JP2001198211A - 留置カテーテル - Google Patents

留置カテーテル

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JP2001198211A JP2000014811A JP2000014811A JP2001198211A JP 2001198211 A JP2001198211 A JP 2001198211A JP 2000014811 A JP2000014811 A JP 2000014811A JP 2000014811 A JP2000014811 A JP 2000014811A JP 2001198211 A JP2001198211 A JP 2001198211A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンタッチで尿道内に留置することができ、
かつ、簡単に取り外すことができる留置カテーテルを提
供する。 【解決手段】 先端近辺に長手方向に延びる複数本のス
リットを備えた可撓性を有するマレコットチューブ3
と、そのマレコットチューブに沿って軸方向に移動自在
に配置され、先端がマレコットチューブの先端に固定さ
れている可撓性を有する心線6と、マレコットチューブ
3の基端側に固定され、その端部から心線の基端を突出
させている筒状のコネクタ2と、心線の勝手な移動を拘
束するゴム体とを備えている留置カテーテル1。心線6
の基端にノブ7を取り付け、コネクタ2に開口と蓋とを
設けている。マレコット部16を閉じた状態でカテーテ
ル1を尿道20に挿入し、ノブ7を手前に引くと、心線
6が手前にスライドし、マレコット部16が拡張する。
心線6を押し込むと、マレコット部16が閉じてカテー
テル1を抜くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は留置カテーテルに関
する。さらに詳しくは、動物や人体の尿道を通して膀胱
まで挿入し、排尿を容易にしたり、膀胱内から採尿した
り、膀胱内に投薬するためなどに用いる留置カテーテル
に関する。
【0002】
【従来の技術】犬、猫などの動物や、人体などの尿道に
炎症が生じた場合などには排尿が困難になる。そこで、
一時的に外部からカテーテルを尿道内に挿入し、排尿の
流路を確保するなどの治療にあたっている。また、膀胱
内の病気についてもカテーテルが用いられる。
【0003】図7aは犬、猫などの動物の治療の場合を
示しており、尿道51の先端からカテーテル52を挿入
している状態である。符号53は膀胱、54は尿道51
内に生じた炎症部である。このような動物の治療におい
て、カテーテル52を尿道51内に留置せず、治療後に
カテーテル52を抜き取ることもできる。しかし治療の
都度カテーテルを挿入することは動物の負担が大きい。
また尿道炎などが悪化し、カテーテル52が尿道51に
入らなくなったり、別の病気にかかり、開腹手術が必要
になったり死に至ることがある。そのため図7bに示す
ように、カテーテル52の外部に出ている部位の両側に
設けた縫い付け部55を皮膚に縫合し、カテーテル52
を常時尿道51内に留置させることが行われている。
【0004】他方、人体の治療の場合は、図8に示すよ
うに、先端にバルーンを設けたカテーテル(バルーンカ
テーテル)62を用いて尿道61内に留置している。な
お、符号63は膀胱である。カテーテル62の先端に
は、弾力的に膨縮自在のバルーン部64が設けられてお
り、カテーテル62の基部には枝分かれした空気孔65
を設けている。そしてこの空気孔65から空気を送気し
て膀胱63内に挿入したバルーン部64を拡張させ、空
気孔65を閉じることにより、カテーテル62が尿道6
1から抜けないようにする。カテーテル62を尿道61
から抜く場合には、空気孔65を開いて空気を逃がし、
バルーン部64をその弾力で収縮させる。
【0005】なお心臓内の電位を測定する電位カテーテ
ルには、チューブの先端近辺に縦方向のスリットを形成
したバスケット部を設け、チューブ内に通した心線の先
端をチューブの先端に固着し、心線の出し入れにより多
数の電極を配置したバスケット部を拡げるようにしたも
のが提案されている(米国特許第5255679号のF
IG.7参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記動物の治療におい
てカテーテル52の縫い付け部55を動物の皮膚に縫い
付ける場合は、カテーテル52を長期間にわたって留置
することは困難であり、動物のストレスも大きくなる。
さらには、雄の場合においては、ペニスを***より露出
させる必要があり、粘膜が乾燥し、別の炎症を生じ、開
腹手術や死に至ることがある。他方、前記バルーンカテ
ーテル62は、皮膚に縫い付ける必要はないが、バルー
ン部64がそれ自体の弾力性で収縮するので、たとえば
バルーン部64の表面に尿の成分が滞積し、その弾力性
が損なわれ、空気孔65を開いてもバルーン部64が収
縮しなくなることがある。そのような場合は、腹腔下よ
りバルーン部64を強制的に破る手術を行なう必要が生
ずる。
【0007】本発明は前記従来のカテーテルの問題を解
決するため、皮膚に縫い付ける必要がなく、ワンタッチ
で尿道内に留置することができ、しかも容易に取り外す
ことができる留置カテーテルを提供することを技術課題
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の留置カテーテル
(請求項1)は、先端近辺に長手方向に延びる複数本の
スリットを備えた可撓性を有するマレコットチューブ
と、そのマレコットチューブに沿って軸方向に移動自在
に配置され、その先端がマレコットチューブの先端に固
定されている可撓性を有する心線と、マレコットチュー
ブの基端側に固定され、その内部に心線の基端近辺を通
している筒状のコネクタと、そのコネクタに設けられ
る、心線の勝手な移動を拘束するストッパとを備えてい
ることを特徴としている。
【0009】このような留置カテーテルでは、マレコッ
トチューブ内の液体を通すための流路とは別個に通路を
設け、その通路内に心線を収容することもできるが、前
記流路内に液体を通す空間を残して心線を収容するのが
好ましい(請求項2)。その場合、前記ストッパを、心
線が貫通する孔を備え、摩擦力で心線の移動を拘束する
ゴム体で構成し、そのゴム体で心線とコネクタとの間の
シール作用を行わせるのが好ましい(請求項3)。ただ
しストッパを、コネクタに設けた心線と機械的に係合す
る部材で構成することもできる(請求項4)。さらに前
記コネクタの側壁に、内部と外部を連通する開口部と、
その開口部を開閉自在に密閉する蓋とを設けるのが好ま
しい(請求項5)。
【0010】また、マレコットチューブの先端部に、造
影部材やスケール(目盛り)などの挿入代を確認する手
段を設けるのが好ましい(請求項6)。さらにコネクタ
の端部から突出した心線の基端にノブを取り付け、前記
心線に、心線を基端側に引き出したときにコネクタの端
面からいくらか出ている部位を残して折り取るためのス
ナップ部を設けるのが一層好ましい(請求項6)。その
場合、コネクタの端面に、折り取った残りの心線の端部
を覆うカバー部を設けるのが好ましい(請求項7)。さ
らに心線の基端近辺を、あらかじめ先端側と基端側とに
分離しておき、それらの端部同士を、両者をその内部に
通すスナップチューブによって連結し、かつ、そのスナ
ップチューブの心線の分離点よりいくらかずれた部位
に、折り取り容易なスナップ点を形成するのが一層好ま
しい(請求項8)。
【0011】
【作用および発明の効果】本発明の留置カテーテル(請
求項1)では、片手でコネクタを保持し、他方の手でコ
ネクタの端部から突出している心線の基端を引くと、心
線の先端がマレコットチューブに固定されているため、
マレコットチューブに圧縮力が加わる。そのため、マレ
コットチューブのスリットで分割されているテープ状の
部位が座屈し、その中央部分で折れ曲がって外向きに拡
がる。そしてストッパの働きにより、その状態が維持さ
れる。他方、心線の基端を先端側に押すと、マレコット
チューブに引っ張り力が加わり、前記テープ状の部位が
引き延ばされ、マレコット部が収縮する。
【0012】したがってカテーテルを尿道に留置する場
合は、まず、マレコットチューブを先端部が膀胱内に入
るまで尿道に挿入し、ついで心線を引いてマレコット部
を拡張させ、ストッパを作用させるという簡単な操作で
よい。それによりマレコット部が拡張した状態が維持さ
れ、拡張したマレコット部が膀胱の内壁に引っかかり、
カテーテルを尿道内に安全に留置することができる。そ
れにより手技者の労力の低減化と、猫や犬などの動物へ
のストレスの軽減化を図ることができる。また、カテー
テル本体を母体に対してやさしく留置することができ、
治療期間の短縮、治癒率の向上を図ることができる。
【0013】なお、留置期間中、カテーテルはコネクタ
の部分だけが尿道の先端に出ているだけであるので、動
物がこれに噛みつくおそれが少なく、また舐めても外れ
ることがない。カテーテルを外す場合は、心線を押すこ
とにより、拡張していたマレコット部を強制的に収縮さ
せることができる。そのため、その状態でカテーテルを
引くだけで、尿道から簡単に抜くことができる。
【0014】マレコットチューブの流路内に液体を通す
空間を残して心線を収容した留置カテーテル(請求項
2)では、流路が液体を通す空間と心線を挿通させる通
路を兼ねているので、カテーテルをとくに太くする必要
がなく、従来とほぼ同じ太さで構成することができ、し
かも、内部空間が1本だけであるので、構成が簡単で製
造が容易である。
【0015】ストッパを心線を貫通させるゴム体で構成
し、そのゴム体で心線とコネクタとの間のシール作用を
行わせる留置カテーテル(請求項3)は、ゴム体の弾力
性と摩擦抵抗により、心線の軸方向の移動を拘束するこ
とができる。そのため、意図的に心線を移動する場合は
容易に移動させることができ、しかも心線が勝手に移動
するおそれが少ない。したがってマレコットを拡張した
り収縮する操作が容易で、かつ、マレコットが勝手に拡
がって留置カテーテルが尿道から抜け落ちるおそれが少
ない。また、ストッパがゴム体だけで構成されているの
で、構成が簡単で製造が容易である。さらにゴム体はコ
ネクタと心線の間でシール作用を奏するので、別個にシ
ール部材を設ける必要がない。なお、ゴム体によるシー
ル作用により、留置状態での外部から雑菌などが侵入す
ることを防止しうる。前記ストッパをコネクタに設けた
心線と機械的に係合する部材で構成する場合(請求項
4)は、留置カテーテルが一層確実に抜けにくくなる。
【0016】コネクタの側壁に内部と外部を連通する開
口部と、その開口部を開閉自在に密閉する蓋を設けた留
置カテーテル(請求項5)では、開口部を介して膀胱か
らの採尿や治療薬の注入を容易に行うことができる。ま
た留置状態では蓋で開口部を塞ぐことができるので、外
部からの雑菌の浸入を防止しうる。
【0017】またマレコットチューブの先端部に、挿入
代を確認する手段を設けた留置カテーテル(請求項6)
では、マレコット部が膀胱内に入っていることを充分確
認してからマレコットを拡張させることができる。さら
にコネクタの端部から突出した心線の基端にノブを取り
付け、前記心線に、心線を基端側に引き出したときにコ
ネクタの端面からいくらか出ている部位を残して折り取
るためのスナップ部を設けた留置カテーテル(請求項
7)では、ノブを引っ張ることにより、容易に心線をコ
ネクタから引き出すことができる。さらに引き出した
後、スナップ部で心線を簡単に折り取ることができ、ノ
ブや心線の無駄な突出部を容易に除去することができ
る。それにより、動物がノブをかじったり舐めたりしに
くくなる。さらにスナップ部で折り取ることにより、一
旦抜いた留置カテーテルのマレコット部を再拡張できな
くなる。そのため再使用を防ぐことができ、二次感染な
どの心配がなくなり、完全なディスポーザブル性を保証
することができる。また、マレコットコネクタの端面
に、折り取った残りの心線の端部を覆うカバー部を設け
た留置カテーテル(請求項8)では、心線の基端がカバ
ー部に覆われているので、動物が心線の基端を舐めよう
としても安全であり、あるいはその基端で皮膚などが傷
つくおそれが少ない。
【0018】心線の基端近辺をあらかじめ先端側と基端
側とに分離し、それらの端部同士をスナップチューブに
よって連結し、かつ、そのスナップチューブの特定の部
位にスナップ点を形成した留置カテーテル(請求項9)
では、心線の基端に曲げ方向の力を加えると、スナップ
チューブがスナップ点で破断し、心線を先端側と基端側
に容易に分離することができる。さらに心線の分離して
いる部位とスナップチューブのスナップ点とがずれてい
るので、スナップチューブの破断部から突出している心
線を他方のスナップチューブの空洞に挿入することがで
きる。したがって、一旦分離したノブが付いている心線
の基端側を一時的に先端側の端部に連結し、ノブを利用
して心線を先端側に押すことができる。それによりマレ
コットを収縮させる操作が容易になる。
【0019】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の留置カテーテルの実施の形態を説明する。図1および
図2は本発明のカテーテルの使用状態を示す側面図、図
3は本発明のカテーテルの一実施形態を示す一部断面側
面図、図4aは図3のカテーテルのコネクタ近辺を示す
要部拡大縦断面図、図4bは図4aの心線の拡大断面
図、図4cは図4bの要部拡大断面図、図4dは図4b
の心線の分離状態を示す断面図、図5aは図3のカテー
テルの先端部およびマレコット部を示す要部拡大断面
図、図5bは図4aのV-V 線断面図、図5cは図4aの
V-V 線断面図、図6aは図3のカテーテルのマレコット
部を拡張した状態を示す側面図、図6bは図6aのVI-V
I 線断面図である。
【0020】図3に示すカテーテル1の基部側(図面の
右側)には、コネクタ2が設けられており、その先端に
可撓性を有するマレコットチューブ3の基部が固着され
ている。コネクタ2は図4に示すように実質的に円筒状
を呈しており、たとえば透明なアクリル樹脂などの合成
樹脂の成形品からなる。コネクタ2の内部は空洞となっ
ており、軸方向の両端には小孔がそれぞれ穿孔されてい
る。コネクタ2の先端側は略円錐状に形成され、その部
分にマレコットチューブ3の基部が埋め込まれて固着さ
れている。マレコットチューブ3はたとえば透明なポリ
ウレタン樹脂により形成されている。
【0021】コネクタ2の内部には円柱状のシールゴム
4が装着されており、このシールゴム4の中心部分には
前後に貫通した貫通孔5が穿設されている。なおコネク
タ4内にシールゴム4を収容するため、コネクタ2は前
部2aと有底筒状の後部2bとに分けて成形し、シール
ゴム4を装着した後に、たとえば後部2bの前端を加熱
成形するなどにより、前部2aと溶着し、一体化する。
なお、ネジで螺合してもよく、接着してもよい。シール
ゴム4はたとえば天然ゴムで形成しうる。このシールゴ
ム4の貫通孔5および上記マレコットチューブ3内に
は、可撓性を有する心線6が軸方向に移動自在に挿通さ
れている。心線6はたとえばステンレス製のワイヤなど
で構成しうる。コネクタ2の後端には、折り取った心線
6の端部を覆うためのカバー部2cを形成するべく、溝
(スリット)2dが形成されている。
【0022】心線6の基部はコネクタ2の後端の孔2e
より突出しており、その基端には略円柱状のノブ7が固
定されている。この実施形態では、ノブ7に係合穴7a
を形成し、心線6の基端に固着した係合片(アンカー)
7bを挿入することにより係止させている。さらに本実
施形態では、図4bに拡大して示すように、心線6を分
離点Pにおいて先端側6aと基部側6bに分離し、その
周囲に設けたスナップチューブ8により両者を連結して
いる。すなわち先端側6aはスナップチューブ8の前端
部に固着し、基端側6bはスナップチューブ8の後部に
固着している。スナップチューブ8はたとえばステンレ
ス製のパイプから構成しうる。さらにスナップチューブ
8の周囲には、図4cに示すように、環状溝からなる折
り取り容易なスナップ点9が形成されている。スナップ
点9の位置は、心線6の分離点Pよりいくらか基端側に
ずれている。なお、先端側にずれていてもよい。
【0023】スナップチューブ8の外径は、心線6がシ
ールゴム4の貫通孔5に対し、スライド自在で、かつ、
シールゴム4の貫通孔5の内周面が心線6の外周面を圧
接する程度にシールゴム4の貫通孔5の内径よりいくら
か小さくしている。それにより、両者の摩擦力により、
ある程度以上の力を加えたときには心線6を軸方向に移
動させることができ、しかも心線6が勝手に移動しない
ようにしている。それにより意図的な操作により心線を
移動させて、任意の位置で止めておくことができる。同
時に、心線6とコネクタ2の隙間から雑菌が侵入するの
を防止している。
【0024】図4aに戻って、コネクタ2の前方には、
内部空洞と外部とを連通する開口10が設けられてい
る。さらにこの開口10の部分に対応したコネクタ2の
外周面には、環状の溝11が周設されており、その溝1
1に天然ゴム製のゴムリング12が装着されている。な
お図5cに示すように、環状溝11の上部は平坦にされ
ており、ゴムリング12の対応する部位を肉厚にしてい
る。そのためゴムリング12は勝手に回動しない。ゴム
リング12の下部には窓13が形成されている。このゴ
ムリング12は、図4aのように窓13が下向きになる
ように回動させている状態では開口10を閉じることが
でき、窓13が上向きになるように回動させると、コネ
クタ2の開口10を開放することができる。すなわちこ
のゴムリング12は請求項4の蓋である。
【0025】一方、マレコットチューブ3の先端側に
は、図5aに示すように、スリット15が軸方向に沿っ
て切り込まれている。それらのスリット15は図5bに
示すように、マレコットチューブ3の周方向に沿って略
等間隔で3本形成している。この部分がマレコット部1
6である。スリット15の長さは、マレコットチューブ
3の外径や長さに応じて適宜選択できるが、外径1.5
mmで長さ115mm程度のマレコットチューブの場
合、スリット15の長さは20mm程度である。スリッ
ト15な通常は、切り込みにより形成するので幅はな
い。しかし幅のあるスリット15を設けてもよい。心線
6の先端にはステンレス製のチューブ状のチップ17が
固着されており、このチップ17の外周面とマレコット
チューブ3の先端近辺の内周面とをエポキシ系の接着剤
などで接着し、さらにマレコットチューブ3の先端の空
所にその接着剤18を充填している。それにより、心線
6の先端部はマレコットチューブ3の先端近辺に固着さ
れる。なお、硬化した接着剤18の先端は、研磨するな
どにより丸く加工しており、それにより挿入時の尿道が
保護される。
【0026】前記ステンレス製のチップ17はX線を透
過するので、造影部材として利用することができない。
また、ステンレス製の心線6も造影部材として使用でき
ない。しかし心線6に被せるチップ17を白金、タング
ステン、金などで構成すると造影作用が高くなる。ま
た、チップ17に代えて、コイル状のものを心線6に被
せるようにしてもよい。さらにマレコットチューブ3の
材料に、硫酸バリウム、次炭酸ビスマスなどの造影性の
ある粉末を混合したものを、チューブの先端あるいは全
長に渡って用いることにより、マレコットチューブ3自
体に造影作用を付与することができる。このように留置
カテーテルに造影作用を付与する場合は、留置カテーテ
ルを尿道に装着するとき、X線で膀胱内におけるチップ
17の位置を確認し、マレコット部が膀胱内に充分に入
っていることを確認してからマレコット部を拡張させる
ことができる。また、図1に示すようにマレコットチュ
ーブ3の根元近辺に、スケール(目盛り)17aを印刷
しておくと、図1のように尿道に挿入したとき、マレコ
ットチューブ3の先端のおおよその位置がわかる。上記
のチップ17などの造影部材やスケール17aは、請求
項5における「挿入代を確認する手段」である。
【0027】また、心線6の外径はマレコットチューブ
3の内径より小さくしており、それにより図5bに示す
ように、マレコットチューブ3の内周面と心線6との間
に空間19を設けている。この空間19はをマレコット
チューブ3の先端側からコネクタ2の内部の空洞まで連
続している。その空間19はカテーテル1による採尿用
や投薬用の流路である。すなわちこの実施形態では、マ
レコットチューブ3の内部空洞は心線6を通す通路と、
液体を流す流路と兼ねている。
【0028】上記のごとく構成されるカテーテル1は、
片手の指でコネクタ2を摘み、他方の手の指でノブ7を
摘んで引くと、それに連動して心線6も手前にスライド
する。なおノブ7を摘んだ手を静止させてコネクタ2を
摘む手を押しても同じである。心線6が手前に引かれる
と、マレコットチューブ3の先端も手前に引かれ、圧縮
力が加わる。それによりマレコット部16を構成する3
本のテープ状の部分16aが座屈し、マレコット部16
を図6aおよび図6bに示すように拡張させることがで
きる。そしてマレコット部16を拡張させた状態でノブ
7から手を離しても、上述したようにシールゴム4の摩
擦力により、心線6はその位置で保持される。なお上記
の操作は、マレコットチューブ3および心線6が滑らか
に湾曲している場合でも可能である。
【0029】上記のように心線6をコネクタ2から引き
出すと、図4bに示すように、スナップチューブ8がコ
ネクタ2の貫通孔5から出てくる。そこでスナップ点で
スナップチューブを折り取る。それにより図4dに示す
ように、折り取った残りの部分がコネクタ2の貫通孔5
から出た状態で残る。しかしその部分はカバー部2cで
挟まれている溝2d内に隠れているので、邪魔にならな
い。その状態でカテーテル1を留置させておく。折り取
った側のノブ7、心線6bおよびスナップチューブ8は
保管しておく。なお残った部分では、図4dに示すよう
に、心線6aの端部がスナップチューブ8の端部よりい
くらか引っ込んでいる。
【0030】ついでカテーテル1を取り外す場合は、保
管しておいたノブ7を摘み、折り取った側の心線6bの
先端を残っているスナップチューブ8の端部に嵌合さ
せ、心線6a、6bの端面同士を当接させる。その状態
でノブ7を押すと、心線6a、6bの全体がマレコット
チューブ3の先端側にスライドするので、マレコット部
16は図3に示すように元の状態に戻る。なお上記の戻
し操作についても、マレコットチューブ3および心線6
が滑らかに湾曲していても可能である。
【0031】つぎに実際に犬、猫などの動物、人体など
の尿道にカテーテル1を挿入して治療する場合について
説明する。まず、マレコット部16を膨らませない状態
のカテーテル1を、図1の尿道20内に先端から挿入し
ていき、マレコット部16の先端部を膀胱21内に位置
させる。ついでノブ7を手前に引いて心線6を手前にス
ライドさせると、膀胱21内のマレコット部16が拡張
する。そのため拡張したマレコット部16がストッパと
なって、マレコット部16が膀胱21から抜け出るのを
防止することができ、カテーテル1を留置することがで
きる。
【0032】このようにカテーテル1を留置させた状態
で、種々の治療を行う。たとえば図2は、コネクタ2か
ら蓋(栓)22を外し、コネクタ2の開口10に採尿器
23を入れ、膀胱21内の尿をカテーテル1の流路(空
間)19を介して採尿している状態を示している。さら
にコネクタ2の開口10から流路19を介して膀胱21
内に治療薬を注入することもできる。
【0033】治療が完了してカテーテル1を取り外す場
合は、心線6を先端側に押すとマレコット部16が収縮
して閉じる。そのため、そのままカテーテル1を手前に
引くことにより、カテーテル1を尿道20から容易に抜
くことができる。
【0034】このように、上記のカテーテル1では、尿
道20内に挿入して、ノブ7を手前に引くだけで、膀胱
21ないし尿道20内にカテーテル1をワンタッチで留
置することができる。そのため、治療期間の短縮、治癒
率の向上を図ることができる。また、従来の方法と比較
して、より簡単にカテーテル1を留置しうるので、手技
者の労力の低減、動物へのストレスの軽減化を図ること
ができる。また、カテーテル1を尿道20から抜く場合
も、簡単である。さらにノブ7がスナップ部で分離され
ているので、心線6aを再度引くことができず、マレコ
ット部が開かない。そのため完全なディスポーザブル性
も確保することができる。
【0035】なお、上記の実施形態では、心線6をその
位置で止める方法としてシールゴム4の摩擦力を用いて
いる。そのため、シールゴム4の貫通孔5の部分でシー
ル性が保持されることになり、カテーテル1の留置状態
で外部から尿道20内に雑菌などが入るのを防止するこ
とができる。
【0036】また、構成を簡単にするため、スナップチ
ューブ8を用いずに、心線6に直接スナップ点を設ける
こともできる。また心線6を工具で折り取ったり折り曲
げたりするようにしてもよい。しかしスナップチューブ
8を設けたり、スナップ点9を設ける方が操作が簡単で
あるので好ましい。またスナップチューブ8のスナップ
点として、あるいは心線6に設けるスナップ点として、
あらかじめ分離しているスナップチューブの端部同士や
心線の端部同士を、折り取り可能な接着剤などで接合し
てもよい。またスナップチューブ8を設けると、その部
位の心線6の直径が大きくなるので、シールゴムによる
摩擦力が安定する利点がある。
【0037】他方、スナップチューブあるいは心線とシ
ールゴムとの摩擦だけでは心線が移動するおそれがある
場合は、たとえば心線とコレットチャックからなる機械
的なストッパ機構を設ける。このストッパ機構はコネク
ター、心線、コレットチャックおよび締付けナットから
構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカテーテルの使用状態を示す概略側
面図である。
【図2】 本発明のカテーテルの他の使用状態を示す概
略側面図である。
【図3】 本発明のカテーテルの一実施形態を示す一部
断面側面図である。
【図4】 図4aは図3のカテーテルのコネクタ近辺を
示す要部拡大縦断面図、図4bは図4aの心線の拡大断
面図、図4cは図4bの要部拡大断面図、図4dは図4
bの心線の分離状態を示す断面図である。
【図5】 図5aは図3のカテーテルの先端部およびマ
レコット部を示す要部拡大断面図、図5bは図4aのV-
V 線断面図、図5cは図4aのV-V 線断面図である。
【図6】 図6aは図3のカテーテルのマレコット部を
拡張した状態を示す側面図、図6bは図6aのVI-VI 線
断面図である。
【図7】 図7aは従来の動物用のカテーテルの使用状
態を示す概略側面図であり、図7bはそのカテーテルの
平面図である。
【図8】 従来例の人体用の留置カテーテルの使用法を
示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 カテーテル 2 コネクタ 3 マレコットチューブ 4 シールゴム 5 貫通孔 6 心線 6a 先端側(心線) 6b 基端側(心線) 7 ノブ 8 スナップチューブ P 分離点 9 スナップ点 10 開口 11 溝 12 ゴムリング 13 窓 15 スリット 16 マレコット部 17 チップ 18 接着剤 19 空間(流路) 20 尿道 21 膀胱 22 蓋 23 採尿器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端近辺に長手方向に延びる複数本のス
    リットを備えた可撓性を有するマレコットチューブと、
    そのマレコットチューブに沿って軸方向に移動自在に配
    置され、その先端がマレコットチューブの先端に固定さ
    れている可撓性を有する心線と、マレコットチューブの
    基端側に固定され、その端部から心線の基端を突出させ
    ている筒状のコネクタと、そのコネクタに設けられる、
    心線の勝手な移動を拘束するストッパとを備えている留
    置カテーテル。
  2. 【請求項2】 前記心線がマレコットチューブ内の流路
    内に空間を残して収容されている請求項1記載の留置カ
    テーテル。
  3. 【請求項3】 前記ストッパが、心線が貫通する孔を備
    え、摩擦力で心線の移動を拘束するゴム体であり、その
    ゴム体が心線とコネクタとの間のシール作用を奏してい
    る請求項2記載の留置カテーテル。
  4. 【請求項4】 前記ストッパが、コネクタに設けられ
    た、心線と機械的に係合する部材である請求項1記載の
    留置カテーテル。
  5. 【請求項5】 前記コネクタの側壁に、内部と外部を連
    通する開口部と、その開口部を開閉自在に密閉する蓋と
    が設けられている請求項2記載の留置カテーテル。
  6. 【請求項6】 前記マレコットチューブに、挿入代を確
    認する手段が設けられている請求項1記載の留置カテー
    テル。
  7. 【請求項7】 前記コネクタの端部から突出している心
    線の基端にノブが取り付けられており、かつ、前記心線
    に、心線を基端側に引き出したとき、コネクタの端面か
    らいくらか出ている部位を残して折り取るためのスナッ
    プ部が設けられている請求項1記載の留置カテーテル。
  8. 【請求項8】 前記コネクタの端面に、折り取った残り
    の心線の端部を覆うカバー部が設けられている請求項7
    記載の留置カテーテル。
  9. 【請求項9】 前記心線の基端近辺が、あらかじめ先端
    側と基端側とに分離されると共に、それらの端部同士
    が、両者をその内部に通すスナップチューブによって連
    結されており、かつ、そのスナップチューブの心線の分
    離点よりいくらかずれた部位に、折り取り容易なスナッ
    プ点が形成されている請求項7記載の留置カテーテル。
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