JP2001182957A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001182957A
JP2001182957A JP36884399A JP36884399A JP2001182957A JP 2001182957 A JP2001182957 A JP 2001182957A JP 36884399 A JP36884399 A JP 36884399A JP 36884399 A JP36884399 A JP 36884399A JP 2001182957 A JP2001182957 A JP 2001182957A
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JP
Japan
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front panel
air conditioner
opening
air
decorative cover
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JP36884399A
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English (en)
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Shunji Fujimori
俊司 藤森
Chiharu Kodaira
千春 小平
Hiroaki Nakajima
浩明 中島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】空気調和機において、フロントパネルの内側に
配置したエアーフィルタの清掃作業性を良好にしつつ、
フロントパネルの清掃作業性も良好にすること。 【解決手段】筐体2の前面部を形成するフロントパネル
41と、フロントパネル41の内側に着脱可能に配置し
たエアーフィルタ5とを備えた空気調和機において、フ
ロントパネル41を開閉機構81を介して下方に移動可
能に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係
り、特に、高所に配置され、筐体の前面に開閉可能なフ
ロントパネルを有する空気調和機に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機としては、横長の筐体
内部にエアーフイルタと熱交換器と貫流フアンを備え、
筐体は後部を構成する樹脂成形された筐体本体及び前部
を構成する樹脂成形された化粧カバーを有し、この化粧
カバーは化粧カバー本体及びこの化粧カバー本体の前面
に取付けられたフロントパネルを有し、前記化粧カバー
本体は上面にグリル形状の吸込口を有すると共に下面に
吹出口を有する枠状に形成され、前記フロントパネル
は、その上部を支点にして下方を開放するように開くと
共に、この支点及び両側下端部の係合を外せるように着
脱可能に化粧カバー本体に取付けられ、前面に3枚の開
閉可能な吸込ルーバーを有しているものがある。
【0003】なお、この空気調和機においては、フィル
タを清掃する場合には、フロントパネルの両側下部を両
手で持ち上げて開放し、その開放部からフィルタを直接
清掃するか、或いはその開放部からフィルタを取外して
清掃するものである。
【0004】かかる従来の空気調和機に関連するものと
しては、例えば、特開平9−210401号公報に記載
されたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の空気
調和機は一般に高所の天井近くに設置されることが多
く、従来の空気調和機のようにフロントパネルの上部を
支点にして下方を開放するものにおいては、フロントパ
ネルを大きく開放するためには、フロントパネルの下部
を手で天井近くまで高く持ち上げなければならず、その
大きく開放する作業が極めて困難なものであった。その
ために、図20示すフロントパネルをわずかに開放した
高所でのフィルタの清掃作業またはフィルタの取外し作
業を余儀なくされることとなり、その清掃作業性に問題
があった。
【0006】また、フロントパネルを開放する場合に
は、その両側下端部の係合を外すために、フロントパネ
ルを両手を広げて持ち上げる必要があり、この点からも
清掃作業性に問題があった。
【0007】さらに、フロントパネルを清掃する場合に
は、高所での清掃作業となり、この点からも清掃作業性
に問題があった。
【0008】また、フロントパネルの意匠性の向上及び
それに振動低減及び騒音低減機能を併せ持たせることに
ついて、配慮されていなかった。
【0009】さらには、熱交換器を洗浄剤で洗浄するこ
とについて、配慮されていなかった。なお、熱交換器を
洗浄剤で洗浄する場合には、図21に示すように、フロ
ントパネルをわずかに開放した高所での注入作業を余儀
なくされるものである。
【0010】本発明の目的は、フロントパネルの内側に
配置したエアーフィルタの清掃作業性を良好にしつつ、
フロントパネルの清掃作業性も良好な空気調和機を得る
ことにある。
【0011】本発明の別の目的は、意匠性を向上できる
と共に、振動低減及び騒音低減を併せて図ることができ
る空気調和機を得ることにある。
【0012】本発明の別の目的は、フロントパネルを下
方に移動して洗浄剤投入装置に洗浄剤を投入することに
より、熱交換器を容易に洗浄を行うことができる空気調
和機を得ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の特徴は、筐体の前面部を形成するフロ
ントパネルと、前記フロントパネルの内側に着脱可能に
配置したエアーフィルタとを備え、前記フロントパネル
は下方に移動可能に支持したことにある。
【0014】本発明の第2の特徴は、前記フロントパネ
ルは、開閉機構を介して化粧カバー本体に下方に移動可
能に支持し、前記開閉機構は、前記フロントパネルを両
側部で支持すると共に、それぞれの側部で上下複数個所
でフロントパネルの移動時に垂直を維持する連結部材を
介して支持したことにある。
【0015】本発明の第3の特徴は、前記フロントパネ
ルは、下方に移動可能に支持すると共に、その前面にフ
ァブリック部材を装着したことにある。
【0016】本発明の第4の特徴は、前記エアーフィル
タの内側に配置した熱交換器と、前記熱交換器の上方に
吐出口を有する洗浄剤投入装置とを備え、前記フロント
パネルは下方に移動可能に支持し、前記洗浄剤投入装置
の投入口を前記フロントパネルの内側に配置したことに
ある。
【0017】本発明の第5の特徴は、前記フロントパネ
ルは、開閉機構を介して化粧カバー本体に下方に移動可
能に支持し、前記開閉機構を駆動する電動機構を設けた
ことにある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施例を図を用
いて説明する。なお、第2実施例以降の実施例において
は第1実施例と共通する構成の図示を省略すると共に、
重複する説明を省略する。なお、各実施例の図における
同一符号は同一物又は相当物を示す。
【0019】まず、本発明の第1実施例を図1から図1
3、図19及び図20を用いて説明する。なお、各図に
おいて、構成部材を一部省略した部分がある。例えば、
図6においては、フロントパネルを単に一枚のパネルと
して簡略表示すると共に、洗浄剤注入装置を省略してあ
る。
【0020】最初に、本実施例に係る空気調和機の全体
構成を図1から図6を用いてて説明する。なお、この第
1実施例の空気調和機の左右側面は対称の形状をしてい
る。
【0021】室内ユニット1は、その外観を構成する横
長の筐体2、この筐体2内に配置されるエアーフィルタ
5、このエアーフィルタ5のさらに内側に配置される熱
交換器6、室内空気をエアーフィルタ5及び熱交換器6
を通して吸込んで吹出口40bより吹出す貫流ファン
7、熱交換器6に洗浄剤を投入する洗浄剤投入装置9等
により構成されている(図6、図7参照)。室内ユニッ
ト1の大きさは、横幅寸法Lが690mm≦L≦100
0mm、高さ寸法Hが240mm≦H≦320mm、奥
行寸法Wが140mm≦W≦220mmの範囲に設定さ
れた横長の外形寸法を備えるものが一般的であり、この
実施例に係る室内ユニット1は、横幅を798mm、高
さを270mm、奥行きを183mmとする横長の外形
寸法を備え、横幅寸法が高さ寸法の2倍以上となってい
る。
【0022】この室内ユニット1は、一般に室内の壁面
上部の天井近く等に設置されることが多く、室外に配置
された室外ユニット(図示せず)と冷媒配管、電源接続
線、信号接続線等を介して接続されて空気調和機を構成
し、冷房、暖房、除湿、空気清浄、送風、及びその他の
運転を行うものである。
【0023】筐体2は、後部を構成する筐体本体3と、
前部を構成する化粧カバー4とを有する。化粧カバー4
は筐体本体3に着脱可能に装着されている。この化粧カ
バー4の具体的装着構造は、上部が突起部と係合凹部と
の着脱できる弾性的な係合構造であり、下部がねじによ
る締結構造となっている。この化粧カバー4を筐体本体
3から外すには、下部のねじを外した後に、化粧カバー
4の下部を前方上方に回動し、さらに化粧カバー4を上
方に持ち上げて上部の係合を解除することにより外すこ
とができる。
【0024】筐体本体3は、後部ケーシング30と、こ
の後部ケーシング30の前方に取付けられた前部ケーシ
ング31と、この前部ケーシング31に取付けられた運
転表示部32を有している。この後部ケーシング30と
前部ケーシング31と運転表示部32のベース部32a
とを一体に成形して筐体本体3を構成すれば、安価に製
作できる。
【0025】図6で示すように、後部ケーシング30
は、樹脂成形により、吸込風路部32、後部露受部3
3、後部ファンケーシング部34、吹出風路部35が一
体に形成されている。なお、後部露受部33と後部ファ
ンケーシング部34とは、共有する部分を有する。後部
ケーシング30の上面にはグリル状の吸込口30aが形
成されている。
【0026】また、前部ケーシング31は、樹脂成形に
より、貫流ファン7に対する前部ノーズ部36と、前部
の熱交換器61、62に結露した露を受ける前部露受部
37とを有する。この前部ケーシング31の前部ノーズ
部36と後部ケーシング30の後部ファンケーシング部
34との間に貫流ファン7が配置されている。これによ
り、貫流ファン7は、その前方及び上方に形成される吸
込風路71を通して室内空気を吸込み、下方に形成され
る吹出風路72へ吹出すようになっている。
【0027】この吸込風路71は、後部ケーシング30
の吸込風路部32、化粧カバー本体40の上部、及びフ
ロントパネル41により形成される。この吸込風路71
中にエアーフィルタ5及び熱交換器6が配置される。一
方、吹出風路72は、後部ケーシング30の吹出風路部
35、及び前部ケーシング31の露受部37の下面によ
り形成され、化粧カバー本体40の吹出口40bに連通
している。
【0028】運転表示部32は、前面下部に配置され、
運転状態を表示する機能と、リモコンからの制御信号を
受信する機能を備えている。なお、この運転表示部32
は運転状態を表示する機能のみを備えていてもよい。ま
た、運転表示部32は、前部ケーシング31に取付けら
れたベース部32aと、このベース部32aの前面中央
に設けられた液晶表示部32bとを有している。さら
に、運転表示部32は、フロントパネル41の係合突起
(図示せず)と係合する係合凹部(図示せず)を有して
いる。この係合突起と係合凹部は、フロントパネル41
が閉じた状態で、弾性的に着脱可能に係合し、閉じた状
態を維持するようになっている。
【0029】化粧カバー4は、化粧カバー本体40と、
この化粧カバー本体40の前面に取付けられた一枚のフ
ロントパネル41と、このフロントパネル41を開閉す
るための開閉機構8(図6参照)と、吹出風路72及び
吹出口40bから吹出す風向を変更する風向板とを有す
る。この風向板は、2枚の横風向板42aと、多数の縦
風向板42bで構成されている。横風向板42aは、吹
出す空気の上下方向を変更するものであり、横風向板モ
ータにより回動され、運転停止時に化粧カバー本体40
の吹出口40bをほぼ塞いだ状態とし、運転時に所定開
度まで回動して停止した状態または回動を繰り返す状態
とが選択可能になっている。また、縦風向板42bは、
吹出す空気の左右方向を変更するものであり、横風向板
42aより内側で、吹出風路72に左右に回動可能に配
置されている。
【0030】化粧カバー本体40は、樹脂成形により枠
状に形成され、上面部に吸込口40aを有し、下面部に
吹出風路72に連通する吹出口40bを有している。
【0031】フロントパネル41は、樹脂成形されたP
S材料よりなるフロントパネル本体41Aと、その前面
に着脱可能に装着されたファブリック部材41Bとから
なり、これらを一枚パネルとして構成され、液晶表示部
32bに対向する部分に窓部41aが形成されている。
この窓部41aの下面部が手掛け部41iを兼用してい
る。また、フロントパネル41は、化粧カバー本体40
の前面を閉じた状態から、開閉機構8により前方から下
方へ移動して化粧カバー本体40の前面を開いた状態に
することができるように開閉機構8を介して化粧カバー
本体40に取付けられている。このフロントパネル41
には吸込口を有していない。なお、開閉機構8の詳細に
ついては後述する。
【0032】ファブリック部材41Bは、薄い布地の前
面素材の裏面に樹脂膜を貼り合わせて構成され、装着す
るフロントパネル本体41Aの外面形状に合致した形状
に形成されている。この前面素材は、吸放湿性能に優れ
た吸放湿性繊維、例えばアクリート系吸放湿性繊維の不
織布から成っている。
【0033】ファブリック部材41Bは、防振、消音機
能を有しているので、フロントパネル41に用いること
により空気調和機で発生する振動の低減及び騒音の低減
を図ることができる。また、このファブリック部材41
Bは、吸放湿性繊維で形成されているので、室内の湿度
が上昇した場合には水分を吸着して保持し、室内の湿度
が低下した場合には保持している水分を室内に放出する
ことができ、部屋の湿度調節を行うことができる。
【0034】また、ファブリック部材41Bのフロント
パネル本体41Aへの取付け構造は次の通りである。フ
ァブリック部材41Bの裏面に係合用突起部材が固着さ
れ、一方、フロントパネル本体41Aの前面に係合用凹
部が形成されており、ファブリック部材41Bの係合用
突起部材をフロントパネル本体41Aの係合用凹部に弾
性的に着脱可能に係合するものである。これにより、季
節の変化、部屋の模様替え等に応じてファブリック部材
41Bを取替えて意匠を変更することができる。
【0035】また、上記ファブリック部材41Bは、吸
込口を有しないフロントパネル本体41Aに広い面積に
わたって設けられているので、大きな調湿機能及び意匠
変更の効果が得られるものである。
【0036】図7で示すように、エアーフィルタ5は、
左右に2枚に分割されて構成されると共に、そのそれぞ
れが樹脂枠に網目材を溶着した平板状のもので形成され
ている。エアーフィルタ5は、その弾力性を利用して、
筐体2内に前面及び上面にまたがって位置し、かつ熱交
換器6の吸込側に位置するように化粧カバー本体40内
に形成した案内レールを介してに着脱可能に装着され
る。
【0037】図6で示すように、冷凍サイクルの一部を
構成する熱交換器6は、複数の熱交換器を組合わせて構
成され、具体的には、前面下部熱交換器61、前面上部
熱交換器62及び後部熱交換63より構成されている。
前面下部熱交換器61は、前面下部に対応し、ほぼ垂直
に配置されている。前面上部熱交換器62は、前面上部
から上面にかけて対応し、斜め上方に傾斜して配置され
ている。後部熱交換器63は、吸込口63に主に対向し
て位置しており、斜め下方に傾斜して配置されている。
なお、前面上部熱交換器62と後部熱交換器63とは略
逆V字形に形成されている。何れの熱交換器61、6
2、63も多数の放熱フィン6aを狭い間隔で並置して
熱交換パイプ6bを貫通させたクロスフィン形熱交換器
で構成され、各熱交換器61、62、63の熱交換パイ
プ6bの間を接続パイプで接続し、連通することにより
一つの熱交換器6として構成されている。
【0038】このように、熱交換器6は、複数の熱交換
器61、62、63を上記のように構成しているので、
その吸込面積を大きなものとすることができる。
【0039】室内空気を送風するための貫流ファン7
は、前面下部熱交換器61の後方で、かつ前面上部熱交
換器62及び後部熱交換器63の下方に位置して設けら
れている。この貫流ファン7を回転することにより、室
内空気を吸込風路71側から吸込んで、吹出風路72側
から吹出すものである。
【0040】洗浄剤投入装置9は、筐体2内の上面部に
配置され、フロントパネル41を開放した状態で前面よ
り洗浄剤を注入することができ、その洗浄剤が上方から
熱交換器6に噴出されて熱交換器6を洗浄するものであ
る。この洗浄剤投入装置9の詳細は後述する。
【0041】次に、かかる空気調和機の基本的な運転動
作を説明する。
【0042】ここでは、冷房運転を代表して説明する。
冷房運転は、冷凍サイクルを動作させると共に、室外機
のファン及び室内機1の貫流ファン7を回転させること
により行われる。この冷凍サイクルの動作により熱交換
器6は低温となる。また、貫流ファン7の回転により、
室内空気は、吸込口30a、40aから吸込まれ、エア
ーフィルタ5にて除塵された後、各熱交換器61、6
2、63を通る際に冷却、除湿されて貫流ファン7に至
り、吹出風路72を通って、吹出口40bから室内に吹
出される。これにより、所定の冷房運転が行われる。
【0043】また、運転開始時のように急速に室内を冷
房をしたい場合等には、手掛け部41aに手を掛けて、
フロントパネル41を若干前方下方に移動させて冷房運
転することにより、室内空気がフロントパネル41と化
粧カバー本体40との全周における隙間からも吸込ま
れ、吸込抵抗が大幅に低減するので、低騒音で大風量が
得られる。これにより、冷房運転性能を大幅に向上する
ことができ、早期に所定温度に冷房することができる。
このように、フロントパネル41を前方下方に若干移動
させても、前方下方から化粧カバー本体40の開口内部
がほとんど見えないので、意匠的にも良好である。
【0044】なお、この冷房運転において、前面下部熱
交換器61及び前面上部熱交換器62に結露した露は、
前部ケーシング31の前部露受部37に流下し、この前
部露受部37から室内機1の背面下部に集められ、外部
に排水される。一方、後部熱交換器63に結露した露
は、後部露受部33に流下し、この後部露受部33の両
側から室内機1の背面下部に集められ、外部に排水され
る。
【0045】次に、フロントパネル41の開閉機構8の
構成及び動作の詳細を主に図6から図10を用いて説明
する。
【0046】この開閉機構8は、化粧カバー4内の両側
部に二つ配備されて一対となっている。この二つの開閉
機構8は、対称に設けられるため、片側の開閉機構8を
代表して説明する。開閉機構8は上部リンク機構81と
下部リンク機構82を備えている。
【0047】上部リンク機構81は、フロントパネル4
1の後面上部に固定された軸受部材81aと、化粧カバ
ー本体40の前面中央部に固定された軸受部材81b
と、細長で板状の連結部材81cとを備えている。この
連結部材81cの両端部と軸受部材81a、81bとは
ピン81d、81eを介して回動可能に連結されてい
る。
【0048】下部リンク機構82は、フロントパネル4
1の後面中央部に固定された軸受部材82aと、化粧カ
バー本体40の前面下部に固定された軸受部材82b
と、細長で板状の連結部材82cとを備えている。この
連結部材82cの両端部と軸受部材82a、82bとは
ピン82d、82eを介して回動可能に連結されてい
る。
【0049】この開閉機構8を介して取付けられたフロ
ントパネル41の開閉動作を図8から図10を用いて説
明する。
【0050】フロントパネル41が化粧カバー本体40
の前面を閉じた状態における上下部リンク機構81、8
2は、図8に示すように、フロントパネル41側のピン
81d、82dが化粧カバー本体40側のピン81e、
82eのほぼ垂直上方に位置するようになっている。こ
の閉じられた状態からフロントパネル41の手掛け部4
1iに手を掛けて下方に矢印のように引くと、フロント
パネル41と化粧カバー本体40とのロックが外れて、
フロントパネル41の移動が開始される。
【0051】このフロントパネル41の移動は、図9に
示すように、上下部リンク機構81、82の化粧カバー
本体40側の軸受部材81b、82bのピン81e、8
2eを支点にして連結部材81c、82cが前方へ回動
することにより行われ、前方下方への移動となる。
【0052】なお、下部リンク機構82の連結部材82
cのピン間距離は、上部リンク機構81の連結部材81
cのピン間距離と同一に設定されている。これにより、
フロントパネル41は、垂直状態を保って移動させるこ
とができ、フロントパネル41を下方に引く操作をその
まま継続することができる。
【0053】さらに、フロントパネル41を下方に引く
と、フロントパネル41の移動は、図10に示すように
後方下方への移動に変わり、最終的には化粧カバー本体
40の前面開口、換言すればエアーフィルタ5の前面を
全面的に開放する。
【0054】なお、連結部材82cは彎曲部82fを有
しているので、フロントパネル41を後方下方に移動す
る際に、連結部材82cが化粧カバー本体40に衝突す
るのを回避してフロントパネル41を移動することがで
きる。
【0055】次に、洗浄剤投入装置9の構成及び動作の
詳細を主に図11から図13を用いて説明する。
【0056】洗浄剤投入装置9は、化粧カバー本体40
の前面開口の上端部に横長に配置された洗浄剤投入パネ
ル91と、この洗浄剤投入パネル91に装着された複数
の洗浄剤供給路92とを備えている。
【0057】洗浄剤投入パネル91は、化粧カバー本体
40に着脱可能に装着され、複数の開口91aを有し、
フロントパネル41が開放された際にこの開口91aが
前面に露出する。
【0058】洗浄剤供給路92は、前端部92aが洗浄
剤投入パネル91の開口91aに連通して装着され、後
端部92bが後方に延びて分岐すると共に熱交換器6の
上方に開口している。この洗浄剤供給路92の開口は熱
交換器6の長手方向にわたって複数設けられることにな
るので、熱交換器6を全体的に洗浄することができる。
【0059】ここで、洗浄剤投入装置9における洗浄剤
の投入方法を説明する。フロントパネル41を前述した
要領で下方へ移動して、化粧カバー本体40の前面を開
放し、エアーフィルタ5を取外す。この状態において、
洗浄剤パネル91の開口91aが前面に露出するので、
洗浄剤ボンベ93より注入パイプ94を介して洗浄剤を
洗浄剤供給路92内に注入する。注入された洗浄剤は、
洗浄剤供給路92内を案内されて後端部92bの開口か
ら熱交換器6の上面に噴射され、熱交換器6を流下する
際に熱交換器6を洗浄して露受部33、37から外部に
排出される。なお、図11から図13においては、右側
のエアーフィルタ5を取り外した状態で洗浄剤の投入を
開始する例を示すが、両方のエアーフィルタ5を取外し
てから投入を開始してもよい。
【0060】また、洗浄剤投入装置9は、着脱可能に装
着されているので、不要な場合には取外しておくことが
できる。
【0061】以上説明したように、本発明の実施例によ
れば、フロントパネル41を下方に移動可能に支持して
いるので、フロントパネル41を下方に移動させる操作
によりエアーフィルタ5の前面を開放することができ
る。これにより、空気調和機が高い位置に設置されて
も、容易にフロントパネル41を開放操作することがで
きると共に、図18に示すように、エアーフィルタ5の
前面を大きく開放して、エアーフィルタ5を前面から直
接清掃または取外して清掃することが容易に行うことが
でき、さらにはフロントパネル41を下方に移動した状
態で容易に清掃することができる。
【0062】また、フロントパネル41を開閉機構8を
介して両側部で支持すると共に、それぞれの側部で上下
複数個所でフロントパネル41の移動時に垂直を維持す
る連結部材81c、82cを介して支持しているので、
フロントパネル41を開く操作が容易である。
【0063】さらには、フロントパネル41の前面にフ
ァブリック部材41Bを装着しているので、意匠性を向
上できると共に、振動低減及び騒音低減を併せて図るこ
とができる。
【0064】また、熱交換器6の上方に吐出口92bを
有する洗浄剤投入装置9の投入口92aをフロントパネ
ル41の内側に配置しているので、図19に示すよう
に、フロントパネルを下方に移動して洗浄剤投入装置9
の投入口92aを前面に露出させ、この投入口92aよ
り洗浄剤を投入することにより、吐出口92bから熱交
換器6に洗浄剤を供給でき、熱交換器6の洗浄を行うこ
とができる。
【0065】次に、本発明の第2実施例の空気調和機を
図14を用いて説明する。
【0066】この第2実施例の空気調和機は、第1実施
例のものに比較して、フロントパネル41の上部にグリ
ル状の吸込口41bを有する点及びファブリック部材の
部分がフロントパネル本体と一体に形成されている点に
て相違し、その他については全く同一である。このよう
に、フロントパネル41に吸込口41bを有することに
より、フロントパネル41を閉じた状態においても吸込
面積を十分に確保することができるものである。
【0067】次に、本発明の第3実施例から第5実施例
の空気調和機を図15から図17を用いて説明する。
【0068】第3実施例の空気調和機は、図15に示す
ように、第1実施例のものと比較して、開閉機構8を電
動機構83により駆動する、換言すればフロントパネル
41を電動機構83で駆動するようにした点にて相違し
ている。この電動機構83は、電動機83aと、この電
動機83aの回転軸に固定された歯車83bと、この歯
車83bに噛み合わされた減速歯車83cと、この減速
歯車83cの回転軸83dとを備え、この回転軸83d
の両端部を上部連結部材81cの化粧カバー本体側の端
部に固定したものである。なお、この電動機構83は、
運転表示部32で受信した駆動指令に基づいて電動機8
3aが運転され、この電動機83aの回転が歯車83
b、83cにより減速され、この歯車83cの回転軸8
3dの回転が連結軸81cの回転運動に変換されて、開
閉機構8を動作し、フロントパネル41を下方に開くよ
うに移動するものである。
【0069】この第3実施例の空気調和機の運転方法を
図16を用いて説明する。
【0070】リモコン等により空気調和機の運転スイッ
チをオンすると(ステップ100)、空気調和機の制御
装置により所定の運転を開始する。この実施例では、冷
房運転される場合について述べる。この運転スイッチの
オンにより、冷凍サイクルが動作し、室外機のファン及
び室内機1の貫流ファン7が運転する。そして、リモコ
ン等により使用者が希望する設定温度を入力する(ステ
ップ110)。この設定温度が入力されない場合には、
予め決定されている所定温度が運転スイッチのオンによ
り設定される。
【0071】この冷房運転が開始されると、設定温度と
室内温度との差が所定温度T0以上かを判定する(ステ
ップ120)。この判定において、所定温度差T0以上
の温度差の場合には、電動機83aを短時間運転してフ
ロントパネル41を若干開放する(ステップ130)。
これにより、フロントパネル41と化粧カバー本体40
のとの間に全周にわたって隙間ができるので、室内空気
がこの隙間を通して化粧カバー本体40の前面に形成さ
れる開口より室内ユニット2内に吸込まれ、吸込み抵抗
が大幅に低減できる。これにより、低騒音で大風量が得
られ、冷房運転性能を大幅に向上することができると共
に、早期に所定温度に達するように冷房運転することが
できる。なお、この冷房運転中においても、化粧カバー
本体40の上面の吸込口40aからも室内空気を吸込む
ものである。
【0072】前記判定において、所定温度差T0以上で
ない場合には、電動機83aを逆回転してフロントパネ
ル41を閉じる(ステップ140)。これにより、デザ
インが良好なフロントパネル41が閉じた状態で冷房運
転が継続される。なお、この実施例では、設定温度と室
内温度との差を用いて、冷房運転中のフロントパネル4
1の開閉を行うようにしているが、化粧カバー本体40
の上面の吸込口40aに通風抵抗の大きな空気清浄フィ
ルタを装着して冷房運転中のフロントパネル41の開閉
を行うことにより、空気清浄フィルタを選択的に利用す
ることができる。
【0073】フロントパネル41が閉じた状態の冷房運
転中において、設定温度と室内温度とを比較し(ステッ
プ150)、室内温度が設定温度に達するまでは、フロ
ントパネル41を閉じた状態で冷房運転を継続する。室
内温度が設定温度に達すると、冷房運転を停止する(ス
テップ160)。
【0074】エアーフィルタ5を掃除する場合には、リ
モコン等によりフロントパネル開放スイッチをオンする
(ステップ170)。これにより、電動機83aが運転
し、フロントパネル41が降下して前面開放する(ステ
ップ180)。この状態で、エアーフィルタ5が露出す
るので、エアーフィルタ5を直接清掃するか、或いは取
外して清掃する。
【0075】エアーフィルタ5の清掃が終了したら、フ
ロントパネル閉鎖スイッチをオンする(ステップ19
0)。これにより、電動機83aが逆回転してフロント
パネル41を閉じる(ステップ200)。
【0076】この本発明の実施例によれば、フロントパ
ネル41を開閉機構8を介して化粧カバー本体40に下
方に移動可能に支持し、この開閉機構8を駆動する電動
機構9を設けているので、フロントパネル41の開閉操
作が容易となり、フロントパネル41及びエアーフィル
タ5の清掃作業性が一層良好なものとなる。
【0077】また、電動機構83を用いて次のように制
御することができ、使い勝手をさらに向上することがで
きる。例えば、冷房運転において、運転開始時のように
急速冷房を必要とする場合には、電動機構83を動作さ
せて、フロントパネル41を若干前方下方に移動させて
冷房運転することにより、室内空気がフロントパネル4
1と化粧カバー本体40との全周における隙間からも吸
込まれ、吸込抵抗が大幅に低減するので、低騒音で大風
量が得られ、これにより、冷房運転性能を大幅に向上す
ることができ、早期に所定温度に冷房することができ
る。また、室内が室内温度が所定温度に近づいた場合、
または所定温度に達して、急速な冷房が必要でなくなっ
た場合には、電動機構83を動作させて、フロントパネ
ル41を閉じると共に、貫流ファン7の回転数を下げ、
吸込口30a、40aから室内空気を吸込む冷房運転に
切り替えることにより、筐体2内で発生する騒音がフロ
ントパネル41と化粧カバー本体40との隙間から漏れ
ることがなくなり、低騒音の冷房運転を行うことができ
る。
【0078】第4実施例の空気調和機は、図16に示す
ように、第1実施例のものと比較して、ベルト85を用
いた開閉機構8によりフロントパネル41を開閉する点
にて相違している。
【0079】この開閉機構8は、フロントパネル41を
吊り下げるベルト85と、このベルト85を巻き上げる
歯車86と、化粧カバー本体40の両側面の内側に上下
に延びるガイドレール87と、一側がフロントパネル4
1の両側面の内側上部に対に固定され、他側がガイドレ
ール87に摺動可能に装着された上下一対の連結部材8
8とを備えている。前記歯車86は、弾性部材等によ
り、ベルト85を巻き上げる方向に補助的な駆動力が常
に加えられるようになっている。これにより、フロント
パネル41を下方に移動している際に、フロントパネル
41の自重と補助的な駆動力のバランスにより安定的に
移動することができるものである。
【0080】かかる開閉機構8を備えたフロントパネル
41を開く場合には、フロントパネル41の手掛け部4
1iに手を掛けて下方に引くと、ベルト85が下方に延
びてフロントパネル41が容易に下方へ移動できる。こ
のとき、一対の連結部材88の端部がガイドレール87
内を摺動し、フロントパネル41を垂直に維持して移動
させることができる。なお、フロントパネル41の閉じ
た状態または開いた状態を保持できるように、フロント
パネル41と化粧カバー本体40との間に着脱可能な係
合構造を備えているものである。
【0081】第5実施例の空気調和機は、図17に示す
ように、第4実施例のものと比較して、開閉機構8を電
動機構83により駆動する、換言すればフロントパネル
41を電動機構89で駆動するようにした点にて相違し
ている。この電動機構89は、電動機89aと、この電
動機89aの回転軸に固定された歯車89bを備え、こ
の歯車89bを歯車86に噛み合わせて駆動するように
したことを加えた点にて相違する。なお、この電動機8
9aは、第3実施例の電動機83aと同様に運転され
る。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、フロントパネルの内側
に配置したエアーフィルタの清掃作業性を良好にしつ
つ、フロントパネルの清掃作業性も良好な空気調和機を
得ることができる。
【0083】本発明によれば、意匠性を向上できると共
に、振動低減及び騒音低減を併せて図ることができる空
気調和機を得ることができる。
【0084】本発明によれば、フロントパネルを下方に
移動して洗浄剤投入装置に洗浄剤を投入することによ
り、熱交換器を容易に洗浄を行うことができる空気調和
機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の空気調和機を示す斜視図
である。
【図2】図1の空気調和機の正面図である。
【図3】図1の空気調和機の右側面図である。
【図4】図1の空気調和機の平面図である。
【図5】図1の空気調和機の底面図である。
【図6】図1の空気調和機の要部断面図である。
【図7】図1の空気調和機のフロントパネルを開いた状
態の概略を示す斜視図である。
【図8】図1の空気調和機のフロントパネルの開閉動作
の閉じた状態を説明する断面概略図である。
【図9】図1の空気調和機のフロントパネルの開閉動作
の前半の開いた状態の断面概略図である。
【図10】図1の空気調和機のフロントパネルの開閉動
作の後半の開いた状態の断面概略図である。
【図11】図1の空気調和機の洗浄剤投入装置を説明す
る要部を透視して示す斜視図である。
【図12】図1の空気調和機の洗浄剤投入装置に洗浄剤
を投入している状態を説明する断面概略図である。
【図13】図1の空気調和機の洗浄剤投入装置に洗浄剤
を投入している状態の要部を透視して示す斜視図であ
る。
【図14】本発明の第2実施例の空気調和機の正面図で
ある。
【図15】本発明の第3実施例の空気調和機のフロント
パネル開放状態の要部を透視して示す斜視図である。
【図16】図15の空気調和機の運転状態の一例を説明
するフローチャート図である。
【図17】本発明の第4実施例の空気調和機のフロント
パネル開放状態の要部を透視して示す斜視図である。
【図18】本発明の第5実施例の空気調和機のフロント
パネル開放状態の要部を透視して示す斜視図である。
【図19】図1の空気調和機のフロントパネルを開放し
て掃除機で清掃中の状態の斜視図である。
【図20】図1の空気調和機のフロントパネルを開放し
て洗浄剤の注入中の状態の斜視図である。
【図21】従来の空気調和機のフロントパネルを開放し
て掃除機で清掃中の状態の斜視図である。
【図22】従来の空気調和機のフロントパネルを開放し
て洗浄剤の注入中の状態の斜視図である。
【符号の説明】
1…室内ユニット、2…筐体、3…筐体本体、4…化粧
カバー、5…エアーフィルタ、6…熱交換器、7…貫流
ファン、8…開閉機構、9…洗浄剤投入装置、30…後
部ケーシング、30a…吸込口、31…前部ケーシン
グ、32…運転表示部、32a…ベース部、32b…液
晶表示部、40…化粧カバー本体、40a…吸込口、4
0b…吹出口、41…フロントパネル、41a…窓部、
41i…手掛け部、41A…フロントパネル本体、41
B…ファブリック部材、42…風向板、42a…横風向
板、71…吸込風路、72…吹出風路、81…上部リン
ク機構、82…下部リンク機構、83…電動機構、91
…洗浄剤投入パネル、92…洗浄剤供給路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 浩明 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 Fターム(参考) 3L051 BA05 BG06 BH04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の前面部を形成するフロントパネル
    と、前記フロントパネルの内側に着脱可能に配置したエ
    アーフィルタとを備え、前記フロントパネルは下方に移
    動可能に支持したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】筐体の前面部を形成するフロントパネル
    と、前記フロントパネルの内側に着脱可能に配置したエ
    アーフィルタとを備え、前記フロントパネルは、開閉機
    構を介して化粧カバー本体に下方に移動可能に支持し、
    前記開閉機構は、前記フロントパネルを両側部で支持す
    ると共に、それぞれの側部で上下複数個所でフロントパ
    ネルの移動時に垂直を維持する連結部材を介して支持し
    たことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】筐体の前面部を形成するフロントパネル
    と、前記フロントパネルの内側に着脱可能に配置したエ
    アーフィルタとを備え、前記フロントパネルは、下方に
    移動可能に支持すると共に、その前面にファブリック部
    材を装着したことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】筐体の前面部を形成するフロントパネル
    と、前記フロントパネルの内側に着脱可能に配置したエ
    アーフィルタと、前記エアーフィルタの内側に配置した
    熱交換器と、前記熱交換器の上方に吐出口を有する洗浄
    剤投入装置とを備え、前記フロントパネルは下方に移動
    可能に支持し、前記洗浄剤投入装置の投入口を前記フロ
    ントパネルの内側に配置したことを特徴とする空気調和
    機。
  5. 【請求項5】筐体の前面部を形成するフロントパネル
    と、前記フロントパネルの内側に着脱可能に配置したエ
    アーフィルタとを備え、前記フロントパネルは、開閉機
    構を介して化粧カバー本体に下方に移動可能に支持し、
    前記開閉機構を駆動する電動機構を設けたことを特徴と
    する空気調和機。
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