JP2001174973A - ハーフトーン位相シフトフォトマスク及びハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス - Google Patents

ハーフトーン位相シフトフォトマスク及びハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス

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JP2001174973A
JP2001174973A JP35552299A JP35552299A JP2001174973A JP 2001174973 A JP2001174973 A JP 2001174973A JP 35552299 A JP35552299 A JP 35552299A JP 35552299 A JP35552299 A JP 35552299A JP 2001174973 A JP2001174973 A JP 2001174973A
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Toshiaki Motonaga
稔明 本永
Hisafumi Yokoyama
寿文 横山
Takashi Okamura
崇史 岡村
Yoshiaki Konase
良紀 木名瀬
Hiroshi Mori
弘 毛利
Junji Fujikawa
潤二 藤川
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/26Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof
    • G03F1/32Attenuating PSM [att-PSM], e.g. halftone PSM or PSM having semi-transparent phase shift portion; Preparation thereof

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンタルシリサイド系材料の優れた加工特
性、加工後の化学的安定性等を維持しつつ、石英基板と
のエッチング選択比を向上したハーフトーン位相シフト
フォトマスク及びブランクス。 【解決手段】 透明基板101上のハーフトーン位相シ
フト層が、タンタル、シリコン、及び、酸素を主成分と
する1層103と、タンタルを主成分とし実質的にシリ
コンを含まない1層102とを少なくとも含む多層膜で
構成されているハーフトーン位相シフトフォトマスク及
びブランクス104。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSI、超LSI
等の高密度集積回路等の製造に用いられるフォトマスク
及びそのフォトマスクを製造するためのフォトマスクブ
ランクスに関し、特に、微細寸法の投影像が得られるハ
ーフトーン位相シフトフォトマスク、この位相シフトフ
ォトマスクを製造するためのハーフトーン位相シフトフ
ォトマスク用ブランクスに関する。
【0002】
【従来の技術】IC、LSI、超LSI等の半導体集積
回路は、フォトマスクを使用したいわゆるリソグラフィ
ー工程を繰り返すことによって製造されるが、特に微細
寸法の形成には、例えば、特開昭58−173744号
公報、特公昭62−59296号公報等に示されている
ような位相シフトフォトマスクの使用が検討されてい
る。位相シフトフォトマスクには様々な構成のものが提
案されているが、その中でも、例えば特開平4−136
854号公報、米国特許第4,890,309号等に示
されるような、いわゆるハーフトーン位相シフトフォト
マスクが早期実用化の観点から注目を集め、特開平5−
2259号公報、特開平5−127361号公報等のよ
うに、製造工程数の減少による歩留りの向上、コストの
低減等が可能な構成、材料に関して、いくつかの提案が
されてきている。
【0003】ここで、ハーフトーン位相シフトフォトマ
スクを図面に従って簡単に説明する。図6はハーフトー
ン位相シフト法の原理を示す図、図7は従来法を示す図
である。図6(a)及び図7(a)はフォトマスクの断
面図、図6(b)及び図7(b)はフォトマスク上の光
の振幅、図6(c)及び図7(c)はウェーハー上の光
の振幅、図6(d)及び図7(d)はウェーハー上の光
強度をそれぞれ示し、911及び921は基板、922
は100%遮光膜、912は入射光の位相を実質的に1
80°ずらし、かつ、透過率が1乃至50%であるハー
フトーン位相シフト膜、913及び923は入射光であ
る。従来法においては、図7(a)に示すように、石英
ガラス等からなる基板921上にクロム等からなる10
0%遮光膜922を形成し、所望のパターンの光透過部
を形成してあるだけであり、ウェーハー上での光強度分
布は図7(d)に示すように裾広がりとなり、解像度が
劣ってしまう。一方、ハーフトーン位相シフト法では、
ハーフトーン位相シフト膜912を透過した光とその開
口部を透過した光とでは位相が実質的に反転するので、
図6(d)に示すように、ウェーハー上でパターン境界
部での光強度が0になり、その裾広がりを抑えることが
でき、したがって、解像度を向上させることがてきる。
【0004】ここで注目すべき点は、ハーフトーン以外
のタイプの位相シフトリソグラフィーでは、遮光膜と位
相シフター膜とが異なる材質、パターンであるため、最
低2回の製版工程を必要とするのに対し、ハーフトーン
位相シフトリソグラフィーではパターンが1つであるた
め、製版工程は本質的に1回だけでよいという点であ
り、これがハーフトーン位相シフトリソグラフィーの大
きな長所となっている。
【0005】ところで、ハーフトーン位相シフトフォト
マスクのハーフトーン位相シフト膜912には、位相反
転と透過率調整という2つの機能が要求される。この
中、位相反転機能については、ハーフトーン位相シフト
膜912を透過する露光光と、その開口部を透過する露
光光との間で、位相が実質的に反転するようになってい
ればよい。ここで、ハーフトーン位相シフト膜912
を、例えば、M.Born,E.Wolf著「Prin
ciples of Optics」628〜632頁
に示される吸収膜として扱うと、多重干渉を無視できる
ので、垂直透過光の位相変化φは、 により計算され、φがnπ±π/3(nは奇数)の範囲
に含まれるとき、上述の位相シフト効果が得られる。な
お、式(1)で、φは基板上に(m−2)層の多層膜が
構成されているフォトマスクを垂直に透過する光が受け
る位相変化であり、χk,k+1 はk番目の層と(k+1)
番目の層との界面で起きる位相変化、uk、dk はそれ
ぞれk番目の層を構成する材料の屈折率と膜厚、λは露
光光の波長である。ただし、k=1の層は前記透明基
板、k=mの層は空気とする。
【0006】一方、ハーフトーン位相シフト効果が得ら
れるための、ハーフトーン位相シフト膜912の露光光
透過率は、転写パターンの寸法、面積、配置、形状等に
よって決定され、パターンによって異なる。実質的に上
述の効果を得るためには、ハーフトーン位相シフト膜の
露光光透過率を、パターンによって決まる最適透過率を
中心として、最適透過率±数%の範囲内に含まれるよう
にしなければならない。通常、この最適透過率は、開口
部を100%としたときに、転写パターンによって1乃
至50%という広い範囲内で大きく変動する。すなわ
ち、あらゆるパターンに対応するためには、様々な透過
率を有するハーフトーン位相シフトフォトマスクが要求
される。
【0007】実際には、位相反転機能と透過率調整機能
とは、ハーフトーン位相シフト膜を構成する材料(多層
の場合は、各層を構成する各材料)の複素屈折率(屈折
率と消衰係数)と膜厚とによって決定される。つまり、
ハーフトーン位相シフト膜の膜厚を調整し、前記式
(1)により求まる位相差φがnπ±π/3(nは奇
数)の範囲に含まれるような材料が、ハーフトーン位相
シフトフォトマスクのハーフトーン位相シフト層として
使える。
【0008】ところで、一般的にフォトマスクパターン
用の薄膜材料としては、例えば特開昭57−64739
号公報、特公昭62−51460号公報、特公昭62−
51461号公報に示されるようなタンタル系の材料が
知らており、その加工特性、加工後の化学的安定性等が
極めて優れていることから、例えば特開平5−1343
96号公報、特開平7−134396号公報、特開平7
−281414号公報にあげられるように、タンタルを
酸化又は窒化することで、ハーフトーン位相シフト膜へ
応用する試みが盛んに検討された。また、LSIパター
ンの微細化に伴う露光波長の短波長化が進むに従い、例
えば特開平6−83027号公報に示されされるよう
な、より短波長露光に対応した、タンタルシリサイド系
の材料を用いる研究も進められた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
にタンタルシリサイドは、CF4 、CHF3 、SF6
2 6 、NF3 、CF4 +H2 、CBrF3 等のフッ
素系のエッチングガスを用いてドライエッチングを行う
が、この際に、基板材である合成石英等の透明基板もエ
ッチングされ、高精度なドライエッチングができない、
という問題点があった。一般的に、ハーフトーン位相シ
フトフォトマスクの製造に関しては、その位相角の高精
度制御が不可欠であるが、上述の通り、ハーフトーン位
相シフト膜のエッチングの際に石英基板もエッチングさ
れていしまうと、その掘られた分だけ位相差に誤差が生
じてしまう。また、ハーフトーン位相シフト膜のエッチ
ングは、パターン寸法の制御にも垂要な役割を持つた
め、できる限り良好なパターン寸法の均一性・再現性が
得られるように条件設定したいところであるが、石英と
のエッチング選択比という新たなパラメータが加わるこ
とにより、条件設定の裕度が狭くなってしまう、という
問題点もある。これは、寸法制御にとっての最適エッチ
ングプロセスと、上記位相差制御を重視した最適エッチ
ングプロセスとは必ずしも一致しないため生じる問題で
ある。すなわち、タンタルシリサイド系のハーフトーン
位相シフト膜材料は、それ自体は優れた加工特性、加工
後の化学的安定性を示すが、位相差の高精度制御も考慮
に入れると、高精度のパターニングが困難になってしま
う、という問題点である。
【0010】本発明は従来技術のこのような状況に鑑み
てなされたものであり、その目的は、タンタルシリサイ
ド系材料の優れた加工特性、加工後の化学的安定性等を
維持しつつ、石英基板とのエッチング選択比を向上した
ハーフトーン位相シフトフォトマスク及びハーフトーン
位相シフトフォトマスク用ブランクスを提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題に
鑑み、ハーフトーン位相シフト膜を多層膜で構成し、そ
の中の1層を、透明基板と十分に大きなエッチング選択
比がとれる材料で構成することによって、高精度加工が
可能なハーフトーン位相シフトフォトマスク及びハーフ
トーン位相シフトフォトマスク用ブランクスを開発すべ
く研究の結果、完成に到ったものである。
【0012】すなわち、本発明では、ハーフトーン位相
シフト層として、タンタル、シリコン、及び、酸素を主
体とする層を含むハーフトーン位相シフトフォトマスク
及びハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス
に関し、タンタルを主成分とし実質的にシリコンを含ま
ない膜を1層設けることにより、上記高精度パターニン
グを達成している。ここで、タンタルを主成分とし実質
的にシリコンを含まない膜は、Cl2 、CH2 Cl2
の塩素系のエッチングガスでもエッチングをすることが
できるが、これら塩素系ガスでは、合成石英等の透明基
板は実質上エッチングされない。
【0013】ここで、タンタルを主成分とし実質的にシ
リコンを含まない膜は、その役割上、透明基板の直ぐ上
に第1層として成膜されることが望ましい。例えば、合
成石英上に、まずタンタルを主体とし実質的にシリコン
を含まない膜を形成し、その上にタンタル、シリコン、
及び、酸素を主体とする膜を形成し、これら2層でハー
フトーン位相シフト膜とした場合、パターニングにおい
ては、まずフッ素系のドライエッチングガスでタンタ
ル、シリコン、及び、酸素を主体とする膜をエッチング
し、続けて、塩素系のドライエッチングガスで、基板と
の十分なドライエッチング選択比を維持しながらパター
ニングをすることにより、高精度な位相差制御が可能と
なる。また、このハーフトーン位相シフト膜は、タンタ
ル系薄膜の特徴である優れた化学的安定性、加工性を有
し、また、シリサイド膜を用いているため、フッ化クリ
プトンエキシマレーザーリソグラフィー(露光波長:2
48nm)、フッ化アルゴンエキシマレーザーリソグラ
フィー(露光波長:193nm)に対しても十分な透光
性を有するため、ハーフトーン位相シフト膜として使用
できる。
【0014】このようにして得られたハーフトーン位相
シフトフォトマスク用ブランクスの代表的な光学特性ス
ペクトルを図4に示す。一般的に、この光学特性スペク
トルで十分実用に耐えるものであると考えられるが、膜
面の反射率が若干高いことが懸念される場合も予想され
る。すなわち、一般的には、露光光の膜面反射率が30
%以下、望ましくは20%以下であることが要求される
場合がある。このような場合、反射率スペクトルを変更
するために、この膜と透明基板との間に第3の膜を設け
ることも可能である。この場合、この膜は十分に薄けれ
ば、その膜と透明基板とのエッチング選択比が低くと
も、実質的に位相差に大きな誤差を与えないと考えられ
る。例えば、タンタルを主体とし実質的にシリコンを含
まないと膜と透明基板との間に、タンタル、シリコン、
及び、酸素を主体とする膜を数10〜100Åだけ成膜
することも可能である。この場合、この薄膜の膜厚を上
記範囲内で変えることで反射率スペクトルを自由に変え
ることが可能となり、かつ、膜厚が薄いので、選択比が
悪くとも、マスク位相差に及ぼす影響は小さい。
【0015】また、タンタルを主体とし実質的にシリコ
ンを含まない膜に微量の酸素又は窒素を入れることで
も、反射率スペクトルをコントロールすることも可能で
ある。
【0016】以上のように、本発明のハーフトーン位相
シフトフォトマスク用ブランクスは、透明基板上のハー
フトーン位相シフト層が、タンタル、シリコン、及び、
酸素を主成分とする1層と、タンタルを主成分とし実質
的にシリコンを含まない1層とを少なくとも含む多層膜
で構成されていることを特徴とするものである。
【0017】この場合に、透明基板上にタンタルを主成
分とし実質的にシリコンを含まない1層がまず形成さ
れ、その上にタンタル、シリコン、及び、酸素を主成分
とする1層が形成されているものとすることができる。
【0018】また、タンタルを主成分とし実質的にシリ
コンを含まない1層が酸素又は窒素を含むものとするこ
とができる。
【0019】また、ハーフトーン位相シフト層が、透明
基板上に以下の式により求まる位相差φがnπ±π/3
ラジアン(nは奇数)の範囲となるように形成されてい
ることが望ましい。
【0020】 ここで、φは透明基板上に(m−2)層の多層膜が構成
されているフォトマスク用ブランクスを垂直に透過する
光が受ける位相変化であり、χk,k+1 はk番目の層と
(k+1)番目の層との界面で起きる位相変化、uk
k はそれぞれk番目の層を構成する材料の屈折率と膜
厚、λは露光光の波長である。ただし、k=1の層は透
明基板、k=mの層は空気とする。
【0021】また、ハーフトーン位相シフト層の露光光
に対する透過率が、その露光光に対する透明基板の透過
率を100%としたときに、1乃至50%となるような
膜厚で透明基板上に形成されていることが望ましい。
【0022】また、ハーフトーン位相シフト層が形成さ
れた表面の露光光に対する絶対反射率が、0乃至30%
であることが望ましい。
【0023】なお、本発明のハーフトーン位相シフトフ
ォトマスク用ブランクスは、ハーフトーン位相シフト層
の上に、クロムを主成分とする遮光膜が続けて形成され
ているもの、あるいは、ハーフトーン位相シフト層の下
に、クロムを主成分とする遮光膜のパターンが形成され
ているものとすることもできる。
【0024】本発明のハーフトーン位相シフトフォトマ
スクは、透明基板上のハーフトーン位相シフト層が、タ
ンタル、シリコン、及び、酸素を主成分とする1層と、
タンタルを主成分とし実質的にシリコンを含まない1層
とを少なくとも含む多層膜で構成されていることを特徴
とするものである。
【0025】この場合に、透明基板上にタンタルを主成
分とし実質的にシリコンを含まない1層がまず形成さ
れ、その上にタンタル、シリコン、及び、酸素を主成分
とする1層が形成されているものとすることができる。
【0026】また、タンタルを主成分とし実質的にシリ
コンを含まない1層が、酸素又は窒素を含むものとする
ことができる。
【0027】また、ハーフトーン位相シフト層が、透明
基板上に以下の式により求まる位相差φがnπ±π/3
ラジアン(nは奇数)の範囲となるように形成されてい
ることが望ましい。
【0028】 ここで、φは透明基板上に(m−2)層の多層膜が構成
されているフォトマスクを垂直に透過する光が受ける位
相変化であり、χk,k+1 はk番目の層と(k+1)番目
の層との界面で起きる位相変化、uk 、dk はそれぞれ
k番目の層を構成する材料の屈折率と膜厚、λは露光光
の波長である。ただし、k=1の層は透明基板、k=m
の層は空気とする。
【0029】また、ハーフトーン位相シフト層の露光光
に対する透過率が、その露光光に対するハーフトーン位
相シフト層の開口部透過率を100%としたときに、1
乃至50%であることが望ましい。
【0030】また、ハーフトーン位相シフト層が形成さ
れた表面の露光光に対する絶対反射率が、0乃至30%
であることが望ましい。
【0031】なお、本発明のハーフトーン位相シフトフ
ォトマスクは、ハーフトーン位相シフト層のパターンの
上に、クロムを主成分とする遮光膜のパターンが形成さ
れているもの、あるいは、ハーフトーン位相シフト層の
パターンの下に、クロムを主成分とする遮光膜のパター
ンが形成されているものとすることもできる。
【0032】本発明のハーフトーン位相シフトフォトマ
スク及びハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブラン
クスにおいては、透明基板上のハーフトーン位相シフト
層が、タンタル、シリコン、及び、酸素を主成分とする
1層と、タンタルを主成分とし実質的にシリコンを含ま
ない1層とを少なくとも含む多層膜で構成されているの
で、タンタル系材料に特有の化学的安定性、加工特性に
加え、シリサイド系に特有の短波長適用性を維持しつ
つ、合成石英等の透明基板とのエッチング選択比が十分
にとれるため、高精度なパターニングが可能で、かつ、
マスク加工後の安定性に優れた、理想的なマスク部材を
実現することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明のハーフトーン位相
シフトフォトマスク及びハーフトーン位相シフトフォト
マスク用ブランクスの実施例について説明する。
【0034】〔実施例1〕本発明のKrF露光用ハーフ
トーン位相シフトフォトマスク用ブランクスの実施例
を、図1の製造工程を説明するための図に従って説明す
る。なお、この実施例では、ハーフトーン位相シフト膜
は2層より構成される。
【0035】図1(a)に示すように、光学研磨され、
良く洗浄された6インチ角、0.25インチ厚の高純度
合成石英基板101上に、以下に示す条件でハーフトー
ン位相シフト膜の第1層102を形成する。ここで、第
1層102の膜厚は約25nmとする。
【0036】成膜装置 :プレーナー型DCマグネ
トロンスパッター装置 ターゲット :金属タンタル ガス及び流量 :アルゴンガス50sccm スパッター圧力:0.3パスカル スパッター電流:3.0アンペア 次に、続けてこの上にハーフトーン位相シフト膜の第2
層103を、以下の条件で形成する。ここで、第2層1
03の膜厚は約140nmとする。
【0037】成膜装置 :プレーナー型DCマグネ
トロンスパッター装置 ターゲット :タンタル:シリコン=1:3(原子
比) ガス及び流量 :アルゴンガス50sccm+酸素ガス
50sccm スパッター圧力:0.3パスカル スパッター電流:3.5アンペア これにより、本発明のKrFエキシマレーザー露光用で
透過率6%のハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブ
ランクス104を得る。このブランクスの光学特性スペ
クトルを図4に示す。
【0038】なお、図1(b)に示すように、同一条件
で事前にテープ等でマスキングをした合成石英基板上に
成膜し、成膜後にマスキングを剥離するリフトオフ法で
段差を形成したサンプル105を作製し、これを用い、
波長248nm光に対する位相差、透過率を市販の位相
差測定装置(レーザーテック社製 MPM248)で計
測したところ、それぞれ182.62°、5.37%で
あった。
【0039】次に、このサンプル105に関し、フォト
マスク製造工程で使用される洗浄液、エッチング液等の
薬液に対する耐性を調べた結果を以下に示す。
【0040】薬液(a) 硫酸:硝酸=10:1(容量
比)、温度:80℃ 薬液(b) 10%アンモニア水、室温 薬液(c) 市販のクロムエッチャント(インクテック
製 MR−ES)、室温
【0041】〔実施例2〕本発明のハーフトーン位相シ
フトフォトマスクの実施例を図2の製造工程図に従って
説明する。
【0042】図2(a)に示すように、実施例1で得た
ブランクス201(104)上に、常法の電子線リソグ
ラフィー法又はフォトリソグラフィー法により、有機物
を主成分とする所望のレジストパターン202を得た。
【0043】次に、図2(b)に示すように、市販のフ
ォトマスク用ドライエッチャー(PTI社製 VLR7
00)を用い、レジストパターン202から露出された
ハーフトーン位相シフト膜(102+103)を、高密
度プラズマに曝すことにより選択的にドライエッチング
し、所望のハーフトーン位相シフト膜パターン203を
得た。なお、本実験で用いたドライエッチャーは、エッ
チング処理室を2個有し、以下の条件1、2は別々の処
理室で実施している。
【0044】 条件1 エッチングガス CF4 ガス 圧力 10mTorr ICPパワー(高密度プラズマ発生) 950W バイアスパワー(引き出しパワー) 50W 時間 360秒 条件2 エッチングガス Cl2 ガス 圧力 3mTorr ICPパワー(高密度プラズマ発生) 500W バイアスパワー(引き出しパワー) 25W 時間 200秒 次に、残ったレジスト204を常法により剥離し、図2
(c)に示すような、ハーフトーン位相シフト部の波長
248nm光の透過率が6%であるハーフトーン位相シ
フトフォトマスク205を得た。ここで注目すべきは、
条件2のエッチングでは、基板である合成石英がほとん
どエッチングされず、極めて高精度の位相差制御が可能
であることである。
【0045】なお、このハーフトーン位相シフトフォト
マスク205は、除去された部分の寸法精度、断面形
状、膜厚分布、透過率分布、膜の基板への密着性等、全
て実用に供することができるものである。
【0046】〔実施例3〕本発明のKrF露光用ハーフ
トーン位相シフトフォトマスク用ブランクスに関し、実
施例1のブランクに比べ、波長248nmの膜面反射率
を低下したブランクスの実施例を、図3の製造工程を説
明するための図に従って説明する。なお、ここでは、ハ
ーフトーン位相シフト膜を構成する2層の中、シリコン
を実質的に含まないタンタルを主体とする膜に微量の酸
素を入れることにより、低反射化を実現している。
【0047】図3(a)に示すように、光学研磨され、
良く洗浄された6インチ角、0.25インチ厚の高純度
合成石英基板301上に、以下に示す条件でハーフトー
ン位相シフト膜の第1層302を形成する。ここで、第
1層302の膜厚は約40nmとする。
【0048】成膜装置 :プレーナー型DCマグネ
トロンスパッター装置 ターゲット :金属タンタル ガス及び流量 :アルゴンガス40sccm+酸素ガス
5sccm スパッター圧力:0.3パスカル スパッター電流:2.0アンペア 次に、続けてこの上にハーフトーン位相シフト膜の第2
層303を、以下の条件で形成する。ここで、第2層3
03の膜厚は約90nmとする。
【0049】成膜装置 :プレーナー型DCマグネ
トロンスパッター装置 ターゲット :タンタル:シリコン=1:3(原子
比) ガス及び流量 :アルゴンガス50sccm+酸素ガス
50sccm スパッター圧力:0.3パスカル スパッター電流:3.5アンペア これにより、本発明のKrFエキシマレーザー露光用で
透過率6%のハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブ
ランクス304を得る。このブランクスの光学特性スペ
クトルを図5に示す。
【0050】なお、図3(b)に示すように、同一条件
で事前にテープ等でマスキングをした合成石英基板上に
成膜し、成膜後にマスキングを剥離するリフトオフ法で
段差を形成したサンプル305を作製し、これを用い、
波長248nm光に対する位相差、透過率を市販の位相
差測定装置(レーザーテック社製 MPM248)で計
測したところ、それぞれ186.59°、6.07%で
あった。
【0051】このブランクスの膜面反射スペクトルを図
5に示す。図4に示す実施例1のブランクスの波長24
8nmでの膜面反射率が約43%であるのに対し、本実
施例の場合、2%程度に低下することができ、低反射率
が実現できている。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のハーフトーン位相シフトフォトマスク及びハーフトー
ン位相シフトフォトマスク用ブランクスによると、透明
基板上のハーフトーン位相シフト層が、タンタル、シリ
コン、及び、酸素を主成分とする1層と、タンタルを主
成分とし実質的にシリコンを含まない1層とを少なくと
も含む多層膜で構成されているので、タンタル系材料に
特有の化学的安定性、加工特性に加え、シリサイド系に
特有の短波長適用性を維持しつつ、合成石英等の透明基
板とのエッチング選択比が十分にとれるため、高精度な
パターニングが可能で、かつ、マスク加工後の安定性に
優れた、理想的なマスク部材を実現することができる。
このことにより、高精度のハーフトーン位相シフトフォ
トマスクが、歩留まり良く、低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のハーフトーン位相シフトフ
ォトマスク用ブランクスの製造工程を説明するための図
である。
【図2】本発明の実施例2のハーフトーン位相シフトフ
ォトマスクの製造工程を説明するための図である。
【図3】本発明の実施例3のハーフトーン位相シフトフ
ォトマスク用ブランクスの製造工程を説明するための図
である。
【図4】本発明の実施例1のハーフトーン位相シフトフ
ォトマスク用ブランクスの透過率及び反射率スペクトル
を示す図である。
【図5】本発明の実施例3のハーフトーン位相シフトフ
ォトマスク用ブランクスの透過率及び反射率スペクトル
を示す図である。
【図6】ハーフトーン位相シフトリソグラフィーの原理
を示す図である。
【図7】従来法の原理を示す図である。
【符号の説明】
101…高純度合成石英基板 102…ハーフトーン位相シフト膜の第1層(タンタル
を主成分とし実質的にシリコンを含まない膜) 103…ハーフトーン位相シフト膜の第2層(タンタ
ル、シリコン、及び、酸素を主体とする膜) 104…ハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブラン
クス 105…位相差、透過率測定用サンプル 201…ハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブラン
クス(104) 202…レジストパターン 203…ハーフトーン位相シフト膜パターン 204…ドライエッチング後に残存するレジストパター
ン 205…ハーフトーン位相シフトフォトマスク 301…高純度合成石英基板 302…ハーフトーン位相シフト膜の第1層(タンタル
を主成分とし微量の酸素を含み実質的にシリコンを含ま
ない膜) 303…ハーフトーン位相シフト膜の第2層(タンタ
ル、シリコン、及び、酸素を主体とする膜) 304…ハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブラン
クス 305…位相差、透過率測定用サンプル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 崇史 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 木名瀬 良紀 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 毛利 弘 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 藤川 潤二 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2H095 BB02 BB03 BC11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上のハーフトーン位相シフト層
    が、タンタル、シリコン、及び、酸素を主成分とする1
    層と、タンタルを主成分とし実質的にシリコンを含まな
    い1層とを少なくとも含む多層膜で構成されていること
    を特徴とするハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブ
    ランクス。
  2. 【請求項2】 請求項1において、透明基板上にタンタ
    ルを主成分とし実質的にシリコンを含まない1層がまず
    形成され、その上にタンタル、シリコン、及び、酸素を
    主成分とする1層が形成されていることを特徴とするハ
    ーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、タンタルを主
    成分とし実質的にシリコンを含まない1層が酸素又は窒
    素を含むことを特徴とするハーフトーン位相シフトフォ
    トマスク用ブランクス。
  4. 【請求項4】 請求項1から3の何れか1項において、
    ハーフトーン位相シフト層が、透明基板上に以下の式に
    より求まる位相差φがnπ±π/3ラジアン(nは奇
    数)の範囲となるように形成されていることを特徴とす
    るハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス。 ここで、φは前記透明基板上に(m−2)層の多層膜が
    構成されているフォトマスク用ブランクスを垂直に透過
    する光が受ける位相変化であり、χk,k+1 はk番目の層
    と(k+1)番目の層との界面で起きる位相変化、
    k 、dk はそれぞれk番目の層を構成する材料の屈折
    率と膜厚、λは露光光の波長である。ただし、k=1の
    層は前記透明基板、k=mの層は空気とする。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか1項において、
    ハーフトーン位相シフト層の露光光に対する透過率が、
    その露光光に対する前記透明基板の透過率を100%と
    したときに、1乃至50%となるような膜厚で前記透明
    基板上に形成されていることを特徴とするハーフトーン
    位相シフトフォトマスク用ブランクス。
  6. 【請求項6】 請求項1から5の何れか1項において、
    ハーフトーン位相シフト層が形成された表面の露光光に
    対する絶対反射率が、0乃至30%であることを特徴と
    するハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランク
    ス。
  7. 【請求項7】 請求項1から6の何れか1項において、
    ハーフトーン位相シフト層の上に、クロムを主成分とす
    る遮光膜が続けて形成されているとことを特徴とするハ
    ーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス。
  8. 【請求項8】 請求項1から6の何れか1項において、
    ハーフトーン位相シフト層の下に、クロムを主成分とす
    る遮光膜のパターンが形成されていることを特徴とする
    ハーフトーン位相シフトフォトマスク用ブランクス。
  9. 【請求項9】 透明基板上のハーフトーン位相シフト層
    が、タンタル、シリコン、及び、酸素を主成分とする1
    層と、タンタルを主成分とし実質的にシリコンを含まな
    い1層とを少なくとも含む多層膜で構成されていること
    を特徴とするハーフトーン位相シフトフォトマスク。
  10. 【請求項10】 請求項9において、透明基板上にタン
    タルを主成分とし実質的にシリコンを含まない1層がま
    ず形成され、その上にタンタル、シリコン、及び、酸素
    を主成分とする1層が形成されていることを特徴とする
    ハーフトーン位相シフトフォトマスク。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10において、タンタル
    を主成分とし実質的にシリコンを含まない1層が酸素又
    は窒素を含むことを特徴とするハーフトーン位相シフト
    フォトマスク。
  12. 【請求項12】 請求項9から11の何れか1項におい
    て、ハーフトーン位相シフト層が、透明基板上に以下の
    式により求まる位相差φがnπ±π/3ラジアン(nは
    奇数)の範囲となるように形成されていることを特徴と
    するハーフトーン位相シフトフォトマスク。 ここで、φは前記透明基板上に(m−2)層の多層膜が
    構成されているフォトマスクを垂直に透過する光が受け
    る位相変化であり、χk,k+1 はk番目の層と(k+1)
    番目の層との界面で起きる位相変化、uk 、dk はそれ
    ぞれk番目の層を構成する材料の屈折率と膜厚、λは露
    光光の波長である。ただし、k=1の層は前記透明基
    板、k=mの層は空気とする。
  13. 【請求項13】 請求項9から12の何れか1項におい
    て、ハーフトーン位相シフト層の露光光に対する透過率
    が、その露光光に対する前記ハーフトーン位相シフト層
    の開口部透過率を100%としたときに、1乃至50%
    であることを特徴とするハーフトーン位相シフトフォト
    マスク。
  14. 【請求項14】 請求項9から13の何れか1項におい
    て、ハーフトーン位相シフト層が形成された表面の露光
    光に対する絶対反射率が、0乃至30%であることを特
    徴とするハーフトーン位相シフトフォトマスク。
  15. 【請求項15】 請求項9から14の何れか1項におい
    て、ハーフトーン位相シフト層のパターンの上に、クロ
    ムを主成分とする遮光膜のパターンが形成されているこ
    とを特徴とするハーフトーン位相シフトフォトマスク。
  16. 【請求項16】 請求項9から14の何れか1項におい
    て、ハーフトーン位相シフト層のパターンの下に、クロ
    ムを主成分とする遮光膜のパターンが形成されているこ
    とを特徴とするハーフトーン位相シフトフォトマスク。
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