JP2001168872A - 通信システム装置および同報通信方式 - Google Patents

通信システム装置および同報通信方式

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JP2001168872A
JP2001168872A JP34775699A JP34775699A JP2001168872A JP 2001168872 A JP2001168872 A JP 2001168872A JP 34775699 A JP34775699 A JP 34775699A JP 34775699 A JP34775699 A JP 34775699A JP 2001168872 A JP2001168872 A JP 2001168872A
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Takuro Mori
卓郎 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定のクライアント群だけに十分な機密性を
確保しつつ間違いのない確実な同報送信を行うことがで
き、高い信頼性を確保できる通信システム装置および同
報通信方式を提供する。 【解決手段】 先ず、サーバ1において、同報情報を送
りたいクライアント群に対しその旨を通知し、その後、
同報情報を複数のブロックに分割して順次に送信する。
通知を受けたクライアントでは、サーバ1から送信また
は再送信される各ブロックを取り込み、その取り込んだ
各ブロックの異常を検出し、異常がなければ各ブロック
を結合して同報情報を再生し、異常があればそのブロッ
クをサーバ1に報知する。サーバ1では、各クライアン
トから異常の報知を受けた場合に、異常のあったブロッ
クを順次に再送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サーバおよび複
数のクライアントを備えたものにおける通信システム装
置および同報通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】サーバ(コンピュータ)および複数のク
ライアント(パーソナルコンピュータ等)を備えたシス
テムの例として、図30に示すものがある。1はサーバ
で、そのサーバ1に通信回線たとえばLAN(ローカル
・アリア・ネットワーク)2を介して複数のクライアン
トA,B,C…が接続される。サーバ1は、クライアン
トA,B,C…のうち特定のクライアント群に対し、同
じ情報を同時に送信する同報通信の機能を有する。送信
される同報情報の頭には同報情報であることを表わすた
めの同報コードが付加される。クライアントA,B,C
…は、サーバ1から送信される同報情報を取り込み、取
り込んだ情報が同報情報であることを同報コードから察
知する。
【0003】一方、図31に示すように、サーバ1に送
信用アンテナ3、各クライアントに受信用アンテナ4を
設け、通信衛星5を利用した衛星通信回線を介して同報
通信を行う例もある。
【0004】この場合、サーバ1は、送信する同報情報
にスクランブル処理を施し、その同報情報の頭にチャネ
ル番号を付加する。クライアントA,B,C…は、LA
N2上のスクランブル同報情報を取り込み、そのスクラ
ンブル同報情報に付加されているチャネル番号に対応す
るスクランブル解除キーに基づき、同報情報を復元す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図30のシステムの場
合、サーバ1から送信された同報情報が本来の送信対象
であるクライアント群だけでなく他のクライアントにも
取り込まれてしまうことになり、機密が漏れるという心
配がある。
【0006】図31のシステムの場合、同報情報にスク
ランブル処理が施されることから、図30の例に比べれ
ば機密性の面で安心感はあるものの、チャネル番号およ
びそれに対応するスクランブル解除キーが固定であるこ
とから、同報情報を容易に復元できてしまうという問題
がある。
【0007】この発明は上記の事情を考慮したもので、
請求項1ないし請求項3に係る発明の通信システム装
置、および請求項4に係る発明の同報通信方式は、特定
のクライアント群だけに十分な機密性を確保しつつ間違
いのない確実な同報送信を行うことができ、高い信頼性
を確保できることを目的とする。
【0008】請求項5に係る発明の通信システム装置、
および請求項6に係る発明の同報通信方式は、特定のク
ライアント群だけに十分な機密性を確保しつつ同報送信
を行うことができ、高い信頼性を確保できることを目的
とする。
【0009】請求項7に係る発明の通信システム装置、
および請求項8に係る発明の同報通信方式は、クライア
ント群に対して常に間違いのない確実な同報送信を行う
ことができ、高い信頼性を確保できることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の通
信システム装置は、サーバから、同報情報を送りたいク
ライアント群に対し、その旨を通知する通知手段と、サ
ーバに設けられ、上記通知手段による通知後、同報情報
を複数のブロックに分割して順次に送信する第1送信手
段と、各クライアントに設けられ、サーバから通知を受
けている場合に、サーバから送信または再送信される各
ブロックを取り込む取込手段と、各クライアントに設け
られ、上記取込手段で取り込んだ各ブロックの異常を検
出する異常検出手段と、各クライアントに設けられ、上
記異常検出手段の検出結果が異常なしの場合に、各ブロ
ックを結合して同報情報を再生する再生手段と、各クラ
イアントに設けられ、上記異常検出手段の検出結果が異
常ありの場合に、異常のあったブロックを上記サーバに
報知する報知手段と、サーバに設けられ、各クライアン
トから異常の報知を受けた場合に、異常のあったブロッ
クを順次に再送信する第2送信手段と、を備える。
【0011】請求項2に係る発明の通信システム装置
は、請求項1に係る発明において、第1および第2送信
手段が、送信する各ブロックに順に番号を付加するとと
もに、最終のブロックに最終コードを付加する。異常検
出手段は、異常として、各ブロックのデータ誤りを検出
するとともに、各ブロックに付加されている番号および
最終コードに基づいて各ブロックの抜けを検出する。報
知手段は、異常のあったブロックの番号を報知する。
【0012】請求項3に係る発明の通信システム装置
は、請求項1に係る発明において、通知手段が、サーバ
に設けた電話機および各クライアントに設けたポケット
ベルを備え、同報情報を送る旨を電話機から無線電話回
線を介して各ポケットベルに一斉に通知する。
【0013】請求項4に係る発明の同報通信方式は、先
ず、サーバにおいて、同報情報を送りたいクライアント
群に対しその旨を通知し、その後、同報情報を複数のブ
ロックに分割して順次に送信する。通知を受けたクライ
アントでは、サーバから送信または再送信される各ブロ
ックを取り込み、その取り込んだ各ブロックの異常を検
出し、異常がなければ各ブロックを結合して同報情報を
再生し、異常があればそのブロックをサーバに報知す
る。サーバでは、各クライアントから異常の報知を受け
た場合に、異常のあったブロックを順次に再送信する。
【0014】請求項5に係る発明の通信システム装置
は、各クライアントに設けられ、同報情報を入手したい
場合にその旨をサーバに通知する通知手段と、サーバに
設けられ、各クライアントから上記通知を受けた場合
に、同報情報のスクランブルを解除するためのスクラン
ブル解除キーに特定のIDを付加し、それを上記通知を
出したクライアントに対し送信する第1送信手段と、各
クライアントに設けられ、上記通知後にサーバから送信
されるスクランブル解除キーおよびIDを取り込む取込
手段と、サーバに設けられ、上記第1送信手段によるス
クランブル解除キーおよびIDの送信後、同報情報を複
数のブロックに分割してその各ブロックにスクランブル
処理を施し且つ第1送信手段で送信したのと同じIDを
付加し、それを順次に送信する第2送信手段と、各クラ
イアントに設けられ、サーバから送信される各ブロック
のうち、上記取込手段で取り込んだIDと同じIDが付
加されているブロックを取得する取得手段と、各クライ
アントに設けられ、上記取得手段で取得した各ブロック
を上記取込手段で取り込んだスクランブル解除キーによ
り復元する復元手段と、各クライアントに設けられ、上
記復元手段で復元した各ブロックを結合して同報情報を
再生する再生手段と、を備える。
【0015】請求項6に係る発明の同報通信方式は、先
ず、各クライアントにおいて、同報情報を入手したい場
合にその旨をサーバに通知する。サーバでは、各クライ
アントから上記通知を受けた場合に、同報情報のスクラ
ンブルを解除するためのスクランブル解除キーに特定の
IDを付加し、それを上記通知を出したクライアントに
対し送信する。各クライアントでは、上記通知後にサー
バから送信されるスクランブル解除キーおよびIDを取
り込む。サーバでは、スクランブル解除キーおよびID
の送信後、同報情報を複数のブロックに分割してその各
ブロックにスクランブル処理を施し且つ既に送信したの
と同じIDを付加し、それを順次に送信する。各クライ
アントでは、サーバから送信される各ブロックのうち、
上記取込手段で取り込んだIDと同じIDが付加されて
いるブロックを取得し、その取得した各ブロックを上記
取込手段で取り込んだスクランブル解除キーにより復元
し、その復元した各ブロックを結合して同報情報を再生
する。
【0016】請求項7に係る発明の通信システム装置
は、サーバから、同報情報を送りたい旨をクライアント
群の1つに通知する通知手段と、サーバに設けられ、上
記通知手段による通知後、同報情報を複数のブロックに
分割してそのうちの1つを送信する第1送信手段と、各
クライアントに設けられ、サーバから送信される各ブロ
ックを取り込む取込手段と、各クライアントに設けら
れ、上記通知を受けている場合に、上記取込手段による
取り込みが適正であるか否かをサーバに報知する報知手
段と、サーバに設けられ、取り込みが適正である旨の報
知をクライアントから受けるごとに、未送信のブロック
の1つを送信する第2送信手段と、サーバに設けられ、
取り込みが不適正である旨の報知をクライアントから受
けるごとに、不適正となったブロックを再送信する第3
送信手段と、各クライアントに設けられ、上記取込手段
で取り込んだ各ブロックのうち、重複のないブロックを
選択するとともに、重複したブロックについては最後に
取り込んだブロックを選択する選択手段と、各クライア
ントに設けられ、上記選択手段で選択した各ブロックを
結合して同報情報を再生する再生手段と、を備える。
【0017】請求項8に係る発明の同報通信方式は、先
ず、サーバにおいて、同報情報を送りたい旨をクライア
ント群の1つに通知し、その通知後、同報情報を複数の
ブロックに分割してそのうちの1つを送信する。各クラ
イアントでは、サーバから送信される各ブロックを取り
込むとともに、上記通知を受けている場合にはその取り
込みが適正であるか否かをサーバに報知する。サーバで
は、取り込みが適正である旨の報知をクライアントから
受けるごとに未送信のブロックの1つを送信し、かつ取
り込みが不適正である旨の報知をクライアントから受け
るごとに不適正となったブロックを再送信する。各クラ
イアントでは、取り込んだ各ブロックのうち、重複のな
いブロックを選択するとともに、重複したブロックにつ
いては最後に取り込んだブロックを選択し、これら選択
した各ブロックを結合して同報情報を再生する。
【0018】
【発明の実施の形態】(1)以下、第1実施形態につい
て図面を参照して説明する。この第1実施形態は、請求
項1、請求項2、および請求項4の発明に対応する。図
1に示すように、サーバ(コンピュータ)1に通信回線
たとえばLAN(ローカル・アリア・ネットワーク)2を
介して複数のクライアント(パーソナルコンピュータ
等)A,B,C…が接続される。サーバ1は、主要な機
能として次の[1]〜[3]の手段を備える。 [1]同報情報を送りたいクライアント群に対し、その旨
を通知する通知手段。 [2]上記通知手段による通知後、同報情報を複数のブロ
ックに分割して順次に送信するとともに、その送信する
各ブロックに順に番号を付加し、かつ最終のブロックに
最終コードを付加する第1送信手段。 [3] 各クライアントから異常の報知を受けた場合に、
異常のあったブロックを順次に再送信するとともに、そ
の再送信する各ブロックに最初の送信時と同じ番号を付
加し、かつ最終のブロックに最終コードを付加する第2
送信手段。
【0019】クライアントA,B,C…は、主要な機能
として次の[11]〜[14]の手段を備える。 [11]サーバ1から通知を受けている場合に、サーバ1か
ら送信または再送信される各ブロックを取り込む取込手
段。 [12]上記取込手段で取り込んだ各ブロックの異常を検出
する異常検出手段。具体的には、各ブロックのデータ誤
りを検出するとともに、各ブロックに付加されている番
号および最終コードに基づいて各ブロックの抜けを検出
する。 [13]上記異常検出手段の検出結果が異常なしの場合に、
各ブロックを結合して同報情報を再生する再生手段。 [14]上記異常検出手段の検出結果が異常ありの場合に、
異常のあったブロックの番号をサーバ1に報知する報知
手段。
【0020】つぎに、上記の構成の作用を図2および図
3のフローチャートを参照しながら説明する。図2はサ
ーバ1の制御、図3は各クライアントの制御を示してい
る。
【0021】サーバ1は、任意のクライアント群に対し
て同報情報を送信する必要が生じた場合(ステップ10
1のYES)、その同報送信の対象であるクライアント
群の個々に対し、その旨を順次に通知する(ステップ1
02)。たとえば、クライアントA,Cが送信対象の場
合、先ず図4に示すようにクライアントAに対して同報
送信通知を行い、次に図5に示すようにクライアントC
に対して同報送信通知を行う。
【0022】そして、サーバ1は、通知の完了後、図6
に示すように、同報情報を複数のブロックに分割してそ
の各ブロックの頭に順に番号“1”“2”…を付加し、
かつ最終のブロックに最終コードを付加し、それを順次
に送信する(ステップ103)。
【0023】各クライアントのうち、同報送信通知を受
けたクライアントA,Cは(ステップ201のYE
S)、受信モードに入り、サーバ1から送信される各ブ
ロックをそれぞれ取り込むとともに(ステップ20
2)、取り込んだ各ブロックに対する異常検出を行う
(ステップ203)。すなわち、各ブロックに対して例
えばCRCチェック等のデータ誤り検出を行うととも
に、各ブロックに付加されている番号および最終コード
に基づいて各ブロックの抜けを検出する。
【0024】そして、クライアントA,Cは、異常あり
の場合(ステップ204のYES)、異常のあったブロ
ックの番号をサーバ1に報知する(ステップ205)。
たとえば、図7に示すように、クライアントAが取り込
んだ各ブロックのうち、番号“1”のブロックにデータ
誤りがあれば、クライアントAはその番号“1”をサー
バ1に報知する。クライアントCが取り込んだ各ブロッ
クのうち、番号“1”のブロックにデータ誤りがあっ
て、しかも番号“2”のブロックに抜けがあれば、クラ
イアントCはその番号“1”“2”をサーバ1に報知す
る。
【0025】サーバ1は、これら異常報知に応答し(ス
テップ104のYES)、図8に示すように、異常のあ
った番号“1” “2”のブロックを順次に再送信する
とともに、その再送信する各ブロックに最初の送信時と
同じ番号“1” “2”を付加し、かつ最終のブロック
に最終コードを付加する(ステップ105)。なお、こ
の場合、クライアントA,Cの両方から番号“1”のブ
ロックについての異常報知を受けているが、再送信する
番号“1”のブロックは1つだけである。
【0026】クライアントA,Cは、図8のように、サ
ーバ1から再送信される各ブロックを取り込み(ステッ
プ202)、その取り込んだ各ブロックに対して再び異
常検出を行う(ステップ203)。
【0027】ここで、たとえば図9に示すように、クラ
イアントAが取り込んだ各ブロックのうち、番号“1”
のブロックに抜けがあれば、クライアントAはその番号
“1”をサーバ1に再び報知する。
【0028】サーバ1は、この再度の異常報知に応じて
(ステップ104のYES)、図10に示すように、番
号“1”のブロックを再々送信するとともに、その再々
送信するブロックに最初の送信時と同じ番号“1”およ
び最終コードを付加する(ステップ105)。
【0029】こうして再々送信されるブロックは、図1
0のように、異常報知を行ったクライアントAに取り込
まれるとともに、最初に同報送信通知を受けているクラ
イアントCにも取り込まれる(ステップ202)。
【0030】クライアントA,Cは、サーバ1から再々
送信されるブロックをそれぞれ取り込み(ステップ20
2)、取り込んだ各ブロックに対して再び異常検出を行
う(ステップ203)。そして、クライアントA,C
は、異常なしの場合(ステップ204のNO)、取り込
んだ各ブロックを番号順に結合して同報情報を再生する
(ステップ206)。サーバ1は、異常のあったブロッ
クの送信後(再送信あるいは再々送信を含む)、各クラ
イアントから異常報知がないまま所定時間が経過すると
(ステップ106のYES)、同報送信が完了したとの
判断の下に、一連の処理を終了する。
【0031】以上のように、同報情報を送りたいクライ
アント群に対しその旨をサーバ1から予め通知し、その
通知を受けたクライアントにのみ送信情報を取り込ませ
るようにしたので、特定のクライアント群だけに十分な
機密性を確保しつつ同報送信を行うことができる。
【0032】しかも、サーバ1からは同報情報を複数の
ブロックに分割して順次に送信し、送信対象のクライア
ント側ではこれらブロックを取り込んでその異常を検出
し、異常があればそのブロックをサーバ1に報知して再
送信させるようにしたので、間違いのない確実な同報送
信を完了することができ、信頼性の向上が図れる。
【0033】なお、上記実施形態では、サーバ1と各ク
ライアントとの間の情報の伝送をLAN2を介して行う
場合を例に説明したが、図11に示すように、サーバ1
に送受信アンテナ6、各クライアントに送受信アンテナ
7を設け、電波によって同報通信を行うシステムにも同
様に実施可能である。また、図12に示すように、サー
バ1に送信用アンテナ3、各クライアントに受信用アン
テナ4を設け、通信衛星5を利用した衛星通信回線を介
して同報通信を行うシステムにも同様に実施可能であ
る。
【0034】(2)第2実施形態について説明する。こ
の第2実施形態は、請求項3の発明に対応する。図13
に示すように、サーバ1に電話機8を設置するととも
に、クライアントA,B,C…のうち同報送信の対象で
ある特定のクライアント群にグループ同報メディアとし
て同一着信番号のポケットベル9を予め設置しておき、
同報送信通知を電話機8、電話局10、および送信アン
テナ11からなる無線電話回線を介して各ポケットベル
9に一斉に送る構成としている。他の構成および作用は
第1実施形態と同じである。
【0035】(3)第3実施形態について説明する。こ
の第3実施形態は、請求項5および請求項6の発明に対
応する。サーバ1は、主要な機能として次の[1][2]の
手段を備える。 [1]各クライアントから同報情報を入手したい旨の通知
を受けた場合に、同報情報のスクランブルを解除するた
めのスクランブル解除キーに特定のID(以下、特定I
Dと称す)を付加し、それを上記入手の通知を出したク
ライアントに対し送信する第1送信手段。 [2]上記第1送信手段によるスクランブル解除キーおよ
び特定IDの送信後、同報情報を複数のブロックに分割
してその各ブロックにスクランブル処理を施し且つ第1
送信手段で送信したのと同じ特定IDを付加し、それを
順次に送信する第2送信手段。
【0036】クライアントA,B,C…は、主要な機能
として次の[11]〜[15]の手段を備える。 [11]同報情報を入手したい場合にその旨をサーバ1に通
知する通知手段。 [12]上記入手の通知後にサーバ1から送信されるスクラ
ンブル解除キーおよび特定IDを取り込む取込手段。 [13]サーバ1から送信される各ブロックのうち、上記取
込手段で取り込んだ特定IDと同じ特定IDが付加され
ているブロックを取得する取得手段。 [14]上記取得手段で取得した各ブロックを上記取込手段
で取り込んだスクランブル解除キーにより復元する復元
手段。 [15]上記復元手段で復元した各ブロックを結合して同報
情報を再生する再生手段。 他の構成は第1実施形態と同じである。
【0037】つぎに、上記の構成の作用を図14および
図15のフローチャートを参照しながら説明する。図1
4はサーバ1の制御、図15は各クライアントの制御を
示している。各クライアントは、同報情報を入手したい
場合(ステップ401のYES)、その旨の同報情報入
手要求を図16に示すようにサーバ1に通知する(ステ
ップ402)。
【0038】サーバ1は、上記通知を受けた場合に(ス
テップ301のYES)、図17に示すように、同報情
報のスクランブルを解除するためのスクランブル解除キ
ーに特定IDを付加し、さらに送信用IDを付加し、そ
れを上記同報情報入手要求の通知を出したクライアント
に対し送信する(ステップ302)。特定IDは、同報
情報の各ブロックを他と区別してクライアントに誤りな
く取り込ませるためのものである。送信用IDは、同報
情報入手要求の通知を出したクライアントのみを送信対
象として指定するためのものである。
【0039】各クライアントのうち、入手要求の通知を
出したクライアントは、送信用IDに従い、サーバ1か
ら送信されるスクランブル解除キーおよび特定IDを取
り込む(ステップ403)。図16および図17の例で
は、クライアントAのみが同報情報入手要求の通知を出
し、これに応答する形で、クライアントAのみにスクラ
ンブル解除キーおよび特定IDを送信している。
【0040】サーバ1は、スクランブル解除キーおよび
IDの送信後、図18に示すように、同報情報を複数のブ
ロックに分割してその各ブロックにスクランブル処理を
施し且つすでに送信したのと同じ特定IDを付加し、そ
れを順次に送信する(ステップ303)。各クライアン
トのうち、同報情報入手要求の通知を出したクライアン
トは、サーバ1から送信される各ブロックのうち、予め
取り込んでいる特定IDと同じ特定IDが付加されてい
るブロックを取得する(ステップ404)。そして、各
クライアントは、取得した各ブロックを予め取り込んで
いるスクランブル解除キーにより復元し(ステップ40
5)、その復元した各ブロックを結合して同報情報を再
生する(ステップ406)。
【0041】以上のように、同報情報の入手を要求して
いるクライアントに対してスクランブル解除キーおよび
特定IDを予め与えておき、同報情報の入手を要求した
クライアントの側では予め受けている特定IDに基づい
て同報情報の各ブロックを取り込み、その取り込んだ各
ブロックを予め受けたスクランブル解除キーによって復
元し再生するようにしたので、特定のクライアント群だ
けに十分な機密性を確保しつつ同報送信を行うことがで
きる。仮に、同報情報の各ブロックが他のクライアント
に取り込まれたとしても、他のクライアントではスクラ
ンブル解除キーが不明のため、同報情報の復元が不可能
である。なお、第1実施形態と同様に、各クライアント
において取り込んだ各ブロックの異常を検出し、異常が
あればそのブロックをサーバ1に報知して再送信させる
ようにすれば、間違いのない確実な同報送信を完了する
ことができ、信頼性のさらなる向上が図れる。また、サ
ーバ1と各クライアントとの間の情報の伝送をLAN2
を介して行う場合を例に説明したが、図11に示した電
波による同報通信や図12に示した衛星通信回線を介し
て同報通信を行う場合にも同様に実施可能である。
【0042】(4)第4実施形態について説明する。こ
の第4実施形態は、請求項7および請求項8の発明に対
応する。サーバ1は、主要な機能として次の[1]〜[4]
の手段を備える。 [1]同報情報を送りたい旨をクライアント群の1つに通
知する通知手段。 [2]上記通知後、同報情報を複数のブロックに分割して
そのうちの1つを送信する第1送信手段。 [3]取り込みが適正である旨の報知をクライアントから
受けるごとに、未送信のブロックの1つを送信する第2
送信手段。 [4]取り込みが不適正である旨の報知をクライアントか
ら受けるごとに、不適正となったブロックを再送信する
第3送信手段。
【0043】クライアントA,B,C…は、主要な機能
として次の[11]〜[14]の手段を備える。 [11]サーバ1から送信される各ブロックを取り込む取込
手段。 [12]同報情報を送りたい旨の通知をサーバ1から受けて
いる場合に、上記取込手段による取り込みが適正である
か否かをサーバ1に報知する報知手段。 [13]上記取込手段で取り込んだ各ブロックのうち、重複
のないブロックを選択するとともに、重複したブロック
については最後に取り込んだブロックを選択する選択手
段。 [14]上記選択手段で選択した各ブロックを結合して同報
情報を再生する再生手段。 他の構成は第1実施形態と同じである。
【0044】つぎに、上記の構成の作用を図20および
図21のフローチャートを参照しながら説明する。図2
0はサーバ1の制御、図21は各クライアントの制御を
示している。サーバ1は、クライアント群に対して同報
情報を送信する必要が生じた場合(ステップ501のY
ES)、そのクライアント群の任意の1つに対し、同報
情報を送信する旨のいわゆる同報情報受信要求を図22
に示すように通知する(ステップ502)。クライアン
トA,B,Cが送信対象であれば、そのうちの例えばク
ライアントAに対してのみ同報情報受信要求を通知す
る。
【0045】そして、サーバ1は、同報情報受信要求を
通知した後、同報情報を複数のブロックに分割してその
各ブロックの頭に順に番号“1”“2”…を付加し、こ
れらブロックのうち番号の最も小さい1つ(番号
“1”)を図23に示すように送信する(ステップ50
3)。こうして送信されるブロックは、図23のよう
に、同報情報受信要求を受けているクライアントAに取
り込まれるとともに(ステップ601のYES、ステッ
プ602)、それ以外のクライアントにも取り込まれる
(ステップ601のNO、ステップ610)。
【0046】このうち、同報情報受信要求を受けている
クライアントAは、番号“1”のブロックの取り込みが
適正であれば、受信完了であるとの判断の下に(ステッ
プ603のYES)、図24に示すように、サーバ1に
対し“OK”の応答を出す(ステップ604)。
【0047】“OK”の応答を受けたサーバ1は(ステ
ップ504のYES)、最終ブロックの送信がまだ完了
していない場合に(ステップ505のNO)、未送信のブ
ロックのうち、次の番号“2”のブロックを送信する
(ステップ503)。この送信されるブロックは、図2
5に示すように、全てのクライアントに取り込まれる
(ステップ602,610)。
【0048】クライアントAは、番号“2”のブロック
の取り込みが不適正であれば、誤り受信であるとの判断
の下に(ステップ603のNO、ステップ605のYE
S)、図26に示すように、サーバ1に対し“NG”の
応答を出す(ステップ606)。
【0049】“NG”の応答を受けたサーバ1は(ステ
ップ504のNO、ステップ505のYES)、不適正
となった番号“2”のブロックを再送信する(ステップ
506)。この再送信されるブロックは、図27に示す
ように、クライアントAをはじめ全てのクライアントに
取り込まれる(ステップ602,610)。
【0050】この再送信に際し、同報情報受信要求を受
けているクライアントAは、再送信された番号“2”の
ブロックの取り込みが適正であれば(受信完了:ステッ
プ603のYES)、図28に示すように、サーバ1に
対し“OK”の応答を出す(ステップ604)。
【0051】“OK”の応答を受けたサーバ1は(ステ
ップ504のYES)、最終ブロックの送信がまだ完了
していない場合に(ステップ505のNO)、未送信のブ
ロックのうち、次の番号“3”のブロックを送信する
(ステップ503)。この送信されるブロックは、再び
図25に示すように、全てのクライアントに取り込まれ
る(ステップ602,610)。
【0052】こうして、サーバ1から各ブロックの送信
あるいは再送信が繰り返される。最終ブロックの送信が
完了すると(ステップ505のYES)、同報送信の終了
となる。
【0053】各クライアントは、サーバ1から送信され
る各ブロックを順次に取り込み、その取り込んだ各ブロ
ックに重複つまり同じ番号のものがあるか否かを判定す
る(ステップ607)。
【0054】たとえば、番号“2”のブロックがサーバ
1から再送信された場合には、各クライアントには同じ
番号“2”のブロックが2つ取り込まれることになる。
こうして、同じブロックを複数取り込んでいる場合(ス
テップ607のYES)、各クライアントは、図29に
示すように、2つのブロック(番号“2”)のうち、最
後に取り込んだブロックを1つだけ選択して残りの1つ
を廃棄する(ステップ608)。
【0055】また、各クライアントは、取り込んだ各ブ
ロックに重複がない場合(ステップ607のNO)、その
各ブロックの全てを選択する(ステップ609)。そし
て、各クライアントは、選択した各ブロックを結合して
同報情報を再生する(ステップ610)。
【0056】以上のように、サーバ1から同報情報を複
数のブロックに分割してそのうちの1つを送信し、各ク
ライアントでは、サーバ1から送信される各ブロックを
取り込むとともに、同報情報受信要求を受けている場合
にはその取り込みが適正であるか否かをサーバに報知
し、サーバ1では、取り込みが適正である旨の報知を受
けるごとに未送信のブロックの1つを送信し、かつ取り
込みが不適正である旨の報知を受けるごとに不適正とな
ったブロックを再送信することにより、しかも、各クラ
イアントでは、取り込んだ各ブロックのうち、重複のな
いブロックを選択するとともに、重複したブロックにつ
いては最後に取り込んだブロックを選択し、これら選択
した各ブロックを結合して同報情報を再生することによ
り、クライアント群に対して常に間違いのない確実な同
報送信を行うことができ、高い信頼性を確保できる。
【0057】なお、全てのクライアントに同報情報の各
ブロックを取り込ませるようにしたが、第3実施形態の
ように、特定のクライアントに対してのみスクランブル
解除キーおよび特定IDを予め与えておき、特定のクラ
イアントでは予め受けた特定IDに基づいて同報情報の
各ブロックを取り込むようにしてもよい。こうすること
により、特定のクライアントだけに十分な機密性を確保
しつつ同報送信を行うことができる。また、サーバ1と
各クライアントとの間の情報の伝送をLAN2を介して
行う場合を例に説明したが、図11に示した電波による
同報通信や図12に示した衛星通信回線を介して同報通
信を行う場合にも同様に実施可能である。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1ないし請求
項3に係る発明の通信システム装置、および請求項4に
係る発明の同報通信方式は、特定のクライアント群だけ
に十分な機密性を確保しつつ間違いのない確実な同報送
信を行うことができ、高い信頼性を確保できる。
【0059】請求項5に係る発明の通信システム装置、
および請求項6に係る発明の同報通信方式は、特定のク
ライアント群だけに十分な機密性を確保しつつ同報送信
を行うことができ、高い信頼性を確保できる。
【0060】請求項7に係る発明の通信システム装置、
および請求項8に係る発明の同報通信方式は、クライア
ント群に対して常に間違いのない確実な同報送信を行う
ことができ、高い信頼性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】第1実施形態におけるサーバの制御を説明する
ためのフローチャート。
【図3】第1実施形態における各クライアントの制御を
説明するためのフローチャート。
【図4】第1実施形態におけるサーバからクライアント
への同報送信通知を示す図。
【図5】第1実施形態におけるサーバから別のクライア
ントへの同報送信通知を示す図。
【図6】第1実施形態におけるサーバからクライアント
への同報情報の送信を示す図。
【図7】第1実施形態におけるクライアントからサーバ
への異常の報知を示す図。
【図8】第1実施形態におけるサーバからクライアント
への同報情報の再送信を示す図。
【図9】第1実施形態におけるクライアントからサーバ
への異常の報知を示す図。
【図10】第1実施形態におけるサーバからクライアン
トへの同報情報の再送信を示す図。
【図11】第1実施形態の変形例の構成を示すブロック
図。
【図12】第1実施形態の他の変形例の構成を示すブロ
ック図。
【図13】第2実施形態の構成を示すブロック図。
【図14】第3実施形態におけるサーバの制御を説明す
るためのフローチャート。
【図15】第3実施形態における各クライアントの制御
を説明するためのフローチャート。
【図16】第3実施形態におけるクライアントからサー
バへの同報情報入手要求を示す図。
【図17】第3実施形態におけるサーバからクライアン
トへのスクランブル解除キーおよび特定IDの送信を示
す図。
【図18】第3実施形態におけるサーバからクライアン
トへの同報情報の送信を示す図。
【図19】第3実施形態におけるクライアントの同報情
報の取り込みを示す図。
【図20】第4実施形態におけるサーバの制御を説明す
るためのフローチャート。
【図21】第4実施形態における各クライアントの制御
を説明するためのフローチャート。
【図22】第4実施形態におけるサーバからクライアン
トへの同報情報受信要求を示す図。
【図23】第4実施形態におけるサーバからクライアン
トへの最初の同報情報の送信を示す図。
【図24】第4実施形態におけるクライアントからサー
バへの“OK”応答を示す図。
【図25】第4実施形態におけるサーバからクライアン
トへの次の同報情報の送信を示す図。
【図26】第4実施形態におけるクライアントからサー
バへの“NG”応答を示す図。
【図27】第4実施形態におけるサーバからクライアン
トの同報情報の再送信を示す図。
【図28】第4実施形態におけるクライアントからサー
バへの“OK”応答を示す図。
【図29】第4実施形態におけるクライアントの同報情
報の廃棄および選択の処理を説明するための図。
【図30】従来システムの構成を示すブロック図。
【図31】別の従来システムの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…サーバ 2…LAN A,B,C…クライアント 5…通信衛星 6…送受信アンテナ 7…送受信アンテナ 9…ポケットベル 10…電話局 11…送信アンテナ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバおよび複数のクライアントを備え
    たものにおいて、 前記サーバから、同報情報を送りたいクライアント群に
    対し、その旨を通知する通知手段と、 前記サーバに設けられ、前記通知手段による通知後、同
    報情報を複数のブロックに分割して順次に送信する第1
    送信手段と、 前記各クライアントに設けられ、前記サーバから通知を
    受けている場合に、前記サーバから送信または再送信さ
    れる各ブロックを取り込む取込手段と、 前記各クライアントに設けられ、前記取込手段で取り込
    んだ各ブロックの異常を検出する異常検出手段と、 前記各クライアントに設けられ、前記異常検出手段の検
    出結果が異常なしの場合に、各ブロックを結合して同報
    情報を再生する再生手段と、 前記各クライアントに設けられ、前記異常検出手段の検
    出結果が異常ありの場合に、異常のあったブロックを前
    記サーバに報知する報知手段と、 前記サーバに設けられ、前記各クライアントから異常の
    報知を受けた場合に、異常のあったブロックを順次に再
    送信する第2送信手段と、 を具備したことを特徴とする通信システム装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2送信手段は、送信す
    る各ブロックに順に番号を付加するとともに、最終のブ
    ロックに最終コードを付加する、 前記異常検出手段は、異常として、各ブロックのデータ
    誤りを検出するとともに、各ブロックに付加されている
    番号および最終コードに基づいて各ブロックの抜けを検
    出する、 前記報知手段は、異常のあったブロックの番号を報知す
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム装置。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、前記サーバに設けた電
    話機および前記各クライアントに設けたポケットベルを
    備え、同報情報を送る旨を電話機から無線電話回線を介
    して各ポケットベルに一斉に通知することを特徴とする
    請求項1に記載の通信システム装置。
  4. 【請求項4】 サーバおよび複数のクライアントを備え
    たものにおいて、 前記サーバでは、同報情報を送りたいクライアント群に
    対しその旨を通知し、その後、同報情報を複数のブロッ
    クに分割して順次に送信する、 前記通知を受けたクライアントでは、前記サーバから送
    信または再送信される各ブロックを取り込み、その取り
    込んだ各ブロックの異常を検出し、異常がなければ各ブ
    ロックを結合して同報情報を再生し、異常があればその
    ブロックを前記サーバに報知する、 前記サーバでは、各クライアントから異常の報知を受け
    た場合に、異常のあったブロックを順次に再送信する、 ことを特徴とする同報通信方式。
  5. 【請求項5】 サーバおよび複数のクライアントを備え
    たものにおいて、 前記各クライアントに設けられ、同報情報を入手したい
    場合にその旨を前記サーバに通知する通知手段と、 前記サーバに設けられ、前記各クライアントから前記通
    知を受けた場合に、同報情報のスクランブルを解除する
    ためのスクランブル解除キーに特定のIDを付加し、そ
    れを前記通知を出したクライアントに対し送信する第1
    送信手段と、 前記各クライアントに設けられ、前記通知後に前記サー
    バから送信されるスクランブル解除キーおよびIDを取
    り込む取込手段と、 前記サーバに設けられ、前記第1送信手段によるスクラ
    ンブル解除キーおよびIDの送信後、同報情報を複数の
    ブロックに分割してその各ブロックにスクランブル処理
    を施し且つ第1送信手段で送信したのと同じIDを付加
    し、それを順次に送信する第2送信手段と、 前記各クライアントに設けられ、前記サーバから送信さ
    れる各ブロックのうち、前記取込手段で取り込んだID
    と同じIDが付加されているブロックを取得する取得手
    段と、 前記各クライアントに設けられ、前記取得手段で取得し
    た各ブロックを前記取込手段で取り込んだスクランブル
    解除キーにより復元する復元手段と、 前記各クライアントに設けられ、前記復元手段で復元し
    た各ブロックを結合して同報情報を再生する再生手段
    と、 を具備したことを特徴とする通信システム装置。
  6. 【請求項6】 サーバおよび複数のクライアントを備え
    たものにおいて、 前記各クライアントでは、同報情報を入手したい場合に
    その旨を前記サーバに通知する、 前記サーバでは、前記各クライアントから前記通知を受
    けた場合に、同報情報のスクランブルを解除するための
    スクランブル解除キーに特定のIDを付加し、それを前
    記通知を出したクライアントに対し送信する、 前記各クライアントでは、前記通知後に前記サーバから
    送信されるスクランブル解除キーおよびIDを取り込
    む、 前記サーバでは、スクランブル解除キーおよびIDの送
    信後、同報情報を複数のブロックに分割してその各ブロ
    ックにスクランブル処理を施し且つ既に送信したのと同
    じIDを付加し、それを順次に送信する、 前記各クライアントでは、前記サーバから送信される各
    ブロックのうち、前記取込手段で取り込んだIDと同じ
    IDが付加されているブロックを取得し、その取得した
    各ブロックを前記取込手段で取り込んだスクランブル解
    除キーにより復元し、その復元した各ブロックを結合し
    て同報情報を再生する、 ことを特徴とする同報通信方式。
  7. 【請求項7】 サーバおよび複数のクライアントを備え
    たものにおいて、 前記サーバから、同報情報を送りたい旨をクライアント
    群の1つに通知する通知手段と、 前記サーバに設けられ、前記通知手段による通知後、同
    報情報を複数のブロックに分割してそのうちの1つを送
    信する第1送信手段と、 前記各クライアントに設けられ、前記サーバから送信さ
    れる各ブロックを取り込む取込手段と、 前記各クライアントに設けられ、前記通知を受けている
    場合に、前記取込手段による取り込みが適正であるか否
    かをサーバに報知する報知手段と、 前記サーバに設けられ、取り込みが適正である旨の報知
    をクライアントから受けるごとに、未送信のブロックの
    1つを送信する第2送信手段と、 前記サーバに設けられ、取り込みが不適正である旨の報
    知をクライアントから受けるごとに、不適正となったブ
    ロックを再送信する第3送信手段と、 前記各クライアントに設けられ、前記取込手段で取り込
    んだ各ブロックのうち、重複のないブロックを選択する
    とともに、重複したブロックについては最後に取り込ん
    だブロックを選択する選択手段と、 前記各クライアントに設けられ、前記選択手段で選択し
    た各ブロックを結合して同報情報を再生する再生手段
    と、 を具備したことを特徴とする通信システム装置。
  8. 【請求項8】 サーバおよび複数のクライアントを備え
    たものにおいて、 前記サーバでは、同報情報を送りたい旨をクライアント
    群の1つに通知し、その通知後、同報情報を複数のブロ
    ックに分割してそのうちの1つを送信する、 前記各クライアントでは、前記サーバから送信される各
    ブロックを取り込むとともに、前記通知を受けている場
    合にはその取り込みが適正であるか否かを前記サーバに
    報知する、 前記サーバでは、取り込みが適正である旨の報知をクラ
    イアントから受けるごとに未送信のブロックの1つを送
    信し、かつ取り込みが不適正である旨の報知をクライア
    ントから受けるごとに不適正となったブロックを再送信
    する、 前記各クライアントでは、取り込んだ各ブロックのう
    ち、重複のないブロックを選択するとともに、重複した
    ブロックについては最後に取り込んだブロックを選択
    し、これら選択した各ブロックを結合して同報情報を再
    生する、 ことを特徴とする同報通信方式。
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