JP2001175518A - バックアップ作成システム、方法および記録媒体 - Google Patents

バックアップ作成システム、方法および記録媒体

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JP2001175518A
JP2001175518A JP36121299A JP36121299A JP2001175518A JP 2001175518 A JP2001175518 A JP 2001175518A JP 36121299 A JP36121299 A JP 36121299A JP 36121299 A JP36121299 A JP 36121299A JP 2001175518 A JP2001175518 A JP 2001175518A
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Japan
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backup
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data file
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target data
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Application number
JP36121299A
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English (en)
Inventor
Kazunori Watanabe
和範 渡辺
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックアップ中におけるバックアップ対象デ
ータファイルに対するアクセスに支障がなく、データフ
ァイルを常に最適な状態で、しかもバックアップメディ
ア等の種類を問わず、所定時間で円滑にバックアップす
る。 【解決手段】 コンソール10からのバックアップ要求
をバックアップ情報作成部5が受け、書込みコントロー
ラ部2は、データファイル3に対する書込みを禁止し
て、データ入出力部1から与えられるデータファイル3
への書込み要求の書込み先を仮想ファイル4に変更す
る。バックアップ情報作成部5が、データファイル3の
バックアップ情報ファイル6を作成し、それに基づき、
バックアップコントローラ部7がデータファイル3を読
み出して、バックアップファイル8へ書き出す。バック
アップが完了したら、書込み禁止を解除し、仮想ファイ
ル4に書き込まれたファイルをデータファイル3に移し
替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベース等の
データファイルのバックアップコピーを作成するための
システムに係り、特にバックアップ中におけるバックア
ップ対象データファイルに対するアクセスを適切に考慮
したバックアップ作成システム、方法および記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバックアップ作成システムは、図
6に示すように、外部装置101上にインストールされ
たバックアップソフトウェアを実行することによって、
データファイル102のバックアップコピーを作成す
る。すなわち、バックアップソフトウェアの実行によ
り、バックアップ対象データファイル102の構成ファ
イル情報、つまりバックアップ対象データファイル10
2を構成するファイルの情報、からなるバックアップ情
報ファイル104が作成され、このバックアップ情報フ
ァイル104に従ってバックアップ対象データファイル
4上のファイルがバックアップファイル103に格納さ
れる。
【0003】すなわち、図6のバックアップ作成システ
ムは、図7に示すフローチャートに従って動作する。外
部装置101上でバックアップソフトウェアが起動され
ると、まず、バックアップ対象データファイル102を
読み出して、バックアップ情報ファイル104を作成し
(ステップS101)、そのバックアップ情報ファイル
104に従ってバックアップ対象データファイル102
のファイルを逐次読み出す。バックアップ対象データフ
ァイル102の読み出し時に、そのファイルが書き込み
中であるか否かを判別し(ステップS102)、該当フ
ァイルが書き込み中である場合には、書き込み中のファ
イル情報を蓄積して、次のファイルの読み込みを行う
(ステップS103)。該当ファイルが書き込み中でな
ければ、読み出されたファイルをバックアップファイル
103に書き出す(ステップS104)。
【0004】このように、バックアップ時に書き込み中
のファイルについては後回しにして、バックアップ対象
データファイルを構成するファイルを逐次バックアップ
するため、書込み処理のタイミングによっては、いつま
で経ってもバックアップ動作が終了しないことがある。
【0005】また、バックアップ情報ファイル104を
作成した後に、バックアップ対象データファイル102
を構成するファイルが更新された場合には、ファイルの
書き込み時間に不整合が発生するため、バックアップ情
報ファイルの再構築が行われるなどのように、バックア
ップの完了を遅らせる要因がしばしば発生する。このた
め、安定したバックアップの実施が困難となる。そのた
め、安定したバックアップの運用が求められている。
【0006】上述のように、バックアップ中の更新履歴
を監視する先行技術の一例が特開平5−143425号
公報に示されている。また、特開平4−235645号
公報には、バックアップ動作中にバックアップ対象デー
タにアクセスがあると、その対象データを退避させ、退
避データのほうをバックアップに用いて対象データのほ
うを更新することが開示されている。そして、特開平1
1−120057号公報には、複数のディスク装置上に
分散配置されたファイルに対する並列入出力制御におけ
るバックアップ時の制御方法が示されている。この特開
平11−120057号公報においては、バックアップ
時に更新情報を管理し、既にバックアップされた内容に
対する更新部分のみをバックアップに供するとともに、
バックアップ中は対象ファイルをロックし、バックアッ
プ中に更新要求があると、他の領域に更新情報を格納
し、それをバックアップ後に反映させることが開示され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のバックアップ作成システムにおいては、バックアップ
中のバックアップ対象データファイルに対するアクセス
についての対策がかならずしも十分ではなかった。すな
わち、バックアップ中のアクセスが、どの状態のバック
アップ対象データファイルに対して行われるか、バック
アップ中のアクセスを許容した場合、どのタイミングに
おけるバックアップ対象データファイルの状態がバック
アップされるかが、かならずしも適正ではなかった。ま
た、バックアップ中のアクセスおよびその事後処理によ
り、バックアップに要する時間が著しく増大するなど、
バックアップに要する時間が、バックアップ中のアクセ
ス状況により著しく左右されてしまっていた。
【0008】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、バックアップ中におけるバックアップ対象デー
タファイルに対するアクセスに支障がなく、バックアッ
プ対象データファイルを常に最適な状態で、しかもバッ
クアップメディア等の種類を問わず、所定時間で円滑に
バックアップすることが可能なバックアップ作成システ
ム、方法および記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るバックアップ作成システ
ムは、バックアップ対象データファイルの書込みを制御
し、バックアップ動作時には、前記バックアップ対象デ
ータファイルへの書込みを禁止して、前記バックアップ
対象データファイルへの書込み要求に対して、前記バッ
クアップ対象データファイルとは異なる仮想ファイルへ
の書込みを行うとともに、バックアップ完了が通知され
ると、前記バックアップ対象データファイルへの書込み
禁止を解除して、前記仮想ファイルに書き込まれたファ
イルを前記バックアップ対象データファイルに移し替え
る書込み制御手段と、バックアップ動作時に、前記書込
み制御手段が前記バックアップ対象データファイルへの
書込みを禁止している間に前記バックアップ対象データ
ファイルのファイル情報を読み取り、バックアップ情報
ファイルを作成するバックアップ情報作成手段と、前記
バックアップ情報作成手段により作成された前記バック
アップ情報ファイルの情報に基づき、前記バックアップ
対象データファイルからファイルを読み出して、バック
アップファイルに書き込むとともに、書込み完了時に
は、前記書込み制御手段にバックアップ完了を通知する
バックアップ制御手段と、を具備する。
【0010】本発明のバックアップ作成システムにおい
ては、書込み制御手段によりバックアップ対象データフ
ァイルの書込みを制御し、バックアップ動作時には、前
記バックアップ対象データファイルへの書込みを禁止し
て、前記バックアップ対象データファイルへの書込み要
求に対して、前記バックアップ対象データファイルとは
異なる仮想ファイルへの書込みを行うとともに、バック
アップ完了が通知されると、前記バックアップ対象デー
タファイルへの書込み禁止を解除して、前記仮想ファイ
ルに書き込まれたファイルを前記バックアップ対象デー
タファイルに移し替える。前記バックアップ動作時に
は、前記書込み制御手段が前記バックアップ対象データ
ファイルへの書込みを禁止している間に、バックアップ
情報作成手段により、前記バックアップ対象データファ
イルのファイル情報を読み取り、バックアップ情報ファ
イルを作成する。さらに、前記バックアップ情報作成手
段により作成された前記バックアップ情報ファイルの情
報に基づき、バックアップ制御手段が、前記バックアッ
プ対象データファイルからファイルを読み出して、バッ
クアップファイルに書き込むとともに、書込み完了時に
は、前記書込み制御手段にバックアップ完了を通知す
る。したがって、バックアップ中においてもバックアッ
プ対象データファイルに支障なくアクセスすることがで
き、バックアップ対象データファイルを常に最適な状態
で、しかもバックアップメディア等の種類を問わず、所
定時間で円滑にバックアップすることができる。
【0011】前記書込み制御手段は、前記バックアップ
動作時における前記バックアップ対象データファイルか
らの読出し要求に対して、前記仮想ファイルに対象ファ
イルが存在する場合には前記仮想ファイルから読出しを
行い、前記仮想ファイルに対象ファイルが存在しない場
合には前記バックアップ対象データファイルから読出し
を行う手段を含んでいてもよい。
【0012】前記書込み制御手段は、前記バックアップ
完了後に前記バックアップ対象データファイルへの書込
み要求が発生した際は、そのファイル情報を前記バック
アップ情報作成手段に与え、その書込み要求に基づく書
込みの終了後にバックアップ動作を行う手段を含み、且
つ前記バックアップ情報作成手段は、書込み要求があっ
たファイル情報を前記書込み制御手段から受けると、そ
のファイル情報を前記バックアップ情報作成手段を介し
てバックアップ情報ファイルに追加する手段を含んでい
てもよい。
【0013】本発明の第2の観点に係るバックアップ作
成方法は、バックアップ要求に応答して、バックアップ
対象データファイルへの書込みを禁止し、且つ前記バッ
クアップ対象データファイルへの書込み要求に対して
は、前記バックアップ対象データファイルとは異なる仮
想ファイルへの書込みを行わせるようにする第1の書込
み制御ステップと、前記第1の書込み制御ステップによ
り、前記バックアップ対象データファイルへの書込みが
禁止されている間に前記バックアップ対象データファイ
ルのファイル情報を読み取り、バックアップ情報ファイ
ルを作成するバックアップ情報作成ステップと、前記バ
ックアップ情報作成ステップにより作成された前記バッ
クアップ情報ファイルの情報に基づき、前記バックアッ
プ対象データファイルからファイルを読み出して、バッ
クアップファイルに書き込むバックアップ制御ステップ
と、前記バックアップ制御ステップによる前記バックア
ップ対象データファイルから前記バックアップファイル
への書出しの完了時に、前記バックアップ対象データフ
ァイルへの書込み禁止を解除して、前記バックアップ対
象データファイルへの書込み禁止中に前記仮想ファイル
に書き込まれた情報を前記バックアップ対象データファ
イルに移し替える第2の書込み制御ステップと、を有す
る。
【0014】本発明のバックアップ作成方法において
は、バックアップ要求に応答して、バックアップ対象デ
ータファイルへの書込みを禁止し、且つ前記バックアッ
プ対象データファイルへの書込み要求に対しては、前記
バックアップ対象データファイルとは異なる仮想ファイ
ルへの書込みを行わせるようにする。前記バックアップ
対象データファイルへの書込みが禁止されている間に前
記バックアップ対象データファイルのファイル情報を読
み取り、バックアップ情報ファイルを作成する。前記バ
ックアップ情報ファイルの情報に基づき、前記バックア
ップ対象データファイルからファイルを読み出して、バ
ックアップファイルに書き込む。そして、前記バックア
ップ対象データファイルから前記バックアップファイル
への書出しの完了時に、前記バックアップ対象データフ
ァイルへの書込み禁止を解除して、前記バックアップ対
象データファイルへの書込み禁止中に前記仮想ファイル
に書き込まれた情報を前記バックアップ対象データファ
イルに移し替える。したがって、バックアップ中におい
てもバックアップ対象データファイルに支障なくアクセ
スすることができ、バックアップ対象データファイルを
常に最適な状態で、しかもバックアップメディア等の種
類を問わず、所定時間で円滑にバックアップすることが
できる。
【0015】前記バックアップ動作時における前記バッ
クアップ対象データファイルからの読出し要求に対し
て、前記仮想ファイルに対象ファイルが存在する場合に
は前記仮想ファイルから読出しを行い、前記仮想ファイ
ルに対象ファイルが存在しない場合には前記バックアッ
プ対象データファイルから読出しを行うようにするステ
ップをさらに含んでいてもよい。
【0016】前記バックアップ完了後に前記バックアッ
プ対象データファイルへの書込み要求が発生した際は、
そのファイル情報を前記バックアップ情報ファイルに追
加するステップと、その書込み要求に基づく書込みの終
了後に前記バックアップ対象データファイルへの書込み
を禁止し、且つ前記バックアップ対象データファイルへ
の書込み要求に対しては、前記バックアップ対象データ
ファイルとは異なる仮想ファイルへの書込みを行わせる
ようにするステップと、ファイル情報が追加された前記
バックアップ情報ファイルの情報に基づき、前記バック
アップ対象データファイルからファイルを読み出して、
バックアップファイルに書き込むステップと、前記バッ
クアップ対象データファイルから前記バックアップファ
イルへの書出しの完了時に、前記バックアップ対象デー
タファイルへの書込み禁止を解除して、前記バックアッ
プ対象データファイルへの書込み禁止中に前記仮想ファ
イルに書き込まれた情報を前記バックアップ対象データ
ファイルに移し替えるステップと、をさらに含んでいて
もよい。
【0017】本発明の第3の観点に係るコンピュータ読
み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、バックアッ
プ対象データファイルの書込みを制御し、バックアップ
動作時には、前記バックアップ対象データファイルへの
書込みを禁止して、前記バックアップ対象データファイ
ルへの書込み要求に対して、前記バックアップ対象デー
タファイルとは異なる仮想ファイルへの書込みを行うと
ともに、バックアップ完了が通知されると、前記バック
アップ対象データファイルへの書込み禁止を解除して、
前記仮想ファイルに書き込まれたファイルを前記バック
アップ対象データファイルに移し替える書込み制御手
段、バックアップ動作時に、前記書込み制御手段が前記
バックアップ対象データファイルへの書込みを禁止して
いる間に前記バックアップ対象データファイルのファイ
ル情報を読み取り、バックアップ情報ファイルを作成す
るバックアップ情報作成手段、および前記バックアップ
情報作成手段により作成された前記バックアップ情報フ
ァイルの情報に基づき、前記バックアップ対象データフ
ァイルからファイルを読み出して、バックアップファイ
ルに書き込むとともに、書込み完了時には、前記書込み
制御手段にバックアップ完了を通知するバックアップ制
御手段、として機能させるためのプログラムを記録して
いる。
【0018】本発明の第4の観点に係るコンピュータ読
み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、バックアッ
プ対象データファイルの書込みを制御し、バックアップ
動作時には、前記バックアップ対象データファイルへの
書込みを禁止して、前記バックアップ対象データファイ
ルへの書込み要求に対して、前記バックアップ対象デー
タファイルとは異なる仮想ファイルへの書込みを行い、
且つ前記バックアップ動作時における前記バックアップ
対象データファイルからの読出し要求に対して、前記仮
想ファイルに対象ファイルが存在する場合には前記仮想
ファイルから読出しを行い、前記仮想ファイルに対象フ
ァイルが存在しない場合には前記バックアップ対象デー
タファイルから読出しを行うとともに、バックアップ完
了が通知されると、前記バックアップ対象データファイ
ルへの書込み禁止を解除して、前記仮想ファイルに書き
込まれたファイルを前記バックアップ対象データファイ
ルに移し替える書込み制御手段、バックアップ動作時
に、前記書込み制御手段が前記バックアップ対象データ
ファイルへの書込みを禁止している間に前記バックアッ
プ対象データファイルのファイル情報を読み取り、バッ
クアップ情報ファイルを作成するバックアップ情報作成
手段、および前記バックアップ情報作成手段により作成
された前記バックアップ情報ファイルの情報に基づき、
前記バックアップ対象データファイルからファイルを読
み出して、バックアップファイルに書き込むとともに、
書込み完了時には、前記書込み制御手段にバックアップ
完了を通知するバックアップ制御手段、として機能させ
るためのプログラムを記録している。
【0019】本発明の第5の観点に係るコンピュータ読
み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、バックアッ
プ要求に応答して、バックアップ対象データファイルへ
の書込みを禁止し、且つ前記バックアップ対象データフ
ァイルへの書込み要求に対しては、前記バックアップ対
象データファイルとは異なる仮想ファイルへの書込みを
行わせるようにする第1の書込み制御手順、前記第1の
書込み制御手順により、前記バックアップ対象データフ
ァイルへの書込みが禁止されている間に前記バックアッ
プ対象データファイルのファイル情報を読み取り、バッ
クアップ情報ファイルを作成するバックアップ情報作成
手順、前記バックアップ情報作成手順により作成された
前記バックアップ情報ファイルの情報に基づき、前記バ
ックアップ対象データファイルからファイルを読み出し
て、バックアップファイルに書き込むバックアップ制御
手順、および前記バックアップ制御手順による前記バッ
クアップ対象データファイルから前記バックアップファ
イルへの書出しの完了時に、前記バックアップ対象デー
タファイルへの書込み禁止を解除して、前記バックアッ
プ対象データファイルへの書込み禁止中に前記仮想ファ
イルに書き込まれた情報を前記バックアップ対象データ
ファイルに移し替える第2の書込み制御手順、を実行さ
せるためのプログラムを記録している。
【0020】本発明の第6の観点に係るコンピュータ読
み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、バックアッ
プ要求に応答して、バックアップ対象データファイルへ
の書込みを禁止し、且つ前記バックアップ対象データフ
ァイルへの書込み要求に対しては、前記バックアップ対
象データファイルとは異なる仮想ファイルへの書込みを
行わせるようにするとともに、前記バックアップ動作時
における前記バックアップ対象データファイルからの読
出し要求に対して、前記仮想ファイルに対象ファイルが
存在する場合には前記仮想ファイルから読出しを行い、
前記仮想ファイルに対象ファイルが存在しない場合には
前記バックアップ対象データファイルから読出しを行う
ようにする第1の書込み制御手順、前記第1の書込み制
御手順により、前記バックアップ対象データファイルへ
の書込みが禁止されている間に前記バックアップ対象デ
ータファイルのファイル情報を読み取り、バックアップ
情報ファイルを作成するバックアップ情報作成手順、前
記バックアップ情報作成手順により作成された前記バッ
クアップ情報ファイルの情報に基づき、前記バックアッ
プ対象データファイルからファイルを読み出して、バッ
クアップファイルに書き込むバックアップ制御手順、お
よび前記バックアップ制御手順による前記バックアップ
対象データファイルから前記バックアップファイルへの
書出しの完了時に、前記バックアップ対象データファイ
ルへの書込み禁止を解除して、前記バックアップ対象デ
ータファイルへの書込み禁止中に前記仮想ファイルに書
き込まれた情報を前記バックアップ対象データファイル
に移し替える第2の書込み制御手順、を実行させるため
のプログラムを記録している。
【0021】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体には、上述した本発明の第1の観点に基づくバック
アップ作成システムを構成する各手段としてコンピュー
タを機能させるためのプログラム、または上述した本発
明の第2の観点に基づくバックアップ作成方法を構成す
る各手順をコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録している。したがって、記録したプログラムをコ
ンピュータ上で実行することにより、バックアップ中に
おいてもバックアップ対象データファイルに支障なくア
クセスすることができ、バックアップ対象データファイ
ルを常に最適な状態で、しかもバックアップメディア等
の種類を問わず、所定時間で円滑にバックアップするこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0023】図1〜図4を参照して本発明によるバック
アップ作成システムの第1の実施の形態を説明する。図
1は、本発明の第1の実施の形態に係るバックアップ作
成システムの構成を示している。
【0024】図1に示すバックアップ作成システムは、
データ入出力部1、書込みコントローラ部2、データフ
ァイル3、仮想ファイル4、バックアップ情報作成部
5、バックアップ情報ファイル6、バックアップコント
ローラ部7、バックアップファイル8、外部装置9およ
びコンソール10を具備している。
【0025】データ入出力部1は、外部装置9からのフ
ァイル書込み要求およびファイル読み出し要求等を受信
し、その情報を書込みコントローラ部2に伝送する。
【0026】書込み制御手段を構成する書込みコントロ
ーラ部は2、データ入出力部1から書込み要求が与えら
れると、その書込み要求に対応して、バックアップ情報
ファイル6を参照し、ファイル情報が存在する場合に
は、書込み情報を仮想ファイル4に対して書き込み、バ
ックアップ情報ファイル6にファイル情報が存在しない
場合には、書込み情報をデータファイル3に対して書き
込む。書込みコントローラ部は2、読み出し要求に対し
ては、仮想ファイル4を先に検索し、仮想ファイル4に
該当するファイルが存在した場合には、仮想ファイル4
から読み出し、仮想ファイル4に存在しない場合には、
データファイル3から読み出す。
【0027】バックアップ対象となるデータファイル3
は、バックアップが実行中でないときは、書込みコント
ローラ部2の制御によって、データ入出力部1からの書
込みおよび読出し要求に従って、ファイル情報およびデ
ータの書込みおよび読出しが行われる。データファイル
3は、バックアップの実行中には、書込みコントローラ
部2、バックアップ情報作成部5およびバックアップコ
ントローラ部7により制御されて、ファイル情報および
データの読み出しが行われる。また、データファイル3
は、バックアップ完了後に、書込みコントローラ部2の
制御に従って、データの書込みが行われる。
【0028】仮想ファイル4は、書込みコントローラ2
の制御に従い、バックアップ中のデータの一時保管を行
い、バックアップ終了後にそのデータが読み出される。
【0029】バックアップ情報作成手段であるバックア
ップ情報作成部5は、データファイル3における構成フ
ァイルを示すファイル情報を検索し、そのファイル情報
に基づくバックアップ情報ファイル6を作成する。
【0030】バックアップコントローラ部7は、バック
アップ制御手段を構成し、バックアップ情報ファイル6
に保管されているファイル情報に従って、データファイ
ル3からバックアップファイル8へのデータの書込みを
制御する。すなわち、バックアップコントローラ部7
は、バックアップ情報ファイル6のファイル情報に基づ
いてデータファイル3からデータを読み出し、そのデー
タをバックアップファイル8へ書き込む。
【0031】データファイル3、仮想ファイル4、バッ
クアップ情報ファイル6およびバックアップファイル8
は、単一のまたは複数に分割されたファイル装置もしく
は各々個別のファイル装置に構築されるファイルであ
る。データファイル3は、バックアップ対象となるデー
タベース等のデータを格納するファイルである。仮想フ
ァイル4は、バックアップ時における書込み要求による
書込みデータを一時格納するファイルである。バックア
ップ情報ファイル6は、バックアップすべきバックアッ
プ対象データファイル3の構築ファイル情報等のバック
アップ対象ファイルを管理するためのファイル情報を格
納するファイルである。バックアップファイル8は、バ
ックアップ対象データファイル3のバックアップコピー
を格納するファイルである。
【0032】なお、外部装置9は、データファイル3に
アクセスする装置であり、データファイル3への書込み
要求および書込みデータをデータ入出力部1に与え、デ
ータファイル3のデータの読出し要求およびデータファ
イル3から読み出したデータをデータ入出力部1から取
得する。コンソール10は、データファイル3のバック
アップを指示する装置であり、バックアップを指示する
際にはバックアップ情報作成部5にバックアップ要求を
与える。
【0033】次に、図1に示すバックアップ作成システ
ム2の動作について、図2〜図4に示すフローチャート
を参照して説明する。図2は、バックアップ情報作成部
5の動作を示し、図3は書込みコントローラ部2の動作
を示し、そして図4はバックアップコントローラ部7の
動作を示している。
【0034】まず、図2を参照してバックアップ情報作
成部5の動作について説明する。バックアップ情報作成
部5は、コンソール10からバックアップが指示される
と図2に示すバックアップ情報作成処理を開始する。
【0035】バックアップ情報作成処理が開始される
と、バックアップ情報作成部5は、コンソール10から
バックアップ対象データファイル3を特定するバックア
ップ対象情報を取得し(ステップS11)、書込みコン
トローラ部2に対し、バックアップ対象となるデータフ
ァイル3に対する書込み禁止を指示する(ステップS1
2)。バックアップ情報作成部5は、バックアップ情報
ファイル6から、そのバックアップ対象データファイル
3のファイル情報を検索して(ステップS13)、バッ
クアップ情報ファイル6に、そのバックアップ対象デー
タファイル3のファイル情報が格納されているか否かを
調べる(ステップS14)。
【0036】バックアップ情報ファイル6にバックアッ
プ対象データファイル3のファイル情報が格納されてい
なければ、バックアップ情報ファイル6に、バックアッ
プ対象データファイル3のファイル情報を構築して(ス
テップS15)、処理を終了し、定常状態に戻る。ま
た、ステップS14において、バックアップ対象データ
ファイル3のファイル情報のバックアップ情報ファイル
6が既に存在していると判定されたときは、ファイル情
報をバックアップ情報ファイル6に追加して(ステップ
S16)、処理を終了し、定常状態に戻る。
【0037】次に、図3を参照して書込みコントローラ
部2の動作について説明する。書込みコントローラ部2
は、バックアップ情報作成部5から書込み禁止が設定さ
れると図3に示す書込み制御処理を開始する。
【0038】書込み制御処理が開始されると、書込みコ
ントローラ部2は、バックアップ情報作成部5からの指
示に従い、バックアップ対象のデータファイル3に対す
る書込みを禁止に設定し(ステップS21)、データ入
出力部1から与えられたアクセス要求がバックアップ対
象データファイル3中のファイルへの書込み要求である
か、バックアップ対象データファイル3中のファイルか
らの読出し要求であるかを判別する(ステップS2
2)。
【0039】データ入出力部1からデータファイル3中
のファイルに対する書込み要求を受けた場合には、書込
みコントローラ部2は、ファイルの書き込み先を仮想フ
ァイル4に変更して書込みを行う(ステップS23)。
そして、書込みコントローラ部2は、バックアップコン
トローラ部7からバックアップ完了の通知を受けると
(ステップS24)、それまでに仮想ファイル4中に書
き込まれたファイルをデータファイル3に移し替えて
(ステップS25)、処理を終了し、定常状態に戻る。
【0040】ステップS22において、データ入出力部
1からデータファイル3中のファイルの読出し要求を受
けた場合には、書込みコントローラ部2は、仮想ファイ
ル4に対象ファイルが存在する場合には、仮想ファイル
4から優先して対象ファイルを読み出し、仮想ファイル
に対象ファイルが存在しない場合には、データファイル
3から対象ファイルを読み出して(ステップS26)、
処理を終了し、定常状態に戻る。
【0041】次に、図4を参照してバックアップコント
ローラ部7の動作について説明する。バックアップコン
トローラ部7は、バックアップ情報作成部5からファイ
ル情報の作成完了が通知されると図4に示すバックアッ
プ制御処理を開始する。
【0042】バックアップ制御処理が開始されると、バ
ックアップコントローラ部7は、バックアップ情報作成
部5により作成されたバックアップ情報ファイルを取得
し(ステップS31)、バックアップ情報ファイル6に
従って、バックアップ対象のデータファイル3を読み出
す(ステップS32)。バックアップコントローラ部7
は、バックアップ情報ファイルに従って読み出したデー
タファイル3のファイルのバックアップコピーをバック
アップファイル8に格納する(ステップS33)。そし
て、バックアップコントローラ部7は、バックアップが
完了すると、書込みコントローラ部2に対し、バックア
ップ完了を通知して(ステップS34)、処理を終了
し、定常状態に戻る。なお、書込みコントローラ部2
は、バックアップ完了通知を受けると(図3のステップ
S24参照)、バックアップ実行中に仮想ファイル4に
待避させたファイルを、データファイル3に書き込み、
バックアップが終了する。
【0043】上述したように、コンソール10からのバ
ックアップ要求をバックアップ情報作成部5が受ける
と、バックアップ対象データファイル3に対する書込み
禁止の指示が書込みコントローラ部2に与えられ、書込
みコントローラ部2は、データ入出力部1から与えられ
るデータファイル3への書込み要求の書込み先を仮想フ
ァイル4に変更するように制御する。
【0044】書込みコントローラ部2によりデータファ
イル3への書込みが禁止されている間にバックアップ情
報作成部5が、データファイル3の情報を読み取って、
バックアップ情報ファイル6を作成する。作成されたバ
ックアップ情報ファイル6のバックアップ情報に基づ
き、バックアップコントローラ部7がデータファイル3
からファイルを読み出して、バックアップファイル8へ
書き出す。
【0045】バックアップファイル8への書込みが完了
したら、バックアップコントローラ部7は、書込みコン
トローラ部2にバックアップ完了を通知して、書込み禁
止を解除し、書込みコントローラ部2は、仮想ファイル
4に書き込まれたファイルをデータファイル3に移し替
える。このようにして、バックアップが完了する。
【0046】上述したバックアップ作成システムにおけ
る第1の効果は、バックアップ実施時に対象データファ
イル3を書込み禁止にして、バックアップ情報ファイル
6を作成するため、バックアップ開始時間での一意な状
態でのデータファイル3をバックアップすることが可能
となる。
【0047】また、このバックアップ作成システムにお
ける第2の効果は、バックアップ実施中には、書込みコ
ントローラ部2により、データファイル3を書込み禁止
にしている。このため、バックアップコントローラ部7
がバックアップファイル8を作成する際に、データファ
イル3を読み込んでいる間の書込みの割り込みによる遅
延が発生しないので、所定のアクセススピードにて、バ
ックアップを実施することが可能となる。
【0048】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
バックアップ作成システムの構成を示している。図5に
示すバックアップ作成システムは、図1と同様のデータ
入出力部1、データファイル3、仮想ファイル4、バッ
クアップ情報作成部5、バックアップ情報ファイル6、
バックアップコントローラ部7、バックアップファイル
8、外部装置9およびコンソール10を具備し、さらに
図1の書込みコントローラ部2とは若干相違する書込み
コントローラ部2Aを備えている。
【0049】書込みコントローラ部2Aは、図1の書込
みコントローラ部2と同様の機能を有し、さらに次のよ
うな機能を有している。
【0050】書込みコントローラ部2Aは、全体のバッ
クアップの完了以降に更新されるファイルについても、
データ入出力部1から書込み要求があった場合には、そ
のファイル情報をバックアップ情報作成部5に与えて、
バックアップ情報ファイル6に情報を追加する。そし
て、データファイル3への書込みが完了した後に、書込
みコントローラ部2Aは、データファイル3の該当ファ
イルを書込み禁止にして、バックアップコントローラ部
7により対象ファイルのバックアップを実施する。バッ
クアップ完了後、バックアップコントローラ部7から、
書込みコントローラ部2Aに対し、バックアップ対象フ
ァイルの書込み禁止設定を解除する。
【0051】このバックアップ作成システムにおけるさ
らなる効果は、全体のバックアップ完了後に、書込みコ
ントローラ部2Aが、常にデータファイル3への書込み
を監視しているため、書込み要求があったファイルの情
報を、瞬時にバックアップ情報作成部5を介してバック
アップ情報ファイル6に反映させることができる。した
がって、この時点で、バックアップコントローラ7を作
動させて、バックアップを実施することが可能となる。
【0052】なお、この発明のバックアップ作成システ
ムは、専用のシステムとして構成することなく、通常の
コンピュータシステムを用いて実現することができる。
例えば、コンピュータシステムに上述の動作を実行する
ためのプログラムを格納した媒体(フロッピーディス
ク、CD−ROM等)から該プログラムをインストール
することにより、上述の処理を実行するバックアップ作
成システムを構築することができる。インストールによ
って、当該プログラムは、コンピュータシステム内のハ
ードディスク等の媒体に格納されて、バックアップ作成
システムを構成し、実行に供される。
【0053】また、インターネット等の通信ネットワー
ク上に設けたFTP(File Transfer Protocol)サーバ
に当該プログラムを登録し、FTPクライアントにネッ
トワークを介して配信してもよく、通信ネットワークの
電子掲示板(BBS:Bulletin Board System)等に該
プログラムを登録し、これをネットワークを介して配信
してもよい。そして、このプログラムを起動し、OS
(Operating System)の制御下において実行することに
より、上述の処理を達成することができる。さらに、通
信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動
実行することによっても、上述の処理を達成することが
できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バックアップ中におけるバックアップ対象データファイ
ルに対するアクセスに支障がなく、バックアップ対象デ
ータファイルを常に最適な状態で、しかもバックアップ
メディア等の種類を問わず、所定時間で円滑にバックア
ップすることが可能なバックアップ作成システム、方法
および記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバックアップ
作成システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のバックアップ作成システムにおけるバッ
クアップ情報作成部の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】図1のバックアップ作成システムにおける書込
みコントローラ部の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図4】図1のバックアップ作成システムにおけるバッ
クアップコントローラ部の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るバックアップ
作成システムの構成を示すブロック図である。
【図6】従来のバックアップ作成システムの構成を示す
模式図である。
【図7】図6のバックアップ作成システムにおける動作
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 データ入出力部 2 書込みコントローラ部 3 (バックアップ対象)データファイル 4 仮想ファイル 5 バックアップ情報作成部 6 バックアップ情報ファイル 7 バックアップコントローラ部 8 バックアップファイル 9 外部装置 10 コンソール 2A 書込みコントローラ部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックアップ対象データファイルの書込み
    を制御し、バックアップ動作時には、前記バックアップ
    対象データファイルへの書込みを禁止して、前記バック
    アップ対象データファイルへの書込み要求に対して、前
    記バックアップ対象データファイルとは異なる仮想ファ
    イルへの書込みを行うとともに、バックアップ完了が通
    知されると、前記バックアップ対象データファイルへの
    書込み禁止を解除して、前記仮想ファイルに書き込まれ
    たファイルを前記バックアップ対象データファイルに移
    し替える書込み制御手段と、 バックアップ動作時に、前記書込み制御手段が前記バッ
    クアップ対象データファイルへの書込みを禁止している
    間に前記バックアップ対象データファイルのファイル情
    報を読み取り、バックアップ情報ファイルを作成するバ
    ックアップ情報作成手段と、 前記バックアップ情報作成手段により作成された前記バ
    ックアップ情報ファイルの情報に基づき、前記バックア
    ップ対象データファイルからファイルを読み出して、バ
    ックアップファイルに書き込むとともに、書込み完了時
    には、前記書込み制御手段にバックアップ完了を通知す
    るバックアップ制御手段と、を具備することを特徴とす
    るバックアップ作成システム。
  2. 【請求項2】前記書込み制御手段は、前記バックアップ
    動作時における前記バックアップ対象データファイルか
    らの読出し要求に対して、前記仮想ファイルに対象ファ
    イルが存在する場合には前記仮想ファイルから読出しを
    行い、前記仮想ファイルに対象ファイルが存在しない場
    合には前記バックアップ対象データファイルから読出し
    を行う手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のバ
    ックアップ作成システム。
  3. 【請求項3】前記書込み制御手段は、前記バックアップ
    完了後に前記バックアップ対象データファイルへの書込
    み要求が発生した際は、そのファイル情報を前記バック
    アップ情報作成手段に与え、その書込み要求に基づく書
    込みの終了後にバックアップ動作を行う手段を含み、且
    つ前記バックアップ情報作成手段は、書込み要求があっ
    たファイル情報を前記書込み制御手段から受けると、そ
    のファイル情報を前記バックアップ情報作成手段を介し
    てバックアップ情報ファイルに追加する手段を含むこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のバックアップ作
    成システム。
  4. 【請求項4】バックアップ要求に応答して、バックアッ
    プ対象データファイルへの書込みを禁止し、且つ前記バ
    ックアップ対象データファイルへの書込み要求に対して
    は、前記バックアップ対象データファイルとは異なる仮
    想ファイルへの書込みを行わせるようにする第1の書込
    み制御ステップと、 前記第1の書込み制御ステップにより、前記バックアッ
    プ対象データファイルへの書込みが禁止されている間に
    前記バックアップ対象データファイルのファイル情報を
    読み取り、バックアップ情報ファイルを作成するバック
    アップ情報作成ステップと、 前記バックアップ情報作成ステップにより作成された前
    記バックアップ情報ファイルの情報に基づき、前記バッ
    クアップ対象データファイルからファイルを読み出し
    て、バックアップファイルに書き込むバックアップ制御
    ステップと、 前記バックアップ制御ステップによる前記バックアップ
    対象データファイルから前記バックアップファイルへの
    書出しの完了時に、前記バックアップ対象データファイ
    ルへの書込み禁止を解除して、前記バックアップ対象デ
    ータファイルへの書込み禁止中に前記仮想ファイルに書
    き込まれた情報を前記バックアップ対象データファイル
    に移し替える第2の書込み制御ステップと、を有するこ
    とを特徴とするバックアップ作成方法。
  5. 【請求項5】前記バックアップ動作時における前記バッ
    クアップ対象データファイルからの読出し要求に対し
    て、前記仮想ファイルに対象ファイルが存在する場合に
    は前記仮想ファイルから読出しを行い、前記仮想ファイ
    ルに対象ファイルが存在しない場合には前記バックアッ
    プ対象データファイルから読出しを行うようにするステ
    ップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載のバ
    ックアップ作成方法。
  6. 【請求項6】前記バックアップ完了後に前記バックアッ
    プ対象データファイルへの書込み要求が発生した際は、
    そのファイル情報を前記バックアップ情報ファイルに追
    加するステップと、 その書込み要求に基づく書込みの終了後に前記バックア
    ップ対象データファイルへの書込みを禁止し、且つ前記
    バックアップ対象データファイルへの書込み要求に対し
    ては、前記バックアップ対象データファイルとは異なる
    仮想ファイルへの書込みを行わせるようにするステップ
    と、 ファイル情報が追加された前記バックアップ情報ファイ
    ルの情報に基づき、前記バックアップ対象データファイ
    ルからファイルを読み出して、バックアップファイルに
    書き込むステップと、 前記バックアップ対象データファイルから前記バックア
    ップファイルへの書出しの完了時に、前記バックアップ
    対象データファイルへの書込み禁止を解除して、前記バ
    ックアップ対象データファイルへの書込み禁止中に前記
    仮想ファイルに書き込まれた情報を前記バックアップ対
    象データファイルに移し替えるステップと、をさらに含
    むことを特徴とする請求項4または5に記載のバックア
    ップ作成方法。
  7. 【請求項7】コンピュータを、 バックアップ対象データファイルの書込みを制御し、バ
    ックアップ動作時には、前記バックアップ対象データフ
    ァイルへの書込みを禁止して、前記バックアップ対象デ
    ータファイルへの書込み要求に対して、前記バックアッ
    プ対象データファイルとは異なる仮想ファイルへの書込
    みを行うとともに、バックアップ完了が通知されると、
    前記バックアップ対象データファイルへの書込み禁止を
    解除して、前記仮想ファイルに書き込まれたファイルを
    前記バックアップ対象データファイルに移し替える書込
    み制御手段、 バックアップ動作時に、前記書込み制御手段が前記バッ
    クアップ対象データファイルへの書込みを禁止している
    間に前記バックアップ対象データファイルのファイル情
    報を読み取り、バックアップ情報ファイルを作成するバ
    ックアップ情報作成手段、および前記バックアップ情報
    作成手段により作成された前記バックアップ情報ファイ
    ルの情報に基づき、前記バックアップ対象データファイ
    ルからファイルを読み出して、バックアップファイルに
    書き込むとともに、書込み完了時には、前記書込み制御
    手段にバックアップ完了を通知するバックアップ制御手
    段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】コンピュータを、 バックアップ対象データファイルの書込みを制御し、バ
    ックアップ動作時には、前記バックアップ対象データフ
    ァイルへの書込みを禁止して、前記バックアップ対象デ
    ータファイルへの書込み要求に対して、前記バックアッ
    プ対象データファイルとは異なる仮想ファイルへの書込
    みを行い、且つ前記バックアップ動作時における前記バ
    ックアップ対象データファイルからの読出し要求に対し
    て、前記仮想ファイルに対象ファイルが存在する場合に
    は前記仮想ファイルから読出しを行い、前記仮想ファイ
    ルに対象ファイルが存在しない場合には前記バックアッ
    プ対象データファイルから読出しを行うとともに、バッ
    クアップ完了が通知されると、前記バックアップ対象デ
    ータファイルへの書込み禁止を解除して、前記仮想ファ
    イルに書き込まれたファイルを前記バックアップ対象デ
    ータファイルに移し替える書込み制御手段、 バックアップ動作時に、前記書込み制御手段が前記バッ
    クアップ対象データファイルへの書込みを禁止している
    間に前記バックアップ対象データファイルのファイル情
    報を読み取り、バックアップ情報ファイルを作成するバ
    ックアップ情報作成手段、および前記バックアップ情報
    作成手段により作成された前記バックアップ情報ファイ
    ルの情報に基づき、前記バックアップ対象データファイ
    ルからファイルを読み出して、バックアップファイルに
    書き込むとともに、書込み完了時には、前記書込み制御
    手段にバックアップ完了を通知するバックアップ制御手
    段、として機能させるためのプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】コンピュータに、バックアップ要求に応答
    して、バックアップ対象データファイルへの書込みを禁
    止し、且つ前記バックアップ対象データファイルへの書
    込み要求に対しては、前記バックアップ対象データファ
    イルとは異なる仮想ファイルへの書込みを行わせるよう
    にする第1の書込み制御手順、 前記第1の書込み制御手順により、前記バックアップ対
    象データファイルへの書込みが禁止されている間に前記
    バックアップ対象データファイルのファイル情報を読み
    取り、バックアップ情報ファイルを作成するバックアッ
    プ情報作成手順、 前記バックアップ情報作成手順により作成された前記バ
    ックアップ情報ファイルの情報に基づき、前記バックア
    ップ対象データファイルからファイルを読み出して、バ
    ックアップファイルに書き込むバックアップ制御手順、
    および前記バックアップ制御手順による前記バックアッ
    プ対象データファイルから前記バックアップファイルへ
    の書出しの完了時に、前記バックアップ対象データファ
    イルへの書込み禁止を解除して、前記バックアップ対象
    データファイルへの書込み禁止中に前記仮想ファイルに
    書き込まれた情報を前記バックアップ対象データファイ
    ルに移し替える第2の書込み制御手順、を実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  10. 【請求項10】コンピュータに、 バックアップ要求に応答して、バックアップ対象データ
    ファイルへの書込みを禁止し、且つ前記バックアップ対
    象データファイルへの書込み要求に対しては、前記バッ
    クアップ対象データファイルとは異なる仮想ファイルへ
    の書込みを行わせるようにするとともに、前記バックア
    ップ動作時における前記バックアップ対象データファイ
    ルからの読出し要求に対して、前記仮想ファイルに対象
    ファイルが存在する場合には前記仮想ファイルから読出
    しを行い、前記仮想ファイルに対象ファイルが存在しな
    い場合には前記バックアップ対象データファイルから読
    出しを行うようにする第1の書込み制御手順、 前記第1の書込み制御手順により、前記バックアップ対
    象データファイルへの書込みが禁止されている間に前記
    バックアップ対象データファイルのファイル情報を読み
    取り、バックアップ情報ファイルを作成するバックアッ
    プ情報作成手順、 前記バックアップ情報作成手順により作成された前記バ
    ックアップ情報ファイルの情報に基づき、前記バックア
    ップ対象データファイルからファイルを読み出して、バ
    ックアップファイルに書き込むバックアップ制御手順、
    および前記バックアップ制御手順による前記バックアッ
    プ対象データファイルから前記バックアップファイルへ
    の書出しの完了時に、前記バックアップ対象データファ
    イルへの書込み禁止を解除して、前記バックアップ対象
    データファイルへの書込み禁止中に前記仮想ファイルに
    書き込まれた情報を前記バックアップ対象データファイ
    ルに移し替える第2の書込み制御手順、を実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008171351A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Seiko Epson Corp バックアップ処理装置、バックアップ処理方法、及び、プログラム
JP2011175616A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Hitachi Ltd 書込み可能コピーオンライト・スナップショット機能のためのi/oレイテンシーの削減
JP2012053660A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> バックアップサーバおよびその動作方法

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