JP2001176615A - 漏話の低い電気コネクタシステム - Google Patents
漏話の低い電気コネクタシステムInfo
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/646—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00 specially adapted for high-frequency, e.g. structures providing an impedance match or phase match
- H01R13/6461—Means for preventing cross-talk
- H01R13/6463—Means for preventing cross-talk using twisted pairs of wires
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/941—Crosstalk suppression
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】低い漏話を呈する電気コネクタシステムに関す
る。 【解決手段】電気コネクタと、電気コネクタから延びて
いて複数の捻られた対に配置された複数のワイヤーと、
各捻られた対を規定するワイヤーを離隔する挿入物とを
備えている。望ましくない漏話を生ずる電気コネクタシ
ステムにおける漏話を減少する方法であって、そこから
伸び複数の捻られた対に配置された複数のワイヤーを有
する電気コネクタを設けるステップと、挿入物を設ける
ステップと、挿入物を捻られた対のそれぞれを規定する
ワイヤー間に配置するステップとを備えている。その結
果、コネクタシステムは漏話の所望のレベルを呈する。
る。 【解決手段】電気コネクタと、電気コネクタから延びて
いて複数の捻られた対に配置された複数のワイヤーと、
各捻られた対を規定するワイヤーを離隔する挿入物とを
備えている。望ましくない漏話を生ずる電気コネクタシ
ステムにおける漏話を減少する方法であって、そこから
伸び複数の捻られた対に配置された複数のワイヤーを有
する電気コネクタを設けるステップと、挿入物を設ける
ステップと、挿入物を捻られた対のそれぞれを規定する
ワイヤー間に配置するステップとを備えている。その結
果、コネクタシステムは漏話の所望のレベルを呈する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気コネクタシス
テムに関する。特に本発明は、低い漏話を呈する電気コ
ネクタシステムに関する。
テムに関する。特に本発明は、低い漏話を呈する電気コ
ネクタシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】消費者は、電子装置に使用されている全
ての構成要素に影響を及ぼすようなより高速の電子装置
を要求する。たとえば、これらの電子装置に使用される
電気コネクタは、コネクタがこの増加した速度で、たと
えば、信号の完全性に影響を及ぼしたり、または、近傍
のいかなる構成要素とも干渉することがないように操作
することを確実にするように設計されなければならな
い。さらに、増加された操作速度の要求のために、電子
装置の構成は、代表的には、少なくなければ、電気コネ
クタが装置内で同一の領域を占めることを必要とする。
電気コネクタを高速（たとえば、ほぼ１００ＭＨｚおよ
びそれ以上）で操作する１つの関心事は、漏話を制御す
ることである。漏話は、コネクタの導電体を通って搬送
された電磁気的エネルギーが、電気コネクタの他方の導
電体に電流をもたらす場合に生ずる。近端漏話（ｎｅａ
ｒ−ｅｎｄ ｃｒｏｓｓ−ｔａｌｋ）（ＮＥＸＴ）は、
導電体の信号に対向する方向へ走行する。たとえば、Ａ
ＮＳＩ／ＥＩＡ／ＴＩＡ／５６８Ａカテゴリー５の要求
は、対から対のＮＥＸＴを１００ＭＨｚで−４０ｄＢに
制限する。ある応用がそのような漏話達成に必要である
が、パワーの合計を基準として測定される。
ての構成要素に影響を及ぼすようなより高速の電子装置
を要求する。たとえば、これらの電子装置に使用される
電気コネクタは、コネクタがこの増加した速度で、たと
えば、信号の完全性に影響を及ぼしたり、または、近傍
のいかなる構成要素とも干渉することがないように操作
することを確実にするように設計されなければならな
い。さらに、増加された操作速度の要求のために、電子
装置の構成は、代表的には、少なくなければ、電気コネ
クタが装置内で同一の領域を占めることを必要とする。
電気コネクタを高速（たとえば、ほぼ１００ＭＨｚおよ
びそれ以上）で操作する１つの関心事は、漏話を制御す
ることである。漏話は、コネクタの導電体を通って搬送
された電磁気的エネルギーが、電気コネクタの他方の導
電体に電流をもたらす場合に生ずる。近端漏話（ｎｅａ
ｒ−ｅｎｄ ｃｒｏｓｓ−ｔａｌｋ）（ＮＥＸＴ）は、
導電体の信号に対向する方向へ走行する。たとえば、Ａ
ＮＳＩ／ＥＩＡ／ＴＩＡ／５６８Ａカテゴリー５の要求
は、対から対のＮＥＸＴを１００ＭＨｚで−４０ｄＢに
制限する。ある応用がそのような漏話達成に必要である
が、パワーの合計を基準として測定される。
【０００３】電気コネクタシステムにおいて漏話達成を
改良するためにいろいろな技法が現在存在している。あ
る技法は、システムにおいて生じた漏話（以下、望まし
くない漏話という）の量を減少する。たとえば、米国特
許第５、５７１、０３５号は、モジュラージャックプラ
グハウジング内に配置された挿入物を開示している。こ
の挿入物は、導電体の各対を互いに近接して設けるのに
対し、システムによって発生された漏話の量を減少する
ために、その対を他の対から離隔する。挿入物の位置に
おいて、導電性のワイヤーは、もはや捻られた対として
設けられない。
改良するためにいろいろな技法が現在存在している。あ
る技法は、システムにおいて生じた漏話（以下、望まし
くない漏話という）の量を減少する。たとえば、米国特
許第５、５７１、０３５号は、モジュラージャックプラ
グハウジング内に配置された挿入物を開示している。こ
の挿入物は、導電体の各対を互いに近接して設けるのに
対し、システムによって発生された漏話の量を減少する
ために、その対を他の対から離隔する。挿入物の位置に
おいて、導電性のワイヤーは、もはや捻られた対として
設けられない。
【０００４】他の技法は、システムによって発生された
全ての望ましくない漏話を減少し、または相殺する派生
的な漏話（以下、補償漏話という）をシステムに導く。
たとえば、米国特許第５、５６２、４７９号は、ケーブ
ルコネクタハウジング内に配置された挿入物を開示して
いる。この挿入物は、補償漏話を生成するためにワイヤ
ーを並置（ｓｉｄｅ−ｂｙ−ｓｉｄｅ）した方向付けに
整列する。米国特許第５、９２１、８１８号は、リード
フレームに絶縁配置接触子を使用したモジュラージャッ
ク容器を開示している。選択された導電体が、容器ハウ
ジング内で互いに交差している。
全ての望ましくない漏話を減少し、または相殺する派生
的な漏話（以下、補償漏話という）をシステムに導く。
たとえば、米国特許第５、５６２、４７９号は、ケーブ
ルコネクタハウジング内に配置された挿入物を開示して
いる。この挿入物は、補償漏話を生成するためにワイヤ
ーを並置（ｓｉｄｅ−ｂｙ−ｓｉｄｅ）した方向付けに
整列する。米国特許第５、９２１、８１８号は、リード
フレームに絶縁配置接触子を使用したモジュラージャッ
ク容器を開示している。選択された導電体が、容器ハウ
ジング内で互いに交差している。
【０００５】イギリス特許出願ＧＢ２３１４４６６号
は、電気コネクタからの接触子が取着する多層基板（Ｍ
ＬＢ）の補償パターンを開示している。隣接する異なっ
た通路間の容量性の結合は、コネクタによって生成され
た望ましくない漏話を減少するための補償漏話を生成す
る。パターンはまた、隣接していない通路間の結合を可
能にするために、隣接する通路を層上に互い違いに配置
する。ヨーロッパ特許出願第ＥＰ０８５４６６４号は、
電気コネクタ接触子が接続されるＭＬＢ上の補償パター
ンを同様に開示している。通路の配置は、対の一方の通
路が異なった対からの少なくとも２つの通路と交差する
ことを確実にする。
は、電気コネクタからの接触子が取着する多層基板（Ｍ
ＬＢ）の補償パターンを開示している。隣接する異なっ
た通路間の容量性の結合は、コネクタによって生成され
た望ましくない漏話を減少するための補償漏話を生成す
る。パターンはまた、隣接していない通路間の結合を可
能にするために、隣接する通路を層上に互い違いに配置
する。ヨーロッパ特許出願第ＥＰ０８５４６６４号は、
電気コネクタ接触子が接続されるＭＬＢ上の補償パター
ンを同様に開示している。通路の配置は、対の一方の通
路が異なった対からの少なくとも２つの通路と交差する
ことを確実にする。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】これらの技法は、漏話
の減少または阻止さえも助けることができるけれども、
電子装置の操作速度の更なる増加は、漏話阻止のための
更なる測定を継続的に要求する。したがって本発明は、
低い漏話電気コネクタシステムであって、現在流通して
いる電気コネクタに使用することが可能な漏話を減少す
るための装置を得ることである。
の減少または阻止さえも助けることができるけれども、
電子装置の操作速度の更なる増加は、漏話阻止のための
更なる測定を継続的に要求する。したがって本発明は、
低い漏話電気コネクタシステムであって、現在流通して
いる電気コネクタに使用することが可能な漏話を減少す
るための装置を得ることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】漏話補償の態様を有する
電気コネクタシステムを提供することが本発明の目的で
ある。低い漏話電気コネクタシステムを提供することが
本発明の他の目的である。現在流通している電気コネク
タに使用することが可能な、漏話を減少するための装置
を提供することが本発明の他の目的である。現在流通し
ている電気コネクタシステムの大幅な再設計の必要がな
い、漏話を減少するための装置を提供することが本発明
の他の目的である。本発明のこれらと他の目的は、電気
コネクタと；電気コネクタから延びていて複数の捻られ
た対に配置された複数のワイヤーと；各捻られた対を規
定するワイヤーを離隔する挿入物とを備えた電気コネク
タシステムによって本発明の１つの態様において達成さ
れる。
電気コネクタシステムを提供することが本発明の目的で
ある。低い漏話電気コネクタシステムを提供することが
本発明の他の目的である。現在流通している電気コネク
タに使用することが可能な、漏話を減少するための装置
を提供することが本発明の他の目的である。現在流通し
ている電気コネクタシステムの大幅な再設計の必要がな
い、漏話を減少するための装置を提供することが本発明
の他の目的である。本発明のこれらと他の目的は、電気
コネクタと；電気コネクタから延びていて複数の捻られ
た対に配置された複数のワイヤーと；各捻られた対を規
定するワイヤーを離隔する挿入物とを備えた電気コネク
タシステムによって本発明の１つの態様において達成さ
れる。
【０００８】本発明のこれらと他の目的は、望ましくな
い漏話を生ずる電気コネクタシステムにおける漏話を減
少する方法であって、：そこから伸び複数の捻られた対
に配置された複数のワイヤーを有する電気コネクタを設
けるステップと；挿入物を設けるステップと；挿入物を
捻られた対のそれぞれを規定するワイヤー間に配置する
ステップと；を有し、挿入物は、ワイヤーが望ましくな
い漏話を相殺する補償漏話を作り出すようにする電気コ
ネクタシステムにおける漏話を減少する方法によって、
本発明の他の態様において達成される。本発明のこれら
と他の目的は、各捻られた対を規定するワイヤー間に配
置された挿入物を有する改良であり、そこから伸びたワ
イヤーの少なくとも２つの捻られた対を有する電気コネ
クタを備えた電気コネクタシステムによって、本発明の
他の態様において達成される。
い漏話を生ずる電気コネクタシステムにおける漏話を減
少する方法であって、：そこから伸び複数の捻られた対
に配置された複数のワイヤーを有する電気コネクタを設
けるステップと；挿入物を設けるステップと；挿入物を
捻られた対のそれぞれを規定するワイヤー間に配置する
ステップと；を有し、挿入物は、ワイヤーが望ましくな
い漏話を相殺する補償漏話を作り出すようにする電気コ
ネクタシステムにおける漏話を減少する方法によって、
本発明の他の態様において達成される。本発明のこれら
と他の目的は、各捻られた対を規定するワイヤー間に配
置された挿入物を有する改良であり、そこから伸びたワ
イヤーの少なくとも２つの捻られた対を有する電気コネ
クタを備えた電気コネクタシステムによって、本発明の
他の態様において達成される。
【０００９】本発明のこれらと他の目的は、所望の周波
数範囲内で電気コネクタを使用する方法であって：所望
の周波数の範囲内で漏話の受容可能なレベルを呈するこ
とができない電気コネクタシステムを設けるステップを
有し；システムは：電気コネクタと；コネクタから延び
複数の捻られた対に配置された複数のワイヤーとを有
し；各捻られた対を規定するようにワイヤーを離隔する
ステップを有し；コネクタシステムを所望の周波数の範
囲内において操作するステップとを有している方法によ
って、本発明の他の態様において達成される。その結
果、コネクタシステムは漏話の所望のレベルを呈する。
本発明の他の使用方法および利点は、明細書と図面を参
照することによって、この分野の当業者に明らかとなろ
う。
数範囲内で電気コネクタを使用する方法であって：所望
の周波数の範囲内で漏話の受容可能なレベルを呈するこ
とができない電気コネクタシステムを設けるステップを
有し；システムは：電気コネクタと；コネクタから延び
複数の捻られた対に配置された複数のワイヤーとを有
し；各捻られた対を規定するようにワイヤーを離隔する
ステップを有し；コネクタシステムを所望の周波数の範
囲内において操作するステップとを有している方法によ
って、本発明の他の態様において達成される。その結
果、コネクタシステムは漏話の所望のレベルを呈する。
本発明の他の使用方法および利点は、明細書と図面を参
照することによって、この分野の当業者に明らかとなろ
う。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明は、電気コネクタシステム
における漏話を減少するための装置に関する。一般的に
言って、この装置は、好ましくは、電気コネクタハウジ
ングの外部位置での信号線における漏話減少を提供す
る。以下により詳細に述べるように、装置は、好ましく
は、コネクタシステムの他の領域で生じた望ましくない
漏話のほとんどを相殺する（ｏｆｆｓｅｔ）補償漏話を
導く。重要なことに、本発明は、コネクタ内または基板
（多層基板のような）のような、他の領域で補償漏話を
提供するコネクタシステムの部分とすることができる。
における漏話を減少するための装置に関する。一般的に
言って、この装置は、好ましくは、電気コネクタハウジ
ングの外部位置での信号線における漏話減少を提供す
る。以下により詳細に述べるように、装置は、好ましく
は、コネクタシステムの他の領域で生じた望ましくない
漏話のほとんどを相殺する（ｏｆｆｓｅｔ）補償漏話を
導く。重要なことに、本発明は、コネクタ内または基板
（多層基板のような）のような、他の領域で補償漏話を
提供するコネクタシステムの部分とすることができる。
【００１１】本発明が、適切なあらゆる電気コネクタシ
ステムにおいて操作できることを認識し、図１は、その
ような電気コネクタシステムの部分的概略の１つの例を
提供する。電気コネクタシステムは、第１の端部１０１
（概略的に示されている）と対向する第２の端部１０３
とを有するケーブル装置１００である。ケーブル１０７
は、第１の端部１０１と第２の端部１０３との間に延び
ている。第１の端部１０１の詳細な議論は、本発明の理
解のために必要がないので以下に簡単に述べる。第１の
端部１０１は、従来の構成装置に使用でき、１つまたは
それ以上の容器コネクタ（図示せず）を有している。容
器コネクタは、たとえば、マルチプレクサ、ルーター、
スイッチ、またはネットワークサーバーのような電子装
置（図示せず）の隔壁に設けることができる。その例と
して、容器コネクタは、ペンシルバニア州グリーンヴァ
レーのＦＣＩ電子社から入手可能な部品番号９２５０９
のような、カテゴリー５の、２５対のＰＣＢ接地テルコ
（Ｔｅｌｃｏ）コネクタでできる。
ステムにおいて操作できることを認識し、図１は、その
ような電気コネクタシステムの部分的概略の１つの例を
提供する。電気コネクタシステムは、第１の端部１０１
（概略的に示されている）と対向する第２の端部１０３
とを有するケーブル装置１００である。ケーブル１０７
は、第１の端部１０１と第２の端部１０３との間に延び
ている。第１の端部１０１の詳細な議論は、本発明の理
解のために必要がないので以下に簡単に述べる。第１の
端部１０１は、従来の構成装置に使用でき、１つまたは
それ以上の容器コネクタ（図示せず）を有している。容
器コネクタは、たとえば、マルチプレクサ、ルーター、
スイッチ、またはネットワークサーバーのような電子装
置（図示せず）の隔壁に設けることができる。その例と
して、容器コネクタは、ペンシルバニア州グリーンヴァ
レーのＦＣＩ電子社から入手可能な部品番号９２５０９
のような、カテゴリー５の、２５対のＰＣＢ接地テルコ
（Ｔｅｌｃｏ）コネクタでできる。
【００１２】第１の端部１０１での容器コネクタは、公
知の技法を使用して印刷回路基板（ＰＣＢ）に設けた孔
を通過する。ケーブル１０７は、好ましくは、同様に公
知の技法を使用してＰＣＢの対向する端部でパッド／ヴ
ァイアス（ｖｉａｓ）に取着している。ケーブル１０７
は、たとえば、ひずみ逃がしをするためにタイラップ
（ｔｉｅ−ｗｒａｐ）（図示せず）とともにＰＣＢに取
着できる。ＰＣＢ上の、またはその中の多くのトレース
（ｔｒａｃｅ）（図示しない）は、パッド／ヴァイアス
を容器コネクタが設けられているスルーホールに接続さ
れている。共通モードチョークのような信号調整構成要
素は、共通モードノイズを濾過することによって、ＥＭ
Ｉ制御を助けるためにあらゆる公知の方法でトレースを
係合できる。カバー（図示しない）は、公知のファスナ
ー（図示しない）を使用してＰＣＢに取着できる。カバ
ーは、コネクタ、ＰＣＢ、信号調整構成要素、パッドと
ワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１１ｂとの
間のはんだ接合部、およびパッドとケーブル１０７の導
電性のさやとの間のはんだ接合部とを保護する。カバー
は、またひずみ逃がしの付加的なレベルをケーブル１０
７に与えるために、タイラップ（図示せず）を収容でき
る。
知の技法を使用して印刷回路基板（ＰＣＢ）に設けた孔
を通過する。ケーブル１０７は、好ましくは、同様に公
知の技法を使用してＰＣＢの対向する端部でパッド／ヴ
ァイアス（ｖｉａｓ）に取着している。ケーブル１０７
は、たとえば、ひずみ逃がしをするためにタイラップ
（ｔｉｅ−ｗｒａｐ）（図示せず）とともにＰＣＢに取
着できる。ＰＣＢ上の、またはその中の多くのトレース
（ｔｒａｃｅ）（図示しない）は、パッド／ヴァイアス
を容器コネクタが設けられているスルーホールに接続さ
れている。共通モードチョークのような信号調整構成要
素は、共通モードノイズを濾過することによって、ＥＭ
Ｉ制御を助けるためにあらゆる公知の方法でトレースを
係合できる。カバー（図示しない）は、公知のファスナ
ー（図示しない）を使用してＰＣＢに取着できる。カバ
ーは、コネクタ、ＰＣＢ、信号調整構成要素、パッドと
ワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１１ｂとの
間のはんだ接合部、およびパッドとケーブル１０７の導
電性のさやとの間のはんだ接合部とを保護する。カバー
は、またひずみ逃がしの付加的なレベルをケーブル１０
７に与えるために、タイラップ（図示せず）を収容でき
る。
【００１３】ケーブル装置１００の第２の端部１０３を
詳細に述べる。第２の端部１０３は、例えば、後板（図
示せず）のヘッダー（図示せず）に差し込まれる１つま
たはそれ以上のコネクタ１２７を有する。例えば、コネ
クタ１２７は、ＦＣＩ電子社から同様に入手可能な部品
番号Ａ０３２９３１２のような、２ｘ４のボックスコネ
クタである。ワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、
１１１ｂは、コネクタ１２７内で公知の技法を使用して
各接触子（図示せず）で集束している。図５は、使用さ
れていない位置を有するコネクタ１２７（すなわち、コ
ネクタ１２７は８つの位置を有するが、４本のワイヤー
のみを収容している）を示しているけれども、コネクタ
は、どのような適切な配置でも可能であり、まったく異
なったコネクタを使用することもできる。図４に示した
ように、ワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１
１ｂは、コネクタ１２７を出る際に、捻られた対１０
９、１１１を形成できる。対１０９、１１１のそれぞれ
は、捻り部Ｔの列を有する。
詳細に述べる。第２の端部１０３は、例えば、後板（図
示せず）のヘッダー（図示せず）に差し込まれる１つま
たはそれ以上のコネクタ１２７を有する。例えば、コネ
クタ１２７は、ＦＣＩ電子社から同様に入手可能な部品
番号Ａ０３２９３１２のような、２ｘ４のボックスコネ
クタである。ワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、
１１１ｂは、コネクタ１２７内で公知の技法を使用して
各接触子（図示せず）で集束している。図５は、使用さ
れていない位置を有するコネクタ１２７（すなわち、コ
ネクタ１２７は８つの位置を有するが、４本のワイヤー
のみを収容している）を示しているけれども、コネクタ
は、どのような適切な配置でも可能であり、まったく異
なったコネクタを使用することもできる。図４に示した
ように、ワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１
１ｂは、コネクタ１２７を出る際に、捻られた対１０
９、１１１を形成できる。対１０９、１１１のそれぞれ
は、捻り部Ｔの列を有する。
【００１４】カバー１２９は、コネクタ１２７を部分的
に、好ましくはコネクタ１２７の後端部を取り囲んでい
る。カバー１２９は、その中に配置されたワイヤー１０
９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１１ｂの保護を助ける。
ケーブル１０７の残りの部分は、カバー１２９から延び
ている。ひずみ逃がし部材１３５は、カバー１２９と、
カバー１２９から延びたケーブル１０７の一部分を取り
囲んでいる。ひずみ逃がし部材１３５は、接触子または
接触子とワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１
１ｂとの間の損傷を阻止するのに役立つ。ひずみ逃がし
部材１３５は、熱収縮性チューブまたは他の適切な構造
にできる。コネクタ１２７は、分極タブ（ｐｏｌａｒｉ
ｚａｔｉｏｎ ｔａｂ）１３３を有する。タブ１３３
は、対になる係合コネクタの対応する構造部（図示せ
ず）と相互作用することによる係合中に適切な方向付け
を確実にする。所望であれば、また図１に仮想線で示し
たように、比較的大きいハウジング１４３が、複数のコ
ネクタ１２７とカバー１２９とを配置するために使用で
きる。ハウジング１４３は、従来のどのようなハウジン
グでもよい。あるいは、カバー１２９は１つより多くの
コネクタ１２７を収容するために拡大することもでき
る。
に、好ましくはコネクタ１２７の後端部を取り囲んでい
る。カバー１２９は、その中に配置されたワイヤー１０
９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１１ｂの保護を助ける。
ケーブル１０７の残りの部分は、カバー１２９から延び
ている。ひずみ逃がし部材１３５は、カバー１２９と、
カバー１２９から延びたケーブル１０７の一部分を取り
囲んでいる。ひずみ逃がし部材１３５は、接触子または
接触子とワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１
１ｂとの間の損傷を阻止するのに役立つ。ひずみ逃がし
部材１３５は、熱収縮性チューブまたは他の適切な構造
にできる。コネクタ１２７は、分極タブ（ｐｏｌａｒｉ
ｚａｔｉｏｎ ｔａｂ）１３３を有する。タブ１３３
は、対になる係合コネクタの対応する構造部（図示せ
ず）と相互作用することによる係合中に適切な方向付け
を確実にする。所望であれば、また図１に仮想線で示し
たように、比較的大きいハウジング１４３が、複数のコ
ネクタ１２７とカバー１２９とを配置するために使用で
きる。ハウジング１４３は、従来のどのようなハウジン
グでもよい。あるいは、カバー１２９は１つより多くの
コネクタ１２７を収容するために拡大することもでき
る。
【００１５】図５に示したように、本発明は挿入物１３
７を有する。挿入物１３７は、好ましくは、熱可塑性プ
ラスチックのような適切な絶縁材料のブロックから作ら
れる。挿入物１３７は、側壁１４１のような対向する面
に沿って溝１３９を有する。溝１３９は、選択されたワ
イヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１１ｂを収容
する。溝１３９は、距離Ｃだけ離間して設けられてい
る。挿入物１３７はまた、長さＬを有している。距離Ｃ
と長さＬとは、所望の漏話補償の量を提供するために選
択される。長さＬと距離Ｃとの両方を増加することは、
漏話補償の量を増加する。挿入物１３７はまた、カバー
１２９によって与えられた空間内に適合するために、ま
た、溝１３９用に十分な空間を提供するために、あらゆ
る適切な高さを有することができる。
７を有する。挿入物１３７は、好ましくは、熱可塑性プ
ラスチックのような適切な絶縁材料のブロックから作ら
れる。挿入物１３７は、側壁１４１のような対向する面
に沿って溝１３９を有する。溝１３９は、選択されたワ
イヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１１ｂを収容
する。溝１３９は、距離Ｃだけ離間して設けられてい
る。挿入物１３７はまた、長さＬを有している。距離Ｃ
と長さＬとは、所望の漏話補償の量を提供するために選
択される。長さＬと距離Ｃとの両方を増加することは、
漏話補償の量を増加する。挿入物１３７はまた、カバー
１２９によって与えられた空間内に適合するために、ま
た、溝１３９用に十分な空間を提供するために、あらゆ
る適切な高さを有することができる。
【００１６】図６〜図８は、ワイヤー１０９ａ、１０９
ｂ、１１１ａ、１１１ｂ間に配置された挿入物１３７を
示している。好ましくは、挿入物１３７の各溝１３９
は、各捻られた対１０９、１１１から１つのワイヤーを
収容する。特に、溝１３９は、各捻られた対１０９、１
１１から隣接していないワイヤーを収容する。たとえば
図８は、ワイヤー１０９ａ、１１１ｂが一方の溝１３９
にあるのに対し、ワイヤー１０９ｂ、１１１ａが他方の
溝１３９にあるものを示している。そのような構成を確
実にするために、捻られた対の一方は、好ましくは捻り
部Ｔを挿入物１３７とコネクタ１２７との間に保持する
のに対し、挿入物１３７は、図７に示されたように、コ
ネクタ１２７と他方の捻られた対の捻り部Ｔとの間にあ
る。この配置を有して、ワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、
１１１ａ、１１１ｂは、コネクタ１２７と、これに係合
するコネクタ（図示せず）によって生成された望ましく
ない漏話の多くを相殺する補償漏話を生成する。図９と
図１０は、本発明を使用した利点を示している。
ｂ、１１１ａ、１１１ｂ間に配置された挿入物１３７を
示している。好ましくは、挿入物１３７の各溝１３９
は、各捻られた対１０９、１１１から１つのワイヤーを
収容する。特に、溝１３９は、各捻られた対１０９、１
１１から隣接していないワイヤーを収容する。たとえば
図８は、ワイヤー１０９ａ、１１１ｂが一方の溝１３９
にあるのに対し、ワイヤー１０９ｂ、１１１ａが他方の
溝１３９にあるものを示している。そのような構成を確
実にするために、捻られた対の一方は、好ましくは捻り
部Ｔを挿入物１３７とコネクタ１２７との間に保持する
のに対し、挿入物１３７は、図７に示されたように、コ
ネクタ１２７と他方の捻られた対の捻り部Ｔとの間にあ
る。この配置を有して、ワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、
１１１ａ、１１１ｂは、コネクタ１２７と、これに係合
するコネクタ（図示せず）によって生成された望ましく
ない漏話の多くを相殺する補償漏話を生成する。図９と
図１０は、本発明を使用した利点を示している。
【００１７】図９は、挿入物１３７を使用していないコ
ネクタシステム用に測定された（図３に示されたコネク
タの端部で測定された）ＮＥＸＴを表わしている。グラ
フは、１から１００ＭＨｚの範囲の周波数を横切るほぼ
−２４ｄＢより小さいＮＥＸＴを呈する電気ケーブル装
置を示している。図１０は、同様の電気ケーブル装置を
示している（同様に図３に示されたコネクタの端部で測
定された）が、長さ０．５５”（１．４０ｍｍ）、距離
０．２５”（０．６３ｍｍ）を有するシミュレーション
された挿入物１３７を使用している。ＮＥＸＴがほぼ−
４２ｄＢより小さく減少されシミュレーションされた挿
入物１３７の使用は、１から１００ＭＨｚの範囲の周波
数を横切る。ＮＥＸＴのこのレベルは、この周波数範囲
内でのケーブル装置１００の操作中において好ましくは
受け入れ可能である。
ネクタシステム用に測定された（図３に示されたコネク
タの端部で測定された）ＮＥＸＴを表わしている。グラ
フは、１から１００ＭＨｚの範囲の周波数を横切るほぼ
−２４ｄＢより小さいＮＥＸＴを呈する電気ケーブル装
置を示している。図１０は、同様の電気ケーブル装置を
示している（同様に図３に示されたコネクタの端部で測
定された）が、長さ０．５５”（１．４０ｍｍ）、距離
０．２５”（０．６３ｍｍ）を有するシミュレーション
された挿入物１３７を使用している。ＮＥＸＴがほぼ−
４２ｄＢより小さく減少されシミュレーションされた挿
入物１３７の使用は、１から１００ＭＨｚの範囲の周波
数を横切る。ＮＥＸＴのこのレベルは、この周波数範囲
内でのケーブル装置１００の操作中において好ましくは
受け入れ可能である。
【００１８】図１１と図１２とは挿入物の他の実施例を
表わしている。全体的に類似しているが、挿入物１３７
と挿入物１３７’との間の相違点は、溝１３９／１３
９’の形状にある。挿入物１３７の溝１３９の並置的構
成に比較して、挿入物１３７’の溝１３９’は重ね合わ
せることができる。図示していないが、他のどのような
適切な構成も使用できる。本発明は、電気コネクタシス
テムを予め構成し、また予め組み立てることさえするの
に使用できる。コネクタシステムは、予め構成され、ま
た予め組み立てることができるが、ワイヤリングの役割
は予め決定される。このように、ワイヤリングの役割に
おける変更はまったくなされない。たとえば、ワイヤー
１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１１ｂは、図１３に
示された特定の配置に位置付けられなければならない。
挿入物１３７／挿入物１３７’は、図６〜図８に示され
たように、ワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１
１１ｂ間に配置される。
表わしている。全体的に類似しているが、挿入物１３７
と挿入物１３７’との間の相違点は、溝１３９／１３
９’の形状にある。挿入物１３７の溝１３９の並置的構
成に比較して、挿入物１３７’の溝１３９’は重ね合わ
せることができる。図示していないが、他のどのような
適切な構成も使用できる。本発明は、電気コネクタシス
テムを予め構成し、また予め組み立てることさえするの
に使用できる。コネクタシステムは、予め構成され、ま
た予め組み立てることができるが、ワイヤリングの役割
は予め決定される。このように、ワイヤリングの役割に
おける変更はまったくなされない。たとえば、ワイヤー
１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１１ｂは、図１３に
示された特定の配置に位置付けられなければならない。
挿入物１３７／挿入物１３７’は、図６〜図８に示され
たように、ワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１
１１ｂ間に配置される。
【００１９】上述した予め組み立てされ／予め構成され
たコネクタシステム以外の状態において（すなわち、ワ
イヤーの配置が変更されたような状態において）、本発
明は、付加的な漏話現象を達成できる。たとえば、コネ
クタ１２７のワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、
１１１ｂの図１４に示された再配置は、挿入物を使用し
なくとも望ましくない漏話を減少する。挿入物の使用
は、全体的漏話を、図６〜図８に示された配置において
達成できる漏話レベルよりも低いレベルに減少する。図
１５と図１６は、この状態に適した他の実施例の挿入物
１３７”を示している。他の挿入物１３７／挿入物１３
７’のように、挿入物１３７”は、ワイヤー１０９ａ、
１０９ｂ、１１１ａ、１１１ｂ間にある。挿入物１３
７’と挿入物１３７”との唯一の相異は、溝１３９’／
１３９”の配置にある。挿入物１３７”の溝１３９”
は、側部に配置されているのではなく、ブロックの上面
と下面に設けられている。挿入物１３７”での溝１３
９”の異なった配置にもかかわらず、他の挿入物１３７
／挿入物１３７’と比較した場合、ワイヤー１０９ａ、
１１１ｂは依然として一方の溝１３９”に沿って走行し
ていて、ワイヤー１０９ｂ、１１１ａは、他方の溝１３
９”に沿って走行している。
たコネクタシステム以外の状態において（すなわち、ワ
イヤーの配置が変更されたような状態において）、本発
明は、付加的な漏話現象を達成できる。たとえば、コネ
クタ１２７のワイヤー１０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、
１１１ｂの図１４に示された再配置は、挿入物を使用し
なくとも望ましくない漏話を減少する。挿入物の使用
は、全体的漏話を、図６〜図８に示された配置において
達成できる漏話レベルよりも低いレベルに減少する。図
１５と図１６は、この状態に適した他の実施例の挿入物
１３７”を示している。他の挿入物１３７／挿入物１３
７’のように、挿入物１３７”は、ワイヤー１０９ａ、
１０９ｂ、１１１ａ、１１１ｂ間にある。挿入物１３
７’と挿入物１３７”との唯一の相異は、溝１３９’／
１３９”の配置にある。挿入物１３７”の溝１３９”
は、側部に配置されているのではなく、ブロックの上面
と下面に設けられている。挿入物１３７”での溝１３
９”の異なった配置にもかかわらず、他の挿入物１３７
／挿入物１３７’と比較した場合、ワイヤー１０９ａ、
１１１ｂは依然として一方の溝１３９”に沿って走行し
ていて、ワイヤー１０９ｂ、１１１ａは、他方の溝１３
９”に沿って走行している。
【００２０】本発明は、種々の図における好ましい実施
例に関連して述べられてきたが、他の類似した実施例も
使用することができ、または変更や追加が本発明からそ
れることなく、本発明と同一の機能を達成するために上
述した実施例になされることが分かる。したがって、本
発明は、どのような１つの実施例に限定されるものでは
なく、むしろ、添付した請求の範囲の復誦による幅と目
的において解釈されるべきである。
例に関連して述べられてきたが、他の類似した実施例も
使用することができ、または変更や追加が本発明からそ
れることなく、本発明と同一の機能を達成するために上
述した実施例になされることが分かる。したがって、本
発明は、どのような１つの実施例に限定されるものでは
なく、むしろ、添付した請求の範囲の復誦による幅と目
的において解釈されるべきである。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、低い漏話
電気コネクタシステムであって、現在流通している電気
コネクタに使用することが可能な、漏話を減少するため
の装置を得ることができる。
電気コネクタシステムであって、現在流通している電気
コネクタに使用することが可能な、漏話を減少するため
の装置を得ることができる。
【図１】本発明を使用した電気的ケーブル装置の部分的
に概略的な平面図。
に概略的な平面図。
【図２】図１に示されたケーブル装置の１つの電気コネ
クタ（図１のＡ部）を、一部分仮想線で示す詳細な斜視
図。
クタ（図１のＡ部）を、一部分仮想線で示す詳細な斜視
図。
【図３】図２に示された電気コネクタをＩＩＩ−ＩＩＩ
線に沿って取った断面図。
線に沿って取った断面図。
【図４】本発明を装着する前の図２に示した電気コネク
タの部分を示す後部斜視図。
タの部分を示す後部斜視図。
【図５】本発明の挿入物の他の実施例を示す斜視図。
【図６】図４に示された電気コネクタから延びたワイヤ
ーを装着した後の挿入物を示す斜視図。
ーを装着した後の挿入物を示す斜視図。
【図７】図４に示された電気コネクタから延びたワイヤ
ーを装着した後の挿入物を示す平面図。
ーを装着した後の挿入物を示す平面図。
【図８】ワイヤーが装着された後の挿入物の、図７のＶ
ＩＩ−ＶＩＩ線に沿った断面図。
ＩＩ−ＶＩＩ線に沿った断面図。
【図９】本発明を使用していない電気コネクタ装置の図
３に示された端部から測定したＮＥＸＴのグラフを示す
図。
３に示された端部から測定したＮＥＸＴのグラフを示す
図。
【図１０】本発明を使用した電気ケーブル装置の図３に
示された同様の端部から測定したＮＥＸＴのグラフを示
す図。
示された同様の端部から測定したＮＥＸＴのグラフを示
す図。
【図１１】本発明の他の実施例における挿入物の斜視
図。
図。
【図１２】図４に示された電気コネクタから延びたワイ
ヤーを装着した図１１に示された挿入物の図１１のＸＩ
Ｉ−ＸＩＩ線に沿った断面図。
ヤーを装着した図１１に示された挿入物の図１１のＸＩ
Ｉ−ＸＩＩ線に沿った断面図。
【図１３】図３に示されたサブ組み立て用のワイヤーの
役割を概略的に示す図。
役割を概略的に示す図。
【図１４】図３に示されたサブ組み立て用のワイヤーの
他の可能性を概略的に示す図。
他の可能性を概略的に示す図。
【図１５】本発明の挿入物の他の実施例を示す斜視図。
【図１６】ワイヤー装着後の図１５のＸＶＩ−ＸＶＩ線
に沿った挿入物の断面図。
に沿った挿入物の断面図。
１００……ケーブル装置 １０１……第１の端部 １０３……第２の端部 １０７……ケーブル １０９ａ、１０９ｂ、１１１ａ、１１１ｂ……ワイヤー １２７……コネクタ １２９……カバー １３３……タブ １３５……ひずみ逃がし部材 １３７、１３７’、１３７”……挿入物 １３９、１３９’、１３９”……溝 １４３……ハウジング Ｔ……捻り部
Claims (20)
- 【請求項１】 電気コネクタシステムであって：電気コ
ネクタと；前記電気コネクタから延びていて複数の捻ら
れた対に配置された複数のワイヤーと；前記各捻られた
対を規定する前記ワイヤーを離隔する挿入物と；を備え
たことを特徴とする電気コネクタシステム。 - 【請求項２】 前記挿入物は対向する面を有し、前記各
捻られた対の前記各ワイヤーは前記挿入物の前記対向す
る面の各１つに対応することを特徴とする請求項１記載
の電気コネクタシステム。 - 【請求項３】 前記対向する各面は溝を有し、前記ワイ
ヤーは前記溝内に設けられていることを特徴とする請求
項２記載の電気コネクタシステム。 - 【請求項４】 前記ワイヤーは、前記溝内に並置して設
けられていることを特徴とする請求項３記載の電気コネ
クタシステム。 - 【請求項５】 前記ワイヤーは、重ね合わされているこ
とを特徴とする請求項３記載の電気コネクタシステム。 - 【請求項６】 前記捻られた対は、複数の捻り部を有
し、少なくとも１つの捻られた対の前記捻り部の１つ
は、前記挿入物と前記コネクタとの間に配置されている
ことを特徴とする請求項１記載の電気コネクタシステ
ム。 - 【請求項７】 前記捻られた対の対向する端部に電気コ
ネクタをさらに有することを特徴とする請求項１記載の
電気コネクタシステム。 - 【請求項８】 前記挿入物は、完全に前記コネクタの外
側に設けられていることを特徴とする請求項１記載の電
気コネクタシステム。 - 【請求項９】 望ましくない漏話を生ずる電気コネクタ
システムにおける漏話を減少する方法であって、：そこ
から伸び複数の捻られた対に配置された複数のワイヤー
を有する電気コネクタを設けるステップと；挿入物を設
けるステップと；前記挿入物を前記捻られた対のそれぞ
れを規定する前記ワイヤー間に配置するステップと；を
有し、前記挿入物は、前記ワイヤーが前記望ましくない
漏話を相殺する補償漏話を作り出すようにすることを特
徴とする電気コネクタシステムにおける漏話を減少する
方法。 - 【請求項１０】 前記挿入物を設けるステップは、前記
挿入物を完全に前記コネクタの外側に設けるステップを
有することを特徴とする請求項９記載の方法。 - 【請求項１１】 前記捻られた対は捻り部を有し、前記
挿入物を配置するステップは、少なくとも１つの前記捻
られた対の捻り部の１つを、前記挿入物と前記コネクタ
との間に配置するステップを有することを特徴とする請
求項９記載の方法。 - 【請求項１２】 前記挿入物は、対向する面を有し、前
記挿入物を配置するステップは、前記各捻られた対の前
記各ワイヤーを前記挿入物の各対向する面に配置するこ
とを特徴とする請求項９記載の方法。 - 【請求項１３】 前記挿入物の前記対向する面は各溝を
有し、挿入物を配置するステップは、前記ワイヤーを前
記溝に配置するステップを備えたことを特徴とする請求
項１２記載の方法。 - 【請求項１４】 前記ワイヤーは前記溝内に並置されて
設けられていることを特徴とする請求項１３記載の方
法。 - 【請求項１５】 前記ワイヤーは、前記溝内に重ね合わ
されていることを特徴とする請求項１３記載の方法。 - 【請求項１６】 そこから伸びたワイヤーの少なくとも
２つの捻られた対を有する電気コネクタを備えた電気コ
ネクタシステムにおいて、前記各捻られた対を規定する
ワイヤー間に配置された挿入物を有する改良であること
を特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項１７】 前記挿入物は完全に前記コネクタの外
側にあることを特徴とする請求項１６記載の電気コネク
タ。 - 【請求項１８】 所望の周波数範囲内で電気コネクタを
使用する方法であって：前記所望の周波数の範囲内で漏
話の受容可能なレベルを呈することができない電気コネ
クタシステムを設けるステップを有し；前記システム
は：電気コネクタと；前記コネクタから延び複数の捻ら
れた対に配置された複数のワイヤーとを有し；前記各捻
られた対を規定するように前記ワイヤーを離隔するステ
ップを有し；前記コネクタシステムを前記所望の周波数
の範囲内において操作するステップとを有し；前記コネ
クタシステムは前記漏話の所望のレベルを呈する；こと
を特徴とする電気コネクタを使用する方法。 - 【請求項１９】 前記離隔するステップは：挿入物を設
けるステップと；前記挿入物を前記ワイヤーの選択され
たそれぞれの間に配置するステップとを有することを特
徴とする請求項１８記載の方法。 - 【請求項２０】 前記捻られた対は捻り部を有してい
て、挿入物を設けるステップは、前記少なくとも１つの
捻られた対の少なくとも１つの捻り部を、前記挿入物と
前記コネクタとの間に配置するステップを有することを
特徴とする請求項１９記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/439,657 US6520807B2 (en) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | Electrical connector system with low cross-talk |
| US09/439657 | 1999-11-12 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001176615A true JP2001176615A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=23745604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000343975A Pending JP2001176615A (ja) | 1999-11-12 | 2000-11-10 | 漏話の低い電気コネクタシステム |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6520807B2 (ja) |
| EP (1) | EP1100163A1 (ja) |
| JP (1) | JP2001176615A (ja) |
| CA (1) | CA2325259A1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| WO2021177275A1 (ja) * | 2020-03-03 | 2021-09-10 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | 丸型コネクタ付きケーブルおよびその製造方法 |
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