JP2001197861A - 外果皮を有した液果の乾燥方法、その装置、梅漬の乾燥方法およびブルーベリの乾燥方法 - Google Patents

外果皮を有した液果の乾燥方法、その装置、梅漬の乾燥方法およびブルーベリの乾燥方法

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JP2001197861A
JP2001197861A JP2000007813A JP2000007813A JP2001197861A JP 2001197861 A JP2001197861 A JP 2001197861A JP 2000007813 A JP2000007813 A JP 2000007813A JP 2000007813 A JP2000007813 A JP 2000007813A JP 2001197861 A JP2001197861 A JP 2001197861A
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epicarp
dried
microwave
berry
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Kenji Yamamoto
健児 山本
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KUMETA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観、歯触りおよび戻し性が良好な梅漬の乾
燥装置を提供する。 【解決手段】 ベルトコンベア11の幅寸法が略400m
mの無端ベルト10上に梅漬29を約3.75kg/m2
なる条件で投入する。梅漬29に3基の出力1.7kWの
マイクロ波発生手段15,15から周波数が略2450MH
zのマイクロ波を約6分間照射して第1次乾燥する。梅
漬29の表面の外果皮の水分の一部が水蒸気として蒸発
し、内部の水分の一部が水蒸気となって外果皮が破けな
い程度の内圧により外果皮に張力が作用して丸く膨らん
だ状態となる。梅漬29を冷却させずに直ちに加熱乾燥室
7に搬送し、略50℃に加熱した空気を略1m/秒で略
16時間無端ベルト10の下方から上方に向けて送風して
熱風乾燥する。長期保存が可能な水分が略13%で、ス
ポンジ状で食した際にサクサクとした良好な歯触りで風
味が変わらず、温水や酒などにて短時間に復元する良好
な戻し性の乾燥梅漬を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外果皮を有した液
果を乾燥する乾燥方法、その装置、梅漬を乾燥する乾燥
方法およびブルーベリの乾燥方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば梅干しあるいは梅の実を干
すことなく単に塩漬けにした梅漬の乾燥物として、例え
ば梅干しや梅漬の肉をすり身状にしてデキストリンなど
のバインダを添加し、乾燥造粒した後に直接食するのに
適したペレット状に成形したもの、梅干しを熱風乾燥な
どにより乾燥し直接食する他に水戻しにより再び梅干し
や梅漬にする保存食品としたものなど各種のものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ペレッ
ト状に成形する構成では、バインダなどの添加剤が混入
するため、購買意欲の向上が図りにくい。また、添加剤
によっては梅肉本来の旨味を損なうおそれもある。ま
た、梅干しを熱風などにより直接乾燥する構成では、例
えば略球状の梅漬でも収縮して外面に複数のしわが生
じ、外観が損なわれる。さらには、乾燥後の収縮した状
態では硬質となり、直接食するには困難で良好な食感が
得られにくいとともに、水戻しの際に時間を要する問題
がある。
【0004】そして、これらの問題は、梅干しや梅漬に
限らず、各種野菜や果物などでも同様である。
【0005】本発明は、これらの問題点に鑑み、外観が
良好で良好な歯触りが得られ水戻り性が良好な外果皮を
有した液果の乾燥方法、その装置、梅漬の乾燥方法およ
びブルーベリの乾燥方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の外果皮を
有した液果の乾燥方法は、外果皮を有した液果に内圧に
より前記外果皮を破裂させない条件でマイクロ波を照射
して内部の水分の一部を水蒸気として蒸発させてマイク
ロ波乾燥し、このマイクロ波乾燥した後の前記液果を加
熱して加熱乾燥するものである。
【0007】そして、内圧により外果皮が破裂しない条
件で外果皮を有した液果にマイクロ波を照射して内部の
水分の一部を水蒸気として蒸発させた後に加熱乾燥する
ため、外果皮にしわなどが生じずに内部がスポンジ状の
膨らんだ状態で乾燥され、外観が向上するとともに直接
食した際に良好な歯触りが得られ、温水や酒などで短時
間に元の状態に復元する良好な戻し性が得られる。
【0008】請求項2記載の外果皮を有した液果の乾燥
方法は、請求項1記載の外果皮を有した液果の乾燥方法
において、加熱乾燥は、マイクロ波の照射により発生し
た水蒸気が水分に変化する前に行うものである。
【0009】そして、マイクロ波の照射により発生した
水蒸気が水分に変化する前に加熱して乾燥するため、水
蒸気が水分に変化することにより内圧が低下し外果皮が
縮んでしわが生じることを防止する。
【0010】請求項3記載の外果皮を有した液果の乾燥
方法は、外果皮を有した液果を加熱して内部の水分の一
部を蒸発させて加熱乾燥し、この加熱乾燥した前記液果
に内圧により前記外果皮を破裂させない条件でマイクロ
波を照射してマイクロ波乾燥するものである。
【0011】そして、外果皮を有した液果を加熱して内
部の水分の一部を蒸発させた後に内圧により外果皮が破
裂しない条件でマイクロ波を照射して乾燥するため、例
えばブルーベリなどの外果皮が通気性の低いものでも、
あらかじめ加熱により水分をある程度蒸発させておくこ
とにより、外果皮が破裂することなしに外果皮にしわな
どが生じずに内部がスポンジ状の膨らんだ状態で乾燥さ
れ、外観が向上するとともに直接食した際に良好な歯触
りが得られ、温水や酒などで短時間に元の状態に復元す
る良好な戻し性が得られる。
【0012】請求項4記載の外果皮を有した液果の乾燥
方法は、請求項3記載の外果皮を有した液果の乾燥方法
において、マイクロ波を照射する前に水分が約30%以
下になるまで加熱乾燥するものである。
【0013】そして、マイクロ波を照射する前に水分が
約30%以下になるまで加熱乾燥することにより、マイ
クロ波を照射して乾燥する際に外果皮が破裂することな
く容易に液果が乾燥される。
【0014】請求項5記載の外果皮を有した液果の乾燥
方法は、外果皮を有した液果に内圧により前記外果皮を
破裂させない条件でマイクロ波を照射しつつ加熱して乾
燥するものである。
【0015】そして、内圧により外果皮を破裂しない条
件で外果皮を有した液果にマイクロ波を照射しつつ加熱
して乾燥するため、外果皮にしわなどが生じずに内部が
スポンジ状の膨らんだ状態で乾燥され、外観が向上する
とともに直接食した際に良好な歯触りが得られ、温水や
酒などで短時間に元の状態に復元する良好な戻し性が得
られる。
【0016】請求項6記載の外果皮を有した液果の乾燥
方法は、請求項1ないし5いずれか一記載の外果皮を有
した液果の乾燥方法において、加熱乾燥は、熱風を液果
に下方から上方に向けて送風するものである。
【0017】そして、加熱乾燥の際に熱風を液果に下方
から上方に向けて送風するため、液果の全体に熱風が接
触してむらなく略均一に加熱乾燥する。
【0018】請求項7記載の梅漬の乾燥方法は、梅漬に
周波数が略2450MHzのマイクロ波を1分間以上1
5分間以下で照射した後に50℃以上180℃以下の熱
風を5時間以上24時間以下で送風して熱風乾燥するも
のである。
【0019】そして、梅漬に周波数が略2450MHz
のマイクロ波を1分間以上15分間以下で照射した後に
50℃以上180℃以下の熱風を5時間以上24時間以
下で送風して熱風乾燥するため、しわなどが生じずに内
部がスポンジ状の丸く膨らんだ状態で乾燥され、外観が
向上するとともに風味を損なうことなく直接食した際に
良好な歯触りが得られ、温水や酒などで短時間に元の状
態に復元する良好な戻し性が得られる。
【0020】ここで、マイクロ波の照射時間が1分間よ
り短くなるとある程度の乾燥状態が得られず、後段での
熱風乾燥の際にしわが生じ、15分間より長くなると、
外果皮が破れるなどの損傷する割合が増大するため、マ
イクロ波の照射時間を1分間以上15分間以下とする。
また、熱風温度が50℃より低くなると乾燥に時間がか
かり効率よく乾燥できなくなり、180℃より高温とな
ると梅漬の組成が変化してしまい、食感や味覚、風味な
どが変化してしまうため、熱風温度を50℃以上180
℃以下とする。さらに、熱風乾燥時間が5時間より短く
なると十分に乾燥されず、保存性が低下し、24時間よ
り長くなると過度に乾燥され、梅漬の組成が変化して食
感や味覚、風味などが変化するおそれがあるため、熱風
乾燥時間を5時間以上24時間以下とする。
【0021】請求項8記載のブルーベリの乾燥方法は、
ブルーベリに50℃以上180℃以下の熱風を10時間
以上30時間以下で送風して熱風乾燥した後に周波数が
略2450MHzのマイクロ波を1分間以上15分間以
下で照射するものである。
【0022】ブルーベリに50℃以上180℃以下の熱
風を10時間以上30時間以下で送風して熱風乾燥した
後に周波数が略2450MHzのマイクロ波を1分間以
上15分間以下で照射して乾燥するため、しわなどが生
じずに内部がスポンジ状の丸く膨らんだ状態で乾燥さ
れ、外観が向上するとともに風味を損なうことなく直接
食した際に良好な歯触りが得られ、温水や酒などで短時
間に元の状態に復元する良好な戻し性が得られる。
【0023】ここで、熱風温度が50℃より低くなると
乾燥に時間がかかり効率よく乾燥できなくなり、180
℃より高温となるとブルーベリの組成が変化してしま
い、食感や味覚、風味などが変化してしまうため、熱風
温度を50℃以上180℃以下とする。また、熱風乾燥
時間が5時間より短くなると十分に乾燥されず、保存性
が低下し、24時間より長くなると過度に乾燥され、ブ
ルーベリの組成が変化して食感や味覚、風味などが変化
するおそれがあるため、熱風乾燥時間を5時間以上24
時間以下とする。さらに、マイクロ波の照射時間が1分
間より短くなるとある程度の乾燥状態が得られず、後段
での熱風乾燥の際にしわが生じ、15分間より長くなる
と、外果皮が破れるなどの損傷する割合が増大するた
め、マイクロ波の照射時間を1分間以上15分間以下と
する。
【0024】請求項9記載の外果皮を有した液果の乾燥
装置は、外果皮を有した液果にマイクロ波を照射し内圧
により前記外果皮を破裂させることなく内部の水分の一
部を水蒸気として蒸発させるマイクロ波乾燥手段と、前
記液果を加熱乾燥する加熱乾燥手段とを具備したもので
ある。
【0025】そして、内圧により外果皮を破裂させるこ
となく外果皮を有した液果にマイクロ波を照射して内部
の水分の一部を水蒸気として蒸発させるマイクロ波乾燥
と、液果を加熱して乾燥する加熱乾燥との併用により、
外果皮にしわなどが生じずに内部がスポンジ状の膨らん
だ状態で乾燥され、外観が向上するとともに直接食した
際に良好な歯触りが得られ、温水や酒などで短時間に元
の状態に復元する良好な戻し性が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
梅漬の乾燥装置の構成について図面を参照して説明す
る。
【0027】図において、1は乾燥装置で、この乾燥装
置1は、筐体2とこの筐体2を支持する台座体3とを備
えている。
【0028】そして、筐体2は、内部が中空で長手寸法
が略2600mm、幅寸法が略800mmの長手箱状で
長手方向の両端面に投入口4および排出口5をそれぞれ
開口するトンネルキルン状に形成されている。そして、
この筐体2内には、例えば長手方向の投入口4が開口す
る側に余熱室6が区画形成され、長手方向の排出口5が
開口する側に加熱乾燥室7が区画形成され、余熱室6と
加熱乾燥室7との間にマイクロ波照射室8が区画形成さ
れている。
【0029】また、台座体3は、長手箱状の筐体2の下
部に筐体2を載置保持する略箱状に形成されている。
【0030】さらに、乾燥装置1には、搬送手段として
の通気可能な例えば幅寸法が略400mmのネット状の
無端ベルト10を有したベルトコンベア11が、筐体2の投
入口4から余熱室6、マイクロ波照射室8および加熱乾
燥室7を介し排出口5を通って台座体3内の複数のプー
リ12に無端ベルト10が掛け渡されて配設されている。
【0031】そして、マイクロ波照射室8には、内部に
例えば家庭用電子レンジで用いられる周波数が略245
0MHzのマイクロ波を導入する出力1.7kWのマイ
クロ波乾燥手段としてのマイクロ波発生手段15が3基設
けられている。なお、余熱室6および加熱乾燥室7によ
り、マイクロ波照射室8に開口する無端ベルト10が挿通
する開口が開口形成されていても、マイクロ波が筐体2
外に漏れ出ない。
【0032】また、加熱乾燥室7の下部には熱風導入路
20が設けられ、この熱風導入路20の下部には、図3に示
すように、フィルタ21を介して除塵した空気を熱風導入
路20内に送風するブロワなどの送風手段22と、この送風
手段22により送風される空気を加熱して熱風とするヒー
タなどの加熱手段23とを備えた加熱乾燥手段24が配設さ
れている。
【0033】さらに、加熱乾燥室7内には、熱風導入路
20の送風口25の周縁とにてベルトコンベア11の無端ベル
ト10の両側縁を摺動自在に略挟持して送風される熱風が
漏れることなく通気性の無端ベルト10を下方から流通さ
せ上方に案内するガイド部材26が配設されている。
【0034】また、加熱乾燥室7の上部には、ダンパな
どの開閉装置27にて開閉可能な排気口28が開口形成され
ている。
【0035】次に、上記実施の形態の乾燥装置の乾燥動
作を説明する。
【0036】なお、被乾燥物として、外果皮を有した液
果として市販されている梅の実を塩漬けした梅漬29を用
いて説明する。また、マイクロ波照射室8は、幅寸法が
略400mmの無端ベルト10を備えたベルトコンベア11
にて搬送される梅漬29にマイクロ波を照射する面積が約
0.4m2 に形成したものを用い、ベルトコンベア11の
無端ベルト10上に梅漬29を約3.75kg/m2 となる
条件で投入した。
【0037】そして、ベルトコンベア11にて搬送される
梅漬29に3基の出力1.7kWのマイクロ波発生手段1
5,15から周波数が略2450MHzのマイクロ波を1
分間以上15分間以下、好ましくは約6分間照射してマ
イクロ波乾燥である第1次乾燥する。このマイクロ波の
照射により、梅漬29は丸く膨らんだ状態となる。すなわ
ち、梅漬29の表面の外果皮の水分の一部が水蒸気として
蒸発するとともに、梅漬29の内部の水分の一部が水蒸気
となって、外果皮が破けない程度の内圧により外果皮に
張力が作用して丸く膨らんだ状態となる。
【0038】ここで、マイクロ波の照射時間が1分間よ
り短くなるとある程度の乾燥状態が得られず、後段での
熱風乾燥の際にしわが生じ、15分間より長くなると、
外果皮が破れるなどの損傷する割合が増大するため、マ
イクロ波の照射時間を1分間以上15分間以下、好まし
くは約6分間とする。
【0039】なお、このマイクロ波の照射により、梅漬
29の水分は、処理前の略54%から34%まで乾燥され
ており、内部の水蒸気も外果皮を介して蒸発したものと
考えられる。
【0040】さらに、マイクロ波の照射にて第1次乾燥
してある程度乾燥した梅漬29を冷却させずに直ちに加熱
乾燥室7に搬送し、加熱乾燥である第2次乾燥する。す
なわち、50℃以上180℃以下、好ましくは略50℃
に加熱した空気を、略1m/秒で5時間以上24時間以
下、好ましくは略16時間無端ベルト10の下方から送風
して熱風乾燥し、長期保存が可能な水分が略13%の乾
燥物である乾燥梅漬を得た。なお、この熱風の送風によ
り、梅漬29は無端ベルト10上で小刻みに上下移動され、
梅漬29の全体に熱風が送風される状態で搬送された。
【0041】ここで、熱風温度が50℃より低くなると
乾燥に時間がかかり効率よく乾燥できなくなり、180
℃より高温となると梅漬の組成が変化してしまい、食感
や味覚、風味などが変化してしまうため、熱風温度を5
0℃以上180℃以下、好ましくは略50℃とする。ま
た、熱風乾燥時間が5時間より短くなると十分に乾燥さ
れず、保存性が低下し、24時間より長くなると過度に
乾燥され、梅漬の組成が変化して食感や味覚、風味など
が変化するおそれがあるため、熱風乾燥時間を5時間以
上24時間以下、好ましくは略50℃の熱風で略16時
間とする。
【0042】そして、この得られた乾燥梅漬は、マイク
ロ波の照射後の丸く膨らんだ状態のまま乾燥固化してお
り、内部はスポンジ状で食した際にサクサクとした良好
な歯触りが得られ、乾燥前の梅漬29と変わりない風味が
得られた。さらに、乾燥梅漬を水や酒、温水、湯などの
液体に浸すことにより短時間で略球状の元の梅漬の状態
に復元でき、良好な戻し性が得られた。
【0043】上述したように、内圧により外果皮を破裂
させることなく梅漬29にマイクロ波を照射して内部の水
分の一部を水蒸気として蒸発させた後に加熱乾燥するた
め、外果皮にしわなどが生じずに内部がスポンジ状の丸
く膨らんだ状態で乾燥され、外観が向上するとともに風
味が損なわれることなく直接食した際に良好な歯触りが
得られ、温水や酒などで短時間に元の状態に復元する良
好な戻し性が得ることができる。
【0044】また、マイクロ波の照射により発生した水
蒸気が冷却されて水分に変化する前に直ちに熱風により
第2次乾燥するため、水蒸気が水分に変化することによ
り内圧が低下し外果皮が縮んでしわが生じることを防止
できる。
【0045】さらに、第2次乾燥の際に熱風を梅漬29に
下方から上方に向けて送風するため、梅漬29の全体に熱
風が接触してむらなく略均一に加熱乾燥できる。
【0046】なお、上記実施の形態において、梅漬29を
乾燥して説明したが、梅漬29に限らず、梅干しなどの外
果皮を有した液果の加工品や、梅の実、ぶどう、びわ、
あんず、いちじく、もも、プラムなど、いわゆる果物と
して流通されるいずれの外果皮を有した液果でもでき
る。
【0047】そして、照射するマイクロ波の周波数は、
2450MHzに限られず、いずれのマイクロ波でもよ
いが、上述したように家庭用電子レンジで用いられる周
波数が略2450MHzのマイクロ波を導入する一般的
に普及されて入手が容易なマイクロ波発生手段15を用い
ることが好ましい。
【0048】さらに、第2次乾燥として、熱風により加
熱乾燥して説明したが、例えば遠赤外線などにより加熱
乾燥するなど、いずれの加熱乾燥方法でもよいが、上述
したように、熱風乾燥がより均一な乾燥が得られるので
好ましい。
【0049】そして、この熱風は、下方から送風する通
気流に限らず、ベルトコンベア11の無端ベルト10の搬送
面に沿って送風する平行流としてもよい。
【0050】また、無端ベルト10を備えたベルトコンベ
ア11にて搬送しつつマイクロ波照射室8と加熱乾燥室7
とを区画した1つのトンネルキルン型の連続式の乾燥装
置1にて乾燥したが、例えばマイクロ波を照射する装置
と加熱乾燥する装置とが別体の構成、バッチ式に乾燥す
る構成、回転式など、いずれの構成でもよい。
【0051】さらに、余熱室を設けなくてもよい。
【0052】また、マイクロ波を照射して第1次乾燥し
た後に熱風により加熱して第2次乾燥する工程について
説明したが、例えば図4に示すように、マイクロ波を照
射しつつ加熱して乾燥してもよい。
【0053】すなわち、図4において、31は乾燥装置
で、この乾燥装置31は、筐体32を備えている。そして、
筐体32は、内部が中空の長手箱状で、長手方向の両端面
に投入口4および排出口5をそれぞれ開口するトンネル
キルン状に形成されている。そして、この筐体2内の略
中央には、図1ないし図3に示す実施の形態のマイクロ
波照射室8と加熱乾燥室7とが同一の乾燥室33が形成さ
れている。
【0054】また、乾燥装置31には、搬送手段としての
通気可能な例えば幅寸法が略400mmのネット状の無
端ベルト10を有したベルトコンベア11が、筐体32の投入
口4から乾燥室33を介して排出口5を通って複数のプー
リ12に無端ベルト10が掛け渡されて配設されている。
【0055】そして、乾燥室33には、内部に例えば家庭
用電子レンジで用いられる周波数が略2450MHzの
マイクロ波を導入する出力1.7kWのマイクロ波乾燥
手段としてのマイクロ波発生手段15が3基設けられてい
る。また、乾燥室33には、ベルトコンベア11にて搬送さ
れる外果皮を有した液果である梅漬29に下方から熱風を
送風する送風手段22を備えた加熱乾燥手段34が設けられ
ている。さらに、乾燥室33には、乾燥室33内の空気を排
気する排気ダクト35を有した排気手段36が設けられてい
る。
【0056】また、この乾燥装置31による乾燥は、ベル
トコンベア11の無端ベルト10にて搬送される梅漬29にマ
イクロ波を照射しつつ加熱する。
【0057】この図4に示す実施の形態も同様に、内圧
により外果皮を破裂させることなく梅漬29にマイクロ波
を照射して内部の水分の一部を水蒸気として蒸発させた
後に加熱乾燥するため、外果皮にしわなどが生じずに内
部がスポンジ状の丸く膨らんだ状態で乾燥され、外観が
向上するとともに風味が損なわれることなく直接食した
際に良好な歯触りが得られ、温水や酒などで短時間に元
の状態に復元する良好な戻し性を得ることができる。
【0058】次に、さらに他の実施の形態を梅漬29に代
えてブルーベリを用いて説明する。
【0059】なお、乾燥する装置としては、図1ないし
図3に示す乾燥装置31によるマイクロ波乾燥後に加熱乾
燥する構成を逆転させたもの、すなわち、あらかじめ加
熱乾燥した後にマイクロ波乾燥する構成とする。
【0060】そして、ブルーベリの乾燥に際しては、ベ
ルトコンベア11にて搬送されるブルーベリに、加熱乾燥
室7で50℃以上180℃以下、好ましくは略70℃に
加熱した空気を、略0.4m/秒で10時間以上30時
間以下、好ましくは略24時間無端ベルト10の下方から
送風して熱風乾燥し、水分が略30%前後となるまで加
熱乾燥する。
【0061】このベルトコンベア11にて搬送されつつ加
熱乾燥されたブルーベリは、マイクロ波照射室8でベル
トコンベア11に搬送されつつ3基の出力1.7kWのマ
イクロ波発生手段15,15から周波数が略2450MHz
のマイクロ波を1分間以上15分間以下、好ましくは略
1分間照射されてマイクロ波乾燥され、長期保存が可能
な水分が略13%の乾燥物である乾燥ブルーベリが得ら
れる。
【0062】ここで、熱風温度が50℃より低くなると
乾燥に時間がかかり効率よく乾燥できなくなり、180
℃より高温となるとブルーベリの組成が変化してしま
い、食感や味覚、風味などが変化してしまうため、熱風
温度を50℃以上180℃以下、好ましくは略70℃と
する。また、熱風乾燥時間が5時間より短くなると十分
に乾燥されず、保存性が低下し、24時間より長くなる
と過度に乾燥され、ブルーベリの組成が変化して食感や
味覚、風味などが変化するおそれがあるため、熱風乾燥
時間を5時間以上24時間以下、好ましくは略70℃の
熱風で略24時間とする。さらに、マイクロ波の照射時
間が1分間より短くなるとある程度の乾燥状態が得られ
ず、後段での熱風乾燥の際にしわが生じ、15分間より
長くなると、外果皮が破れるなどの損傷する割合が増大
するため、マイクロ波の照射時間を1分間以上15分間
以下、好ましくは略1分間とする。
【0063】このように、ブルーベリなどの外果皮が通
気性の低い液果を乾燥する場合、図1ないし図3に示す
実施の形態のように加熱乾燥する前にマイクロ波を照射
すると、外果皮が破裂して良好な歩留まりで乾燥できな
いおそれがあるが、あらかじめ水分を30%前後まで加
熱乾燥してからマイクロ波を照射して乾燥することによ
り、外果皮を破裂することなく容易に良好な歩留まりで
乾燥できる。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の外果皮を有した液果の乾
燥方法によれば、内圧により外果皮を破裂させずにマイ
クロ波を液果に照射して内部の水分の一部を水蒸気とし
て蒸発させた後に加熱乾燥するため、外果皮にしわなど
が生じずに内部がスポンジ状の膨らんだ状態に乾燥で
き、外観を向上できるとともに良好な歯触りを得ること
ができ、温水や酒などで短時間に元の状態に復元する良
好な戻し性を得ることができる。
【0065】請求項2記載の外果皮を有した液果の乾燥
方法によれば、請求項1記載の外果皮を有した液果の乾
燥方法の効果に加え、マイクロ波の照射により発生した
水蒸気が水分に変化する前に加熱して乾燥するため、水
蒸気が水分に変化することにより内圧が低下し外果皮が
縮んでしわが生じることを防止でき、外観、歯触りおよ
び戻し性が良好な液果の乾燥物が得られる。
【0066】請求項3記載の外果皮を有した液果の乾燥
方法によれば、液果を加熱して内部の水分の一部を蒸発
させた後に内圧により外果皮が破裂しない条件でマイク
ロ波を照射して乾燥するため、例えばブルーベリなどの
外果皮が通気性の低いものでも、あらかじめ加熱により
水分をある程度蒸発させておくことにより、外果皮が破
裂することなしに外果皮にしわなどが生じずに内部がス
ポンジ状の膨らんだ状態で乾燥でき、外観を向上できる
とともに直接食した際に良好な歯触りを得ることがで
き、温水や酒などで短時間に元の状態に復元する良好な
戻し性を得ることができる。
【0067】請求項4記載の外果皮を有した液果の乾燥
方法によれば、請求項3記載の外果皮を有した液果の乾
燥方法の効果に加え、マイクロ波を照射する前に水分が
約30%以下になるまで加熱乾燥するため、マイクロ波
を照射して乾燥する際に外果皮が破裂することなく容易
に液果を乾燥できる。
【0068】請求項5記載の外果皮を有した液果の乾燥
方法によれば、内圧により外果皮を破裂しない条件で液
果にマイクロ波を照射しつつ加熱して乾燥するため、外
果皮にしわなどが生じずに内部がスポンジ状の膨らんだ
状態に乾燥でき、外観を向上できるとともに良好な歯触
りを得ることができ、温水や酒などで短時間に元の状態
に復元する良好な戻し性を得ることができる。
【0069】請求項6記載の外果皮を有した液果の乾燥
方法によれば、請求項1ないし5いずれか一記載の外果
皮を有した液果の乾燥方法の効果に加え、加熱乾燥の際
に熱風を液果に下方から上方に向けて送風するため、液
果の全体に熱風が接触してむらなく略均一に加熱乾燥で
きる。
【0070】請求項7記載の梅漬の乾燥方法によれば、
梅漬に周波数が略2450MHzのマイクロ波を1分間
以上15分間以下で照射した後に50℃以上180℃以
下の熱風を5時間以上24時間以下で送風して熱風乾燥
するため、しわなどが生じずに内部がスポンジ状の丸く
膨らんだ状態に乾燥でき、外観を向上できるとともに良
好な歯触りを得ることができ、温水や酒などで短時間に
元の状態に復元する良好な戻し性を得ることができる。
【0071】請求項8記載のブルーベリの乾燥方法によ
れば、ブルーベリに50℃以上180℃以下の熱風を1
0時間以上30時間以下で送風して熱風乾燥した後に周
波数が略2450MHzのマイクロ波を1分間以上15
分間以下で照射して乾燥するため、しわなどが生じずに
内部がスポンジ状の丸く膨らんだ状態に乾燥でき、外観
を向上できるとともに良好な歯触りを得ることができ、
温水や酒などで短時間に元の状態に復元する良好な戻し
性を得ることができる。
【0072】請求項9記載の外果皮を有した液果の乾燥
装置によれば、内圧により外果皮を破裂させることなく
液果にマイクロ波を照射して内部の水分の一部を水蒸気
として蒸発させるマイクロ波乾燥と、液果を加熱して乾
燥する加熱乾燥とを併用するこうにより、外果皮にしわ
などが生じずに内部がスポンジ状の膨らんだ状態に乾燥
でき、外観を向上できるとともに良好な歯触りを得るこ
とができ、温水や酒などで短時間に元の状態に復元する
良好な戻し性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す乾燥装置の構成の
側面断面図である。
【図2】同上マイクロ波照射室における端面断面図であ
る。
【図3】同上加熱乾燥室における端面断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す乾燥装置の構成
の側面断面図である。
【符号の説明】
1,31 乾燥装置 15 マイクロ波乾燥手段としてのマイクロ波発生手段 24,34 加熱乾燥手段 29 外果皮を有した液果である梅漬

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外果皮を有した液果に内圧により前記外
    果皮を破裂させない条件でマイクロ波を照射して内部の
    水分の一部を水蒸気として蒸発させてマイクロ波乾燥
    し、 このマイクロ波乾燥した後の前記液果を加熱して加熱乾
    燥することを特徴とする外果皮を有した液果の乾燥方
    法。
  2. 【請求項2】 加熱乾燥は、マイクロ波の照射により発
    生した水蒸気が水分に変化する前に行うことを特徴とす
    る請求項1記載の外果皮を有した液果の乾燥方法。
  3. 【請求項3】 外果皮を有した液果を加熱して内部の水
    分の一部を蒸発させて加熱乾燥し、 この加熱乾燥した前記液果に内圧により前記外果皮を破
    裂させない条件でマイクロ波を照射してマイクロ波乾燥
    することを特徴とする外果皮を有した液果の乾燥方法。
  4. 【請求項4】 マイクロ波を照射する前に水分が約30
    %以下になるまで加熱乾燥することを特徴とする請求項
    3記載の外果皮を有した液果の乾燥方法。
  5. 【請求項5】 外果皮を有した液果に内圧により前記外
    果皮を破裂させない条件でマイクロ波を照射しつつ加熱
    して乾燥することを特徴とする外果皮を有した液果の乾
    燥方法。
  6. 【請求項6】 加熱乾燥は、熱風を液果に下方から上方
    に向けて送風することを特徴とする請求項1ないし5い
    ずれか一記載の外果皮を有した液果の乾燥方法。
  7. 【請求項7】 梅漬に周波数が略2450MHzのマイ
    クロ波を1分間以上15分間以下で照射した後に50℃
    以上180℃以下の熱風を5時間以上24時間以下で送
    風して熱風乾燥することを特徴とする梅漬の乾燥方法。
  8. 【請求項8】 ブルーベリに50℃以上180℃以下の
    熱風を10時間以上30時間以下で送風して熱風乾燥し
    た後に周波数が略2450MHzのマイクロ波を1分間
    以上15分間以下で照射することを特徴とするブルーベ
    リの乾燥方法。
  9. 【請求項9】 外果皮を有した液果にマイクロ波を照射
    し内圧により前記外果皮を破裂させることなく内部の水
    分の一部を水蒸気として蒸発させるマイクロ波乾燥手段
    と、 前記液果を加熱乾燥する加熱乾燥手段とを具備したこと
    を特徴とする外果皮を有した液果の乾燥装置。
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