JP2001189898A - ディジタル放送信号のデコーディング及びディスプレー方法 - Google Patents

ディジタル放送信号のデコーディング及びディスプレー方法

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JP2001189898A JP2000352256A JP2000352256A JP2001189898A JP 2001189898 A JP2001189898 A JP 2001189898A JP 2000352256 A JP2000352256 A JP 2000352256A JP 2000352256 A JP2000352256 A JP 2000352256A JP 2001189898 A JP2001189898 A JP 2001189898A
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  • Television Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PC内蔵型ディジタル放送受信カードによる
映像をディスプレーするとき、画面にディスプレーされ
る放送映像ウインドーの位置によって発生するデコーデ
ィングデータの格納及び引出タイミングの誤謬を防止す
る。 【解決手段】 ディスプレーされない領域を検出する過
程と、その領域が前記画面の下端部であるかを判断する
過程と、前記放送映像がディスプレーされない領域が画
面の下端部であるとき、デコーディングフィールドID
をシフトさせ、そのエッジタイミングをディスプレー終
了時点に合わせて調整する過程と、ディスプレーするべ
きデータの引出タイミングとデコーディングデータの格
納タイミングとが衝突しないように第1、2メモリ制御
モードを交互に遂行する過程とを順次行ってディジタル
放送信号のデコーディング及びディスプレーを遂行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル放送信
号のデコード及び表示方法に係るもので、詳しくは、デ
ィジタル放送信号のデコード及び表示を行う際にスクリ
ーン上の表示ウインドウの位置やサイズに無関係なフレ
ームバッファでの衝突を防止するためデコードされた映
像の格納方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディジタル放送とは、同様の周
波数帯域幅を利用してNTSC級プログラムを4〜6個
まで伝送するか、あるいはHDTV級の1個チャンネル
を伝送するなど、周波数資源を幅広く使用し得る技術の
放送をいうもので、1998年にアメリカがディジタル
放送を開始して以来、多くの国がディジタル放送受信専
用のディジタルテレビ(DTV)と、一般のテレビを利
用してディジタル放送を受信し得るディジタルテレビ
(DTV)用セット−トップボックスとを活発に開発し
ている。最近では、テレビ番組を視聴しながら同時にテ
レビ画面上の小画面でウエッブベースの通信サービスを
享受するための双方向セット−トップボックスが開発さ
れている。
【0003】なお、一般のユーザーにとってはディジタ
ルTVが高価であるため、モデム及びグラフィックカー
ドのようにPCに内蔵できるカードの形態に構成して、
前記セット−トップボックスよりも低廉な価格でディジ
タル放送を受信し得るディジタル放送受信カードの研究
を盛んに行っている。
【0004】ディジタル放送受信カードは、デコードさ
れた放送映像信号を特定規格(VIP1.1)のポート
を介してグラフィックカードに出力し、そのグラフィッ
クカードにより一般のグラフィック及び放送映像を各ウ
インドーに同時に表示する。このとき、放送映像ウイン
ドーも一般のグラフィックウインドーと同様にPCウイ
ンドー本来の機能を利用して、ウインドーの大きさ及び
ディスプレー位置を自由に調節することができる。
【0005】ところが、放送映像が高画質(HD)出力
であるときは、新しい規格(VIP2.0)のポートを
介して映像信号をグラフィックカードに出力することが
推奨されている。しかしながら、この新しい規格のグラ
フィックカードは未だ普及しておらず、そのため、アナ
ログオーバーレイ(Analog Overlay)技
術を利用して高画質の放送映像を表示する方法が採られ
ている。
【0006】アナログオーバーレイ技術は、ディジタル
放送受信カードからディジタル放送映像信号(DTV信
号)の入力を受け、グラフィックカードから一般のグラ
フィック映像信号(PC信号)を受けて、PCモニター
の任意の位置に可変サイズのウインドーを構築し、その
ウインドーの内部に放送映像信号を出力する技術であ
る。すなわち、このアナログオーバーレイ技術を利用す
ると、PCを介してディジタルTVの放送を視聴しなが
ら、同時に他の作業も実行し得るマルチタスキング機能
が可能になる。
【0007】ディジタル放送映像信号は動画像圧縮アル
ゴリズム(MPEG)によって圧縮伝送されるもので、
連続する全ての映像フレームを個別の静画像に圧縮する
ことなく、連続フレーム間では類似点が多いということ
を利用して、所定個数の静画像のみを挿入して圧縮する
方式である。前記静画像に圧縮されたフレームをI−フ
レーム(Intra-coded frame)、単方向予測のみを行っ
たフレームをP−フレーム(Precdictive-coded fram
e)、両方向予測を行ったフレームをB−フレーム(Bid
irectional-coded frame)という。
【0008】ディジタル放送映像信号は前記3種類のフ
レームを所定パターンに混ぜて伝送するが、前記B−フ
レームを使用して圧縮された映像の伝送を受けてデコー
ドする過程は、実際のMPEGストリームの順番とは異
なる場合がある。なぜならば、B−フレームの後に出力
されるP−フレームはB−フレームの復元時に必要であ
るのでP−フレームが先に復元されなければならないか
らである。
【0009】従来のバッファメモリを有するディジタル
放送信号のデコード及び表示装置においては、図4に示
したように、送信側からディジタル放送信号が受信側に
伝送されると、受信側のディジタル放送受信カードはデ
ィジタル放送信号をデコーダ1によりデコードし、I、
P、B−フレームのデータにそれぞれ変換させてバッフ
ァメモリ2に格納する。ついで、このバッファメモリ2
に格納された各データを読み出してディスプレー装置3
に表示する。
【0010】なお、図示された2つのIorP−フレー
ムバッファ1、2にはそれぞれI−フレームデータまた
はP−フレームデータが格納され、B−フレームバッフ
ァにはB−フレームデータが格納される。
【0011】従って、一方側のIorP−フレームバッ
ファ1からデータ読み出しを行うときは、他方側のIo
rP−フレームバッファ2にデータを格納し、逆に、他
方側のIorP−フレームバッファ2からデータ読み出
し作業を行うときは、一方側のIorP−フレームバッ
ファ1にデータを格納するようになる。
【0012】しかしながら、B−フレームバッファは上
記のIorP−フレームバッファ群とは異なって1つの
バッファにより構成されているため、データの格納及び
読み出し作業が互いに衝突しないように注意しなければ
ならない。言い換えれば、B−フレームバッファに格納
された既存のデータが読み出される前に新しいデータが
格納されることを防止し、また、データの格納が完了さ
れる前に読み出し作業を開始しないことが必要である。
【0013】以下、B−フレームバッファでのデータの
格納及び読み出し過程について、図5のタイミング図及
び図6のメモリマップを参照して説明する。
【0014】先ず、図5は、放送映像ウインドーの大き
さがモニターの全体画面の大きさと同様であるときのデ
ータ格納時間と読み出し時間とを比較したタイミング図
である。図示しているように、B−フレームデータを基
準にして、表示データの読み出し時間はデコードデータ
の格納時間よりも1/2フレーム遅れて開始される。す
なわち、B1−フレームのデコードデータ(B1)につ
いて言えば、デコードフィールドIDが半周期経過して
「b」から「t」に反転したとき、B1−フレームのト
ップ−フィールド(B1t)の読み出しが開始され、更
に半周期が経過したとき、ボトム−フィールド(B1
b)の読み出しが開始される。
【0015】ここで、前記トップ−フィールド及びボト
ム−フィールドとは、それぞれインタレース方式で走査
されるモニターにおいて、奇数番目(あるいは偶数番
目)ラインからなるフィールド及び偶数番目(あるいは
奇数番目)ラインからなるフィールドをそれぞれ意味す
る。
【0016】このとき、前記デコードデータの格納時間
及び表示データの読み出し時間は、それぞれのデコード
フィールドID及びディスプレーフィールドIDに同期
して行われる。すなわち、B1−フレームのデコードデ
ータは、デコードフィールドIDに同期して格納され、
引き続いてその半周期後にディスプレーフィールドID
に同期してトップ−フィールドデータが全て読み出さ
れ、さらにボトム−フィールドデータが全て読み出され
るよう構成されている。
【0017】図6は、放送映像ウインドーの大きさがモ
ニター全体画面の大きさと同様であるときのデータ格納
及び読み出し時間を比較するメモリマップをに示したも
のである。図示されているように、バッファメモリには
トップ−フィールドデータ及びボトム−フィールドデー
タが順次格納される(W1)。
【0018】次いで、デコードフィールドIDの半周期
が経過した後からトップ−フィールドデータ(top_
line(0)〜top_line(N−2))を順次
読み出し(R1)て表示した後、ボトム−フィールドデ
ータ(bot_line(1)〜bot_line(N
−1))を順次読み出し(R2)て表示する。
【0019】このように、放送映像の表示ウインドーが
モニターの画面全体に一致すなわち放送映像が画面全体
に表示される場合では、デコードデータの格納タイミン
グと表示データの読み出しタイミングとが同期している
のでデータの格納及び読み出しタイミングによる誤り
(衝突)は発生しない。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7(A)
に示すように16:9の画面比率を有する映像をレター
ボックスモードに設定して4:3の画面比率を有するデ
ィスプレー装置に表示させる場合あるいは図7(B)に
示すように放送映像ウインドーの大きさ及び位置を可変
して表示する場合には、全体画面の上端部又は下端部に
映像が表示されない空き空間(T−ギャップ、B−ギャ
ップ)が発生する。このため、表示データの読み出し時
間が短縮され、よって、デコードデータの格納タイミン
グと表示データの読み出しタイミングとがずれてデータ
の格納及び引出タイミングによる誤りが発生する。
【0021】例えば、画面の上端部に放送映像が表示さ
れない場合のデータの格納時間と読み出し時間とを比較
すると、図8(A)に示したように、各フィールド(ト
ップ−フィールド、ボトム−フィールド)データは、映
像が表示されない空き空間の走査時間だけ(図中A部
分)遅れて読み出される。したがって、B2−フレーム
のデコードデータ(B2)を格納するべき時点になって
もフレームバッファには未だ読み出されていないB1−
フレームのボトム−フィールドデ−タ(B1b)が残る
こととなる。したがって、データの格納及び読み出しタ
イミングによる誤りが発生する。
【0022】また、画面の下端部に放送映像が表示され
ない場合のデータの格納時間と読み出し時間とを比較す
ると、図8(B)に示すように、各フィールド(トップ
−フィールド、ボトム−フィールド)データは、映像が
表示されない空き空間の走査時間だけ(図中B部分)速
く、データの読み出し作業が終了してしまう。したがっ
て、フレームバッファにB1−フレームのデコードデー
タ(B1)が未だ完全に格納されてない状態で、B1−
フレームのトップ−フィールドデ−タ(B1t)の読み
出しを完了するようになるため、データの格納及び読み
出しタイミングによる誤りが発生する。
【0023】このような問題点を防止しようとすると、
映像が表示されない領域に対するデコード時間を補償し
得るだけのバッファメモリを追加的に備えるか、あるい
はより速いCPUを備えてデコード速度を高める必要が
あるが、コストが上昇するという不都合な点があった。
【0024】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、画面の上端部に表示されない空き空間
があっても、バッファメモリを追加的に備えることな
く、データの格納及び読み出しタイミングによる誤り発
生を防止するディジタル放送信号のデコード及びディス
プレー方法を提供することを目的とする。
【0025】また、本発明の他の目的は、画面の下端部
に表示されない空き空間があっても、各タイミングを調
節して、データの格納及び読み出しタイミングによる誤
り発生を防止するディジタル放送信号のデコード及び表
示方法を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係るディジタル放送信号のデコード及
び表示方法においては、放送映像が画面に表示されない
領域を検出する過程と、前記放送映像が表示されない領
域が前記画面の下端部であるかを判断する過程と、前記
放送映像が表示されない領域が画面の下端部であると
き、前記表示されない領域の時間だけデコードフィール
ドIDをシフトさせ、そのエッジタイミングを表示終了
時点に合わせて調整する過程と、表示すべきデータの読
み出しタイミングとデコードデータの格納タイミングと
が衝突しないようにメモリに対して表示すべきデータの
読み出し及びデコードデータの格納を行わせる過程と、
を順次行わせるよう構成した。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0028】先ず、本発明に係るディジタル放送信号の
デコード及びディスプレー方法中、画面の上端部に映像
が表示されないときに行われる第1メモリ制御モードを
説明する。図1(A)に示すように、第1のB−フレー
ムのデコードデータ(B1)の最初の半分を最初の半周
期において最上位番地(0)から一つおきの0、2、
4、...、N−2番地までW2の順に格納する。この
格納が最終番地(N−2)まで行われると、次に次の半
周期において前記各番地の間の番地1、3、
5、...、N−1番地に、残りの半分のデータがW3
の順に格納される。すなわち、最初に偶数番地(2X、
ここで、X=0、1、2、...)にデータを順次格納
した後(W2)、次に奇数番地(2X+1、ここで、X
=0、1、2、...)にそれぞれデータを格納する
(W3)。
【0029】このとき、前記デコードデータはトップ−
フィールドデータとボトム−フィールドデータとが交互
にコーディングされているため、この第1メモリ制御モ
ードでは、最初の番地(0)にトップ−フィールドデー
タ(top_line(0))が格納され、1番地を飛
び越して2番目の番地にボトム−フィールドデータ(b
ot_line(1))が格納され、更に1番地を飛び
越した4番目の番地にトップ−フィールドデータ(to
p_line(2))が格納される。このように、この
モードでは連続した各フィールドデータ(top_li
ne(0)、top_line(2)、...又はbo
t_line(1)、bot_line
(3)、...)の間には4つの番地差が存在する。
【0030】第1メモリ制御モードにより格納されたデ
ータは、ディスプレーフィールドIDに同期して、まず
符号R3、R4で示すトップ−フィールドデータ(to
p_line(0)、top_line
(2)、...)を読み出して表示した後、符号R5、
R6で示すボトム−フィールドデータ(bot_lin
e(1)、bot_line(3)、...)を読み出
して表示する。
【0031】第1のB−フレームデータ(B1)のトッ
プ−フィールドデータを表示するため符号R3、R4で
示す順で画像データが読み出される。同様に、そのボト
ム−フィールドデータを表示するため符号R5、R6で
示す順で画像データが読み出される。トップ−フィール
ドデータが表示されると、そのトップ−フィールドデー
タが格納されていた番地(4X、4X+1、ここで、X
=0、1、2、...)はフリーとなる。したがって、
B−フレームデータ(B1)のボトム−フィールドデー
タの表示が開始されていない場合であっても、次のB−
フレームデータ(B2)のデコードされたデータをその
メモリ内に格納することができる。
【0032】次に、本発明に係るディジタル放送信号の
デコード及び表示方法中、画面の上端部に映像が表示さ
れないときに実行される第2メモリ制御モードを説明す
る。
【0033】図1(B)に示すように、第1メモリ制御
モードにおいてトップ−フィールドデータが格納され読
み出され(R3、R4)て空きとなった番地(4X、4
X+1、ここで、X=0、1、2、...)に、第2の
B−フレームデータ(B2)の最初の半分のデータが、
符号W4で示す順序で格納される。また、ボトム−フィ
ールドデータが格納され読み出され(R5、R6)て空
きとなった番地(4X+2、4X+3、ここで、X=
0、1、2、...)に、第2のB−フレームデータ
(B2)の次の半分のデータが、符号W5で示す順序で
格納される。
【0034】第2のB−フレームデータ(B2)を表示
するために、トップ−フィールドデータに関してはR7
及びR8に示す順序で、ボトム−フィールドデータに関
してはR9及びR10に示す順序で読み出される。トッ
プ−フィールドデータを表示すると、第3のB−フレー
ムデータ(B3)が第1メモリ制御モードで格納され
る。
【0035】このように、前記第1、2メモリ制御モー
ドを交互に使用してデータを格納及び読み出すことによ
って、バッファメモリは未だ読み出されていないデータ
と新たに格納されるデータ間の衝突によって誤りが発生
することはない。
【0036】図2は、デコードフィールドIDのタイミ
ングを調整したときのデータの格納時間と読み出し時間
とを比較する図である。デコードフィールドIDを時間
“C”だけシフトさせてデータの格納完了タイミングと
読み出し完了タイミングとを一致させるよう調整するこ
とによって、デコード時間のロスがデコード処理の開始
によってB−ギャップ分だけ速く補償される。
【0037】すなわち、このときには、データの格納開
始タイミングと読み出し開始タイミングとがずれるよう
になって、前記画面の上端部に映像が表示されないとき
と同様の状況になる。従って、上述したように前記第
1、2メモリ制御モードを交互に実行してデータの格納
及び読み出しを行うと、タイミングの誤りが発生しな
い。なお、画面の下端部に放送映像が表示されないとい
うことは、デコードデータの格納完了時間よりも該デコ
ードデータを読み出して表示する時間が短いということ
を意味する。
【0038】したがって、本発明では、ソフトウエア的
な方法を利用してデコードデータの格納開始時点を早く
させ、少なくともデータの読み出し完了時間まではデー
タの格納を完了させている。また、前記デコードフィー
ルドIDのシフト時間は、映像が表示されない領域の走
査線の個数を検出し、該検出された走査線数に走査時間
を乗算して求めることが可能で、これらの情報はPCの
動作原理から容易に求めることができる。
【0039】次いで、前記デコードフィールドIDのシ
フト時間が決定されると、ハードウエア的にデコードフ
ィールドIDの垂直同期発生器(未図示)から出力され
る垂直同期信号を前記シフト時間だけ調節して出力す
る。従って、デコードデータの格納完了時点と表示すべ
きデータの引出完了時点とが一致して、画面の上端部に
映像が表示されないときと同様な状況になるので、上述
したように前記第1、2メモリ制御モードを交互に実行
してデータの格納及び読み出しを行い、タイミング誤り
の発生を防止することができる。
【0040】さらに、画面の上、下端部の一部がディス
プレーされないときも、下端部が表示されてない分を上
端部がディスプレーされてないものと見なして計算を
し、画面の上端部が表示されないときの表示方法を利用
して、データの格納及び読み出しに誤りが発生すること
を防止する。
【0041】以下、本発明に係るディジタル放送信号の
デコード及び表示方法の動作過程を、図3に基づいて説
明する。先ず、放送映像が表示されない領域を検出し
(S1)、該領域が画面の下端部であるかを判断する
(S2)。ここで、図1(A)及び図1(B)に示した
ように、第1、第2のメモリ制御モードでデータの格納
及び読み出しを行う場合には、上端部分に非表示領域が
あるか否かの検出及び判断は必要ない。
【0042】その判断結果(S2)において、表示され
ない領域が画面の下端部にある場合、該非表示下端部領
域の走査線の個数を検出する(S3)。ついで、検出さ
れた走査線の個数に走査時間を乗算して、デコードフィ
ールドIDのエッジタイミングを表示終了時点に合わせ
るようシフト時間を決定する(S4)。
【0043】次いで、前記シフト時間だけデコードフィ
ールドIDの垂直同期信号を遅延して出力し(S5)、
前記エッジタイミングを表示終了時点に合わせる。ここ
で、表示フィールドIDの垂直同期信号は、実際にモニ
ターに表示するためのもので、ハードウエア的に固定さ
れているので、本発明では、デコードフィールドIDの
垂直同期信号が調整されることになる。
【0044】次いで、デコードフィールドIDのエッジ
タイミングの調整が完了すると、前記第1、2メモリ制
御モードを交互に実行して(S6)、本発明に係るディ
ジタル放送信号のデコード及び表示を行う。
【0045】一方、前記判断結果(S2)が、表示され
ない領域が画面の上端部にあると判定した場合には、直
ちに第1、2メモリ制御モードを実行して(S6)、本
発明に係るディジタル放送信号のデコード及び表示を行
う。すなわち、前記第1、2メモリ制御モードを交互に
実行することによって、放送映像ウインドーの大きさ及
び位置に拘わらず、デコードデータの格納及び読み出し
タイミングに誤りが発生することを防止することができ
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、デコードされたB−フレームデータは効率よくメモ
リに格納することができる。2つの異なる格納スキムに
より、トップ−フィールドデータ及びボトム−フィール
ドデータが独立して格納され、読み出される。交互に2
つのスキムを実行することにより、追加のフレームバッ
ファを増設することなく、T−ギャップの待ち時間を必
要としない。
【0047】さらに、この発明によれば、最初にデコー
ドフィールドIDをB−ギャップ分だけシフトすること
により、デコード処理をB−ギャップ分だけ速く開始す
ることができ、B−ギャップが存在したとしてもデコー
ド時間が減ることはない。
【0048】以上説明したように、本発明に係るディジ
タル放送信号のデコード及び表示方法においては、使用
者がディジタル放送受信カードをPCに内蔵して放送を
視聴するとき、メモリの必要以上の拡張若しくはCPU
の速度をアップグレードさせることなく、放送映像ウイ
ンドーの大きさ及び位置によるデータの格納及び読み出
しタイミングに誤りが発生することを防止できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画面の上端部に放送映像が表示されないとき
に実行される、本発明に係るディジタル放送信号のデコ
ード及び表示方法を示したメモリマップで、(A)は第
1メモリ制御モード時のメモリマップ、(B)は第2メ
モリ制御モード時のメモリマップである。
【図2】 デコードフィールドIDのタイミングを調整
したときのデータの格納時間と読み出し時間とを比較し
たタイミング図である。
【図3】 本発明に係るディジタル放送信号のデコード
及びディスプレー方法の処理過程を示したフローチャー
トである。
【図4】 従来のバッファメモリを有するディジタル放
送信号のデコード及びディスプレー装置を示した例示図
である。
【図5】 放送映像ウインドーの大きさがモニターの全
体画面の大きさと同様であるときのデータの格納時間と
読み出し時間とを比較したタイミング図である。
【図6】 放送映像ウインドーの大きさがモニターの全
体画面の大きさと同様であるときのデータの格納時間と
読み出し時間とを比較したメモリマップである。
【図7】 (A)は16:9の画面比率を有する映像を
4:3の画面比率を有するディスプレー装置にディスプ
レーするときの例示図、(B)は放送映像ウインドーの
大きさ及び位置を可変させてディスプレーするときの例
示図である。
【図8】 (A)は画面の上端部に放送映像が表示され
ないときのデータ格納時間と読み出し時間とを比較した
タイミング図、(B)は画面の下端部に放送映像が表示
されないときのデータ格納時間と読み出し時間とを比較
したタイミング図である。
【符号の説明】
1:ディジタルTVデコーダ 2:フレームバッファ 3:ディジタルTVディスプレー装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒ・スブ・イ 大韓民国・キョンギ−ド・クァチョン・ジ ュンガン−ドン・67・ジュコン アパート メント・1017−102

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送映像が画面に表示されない領域を検
    出する過程と、 前記放送映像が表示されない領域が前記画面の下端部で
    あるかを判断する過程と、 前記放送映像が表示されない領域が画面の下端部である
    とき、前記表示されない領域の時間だけデコードフィー
    ルドIDをシフトさせ、そのエッジタイミングを表示終
    了時点に合わせる過程と、 表示すべきデータの読み出しタイミングとデコードデー
    タの格納タイミングとが衝突しないようメモリに対しデ
    コードデータの格納及び表示すべきデータの読み出しを
    実行する過程と、 を順次行うことを特徴とするディジタル放送信号のデコ
    ーディング及びディスプレー方法。
  2. 【請求項2】 前記デコードフィールドIDのシフト時
    間は、放送映像が表示されない領域の走査線の個数を検
    出し、該検出された走査線数に走査時間を乗算して算出
    することを特徴とする請求項1記載のディジタル放送信
    号のデコーディング及びディスプレー方法。
  3. 【請求項3】 前記放送映像が表示されない領域が画面
    の上端部であるときは、前記領域の大きさに拘わらず、
    前記メモリに対して、 第1の時点でデコードされたデータを所定の順序で格納
    すべき番地を変えて順次格納し、ついで表示すべきデー
    タを表示順にしたがって順次読み出す第1のメモリ制御
    モードと、 第2の時点でデコードされたデータを前記第1のメモリ
    制御モードにおいて読み出されたことにより空きとなっ
    た番地に順次格納し、ついで表示すべきデータを表示順
    に順次読み出す第2のメモリ制御モードを交互に実行す
    ることを特徴とする請求項1記載のディジタル放送信号
    のデコーディング及びディスプレー方法。
  4. 【請求項4】 前記画面の上端部及び下端部の一部に放
    送映像が表示されないときは、前記表示されない下端部
    領域に該当する表示時間だけデコードフィールドIDを
    シフトさせ、そのエッジタイミングを表示終了時点に合
    わせた後、前記第1、2メモリ制御モードを交互に実行
    することを特徴とする請求項1記載のディジタル放送信
    号のデコーディング及びディスプレー方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のメモリ制御モードは、デコー
    ドフィールドIDのデコードされた最初の半分のデータ
    を偶数番地(2X、ここで、X=0、1、2、...)
    に順次格納し、デコードされた次の半分のデータを奇数
    番地(2X+1、ここで、X=0、1、2、...)に
    順次格納することを特徴とする請求項3記載のディジタ
    ル放送信号のデコーディング及びディスプレー方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のメモリ制御モードは、デコー
    ドフィールドIDのデコードされた最初の半分のデータ
    は第1のメモリ制御モードで表示順に読み出されて空き
    となった番地(4X、4X+1、ここで、X=0、1、
    2、...)に順次格納し、デコードされた次の半分の
    データは次に空きとなった番地(4X+2、4X+3、
    ここで、X=0、1、2、...)に順次格納すること
    を特徴とする請求項5記載のディジタル放送信号のデコ
    ーディング及びディスプレー方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のメモリ制御モードにより格納
    されたデータを表示するとき、トップ−フィールドデー
    タは先の番地(4X、ここで、X=0、1、
    2、...)のデータを先に読み出した後、次の番地
    (4X+1、ここで、X=0、1、2、...)のデー
    タを順次読み出して表示することを特徴とする請求項5
    記載のディジタル放送信号のデコーディング及びディス
    プレー方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のメモリ制御モードにより格納
    されたデータを表示するとき、ボトム−フィールドデー
    タは先の番地(4X+2、ここで、X=0、1、
    2、...)のデータを先に読み出した後、次の番地
    (4X+3、ここで、X=0、1、2、...)のデー
    タを順次読み出して表示することを特徴とする請求項5
    記載のディジタル放送信号のデコーディング及びディス
    プレー方法。
  9. 【請求項9】 前記第2のメモリ制御モードにより格納
    されたデータを表示するとき、トップ−フィールドデー
    タは先の番地(4X、ここで、X=0、1、
    2、...)のデータを先に読み出した後、次の番地
    (4X+2、ここで、X=0、1、2、...)のデー
    タを順次読み出して表示することを特徴とする請求項6
    記載のディジタル放送信号のデコーディング及びディス
    プレー方法。
  10. 【請求項10】 前記第2のメモリ制御モードにより格
    納されたデータを表示するとき、ボトム−フィールドデ
    ータは先の番地(4X+1、ここで、X=0、1、
    2、...)のデータを先に読み出した後、次の番地
    (4X+3、ここで、X=0、1、2、...)のデー
    タを順次読み出して表示することを特徴とする請求項6
    記載のディジタル放送信号のデコーディング及びディス
    プレー方法。
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