JP2001191913A - 停車場用乗降口装置 - Google Patents

停車場用乗降口装置

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JP2001191913A
JP2001191913A JP2000000421A JP2000000421A JP2001191913A JP 2001191913 A JP2001191913 A JP 2001191913A JP 2000000421 A JP2000000421 A JP 2000000421A JP 2000000421 A JP2000000421 A JP 2000000421A JP 2001191913 A JP2001191913 A JP 2001191913A
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純一 谷野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のプラットホームにおける異常位置停止
時に、車両の端部寄り出入口を不都合なく使用できる停
車場用乗降口装置を得る。 【解決手段】 車両1がプラットホーム8に到着して異
常位置停止した場合に、車両1の端部出入口6がプラッ
トホーム8の隔壁10における端部乗降口23,35を
構成した端部乗降口装置22,34の可動戸袋体26と
対向した状態となる。このときに、その端部出入口6に
対向した可動戸袋体26を対応した車両1の長手端部方
向に移動する。これにより、車両1の異常位置停止時
に、端部乗降口装置22,34の可動戸袋体26と対向
した車両1の端部出入口6から乗客が乗降でき、車両1
の異常位置停止時における不都合を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発着する車両の
走行路に沿うプラットホームの縁部に隔壁を設けて乗降
客が車両の走行路へ入らないようにする停車場用乗降口
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16〜図22は、例えば特許第279
3167号公報に示された構成に類似した従来の停車場
用乗降口装置を示す図で、図16は正面図、図17は図
16のA−A線断面図、図18は図16のB部拡大図、
図19は図18のC−C線断面図、図20は図16にお
ける車両の異常位置停止状況を示す図18相当図、図2
1は図20のD−D線断面図、図22は図21のE部拡
大図である。図において、1は互いに直列に連結されて
列車を構成する車両、2は車両1相互を連結した連結
部、3は車両1に設けられて車両1の長手に沿い互いに
離れて配置された出入口である。
【0003】4は列車端部に配置される車両1の列車端
部寄りに設けられた乗務員出入口、5は車両1の長手端
部、6は車両1の長手端部寄りに設けられた端部出入
口、7は車両1の軌道、すなわち走行路である。8は走
行路5に沿って設けられたプラットホーム、9は乗務員
出入口4に対応したプラットホーム8の端部、10は走
行路7に沿うプラットホーム8の縁部に連続的に立設さ
れた隔壁、11は隔壁10に設けられて停車した車両1
の出入口3又は端部出入口6にそれぞれ対応する乗降口
である。
【0004】12は乗降口11を電動開閉する乗降口装
置で、中心から両側へ開いて隔壁10に構成された戸袋
に引き戸を引き込む両引き戸によって構成されている。
13は隔壁10の一部を構成した傾斜後退面で、隔壁1
0の長手端部が走行路7から後退する方向に傾斜して構
成され、車両1の走行方向の端部寄りに設けられた乗務
員出入口4に対応する運行業務用スペース14をプラッ
トホーム8面において走行路7と傾斜後退面13の間に
形成する。
【0005】15は反走行路7側へ回動する開き戸で、
隔壁10の一部をなし正常位置に停車した車両1の連結
部2に対応する位置に設けられている。16は第一取付
板で、運行業務用スペース14に設けられて乗降口11
のプラットホーム8端部9寄りの縁部に配置されて、幅
方向が走行路5の長手と直交して配置されている。
【0006】17は第二取付板で、第一取付板16と対
向して運行業務用スペース14に設けられて乗降口11
のプラットホーム8端部9の反対側の縁部に第一取付板
16と対面して第一取付板16と同様に配置されてい
る。18はエネルギー波を利用して動作する光電装置か
らなる検出装置で、第一取付板16及び第二取付板17
の一方に光電ビームを発する発光器が設けられ、他方に
発光器の光電ビームを受光する受光器が設けられてい
る。
【0007】従来の停車場用乗降口装置は上記のように
構成され、車両1がプラットホーム8に到着して、プラ
ットホーム8の長手方向に対する正常位置に停車した場
合には、図16〜図19に示すように車両1の出入口
3、端部出入口6にプラットホーム8の乗降口11が正
対し、車両1の乗務員出入口4がプラットホーム8の運
行業務用スペース14に対応する。そして、この状態で
車両1の出入口3、端部出入口6及びプラットホーム8
の乗降口11を電動開閉する乗降口装置12が開いて乗
客が乗降する。
【0008】また、乗務員が車両1の乗務員出入口4か
ら運行業務用スペース14に降り立ち、所要の発着時業
務を行う。また、プラットホーム8の運行業務用スペー
ス14に対応した端部出入口6において、この端部出入
口6に対向した乗降口11から車両1に乗降する乗客
が、運行業務用スペース14にいないことを検出装置1
8によって検出する。そして、車両1の発車時に検出装
置18による乗客不在の検出を介して車両1の出入口
3、端部出入口6及びプラットホーム8の乗降口11の
戸閉が指令される。
【0009】また、車両1がプラットホーム8に到着し
て、プラットホーム8の長手方向に対する正常位置から
ずれて停車することがある。この場合に、車両1の出入
口3、端部出入口6に対してプラットホーム8の乗降口
11の位置がずれた状態となる。このような事態に対応
するために車両1の正常位置からの停車ずれ距離が所定
範囲内であるときには、乗客の乗降に支障がないように
車両1の出入口3幅、端部出入口6幅よりも、プラット
ホーム8の乗降口11幅の方が広く設定されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の停
車場用乗降口装置では、車両1がプラットホーム8に到
着し、正常位置からはずれて所定範囲外に停止、すなわ
ち異常位置に停止する場合がある。このときには、車両
1の出入口3、端部出入口6及びプラットホーム8の乗
降口11の戸が全開した状態であっても、図21に示す
ように端部出入口6幅の一部に乗降口11の縁部が重合
する。
【0011】したがって、乗客の乗降が妨げられるとい
う問題点があった。また、図21に示す状態では車両1
の乗務員出入口4位置に対向して検出装置18の第一取
付板16が配置される。このため、乗務員がプラットホ
ーム8に出られず発着時業務が妨げられるという問題点
があった。
【0012】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、車両のプラットホームにおける
異常位置停止時に、車両の端部寄り出入口を不都合なく
使用できる停車場用乗降口装置を得ることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る停車場用
乗降口装置においては、発着する車両の走行路に沿うプ
ラットホームの縁部に連続的に立設された隔壁と、この
隔壁に設けられて停車する車両の出入口位置に対応して
配置された乗降口装置と、この乗降口装置の一部をなし
車両の長手端部寄りに設けられた端部出入口に対応する
端部乗降口装置と、隔壁の一部を形成すると共に端部乗
降口装置の引き戸の戸袋を形成して、車両の端部出入口
に対応した車両の長手端部方向に移動可能に構成され
て、車両の異常位置停止時に車両の端部出入口から離れ
た位置に移動される可動戸袋体とが設けられる。
【0014】また、この発明に係る停車場用乗降口装置
においては、プラットホームの走行路に沿う縁部から後
退して設けられてプラットホームの長手端部寄りに配置
され、端部乗降口装置が設けられた後退隔壁と、この後
退隔壁のプラットホームの長手中間寄りに設けられて、
幅方向が走行路と直交する方向に配置され、エネルギー
波を利用して動作する検出装置の一側の機器が装着され
た隔壁板と、検出装置の他側の機器が装着されて、端部
乗降口装置のプラットホームの長手端部寄りに配置され
た可動戸袋体に幅方向の一側が枢着され、付勢体によっ
て付勢されて常時は隔壁板と対面する位置に保持され、
要時に付勢力に抗して押圧され対面位置から回動する可
動取付板とが設けられる。
【0015】また、この発明に係る停車場用乗降口装置
においては、隔壁の一部を構成し停車する車両相互の連
結部位置に対応して配置された固定的板体と、隔壁に設
けられて停車する車両相互の連結部における端部出入口
位置に対応して配置された連結箇所端部乗降口装置と、
隔壁の一部を形成すると共に連結箇所端部乗降口装置の
引き戸の戸袋を形成して、端部出入口に対応した車両の
長手端部方向に移動可能に構成され、車両の異常位置停
止時に端部出入口から移動されて離れ固定的板体と重合
する位置に配置される可動戸袋体とが設けられる。
【0016】また、この発明に係る停車場用乗降口装置
においては、プラットホーム面に設けられ固定的板体の
プラットホームの長手に沿う両側に一体的構成によって
延長され、両側の連結箇所端部乗降口装置のそれぞれの
可動戸袋体の移動を案内する案内レールが設けられる。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図15は、
この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は前述の
図18に相当する要部正面図、図2は図1のF−F線断
面図、図3は図1における車両の異常位置停止状況を示
す図1相当図、図4は図3における乗務員乗降の状況を
示す図3相当図、図5は図3のG拡大図、図6は図5の
H−H線断面図、図7は図1における車両の他の異常位
置停止状況を示す図3相当図、図8は図7における乗客
乗降の状況を示す図7相当図である。
【0018】図9は図1の車両における前述の図22相
当図、図10は図1の車両の連結部を示す図1相当図、
図11は図1のI−I線断面図、図12は図10におけ
る車両の異常位置停止状況を示す図11相当図、図13
は図12における乗客乗降の状況を示す図12相当図、
図14は図10における車両の他の異常位置停止状況を
示す図12相当図、図15は図14における乗客乗降の
状況を示す図14相当図である。
【0019】図において、1は互いに直列に連結されて
列車を構成する車両、2は車両1相互を連結した連結
部、3は車両1に設けられて車両1の長手に沿い互いに
離れて配置された出入口である。4は列車端部に配置さ
れる車両1の列車端部寄りに設けられた乗務員出入口、
5は車両1の長手端部、6は車両1の長手端部寄りに設
けられた端部出入口、7は車両1の軌道、すなわち走行
路である。8は走行路7に沿って設けられたプラットホ
ーム、9は乗務員出入口4に対応したプラットホーム8
の端部である。
【0020】10は走行路7に沿うプラットホーム8の
縁部に連続的に立設された隔壁、11は隔壁10に設け
られて停車した車両1の出入口3に対応する乗降口、1
2は乗降口11を電動開閉する乗降口装置で、中心から
両側へ開いて隔壁10に構成された戸袋に引き戸を引き
込む両引き戸によって構成されている。
【0021】19は後退隔壁で、プラットホーム8の走
行路7に沿う縁部から後退して設けられて、車両1の端
部の乗務員出入口4及び端部出入口6に対応して配置さ
れ、幅方向が走行路7と直交する方向に配置された隔壁
板20が車両1の長手中間寄りに設けられている。21
は運行業務用スペースで、プラットホーム8の走行路7
側縁部、後退隔壁19及び隔壁板20によってプラット
ホーム8面に形成される。
【0022】22は端部乗降口23を電動開閉する端部
乗降口装置で、車両1の端部出入口6に対応して設けら
れて後退隔壁19の一部を形成し、端部乗降口23の隔
壁板20側の縁部を構成する引き戸装置24、端部乗降
口23のホーム8の端部9側の縁部を構成すると共に端
部乗降口装置22の端部9側の引き戸の戸袋を形成した
端部引き戸装置25が設けられる。
【0023】また、端部乗降口装置22には、車両1の
端部出入口6に対応した車両1の長手端部方向に移動可
能に構成されて、車両1の異常位置停止時に車両1の端
部出入口6から離れた位置に移動される可動戸袋体2
6、プラットホーム8面に設置されて可動戸袋体26の
移動を案内する案内レール27が設けられる。
【0024】そして、端部乗降口装置22は引き戸装置
24及び端部引き戸装置25に設けられた引き戸が、中
心から両側へ開いて戸袋に引き込まれる両引き戸装置に
よって構成されている。28は可動取付板で、端部引き
戸装置25の可動戸袋体26の端部乗降口23縁部に沿
って立設状態に配置され、幅方向の一側がヒンジ29に
よって可動戸袋体26に枢着されている。
【0025】30は阻止金具で、一側が可動戸袋体26
の走行路7側の面に固定され、他側は可動取付板28の
枢着側縁部に対向して配置されて、可動取付板28の図
5における反時計方向の回動を、幅方向が走行路7の長
手に直交する位置で阻止する。31は付勢体で、可動取
付板28の枢着部に設けられたねじりばねからなり可動
取付板28を図5において反時計方向の付勢する。
【0026】32はエネルギー波を利用して動作する検
出装置で、光電装置からなり隔壁板20及び可動取付板
28の両者の一方に光電ビームを発する発光器が設けら
れ、上記両者の他方に発光器の光電ビームを受光する受
光器が設けられて、隔壁板20等の幅方向に互いに離れ
て二組が配置され、上下方向に互いに離れて三組が配置
されて計六組が設けられている。
【0027】また、検出装置32の検出範囲は、車両1
の端部出入口6に対応して設けられている。なお、可動
取付板28は付勢体31によって付勢されて付勢による
回動が阻止金具30によって阻止され、常時は図5に示
すように幅方向が走行路7の長手に直交する位置に保持
されている。
【0028】また、車両1の異常位置停止時に車両1の
乗務員出入口4位置に可動取付板28が対向した場合
に、乗務員がプラットホーム8面の運行業務用スペース
21を利用するときには、乗務員によって可動取付板2
8が付勢体31の付勢力に抗して図5に示す矢印I方向
へ回動される。33は傾斜面で、隔壁10に設けられた
乗降口11縁部の走行路7側に設けられて、乗降口11
縁部から遠のいて走行路7に接近する方向に傾斜して形
成されている。
【0029】15は反走行路7側へ回動する開き戸から
なる固定的板体で、隔壁10の一部をなし正常位置に停
車した車両1の連結部2に対応する位置に設けられてい
る。34は連結箇所端部乗降口装置で、前述の端部乗降
口装置22と同様に構成されて固定的板体15の両側に
設けられ、連結箇所端部乗降口35を電動開閉する。ま
た、連結箇所端部乗降口装置34には車両1の端部出入
口6に対応して設けられて隔壁10の一部を形成し、連
結箇所端部乗降口35の車両1の長手中間側の縁部を構
成する引き戸装置24が設けられる。
【0030】また、連結箇所端部乗降口装置34には、
連結箇所端部乗降口35の車両1の端部9側の縁部を構
成すると共に連結箇所端部乗降口装置34の引き戸の戸
袋を形成した端部引き戸装置25、車両1の端部出入口
6に対応した車両1の長手端部方向に移動可能に構成さ
れて、車両1の異常位置停止時に車両1の端部出入口6
から離れた位置に移動される可動戸袋体26が設けられ
る。
【0031】さらに、連結箇所端部乗降口装置34に
は、プラットホーム8面に設けられて固定的板体15の
プラットホーム8の長手に沿う両側に一体的構成よって
延長され、両側の連結箇所端部乗降口装置34のそれぞ
れの可動戸袋体26の移動を案内する案内レール270
が設けられる。そして、連結箇所端部乗降口装置34は
引き戸装置24及び端部引き戸装置25に設けられた引
き戸が、中心から両側へ開いて戸袋に引き込まれる両引
き戸装置によって構成されている。
【0032】上記のように構成された停車場用乗降口装
置において、車両1がプラットホーム8に到着して、プ
ラットホーム8の長手方向に対する正常位置に停車した
場合には、図1、図2、図10、図11に示すように車
両1の出入口3、端部出入口6にプラットホーム8の乗
降口11、連結箇所端部乗降口35が正対し、車両1の
乗務員出入口4がプラットホーム8の運行業務用スペー
ス14に対応する。
【0033】そして、この状態で車両1の出入口3及び
端部出入口6、またプラットホーム8の乗降口11を電
動開閉する乗降口装置12、端部乗降口23を電動開閉
する端部乗降口装置22、連結箇所端部乗降口35を電
動開閉する連結箇所端部乗降口装置34が開いて乗客が
乗降する。また、乗務員が車両1の乗務員出入口4から
運行業務用スペース21に降り立ち、所要の発着時業務
を行う。
【0034】また、プラットホーム8の運行業務用スペ
ース21に対応した端部出入口6において、この端部出
入口6に対向した端部乗降口23から車両1に乗降する
乗客が、運行業務用スペース21にいないことが検出装
置32によって検出される。そして、車両1の発車時に
検出装置32による乗客不在の検出を介して車両1の端
部出入口6等のすべての出入口及びプラットホーム8の
乗降口11等のすべての戸閉が指令される。
【0035】また、車両1がプラットホーム8に到着し
て、プラットホーム8の長手方向に対する正常位置から
ずれて停車することがある。この場合に、車両1の出入
口3、端部出入口6に対してプラットホーム8の乗降口
11の位置がずれた状態となる。このような事態に対応
するために車両1の正常位置からの停車ずれ距離が所定
範囲内であるときには、乗客の乗降ができるように、車
両1の出入口3幅、端部出入口6幅よりも、プラットホ
ーム8の乗降口11幅、端部乗降口23幅、連結箇所端
部乗降口35幅が広く設定されている。
【0036】しかし、車両1がプラットホーム8に到着
してプラットホーム8における正常位置に対して所定範
囲外にずれた位置、すなわち異常位置に車両1が停止し
て、図3に示すように乗務員出入口4位置がプラットホ
ーム8に設けられた検出装置32の可動取付板28と対
向することが考えられる。この場合に、乗務員が可動取
付板28を付勢体31の付勢力に抗して図5に示す矢印
I方向へ回動する。これによって、乗務員が乗務員出入
口4から運行業務用スペース21に降り立ち、所要の発
着時業務を行うことができる。
【0037】また、車両1がプラットホーム8に到着し
て異常位置停止し、図7に示すように車両1の乗務員出
入口4に隣接した端部出入口6が検出装置32の可動取
付板28と対向した状態となることが考えられる。この
場合には、端部乗降口装置22が動作し案内レール27
を介して可動戸袋体26が、端部出入口6に対応した車
両1の長手端部方向に移動する。また、端部乗降口装置
22の引き戸が可動戸袋体26に引退して図8に示す状
態となる。
【0038】これによって、図8に示す状態、すなわち
移動した可動戸袋体26と、この可動戸袋体26に対向
した引き戸装置24との間に形成された乗降口を経て車
両1の乗客が乗降する。また、プラットホーム8の乗降
口11等の縁部を構成した隔壁10の走行路7側に傾斜
面33が設けられる。
【0039】この傾斜面33によって、プラットホーム
8に対する異常位置に車両1が停止した場合に、乗客が
車両1の出入口3等とプラットホーム8の間を乗降する
ときの乗降口11等の幅が実質的に広くなる。このた
め、乗降口11等の縁部に衣服等を引っかける等の不具
合の発生を少なくすることができる。
【0040】また、車両1がプラットホーム8に到着し
て異常位置停止し、図12に示すように連結器2に隣接
した車両1の一つの端部出入口6が、連結箇所端部乗降
口35における連結箇所端部乗降口装置34の可動戸袋
体26と対向した状態となることが考えられる。この場
合には、連結箇所端部乗降口装置34が動作し案内レー
ル270を介して可動戸袋体26が、端部出入口6に対
応した車両1の長手端部方向に移動する。
【0041】これにより、車両1の長手端部方向に移動
した可動戸袋体26が固定的板体15に重合する。ま
た、連結箇所端部乗降口装置34の引き戸が可動戸袋体
26に引退して図13に示す状態となる。そして、図1
3に示す状態、すなわち移動した可動戸袋体26と、こ
の可動戸袋体26に対向した引き戸装置24との間に形
成された乗降口を経て車両1の乗客が乗降する。
【0042】また、車両1がプラットホーム8に到着し
て異常位置停止し、図14に示すように連結器2に隣接
した車両1、すなわち図12の場合の車両1に隣接した
他の車両1の一つの端部出入口6が、連結箇所端部乗降
口35における連結箇所端部乗降口装置34の可動戸袋
体26と対向した状態となることが考えられる。
【0043】そして、図14に示す場合には、連結箇所
端部乗降口装置34が動作し案内レール270を介して
可動戸袋体26が、端部出入口6に対応した車両1の長
手端部方向に移動する。これにより、車両1の長手端部
方向に移動した可動戸袋体26が固定的板体15に重合
する。また、連結箇所端部乗降口装置34の引き戸が可
動戸袋体26に引退して図15に示す状態となる。そし
て、図15に示す状態、すなわち移動した可動戸袋体2
6と、この可動戸袋体26に対向した引き戸装置24と
の間に形成された乗降口を経て車両1の乗客が乗降す
る。
【0044】したがって、車両1がプラットホーム8に
到着して異常位置停止した場合に、連結器2を介して互
いに隣接した車両1の一方の端部出入口6が、連結箇所
端部乗降口35における連結箇所端部乗降口装置34の
可動戸袋体26と対向した状態となったときには、その
端部出入口6に対向した可動戸袋体26が対応した車両
1の長手端部方向に移動する。これによって、車両1の
異常位置停止時に連結器2を介して対向した端部出入口
6の一方からの乗降が可能になり、車両1の異常位置停
止時における不都合を軽減することができる。
【0045】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、発着す
る車両の走行路に沿うプラットホームの縁部に連続的に
立設された隔壁と、この隔壁に設けられて停車する車両
の出入口位置に対応して配置された乗降口装置と、この
乗降口装置の一部をなし車両の長手端部寄りに設けられ
た端部出入口に対応する端部乗降口装置と、隔壁の一部
を形成すると共に端部乗降口装置の引き戸の戸袋を形成
して、車両の端部出入口に対応した車両の長手端部方向
に移動可能に構成されて、車両の異常位置停止時に車両
の端部出入口から離れた位置に移動される可動戸袋体と
を設けたものである。
【0046】これによって、車両がプラットホームに到
着して異常位置停止した場合に、車両の端部出入口がプ
ラットホームの隔壁における端部乗降口を構成した端部
乗降口装置の可動戸袋体と対向したときには、その端部
出入口に対向した可動戸袋体を対応した車両の長手端部
方向に移動させる。これにより、車両の異常位置停止時
に、端部乗降口装置の可動戸袋体と対向した車両の端部
出入口から乗客が乗降できる。したがって、車両の異常
位置停止時における不都合を減少する効果がある。
【0047】また、この発明は以上説明したように、プ
ラットホームの走行路に沿う縁部から後退して設けられ
てプラットホームの長手端部寄りに配置され、端部乗降
口装置が設けられた後退隔壁と、この後退隔壁のプラッ
トホームの長手中間寄りに設けられて、幅方向が走行路
と直交する方向に配置されエネルギー波を利用して動作
する検出装置の一側の機器が装着された隔壁板と、検出
装置の他側の機器が装着されて、端部乗降口装置のプラ
ットホームの長手端部寄りに配置された可動戸袋体に幅
方向の一側が枢着され、付勢体によって付勢されて常時
は隔壁板と対面する位置に保持され、要時に付勢力に抗
して押圧され対面位置から回動する可動取付板とを設け
たものである。
【0048】これによって、車両がプラットホームに到
着して異常位置停止した場合に、車両の端部出入口がプ
ラットホームの隔壁における端部乗降口を構成した端部
乗降口装置の可動戸袋体と対向したときには、その端部
出入口に対向した可動戸袋体を対応した車両の長手端部
方向に移動させる。これにより、車両の異常位置停止時
に、端部乗降口装置の可動戸袋体と対向した車両の端部
出入口から乗客が乗降できる。したがって、車両の異常
位置停止時における不都合を減少する効果がある。ま
た、車両がプラットホームに到着して異常位置停止した
場合に、車両の端部に設けられた乗務員出入口が検出装
置の機器が装着された可動取付板と対向したときに、可
動取付板を回動させて乗務員がプラットホームの運行業
務用スペースに降り立ち、所要の発着時業務を行うこと
ができる。したがって、車両の異常位置停止時における
不都合を減少する効果がある。
【0049】また、この発明は以上説明したように、隔
壁の一部を構成し停車する車両相互の連結部位置に対応
して配置された固定的板体と、隔壁に設けられて停車す
る車両相互の連結部における端部出入口位置に対応して
配置された連結箇所端部乗降口装置と、隔壁の一部を形
成すると共に連結箇所端部乗降口装置の引き戸の戸袋を
形成して、端部出入口に対応した車両の長手端部方向に
移動可能に構成され、車両の異常位置停止時に端部出入
口から移動されて離れ固定的板体と重合する位置に配置
される可動戸袋体とを設けたものである。
【0050】これによって、車両がプラットホームに到
着して異常位置停止した場合に、車両の端部出入口がプ
ラットホームの隔壁における端部乗降口を構成した端部
乗降口装置の可動戸袋体と対向したときには、その端部
出入口に対向した可動戸袋体を対応した車両の長手端部
方向に移動させて、車両相互の連結部に対応して配置さ
れた固定的板体と重合状態に配置される。これによっ
て、車両の異常位置停止時に、端部乗降口装置の可動戸
袋体と対向した車両の端部出入口から乗客が乗降でき
る。したがって、車両の異常位置停止時における不都合
を減少する効果がある。
【0051】また、この発明は以上説明したように、プ
ラットホーム面に設けられて固定的板体のプラットホー
ムの長手に沿う両側に一体的構成によって延長され、両
側の連結箇所端部乗降口装置のそれぞれの可動戸袋体の
移動を案内する案内レールを設けたものである。
【0052】これによって、車両がプラットホームに到
着して異常位置停止した場合に、車両の端部出入口がプ
ラットホームの隔壁における端部乗降口を構成した端部
乗降口装置の可動戸袋体と対向したときには、その端部
出入口に対向した可動戸袋体を、一体的に構成されて固
定的板体の両側に延長された案内レールを介して、対応
した車両の長手端部方向に移動させ、車両相互の連結部
に対応して配置された固定的板体と重合した位置に配置
される。これにより、車両の異常位置停止時に、端部乗
降口装置の可動戸袋体と対向した車両の端部出入口から
乗客が乗降できるので、車両の異常位置停止時における
不都合を減少する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、後述す
る図18に相当する要部正面図。
【図2】 図1のF−F線断面図。
【図3】 図1における車両の異常位置停止状況を示す
図1相当図。
【図4】 図3における乗務員乗降の状況を示す図3相
当図。
【図5】 図3のG拡大図。
【図6】 図5のH−H線断面図。
【図7】 図1における車両の他の異常位置停止状況を
示す図3相当図。
【図8】 図7における乗客乗降の状況を示す図7相当
図。
【図9】 図1の車両における後述する図22相当図。
【図10】 図1の車両における連結部を示す図1相当
図。
【図11】 図1のI−I線断面図。
【図12】 図10における車両の異常位置停止状況を
示す図11相当図。
【図13】 図12における乗客乗降の状況を示す図1
2相当図。
【図14】 図10における車両の他の異常位置停止状
況を示す図12相当図。
【図15】 図14における乗客乗降の状況を示す図1
4相当図。
【図16】 従来の停車場用乗降口装置を示す正面図。
【図17】 図16のA−A線断面図。
【図18】 図16のB部拡大図。
【図19】 図18のC−C線断面図。
【図20】 図16における車両の異常位置停止状況を
示す図18相当図。
【図21】 図20のD−D線断面図。
【図22】 図21のE部拡大図。
【符号の説明】
1 車両、2 連結部、3 出入口、6 端部出入口
(出入口)、7 走行路、8 プラットホーム、10
隔壁、12 乗降口装置、15 固定的板体、19 後
退隔壁、20 隔壁板、22 端部乗降口装置、26
可動戸袋体、270 案内レール、28 可動取付板、
31 付勢体、32 検出装置、34 連結箇所端部乗
降口装置(端部乗降口装置)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発着する車両の走行路に沿うプラットホ
    ームの縁部に連続的に立設された隔壁と、この隔壁に設
    けられて停車する上記車両の出入口位置のそれぞれに対
    応して配置された乗降口装置と、この乗降口装置の一部
    をなし上記車両の長手端部寄りに設けられた端部出入口
    に対応する端部乗降口装置と、上記隔壁の一部を形成す
    ると共に上記端部乗降口装置の引き戸の戸袋を形成し
    て、上記端部出入口に対応した上記車両の長手端部方向
    に移動可能に構成され、上記車両の異常位置停止時に上
    記端部出入口から離れた位置に移動される可動戸袋体と
    を備えた停車場用乗降口装置。
  2. 【請求項2】 プラットホームの走行路に沿う縁部から
    後退して設けられて上記プラットホームの長手端部寄り
    に配置され、端部乗降口装置が設けられた後退隔壁と、
    この後退隔壁の上記プラットホームの長手中間寄りに設
    けられて、幅方向が上記走行路と直交する方向に配置さ
    れ、エネルギー波を利用して動作する検出装置の一側の
    機器が装着された隔壁板と、上記検出装置の他側の機器
    が装着されて、上記端部乗降口装置の上記プラットホー
    ムの長手端部寄りに配置された可動戸袋体に幅方向の一
    側が枢着され、付勢体によって付勢されて常時は上記隔
    壁板と対面する位置に保持され、要時に上記付勢力に抗
    して押圧され上記対面位置から回動する可動取付板とを
    備えたことを特徴とする請求項1記載の停車場用乗降口
    装置。
  3. 【請求項3】 隔壁の一部を構成し停車する車両相互の
    連結部位置に対応して配置された固定的板体と、上記隔
    壁に設けられて停車する上記車両相互の連結部における
    端部出入口位置に対応して配置された連結箇所端部乗降
    口装置と、上記隔壁の一部を形成すると共に上記連結箇
    所端部乗降口装置の引き戸の戸袋を形成して、上記端部
    出入口に対応した上記車両の長手端部方向に移動可能に
    構成され、上記車両の異常位置停止時に上記端部出入口
    から移動されて離れ上記固定的板体と重合する位置に配
    置される可動戸袋体とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載の停車場用乗降口装置。
  4. 【請求項4】 プラットホーム面に設けられて固定的板
    体の上記プラットホームの長手に沿う両側に一体的構成
    によって延長され、両側の連結箇所端部乗降口装置それ
    ぞれの可動戸袋体の移動を案内する案内レールを備えた
    ことを特徴とする請求項3記載の停車場用乗降口装置。
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