JP2001177804A - 画像記録再生装置 - Google Patents
画像記録再生装置Info
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- JP2001177804A JP2001177804A JP36053099A JP36053099A JP2001177804A JP 2001177804 A JP2001177804 A JP 2001177804A JP 36053099 A JP36053099 A JP 36053099A JP 36053099 A JP36053099 A JP 36053099A JP 2001177804 A JP2001177804 A JP 2001177804A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】デジタル放送などを記録し再生する装置におい
て再生時の番組サーチを容易にする。 【解決手段】受信中のデジタルテレビ放送を記録すると
ともに、受信画像を任意の間隔で抽出し、抽出画像に基
づいてサムネイル画像を生成し、各サムネイル画像と抽
出画像位置情報を関連付けた情報を保持し、テレビ放送
記録終了後に、サムネイル画像及び関連付情報をテレビ
放送記録領域とは別の領域に記録しておき、サムネイル
画像及び関連付情報を記録したテレビ放送を再生する際
のインデックス情報として利用する。
て再生時の番組サーチを容易にする。 【解決手段】受信中のデジタルテレビ放送を記録すると
ともに、受信画像を任意の間隔で抽出し、抽出画像に基
づいてサムネイル画像を生成し、各サムネイル画像と抽
出画像位置情報を関連付けた情報を保持し、テレビ放送
記録終了後に、サムネイル画像及び関連付情報をテレビ
放送記録領域とは別の領域に記録しておき、サムネイル
画像及び関連付情報を記録したテレビ放送を再生する際
のインデックス情報として利用する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルテレビ放
送を記録再生する装置及び方法に関する。
送を記録再生する装置及び方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】デジタル放送では、MPEG2方式で符号化
されたデータを使用している。MPEG2方式では、I、P、B
の各ピクチャを使用している。Iピクチャはフレーム内
符号化画像であり、このピクチャだけで画像を復号する
ことができる。しかし、前方予測フレーム間符号化画像
であるPピクチャと両方向予測フレーム間符号化画像で
あるBピクチャは、これらピクチャだけでは画像を復号
することができない。それぞれ前方の復号画像、両方向
の復号画像を復号した後、復号できる画像だからであ
る。
されたデータを使用している。MPEG2方式では、I、P、B
の各ピクチャを使用している。Iピクチャはフレーム内
符号化画像であり、このピクチャだけで画像を復号する
ことができる。しかし、前方予測フレーム間符号化画像
であるPピクチャと両方向予測フレーム間符号化画像で
あるBピクチャは、これらピクチャだけでは画像を復号
することができない。それぞれ前方の復号画像、両方向
の復号画像を復号した後、復号できる画像だからであ
る。
【０００３】このことから、一般に、記録媒体に記録し
たデジタル放送を再生する際に、早送りなどによる頭出
しを行うことは容易ではない。すなわち、記録装置にMP
EG2方式で符号化されたデジタル画像信号をそのまま記
録した場合、早送りをして頭出しをする際に、記録・再
生ヘッドは記録データを飛び飛びにトレースする。その
トレースされたデータがPピクチャもしくはBピクチャで
あった場合には、そのデータだけでは画像を復号するこ
とができないことから、画像を表示して確認することが
できない。
たデジタル放送を再生する際に、早送りなどによる頭出
しを行うことは容易ではない。すなわち、記録装置にMP
EG2方式で符号化されたデジタル画像信号をそのまま記
録した場合、早送りをして頭出しをする際に、記録・再
生ヘッドは記録データを飛び飛びにトレースする。その
トレースされたデータがPピクチャもしくはBピクチャで
あった場合には、そのデータだけでは画像を復号するこ
とができないことから、画像を表示して確認することが
できない。
【０００４】そこで、画像の確認を容易にするための提
案がなされている。例えば、特開平08-340514号「デジ
タルデータの伝送方法、伝送装置、記録方法、記録装
置、再生方法、再生装置」が知られている。これは、
I、P、Bの各ピクチャが一つのトランスポートパケット
内に混在しないようにすることにより、変速再生をする
際にIピクチャのトランスポートパケットだけを再生す
ることで画像を表示させるものである。
案がなされている。例えば、特開平08-340514号「デジ
タルデータの伝送方法、伝送装置、記録方法、記録装
置、再生方法、再生装置」が知られている。これは、
I、P、Bの各ピクチャが一つのトランスポートパケット
内に混在しないようにすることにより、変速再生をする
際にIピクチャのトランスポートパケットだけを再生す
ることで画像を表示させるものである。
【０００５】しかし、この手法でIピクチャだけを再生
しても、変速再生速度によっては全てのIピクチャを再
生することはできない。また、MPEG2ではIピクチャは12
〜15フレームに一枚の間隔で挿入されているにすぎない
ことから、この手法による変速再生は決して見易い画像
とはいえなかった。
しても、変速再生速度によっては全てのIピクチャを再
生することはできない。また、MPEG2ではIピクチャは12
〜15フレームに一枚の間隔で挿入されているにすぎない
ことから、この手法による変速再生は決して見易い画像
とはいえなかった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
技術において、MPEG2方式で符号化されたデジタル放送
を記録、再生する際において画像の頭出しを見易く行う
ことは、容易ではなかった。 本発明は、上記の問題を
解決するためになされたもので、例えばMPEG2方式で符
号化されたデジタル放送などを記録した後、再生する際
の頭出しを見易い画像で容易に行うことができる画像記
録再生装置を提供することを目的とする。
技術において、MPEG2方式で符号化されたデジタル放送
を記録、再生する際において画像の頭出しを見易く行う
ことは、容易ではなかった。 本発明は、上記の問題を
解決するためになされたもので、例えばMPEG2方式で符
号化されたデジタル放送などを記録した後、再生する際
の頭出しを見易い画像で容易に行うことができる画像記
録再生装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、デジタル放送で送出されるトランスポー
トストリーム(以下、ＴＳと言う)を記録する記録手段
と、ＴＳを復号して画像を得る復号手段と、この復号手
段で得られる画像を所定の間隔で抽出し小画像を生成す
る画像抽出手段と、この画像抽出手段で生成された小画
像を保持する画像記憶手段と、画像抽出手段で画像を抽
出した際におけるＴＳの記録手段への記録位置情報を抽
出する記録位置情報抽出手段と、画像抽出手段で生成さ
れた小画像と記録位置抽出手段で抽出された記録位置情
報とを関連付けた情報を保持する画像記録位置連携情報
保持手段を具備し、記録手段によるＴＳの記録が終了し
た後に、画像記録位置連携情報と画像記憶手段に記憶さ
れた小画像信号をＴＳ記録領域とは別の領域へ記録す
る。
めに本発明は、デジタル放送で送出されるトランスポー
トストリーム(以下、ＴＳと言う)を記録する記録手段
と、ＴＳを復号して画像を得る復号手段と、この復号手
段で得られる画像を所定の間隔で抽出し小画像を生成す
る画像抽出手段と、この画像抽出手段で生成された小画
像を保持する画像記憶手段と、画像抽出手段で画像を抽
出した際におけるＴＳの記録手段への記録位置情報を抽
出する記録位置情報抽出手段と、画像抽出手段で生成さ
れた小画像と記録位置抽出手段で抽出された記録位置情
報とを関連付けた情報を保持する画像記録位置連携情報
保持手段を具備し、記録手段によるＴＳの記録が終了し
た後に、画像記録位置連携情報と画像記憶手段に記憶さ
れた小画像信号をＴＳ記録領域とは別の領域へ記録す
る。
【０００８】上記の構成によれば、デジタル放送などを
記録した後、再生する際の頭出しを見易い画像で容易に
行うことができる。
記録した後、再生する際の頭出しを見易い画像で容易に
行うことができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。尚、各図において、同一の
部分には同じ符号を付し、同様の説明については一部省
略する。
施の形態を詳細に説明する。尚、各図において、同一の
部分には同じ符号を付し、同様の説明については一部省
略する。
【００１０】図１は本発明に係る画像記録再生装置の記
録時の構成を、図２は動作を説明するためのものであ
る。まず、本発明における記録時の動作について説明す
る。
録時の構成を、図２は動作を説明するためのものであ
る。まず、本発明における記録時の動作について説明す
る。
【００１１】放送局から放送された画像信号（入力スト
リーム）は図示しない選局装置などを経た後、画像記録
再生装置に入力される。入力された画像信号は記録再生
制御部6を経由して記録再生部7へ記録されると共に、画
像復号部1に入力され画像信号を復号する。記録再生制
御部6は入力された画像信号を記録した位置情報を記録
位置抽出部4に供給する。
リーム）は図示しない選局装置などを経た後、画像記録
再生装置に入力される。入力された画像信号は記録再生
制御部6を経由して記録再生部7へ記録されると共に、画
像復号部1に入力され画像信号を復号する。記録再生制
御部6は入力された画像信号を記録した位置情報を記録
位置抽出部4に供給する。
【００１２】一方、画像復号部1により復号された画像
信号は画像抽出部2に入力され、所定のタイミングで画
像信号を抽出し、サムネイル画像が作られる。画像抽出
部2により抽出されたサムネイル画像はサムネイル画像
メモリ3に供給される。例えば図２(b)のように各サムネ
イル画像を複数集めて一枚のフレームを構成するような
形で、この画像メモリ３に記憶される。また、画像抽出
部2はサムネイル画像を抽出するタイミングを抽出タイ
ミング信号として記録位置抽出部4に供給し、抽出した
サムネイル画像が何番目のサムネイル画像かを対応させ
るサムネイル画像対応番号を画像記録位置情報メモリ5
に供給する。
信号は画像抽出部2に入力され、所定のタイミングで画
像信号を抽出し、サムネイル画像が作られる。画像抽出
部2により抽出されたサムネイル画像はサムネイル画像
メモリ3に供給される。例えば図２(b)のように各サムネ
イル画像を複数集めて一枚のフレームを構成するような
形で、この画像メモリ３に記憶される。また、画像抽出
部2はサムネイル画像を抽出するタイミングを抽出タイ
ミング信号として記録位置抽出部4に供給し、抽出した
サムネイル画像が何番目のサムネイル画像かを対応させ
るサムネイル画像対応番号を画像記録位置情報メモリ5
に供給する。
【００１３】記録位置抽出部4は、画像抽出部2から供給
されるサムネイル画像の抽出タイミング信号と記録再生
制御部6から供給される記録位置情報とから、サムネイ
ル画像で取り出した画像が画像記録再生装置に記録され
た位置を抽出し記録位置ポインタとして画像記録位置情
報メモリ5に供給される。
されるサムネイル画像の抽出タイミング信号と記録再生
制御部6から供給される記録位置情報とから、サムネイ
ル画像で取り出した画像が画像記録再生装置に記録され
た位置を抽出し記録位置ポインタとして画像記録位置情
報メモリ5に供給される。
【００１４】画像記録位置情報メモリ5は、画像抽出部2
から供給されるサムネイル画像対応番号と記録位置抽出
部4から供給される記録位置ポインタを、例えば図２(a)
のようにサムネイル画像対応番号をメモリのアドレスと
し、そのアドレスに記録位置ポインタを記憶するよう
に、サムネイル画像の対応番号とそのサムネイル画像が
記録再生部7に記録された位置を連携させる構成にす
る。
から供給されるサムネイル画像対応番号と記録位置抽出
部4から供給される記録位置ポインタを、例えば図２(a)
のようにサムネイル画像対応番号をメモリのアドレスと
し、そのアドレスに記録位置ポインタを記憶するよう
に、サムネイル画像の対応番号とそのサムネイル画像が
記録再生部7に記録された位置を連携させる構成にす
る。
【００１５】この動作を続けていき、画像の記録が終了
した後に、サムネイル画像メモリ3からサムネイル画像
の集合画像と、画像記録位置情報メモリ5から画像記録
位置連携情報を記録再生制御部6へ供給する。この記録
再生制御6はこれらの情報を、例えば図２(c)のように画
像を記録した場所とは別の領域に記録する様に記録再生
部７を制御する。係るサムネイル画像の集合画像と画像
記録位置連携情報を記録する動作は、画像記録の最中で
も記録再生部7へ記録することは可能である。例えば、
サムネイル画像メモリ3や画像記録位置情報メモリ5など
を２重のバンク構成にしておき、片方のバンクが一杯に
なったら記録再生制御部6に情報を供給しつつ、もう一
方のバンクへ画像抽出部2から供給される情報を記録可
能な構成にしておけば良い。
した後に、サムネイル画像メモリ3からサムネイル画像
の集合画像と、画像記録位置情報メモリ5から画像記録
位置連携情報を記録再生制御部6へ供給する。この記録
再生制御6はこれらの情報を、例えば図２(c)のように画
像を記録した場所とは別の領域に記録する様に記録再生
部７を制御する。係るサムネイル画像の集合画像と画像
記録位置連携情報を記録する動作は、画像記録の最中で
も記録再生部7へ記録することは可能である。例えば、
サムネイル画像メモリ3や画像記録位置情報メモリ5など
を２重のバンク構成にしておき、片方のバンクが一杯に
なったら記録再生制御部6に情報を供給しつつ、もう一
方のバンクへ画像抽出部2から供給される情報を記録可
能な構成にしておけば良い。
【００１６】次に、本発明に係る画像記録再生装置の第
２の実施の形態について、図３により説明する。この実
施の形態は、サムネイル画像の抽出タイミングを第１の
実施の形態とは変えたものである。
２の実施の形態について、図３により説明する。この実
施の形態は、サムネイル画像の抽出タイミングを第１の
実施の形態とは変えたものである。
【００１７】MPEG2のトランスポートストリームにおい
ては、ランダムアクセス インディケータ（ＲＡＩ）と
いうフラグが多重されている。このフラグはランダムア
クセスを助成するための情報である。このフラグが付加
されている場合、MPEG2の規格上、トランスポートパケ
ットは映像シーケンスヘッダから始まると規定されてい
る。映像シーケンスヘッダはIピクチャから始まること
から、ＲＡＩフラグが付加された画像信号をサムネイル
画像として抽出しておけば、サ ムネイル画像で頭出
し再生するとすぐに画像が表示される、という利点があ
る。
ては、ランダムアクセス インディケータ（ＲＡＩ）と
いうフラグが多重されている。このフラグはランダムア
クセスを助成するための情報である。このフラグが付加
されている場合、MPEG2の規格上、トランスポートパケ
ットは映像シーケンスヘッダから始まると規定されてい
る。映像シーケンスヘッダはIピクチャから始まること
から、ＲＡＩフラグが付加された画像信号をサムネイル
画像として抽出しておけば、サ ムネイル画像で頭出
し再生するとすぐに画像が表示される、という利点があ
る。
【００１８】図３において、画像記録再生装置に入力さ
れたトランスポートストリームはＲＡＩ検出部9でＲＡ
Ｉフラグを検出する。この検出信号を抽出タイミング生
成部8に供給する。抽出タイミング生成部8はサムネイル
画像を抽出するタイミングを生成し、画像抽出部2に供
給される。画像抽出部2は供給された抽出するタイミン
グに基づいてサムネイル画像を抽出する。その後の動作
については第１の実施の形態と同様なので説明を省略す
る。
れたトランスポートストリームはＲＡＩ検出部9でＲＡ
Ｉフラグを検出する。この検出信号を抽出タイミング生
成部8に供給する。抽出タイミング生成部8はサムネイル
画像を抽出するタイミングを生成し、画像抽出部2に供
給される。画像抽出部2は供給された抽出するタイミン
グに基づいてサムネイル画像を抽出する。その後の動作
については第１の実施の形態と同様なので説明を省略す
る。
【００１９】更に、サムネイル画像の抽出タイミングを
変えた第３の実施の形態について図４を用いて説明す
る。この実施の形態では、サムネイル画像メモリ3もし
くは画像記録位置情報メモリ5の容量によって、サムネ
イル画像を抽出する間隔を決定している。例えば、これ
らのメモリ容量が記録時間に対して十分大きいものなら
ば、サムネイル画像を沢山抽出でき、再生の際に都合が
良い。またこれらのメモリ容量が記録時間に対して小さ
ければ、少量のサムネイル画像を抽出すれば良い。
変えた第３の実施の形態について図４を用いて説明す
る。この実施の形態では、サムネイル画像メモリ3もし
くは画像記録位置情報メモリ5の容量によって、サムネ
イル画像を抽出する間隔を決定している。例えば、これ
らのメモリ容量が記録時間に対して十分大きいものなら
ば、サムネイル画像を沢山抽出でき、再生の際に都合が
良い。またこれらのメモリ容量が記録時間に対して小さ
ければ、少量のサムネイル画像を抽出すれば良い。
【００２０】図４において、サムネイル画像メモリ3の
書き込み制御信号を残量検出部10に供給する。残量検出
部１０はサムネイル画像メモリ3から書き込み制御信号
を供給されることにより、サムネイル画像メモリ3のメ
モリ残量を検出する。この検出情報は、抽出タイミング
生成部8に供給される。抽出タイミング生成部8はメモリ
の残量が少なくなってきたらサムネイルの抽出タイミン
グ間隔を伸ばしたタイミング信号を生成して画像抽出部
2に供給する。その後の動作については第１の実施の形
態と同様なので説明を省略する。
書き込み制御信号を残量検出部10に供給する。残量検出
部１０はサムネイル画像メモリ3から書き込み制御信号
を供給されることにより、サムネイル画像メモリ3のメ
モリ残量を検出する。この検出情報は、抽出タイミング
生成部8に供給される。抽出タイミング生成部8はメモリ
の残量が少なくなってきたらサムネイルの抽出タイミン
グ間隔を伸ばしたタイミング信号を生成して画像抽出部
2に供給する。その後の動作については第１の実施の形
態と同様なので説明を省略する。
【００２１】更に、サムネイル画像の抽出タイミングを
変えた第４の実施の形態について図５を用いて説明す
る。多くの商業放送では番組の合間にコマーシャル（C
M）が挿入される場合が多い。サムネイル画像は画像の
インデックスとなるものであることから、番組のシーン
の特徴的な画像が好ましく、CMはサムネイル画像として
適切ではない。そこで、この実施の形態では放送画像の
CMを検出してCM以外の画像をサムネイル画像とするもの
である。
変えた第４の実施の形態について図５を用いて説明す
る。多くの商業放送では番組の合間にコマーシャル（C
M）が挿入される場合が多い。サムネイル画像は画像の
インデックスとなるものであることから、番組のシーン
の特徴的な画像が好ましく、CMはサムネイル画像として
適切ではない。そこで、この実施の形態では放送画像の
CMを検出してCM以外の画像をサムネイル画像とするもの
である。
【００２２】図５において、入力された画像信号は画像
復号部1と記録再生制御部6に供給されると同時にCM検出
部11にも供給される。CM検出部11は放送された番組中の
CMを検出し、CM検出信号を抽出タイミング生成部8に供
給する。抽出タイミング生成部8はCMでないところをサ
ムネイル画像として抽出するような抽出タイミング信号
を生成して画像抽出部2に供給する。その後の動作につ
いては第１の実施の形態と同様なので説明を省略する。
復号部1と記録再生制御部6に供給されると同時にCM検出
部11にも供給される。CM検出部11は放送された番組中の
CMを検出し、CM検出信号を抽出タイミング生成部8に供
給する。抽出タイミング生成部8はCMでないところをサ
ムネイル画像として抽出するような抽出タイミング信号
を生成して画像抽出部2に供給する。その後の動作につ
いては第１の実施の形態と同様なので説明を省略する。
【００２３】更に、サムネイル画像の抽出タイミングを
変えた第５の実施の形態について図６を用いて説明す
る。抽出するサムネイル画像は番組のシーンの特徴的な
画像が好ましいことは既に述べたが、どのように特徴的
な画像を見つけるかが重要である。MPEG2のトランスポ
ートストリームでは任意のフラグを追加することができ
る。つまり放送局においてサムネイル画像とするべき特
徴的な画像部分にある種のフラグを付加することによ
り、本発明の記録再生装置でそのフラグを検出し、サム
ネイル画像を抽出するタイミング信号を作成しサムネイ
ル画像を作成すれば、放送局が意図する画像がサムネイ
ル画像となり画像インデックスとして用いるには最適な
ものが得られる。
変えた第５の実施の形態について図６を用いて説明す
る。抽出するサムネイル画像は番組のシーンの特徴的な
画像が好ましいことは既に述べたが、どのように特徴的
な画像を見つけるかが重要である。MPEG2のトランスポ
ートストリームでは任意のフラグを追加することができ
る。つまり放送局においてサムネイル画像とするべき特
徴的な画像部分にある種のフラグを付加することによ
り、本発明の記録再生装置でそのフラグを検出し、サム
ネイル画像を抽出するタイミング信号を作成しサムネイ
ル画像を作成すれば、放送局が意図する画像がサムネイ
ル画像となり画像インデックスとして用いるには最適な
ものが得られる。
【００２４】図６において、入力された画像信号は画像
復号部1と記録再生制御部6に供給されると同時に画像抽
出情報検出部12にも供給される。画像抽出情報検出部12
はトランスポートストリームに多重されている画像抽出
情報を検出し、抽出タイミング生成部8に供給する。抽
出タイミング生成部8は画像抽出情報検出で画像抽出情
報が検出された時の画像をサムネイル画像として抽出す
るような抽出タイミング信号を生成して画像抽出部2に
供給する。その後の動作については第１の実施の形態と
同様なので説明を省略する。
復号部1と記録再生制御部6に供給されると同時に画像抽
出情報検出部12にも供給される。画像抽出情報検出部12
はトランスポートストリームに多重されている画像抽出
情報を検出し、抽出タイミング生成部8に供給する。抽
出タイミング生成部8は画像抽出情報検出で画像抽出情
報が検出された時の画像をサムネイル画像として抽出す
るような抽出タイミング信号を生成して画像抽出部2に
供給する。その後の動作については第１の実施の形態と
同様なので説明を省略する。
【００２５】次に、本発明に係る画像記録再生装置の再
生時の動作について図7を用いて説明する。再生が開始
すると、全体制御部20から初期リード制御信号が記録再
生制御部6に供給される。記録再生制御部6は、図２(c)
の様に記録されている記録再生装置上にある画像記録位
置連携情報を読み出し、これを画像記録位置情報メモリ
5に保存する。また、サムネイル画像を読み出し、これ
をサムネイル画像メモリ3に保存する。各メモリに保存
された後、このサムネイル画像メモリ3からのデータを
読み出し、全体制御部20は画像選択部21をサムネイル画
像側に選択することによって出力にはサムネイル画像が
出力される。視聴者はサムネイル画像を見て、サムネイ
ル画像の番号を選択すると、全体制御部20はサムネイル
画像対応番号を画像記録位置情報メモリ5に供給する。
画像記録位置情報メモリ5はサムネイル画像対応番号か
ら記録位置ポインタを導き出すことができるので、この
記録位置ポインタを記録再生制御部6に供給する。記録
再生制御部6は記録位置ポインタで示される画像データ
を読み出し画像復号部1に供給する。画像復号部1は画像
を復号し画像を出力する。全体制御部20は画像選択信号
を画像信号の方へ選択し画像選択部21は画像信号を出力
する。また、視聴者は別画像のシーンの頭出しをしたい
時には初期と同じく全体制御部20を制御することでサム
ネイル画像を画像出力に得ることができる。順次同様に
してサムネイル画像を用いて画像の頭出しが可能にな
る。
生時の動作について図7を用いて説明する。再生が開始
すると、全体制御部20から初期リード制御信号が記録再
生制御部6に供給される。記録再生制御部6は、図２(c)
の様に記録されている記録再生装置上にある画像記録位
置連携情報を読み出し、これを画像記録位置情報メモリ
5に保存する。また、サムネイル画像を読み出し、これ
をサムネイル画像メモリ3に保存する。各メモリに保存
された後、このサムネイル画像メモリ3からのデータを
読み出し、全体制御部20は画像選択部21をサムネイル画
像側に選択することによって出力にはサムネイル画像が
出力される。視聴者はサムネイル画像を見て、サムネイ
ル画像の番号を選択すると、全体制御部20はサムネイル
画像対応番号を画像記録位置情報メモリ5に供給する。
画像記録位置情報メモリ5はサムネイル画像対応番号か
ら記録位置ポインタを導き出すことができるので、この
記録位置ポインタを記録再生制御部6に供給する。記録
再生制御部6は記録位置ポインタで示される画像データ
を読み出し画像復号部1に供給する。画像復号部1は画像
を復号し画像を出力する。全体制御部20は画像選択信号
を画像信号の方へ選択し画像選択部21は画像信号を出力
する。また、視聴者は別画像のシーンの頭出しをしたい
時には初期と同じく全体制御部20を制御することでサム
ネイル画像を画像出力に得ることができる。順次同様に
してサムネイル画像を用いて画像の頭出しが可能にな
る。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
記録再生装置によれば、デジタル放送などを記録し再生
する装置において再生時の番組サーチを容易にする。
記録再生装置によれば、デジタル放送などを記録し再生
する装置において再生時の番組サーチを容易にする。
【図１】本発明に係る画像記録再生装置による記録時の
一実施形態の構成を示すブロック図。
一実施形態の構成を示すブロック図。
【図２】 同実施形態における動作を説明するための
図。
図。
【図３】 本発明に係る画像記録再生装置による記録時
の他の実施形態の構成を示すブロック図。
の他の実施形態の構成を示すブロック図。
【図４】 本発明に係る画像記録再生装置による記録時
の他の実施形態の構成を示すブロック図。
の他の実施形態の構成を示すブロック図。
【図５】 本発明に係る画像記録再生装置による記録時
の他の実施形態の構成を示すブロック図。
の他の実施形態の構成を示すブロック図。
【図６】 本発明に係る画像記録再生装置による記録時
の他の実施形態の構成を示すブロック図。
の他の実施形態の構成を示すブロック図。
【図７】本発明に係る画像記録再生装置による再生時の
実施の形態の構成を示すブロック図。
実施の形態の構成を示すブロック図。
１…画像復号部、2…画像抽出部、３…サムネイル画像
メモリ、４…記録位置抽出部、５…画像記録位置情報メ
モリ、６…記録再生制御部、７…記録再生部、８…抽出
タイミング生成部、９…ＲＡＩ検出部、１０…残量検出
部、１１…ＣＭ検出部、１２…画像抽出情報検出部。
メモリ、４…記録位置抽出部、５…画像記録位置情報メ
モリ、６…記録再生制御部、７…記録再生部、８…抽出
タイミング生成部、９…ＲＡＩ検出部、１０…残量検出
部、１１…ＣＭ検出部、１２…画像抽出情報検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 5/92 Ｈ０４Ｎ 5/91 Ｊ 5/92 Ｈ Ｇ１１Ｂ 27/00 Ｅ 27/10 Ａ Ｆターム(参考） 5C052 AA01 AA16 AB04 AC08 DD10 5C053 FA07 FA14 FA20 FA23 GB05 GB09 GB12 GB37 HA29 HA30 HA32 JA24 JA30 KA01 KA19 LA06 LA07 5D077 AA22 BA11 CA02 CA11 CB03 DC12 DC16 DC22 DE02 EA33 EA34 HC26 5D110 AA13 CA05 CA44 CA45 CB07 CD09 CD16 CF13 CJ13 CK02 CK18 DA02 DA12 DA15 DB05 DB17 DC05 DC16 DC22 DE02 DE04 DE06 EA08 FA04
Claims (6)
- 【請求項１】デジタル放送で送出されるトランスポート
ストリーム(以下、ＴＳと言う)を記録する記録手段と、
前記ＴＳを復号して画像を得る復号手段と、この復号手
段で得られる画像を所定の間隔で抽出し小画像を生成す
る画像抽出手段と、この画像抽出手段で生成された小画
像を保持する画像記憶手段と、前記画像抽出手段で画像
を抽出した際における前記ＴＳの前記記録手段への記録
位置情報を抽出する記録位置情報抽出手段と、前記画像
抽出手段で生成された小画像と前記記録位置抽出手段で
抽出された記録位置情報とを関連付けた情報を保持する
画像記録位置連携情報保持手段を具備し、前記記録手段
によるＴＳの記録が終了した後に、前記画像記録位置連
携情報と前記画像記憶手段に記憶された小画像信号を前
記ＴＳ記録領域とは別の領域へ記録することを特徴とす
る画像記録再生装置。 - 【請求項２】前記画像抽出手段で画像を抽出する間隔
は、ＴＳ中のランダム アクセス インディケータに基づ
いて決定することを特徴とする請求項１記載の画像記録
再生装置。 - 【請求項３】前記画像抽出手段で画像を抽出する間隔
は、前記画像記録位置連携情報保持手段の容量もしくは
小画像を保持する画像記憶手段の容量と記録時間を基に
決定することを特徴とする請求項１記載の画像記録再生
装置。 - 【請求項４】前記画像抽出手段で画像を抽出する際に、
コマーシャル検出を行い、コマーシャル以外の画像を抽
出することを特徴とする請求項１記載の画像記録再生装
置。 - 【請求項５】 前記TSに画像抽出情報を付加し、前記画
像抽出手段で画像を抽出する間隔は、前記TSに付加した
情報に基づいて決定することを特徴とする請求項１記載
の画像記録再生装置。 - 【請求項6】受信中のデジタルテレビ放送を記録すると
ともに、受信画像を任意の間隔で抽出し、抽出画像に基
づいてサムネイル画像を生成し、各サムネイル画像と抽
出画像位置情報を関連付けた情報を保持し、テレビ放送
記録終了後に、サムネイル画像及び関連付情報をテレビ
放送記録領域とは別の領域に記録しておき、記録したテ
レビ放送を再生する際のインデックス情報としてサムネ
イル画像及び関連付情報を利用することを特徴とする画
像記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36053099A JP2001177804A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 画像記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36053099A JP2001177804A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 画像記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001177804A true JP2001177804A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=18469802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36053099A Pending JP2001177804A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 画像記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001177804A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004537930A (ja) * | 2001-07-27 | 2004-12-16 | トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム | モザイクを符号化する方法及び装置 |
| WO2005124782A1 (ja) * | 2004-06-18 | 2005-12-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ａｖコンテンツ処理装置、ａｖコンテンツ処理方法、ａｖコンテンツ処理プログラムおよびａｖコンテンツ処理装置に用いる集積回路 |
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| US7558318B2 (en) | 2002-06-11 | 2009-07-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Method and apparatus for processing images, method and apparatus for recording and reproducing images, and television receiver utilizing the same |
| US8027562B2 (en) | 2002-06-11 | 2011-09-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Method and apparatus for recording images, method and apparatus for recording and reproducing images, and television receiver utilizing the same |
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| US8639089B2 (en) | 2009-07-17 | 2014-01-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Video audio recording/playback apparatus and method |
-
1999
- 1999-12-20 JP JP36053099A patent/JP2001177804A/ja active Pending
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| JPWO2007013407A1 (ja) * | 2005-07-27 | 2009-02-05 | パナソニック株式会社 | ダイジェスト生成装置、ダイジェスト生成方法、ダイジェスト生成プログラムを格納した記録媒体、およびダイジェスト生成装置に用いる集積回路 |
| US8639089B2 (en) | 2009-07-17 | 2014-01-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Video audio recording/playback apparatus and method |
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