過程
で水素の他に一酸化炭素(CO)も生成され、その出口
ガスの組成は水素濃度が75〜80%、一酸化炭素濃度
が10〜15%、二酸化炭素濃度が10%程度になる。
模式的に示す端面図である。
を形成する円筒状の加熱管3と、該加熱管3の外側の円
筒状の触媒管4及び改質管5並びに触媒管4と加熱管3
との間に形成された反応容器に充填された改質触媒層6
等から構成されている。
等の燃焼器8、及び、この燃焼器8が燃焼用の空気を空
気口9から取入れ、燃料管10から供給されるLPGや
都市ガス等の燃料を燃焼させることにより発生した高温
の燃焼ガスを燃焼室7の上方に導く燃焼案内筒11並び
にこの燃焼ガスが加熱管3の内周に沿って流下した後、
改質管5の底部下板12及び改質管5の外周の排気室1
3を経て排気口14から排ガスを排出させる構造を有し
ている。
の触媒管4と加熱管3との間に形成されたる空間(反応
容器)15は縦に細長い円筒形をしており、上面より少
し下の横断面に上部仕切板16、下面より少し上の横断
面に下部仕切板17が設けられ、この中に粒状の触媒が
収納されて触媒層6が形成されている。
多孔質の板が使用され、この仕切板の孔を通して触媒層
6の中にガスが出入りできるようになっている。この孔
の大きさは、触媒の粒の大きさよりも小さく触媒がこぼ
れないようになっている。18は改質原料ガスを反応容
器15に導入するガス導入管であり、このガス導入管1
8と上部仕切板16との間には入口空間19が形成され
ている。
燃焼器8の運転を開始して高温の燃焼ガスにより燃焼管
3、反応容器15の中の触媒6及び改質管5を加熱させ
つつ、ガス導入管18から改質原料ガス及び水蒸気を流
入させると、触媒層6で炭化水素化合物と水蒸気とが反
応し、上述のように、水素ガスと一酸化炭素ガスと二酸
化炭素ガスとが発生する。
ガスは、加熱管3の筒の頂部の上板20に打ち付けら
れ、該表面に沿って四方に広がり、触媒管4の内壁に当
たり、触媒層6に流入する。このとき、触媒管4の内壁
(触媒層6の外周側)に沿って触媒層6に流れ込むガス
量が多いため、改質原料ガスの分布は、触媒層6の外周
側に多く行き渡り、触媒層6の外側(触媒管4壁の内周
近傍)の流速が大きく、触媒層6の内側(加熱管3の外
壁近傍)の流速が小さくなる傾向がある。
は、吸熱反応であるため、改質触媒は燃焼加熱室2を流
れる高温の燃焼ガスから反応熱を受取る。すなわち、触
媒層6の内側では、燃焼加熱室2の燃焼ガスから炭化水
素化合物の改質反応に必要な熱が供給され、触媒層6の
外側は改質管5を経て流出する改質ガスから反応の熱の
供給を受ける構造になっている。
部上板20に達した後、加熱管3の内壁に沿って流下
し、改質管5の底部下板12に沿って排気室13に流
れ、その後に排気口14から排出される燃焼ガスの温度
は、例えば、加熱管3の頂部上板20付近で1000℃
以上になるため、頂部上板付近の触媒層6の内側(加熱
管3の管壁近傍)に対しては十分な熱量を供給できる
が、燃焼ガスの流れは下流になるに従って燃焼ガスの温
度が低下する。
(ガス出口)の温度は約700℃に設定されているた
め、このような温度で流出する改質された後のガスから
熱を供給される触媒層6の外側(触媒管4の管壁近傍)
においては、触媒層6の内側が加熱管3から受ける程の
熱量は得られない。さらに、触媒管4の管壁に近い触媒
層6の外側ではガスの流速が速く吸熱能力が高いため
に、触媒層6の温度は更に低くなる傾向にある。
タンを使用した水蒸気改質の場合、改質器1の出口ガス
組成は、水素濃度が75〜80%、一酸化炭素濃度が1
0〜15%、二酸化炭素濃度が10%程度であるが、触
媒層6の入口付近では、水素への改質反応が十分には進
んでいないので、残留メタンが多く存在し、一酸化炭素
の濃度が高くなっている。
傍)では、改質ガスの流速が遅く吸熱能力が低いために
触媒層6温度が高くなりがちであり、このようにして、
触媒層6の入口(入口空間19)付近では、触媒層6の
外側と内側とで大きな温度差を生じる。
うに、円筒30、31、32と円盤状の平板33、3
4、35、36を組み合わせた構造であり、改質器1を
構成する加熱管3、触媒管4、改質管5の筒上体の頂部
上板33、34、底部下板35、36等の接合部は直角
に当接させて溶接されている。
34、底部下板35、36等の接合部は改質器1の運転
中に改質器1の内部の温度が、例えば、加熱管3の上部
の燃焼ガスは1000℃以上に達する一方、外側の反応
容器15の温度は数百℃程度であり、この温度差によっ
て生じる熱膨張の差によって熱歪み応力が溶接部に集中
する。この熱歪みは、加熱管3の筒状部30と上板34
との接合部Yおよび触媒管4の筒状部31と下板35と
の接合部Yにおいて著しい。
運転を停止しているときには、改質器1全体の温度が室
温になるために、電池の運転と停止を繰り返すと上述の
ような溶接部分に繰り返し応力が集中してかかりやす
く、構造材の溶接部分の耐久性に大きな影響を及ぼしか
ねない。出力が数十kWの固体高分子型燃料電池システ
ムでは一度運転を始めると運転停止をすることが殆ど無
いので、上述した大きな繰り返し応力が改質器に生じる
ことは殆ど無いが、出力が数kWの固体高分子型燃料電
池システムの場合は、運転の起動と停止が頻繁に行われ
るので、改質器には大きな繰り返し応力がかかる可能性
が高い。
に示すような構造を用いることにより上述のような問題
の解決したものである。
に改質器1の構造材の構成及び突き合わせ溶接個所W並
びにその他の溶接個所Xを示している。
示す従来の改質器1のような円筒と平板との溶接Yによ
って製造した構造と異なり、改質原料ガスの流入側に凸
状の曲面(絞り)加工を施した、断面が逆U字型の構造
部材と円筒22とを突き合わせ溶接Wによって作られて
いる。
る加熱管3及び触媒管4等の筒状の構造材の角部(図5
のY部分)を、従来のような金属板を直角に当てた溶接
部が存在しない構成にしているので、温度差があって
も、従来のような直角な溶接部分での応力集中は存在せ
ず、熱歪みによる応力を分散し改質器1を構成する構造
材での応力集中が少なくなる。さらに、従来の改質器と
比較して、溶接個所の低減により、改質器1の製造コス
トを下げつつ、溶接を原因とする改質器1のトラブルを
低減することができる。
なガイドフィンや整流板を設けて構造を複雑にしたりコ
ストを上げることも無く、ガイドフィン等の部品を使用
したのと同様な原料ガス改質の効果を期待できるもので
ある。
おける改質原料ガスの流れは、図3で模式的に示すよう
な流れになる。
改質原料ガスは、曲面状の加熱管3の上板21に打ち付
けられ、この曲面に沿って触媒層6の内側(加熱管3の
外側近傍)に主に流れ込む。このため、触媒層6の内側
でのガス流速が、触媒層6の外側のガス流速に比較して
速くなる。触媒層6の内側(加熱管3の外側近傍)で
は、吸熱反応が大きく多量の熱量が必要であるが、燃焼
加熱室2を流れる燃焼ガスには、この反応熱を補うのに
十分な熱量を有してその熱を触媒層6に供給できるため
に、上述のように触媒層6の内側(加熱管3の外側近
傍)に多量の改質原料ガスが流れても、加熱触媒の温度
が下がりすぎることはない。
は、内側に比較して小さくなるために、改質管5を流れ
る温度の低い改質ガスからでも改質反応に充分な反応熱
が供給される。
ける外側と内側との触媒温度の差が解消され、バーナに
よる必要以上の加熱も不要となり、改質器1における熱
ロスを低減させて、改質器1の熱効率を向上させること
ができる。
改質器1をSUS310Sで作り、触媒量を500c
c、改質原料ガスにメタンを用い、触媒のガス出口温度
を700℃に制御して試験した結果では、改質器の熱効
率は、同様な機能の改質器を図5のような構造で作った
ものと比較して、数%の熱効率の向上が確認された。こ
の効率の改善は、加熱管3の上板21に相当する部分に
絞り加工によって曲面を形成した構造材を使用すること
によって触媒層6の内部での温度差が解消されたことに
起因して得られたものであると推測される。
成の改質器1をSUS310Sで作り、触媒量を500
cc、改質原料ガスにメタンを用い、触媒のガス出口温
度を700℃に制御して、室温の停止状態から、起動後
定常運転を5時間継続する運転、その後停止し再起動と
運転を繰り返すサイクル試験した結果では、図5のよう
な従来の構造では溶接部にクラックの成長の始まりが見
られたが、図2の構造の改質器1については、100サ
イクルの後も溶接部の異常は認められなかった。
具体的な一実施例を示す断面図である。図の改質器1に
おいて、図1と同様な部分は同じ図番を付してその説明
を略す。
り付けられ、燃焼器8は、高カロリーの燃料ガスと共
に、固体高分子型燃料電池システムの未反応ガスを燃焼
させるためにガスを供給する管路24及び、改質原料ガ
ス(実線矢印)と改質ガス(点線矢印)とを熱交換して
熱効率を上げる熱交換器25及びこの熱交換器全体を収
納して燃焼排ガスで加熱する予熱室26を有しており、
これにより、一層効率の良い改質器1を実現させてい
る。
たと同様な構造部材を用い、他の筒状部材と突き合わせ
溶接をした個所を示し、各溶接個所で分断される新しい
構造部材は、円筒部と頂部上板又は底部下板とを絞り加
工等で形成した金属部材である。
いて、改質器1を形成する加熱管3、触媒管4、改質管
5等の部品名には説明の便宜上、管の文字を使用してい
るが、これは、いわゆる管に限定される意味ではない。
この表現は、管以外に、筒やそれ以外の同様な趣旨の構
造物も含むことは言うまでもない。
する円筒状の触媒管と、前記改質触媒に反応熱を与える
円筒部を備えた加熱管と、改質された改質ガスを導く改
質管とを、前記各円筒の中心線が同心になるように組み
合せた改質器において、前記各円筒の頂部又は底部を円
筒に連なる曲面加工により形成された頂底部を有する構
造部材で構成し、該構造部材と加熱管等の円筒部とを突
き合わせ溶接で接合しているので、改質器に大幅な設計
の変更を行うことなく、改質器の加熱管上板に絞り加工
を施したカップ状の部材を用いることにより、加熱管と
加熱管上板とが直角に接する溶接部がなくなり、製造コ
ストを低減できる。
な円筒と円盤状平板を用いるのではなく、絞り加工を施
した部材の使用によって、溶接部位が少なくなり、か
つ、曲面加工を施した部材を効果的に組み合わせること
により、改質原料ガスのガスの流れを改善することがで
き、更には、改質器の熱効率が向上するものである。
等を自動加工機によって行い、改質器を製造するとき
は、改質器全体が精度良く均質で平均した機械的強度を
有する改質器として形成されるために原料ガスの流れ
や、触媒との反応において、ガスの流れの偏りや温度の
分布の非対象な偏りを生じるおそれが減少し、温度分布
が均一になるので改質ガスも均質になり触媒や改質器1
を構成する構造材及びこれらの溶接部への応力の集中を
減らし、耐久性と信頼性を向上した改質器を提供できる
ものである。
す模式図である。
式図である。
図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 改質触媒に反応熱を与える加熱管が改質
原料ガスの入口側に凸状の曲面及び円筒部からなる器状
の上部構造部材と、これに突き合わせ溶接された円筒部
材から構成され、該加熱管内には燃焼器を有しているこ
とを特徴とする改質器。 - 【請求項2】 改質触媒を内蔵する円筒状の触媒管と、
前記改質触媒に反応熱を与える円筒部を備えた加熱管
と、改質された改質ガスを導く筒状の改質管とを、前記
各円筒の中心線が同心になるように組み合せた改質器に
おいて、前記各円筒の頂部又は底部を円筒に連なる曲面
加工により形成された頂底部を有する構造部材で構成
し、該構造部材と加熱管等の円筒部とを突き合わせ溶接
で接合していることを特徴とする改質器。 - 【請求項3】改質触媒に反応熱を与える加熱管が改質原
料ガスの入口側に凸状の曲面及び円筒部からなる器状の
上部構造部材と、これに突き合わせ溶接された円筒部材
から構成され、該加熱管内には加熱管の中心軸と同心に
取り付けられた中心軸を有する燃焼筒を有し、同じく加
熱管外には触媒管が前記加熱管の外周を囲んで取り付け
られ、前記触媒管と加熱管との間には、改質原料ガスの
改質触媒が充填されていることを特徴とする改質器。
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