JP2001174330A - 測光装置 - Google Patents

測光装置

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JP2001174330A
JP2001174330A JP36046899A JP36046899A JP2001174330A JP 2001174330 A JP2001174330 A JP 2001174330A JP 36046899 A JP36046899 A JP 36046899A JP 36046899 A JP36046899 A JP 36046899A JP 2001174330 A JP2001174330 A JP 2001174330A
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ambient luminance
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Hajime Oda
肇 織田
Takeshi Iwazawa
猛 岩澤
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Seiko Precision Inc
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Seiko Precision Inc
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/10Photometry, e.g. photographic exposure meter by comparison with reference light or electric value provisionally void
    • G01J1/16Photometry, e.g. photographic exposure meter by comparison with reference light or electric value provisionally void using electric radiation detectors
    • G01J1/1626Arrangements with two photodetectors, the signals of which are compared
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲輝度の低輝度側において、広い領域から
集められた光を受光する一方の光センサの出力がリニア
リティを有しており狭い領域から集められた光を受光す
る他方の光センサの出力がリニアリティを有していない
場合に、不要な実測データおよび設計値データの増加を
低減させつつ測光精度の向上を図ることが可能にする。 【解決手段】 周囲輝度の低輝度側において一方の光セ
ンサSPD2の周囲輝度測定点を他方の光センサSPD
1の周囲輝度測定点より密に設定してある。よって、光
センサSPD2の出力に基づく演算回路112の実測デ
ータがリニアリティを有してなく光センサSPD1の出
力に基づく演算回路明るさ検出回路の出力がリニアリテ
ィを有している場合に、不要な実測データおよび設計値
データの増加を低減させつつ測光精度の向上を図ること
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、測光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばカメラの露出計等に用いら
れる測光装置として、被写体を照明している光の平均的
な明るさを測定する入射光測定部と被写体の特定部分の
明るさを測定する反射光測定部とを備えているものがあ
る。
【0003】図4は上述した測光装置の一例を示したも
のである。同図において、入射光測定は、本体ケース1
01の前面に配設してある白球102により比較的広い
視野角(例えば30°〜40°)に対応した領域(第1
の領域)から光を取り込み、その取り込んだ光を白球1
02の背後に配設したシリコンフォトダイオードなどの
光センサSPD1で受光し、そのときの光センサSPD
1の出力に基づいて周囲の平均的な明るさ、すなわち第
1の領域の明るさを測定している。反射光測定はいわゆ
るスポット測光で、本体ケース101の後面に配設して
あるレンズ103により比較的狭い視野角(例えば5°
〜10°)に対応した領域(第2の領域)から光を取り
込み、その取り込んだ光をレンズ103の背後に配設し
たシリコンフォトダイオードなどの光センサSPD2で
受光し、そのときの光センサSPD2の出力に基づき特
定部分の明るさ、すなわち第2の領域の明るさを測定し
ている。なお、反射光測定する特定部分を画定するため
にファインダー104が設けられていることが多い。
【0004】通常、白球102が設けてある本体ケース
101の前面には測定結果を表示する表示部105やモ
ードスイッチSWmが配設され、レンズ103は白球1
02が設けてある本体ケース101の面と反対側の面に
取り付けられたり、本体ケース101に対して回転可能
な構成にすることも考えられる。
【0005】上述したように、反射光測定に用いる光セ
ンサSPD2は、入射光測定よりも狭い領域から集めら
れた光を受光する。よって、同じ周囲輝度の下で入射光
測定と反射光測定を行う場合、反射光測定に用いる光セ
ンサSPD2に入射する光量は入射光測定に用いる光セ
ンサSPD1に入射する光量より少なくなり、その出力
となる光電流も小さくなる。したがって、例えば部品の
共有化を図るために光センサSPD1、SPD2として
同じような種類の光センサを採用し、それらの光電流を
同じような動作特性を有する光電流電圧変換回路、例え
ば同一の光電流電圧変換回路を用いて電圧に変換するよ
うな場合、その入出力関係は例えば図5に示すようなも
のとなる。つまり、同じ周囲輝度のもとで測光をした場
合、反射光測定に用いられる光センサSPD2からの光
電流に基づく光電流電圧変換回路の出力は、入射光測定
に用いられる光センサSPD1からの光電流に基づく光
電流電圧変換回路の出力より小さい値となる。
【0006】図5に関連して光センサの入出力特性を以
下に説明する。一般に露出計等に用いられる電流電圧変
換回路を含めた光センサの入力(輝度LV)対出力(露
光量EV)特性は、所定の輝度領域ではリニアリティが
得られるが、その所定の輝度領域より高輝度領域又は低
輝度領域では出力のリニアリティが失われる傾向にあ
り、それは低輝度側の方が顕著である。図5の例におい
てもその傾向が示されており、上述したような光センサ
SPD1、SPD2への入射光量の違いにより、低輝度
側においては光センサSPD2からの光電流に基づく出
力のリニアリティが光センサSPD1からの光電流に基
づく出力に比べて高い輝度領域(〜6LV)から失われ
はじめ、高輝度側においては光センサSPD1からの光
電流に基づく出力のリニアリティが光センサSPD2か
らの光電流に基づく出力に比べて低い輝度領域(15L
V〜)から失われはじめる。なお、通常は信号処理が容
易なリニアリティを有する所定輝度領域を測定可能領域
とするケースが多い。
【0007】一方、製品誤差などによる測定結果の誤差
を設計値に補正する方法として特開平4‐44018号
公報に示されるような直線補間方法が知られている。上
記直線補間方法を簡単に説明すると、予め複数設定され
た周囲輝度測定点等における出力の設計値(設計値デー
タ)と実測値(実測データ)を記憶し、実使用時におい
ては、測定可能な輝度領域に対する出力の設計値を上記
記憶した設定値に基づき直線補間して求め、上記記憶し
てある実測値と設計値との間の特性誤差に基づき実使用
時の実測値を上記直線補間して求めた設計値に補正する
ものである。例えば、1つのセンサを有する測光装置の
場合、製品の製造または検査工程で予め定められた複数
の輝度測定点における明るさで実際に測光を行い、その
ときの実測値と設計値を補正用データとしてEEPRO
M等の不揮発性メモリに記憶し、実使用時に、不揮発性
メモリに記憶された補正用データを用いて、この測光装
置を使用して得られた実測値を不揮発性メモリに記憶さ
れた補正用データ内の複数の設計値を直線補間して得ら
れる設計値に合わせこむものである。
【0008】上記では1つのセンサを使用する例を示し
たが、上述したような2つの光センサを有する場合も実
使用時の実測値を設計値に補正する方法は上記と同様な
考え方で行っている。例えば、製造時や検査工程時に図
6のP51〜P56およびQ51〜Q56に示される周
囲輝度測定点における明るさ(図6の場合、LV=1、
4、7、10、13、16としてある。)でそれぞれ実
際に測光を行い、それぞれの周囲輝度測定点において光
センサSPD1、SPD2によって得られた実測データ
と設計値データとを補正用データとして不揮発性メモリ
に記憶しておき、実使用時に、光センサSPD1やSP
D2を使用して得られた実測値をEEPROMに記憶し
てある補正用データを用いて設計値に補正する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来は、図6に示すよ
うに光センサSPD1、SPD2のような測光に用いる
複数の光センサに対して予め設定した周囲輝度測定点を
それぞれ同数、同輝度の点としていた。
【0010】上述したように同じ周囲輝度でも入射光量
の異なる複数のセンサにおいては、周囲輝度の所定輝度
領域に対する低輝度側や高輝度側で入出力特性が異な
り、1つの光センサが入出力特性においてリニアリティ
を有しているのに他の光センサが入出力特性においてリ
ニアリティを有していない状況が生じてくる。
【0011】したがって、このような状況下で予め設定
した輝度測定点をそれぞれ同数、同輝度の点とする場
合、一方の光センサにおいてリニアリティを有していな
い曲線状の入出力特性を有する輝度領域(例えば、図7
の破線で示した入出力特性となる領域)で出力精度を向
上させるために周囲輝度測定点を多くして直線補間によ
り求まる設計値を実際の曲線状の設計値に高い精度で合
わせこもうとすると、リニアリティを有している光セン
サ側では本来必要のない補正用データを記憶することに
なり不要なデータが多くなるという不都合が生じてしま
う。逆に、この不都合を解消しようとして、この輝度領
域における輝度測定点を少なくすると入出力特性におい
てリニアリティを有していない側で直線補間による設計
値と実際の曲線状の設計値とのずれが大きくなり、出力
値の精度が低下してしまう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の領域か
ら集められた光を受光する第1の光センサと、上記第1
の領域よりも狭い第2の領域から集められた光を受光す
る第2の光センサと、上記第1の光センサの出力に基づ
き上記第1の領域の明るさを示す第1の実測値を出力す
ると共に上記第2の光センサの出力に基づき上記第2の
領域の明るさを示す第2の実測値を出力する明るさ検出
回路と、第1の複数の周囲輝度測定点における上記第1
の光センサの実測データおよび設計値データと第2の複
数の周囲輝度測定点における上記第2の光センサの実測
データおよび設計値データを記憶する記憶回路と、上記
記憶された実測データおよび設計値データを用いて上記
第1および第2の実測値をそれぞれ第1および第2の設
計値に補正する補正回路とを含む測光装置であって、上
記第2の複数の周囲輝度測定点は、周囲輝度の低輝度側
において上記第1の複数の周囲輝度測定点より密に設定
してあることおよび/または上記第1の複数の周囲輝度
測定点は、上記周囲輝度の高輝度側において上記第2の
複数の周囲輝度測定点より密に設定してある。よって、
第1および第2の光センサの入出力特性に応じて、それ
ぞれの周囲輝度測定点を個別に設定できるので精度のよ
い測光が可能になる。また、周囲輝度の低輝度側におい
て第2の複数の周囲輝度測定点を第1の複数の周囲輝度
測定点より密に設定してあるので、第2の光センサの出
力に基づく明るさ検出回路の出力がリニアリティを有し
てなく第1の光センサの出力に基づく明るさ検出回路の
出力がリニアリティを有している場合に、不要な実測デ
ータおよび設計値データの増加を低減させつつ測光精度
の向上を図ることが可能となる。特に、微少な光電流を
扱い、ノイズによる測定点の変動も大きく、入射光量の
少ない周囲輝度の低輝度側において、測光精度を向上さ
せることが可能になる。また、周囲輝度の高輝度側にお
いて第1の複数の周囲輝度測定点を第2の複数の周囲輝
度測定点より密に設定してあるので、第1の光センサの
出力に基づく明るさ検出回路の出力がリニアリティを有
してなく第2の光センサの出力に基づく明るさ検出回路
の出力がリニアリティを有している場合に、不要な実測
データおよび設計値データの増加を低減させつつ測光精
度の向上を図ることが可能となる。
【0013】また、第2の複数の周囲輝度測定点を第1
の複数の周囲輝度測定点より多く設定すれば、第2の光
センサの出力に基づく明るさ検出回路の出力がリニアリ
ティを有してなく第1の光センサの出力に基づく明るさ
検出回路の出力がリニアリティを有している場合に、不
要な実測データおよび設計値データの増加を低減させつ
つ測光精度の向上を図ることが可能となる。
【0014】また、上記第1の複数の周囲輝度測定点を
上記第2の複数の周囲輝度測定点より多く設定すれば、
第1の光センサの出力に基づく明るさ検出回路の出力が
リニアリティを有してなく第2の光センサの出力に基づ
く明るさ検出回路の出力がリニアリティを有している場
合に、不要な実測データおよび設計値データの増加を低
減させつつ測光精度の向上を図ることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】本願の請求項1に係る発明は、第
1の領域から集められた光を受光する第1の光センサ
と、上記第1の領域よりも狭い第2の領域から集められ
た光を受光する第2の光センサと、上記第1の光センサ
の出力に基づき上記第1の領域の明るさを示す第1の実
測値を出力すると共に上記第2の光センサの出力に基づ
き上記第2の領域の明るさを示す第2の実測値を出力す
る明るさ検出回路と、第1の複数の周囲輝度測定点にお
ける上記第1の光センサの実測データおよび設計値デー
タと第2の複数の周囲輝度測定点における上記第2の光
センサの実測データおよび設計値データを記憶する記憶
回路と、上記記憶された実測データおよび設計値データ
を用いて上記第1および第2の実測値をそれぞれ第1お
よび第2の設計値に補正する補正回路とを含む測光装置
であって、上記第2の複数の周囲輝度測定点は、周囲輝
度の低輝度側において上記第1の複数の周囲輝度測定点
より密に設定してあることおよび/または上記第1の複
数の周囲輝度測定点は、周囲輝度の高輝度側において上
記第2の複数の周囲輝度測定点より密に設定してある。
【0016】本願の請求項2に係る発明は、第1の領域
から集められた光を受光する第1の光センサと、上記第
1の領域よりも狭い第2の領域から集められた光を受光
する第2の光センサと、上記第1の光センサの出力に基
づき上記第1の領域の明るさを示す第1の実測値を出力
すると共に上記第2の光センサの出力に基づき上記第2
の領域の明るさを示す第2の実測値を出力する明るさ検
出回路と、第1の複数の周囲輝度測定点における上記第
1の光センサの実測データおよび設計値データと第2の
複数の周囲輝度測定点における上記第2の光センサの実
測データおよび設計値データを記憶する記憶回路と、上
記記憶された実測データおよび設計値データを用いて上
記第1および第2の実測値をそれぞれ第1および第2の
設計値に補正する補正回路とを含む測光装置であって、
上記第2の複数の周囲輝度測定点は、上記第1の複数の
周囲輝度測定点より多く設定してある、または上記第1
の複数の周囲輝度測定点を上記第2の複数の周囲輝度測
定点より多く設定してある。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づき
具体的に説明する。
【0018】図1は本発明を図4に示したような露出計
に採用したもので、同図において、図4と同一構成のも
のには同一符号を附してある。
【0019】図1において、第1の光センサとしての入
射光測定用の光センサSPD1は、その一端が電源の高
電位側に接続してあり、その他端は半導体アナログスイ
ッチSW1を介して電流電圧変換回路110の入力端子
Inに接続してある。第2の光センサとしての反射光測
定用の光センサSPD2は、その一端が光センサSPD
1の一端と同様に電源の高電位側に接続してあり、その
他端は半導体アナログスイッチSW2を介して電流電圧
変換回路110の入力端子Inと接続してある。
【0020】半導体アナログスイッチSW1、SW2
は、それぞれのコントロール端子C1、C2が“H”の
ときオンし、半導体アナログスイッチSW1のコントロ
ール端子C1はインバータINVを介して端子Aに接続
してあり、半導体アナログスイッチSW2のコントロー
ル端子C2は端子Aと接続してある。よって、モードス
イッチSWmのオンオフ状態に応じて半導体アナログス
イッチSW1、SW2のいずれか一方が択一的にオン状
態となり、モードスイッチSWmのオンオフ状態の切り
換えに応じてオン状態となる半導体アナログスイッチが
切り換わる。つまり、モードスイッチSWmのオンオフ
状態に基づいて電流電圧変換回路110の入力端子In
に接続される光センサが選択される。
【0021】電流電圧変換回路110は入力端子Inに
入力する光電流を電圧に変換して出力し、その出力はA
/D変換回路111でデジタル値に変換され、後述する
演算回路112でそのデジタル値が処理され、その処理
結果は表示部105で表示される。
【0022】明るさ検出回路としての演算回路112は
CPU、ROM、RAM等からなり、端子Aの電圧レベ
ルを入力し、光センサSPD1と光センサSPD2のい
ずれが現在選択されているか、すなわちモードスイッチ
SWmで入射光測定と反射光測定のいずれが選択されて
いるかを認識し、A/D変換回路111からの出力から
光センサ1の出力に基づく第1の実測値Y1aと光セン
サ2の出力に基づく第2の実測値Y2aとを演算すると
共に、補正回路としての直線近似演算回路112aを含
み、直線近似演算回路112aからの出力に基づいた内
容が表示部105で表示される。
【0023】直線近似演算回路112aは上述した特開
平4‐44018号公報に記載の直線近似演算回路9a
に対応するもので、後述するEEPROM113に記憶
されている実測データY1n(n=1、2、3・・
・)、Y2n(n=1、2、3・・・)と設計値データ
X1n(n=1、2、3・・・)、X2n(n=1、
2、3・・・)を用いた(1)式、(2)式により、第
1の実測値Y1aと第2の実測値Y2aを第1の設計値
X1aおよび第2の設計値X2aに補正する。
【数1】
【数2】
【0024】記憶回路としてのEEPROM113は、
光センサSPD1用のEEPROM113aと光センサ
SPD2用のEEPROM113bを含み、上述した特
開平4‐44018号公報に記載されたような方法で後
述する種々のデータが記憶される。EEPROM113
aは第1の複数の周囲輝度測定点における光センサSP
D1の実測データY1n(n=1、2、3・・・)およ
び設計値データX1n(n=1、2、3・・・)を記憶
し、EEPROM113bは第2の複数の周囲輝度測定
点における第2の光センサの実測データY2n(n=
1、2、3・・・)および設計値データをX2n(n=
1、2、3・・・)記憶する。これら実測データY1
n、Y2nおよび設計値データX1n、X2nは、それ
ぞれ上述した特開平4‐44018号公報に開示されて
いるEEPROM11に記憶される実測露光コードと設
計露光コードと同様なものである。
【0025】これら記憶される実測データY1n、Y2
nおよび設計値データX1n、X2nの特徴としては、
例えば電流電圧変換回路110からの出力を含めた光セ
ンサSPD1、SPD2の入出力特性(以下、単に「光
センサSPD1、SPD2の入出力特性」という。)が
図2に示すような場合、すなわち測定可能輝度領域がL
V=1〜16で、この輝度領域においては光センサSP
D1の設計上の入出力特性が全ての領域で所定精度が出
る範囲でのリニアリティを有し、光センサSPD2の設
計上の入出力特性がLV=5以上では所定精度が出る範
囲でのリニアリティがあるがそれ以下の値ではリニアリ
ティが失われて曲線状に変化する場合、図2に示したよ
うにLV<5の周囲輝度領域において光センサSPD2
の周囲輝度測定点(第2の複数の周囲輝度測定点)を光
センサSPD1の周囲輝度測定点(第1の複数の周囲輝
度測定点)より密に設定する点(図2の場合は、LV<
5の周囲輝度領域において光センサSPD2の周囲輝度
測定点(図2の破線中に×印で示した点)を2個とし、
光センサSPD1の周囲輝度測定点(図2の実践中に・
印で示した点)を3個としている。)となる。なお、こ
れらの個数は上記に限らず、一方の光センサの入出力特
性がリニアリティを有さず、他方の光センサの入出力特
性がリニアリティを有する周囲輝度領域において、一方
の光センサの周囲輝度測定点を他方の周囲輝度測定点よ
り密にしてあればいかなる変更も可能である。
【0026】このように、周囲輝度の低輝度側において
光センサSPD2に関する複数の周囲輝度測定点を光セ
ンサSPD1の複数の周囲輝度測定点より密に設定して
あるので、周囲輝度の低輝度側において光センサSPD
2の出力に基づく演算回路112の出力がリニアリティ
を有してなく光センサSPD1の出力に基づく演算回路
112の出力がリニアリティを有している場合に、不要
な実測データおよび設計値データの増加を低減させつつ
測光精度の向上を図ることが可能となる。特に、微少な
光電流を扱い、ノイズによる測定点の変動も大きく、入
射光量の少ない周囲輝度の低輝度側において、測光精度
を向上させることが可能になる。
【0027】なお、図2の例では、光センサSPD2に
関する複数の周囲輝度測定点(第2の複数の周囲輝度測
定点)の数と光センサSPD1の複数の周囲輝度測定点
(第2の複数の周囲輝度測定点)の数とを同じにした
が、図3に示すように光センサSPD2に関する複数の
周囲輝度測定点の数を光センサSPD1の複数の周囲輝
度測定点の数より多く設定してもよい。このようにする
と、周囲輝度の低輝度側において光センサSPD2の出
力に基づく演算回路112の出力がリニアリティを有し
てなく光センサSPD1の出力に基づく演算回路112
の出力がリニアリティを有している場合に、周囲輝度の
低輝度側において光センサSPD2に関する複数の周囲
輝度測定点を光センサSPD1の複数の周囲輝度測定点
より密に設定しても、双方の光センサの入出力特性がリ
ニアリティを有している周囲輝度領域において周囲輝度
測定点を同じにでき、この領域では1つの周囲輝度で光
センサSPD1とSPD2の両方の実測データが得ら
れ、EEPROM113内にデータを記憶させるときの
周囲輝度調整が容易となる。
【0028】また、上記では、周囲輝度の低輝度側にお
いて光センサSPD2に関する複数の周囲輝度測定点を
光センサSPD1の複数の周囲輝度測定点より密に設定
する例を示したが、一方の光センサの出力に基づく演算
回路112の出力がリニアリティを有してなく他方の光
センサの出力に基づく演算回路112の出力がリニアリ
ティを有しているケースとしては、測定可能輝度領域の
とり方により図5で示したような周囲輝度の高輝度側で
も可能性がある。このような場合は、上記周囲輝度の高
輝度側において光センサSPD1に関する複数の周囲輝
度測定点を光センサSPD2の複数の周囲輝度測定点よ
り密に設定すれば良い。このように設定することによ
り、上記周囲輝度の高輝度側において光センサSPD1
の出力に基づく演算回路112の出力がリニアリティを
有してなく光センサSPD2の出力に基づく演算回路1
12の出力がリニアリティを有している場合に、不要な
実測データおよび設計値データの増加を低減させつつ測
光精度の向上を図ることが可能となる。なお、この場
合、光センサSPD1に関する複数の周囲輝度測定点の
数を光センサSPD2の複数の周囲輝度測定点の数より
多く設定してもよい。このようにすると、周囲輝度の高
輝度側において光センサSPD1の出力に基づく演算回
路112の出力がリニアリティを有してなく光センサS
PD2の出力に基づく演算回路112の出力がリニアリ
ティを有している場合に、周囲輝度の高輝度側において
光センサSPD1に関する複数の周囲輝度測定点を光セ
ンサSPD2の複数の周囲輝度測定点より密に設定して
も、双方の光センサの入出力特性がリニアリティを有し
ている周囲輝度領域において周囲輝度測定点を同じにで
き、この領域では1つの周囲輝度で光センサSPD1と
SPD2の両方の実測データが得られ、EEPROM1
13内にデータを記憶させるときの周囲輝度調整が容易
となる。
【0029】また、測定可能輝度領域のとり方や使用す
る光センサSPD1、SPD2の特性等によっては、周
囲輝度の高輝度側および低輝度側の両方で一方の光セン
サの出力に基づく演算回路112の出力がリニアリティ
を有してなく他方の光センサSPD1の出力に基づく演
算回路112の出力がリニアリティを有しているケース
が生じる可能性がある。この場合は、上記周囲輝度の高
輝度側において光センサSPD1に関する複数の周囲輝
度測定点を光センサSPD2の複数の周囲輝度測定点よ
り密に設定すると共に上記周囲輝度の低輝度側において
光センサSPD2に関する複数の周囲輝度測定点を光セ
ンサSPD1の複数の周囲輝度測定点より密に設定すれ
ばよい。このように設定すれば、不要な実測データおよ
び設計値データの増加を低減させつつ測光精度の向上を
図ることが可能となる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、第1および第2の光セ
ンサの入出力特性に応じて、それぞれの周囲輝度測定点
を個別に設定できるので精度のよい測光が可能になる。
また、周囲輝度の低輝度側において第2の複数の周囲輝
度測定点を第1の複数の周囲輝度測定点より密に設定し
てあるので、第2の光センサの出力に基づく明るさ検出
回路の出力がリニアリティを有してなく第1の光センサ
の出力に基づく明るさ検出回路の出力がリニアリティを
有している場合に、不要な実測データおよび設計値デー
タの増加を低減させつつ測光精度の向上を図ることが可
能となる。特に、微少な光電流を扱い、ノイズによる測
定点の変動も大きく、入射光量の少ない周囲輝度の低輝
度側において、測光精度を向上させることが可能にな
る。また、周囲輝度の高輝度側において第1の複数の周
囲輝度測定点を第2の複数の周囲輝度測定点より密に設
定してあるので、第1の光センサの出力に基づく明るさ
検出回路の出力がリニアリティを有してなく第2の光セ
ンサの出力に基づく明るさ検出回路の出力がリニアリテ
ィを有している場合に、不要な実測データおよび設計値
データの増加を低減させつつ測光精度の向上を図ること
が可能となる。
【0031】また、第2の複数の周囲輝度測定点を第1
の複数の周囲輝度測定点より多く設定すれば、第2の光
センサの出力に基づく明るさ検出回路の出力がリニアリ
ティを有してなく第1の光センサの出力に基づく明るさ
検出回路の出力がリニアリティを有している場合に、不
要な実測データおよび設計値データの増加を低減させつ
つ測光精度の向上を図ることが可能となる。
【0032】また、上記第1の複数の周囲輝度測定点を
上記第2の複数の周囲輝度測定点より多く設定すれば、
第1の光センサの出力に基づく明るさ検出回路の出力が
リニアリティを有してなく第2の光センサの出力に基づ
く明るさ検出回路の出力がリニアリティを有している場
合に、不要な実測データおよび設計値データの増加を低
減させつつ測光精度の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した回路図。
【図2】図1の光センサSPD1、SPD2の入出力特
性および周囲輝度測定点を示した説明図。
【図3】図1の光センサSPD1、SPD2の入出力特
性および周囲輝度測定点を示した説明図。
【図4】本発明の一実施例の平面図。
【図5】SPD1、SPD2の入出力特性を示した説明
図。
【図6】SPD1、SPD2の入出力特性および周囲輝
度測定点を示した説明図。および従来の周囲輝度測定点
を示した説明図。
【図7】直線補間方式を示した説明図。
【符号の説明】
SPD1 第1の光センサ SPD2 第2の光センサ 112 明るさ検出回路 112a 補正回路 113 記憶回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の領域から集められた光を受光する
    第1の光センサと、 上記第1の領域よりも狭い第2の領域から集められた光
    を受光する第2の光センサと、 上記第1の光センサの出力に基づき上記第1の領域の明
    るさを示す第1の実測値を出力すると共に上記第2の光
    センサの出力に基づき上記第2の領域の明るさを示す第
    2の実測値を出力する明るさ検出回路と、 第1の複数の周囲輝度測定点における上記第1の光セン
    サの実測データおよび設計値データと第2の複数の周囲
    輝度測定点における上記第2の光センサの実測データお
    よび設計値データを記憶する記憶回路と、 上記記憶された実測データおよび設計値データを用いて
    上記第1および第2の実測値をそれぞれ第1および第2
    の設計値に補正する補正回路とを含む測光装置であっ
    て、 上記第2の複数の周囲輝度測定点は、周囲輝度の低輝度
    側において上記第1の複数の周囲輝度測定点より密に設
    定してあることおよび/または上記第1の複数の周囲輝
    度測定点は、周囲輝度の高輝度側において上記第2の複
    数の周囲輝度測定点より密に設定してあることを特徴と
    する測光装置。
  2. 【請求項2】 第1の領域から集められた光を受光する
    第1の光センサと、 上記第1の領域よりも狭い第2の領域から集められた光
    を受光する第2の光センサと、 上記第1の光センサの出力に基づき上記第1の領域の明
    るさを示す第1の実測値を出力すると共に上記第2の光
    センサの出力に基づき上記第2の領域の明るさを示す第
    2の実測値を出力する明るさ検出回路と、 第1の複数の周囲輝度測定点における上記第1の光セン
    サの実測データおよび設計値データと第2の複数の周囲
    輝度測定点における上記第2の光センサの実測データお
    よび設計値データを記憶する記憶回路と、 上記記憶された実測データおよび設計値データを用いて
    上記第1および第2の実測値をそれぞれ第1および第2
    の設計値に補正する補正回路とを含む測光装置であっ
    て、 上記第2の複数の周囲輝度測定点は上記第1の複数の周
    囲輝度測定点より多く設定してある、または上記第1の
    複数の周囲輝度測定点は上記第2の複数の周囲輝度測定
    点より多く設定してあることを特徴とする測光装置。
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