JP2001188235A - 液晶装置の製造方法、液晶装置及び電子機器 - Google Patents

液晶装置の製造方法、液晶装置及び電子機器

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JP2001188235A
JP2001188235A JP37531899A JP37531899A JP2001188235A JP 2001188235 A JP2001188235 A JP 2001188235A JP 37531899 A JP37531899 A JP 37531899A JP 37531899 A JP37531899 A JP 37531899A JP 2001188235 A JP2001188235 A JP 2001188235A
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spacers
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Osamu Okumura
治 奥村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペーサーの散布位置、散布個数を制御する
ことにより、表示品質の優れた液晶表示装置の製造方法
及び液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 水、フロン、イソプロピルアルコール、
エタノール等から選択される単一の溶媒又は2種以上の
混合溶媒に、スペーサー15を超音波等により所定の濃
度で均一に分散したスペーサー分散溶液を基板11上に
散布する。このとき、吐出される液滴の吐出位置及び吐
出回数が任意に設定できるインクジェットノズル30を
用いるインクジェット方式により、基板11上の所定の
位置に所定の量のスペーサー分散溶液を散布する。その
後、スペーサー分散溶液の溶媒を自然に蒸発させること
により、基板11上の所定の位置に所定の個数のスペー
サー15を配置させることにより、所定の領域に均一な
散布密度でスペーサー15を散布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶装置の製造方
法、該製造方法により製造される液晶装置、及びこの液
晶装置を備える電子機器に係り、特に、基板上にスペー
サーを散布する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9に一般的な単純マトリックスタイプ
のカラー表示用の液晶表示装置100の概略断面図を示
し、この構造を説明する。
【0003】図9に示すように、基板101(下側基
板)と対向基板(上側基板)102とがそれぞれの基板
の周縁部においてシール材104を介して所定間隔で貼
着され、基板101、対向基板102間に液晶層103
が封入されている。基板101上には、赤(R)、緑
(G)、青(B)の着色層108a及び遮光層(ブラッ
クマトリックス)108bからなるカラーフィルター層
108、保護層109が順次形成され、保護層109上
にはストライプ状に透明電極110が形成され、対向基
板102上にもストライプ状に透明電極111が形成さ
れている。透明電極110、111上には配向膜11
2、113が形成されている。
【0004】液晶表示装置100において、配向膜11
2、113間には、基板101と対向基板102の間隔
(基板間隔)を均一にするために二酸化珪素、ポリスチ
レンなどからなる球状のスペーサー105が多数配置さ
れている。
【0005】従来、透明電極110、配向膜112等を
形成した基板101上にスペーサー105を散布する方
法として、スペーサー105を水、フロン、イソプロピ
ルアルコール、エタノール等の溶媒に分散したスペーサ
ー分散溶液を空気や窒素等のガスの圧力により噴射する
ことにより散布する湿式散布法と、スペーサー105を
空気や窒素等のキャリアガスにより供給し、供給途中に
おいて、スペーサー105を自然に又は作為的に帯電さ
せ、その静電気力を利用して基板101上にスペーサー
105を付着させる乾式散布法とが一般に知られてい
る。
【0006】図10(a)、図10(b)に、それぞれ湿式散
布法の散布装置200A、乾式散布法の散布装置200
Bの概略断面図を示し、これらの散布装置の構造及びス
ペーサー105の散布方法を簡単に説明する。図10
(a)、図10(b)において、同じ構成要素には同じ符号を
付している。
【0007】散布装置200A、200Bの内部にはス
テンレスなどからなる散布ステージ201が設置され、
散布ステージ201上に、透明電極110、配向膜11
2等が形成された基板101が設置される。散布装置2
00A、200Bの頭頂部には噴霧装置202及びノズ
ル203が設置されている。
【0008】湿式散布法の散布装置200Aにおいて
は、噴霧装置202にスペーサー供給管204Aと圧縮
ガス供給管205とが連結されている。また、乾式散布
法の散布装置200Bにおいては、噴霧装置202にス
ペーサー供給管204Bが連結されている。
【0009】湿式散布法においては、図10(a)に示す
ように、スペーサー供給管204Aからはスペーサー1
05を水、フロン、イソプロピルアルコール、エタノー
ル等の溶媒に分散したスペーサー分散溶液が噴霧装置2
02に供給され、一方圧縮ガス供給管205からは空気
や窒素等の圧縮ガスが噴霧装置202に供給される。噴
霧装置202に供給されたスペーサー105はノズル2
03から溶媒、ガスとともに噴出され、自由落下して、
基板101上に散布される。
【0010】乾式散布法においては、図10(b)に示す
ように、スペーサー供給管204Bから空気や窒素等を
キャリアガスとしてスペーサー105が噴霧装置202
に供給される。このとき、スペーサー105は自然に又
は作為的に帯電されている。噴霧装置202に供給され
たスペーサー105はノズル203からキャリアガスと
ともに噴出され、自由落下して、基板101上に散布さ
れる。このとき、スペーサー105は帯電しているの
で、その静電気力により基板101上に付着することが
できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のスペーサー10
5の散布法である湿式散布法及び乾式散布法において
は、基板101上にスペーサー105を自由落下させる
ことにより散布を行うため、スペーサー105を散布す
る位置を制御することができないという問題点がある。
そのため、以下に記載するような問題が生じている。
【0012】上記の一般の液晶表示装置100におい
て、スペーサー105が部分的に凝集するなどして、ス
ペーサー105の散布密度が不均一になり、基板間隔に
分布が生じるという問題点がある。基板間隔に分布が生
じたときの問題については後述する。
【0013】また、スペーサー105が散布されたとこ
ろには液晶層103が形成されないため、その部分を黒
く表示することができず、そこから光が漏れ、コントラ
ストが低下するという問題点がある。この問題は特に、
カラーフィルター層108の着色層108aのうち、緑
(G)の着色層108aの範囲にスペーサー105が散
布されたときに顕著となっている。
【0014】また、基板101上にはカラーフィルター
層108や透明電極110などが形成されるため、基板
101の表面に段差が形成され、段差を境に高部と低部
が形成される場合がある。スペーサー105が、基板1
01の表面の高部と低部の両方に散布されると、基板間
隔に分布が生じるという問題点がある。基板間隔に分布
が生じたときの問題については後述する。
【0015】ここで、下側基板の表面に段差が形成さ
れ、基板間隔に分布が生じる例について説明する。
【0016】図11に、単純マトリックスタイプのカラ
ー表示用の液晶表示装置300において、基板101の
表面に段差が形成される例を示す。図11において、液
晶表示装置100と同じ構成要素には同じ符号を付し、
説明は省略する。
【0017】液晶表示装置300において、表示領域を
150、非表示領域を151とする。通常、シール材1
04の内側から1〜2mmが非表示領域151、それよ
り内側が表示領域150となっている。液晶表示装置3
00において、カラーフィルター層108、保護層10
9、透明電極110、111、配向膜112、113
は、表示領域150にのみ形成され、非表示領域151
には形成されていない。
【0018】液晶表示装置300においては、カラーフ
ィルター層108、保護層109、透明電極110、1
11、配向膜112、113が、表示領域150にのみ
形成され、非表示領域151には形成されていないた
め、基板101の表面において、表示領域150と非表
示領域151の境界部分に段差が形成される。すなわ
ち、表示領域150における基板101の表面は、非表
示領域151における基板101の表面より高い位置に
形成されている。
【0019】例えば、基板101の表面に形成される段
差の高さ(カラーフィルター層108から配向膜112
までの厚み)は2〜3[μm]、表示領域150における
液晶層103の厚み(セル厚)及びスペーサー105の
直径は5[μm]、基板101と対向基板102の間隔
(基板間隔)は7〜8[μm]となっている。
【0020】このとき、非表示領域151における液晶
層103の厚み(セル厚)は、基板間隔と同一であるの
で、7〜8[μm]となっている。しかしながら、非表示
領域151において、セル厚7〜8[μm]のところに5
[μm]のスペーサー105が散布されるため、7〜8
[μm]のセル厚を維持することができず、基板101と
対向基板102の間隔(基板間隔)が狭くなり、基板1
01、対向基板102に歪みが生じる結果、表示領域1
50の基板間隔に周縁部は狭く中心部が広くといった分
布が生じる。
【0021】次に、下側基板の表面に段差が形成され、
基板間隔に分布が発生するもう一つの例を説明する。
【0022】光源を内蔵せずに太陽光や照明光などの外
光を利用し、液晶表示装置の外部(観察者側)から入射
した外光が液晶表示装置の内部に設けられた反射層で反
射され、液晶表示装置の外部(観察者側)に放出される
反射型液晶表示装置が知られている。反射型液晶表示装
置において、反射層の表面に多数の微細な凹凸を形成
し、光を反射させるとともに、散乱させることにより、
明るい表示を得ることができる内部散乱方式の反射型液
晶表示装置が知られている。
【0023】図12に内部散乱方式の反射型液晶表示装
置400の概略断面図を示す。図12において、液晶表
示装置100と同じ構成要素には同じ符号を付し、説明
は省略する。
【0024】内部散乱方式の反射型液晶表示装置400
においては、基板(下側基板)401表面に多数の微細
な凹凸が形成され、基板401上に、微細な凹凸に沿っ
てアルミニウムなどの金属をスパッタリングすることに
より、多数の微細な凹凸を有する反射層406を形成す
る。
【0025】反射層406上には絶縁層407が形成さ
れ、絶縁層407上には、液晶表示装置100と同様
に、カラーフィルター層108、透明電極110等が形
成されている。
【0026】基板401がガラス基板である場合には、
基板401表面の微細な凹凸は、ガラス基板の表面をフ
ッ酸溶液などにより不均一にエッチングするフロスト処
理などにより形成される。また、基板401がガラス基
板に限らず一般の基板の場合には、基板401表面の微
細な凹凸は基板の表面に微粒子を吹き付けることにより
表面を不均一にするサンドブラスト処理などにより形成
される。
【0027】液晶表示装置400において、基板401
表面に形成される微細な凹凸は表示領域150にのみ形
成されている。一方、反射層406、絶縁層407、カ
ラーフィルター層108、保護層109、透明電極11
0、111、配向膜112、113は表示領域150の
みならず、非表示領域151にも形成されている。
【0028】基板401表面の微細な凹凸はフロスト処
理やサンドブラスト処理により形成されるが、いずれの
処理においても元の基板401表面を削ることにより微
細な凹凸を形成する。そのため、基板401表面におい
て、微細な凹凸が形成される部分と形成されない平坦な
部分の境界、すなわち表示領域150と非表示領域15
1の境界には、図12で示すように、段差が形成され、
この段差は1[μm]程度となっている。また、基板40
1表面に段差が形成されると、その上に形成される反射
層406、カラーフィルター層108、配向膜112な
どにも段差が形成される。
【0029】その結果、表示領域150における基板4
01の表面は非表示領域151における基板401の表
面よりも低い位置に形成される。
【0030】例えば、表示領域150における液晶層1
03の厚み(セル厚)を5[μm]と設定した場合に、こ
のセル厚を均一化するために、5[μm]のスペーサー1
05を散布すると、非表示領域151に散布されるスペ
ーサー105は、表示領域150よりも段差の高さ分の
1[μm]程度高い位置に散布される。その結果、表示領
域150における液晶層103の厚み(セル厚)は6
[μm]程度と、設定されたセル厚5[μm]よりも厚くな
るため、設計通りの表示がされないことになる。
【0031】さらに、表示領域150において、6[μ
m]程度のセル厚のところに5[μm]のスペーサー10
5が散布されるため、6[μm]程度のセル厚を維持する
ことができず、基板101と対向基板102の間隔(基
板間隔)が狭くなり、基板101、対向基板102に歪
みが生じる結果、基板間隔に分布が生じる。
【0032】ここで、基板間隔に分布が生じたときの問
題について説明する。基板間隔に分布が生じると、その
間に挟持される液晶層の厚み(セル厚)にも分布が生じ
る。表示領域においてセル厚に分布が生じると、液晶表
示装置において、表示性能が悪化することが知られてい
る。
【0033】特にSTN(Super Twisted Nematic)モー
ドの液晶表示装置においては、Δn・d値(但し、Δn
は液晶の複屈折率、dはセル厚)の変化により光の透過
率が変化することが知られており、Δn・d値の変化、
すなわちセル厚dの分布が大きいと光透過率すなわち明
るさに分布が発生するため、コントラストが低下する。
また、Δn・d値の変化、すなわちセル厚dの分布が大
きいと、STNモードでは位相差板で独特の黄色や青色
の着色をなくし、白黒に補償することが行われるが、こ
のとき、光学特性が悪化し、表示に色むらが生じてしま
う。また、セル厚dに分布があると液晶の急峻性が悪化
し、コントラストが低下する。このようにセル厚dに分
布が生じることにより、コントラストが悪化し、表示に
色むらが発生するため、表示品質が悪化するという問題
がある。
【0034】そこで、本発明は上記の問題点を解決し、
スペーサーを散布する位置を制御することにより、基板
間隔の均一化を可能にする液晶装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。また、スペーサーを散布する位置
を制御することにより、緑(G)の着色層が形成される
領域にはスペーサーが散布されない液晶表示装置の製造
方法を提供することを目的とする。
【0035】また、これらの製造方法により、表示品質
の優れた液晶表示装置、及びこの液晶表示装置を備える
電子機器を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、液晶層を挟持する2枚の基板
間に所定の間隔を形成するための多数のスペーサーを一
方の基板上に散布するに際して、前記スペーサーを所定
の溶媒に分散させたスペーサー分散溶液を、インクジェ
ット方式により、前記基板上の画素領域を含む所定の領
域にのみ散布し、該溶媒を蒸発させることにより、前記
スペーサーを散布することを特徴とする。
【0037】この手段によれば、吐出される液滴の吐出
位置及び吐出回数が任意に設定できるインクジェットノ
ズルを用いるインクジェット方式によりスペーサーの散
布を行うことにより、基板上に散布するスペーサーの位
置と個数を制御することができる液晶装置の製造方法を
提供することができる。
【0038】また、この製造方法により、液晶層を挟持
する2枚の基板間に所定の間隔を形成するためのスペー
サーが配置された液晶装置において、該スペーサーが基
板全面のうち画素領域を含む所定の領域にのみ均一な密
度で配置されていることを特徴とする液晶装置を提供す
ることができる。この液晶装置はスペーサーが所定の領
域に均一な密度で配置されているので、基板間隔が均一
化された、表示品質の優れた液晶装置となる。
【0039】前記2枚の基板のうち一方の基板上にカラ
ー表示するための複数の異なる着色層が設けられている
場合には、前記所定の領域は、該着色層のうち所定の色
の着色層が形成される領域であることを特徴とする。前
記所定の色の着色層は赤と青の着色層であることが望ま
しい。
【0040】この場合には、緑の着色層が形成される領
域にはスペーサーが散布されないので、光漏れを防止す
ることができ、コントラストの良い表示品質の優れた液
晶装置の製造方法及び液晶装置を提供することができ
る。
【0041】また、前記2枚の基板のうち一方の基板表
面に凹部が形成されている場合には、前記所定の領域
は、該凹部が形成された領域であることを特徴とする。
【0042】この場合には、基板表面において凹部が形
成されている部分は凹部が形成されていない平坦な領域
の部分より低いところに位置するが、凹部が形成されて
いる部分にのみスペーサーを散布することにより、基板
間隔を均一化することができ、表示品質の優れた液晶装
置の製造方法及び液晶装置を提供することができる。
【0043】また、前記2枚の基板のうち一方の基板表
面に段差が形成されている場合には、前記一方の基板上
の高低に応じて、高部には小さく、低部には大きい、異
なる直径の前記スペーサーを散布することを特徴とす
る。
【0044】この場合には、基板上の高低に応じて、基
板上の高部には小さく、低部には大きい、異なる直径の
スペーサーを散布することにより、基板間隔を均一化す
ることができ、表示品質の優れた液晶装置の製造方法及
び液晶装置を提供することができる。
【0045】また、以上の手段において、前記スペーサ
ーは、表面に熱可塑性樹脂がコーティングされたもので
あることが望ましい。スペーサーとして、表面に熱可塑
性樹脂がコーティングされたものを用いることにより、
基板上に散布されたスペーサーを暖め、表面にコーティ
ングされた熱可塑性樹脂を溶融した後、再び常温に下
げ、熱可塑性樹脂を固化することにより、所定の位置に
散布されたスペーサーを基板上に固定することができ
る。
【0046】また、以上の手段により提供される液晶装
置を備えることにより、表示品質の優れた電子機器を提
供することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施形態につ
いて詳細に説明する。
【0048】第1実施形態 図1に本発明に係る第1実施形態の単純マトリックスタ
イプのカラー表示用の液晶表示装置1の製造方法を示す
工程図を示し、この液晶表示装置の製造方法及び構造に
ついて説明する。
【0049】図1(a)に示すように、ガラス等からなる
基板(下側基板)11上に、着色層18a及び遮光層
(ブラックマトリックス)18bからなるカラーフィル
ター層18、カラーフィルター層18を保護する保護層
19を順次形成し、保護層19上にストライプ状に透明
電極20を形成し、透明電極20上には配向膜22を形
成する。
【0050】着色層18aは、着色感材法、染色法、転
写法、印刷法などにより形成され、例えば赤(R)、緑
(G)、青(B)の3色が所定のパターンで配列してい
る。また、遮光層(ブラックマトリックス)18bは着
色層18aが形成されない箇所に形成され、クロムなど
の金属や、黒色顔料を分散させたカラーレジストなどか
ら構成される。
【0051】次に、図1(b)に示すように、配向膜22
上に、基板間隔を均一にするための二酸化珪素やポリス
チレン等からなる球状のスペーサー15を多数散布す
る。このとき、図2及び図3に示すようなインクジェッ
トノズル30を用い、インクジェットプリンターなどで
知られるインクジェット方式により、スペーサー15の
散布を行う。スペーサー15の直径は、液晶表示装置1
に封入される液晶層13の厚み(セル厚)に合わせて設
定され、例えば2〜10[μm]の範囲内から選択され
る。スペーサー15の散布方法の詳細については後述す
る。
【0052】次に、図1(c)に示すように、基板11
と、表面上にストライプ状に透明電極21を形成し、透
明電極21上に配向膜23を形成した対向基板(上側基
板)12とを配向膜22、23が対向するようにシール
材14を介して貼着し、基板11、対向基板12間に液
晶層13を封入する。最後に図示では省略しているが、
基板11、対向基板12の外表面上に偏光板、位相差板
などを取り付け、液晶表示装置1を作成する。
【0053】ここで、基板11上へのスペーサー15の
散布方法について説明する。本実施形態においては、
水、フロン、イソプロピルアルコール、エタノール等か
ら選択される単一の溶媒又は2種以上の混合溶媒に、ス
ペーサー15を超音波等により所定の濃度で均一に分散
したスペーサー分散溶液を基板11上に散布する。この
とき、吐出される液滴の吐出位置及び吐出回数を任意に
設定できる、図2、図3に示すようなインクジェットノ
ズル30を用いることにより、基板11上の所定の位置
に所定の量のスペーサー分散溶液を散布する。その後、
スペーサー分散溶液の溶媒を自然に蒸発させることによ
り、基板11上の所定の位置に所定の個数のスペーサー
15を配置させる。
【0054】本実施形態において、スペーサー15とし
て、表面に熱可塑性樹脂がコーティングされた接着スペ
ーサーを用いることが望ましい。スペーサー15として
接着スペーサーを用いる場合には、スペーサー15を基
板11上に散布し、溶媒を蒸発させた後、スペーサー1
5を散布した基板11を100℃程度に暖めることによ
り、スペーサー15の表面にコーティングされた熱可塑
性樹脂を溶融し、再び常温まで温度を下げることによ
り、溶融した樹脂を固化する。このとき、スペーサー1
5を基板11上に固定することができるので、時間が経
過しても所定の位置に散布したスペーサー15の位置が
変化しない。
【0055】次に、本実施形態で用いるインクジェット
ノズルの一例であるインクジェットノズル30の構造を
説明する。図2、図3はそれぞれインクジェットノズル
30の斜視図、断面図を示している。
【0056】インクジェットノズル30は、図2に示す
ように、例えばステンレス製のノズルプレート31と振
動板32とを備え、両者は仕切部材(リザーバプレー
ト)33を介して接合されている。ノズルプレート31
と振動板32との間には、仕切部材33によって複数の
空間34と液溜まり35とが形成されている。各空間3
4と液溜まり35の内部はスペーサー分散溶液が満たさ
れており、各空間34と液溜まり35とは供給口36を
介して連通している。さらに、ノズルプレート31に
は、空間34からスペーサー分散溶液を噴射するための
ノズル孔37が設けられている。一方、振動板32には
液溜まり35にスペーサー分散溶液を供給するための孔
38が形成されている。
【0057】また、図3に示すように、振動板32の空
間34に対向する面と反対側の面上には圧電素子39が
接合されている。この圧電素子39は一対の電極40の
間に位置し、通電すると圧電素子39が外側に突出する
ように撓曲し、同時に圧電素子39が接合されている振
動板32も一体となって外側に撓曲する。これによって
空間34の容積が増大する。したがって、空間34内に
増大した容積分に相当するスペーサー分散溶液が液溜ま
り35から供給口36を介して流入する。次に、圧電素
子39への通電を解除すると、圧電素子39と振動板3
2はともに元の形状に戻る。これにより、空間34も元
の容積に戻るため、空間34内部のスペーサー分散溶液
の圧力が上昇し、ノズル孔37から基板に向けてスペー
サー分散溶液の液滴41が吐出される。
【0058】次に、図4、図5に、液晶表示装置1にお
いて、カラーフィルター層18を上方から見たときの平
面図を拡大して示し、スペーサー15の散布位置、散布
個数の例について説明する。カラーフィルター層18上
には透明電極20、配向膜22等が形成されているが、
図示では省略している。
【0059】液晶表示装置1において、1個の着色層1
8aは1本の透明電極20と1本の透明電極21とが交
差する領域に対応して形成され、1個の着色層18aの
範囲はサブ画素と呼ばれる。また、赤(R)、緑
(G)、青(B)からなる3個の着色層18aで一画素
となり、1つの表示が可能となる。
【0060】一般に、スペーサー15の散布密度として
は70[個/mm2]程度が必要とされている。例えば、
ノート型パソコンに搭載される液晶パネルの一例である
表示領域が縦192[mm]×横144[mm]、画素ピッ
チPが0.3[mm]の液晶パネルには、640×3
(R、G、B)×480(=921,600)個のサブ
画素があるので、一個のサブ画素には2個程度のスペー
サー15が散布されることが必要である。
【0061】したがって、図4に示すように、縦約0.
3[mm]×横約0.1[mm]のサブ画素内には、スペー
サー15が2個程度散布されればよい。
【0062】例えば、解像度1440dpi(dot per
inch)のインクジェットノズル30を用いた場合には、
1ドット約17.6[μm]の液滴41を打つことができ
るので、スペーサー15の直径が1〜4 [μm]の場合
には1滴に2個のスペーサー15が分散されているよう
に、スペーサー分散溶液の濃度を調整し、サブ画素ごと
に1滴ずつ散布すればよい。あるいは、1滴に1個のス
ペーサー15が分散されているようにスペーサー分散溶
液の濃度を調整し、サブ画素ごとに2滴ずつ散布しても
よい。また、スペーサー15の直径が4〜10 [μm]
の場合には、1滴に1個のスペーサー15が分散されて
いるように、スペーサー分散溶液の濃度を調整し、サブ
画素ごとに2滴ずつ散布すればよい。
【0063】ここでは、解像度1440dpiのインク
ジェットノズル30について説明したが、本発明はこれ
に限らず、スペーサー15の直径に応じて、適当な大き
さの液滴を吐出するインクジェットノズル30を選択
し、サブ画素ごとに2個程度のスペーサー15を散布す
るようにすればよい。
【0064】本実施形態においては、サブ画素ごとに所
定の個数のスペーサー15を散布する例を示したが、本
発明はこれに限らず、基板11上の所定の位置に所定の
個数のスペーサー15を散布することにより、スペーサ
ー15の散布密度を均一化することができる。また、本
実施形態においては、カラー表示用の液晶表示装置につ
いてのみ説明したが、本発明はこれに限らず白黒表示用
の液晶表示装置にも適用することができる。
【0065】また、スペーサー15が緑(G)の着色層
18aの範囲に散布されると、光漏れが生じコントラス
トが低下することは先に述べたが、本実施形態によれ
ば、インクジェットノズル30を用いるインクジェット
方式によりスペーサー15の散布を行うことにより、図
5に示すように、赤(R)と青(B)の着色層18aの
範囲にのみスペーサー15を散布し、緑(G)の着色層
18aの範囲にはスペーサー15を散布しないことも可
能である。
【0066】このように、本実施形態によれば、インク
ジェットノズル30を用いるインクジェット方式により
スペーサー15の散布を行うことにより、スペーサー1
5の散布位置、散布個数を制御することができ、スペー
サー15の散布密度が均一化された液晶表示装置の製造
方法を提供することができる。また、この製造方法によ
り、スペーサー15の散布密度が均一化され、基板間隔
が均一化されるとともに、スペーサの凝集による光漏れ
を抑えた、表示品質の優れた液晶表示装置を提供するこ
とができる。
【0067】また、インクジェット方式によりスペーサ
ー15を散布することにより、赤(R)と青(B)の着
色層18aの範囲にのみスペーサー15を散布し、緑
(G)の着色層18aの範囲にはスペーサー15を散布
しない、液晶表示装置の製造方法を提供することができ
る。また、この製造方法により、赤(R)と青(B)の
着色層18aの範囲にのみスペーサー15が配置され
た、光漏れを防止し、コントラストの良い表示品質の優
れた液晶表示装置を提供することができる。
【0068】第2実施形態 図6に本発明に係る第2実施形態の単純マトリックスタ
イプのカラー表示用の液晶表示装置2の概略断面図を示
し、この液晶表示装置の構造及び製造方法について説明
する。図6において、液晶表示装置1と同じ構成要素に
は同じ符号を付し、説明は省略する。
【0069】液晶表示装置2において、シール材14の
内側から1〜2mmが非表示領域51、それより内側が
表示領域50となっている。
【0070】液晶表示装置2において、カラーフィルタ
ー層18、保護層19、透明電極20、21、配向膜2
2、23は、表示領域50にのみ形成され、非表示領域
51には形成されていない。
【0071】液晶表示装置2においては、カラーフィル
ター層18、保護層19、透明電極20、21、配向膜
22、23は、表示領域50にのみ形成され、非表示領
域51には形成されないため、基板11の表面におい
て、表示領域50と非表示領域51の境界部分に段差が
形成されている。すなわち、表示領域50における基板
11の表面は非表示領域51における基板11の表面よ
りも高い位置に形成されている。
【0072】本実施形態において、基板11、対向基板
12間には、液晶層13の厚み(セル厚)に合わせて、
段差を境に異なる直径のスペーサー25A、25Bが配
置されている。すなわち、表示領域50には表示領域5
0における液晶層13の厚み(セル厚)に合わせた直径
の小さいスペーサー25Aが配置され、非表示領域51
には非表示領域51における液晶層13の厚み(セル
厚)に合わせた直径の大きいスペーサー25Bが配置さ
れている。
【0073】例えば、表示領域50におけるセル厚及び
スペーサー25Aの直径が5[μm]、基板11の表面に
形成される段差の高さ(カラーフィルター層18から配
向膜22までの厚み)が2〜3[μm]程度の場合には、
基板11と対向基板12の間隔(基板間隔)すなわち非
表示領域51におけるセル厚は7〜8[μm]程度となっ
ている。したがって、非表示領域51には非表示領域5
1のセル厚7〜8[μm]に合わせた直径7〜8[μm]程
度のスペーサー25Bが配置されている。
【0074】ここで、2種類のスペーサー25A、25
Bを基板11上に散布する方法について説明する。水、
フロン、イソプロピルアルコール、エタノール等から選
択される単一の溶媒又は2種以上の混合溶媒に、スペー
サー25Aを超音波等により所定の濃度で均一に分散し
たスペーサー分散溶液Aを作製する。スペーサー25B
についても同様に、スペーサー分散溶液Bを作製する。
【0075】基板11上の表示領域50には、第1実施
形態で説明したように、インクジェットノズル30を用
い、スペーサー25Aの分散溶液Aを均一に散布する。
また、基板11上の非表示領域51には、別のインクジ
ェットノズル30を用い、スペーサー25Bの分散溶液
Bを均一に散布する。
【0076】本実施形態において、スペーサー25A、
25Bとして、表面に熱可塑性樹脂がコーティングされ
た接着スペーサーを用いることが望ましい。第1実施形
態で説明したように、スペーサー25A、25Bとして
接着スペーサーを用いることにより、散布したスペーサ
ー25A、25Bを基板11上に固定することができ
る。
【0077】本実施形態によれば、インクジェットノズ
ル30を用いるインクジェット方式によりスペーサーを
散布することにより、スペーサーを散布する位置を制御
することが可能となるため、基板11の表面に高低が形
成されている場合には、液晶層13の厚み(セル厚)に
合わせて、高部には直径の小さいスペーサー25Aを散
布し、低部には直径の大きいスペーサー25Bを散布す
ることができ、基板間隔が均一化された、液晶表示装置
の製造方法を提供することができる。また、この製造方
法により、基板11の表面に高低が形成されている場合
においても、基板間隔が均一化された、表示品質の優れ
た液晶表示装置を提供することができる。
【0078】本実施形態においては、カラー表示用の液
晶表示装置についてのみ説明したが、本発明はこれに限
らず、白黒表示用の液晶表示装置にも適用することがで
きる。
【0079】第3実施形態 図7に内部散乱方式の反射型液晶表示装置3の概略断面
図を示し、この液晶表示装置の構造及び製造方法を説明
する。図7において、液晶表示装置1、2と同じ構成要
素には同じ符号を付し、説明は省略する。
【0080】液晶表示装置3においては、基板(下側基
板)61表面に多数の微細な凹凸が形成され、基板61
上に、微細な凹凸に沿ってアルミニウムなどの金属をス
パッタリングすることにより、多数の微細な凹凸を有す
る反射層66を形成する。反射層66上には反射層66
を保護するための二酸化珪素などからなる絶縁層67が
形成され、絶縁層67上には、液晶表示装置1、2と同
様に、カラーフィルター層18、透明電極20等が形成
されている。
【0081】基板61がガラス基板である場合には、基
板61表面の微細な凹凸は、ガラス基板の表面をフッ酸
溶液などにより不均一にエッチングするフロスト処理な
どにより形成される。また、基板61がガラス基板に限
らず一般の基板の場合には、基板61表面の微細な凹凸
は基板61の表面に微粒子を吹き付けることにより表面
を不均一にするサンドブラスト処理などにより形成され
る。
【0082】この微細な凹凸の凸部の高さは、例えば
0.5〜0.8[μm]程度となっている。また、基板6
1表面において、微細な凹凸は表示領域50にのみ形成
されている。一方、反射層66、絶縁層67、カラーフ
ィルター層18、保護層19、透明電極20、21、配
向膜22、23は表示領域50のみならず、非表示領域
51にも形成されている。
【0083】基板61表面の微細な凹凸はフロスト処理
やサンドブラスト処理などにより形成されるが、いずれ
の処理においても元の基板61表面を削ることにより微
細な凹凸を形成する。そのため、図7に示すように、基
板61表面において、微細な凹凸が形成される部分と形
成されない平坦な部分の間には段差が形成され、この段
差は1[μm]程度となっている。すなわち、表示領域5
0における基板61表面は非表示領域51における基板
61表面より低い位置に形成されている。基板61表面
に段差が形成される結果、図7に示すように、その上に
形成される反射層66、カラーフィルター層18、配向
膜22などにも段差が形成される。
【0084】本実施形態において、液晶層13の厚み
(セル厚)に合わせて、基板61上に、段差を境に直径
の異なるスペーサー65A、65Bが配置されている。
すなわち、基板61上において、表示領域におけるセル
厚に合わせたスペーサー65Aが散布され、非表示領域
51には、非表示領域51におけるセル厚に合わせた、
スペーサー65Aよりも1[μm]程度直径の小さいスペ
ーサー65Bが配置されている。
【0085】ここで、2種類のスペーサー65A、65
Bを基板61上に散布する方法について説明する。水、
フロン、イソプロピルアルコール、エタノール等から選
択される単一の溶媒又は2種以上の混合溶媒に、スペー
サー65Aを超音波等により所定の濃度で均一に分散し
たスペーサー分散溶液Cを作製する。スペーサー65B
についても同様に、スペーサー分散溶液Dを作製する。
【0086】基板61上の表示領域50には、第1実施
形態で説明したように、インクジェットノズル30を用
い、スペーサー65Aの分散溶液Cを均一に散布する。
また、基板61上の非表示領域51には、別のインクジ
ェットノズル30を用い、スペーサー65Bの分散溶液
Dを均一に散布する。
【0087】また、本実施形態において、スペーサー6
5A、65Bとして、表面に熱可塑性樹脂がコーティン
グされた接着スペーサーを用いることが望ましい。第1
実施形態で説明したように、スペーサー65A、65B
として接着スペーサーを用いることにより、スペーサー
65A、65Bを基板61上に固定することができる。
【0088】本実施形態によれば、インクジェットノズ
ル30を用いるインクジェット方式によりスペーサーを
散布することにより、スペーサーを散布する位置を制御
することが可能となるため、基板の表面に高低が形成さ
れている場合に、液晶層の厚み(セル厚)に合わせて、
高部には直径の小さいスペーサー65Aを散布し、低部
には直径の大きいスペーサー65Bを散布することがで
き、基板間隔が均一化された液晶表示装置の製造方法を
提供することができる。また、この製造方法により、基
板上に高低が形成されている場合においても、基板間隔
が均一化された、表示品質の優れた液晶表示装置を提供
することができる。
【0089】本実施形態においては、非表示領域51に
直径の小さいスペーサー65Bを散布したが、表示領域
50にのみスペーサー65Aを散布し、非表示領域51
にはスペーサーを散布しないことにより、基板間隔を均
一化することも可能である。ただし、基板間隔を均一化
できるという点から非表示領域51には直径の小さいス
ペーサー65Bを散布することが望ましい。
【0090】また、本実施形態においては、カラー表示
用の液晶表示装置についてのみ説明したが、本発明はこ
れに限らず、白黒表示用の液晶表示装置にも適用するこ
とができる。
【0091】なお、第1〜第3実施形態においては、い
ずれも単純マトリックスタイプの液晶表示装置について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば、MIM(Metal-Insulator-Metal)に代表され
る2端子型素子やTFT(Thin-Film Transistor)に代
表される3端子型素子を用いるアクティブマトリックス
タイプの液晶表示装置にも適用することができ、いかな
る液晶表示装置にも適用することができる。
【0092】また、本発明により提供される液晶表示装
置を備えることにより、表示品質の優れた電子機器を提
供することができる。
【0093】次に、前記の第1〜第3実施形態により製
造された液晶表示装置1、2、3のいずれかを備えた電
子機器の具体例について説明する。
【0094】図8(a)は携帯電話の一例を示した斜視図
である。図8(a)において、70は携帯電話本体を示
し、71は前記の液晶表示装置1、2、3のいずれかを
備えた液晶表示部を示している。
【0095】図8(b)はワープロ、パソコンなどの携帯
型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図8(b)
において、80は情報処理装置、81はキーボードなど
の入力部、83は情報処理本体、82は前記の液晶表示
装置1、2、3のいずれかを備えた液晶表示部を示して
いる。
【0096】図8(c)は腕時計型電子機器の一例を示し
た斜視図である。図8(c)において、90は時計本体を
示し、91は前記の液晶表示装置1、2、3のいずれか
を備えた液晶表示部を示している。
【0097】図8(a)〜(c)に示すそれぞれの電子機器
は、前記の液晶表示装置1、2、3のいずれかを備えた
ものであるので、表示品質の優れたものとなる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、吐
出される液滴の吐出位置及び吐出回数を任意に設定でき
るインクジェットノズルを用いるインクジェット方式に
よりスペーサーを散布することにより、スペーサーの散
布位置、散布個数を制御することができるので、スペー
サーの散布密度を均一化することができ、基板間隔が均
一化された、表示品質の優れた液晶表示装置の製造方法
及び液晶表示装置を提供することができる。
【0099】また、インクジェット方式によりスペーサ
ーを散布することにより、スペーサーが赤と青の着色層
の範囲にのみ散布され、緑の着色層の範囲には散布され
ない、コントラストの良い液晶表示装置の製造方法及び
液晶装置を提供することができる。
【0100】また、インクジェット方式によりスペーサ
ーを散布することにより、基板上に高低がある場合にお
いても、液晶層の厚み(セル厚)に合わせて、高部には
小さく、低部には大きい、直径の異なるスペーサーを散
布することができ、基板間隔が均一化された、表示品質
の優れた液晶表示装置の製造方法及び液晶表示装置を提
供することができる。
【0101】また、本発明により提供される液晶表示装
置を備えることにより、表示品質の優れた電子機器を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に係る第1実施形態の単純マト
リックスタイプの液晶表示装置の製造方法を示す工程図
である。
【図2】 図2はインクジェットノズルの一例を示す概
略斜視図である。
【図3】 図3はインクジェットノズルの一例を示す概
略断面図である。
【図4】 図4は本発明に係る第1実施形態の単純マト
リックスタイプの液晶表示装置の一画素を拡大して示す
概略平面図である。
【図5】 図5は本発明に係る第1実施形態の単純マト
リックスタイプの液晶表示装置の一画素を拡大して示す
概略平面図である。
【図6】 図6は本発明に係る第2実施形態の単純マト
リックスタイプの液晶表示装置を示す概略断面図であ
る。
【図7】 図7は本発明に係る第3実施形態の単純マト
リックスタイプの液晶表示装置を示す概略断面図であ
る。
【図8】 図8(a)は上記実施形態の液晶表示装置を備
えた携帯電話の一例を示す図、図8(b)は上記実施形態
の液晶表示装置を備えた携帯型情報処理装置の一例を示
す図、図8(c)は上記実施形態の液晶表示装置を備えた
腕時計型電子機器の一例を示す図である。
【図9】 図9は一般の単純マトリックスタイプの液晶
表示装置を示す概略断面図である。
【図10】 図10(a)、(b)は従来のスペーサーの散布
装置を示す概略断面図である。
【図11】 図11は従来の単純マトリックスタイプの
液晶表示装置を示す概略断面図である。
【図12】 図12は従来の内部散乱方式の反射型液晶
表示装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1、2、3 液晶表示装置 11、61 基板(下側基
板) 12 対向基板(上
側基板) 13 液晶層 14 シール材 15、25A、25B、65A、65B スペーサー 18 カラーフィル
ター層 18a 着色層 18b 遮光層(ブラ
ックマトリックス) 19 保護層 20、21 透明電極 22、23 配向膜 30 インクジェッ
トノズル 41 スペーサー分
散溶液の液滴 50 表示領域 51 非表示領域 66 反射層 67 絶縁層 P 画素ピッチ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶層を挟持する2枚の基板間に所定の
    間隔を形成するための多数のスペーサーを一方の基板上
    に散布するに際して、前記スペーサーを所定の溶媒に分
    散させたスペーサー分散溶液を、インクジェット方式に
    より、前記基板上の画素領域を含む所定の領域にのみ散
    布し、該溶媒を蒸発させることにより、前記スペーサー
    を散布することを特徴とする液晶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶装置の製造方法にお
    いて、前記2枚の基板のうち一方の基板上にカラー表示
    するための複数の異なる色の着色層が設けられており、
    前記所定の領域は、該着色層のうち所定の色の着色層が
    形成される領域であることを特徴とする液晶装置の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の液晶装置の製造方法にお
    いて、前記所定の色の着色層が赤と青の着色層であるこ
    とを特徴とする液晶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の液晶装置の製造方法にお
    いて、前記2枚の基板のうち一方の基板表面に凹部が形
    成されており、前記所定の領域は、該凹部が形成された
    領域であることを特徴とする液晶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の液晶装置の製造方法にお
    いて、前記2枚の基板のうち一方の基板表面に段差が形
    成されており、前記一方の基板上の高低に応じて、高部
    には小さく、低部には大きい、異なる直径の前記スペー
    サーを散布することを特徴とする液晶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項記載の液晶装置の製造方法において、前記スペーサー
    は、表面に熱可塑性樹脂がコーティングされたものであ
    ることを特徴とする液晶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 液晶層を挟持する2枚の基板間に所定の
    間隔を形成するためのスペーサーが配置された液晶装置
    において、該スペーサーが基板全面のうちの画素領域を
    含む所定の領域にのみ均一な密度で配置されていること
    を特徴とする液晶装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の液晶装置において、前記
    2枚の基板のうち一方の基板上にカラー表示するための
    複数の異なる色の着色層が設けられており、前記所定の
    領域は、該着色層のうち所定の色の着色層が形成される
    領域であることを特徴とする液晶装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の液晶装置において、前記
    所定の色の着色層が赤と青の着色層であることを特徴と
    する液晶装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の液晶装置において、前
    記2枚の基板のうち一方の基板表面に凹部が形成されて
    おり、前記所定の領域は、該凹部が形成された領域であ
    ることを特徴とする液晶装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の液晶装置において、前
    記2枚の基板のうち一方の基板表面に段差が形成されて
    おり、前記一方の基板上の高低に応じて、高部には小さ
    く、低部には大きい、異なる直径の前記スペーサーが配
    置されていることを特徴とする液晶装置。
  12. 【請求項12】 請求項7から請求項11までのいずれ
    か1項記載の液晶装置において、前記スペーサーは、表
    面に熱可塑性樹脂がコーティングされたものであること
    を特徴とする液晶装置。
  13. 【請求項13】 請求項7から請求項12までのいずれ
    か1項記載の液晶装置を備えることを特徴とする電子機
    器。
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