JP2001180918A - リン化インジウムの直接合成法 - Google Patents

リン化インジウムの直接合成法

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JP2001180918A
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ジュセッペ、グアダルピ
Franco Danielli
フランコ、ダニエリ
Letizia Meregalli
レティツィア、メレガルリ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 リン化インジウムを直接合成する方法。 【解決手段】 インジウムとリンから出発してリン化イ
ンジウムを直接合成する方法であって、一つの容器を他
の容器の中に入れた、少なくとも二つの容器を用いた反
応器を利用した完全に閉じた反応系中で、温度を最高1
070〜1250℃、好ましくは1100〜1200℃
にし、圧力を最高1850〜2000バールにし、以下
の式 y = kx (式中、yは℃単位の温度であり、xは分単位の時間で
あり、またkは5〜20℃/分の値の定数である)に従
って経時的に温度を絶えず上昇させながら合成を行うこ
とを特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リン化インジウム
の直接合成法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】オプ
トエレクトロニクス装置(レーザ、光検出装置)やマイ
クロエレクトロニクス装置(HEMT、HBT、及びJ
FET)の製造に用いられるリン化インジウムに対する
関心が高まっている。
【0003】最近では、多結晶性物質や単結晶性物質の
純度を上げることや、成長条件をコントロールして(コ
ントロールした圧力下でリンを成長させたり、熱勾配を
小さくしたりして)転位密度EPD(エッチピット密
度)を10cm−2未満に低下させることに関する開
発がなされている。
【0004】現在は、InP半絶縁ウェハに特に関心が
寄せられている。オプトエレクトロニクスの分野ではI
nP基板の使用が優勢であるが、半絶縁InPは、遠隔
通信に用いられる転送サービスシステムをサポートする
高電力・高周波装置用の材料として、エレクトロニクス
の分野で益々重要になってきており、その市場は拡大し
続けている。しかしながら不幸にして、その技術は、大
量生産をしても良いという程には、未だ十分に発達して
いない。
【0005】半絶縁InPの工業的な規模での製造に
は、Feのドーピングを含むLEC技術が、現在用いら
れている。工業的見地からは、普通に得られる多結晶性
物質や予備配向させた物質は、n型の半導体である。そ
の為、純度の高い(99.999%)金属の鉄のような
アクセプタドーピング剤の使用が不可欠である。半絶縁
物質を得るのに必要なドーピング剤の量は、存在してい
る残留不純物の量に正比例する。鉄の濃度の高い(析出
物の密度の高い)InP半絶縁ウェハは装置の性能に悪
影響を及ぼすので、純度の高い原料を用いる必要があ
る。高い結晶品質と適切な電気特性をもつ単結晶を得る
のに欠くことのできない要件の一つは、高純度の多結晶
性InPと、コントロールされた化学量論を得ることで
ある。特に注意を払わなければならないのは、出発物質
と合成生成物の純度、化学量論、及び製造コストをコン
トロールすることである。
【0006】化学量論的であって、しかも超高純度のI
nPを製造するにあたっての具体的な条件は、以下の通
りである。 − 用いる出発物質、すなわちインジウムとリンのTI
L(合計不純物レベル)は、1ppm未満でなければな
らない。 − 合成プロセスは、不活性な雰囲気(Ar、N)中
で、反応性及び汚染性のないるつぼの中で行わなければ
ならない。 − 反応系は、リンの蒸発を防ぐ為に閉じているか、も
しくは加圧されていなければならない。
【0007】液状のリンは蒸気圧が高く、また出発物質
である赤リン中に少量存在しているか、もしくは合成中
に生成される黄リンは引火性が高いので、InPの合成
は非常に危ないプロセスである。多結晶性リン化インジ
ウムを製造する為の従来の合成方法は、 − 高圧ブリッジマン法(HB) − 溶質拡散法(SSD) − リン注入法 である。
【0008】水平高圧ブリッジマン法(Adamski, J.A.,
Synthesis of Indium Phosphide,J. Crystal Growth
(1983) 64, 1-9; Bonner K.A. 及びTemkin, H., Prepar
ation and Characterization of High Purity Bulk In
P, J. Crystal Growth (1983)64, 10-14)では、アンプ
ルの爆裂を防止する為に高圧オーブンを用いてInPの
合成を行う。黒鉛製の管の中にインジウムを入れ、同じ
材料でできた栓をし、石英管で補強する。外側には、破
片状のリンを入れた別の石英管と、黒鉛製の容器からリ
ンを隔てる石英ウールディスクがある。
【0009】この石英製のアンプルをスチール製のジャ
ケットの中に入れ、20〜30気圧に加圧する。この系
は、本質的に三区画オーブンからなるものである。
【0010】このプロセスでは、石英管を、6cm/時
の速度でコイルを用いて動かす。
【0011】この方法の主な欠点は、黒鉛製の容器に由
来する不純物にある。pBN(熱分解性窒化ホウ素)製
のるつぼを用いれば、生成物の汚染を防ぐことができる
であろう。しかしながら、このようなるつぼは、インジ
ウムが完全に反応せず、その為に容器の壁に付着した時
に、付着現象を引き起こすかもしれない。黒鉛製の容器
の使用を避ける為に、その後、均衡のとれた加圧系が開
発された。この場合、反応は、石英製の容器(ボート、
及びるつぼ)中で行う。多結晶性InPの合成は、高圧
オートクレーブの中に置かれた、水平冷却勾配をもつオ
ーブン中で行う。
【0012】二つの室間の差圧をゼロに近づける為に、
石英アンプル中のリンの圧を、オートクレーブ中の不活
性ガスの圧で釣り合わせる。この系には、差圧を感知
し、それを、オートクレーブ中で必要な圧修正を行うサ
ーボ機構に伝える変換器がある。反応段階で、この系内
の圧は約30気圧に達する。
【0013】SSD(合成溶質拡散)技術(Kubota, E.
及びSugii, K., Preparation of High Purity InP by
the Synthesis, Solute Diffusion Technique., J. App
l. Phys. (1981) 52, 2983-2986)は、多結晶性InP
の製造に用いることのできる、溶液からの成長法の一つ
である。
【0014】赤リンを石英製のアンプルの底に置く。イ
ンジウムを入れたるつぼを、このアンプルの内側に、ア
ンプルの底面から一定の高さに据える。
【0015】インジウムを、同様の合成用オーブンと適
切な温度プロファイルを用いて真空下で数時間蒸留し、
表面から酸化インジウムを除去する。
【0016】その後、アンプルを10−6トールで排気
して密閉する。
【0017】平均合成温度900℃、溶融インジウムの
熱勾配20℃/cm、及び結晶化速度3〜4mm/日
で、小さな粒状の塊(2〜10mm)からなるインゴ
ットができる。
【0018】SSD法は簡単でコストがかからないが、
非常に長い時間がかかるので、工業的には用いることが
できない。
【0019】注入法(Farges, J.P., A method for the
“in-situ” Synthesis and Growth of Indium Phosph
ide in a Czochralski Puller, J. Crystal Growth (19
82)59, 665-668; Hyder, S.B. 及びHolloway, C.J. J
r., In-situ Synthesis and Growth of Indium Phosphi
de, J. Electron. Mater. (1983) 12, 575-585)には、
高圧反応器を用いる。リンを、インジウムとは別にアン
プルの中に入れる。このリンの蒸気を、溶融B
層を介して溶融インジウムと接触させる。反応室を、A
rもしくはNを用いて30〜60気圧に加圧する。I
nとBが溶けてから、石英製アンプルの突起の端
部が溶けたインジウムの中に浸るまで、るつぼを縦に動
かす。アンプル中のリンの温度は、520〜570℃で
ある。
【0020】この手順により、結晶の外側と、最後に結
晶化した部分中にInがやや過剰にある多結晶性InP
が1〜2kg得られる。アンプルがPBNでコートされ
ていない場合には、Siによる許容される汚染が生じる
ことがある。
【0021】この方法は、以下の二つの主な目標をもっ
て、当初開発された。− リンを多く含むInPを製造
する方法が得られるという可能性、およびこれにより不
純物が添加されていない半絶縁(S.I.)物質が得ら
れるという必然的期待。− GaAsの場合のように、
単一のプロセスで、しかも同一の反応器中で多結晶性物
質を合成し、結晶を配向させることができるという熱的
可能性。
【0022】これらの目標はどちらも完全には達成され
ておらず、今のところ、ごくわずかの作業者だけが(そ
の内の一つだけが商業的に)、この方法を、合成と、そ
の後に続く成長により多結晶性の生成物を製造し、珪素
による汚染を制限するのに用いているようである。この
多結晶性物質を、その後、従来の技術を用いて配向(s
tretch)させて単結晶性にする。
【0023】超高圧オートクレーブ(27000p.
s.i.)中で行う、従来とは異なる直接合成法(HP
DS)が文献に記載されている[“Semi-insulating II
I-V Materials” (D.C. Look及びJ.S. Blakemore編、Sh
iva Publishing Limited、1984年)の171〜17
4頁に掲載されている、Savage, R.O., Anthony, J.E.,
AuCoin, T.R., Ross, R.L., Harsh, W. 及び、Cantwel
l, H.E.によるHigh Pressure Direct Synthesis of Bul
k Indium Phosphide]。
【0024】著者等は、750℃を越える処理温度で反
応環境中に存在する気体(アルゴンとリン)のガス抜き
作業を含む圧力−温度サイクルを用いている。この作業
は、装置の最高作業圧力を越えないようにする為に不可
欠である。従って、この反応系は開放であると考えるこ
とができる。ガス抜き段階でリンの蒸気が放出されるの
で、この方法では化学量論比を正確にコントロールする
ことができず、また安全性に関する問題が増す。また、
単一の非密閉容器(るつぼと適切な蓋)が用いられてい
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、今般、現
在の工業的な方法、すなわち水平ブリッジマン法を改良
した方法を知見した。この改良された方法は、完全に閉
じた反応系を用いるものであって、その為、反応器の最
高作業圧力に決して達することがないので、ガス抜き段
階がない。
【0026】本発明の目的である、インジウムとリンか
ら出発してリン化インジウムを直接合成する方法は、反
応環境中に放出されるリンの量を減らす為に、一つの容
器を他の容器の中に入れた、少なくとも二つの容器を用
いた反応器を利用した完全に閉じた反応系中で、温度を
最高1070〜1250℃、好ましくは1100〜12
00℃にし、圧力を最高1850〜2000バールに
し、以下の式 y = kx (式中、yは℃単位の温度であり、xは分単位の時間で
あり、またkは5〜20℃/分の値の定数である)に従
って経時的に温度を絶えず上昇させながら合成を行うこ
とを特徴とするものである。
【0027】製造の観点から見た主要な問題の一つは、
合成プロセスの実施と単結晶の配向を異なる二つの装置
で行う必要がある、という点である。実際、リン化イン
ジウムの融点に近い温度でリンにより高圧がもたらされ
る為、液体の状態で直接反応させ、同じ反応器内で単結
晶を配向させるのは、普通の装置では不可能である。こ
の為、本発明による合成方法には、不活性ガス(200
0バールのアルゴンもしくは窒素)により生じる非常に
高い圧に耐えられる反応器が必要である。
【0028】本方法を実施する間に必然的に生じるリン
の漏れを制限する為には、このように高い値の圧力と、
適切な形状の容器が必要である。
【0029】添付した図面は、本発明による閉じた系で
の温度−圧力サイクル(図1)、及び比較として、著者
Savage等により採用された上記の開放系合成サイ
クル(図2)を示すものである。
【0030】装置の最高作業圧力に達することは決して
ないので、我々の技術にはいかなるガス抜き段階も含ま
れていないことがグラフから分かるが、図2のグラフか
らは、750℃を越えると、アルゴン蒸気とリン蒸気の
混合物をガス抜き用のラインから放出させて内圧を低下
させる必要のあることが分かる。ガス抜き作業をなくす
ことにより、化学量論値をより良くコントロールするこ
とができ、また環境への影響に関する問題を少なくする
ことができる。
【0031】
【作用】本発明による方法の利点を、以下に示す。−
2インチのInP単結晶の製造に用いる5インチのるつ
ぼにそのまま導入できる大きさのインゴットが得られる
可能性。このことは、工業的に用いられるブリッジマン
法に対しては、相当な利点となる。すなわち、物質を取
り扱う二つの段階をなくすとともに、可能性のある汚染
が減少する。また多結晶性物質でできた適切な直径をも
つディスクを一つ、もしくはそれ以上用いることによ
り、LEC成長法における加熱段階でのリンの漏れが減
少するので、生成物の化学量論的な特性が改良される。
− 電荷担体濃度値が1015気圧cm−3未満に達す
る可能性。これは、石英部分を全てなくすことにより達
成できる。高圧ブリッジマン法の場合、Siによる汚染
をなくす為に石英アンプルを他の材料に置き換える(こ
れには、得られた多結晶性物質を予備配向させることが
必要となる)試みが、過去に多くの作業者によりなさ
れ、入手可能な物質では解決することができないという
困難性に立ち向かってきた。この問題は、本発明の請求
の範囲に規定されている、低レベルの珪素を含有する物
質を直接製造する方法によって完全に克服された。
【0032】
【実施例】以下に実施例を示すが、これは本発明の範囲
を限定するものではない。
【0033】実施例 予め王水で少なくとも2時間洗浄し、18メガオームの
超純水ですすいだ蓋付きの石英製のるつぼに、原料、す
なわちインジウム6Nと赤リン6Nを、コントロールさ
れた雰囲気(等級(class)100)下で仕込む。
このるつぼを黒鉛製のるつぼホルダーに入れて蓋を閉
じ、反応器の中に入れる。
【0034】この系を50MPaに加圧し、1150℃
に加熱する(図1を参照のこと)。
【0035】得られた多結晶性InP生成物をエチルア
ルコールで処理して、表面上に存在していると考えられ
るあらゆるリン残留物を除去し、次いでHCl−HNO
(1:1)で処理して、存在しうる余剰のインジウム
を除去する。
【図面の簡単な説明】
【図1】VHPS法の温度−圧力サイクルを示す図であ
る。
【図2】HPDS法の温度−圧力サイクルを示す図であ
る。
フロントページの続き (72)発明者 フランコ、ダニエリ イタリー国ベネチア、ビア、サン、フェル モ、7/ア (72)発明者 レティツィア、メレガルリ イタリー国ベネチア、ドルソ、デュロ、 2416

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インジウムとリンから出発してリン化イン
    ジウムを直接合成する方法であって、一つの容器を他の
    容器の中に入れた、少なくとも二つの容器を用いた反応
    器を利用した完全に閉じた反応系中で、温度を最高10
    70〜1250℃にし、圧力を最高1850〜2000
    バールにし、以下の式 y = kx (式中、yは℃単位の温度であり、xは分単位の時間で
    あり、またkは5〜20℃/分の値の定数である)に従
    って経時的に温度を絶えず上昇させながら合成を行うこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】最高温度が1100〜1200℃の範囲に
    ある、請求項1に記載の方法。
JP2000352358A 1999-11-19 2000-11-20 リン化インジウムの直接合成法 Withdrawn JP2001180918A (ja)

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FR2802535B1 (fr) 2002-07-12
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