JP2001177862A - 移動局において測定モードに移行する方法および装置 - Google Patents

移動局において測定モードに移行する方法および装置

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JP2001177862A JP2000325335A JP2000325335A JP2001177862A JP 2001177862 A JP2001177862 A JP 2001177862A JP 2000325335 A JP2000325335 A JP 2000325335A JP 2000325335 A JP2000325335 A JP 2000325335A JP 2001177862 A JP2001177862 A JP 2001177862A
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    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルラー無線システムで総合干渉レベルを許
容できる程度に増大させるだけで周波数間ハンドオーバ
のための予備測定を実現する。 【解決手段】 移動局402 において連続通信モード601,
701及び801 から組み合わされたスロット付き通信モー
ド及び測定モード602, 802及び803 への移行を実行する
ための方法及び装置が設けられる。連続通信モード601,
701及び801 中に監視されるべき判定基準の集合が設け
られる。連続通信モード601, 701及び801中に前記集合
のうちの少なくとも1つが満たされるか否か監視され
る。連続通信モード中に前記判定基準のうちの少なくと
も1つが満たされたことに対する応答として移動局402
の動作は組み合わされたスロット付き通信モード及び測
定モード602, 802及び803 に変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラー無線シス
テムの携帯用端末装置における通信周波数の測定を実行
する技術に関する。本発明は、特に、動作中の(activ
e)通信に現在使われている周波数以外の他の周波数で
実行される測定のタイミングに関する。
【0002】
【従来の技術】セルラー無線システムの技術において
は、周波数間ハンドオーバーとは、基地局と移動局との
間に動作中の通信接続が存在する周波数が変更されるこ
とを意味する。セル変更が周波数間ハンドオーバーに伴
うことがあり、その場合には行われる処置はセル間−周
波数間ハンドオーバーであり、或いは1つのセル内で周
波数変更が行われることがあり、それはセル内−周波数
間ハンドオーバーが実行されることを意味する。本発明
は、あらゆる種類の周波数間ハンドオーバーにも等しく
適用され得るものである。
【0003】周波数間ハンドオーバーのための適当な目
標周波数を見つけ出すために、移動局は、それについて
達成できる接続品質に関して利用できる目標周波数を決
めなければならない。このことは、移動局がその無線受
信装置(数個の無線受信装置がある場合にはそのうちの
一つ)を、一定の期間の間、評価されるべき各目標周波
数に同調させなければならないことを必要とする。TD
MA(時分割多元接続)システムでは、そのことは問題
ではない。なぜならば、そのシステムでは、移動端末装
置はとにかく一定の周期的に現れる時間間隔の間だけ送
信及び受信をしなければならず、それらの間にその受信
装置を、それが望む他のどんな周波数にも同調させるた
めの時間があるからである。しかし、受信と送信とが本
質的に連続するCDMA(符号分割多元接続)のような
他のシステムでは、測定のための適当な時間間隔を見つ
け出すことは問題となる。
【0004】測定目的のための一定の時間間隔を空けて
おくために送受信のいわゆるスロット付きモード(slot
ted mode)を規定して採用することが知られている。ス
ロット付きモードとは、送信及び受信の両方が一定の予
め定められたスロット・パターンに従って実行されるこ
とを意味する。図1はフレーム列の集合を示しており、
そのうちのフレーム列101は通常モードでのアップリ
ンク送信に対応し、フレーム列102は通常モードでの
ダウンリンク送信に対応し、フレーム列103はスロッ
ト付きモードでのアップリンク送信に対応し、フレーム
104はスロット付きモードでのダウンリンク送信に対
応する。スロット付きフレームと、それらの間の無音期
間との相対的長さは、適用されるシステム仕様で定めら
れる。
【0005】単一受信装置局では、その受信装置を進行
中の接続の使用のためにその時間の一部分だけの間保留
するために、スロット付き受信が必須である。受信装置
が測定をしている期間には送信装置はパワー・ダウンさ
れなければならないので、スロット付き送信は一見した
ところではそんなに重要ではないけれども、普通はそれ
は不可避である。送信装置からの漏れ電力は、受信装置
で進行している測定を簡単に妨害してしまうことがあ
る。
【0006】スロット付きモードは、システムの観点か
らは問題が無いわけではない。スロット付きモードでは
連続モードの場合より大きな電力を使用しなければなら
ない。なぜならば、基地局と移動局との間での閉ループ
電力制御は適切に機能せず、また同量の情報を比較的に
短い時間で送らなければならないからである。しかし、
同時進行中の送信が互いに妨害し合うので、CDMAシ
ステムは送信電力の増大に極めて敏感である。更に、許
容できる最大送信電力レベルが連続モードで既に使われ
ていたという事態が生じることがあるかも知れず、その
場合には、スロット付きモードが必要とするようには電
力をそれ以上増大させることは不可能である。
【0007】各セルの境界にもスロット付きモードを使
用するために利用できる電力余裕が存在することとなる
ようにセルラー無線システムのセルの寸法を決めること
によって、最後に述べた問題を回避することが可能であ
る。このことは、当然に、ネットワークに責任を持つオ
ペレータがより多くの基地局を建設しなければならない
ことを意味するが、それは経済上魅力がない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、セル
ラー無線システムで総合干渉レベルを許容できる程度に
増大させるだけで周波数間ハンドオーバーのための予備
測定を実行する方法及び装置を提供することである。本
発明の付加的目的は、過度に密度の高い基地局のネット
ワークを建設することを必要とせずにその様な方法及び
装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、移動局
が周波数間ハンドオーバーに備えて準備するためにスロ
ット付きモードに移行するべき時を決定する規則の集合
を確立することによって達成される。
【0010】本発明の方法は、連続通信モード中に監視
されるべきことを定める判定基準の集合を設けるステッ
プと、その連続通信モード中に前記判定基準のうちの少
なくとも1つが満たされているか否か監視するステップ
と、連続通信モード中に前記判定基準のうちの少なくと
も1つが満たされていることに対する応答として、移動
局の動作を組み合わされたスロット付き通信モードと測
定モードに変更するステップとを含むことを特徴とす
る。
【0011】本発明は、連続通信モード中に監視される
べき判定基準の集合を蓄積しておくための手段と、連続
通信モード中に前記判定基準のうちの少なくとも1つが
満たされているか否か監視するための手段と、連続通信
モード中に前記判定基準のうちの少なくとも1つが満た
されていることに反応して、移動局の動作を組み合わさ
れたスロット付き通信モードと測定モードに変更するた
めの手段とを含むことを特徴とする装置にも適用され
る。
【0012】スロット付きモードを使用することの利点
は、周波数間ハンドオーバーのために予備測定を行うと
いう観点から明白であるが、スロット付きモードの不要
な使用は避けなければならない。周波数間ハンドオーバ
ーを必要とするようになる原因となる可能性のある潜在
的状況を慎重に検討した後、移動局においてスロット付
きモードの起動を開始させるのに最も有利に使用される
規則の集合を提示することができる。
【0013】周波数間ハンドオーバーのために移動局を
スロット付きモード及び予備測定に移行させることの出
来る第1判定基準は、特にダウンリンク方向に移動端末
装置に割り当てられている最大送信電力に達することで
ある。移動局において、その移動端末装置がより大きな
ダウンリンク電力を求めていくつかの電力制御コマンド
を連続して出しても電力レベルが顕著に変化しないこと
を観察することにより、移動局でダウンリンク方向にお
いて最大送信電力に達したことを容易に検出することが
できる。
【0014】周波数間ハンドオーバーのためのスロット
付きモード及び予備測定の起動を開始させるべき第2の
判定基準は、広帯域干渉の測定されたレベルが異常に高
いことである。この意味で何が異常かを定める単純な規
則の集合を設けることが可能である。自分が動作中の通
信をしている相手の基地局(“サービスをしている”基
地局)に偶然に非常に近いところにいる移動端末装置は
比較的に高いレベルの広帯域干渉を受けるけれども、距
離が大きければ広帯域干渉の重要度は低下するはずだと
いうことが知られている。しかし、例えば、サービスを
している基地局までの距離は長いのに移動局が依然とし
て高レベルの広帯域干渉を受けていることを経路損失
(pathloss)測定が示すならば、その原因はおそらく他
の基地局或いは殆ど同じ周波数で動作している他の送信
装置である。その様な状況では、普通は周波数間ハンド
オーバーを実行するのが有利である。
【0015】同じ目的のための第3の判定基準は、移動
局が通常動作中に行うことの出来るいくつかの推定に由
来する。推定された非直交同一チャネル干渉と、受信さ
れた熱雑音と、受信装置自体で発生した雑音とを測定さ
れた狭チャネル干渉レベルから差し引くことによって隣
接チャネルでの干渉レベルを推定することが可能であ
る。この得られた情報を、例えば経路損失測定値の形の
位置情報と組み合わせることによって、隣接チャネルで
干渉をする送信装置が近くに存在することを検出するこ
とも可能である。移動端末装置は、検出された同一チャ
ネル干渉と比較される推定された非直交干渉の特性を蓄
積すると共に分析し、隣接チャネルに強力な干渉源があ
るか否か決定するための演繹規則の集合を適用すること
ができる。
【0016】本発明の特徴であると考えられる今までに
ない新しい特徴は特に添付の請求項において提示されて
いる。しかし、本発明自体は、その構成及びその動作方
法の両方に関して、追加の目的及びその利点と共に、特
定の実施例についての以降の記述を添付図面と関連させ
て読むと最も良く理解されるであろう。
【0017】
【発明の実施の形態】図1については従来技術の説明で
論じてある。そこで、本発明の実施例についての以降の
記述は図2〜9に焦点を合わせる。図面において同じ参
照符号は同様の部分に関連する。
【0018】図2は、CDMAベースのセルラー無線シ
ステムの基地局201と2つの移動局202及び203
とを略図示している。基地局201のセル即ち無線有効
範囲は楕円204として示されている。第1移動局20
2は基地局201に割合に近いので、それらの間での動
作中の通信のためには割合に低い送信電力で充分であ
る。第2移動局203はセルの境界に近いので、それら
の間の通信接続を切断しないように保つには移動局20
3と基地局201との両方で遙かに高い送信電力レベル
を使用しなければならない。基地局と移動局との間の現
在の距離と、結果として生じる無線信号の減衰とを考慮
するために、基地局と移動局との両方で送信電力を制御
するために、それ自体としては公知の送信電力制御機能
が使用される。セルラー無線システムに対して責任を負
うオペレータは、移動局がセルの境界に非常に近くなけ
れば最大送信電力が必要とはされないようにセルの大き
さを決めようとする。
【0019】図3は、同じCDMAベースのセルラー無
線システムの2つの基地局201及び301が部分的に
重なり合うセルを有する状態を略図示している。CDM
Aベースのセルラー無線システムは、基本的には単一周
波数システムであって、両方の基地局201及び301
で同じ送信周波数が使用され得るようになっている。重
なり合うセルで使用されるべき直交の、或いは直交に近
い拡散符号の分布は、重なり合うセルの基地局が互いに
同一チャネル干渉源として作用するけれども、拡散符号
の(完全に近い)直交性を利用する逆拡散装置が各々の
動作中の通信接続における所望の信号を干渉バックグラ
ウンドから分離するのに充分であるように、決定され
る。実際のCDMAシステムでは、殆どのセルで使用さ
れる多数の送信周波数があるけれども、それらはどちら
かというと重なり合わされた単一周波数ネットワークを
形成する。或る一定の周波数で過剰な干渉が無ければ、
セルを変更しようとしている移動局302は2つ以上の
通信周波数に注意を払う必要はない。
【0020】図4は、競合する電気通信オペレータが他
のシステムの基地局401を設置したために、サービス
をしている基地局201から割合に遠くに位置している
移動局402が競合基地局401にむしろ近くなるとい
う事態を略図示している。周波数割当に責任を有する当
局は、競合するオペレータの利用に異なる周波数(或い
は周波数の異なる集合)を与えなければならない。従っ
て、移動局が他の基地局401からの通信メッセージを
干渉と見て、サービスをしている基地局201と現在通
信している周波数以外の周波数を測定しなければ該移動
局402がその発生源を詳しく確かめることが出来ない
という事態が発生する可能性がある。
【0021】図5は移動局がサービスをしている基地局
201から送信されるダウンリンク電力と、それらを結
ぶ仮想の直線沿いに移動局が移動しているならば他の基
地局401から来る隣接チャネル干渉とをどの様に見る
かを示すブロック図である。垂直目盛りは任意の対数
(デシベル)単位での送信電力であり、水平目盛りは任
意の単位での直線距離である。基地局201と移動局4
02との間の距離が大きくなるに従って通常の送信電力
制御機能が基地局201での実際のダウンリンク送信電
力を増大させるので、サービスをしている基地局に非常
に近いところからポイント501まではダウンリンク送
信電力は本質的に一定であると思われる。ポイント50
1から先では、送信電力は本質的に対数関数に従って減
少するが、それは図5の目盛りでは真っ直ぐな下降線と
して現れている。他の基地局401から来る隣接チャネ
ル干渉は、図5では直線として近似されている何らかの
関数に従って減少する。
【0022】ポイント501からポイント502への移
動は、受信信号電力と隣接チャネル干渉との間のハッチ
ングされた余裕が減少することを意味する。ポイント5
01と502との間のどこかのポイントで、移動局40
2は、その移動局が電力制御の目的で連続的に監視して
いる信号対干渉比又はその他の量があまりにも悪くなる
ので、もっと大きな送信電力が必要とされることに気づ
く。ポイント501の左側でダウンリンク送信電力を制
御したのと同じ公知の電力制御機能が対応する電力制御
コマンドをサービスをしている基地局201に送信させ
る。しかし、移動端末装置は既にポイント501を越え
ているので、最大許容ダウンリンク電力に既に達してい
て、サービスをしている基地局201は、もっと大きな
ダウンリンク電力を求める要求には応じない。
【0023】図4の状況を図2及び3のそれと比べる
と、サービスをしている基地局201と同じCDMAベ
ースのセルラー無線システムに他方の基地局が属するな
らば、移動局は、それからの通信メッセージを隣接チャ
ネル干渉とは見なくて、(殆ど)直交する同一チャネル
干渉と見るということに気づく。同時にセル間ハンドオ
ーバーに関連する公知の機能は、サービスをしている基
地局201からますます大きなダウンリンク電力を求め
る代わりとしてセル変更の準備をすることになる。重な
り合う区域は各セルの相当の部分にわたって広がってい
ることがあるので、セル変更が問題となる前に、増大す
る距離による減衰に起因して最大送信電力に達すること
は普通は無い。ここで、スロット付きモードの使用並び
に隣接周波数での測定を開始させるために移動局が使用
することのできる第1の判定基準を作ることができる。
判定基準1 サービスをしている基地局は、より大きな
ダウンリンク電力を求める電力制御コマンドに応えてい
ないように見え、セル間ハンドオーバーのための準備は
進行中ではない。
【0024】本発明は、この第1判定基準のいくつかの
実施態様を考慮に入れる。典型的には、それらは、移動
局において、もっと大きなダウンリンク電力を求めるい
くつかの電力制御コマンドを移動局が送信する期間にわ
たって信号対干渉比(或いはその他の、ダウンリンク送
信電力に直接関連する量)を測定することに基づいてい
る。ランダムに発生する送信エラーに起因して基地局が
或る電力制御コマンドを受信しないということがあり得
るので、前記の数はなるべく1より大きくした方がよ
い。一方、前記の数が非常に大きいと、移動局が反応し
てスロット付きモード及び隣接周波数での測定を開始す
る前に遅延がもたらされる。適当な数は、実験及び/又
はシミュレーションによって見つけ出されるかも知れな
い。基地局がダウンリンク電力レベルを高めたことを反
映する改善を測定が示さなければ、第1判定基準が満た
される。
【0025】基本的には、アップリンク/ダウンリンク
の意味で図4のそれの一種の鏡像となる状況を想像する
ことが可能である。干渉する送信装置の影響がダウンリ
ンクではなくてアップリンク接続で感知される。この状
況は、例えばある移動中の送信装置がサービスをしてい
る基地局の非常に近くを通ることで生じる。基地局が移
動局にアップリンク送信電力を高めるように繰り返し求
め、移動局が既に最大許容アップリンク電力レベルに達
しているので移動局はそのコマンドを隣接チャネル干渉
の表示として解釈してスロット付きモードの使用及び隣
接周波数での測定を開始するという実施例も考慮に入れ
る。この様にして次の判定基準を作ることができる判定
基準1(鏡映) サービスをしている基地局はもっと大
きなアップリンク電力を繰り返し求めるけれども、移動
局は既に最大許容アップリンク電力を使用していて、セ
ル間ハンドオーバーのための準備は進行していない。
【0026】移動局は、現在使用されているアップリン
ク送信電力と、移動局が使える送信電力の現在有効な上
限値との両方を常に知っているので、基本判定基準1の
達成よりは、移動局で最大アップリンク電力に達したこ
とを検出する方が遙かに簡単である。
【0027】別の判定基準を案出するために、スペクト
ル拡散受信の公知概念について簡単に論じる。スペクト
ル拡散受信装置の最初の受信帯域は比較的広い。その理
由は、受信されるべき信号が送信装置においてある一定
の拡散符号で拡散されていることにある。最初の受信帯
域で受信される電力は、受信されるべき実際の信号と、
少なくとも部分的に同じ周波数帯域に生じる他の全ての
無線伝送波との合計である。無線周波数電力の伝播環境
で当然生じる熱雑音は、受信装置に入る追加の電力源と
認められる。受信されるべき実際の信号に関連する電力
以外のものは、全て、受信装置にとっては広帯域雑音で
ある。
【0028】受信装置は逆拡散装置を含んでおり、その
動作は、送信装置において拡散符号と同期化される逆拡
散符号に基づいている。逆拡散装置の出力は、広い最初
の受信帯域で受信された電力のいろいろな部分から集め
られた信号電力を表す狭帯域信号である。その狭帯域信
号の主要部分は受信されるべき実際の信号と関連してい
るはずである。その理由は、同じ周波数帯域に全て制御
されたスペクトル拡散伝送は、受信されるべき実際の信
号と(殆ど)直交しているはずであり、従って逆拡散装
置によって遮断されるはずであるということにある。し
かし、拡散符号の直交性は完全ではなく、また名目上は
隣接周波数帯域で動作している近くの送信装置からの漏
れ電力のような、抑制されない非直交伝送がある。更
に、受信装置に入った熱雑音は全く直交せず、受信装置
はそれ自身の熱雑音成分さえ発生する。従って、逆拡散
装置の出力は、受信されるべき実際の信号と、狭帯域干
渉として知られているものと、外部及び内部の両方の熱
雑音との合計である。
【0029】スペクトル拡散受信装置は上記の電力成分
の殆どを測定或いは推定することができる。関連する帯
域幅内で受信された全広帯域電力は測定可能であり、R
SSI即ち受信信号強度インジケータ(Received Signa
l Strength Indicator)として知られている。内部熱雑
音の量は受信装置の構成に特有である。それは、試験に
より測定され、システム定数として受信装置のメモリー
にプログラミングされることができる。受信装置は、逆
拡散装置の出力における全狭帯域電力と、そのうちの、
受信されるべき実際の信号に関連している部分との両方
を測定することができるので、狭帯域干渉と広帯域干渉
との両方を引き算によって少なくとも近似的に得ること
ができる。
【0030】図2及び3に示されている状況では、各々
の移動局202,203及び302が遭遇する広帯域干
渉の大半は同じCDMAセルラー無線システムに属する
他の同時ダウンリンク・スペクトル拡散伝送から生じ
る。ダウンリンクのその様な広帯域干渉の電力は、基地
局と移動局との間の距離の減少関数である。しかし、図
4の状況では、移動局402は、その発生源が他の基地
局401の隣接周波数での送信である顕著な広帯域干渉
成分を経験することがある。隣接周波数伝送の関連周波
数帯域への漏れは、2つの要素の結果である。即ち、第
1に、広周波数帯域は部分的に重なり合うことさえある
こと、そして第2に、他の基地局の送信装置の帯域フィ
ルターは理想的なものではなくて、割り当てられている
周波数帯域の名目上の境界の外側でさえ或る程度の電力
が通過するのを許すということである。
【0031】ここで第2判定基準を作ることが出来、そ
れを移動局が使ってスロット付きモードの使用及び隣接
周波数での測定を開始させることができる。判定基準2
移動局とサービスをしている基地局との間の距離を考
慮すると、広帯域干渉のレベルは、あるべきレベルより
高いように思われる。
【0032】本発明は、広帯域干渉のレベルが、そうあ
るべきレベルより高いか否か判定するアルゴリズムにつ
いて移動局においていくつかの異なる実施態様をまた考
慮に入れる。例えば、移動局は、それとサービスをして
いる基地局との間の距離をおおよそ測定し、広帯域干渉
の計算されたレベルを、典型的経路損失測定を対応する
“普通の”広帯域干渉レベルと関連づけるルックアップ
・テーブルと比較するために、それ自体としては公知の
経路損失測定を実行することができる。サービスをして
いる基地局は、或る一定の周波数帯域でサービスをして
いる基地局が放射している全送信電力の値を発表するこ
ともできるので、移動局は、計算された経路損失だけそ
の値を下げて、測定の結果が局所的に計算された広帯域
干渉レベルに等しいか否か調べることができる。局所的
に計算された広帯域干渉レベルが過剰に高いことは、判
定基準2が満たされていることを示す。
【0033】隣接チャネルでの伝送から生じる非直交狭
帯域干渉の量を移動局が推定することも可能である。こ
の目的のために、移動局は、始めに上記の経路損失原理
を用いて同一チャネル非直交干渉を、即ち「自分の」基
地局からの他の同時スペクトル拡散伝送に関連する逆拡
散装置の出力の電力成分を推定することができる。逆拡
散装置の全出力電力から実際の信号電力と、推定された
同一チャネル非直交干渉と、内部及び外部の熱雑音成分
とを差し引くことにより、移動局は非直交狭帯域隣接チ
ャネル干渉を知る。それは、次の判定基準の決定的要素
である。判定基準3a 自分のチャネルでの測定から得
られる非直交狭帯域隣接チャネル干渉は高い。
【0034】非直交狭帯域隣接チャネル干渉の「高」レ
ベルについてのスレショルド値は、相対的値、即ち現在
の実際の狭帯域信号電力のある一定の小部分として決定
されるのが最も有利である。その小部分の最も適切な値
は、実験及び/又はシミュレーションによって見つけ出
される。
【0035】非直交狭帯域隣接チャネル干渉は、明確に
計算されなくても良い。移動局は、狭帯域干渉の総合レ
ベルを監視し、現在の経路損失値を考慮して、それを同
一チャネル非直交干渉のレベルであるはずのものの推定
値と比較することができる。従って、次のように決定す
ることができる。判定基準3b 全非直交狭帯域干渉
は、推定された同一チャネル非直交干渉より顕著に大き
い。
【0036】移動局が判定基準3bが満たされていると
解釈する前に全狭帯域干渉が少なくともスレッショルド
値だけ推定値より高いようにそのスレショルド値を設定
するのが有利である。これは、同一チャネル非直交干渉
の推定値が正確な値でないという事実の結果である。
【0037】図6は、本発明による方法の実施例を状態
図の形で示している。移動局は3つの動作状態を有し、
そのうちの状態601は連続モードでの通常通信に対応
し、状態602は周波数間ハンドオーバーのためのスロ
ット付きモードの使用と予備測定とに対応し、状態60
3は周波数間ハンドオーバーを実際に実行することに対
応する。状態間のあり得る遷移が幾つか示されている。
図6に示されている方法の1つの原理は、上記判定基準
のうちのいずれか1つだけが満たされることであり、そ
れは、いずれかの判定基準が満たされたならば状態60
1から状態602への遷移が生じることを意味する。基
本的には、スロット付きモード中になされる測定が、最
適な周波数間ハンドオーバーを実行するために充分な結
果を未だ与えていない限り、移動局は状態602にとど
まる。必要な測定が全て行われた後、移動局は状態60
3になるが、それは、移動局が周波数間ハンドオーバー
を実行することを意味する。その後、移動局は最初の連
続モード状態601に戻る。状態602での測定が完了
する前に、状態601から状態602への遷移を生じさ
せた理由が突然消滅することがある。その様な場合には
移動局はハンドオーバーを実行せずに連続モード状態6
01に戻る。
【0038】場合によっては、移動局は、首尾良く周波
数間ハンドオーバーをするために必要な全ての情報を既
に前もって取得していることもあり得る。図7は本発明
による方法の実施例を示しており、この実施例は、上記
判定基準のいずれかが連続モード中に満たされると、そ
れらの間で何らかの測定を行うことを必要とはせずに直
ちに状態702で周波数間ハンドオーバーが開始される
という意味で、図6のそれより簡単である。ハンドオー
バーが成功した後、移動局は連続モード状態701に戻
る。
【0039】本発明は、どのスロット付きモードのシー
ケンスを使用するべきか決定するためにも応用可能であ
る。CDMAベースの多くのセルラー無線システムにお
いて、仕様は、送信デューティー・サイクル、即ち公称
フレーム期間中の動作中の送信時間と、その公称フレー
ム期間の全体としての長さとの比だけ互いに異なるいろ
いろなスロット付きモード・シーケンスを定めている。
動作中の送信のために利用できる時間が短いほど(デュ
ーティー・サイクルが小さいほど)、必要な送信電力が
大きくなり且つ他の同時無線接続に対する干渉が悪くな
る。一方、デューティー・サイクルがより小さければ測
定のための空き時間が長くなるので、移動局は周波数間
ハンドオーバーを成功させるために必要な情報をより迅
速に集めることができる。
【0040】図8は、2つの代表的スロット付きモード
・シーケンスが決定されている本発明による方法の実施
例を示している。状態801は連続モードでの通常動作
を表し、状態802は比較的高いデューティー・サイク
ルを有する第1シーケンスのスロット付きモードに対応
し、状態803は比較的低いデューティー・サイクルを
有する第2シーケンスのスロット付きモードに対応し、
状態804は即時周波数間ハンドオーバーを行うことに
対応する。各判定基準に、いろいろな等級の厳密度を表
す3つのスレショルドが定められている。第1スレショ
ルドまで満たされた判定基準とは、周波数間ハンドオー
バーが問題になっているかも知れないけれども直ぐには
必要とされないことを意味する。第2スレショルドまで
満たされた判定基準とは、周波数間ハンドオーバーが必
要だけれども他の周波数からの充分な測定情報を得るた
めに何らかの測定を実行するための時間が未だあること
を意味する。第3スレショルドまで満たされた判定基準
とは、現在の周波数での通信が不可能となっているため
に、利用できる情報に基づいて周波数間ハンドオーバー
を直ぐに実行することが必要であることを意味する。
【0041】移動局が状態801である間にいずれかの
上記判定基準が第1スレショルドまで満たされたなら
ば、状態802への遷移が行われる。判定基準の状態が
変化しなければ、他の周波数から充分な測定情報が集め
られた後に、そこから状態804への遷移が行われる。
しかし、移動局が状態801又は状態802である間に
いずれかの上記判定基準が第2スレショルドまで満たさ
れたならば、状態803への遷移が行われる。もしその
判定基準での状態が変化しなければ、他の周波数から充
分な測定情報が集められた後に、そこから状態804へ
の遷移が行われる。移動局が状態801,802又は8
03のうちの一つである間に上記判定基準のうちの少な
くとも1つが第3スレショルドまで満たされ、即座に状
態804への遷移を生じさせるということがあり得る。
ハンドオーバーの完了後、移動局は状態801に戻る。
判定基準が満たされたことが最後の状態移行を生じさせ
たその判定基準が最早妥当ではなくなったならば、以上
の記述に基づいてそれ自体としては明白な態様で状態間
の逆の遷移が行われる。図を簡明にしておくために、そ
の様な逆の遷移は図には示されていない。
【0042】図9は、本発明の実施例による移動局を略
図示している。アンテナ901は、デュプレクシング・
ブロック902を介して受信装置ブロック903及び送
信装置ブロック904に結合されている。受信装置ブロ
ック903からのペイロードデータの受信側(sink)と
送信装置ブロック904へのペイロード・データの送信
側(source)とはベースバンド・ブロック905であ
り、このブロック905は、人間又は電子ユーザーと通
信するためにユーザーインターフェース・ブロック90
6に結合されている。制御ブロック907は、受信装置
ブロック903から制御情報を受け取り、送信装置ブロ
ック904を介して制御情報を送信する。更に、制御ブ
ロック907は、ブロック903,904及び905の
動作を制御する。
【0043】制御ブロックは、特に、スロット付きモー
ド及び測定を開始させるために使用される判定基準の実
施形(implementation)を記憶するようになっている判
定基準ブロック910を含んでいる。判定基準ブロック
910は、例えば電力制御ブロック911及び測定ブロ
ック912から入力情報を受け取るが、そのうちの後者
は、それらの信号と、測定から直接得ることの出来ない
干渉量とを評価するために必要な計算も実行する。判定
基準ブロック910は、送信モード及び受信モードをそ
れぞれ制御するブロック913及び914と、必要なと
きに実際の周波数間ハンドオーバーを実行するブロック
915とに制御情報を与える。
【0044】以上に記述した本発明の模範的な実施例
は、添付の請求項の適用範囲を限定するものと解される
べきでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロット付きモードの公知概念を示す図であ
る。
【図2】送信電力制御に関連する検討事項を示す図であ
る。
【図3】重なり合う同一チャネル・セルに関連する検討
事項を示す図である。
【図4】重なり合うセルラーシステムに関連する検討事
項を示す図である。
【図5】1つの状況における、受信された電力と隣接チ
ャネル干渉との相対的大きさを示す図である。
【図6】本発明の実施例を示す状態図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す状態図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す状態図である。
【図9】本発明の実施例による移動局を示す図である。
【符号の説明】
201、301、401…基地局 202、203、302、402…移動局 601、701、801…連続通信モード 602、802、803…組み合わされたスロット付き
通信モード及び測定モード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユッシ ヌンミネン フィンランド国,エフイーエン−20320 トゥルク,リーナハーンカツ 26 アーエ ス.11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルラー無線システムの移動局(40
    2)において連続通信モード(601,701,80
    1)から組み合わされたスロット付き通信モード及び測
    定モード(602,802,803)への移行を実行す
    る方法であって、その方法が、 連続通信モード(601,701,801)中に監視さ
    れるべきある一定の判定基準の集合を設けるステップ
    と、 前記連続通信モード(601,701,801)中に前
    記判定基準のうちの少なくとも1つが満たされているか
    否か監視するステップと、 前記連続通信モード中に前記判定基準のうちの少なくと
    も1つが満たされていることに対する応答として、移動
    局(402)の動作を組み合わされたスロット付き通信
    モード及び測定モード(602,802,803)に変
    更するステップとを含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 判定基準の集合を設けるステップが、セ
    ル間ハンドオーバーのための準備が進行していない間に
    より大きな電力を求める電力制御コマンドに対してセル
    ラー無線システムの基地局(201)が応答していなけ
    れば満たされる判定基準を設けるサブステップを含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 連続通信モード中に前記判定基準のうち
    の少なくとも1つが満たされるか監視するステップが、
    より大きなダウンリンク電力を求めるいくつかの連続す
    る電力制御コマンドに、サービスをしている基地局(2
    01)が応答しているか否か監視するサブステップを含
    むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 判定基準の集合を設けるステップが、移
    動局(402)が既に最大許容アップリンク電力を使用
    しているのにセルラー無線システムの基地局(201)
    がより大きなアップリンク電力を繰り返し求めていて、
    セル間ハンドオーバーのための準備が進行していなけれ
    ば満たされる判定基準を設けるサブステップを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 移動局(402)とセルラー無線システ
    ムのある一定の基地局(201)との間の距離を考慮し
    て、広帯域干渉のレベルが、そうであるべきレベルより
    高いように見えるならば満たされる判定基準を設けるサ
    ブステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 連続通信モード中に前記判定基準のうち
    の少なくとも1つが満たされるか監視するステップが、 サービスをしている基地局(201)から移動局(40
    2)へのダウンリンク信号経路での経路損失を測定する
    サブステップと、 受信された広帯域干渉のレベルを計算するサブステップ
    と、 測定された経路損失と、受信された広帯域干渉の計算さ
    れたレベルとに基づいて、広帯域干渉のレベルがある一
    定のスレショルドより高いか否か推論するサブステップ
    とを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 判定基準を設けるステップが、自分のチ
    ャネルの測定から得られる非直交狭帯域隣接チャネル干
    渉がある一定のスレショルドより高ければ満たされる判
    定基準を設けるサブステップを含んでおり、また連続通
    信モード中に前記判定基準のうちの少なくとも1つが満
    たされているか監視するステップは、連続通信モード中
    にセルラー無線システムの基地局(201)と移動局
    (402)との間で通信が行われているチャネルでの隣
    接チャネル干渉を測定するサブステップを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 判定基準の集合を設けるステップが、全
    非直交狭帯域干渉が、推定された同一チャネル非直交干
    渉より顕著に高ければ満たされる判定基準を設けるサブ
    ステップを含んでおり、また連続モード中に前記判定基
    準のうちの少なくとも1つが満たされているか監視する
    ステップは、隣接チャネル干渉を測定するサブステップ
    を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 判定基準の集合を設けるステップは、前
    記判定基準のうちの少なくとも1つを満たすために少な
    くとも低スレショルド・レベルと高スレショルドレベル
    とを設けるサブステップを含んでおり、 連続通信モード(801)中に前記判定基準のうちの少
    なくとも1つが満たされるか監視するステップは、少な
    くとも低スレショルド・レベル及び高スレショルド・レ
    ベルが設けられている判定基準が連続通信モード(80
    1)中に前記低スレショルド・レベル又は前記高スレシ
    ョルド・レベルまで満たされているか監視するサブステ
    ップを含んでおり、 前記移動局の動作を前記組み合わされたスロット付きモ
    ード及び測定モード(802,803)に変更するステ
    ップは、前記判定基準がスレッショルドレベルまで満た
    された、そのスレショルド・レベルに応じて組み合わさ
    れたスロット付き通信モード及び測定モード(802,
    803)の間に使用されるべきスロット・パターンを選
    択するサブステップを含んでいることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 セルラー無線システムの移動端末装置
    (402)の動作を連続通信モードから組み合わされた
    スロット付き通信モード及び測定モードへ変更するため
    の装置であって、この装置は、 前記連続通信モード中に使用される送信電力と監視され
    ている干渉との間のある一定の関係を定める判定基準の
    集合を蓄積しておくための手段(910)と、 前記連続通信モード中に前記判定基準のうちの少なくと
    も1つが満たされているか否か監視するための手段(9
    10)と、 前記連続通信モード中に前記判定基準のうちの少なくと
    も1つが満たされていることに反応して、移動局の動作
    を前記組み合わされたスロット付き通信モード及び測定
    モードに変更するための手段(910,913,91
    4,915)とを含むことを特徴とする装置。
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