JP2001181534A - タイヤトレッド配合用カーボンブラック - Google Patents

タイヤトレッド配合用カーボンブラック

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JP2001181534A
JP2001181534A JP37371799A JP37371799A JP2001181534A JP 2001181534 A JP2001181534 A JP 2001181534A JP 37371799 A JP37371799 A JP 37371799A JP 37371799 A JP37371799 A JP 37371799A JP 2001181534 A JP2001181534 A JP 2001181534A
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Osamu Suzuki
修 鈴木
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Asahi Carbon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ゴムマトリックスに配合した場合に、大型タ
イヤのトレッド組成物に対して従来技術から得られる同
等表面積のカーボンブラックとほぼ同じ、またはそれ以
上の発熱特性と加工性を示すカーボンブラック。 【解決手段】 窒素吸着比表面積(NSA)が100
/gを越え140m /g未満、DBP吸収量(D
BP)が130ml/100gを越え160ml/10
0g未満という基本的特性を有し、また下記条件を満た
すカーボンブラック。(1)NSAとよう素吸着量
(IA)の比(NSA/IA)の値が0.85〜0.
98であり、(2)24M4DBP吸収量(24M4)
が105ml/100gを越え125ml/100g未
満、(3)ΔDBP(DBPA−24M4)が25ml
/100gを越え50ml/100g未満、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤトレッド用
ゴム組成物に配合される準々超耐摩耗性(IISAF)
級及び準超耐摩耗性(ISAF)級に属するカーボンブ
ラックに関し、より詳しくは当該カーボンブラックを充
填した場合に高苛酷度の条件下で使用されるトラック、
バス用トレッドなどに対して、従来技術から得られるI
ISAF級およびISAF級のカーボンブラックと比較
して同等もしくはより優れた発熱特性(繰り返し変形な
どを受けても発熱する程度が低いという特性)、加工特
性を示すとともに、上位グレードの超耐摩耗性(SA
F)級カーボンブラックと同等もしくはそれ以上の補強
特性を与えることのできるカーボンブラックに関する。
【0002】
【従来技術】カーボンブラックは、厳密に制御された条
件下の炉内で発生させたおよび/または外部で発生させ
て炉内に導入された高温燃焼ガス中へ原料炭化水素を噴
霧させ、この原料炭化水素の熱分解または不完全燃焼に
より生産される、産業上有用な原材料であり、ゴム配合
時の組成物に対して機械的性質、特に引張り強さ、耐摩
耗性などの特性を飛躍的に向上させることができるとい
う特異な性質を有することから、タイヤをはじめとする
各種ゴム製品の充填補強剤として広く用いられるととも
に、その色彩的特徴である黒色度を利用して各種塗料、
インキ用原材料などとしても利用されている。
【0003】ゴム配合用カーボンブラックは、その物理
化学的特性、すなわちカーボンブラックを構成する単位
粒子径、単位重量当りの表面積(比表面積)、粒子のつ
ながり度合(ストラクチャー)などにより配合ゴム組成
物の性能に大きな影響を与えるので、要求されるゴム組
成物によって各種特性の異なるカーボンブラックが選択
的に使用されている。
【0004】タイヤの接地面(トレッド部)に用いられ
るゴム組成物では、高速度で回転して道路面と接触する
ことによる摩損に対する耐性(耐摩耗性)に優れている
と同時に、接触で生じる繰り返し変形によるゴム組成物
の発熱特性に大きな影響を与えるヒステリシス特性も重
要な要素である。
【0005】タイヤトレッド部におけるゴム組成物の耐
摩耗性の向上は、タイヤ寿命、特に走行距離の増大をも
たらすので、タイヤの耐性にとって非常に大きなメリッ
トをもたらす。
【0006】この耐摩耗性を向上させるために、高表面
積(小粒子径)化および高ストラクチャー化の方向でカ
ーボンブラックの開発が行われてきた。しかしながら、
耐摩耗性向上の要求は増大し、これに対応するためにカ
ーボンブラック表面の活性度向上(特開平1−2756
43号、特開昭61−207452号、特公平7−64
957号など)や遠心沈降分析により評価されるアグリ
ゲート分布の半値幅を小さくする(特開平6−9313
6号、特開昭63−264647号など)などの技術が
開示されている。
【0007】このようにタイヤトレッド配合用カーボン
ブラックを用いて耐摩耗性を向上させる手段を採用した
場合、耐摩耗性向上の反面でゴム組成物の発熱性が大き
くなり、またティアー性(伸び特性)や加工性などの性
能が低下するという欠点を招来する。すなわち、耐摩耗
性と発熱性は互いに相反する特性の背反事項であり、こ
れを解決するために種々の技術が提案されている。
【0008】アグリゲート分布で2つ山があるカーボン
ブラックを用いた発明(特公平6−868号、特開昭6
4−74242号、特開昭63−199748号)、凝
集体空隙容積を特定した発明(特公平6−37582
号、特公平6−41540号、特公平7−755号)、
示差走査熱量計(DSC)により測定される粒子間のポ
ア分布モード径を特定した発明(特開平4−32553
5号、特開平4−370126号、特開平5−2555
42号)、希薄水分散物の可視光領域での吸光度の波長
依存性を特定した発明(特開平4−363344号、特
開平5−43740号、特開平5−170973号)な
どが、耐摩耗性と発熱性の性能を両立させる手段、方法
として開示されている。また、高ストラクチャー化によ
る対応も提案されている(特開平6−136289
号)。
【0009】高い耐摩耗性と低位の発熱性という背反事
項を両立(完全に両立させることは不可能で、ある程度
の点で妥協せざるを得ない)させる目的で前述のような
種々の手段が提唱されているが、末だ十分な性能を兼備
した配合ゴム組成物を与えることのできる特性を持つカ
ーボンブラックは見いだされていないのが現状であり、
本出願人はこれらの特性の両立を目指すとともに、これ
に加えてゴム組成物のティアー性(伸び特性)および加
工性を改良することを目的として特願平9−11183
9号(特開平10−287772号)発明を出願した。
この発明は、「窒素吸着比表面積(NSA)が140
/gを越え200m/g未満、DBP吸油量(D
BP)が110ml/100gを越え160ml/10
0g未満という基本的特性を有するカーボンブラックに
おいて、(A)NSAとよう素吸着量(IA)の比
(NSA/IA)の値が0.85〜0.98であり、
(B)遠心沈降分析により測定したアグリゲート特性で
(i)ストークス相当径の分布曲線の最多頻度値(Ds
t)が70〜90nmであり、(ii)Dstに対する分
布曲線の半値幅(ΔD50)の比(ΔD50/Dst)
が0.81を越え1.30未満であるタイヤトレッド配
合用カーボンブラックに係わるものであり、配合ゴム組
成物に対して発熱特性(繰り返し変形などを受けても発
熱する程度が低いという特性)を悪化させることなく、
タイヤトレッド配合用として有用な、耐摩耗性、ティア
ー性(伸び特性)および加工性を大幅に改良するという
優れた特性をゴム配合物に付与することのできるカーボ
ンブラックを提供した。
【0010】前述の発明は、カーボンブラックとゴムマ
トリックスとの相互作用(この結果として耐摩耗性、引
張り強さなどの機械的性質、ゴムの加工性、粘弾性特性
などに影響を及ぼす)、すなわち結合状態に着目すると
いう原点に戻り、これとカーボンブラックと物理化学特
性との関連性について研究を進め、その結果としてゴム
とカーボンブラックの結合における物理的結合と化学的
結合の割合を変化させることにより従来のカーボンブラ
ックがゴムマトリックスに及ぼす性能とはまったく異な
る性能を与えることができることを見いだして完成され
たものである。
【0011】しかしながら、ストラクチャー特性(DB
P吸収量で評価)の上限が160ml/100gに限定
されていたために、ゴムマトリックスへの分散性、特に
表面積範囲で180m/gを上回った場合のゴムへの
分散性および高苛酷条件下での耐摩耗性において若干の
問題点を残していた。
【0012】そこで、前述の高いストラクチャーを有す
るカーボンブラックの望ましいゴム配合特性・性能、す
なわち耐摩耗性を維持しながら、発熱性やヒステリシス
特性および加工性での低下を発生させないで改良させる
という課題に鋭意取り組み、カーボンブラックアグリゲ
ート特性におけるストークス相当径の分布曲線の最多頻
度値(Dst)に対する分布曲線の半値幅(ΔD50)
の比、ΔD50/Dstを前出願の上限を上回る1.3
0を越え2.50未満という従来よりも非常に大きい範
囲に限定することによりこの課題を解決し、特願平11
−303783号として出願した。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明では上述の発明
とは観点を変え、IISAF級カーボンブラックの低発
熱性を有しながら、SAF級カーボンブラックと同等も
しくはそれ以上の耐摩耗性を付与するためにIISAF
〜ISAF級カーボンブラックの表面積を有し、前述の
ゴムとカーボンブラックの結合度合いの最適化技術を適
用し、さらにアグリゲート分布を狭小化することにより
耐摩耗性を向上させることを目的としたものである。ま
た、表面活性を低下させることにより、耐摩耗性を向上
させながら加工性を改良することもできるという付加的
目的も有している。
【0014】すなわち、本発明の目的は、ゴムマトリッ
クスに配合した場合に、高苛酷度条件下で使用されるト
ラック、バスなどの大型タイヤのトレッド組成物に対し
て従来技術から得られる同等表面積のカーボンブラック
とほぼ同じ、またはそれ以上の発熱特性と加工性を示す
とともに、一段階以上上のグレードカーボンブラックが
有する耐摩耗特性を発揮することのできるカーボンブラ
ックを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、窒素吸着比表
面積(NSA)が100m/gを越え140m
g未満、DBP吸収量(DBP)が130ml/100
gを越え160ml/100g未満という基本的特性を
有するカーボンブラックにおいて、(1)NSAとよ
う素吸着量(IA)の比(NSA/IA)の値が0.
85〜0.98であり、(2)24M4DBP吸収量
(24M4)が105ml/100gを越え125ml
/100g未満、(3)ΔDBP(DBPA−24M
4)が25ml/100gを越え50ml/100g未
満、(4)比着色力が110%を越え125%未満、
(5)遠心沈降分析により測定したアグリゲート特性
で、(i)ストークス相当径の分布曲線の最多頻度値
(Dst)が60〜90nmであり、(ii)ストークス
相当径の分布曲線の最多頻度値(Dst)に対する分布
曲線の半値幅(ΔD50)の比(ΔD50/Dst)が
0.62を越え1.00未満の条件を満たすタイヤトレ
ッド配合用カーボンブラックに関する。
【0016】これらの要件において、NSAおよびD
BPの2基本要件が前述の特定範囲にあることは配合ゴ
ム組成物に対して高水準の耐摩耗性を保持するための基
本的特性である。
【0017】カーボンブラックは非常に小さい単位粒子
が互いに融合して形成されるブドウの房状の凝集体(ア
グリゲートとも呼ばれ、ゴムマトリックス中への最小分
散単位)の形態およびその分布が配合ゴム組成物の性能
に大きな影響を及ぼすことは既に公知であり、ゴム組成
物の特性を制御するために凝集体の形態特性を特定範囲
にすることによりゴム組成物の特性を制御するという前
述したような発明が提唱されている。
【0018】本発明では前述の2基本要件に加えて、ア
グリゲート分布の最多頻度値(Dst)の値を60〜9
0nmの範囲とし、さらにDstと分布曲線の半値幅
(ΔD50)の比、ΔD50/Dstの値を0.62を
越え1.00未満の特定範囲とする。これに加え、N
SAとよう素吸着量(IA)の比(NSA/IA)の
値を0.85〜0.98とすることが本発明カーボンブ
ラックの特徴となっている。
【0019】NSAが100m/gを下回った場合
には配合ゴム組成物に十分な耐摩耗性を確保することが
困難となるので好ましくなく、逆に140m/gを越
えた場合にはたとえアグリゲート特性が本発明の範囲を
満たして大きくなったとしても従来のISAF級カーボ
ンブラック配合時と比較してゴムマトリックスへの分散
性が低下し、加えて配合ゴムの加工性で低下する傾向が
あるので、100m/gを越え140m/gの範囲
とする。より望ましいNSAの範囲は105〜135
/gの範囲である。
【0020】本発明においては、このNSA値と、よ
う素吸着量(IA)〔よう素吸着量はNSA値と同様
にカーボンブラックの表面積を評価する他の手段であ
る〕との比、NSA/IAの値を通常のカーボンブラ
ックの場合よりも低位とすることが必要であり、この値
を0.85〜0.98の範囲とすることが本発明では必
須条件となる。
【0021】NSA/IAの値がこの範囲の下限であ
る0.85を下回った場合には機械的特性が従来のIS
AF級カーボンブラック配合時と比較して低下し、特に
タイヤにおいて最重要特性の1つである耐摩耗性の特性
で低下傾向が出現し、逆に0.98を上回った場合では
従来品配合時よりも加工性や伸び特性において低下が見
られ、さらに高くなった場合には耐摩耗特性も低下する
ので好ましくない。より好適なNSA/IAの範囲は
0.88〜0.95である。
【0022】カーボンブラック粒子のつながり度合を示
す基準であるDBP吸収量(DBP)は130ml/1
00gを越え、160ml/100g未満とすることは
本発明のもうlつの必須要件であり、130ml/10
0gを下回った場合には従来のISAF級カーボンブラ
ックと比較して高苛酷度下で十分な耐摩耗性が維持でき
ず、また160m1/100gを上回った場合には従来
品SAF級のカーボンブラック配合時よりもゴム組成物
の粘度が上昇し、加工性と伸び特性での低下が見られる
ので好ましくない。DBPのより望ましい範囲は135
〜155m1/100gである。
【0023】粒子のつながり度合いを評価する他の特性
である24M4DBP吸収量(24M4)は、規定され
た圧力で4回圧縮処理した試料のDBP吸収量を測定す
るものであり、この特性は混合装置内で混練した後での
DBP吸収量に近似していることから定められたもので
ある。本発明においては、この24M4値が105ml
/100gを越え125ml/100g未満であり、ま
た(DBPA−24M4)で定義されるΔDBP値では
25ml/100gを越え50ml/100g未満であ
ることが要件となっている。
【0024】DBP吸収量(DBPA)および24M4
DBP吸収量(24M4)の特性において、本発明の下
限値を下回った場合は耐摩耗性で目標とするSAF級カ
ーボンブラックの基準に到達することができず、逆に上
限値を上回った場合には加工性および伸び特性が低下す
るので好ましくない。また、ΔDBP値が下限値の25
ml/100gを下回った場合にはカーボンブラックの
ゴムマトリックスへの分散性が減少して耐摩耗特性の低
下を招来し、これに対して50ml/100gを越えた
場合は苛酷度が高い場合での耐摩耗性が低下するので好
ましくない。このように、ΔDBP値が大きい、すなわ
ち24M4DBP値に対してDBP値が高い場合では混
練時での初期トルクが上昇し、その結果としてゴム中へ
のカーボンブラックの混入が容易となり、分散性が改良
されるものと予想される。本発明に記載のカーボンブラ
ックの各特性は、下記の方法により測定される。
【0025】(1)窒素吸着比表面積(NSA) JIS K 6217:1997の第7項D法に記載の
方法により測定され、単位重量当りの比表面積m/g
で表示される。
【0026】(2)よう素吸着量(IA) JIS K 6217:1997の第6項に記載の方法
により測定され、単位重量当りのよう素吸着量mg/g
で表示される。
【0027】(3)DBP吸収量 JIS K 6217:1997の第9項A法に記載の
方法で測定され、カーボンブラック100g当りに吸収
されるジブチルフタレート(DBP)のmlで表示され
る。
【0028】(4)24M4DBP吸収量 JIS K 6217:1997の第10項に記載の方
法で測定され、カーボンブラック100g当りに吸収さ
れるジブチルフタレート(DBP)のmlで表示され
る。
【0029】(5)比着色力 JIS K 6217:1997の第11項に記載の方
法で測定され、比着色力検定用標準カーボンブラックの
光反射率(R)に対する試料の光反射率(S)との相対
比率(Tint値=100R/S)(%)で表示され
る。
【0030】(6)遠心沈降分析によるカーボンブラッ
クアグリゲートサイズの分析法 測定装置:高速ディスク遠心法超微粒子粒度分析計(測
定装置名:BI−DCP、BROOKHAVEN IN
STRUMENTS CORPORATION社製) 測定方法:JIS K 6218に基づいて乾燥したカ
ーボンブラック試料を少量の界面活性剤(ノニデットP
−40)を加えよく練ってペースト状にしたのち20容
量%エタノール水溶液と混合しカーボンブラック濃度2
00mg/lの分散液を作成し、超音波ホモジナイザー
で十分に分散させ試料とする。装置の回転数を8,00
0rpmに設定し、スピン液(純水、24℃)を10.
0ml加えたのち、1.0mlのバッファー液(20容
量%エタノール水溶液、24℃)を注入する。次いで2
4℃のカーボンブラック分散液0.5mlを注入し測定
を開始する。カーボンブラック分散液を加えてからの経
過時間と吸光度の分布曲線より各時間tに対応するスト
ークス相当径を式(1)により算出する。
【数1】 D={〔18ηln(Rd/Ri)〕÷ωΔρt}1/2 ……(1) 式(1)において、ηは溶媒の粘度(mPa・s)、ω
はディスク回転数(rpm)、Δρはカーボンブラック
粒子と溶媒の密度差(g/cm)、Riはカーボンブ
ラック分散液注入点の半径(cm)、Rdは吸光度測定
点までの半径(cm)、tは時間(分)である。なお、
前記分散液注入点の半径と吸光度測定点までの半径とい
う言葉について以下に説明する。この測定装置は高速で
回転しているので、注入液体は装置容器の外側から満た
される。そこで分散液を注入したときの液の広がり面の
半径が、分散液注入点の半径Riとなる。また、遠心力
によりスピン液中でアグリゲートが沈降してゆくが、所
定時間経過後の沈殿物濃度を測定する点と回転中心点と
の間の距離を吸光度測定点までの半径Rdとするもので
あり、具体的には特開平8−169983号公報記載の
ものと同様である。
【0031】モード径(Dst)および分布曲線の半値
幅(ΔD50)の定義 分布曲線における最多頻度値でのストークス相当径をD
stモード径(nm)とし、最多頻度値の50%頻度に
相当する大小2点のストークス相当径の差(半値幅)を
ΔD50(nm)とする。
【0032】
【実施例】以下に本発明の実施例を比較例と対比しなが
ら詳しく説明するが、これにより本発明の範囲が限定さ
れるものではないことはいうまでもない。
【0033】実施例および比較例 図1〜4に示すカーボンブラック製造炉を用いてRun
No.1〜8のカーボンブラックを製造した。
【0034】可燃性流体導入室(内径450mmφ、長
さ400mm)2の内部に炉頭部外周から導入された酸
素含有ガスを整流するための整流板5を有する酸素含有
ガス導入用円筒(内径250mmφ、長さ300mm)
4とその中心軸に燃料導入装置を備え、前記円筒の下流
側は次第に収れんする収れん室(上流端内径370mm
φ、下流端内径80mmφ、収れん角度5.3°)8と
なり、かつ収れん室8の下流側には図2に10B平面で
例示したような4つの原料油噴霧口(10B−1、10
B−2、10B−3、10B−4)を同一平面上に設置
した4つの別個の平面を形成する原料油噴霧口(10A
〜l0D)を含む原料油導入室11を有し、この下流側
は反応室12および反応停止用急冷水圧入噴霧装置(a
〜h)を備えた反応継続兼冷却室(内径140mmφ、
長さ2000mm)13からなる、全体が耐火物で覆わ
れた製造炉を用いた。
【0035】燃料には比重0.8622(15℃/4
℃)のA重油を用い、原料油としては表1に示した性状
の重質油を使用した。
【表1】
【0036】前記のカーボンブラック製造炉を用い、表
2〜表3に示した操作条件によりIISAF級からSA
F級のカーボンブラックを製造した。
【0037】<実施例カーボンブラックおよび比較例カ
ーボンブラックの製造条件>表2〜表3に記載のカーボ
ンブラック製造条件は、前述の製造装置を用いて実施例
カーボンブラックおよび比較例カーボンブラックを原料
油導入位置、導入総空気量、原料油導入量、原料油導入
圧力および温度、反応停止用冷却水導入位置、燃料導入
量などの条件を調整して製造した条件を示したものであ
る。
【0038】より詳しく製造条件を説明すると、表面積
(NSA)の調整は原料油導入量と総空気導入量との
比率を変化させることにより行うことができ、導入空気
量の割合を増加させることにより表面積は増大する。2
つの表面積指標の比であるN SA/IAの制御は、カ
ーボンブラック生成反応後の反応停止位置、すなわち原
料油が炉内に導入されてから冷却されるまでの時間によ
り行うことができ、より下流側(反応停止までの時間が
長い)で行うことによりこの値は小さくなる。また、ア
グリゲート特性、すなわち遠心沈降分析によるストーク
ス相当径の最多頻度値(Dst)に対する分布曲線の半
値幅(ΔD50)の比であるΔD50/Dstの制御は
主に原料油の導入位置を変更することにより行った。
【0039】本発明にかかる実施例カーボンブラックお
よび比較例カーボンブラックの製造条件を表2〜表3
に、製造された各カーボンブラックおよび対照カーボン
ブラックの物理化学的特性を表4〜表5に示した。
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】
【表5】
【0044】(ゴム性能試験)表4および表5に示した
カーボンブラックの性能を評価するために、表6に示し
た配合比率でゴム組成物を調製し、これらカーボンブラ
ックの特性試験を行った。その結果を表7および表8に
示した。
【0045】
【表6】
【0046】
【表7】
【0047】
【表8】
【0048】なお、各配合ゴム組成物のゴム特性は、次
の試験条件により測定した。 ゴム特性試験条件 (1)配合ゴム組成物の加硫条件:145℃、30分 (2)耐摩耗性試験:ランボーン摩耗試験機を用い、苛
酷度の高いスリップ率60%で摩耗試験を行い、下式で
算出した対照サンプル旭#80に対する耐摩耗指数(ラ
ンボーン摩耗指数)で表示した。 耐摩耗指数=(S/T)×100 S:対照例(旭#80)配合試験片の摩耗減量 T:供試試験片における摩耗減量 (3)損失正接:(株)岩本製作所製粘弾性スペクトロ
メーター(型式VES−F−III)を用い、下記の測定
条件で損失正接(tanδ)を測定し、対照カーボンブ
ラック(旭#80)に対する指数で表示した。 測定条件 周波数 : 50Hz 動的歪み率 :±1% 測定温度 :25℃ 初期荷重 :160g重 (4)その他のゴム特性 JIS K 6300−1974およびK 6301−
1975に記載の方法に準じて測定した。
【0049】[評価]表4〜5に示した物理化学特性を
有する実施例および比較例のカーボンブラックをゴムに
配合した組成物の測定結果(表7〜8)の結果から、本
発明カーボンブラックの効果を説明する。Run N
o.1〜4のカーボンブラックは本発明にかかるもので
あり、Run No.5〜8のカーボンブラックは本発
明の特定要件のlつまたはそれ以上の要件を外れた比較
例、Run No.9およびNo.10は対照カーボン
ブラック〔ISAF級およびSAF級カーボンブラッ
ク、商品名 旭#80および旭#90、旭カーボン
(株)製〕である。
【0050】Run No.5は本発明の基本特性の1
つであるNSAが特許請求の範囲の上限を上回った比
較例であり、Run No.6および8はNSA/I
Aの特性において本発明の上限値を上回った例である。
また、比較例のRun No.6はアグリゲート特性の
ΔD50/Dst値およびDst値において本発明範囲
の上限を上回った例であり、Run No.8は24M
4DBP値、ΔDBP値およびTint値が本発明の範
囲を外れた例である。Run No.7は基本特性の1
つDBPが下限を下回った例である。これらの実施例お
よび比較例カーボンブラックの各特性項目ごとの評価は
次の通りである。
【0051】(1)ムーニー粘度特性について ムーニー粘度は一般的にDBP、NSAが大きくなる
と上昇する傾向がある。本発明品は全てNSA/IA
の数値が低く、対照例に対してDBP、NSAを上げ
てもムーニーの上昇は低くおさえられており、本発明の
有意性は明確である。Run No.6、8はNSA
/IAの値が本発明の上限を越えて高いためにムーニー
は高くなっている。
【0052】(2)伸び、耐摩耗特性と損失正接(ta
nδ)特性について 耐摩耗性(ランボーン摩耗指数)と損失正接(tan
δ)の両特性を軸とし、実施例1〜4、比較例5〜8お
よび対照例9〜10をプロットしたものが図5である。
図5より実施例のグループ(Run No.1〜4)と
比較例、対照例のグループは明らかに異なるグループと
して区別することができ、実施例のカーボンブラックは
ISAFクラスの発熱とSAFクラスの耐摩耗性を両立
していることが分かる。比較例5はNSAが本発明範
囲の下限を下回っているために発熱特性(tanδ)は
良好であるが耐摩耗性が対照例を下回る結果となってし
まっておりメリットがない。一方、比較例6はNSA
/IAの値が高く、またΔD50/Dstの値も大きい
ために発熱性は対照例とほぼ同等であるが、NSA、
DBPの2基本特性がほぼ同じ実施例4と比べて耐摩耗
性が大きく低下している。比較例7はDBPが本発明の
下限値を下回っているために耐摩耗性が対照例10と比
較して大きな低下が認められる。比較例8は本発明カー
ボンブラックとほぼ同等の耐摩耗性と発熱特性を示して
いるが、NSA/IAおよび24M4の特性で本発明
の範囲を外れているために伸びが大きく低下してしま
い、ティアー性で特性の低下が認められる。
【0053】
【効果】本発明は、タイヤトレッド用ゴム組成物に配合
される準々超耐摩耗性(IISAF)級及び準超耐摩耗
性(ISAF)級に属するカーボンブラックに関し、よ
り詳しくは当該カーボンブラックを充填した場合に高苛
酷度の条件下で使用されるトラック、バス用トレッドな
どに対して、従来技術から得られるIISAF級および
ISAF級のカーボンブラックと比較して同等もしくは
より優れた発熱特性、加工特性を示すとともに、上位グ
レードの超耐摩耗性(SAF)級カーボンブラックと同
等もしくはそれ以上の補強特性を与えることのできるカ
ーボンブラックを提供することができる。加えて、タイ
ヤトレッド配合用ゴム組成物の特性として重要な伸びお
よび加工性を低下させることなく発熱特性と耐摩耗性を
両立させることができ、産業上有用なカーボンブラック
を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の装置の縦断正面説明図である。
【図2】図1のA−A矢視における断面図である。
【図3】図3の(a)は、図1の前頭部および燃料導入
装置を示す部分拡大図であり、(b)は前記(a)にお
ける燃料油噴霧装置7の先端部分拡大図であり、(c)
は(b)のA−A断面図である。
【図4】図4は、図3(a)のB−B矢視における断面
図である。
【図5】図5は、Run No.1〜10のカーボンブ
ラックにおけるランボーン耐摩耗指数と損失正接(ta
nδ)の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 カーボンブラック製造炉 2 可燃性流体導入室 3 酸素含有ガス導入管 4 酸素含有ガス導入用円筒 5 整流板 6 燃料油噴霧装置導入管 7 燃料油噴霧装置 8 収れん室 9 バーナータイル 10A 原料油噴霧口 10B 原料油噴霧口 10C 原料油噴霧口 10D 原料油噴霧口 11 原料油導入室 12 反応室 13 反応継続兼急冷室 51 リング 71 燃料油噴霧チップ 72 燃料油導入管 73 酸素含有ガス導入管 74 酸素含有ガス導入管 75 酸素含有ガス導入管 76 酸素含有ガス導入管 a 急冷水圧入噴霧装置 b 急冷水圧入噴霧装置 c 急冷水圧入噴霧装置 d 急冷水圧入噴霧装置 e 急冷水圧入噴霧装置 f 急冷水圧入噴霧装置 g 急冷水圧入噴霧装置 h 急冷水圧入噴霧装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒素吸着比表面積(NSA)が100
    /gを越え140m/g未満、DBP吸収量(D
    BP)が130ml/100gを越え160ml/10
    0g未満という基本的特性を有するカーボンブラックに
    おいて、(1)NSAとよう素吸着量(IA)の比
    (NSA/IA)の値が0.85〜0.98であり、
    (2)24M4DBP吸収量(24M4)が105ml
    /100gを越え125ml/100g未満、(3)Δ
    DBP(DBPA−24M4)が25ml/100gを
    越え50ml/100g未満、(4)比着色力が110
    %を越え125%未満、(5)遠心沈降分析により測定
    したアグリゲート特性で、 (i)ストークス相当径の分布曲線の最多頻度値(Ds
    t)が60〜90nmであり、 (ii)ストークス相当径の分布曲線の最多頻度値(Ds
    t)に対する分布曲線の半値幅(ΔD50)の比(ΔD
    50/Dst)が0.62を越え1.00未満の条件を
    満たすタイヤトレッド配合用カーボンブラック。
  2. 【請求項2】 NSAとよう素吸着量(IA)の比
    (NSA/IA)が0.88〜0.95である請求項
    1記載のタイヤトレッド配合用カーボンブラック。
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