JP2001166162A - アレイ導波路型グレーティング - Google Patents
アレイ導波路型グレーティングInfo
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- G02B6/12—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
- G02B6/12007—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind forming wavelength selective elements, e.g. multiplexer, demultiplexer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 損失を増加させることなく通過域において略
平坦な波長損失特性を有するアレイ導波路型グレーティ
ングを提供する。 【解決手段】 波長多重信号光がチャネル導波路アレイ
15で分波された信号光をファブリーペロー共振器アレ
イ16内で反射させ、再度チャネル導波路アレイ15を
通過させることにより、損失を増加させることなく通過
域において略平坦な波長損失特性を有するアレイ導波路
型グレーティング10が得られる。
平坦な波長損失特性を有するアレイ導波路型グレーティ
ングを提供する。 【解決手段】 波長多重信号光がチャネル導波路アレイ
15で分波された信号光をファブリーペロー共振器アレ
イ16内で反射させ、再度チャネル導波路アレイ15を
通過させることにより、損失を増加させることなく通過
域において略平坦な波長損失特性を有するアレイ導波路
型グレーティング10が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアレイ導波路型グレ
ーティングに関する。
ーティングに関する。
【0002】
【従来の技術】図6はアレイ導波路型グレーティングの
従来例を示す平面図である。
従来例を示す平面図である。
【0003】同図に示すアレイ導波路型グレーティング
1は、基板2と、基板2上に形成され一端(図では左
端)から波長多重信号光を入力する入力チャネル導波路
3と、一端が入力チャネル導波路3に接続された入力側
扇型スラブ導波路4と、一端が入力側扇型スラブ導波路
4の他端(図では右端)に接続され所望の導波路長差で
順次長くなる複数のチャネル導波路アレイ5と、一端が
チャネル導波路アレイ5の各他端に接続された出力側扇
型スラブ導波路6と、一端が出力側扇型スラブ導波路6
の他端に接続され分波された信号光を出力する複数の出
力チャネル導波路7とで構成されている。
1は、基板2と、基板2上に形成され一端(図では左
端)から波長多重信号光を入力する入力チャネル導波路
3と、一端が入力チャネル導波路3に接続された入力側
扇型スラブ導波路4と、一端が入力側扇型スラブ導波路
4の他端(図では右端)に接続され所望の導波路長差で
順次長くなる複数のチャネル導波路アレイ5と、一端が
チャネル導波路アレイ5の各他端に接続された出力側扇
型スラブ導波路6と、一端が出力側扇型スラブ導波路6
の他端に接続され分波された信号光を出力する複数の出
力チャネル導波路7とで構成されている。
【0004】入力チャネル導波路3に入力した種々の波
長(λ1、λ2、…、λn)の信号光は、入力側扇型ス
ラブ導波路4において横方向(基板2の面方向)に閉じ
込めがないため回折により広がり、チャネル導波路アレ
イ5を伝搬する。チャネル導波路アレイ5では、各チャ
ネル導波路が所望の長さだけ順次長くなっているため、
信号光の波長に依存して信号光の等位相面が傾斜する。
このため、出力側扇型スラブ導波路6と出力チャネル導
波路7との接続面において信号光の集光位置がシフトす
る。
長(λ1、λ2、…、λn)の信号光は、入力側扇型ス
ラブ導波路4において横方向(基板2の面方向)に閉じ
込めがないため回折により広がり、チャネル導波路アレ
イ5を伝搬する。チャネル導波路アレイ5では、各チャ
ネル導波路が所望の長さだけ順次長くなっているため、
信号光の波長に依存して信号光の等位相面が傾斜する。
このため、出力側扇型スラブ導波路6と出力チャネル導
波路7との接続面において信号光の集光位置がシフトす
る。
【0005】したがって、各出力チャネル導波路7には
異なった波長の信号光がそれぞれ入射し、各出力チャネ
ル導波路7の出力端からは異なった波長の信号光(λ
1、λ2、…、λn)が出力する。
異なった波長の信号光がそれぞれ入射し、各出力チャネ
ル導波路7の出力端からは異なった波長の信号光(λ
1、λ2、…、λn)が出力する。
【0006】図7(a)、(b)は図6に示したアレイ
導波路型グレーティングの出力側扇型スラブ導波路にお
ける集光ビームのフィールドと出力チャネル導波路のフ
ィールドとの関係を示す説明図である。図8(a)、
(b)は図6に示したアレイ導波路型グレーティングの
波長損失特性の説明図であり、横軸が波長を示し、縦軸
が損失を示している。
導波路型グレーティングの出力側扇型スラブ導波路にお
ける集光ビームのフィールドと出力チャネル導波路のフ
ィールドとの関係を示す説明図である。図8(a)、
(b)は図6に示したアレイ導波路型グレーティングの
波長損失特性の説明図であり、横軸が波長を示し、縦軸
が損失を示している。
【0007】アレイ導波路型グレーティング1の損失
は、図7(a)、(b)に示したように集光ビームの電
界分布Φfと出力導波路の電界分布Φoの重畳積分(ハ
ッチング部)に比例する。出力チャネル導波路7の電界
分布は単峰的な分布であったため、集光ビームΦfのピ
ークと一致した波長で最も損失が低くなり、急峻な波長
損失特性となる(図8(a))。
は、図7(a)、(b)に示したように集光ビームの電
界分布Φfと出力導波路の電界分布Φoの重畳積分(ハ
ッチング部)に比例する。出力チャネル導波路7の電界
分布は単峰的な分布であったため、集光ビームΦfのピ
ークと一致した波長で最も損失が低くなり、急峻な波長
損失特性となる(図8(a))。
【0008】そこで、Y分岐やパラボリック形状をした
導波路構造を用いて図7(b)に示したような入力チャ
ネル導波路3(あるいは出力チャネル導波路7)の電界
分布を双峰的な形状とした方法がとられている。この場
合、ビームの集光位置が多少シフトしても重畳積分の値
はほとんど変化せず、平坦な波長損失特性となる(図8
(b))。
導波路構造を用いて図7(b)に示したような入力チャ
ネル導波路3(あるいは出力チャネル導波路7)の電界
分布を双峰的な形状とした方法がとられている。この場
合、ビームの集光位置が多少シフトしても重畳積分の値
はほとんど変化せず、平坦な波長損失特性となる(図8
(b))。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図9は図6に示したア
レイ導波路型グレーティングの波長損失特性の部分拡大
図であり、横軸が波長軸を示し、縦軸が損失軸を示して
いる。
レイ導波路型グレーティングの波長損失特性の部分拡大
図であり、横軸が波長軸を示し、縦軸が損失軸を示して
いる。
【0010】出力導波路(入力導波路)の電界分布を双
峰的な形状とした場合、完全な平坦性を実現することは
困難であり、また、平坦性を実現するため、2〜3dB
の付加的な過剰な損失を生じていた。波長多重光通信シ
ステムへの適用を考えると、この損失増加は問題であ
り、損失改善が望まれていた。さらに、より平坦化する
と、図9に示すように通過領域にリップルが生じ伝送特
性に大きな影響を及ぼしていたという問題があった。
峰的な形状とした場合、完全な平坦性を実現することは
困難であり、また、平坦性を実現するため、2〜3dB
の付加的な過剰な損失を生じていた。波長多重光通信シ
ステムへの適用を考えると、この損失増加は問題であ
り、損失改善が望まれていた。さらに、より平坦化する
と、図9に示すように通過領域にリップルが生じ伝送特
性に大きな影響を及ぼしていたという問題があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、損失を増加させることなく通過域において略平坦な
波長損失特性を有するアレイ導波路型グレーティングを
提供することにある。
し、損失を増加させることなく通過域において略平坦な
波長損失特性を有するアレイ導波路型グレーティングを
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のアレイ導波路型グレーティングは、基板と、
基板上に形成され一端に波長多重信号光が入力される入
力チャネル導波路と、入力チャネル導波路と並列になる
ように形成され分波された出力信号光を一端から出力す
る複数の出力チャネル導波路と、一端が入力チャネル導
波路の他端及び出力チャネル導波路の他端に接続された
扇型スラブ導波路と、一端が扇型スラブ導波路の他端に
接続され所望の導波路長差ΔLで順次長くなる複数のチ
ャネル導波路アレイと、一端がチャネル導波路アレイの
他端に接続され導波路長差ΔLの2倍の長さだけ順次長
くなるファブリペロー共振器アレイとを備えたものであ
る。
に本発明のアレイ導波路型グレーティングは、基板と、
基板上に形成され一端に波長多重信号光が入力される入
力チャネル導波路と、入力チャネル導波路と並列になる
ように形成され分波された出力信号光を一端から出力す
る複数の出力チャネル導波路と、一端が入力チャネル導
波路の他端及び出力チャネル導波路の他端に接続された
扇型スラブ導波路と、一端が扇型スラブ導波路の他端に
接続され所望の導波路長差ΔLで順次長くなる複数のチ
ャネル導波路アレイと、一端がチャネル導波路アレイの
他端に接続され導波路長差ΔLの2倍の長さだけ順次長
くなるファブリペロー共振器アレイとを備えたものであ
る。
【0013】上記構成に加え本発明のアレイ導波路型グ
レーティングのファブリペロー共振器アレイは、チャネ
ル導波路アレイとの接続面の反射率が略11%であり、
接続面に対向する面の反射率が略100%の完全反射で
あるのが好ましい。
レーティングのファブリペロー共振器アレイは、チャネ
ル導波路アレイとの接続面の反射率が略11%であり、
接続面に対向する面の反射率が略100%の完全反射で
あるのが好ましい。
【0014】上記構成に加え本発明のアレイ導波路型グ
レーティングのファブリペロー共振器アレイのチャネル
導波路アレイとの接続面に、反射率が略11%となる金
属膜がコーティングされ、接続面に対向する面に略10
0%の金属膜か、あるいはTiO2 及びSiO2 の誘電
体多層膜がコーティングされていてもよい。
レーティングのファブリペロー共振器アレイのチャネル
導波路アレイとの接続面に、反射率が略11%となる金
属膜がコーティングされ、接続面に対向する面に略10
0%の金属膜か、あるいはTiO2 及びSiO2 の誘電
体多層膜がコーティングされていてもよい。
【0015】本発明のアレイ導波路型グレーティング
は、基板と、基板上に形成され一端に波長多重信号光が
入力される入力チャネル導波路と、入力チャネル導波路
と並列になるように形成され分波された出力信号光を一
端から出力する出力チャネル導波路と、一端が入力チャ
ネル導波路の他端及び出力チャネル導波路の他端に接続
された扇型スラブ導波路と、一端が扇型スラブ導波路の
他端に接続され所望の導波路長差ΔLで順次長くなる複
数のチャネル導波路アレイと、一端がチャネル導波路ア
レイの他端にそれぞれ接続され導波路長差ΔLの2倍の
長さだけ順次長くなると共に半同心円状に形成された他
のチャネル導波路アレイと、チャネル導波路アレイと他
のチャネル導波路アレイとの間に形成され略11%の反
射率を有する反射膜と、他のチャネル導波路の他端に形
成され略100%の反射率を有する反射膜とを備えたも
のである。
は、基板と、基板上に形成され一端に波長多重信号光が
入力される入力チャネル導波路と、入力チャネル導波路
と並列になるように形成され分波された出力信号光を一
端から出力する出力チャネル導波路と、一端が入力チャ
ネル導波路の他端及び出力チャネル導波路の他端に接続
された扇型スラブ導波路と、一端が扇型スラブ導波路の
他端に接続され所望の導波路長差ΔLで順次長くなる複
数のチャネル導波路アレイと、一端がチャネル導波路ア
レイの他端にそれぞれ接続され導波路長差ΔLの2倍の
長さだけ順次長くなると共に半同心円状に形成された他
のチャネル導波路アレイと、チャネル導波路アレイと他
のチャネル導波路アレイとの間に形成され略11%の反
射率を有する反射膜と、他のチャネル導波路の他端に形
成され略100%の反射率を有する反射膜とを備えたも
のである。
【0016】本発明のアレイ導波路型グレーティング
は、基板と、基板上に形成され一端に波長多重信号光が
入力される入力チャネル導波路と、入力チャネル導波路
と並列になるように形成され分波された出力信号光を一
端から出力する出力チャネル導波路と、一端が入力チャ
ネル導波路の他端及び出力チャネル導波路の他端に接続
された扇型スラブ導波路と、一端が扇型スラブ導波路の
他端に接続され所望の導波路長差ΔLで順次長くなる複
数のチャネル導波路アレイと、一端がチャネル導波路ア
レイの他端にそれぞれ接続され導波路長差ΔLの2倍の
長さだけ順次長くなる他のチャネル導波路アレイと、チ
ャネル導波路アレイと他のチャネル導波路アレイとの接
続部に両チャネル導波路と交差するように形成された第
1の溝と、第1の溝内に挿入され略11%の反射率を有
する反射膜と、他のチャネル導波路の途中に他のチャネ
ル導波路と交差するように形成された第2の溝と、第2
の溝内に挿入され略100%の反射率を有する反射膜と
を備えたものである。
は、基板と、基板上に形成され一端に波長多重信号光が
入力される入力チャネル導波路と、入力チャネル導波路
と並列になるように形成され分波された出力信号光を一
端から出力する出力チャネル導波路と、一端が入力チャ
ネル導波路の他端及び出力チャネル導波路の他端に接続
された扇型スラブ導波路と、一端が扇型スラブ導波路の
他端に接続され所望の導波路長差ΔLで順次長くなる複
数のチャネル導波路アレイと、一端がチャネル導波路ア
レイの他端にそれぞれ接続され導波路長差ΔLの2倍の
長さだけ順次長くなる他のチャネル導波路アレイと、チ
ャネル導波路アレイと他のチャネル導波路アレイとの接
続部に両チャネル導波路と交差するように形成された第
1の溝と、第1の溝内に挿入され略11%の反射率を有
する反射膜と、他のチャネル導波路の途中に他のチャネ
ル導波路と交差するように形成された第2の溝と、第2
の溝内に挿入され略100%の反射率を有する反射膜と
を備えたものである。
【0017】上記構成に加え本発明のアレイ導波路型グ
レーティングの反射膜は、ポリイミドの薄膜上にシリコ
ンや金等の金属膜が蒸着されていてもよい。
レーティングの反射膜は、ポリイミドの薄膜上にシリコ
ンや金等の金属膜が蒸着されていてもよい。
【0018】上記構成に加え本発明のアレイ導波路型グ
レーティングは、金属膜を蒸着したポリイミド反射膜が
光学樹脂で固定されているのが好ましい。
レーティングは、金属膜を蒸着したポリイミド反射膜が
光学樹脂で固定されているのが好ましい。
【0019】上記構成に加え本発明のアレイ導波路型グ
レーティングは、チャネル導波路が石英基板上か、ある
いはシリコン基板上に形成され、石英ガラスを主成分と
した材料により構成されているのが好ましい。
レーティングは、チャネル導波路が石英基板上か、ある
いはシリコン基板上に形成され、石英ガラスを主成分と
した材料により構成されているのが好ましい。
【0020】上記構成に加え本発明のアレイ導波路型グ
レーティングのチャネル導波路はInPを主成分として
構成されているのが好ましい。
レーティングのチャネル導波路はInPを主成分として
構成されているのが好ましい。
【0021】本発明によれば、波長多重信号光がチャネ
ル導波路アレイで分波された信号光をファブリーペロー
共振器内で反射させ、再度チャネル導波路アレイを通過
させることにより、損失を増加させることなく通過域に
おいて略平坦な波長損失特性を有するアレイ導波路型グ
レーティングが得られる。
ル導波路アレイで分波された信号光をファブリーペロー
共振器内で反射させ、再度チャネル導波路アレイを通過
させることにより、損失を増加させることなく通過域に
おいて略平坦な波長損失特性を有するアレイ導波路型グ
レーティングが得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【0023】図1(a)は本発明のアレイ導波路型グレ
ーティングの一実施の形態を示す平面図であり、図1
(b)は図1(a)のA−A線断面図であり、図1
(c)は図1(a)に示したアレイ導波路型グレーティ
ングの他の実施の形態を示すA−A線断面図である。
ーティングの一実施の形態を示す平面図であり、図1
(b)は図1(a)のA−A線断面図であり、図1
(c)は図1(a)に示したアレイ導波路型グレーティ
ングの他の実施の形態を示すA−A線断面図である。
【0024】図1(a)に示すアレイ導波路型グレーテ
ィング10は、基板11と、基板11上に形成され一端
に波長多重信号光が入力される入力チャネル導波路12
と、入力チャネル導波路12と並列になるように形成さ
れ分波された出力信号光を一端から出力する複数の出力
チャネル導波路13と、一端が入力チャネル導波路12
の他端及び出力チャネル導波路13の他端に接続された
扇型スラブ導波路14と、一端が扇型スラブ導波路14
の他端に接続され所望の導波路長差ΔLで順次長くなる
複数のチャネル導波路アレイ15と、一端がチャネル導
波路アレイ15の他端に接続され導波路長差ΔLの2倍
の長さだけ順次長くなるファブリペロー共振器アレイ1
6とで構成されている。
ィング10は、基板11と、基板11上に形成され一端
に波長多重信号光が入力される入力チャネル導波路12
と、入力チャネル導波路12と並列になるように形成さ
れ分波された出力信号光を一端から出力する複数の出力
チャネル導波路13と、一端が入力チャネル導波路12
の他端及び出力チャネル導波路13の他端に接続された
扇型スラブ導波路14と、一端が扇型スラブ導波路14
の他端に接続され所望の導波路長差ΔLで順次長くなる
複数のチャネル導波路アレイ15と、一端がチャネル導
波路アレイ15の他端に接続され導波路長差ΔLの2倍
の長さだけ順次長くなるファブリペロー共振器アレイ1
6とで構成されている。
【0025】このアレイ導波路型グレーティング10
は、後段(図の右側)のファブリペロー共振器アレイ1
6でチャネル導波路アレイ15からの光がほとんど反射
されて戻されるので、分波された信号光は、入力チャネ
ル導波路12と同じ側に配置された出力チャネル導波路
13から出射される。ファブリペロー共振器アレイ16
は、チャネル導波路アレイ17と略11%の反射率を有
する反射膜(材質Si)18aと略100%の反射率を
有する反射膜(材質TiO2 /SiO2 )18bとを有
し、複数のチャネル導波路アレイ15の他端側の端面
と、ファブリペロー共振器アレイ16の一端側の端面と
は光学接着剤19で接続されている。
は、後段(図の右側)のファブリペロー共振器アレイ1
6でチャネル導波路アレイ15からの光がほとんど反射
されて戻されるので、分波された信号光は、入力チャネ
ル導波路12と同じ側に配置された出力チャネル導波路
13から出射される。ファブリペロー共振器アレイ16
は、チャネル導波路アレイ17と略11%の反射率を有
する反射膜(材質Si)18aと略100%の反射率を
有する反射膜(材質TiO2 /SiO2 )18bとを有
し、複数のチャネル導波路アレイ15の他端側の端面
と、ファブリペロー共振器アレイ16の一端側の端面と
は光学接着剤19で接続されている。
【0026】ファブリペロー共振器アレイ16のチャネ
ル導波路アレイ17は、チャネル導波路アレイ15と同
様に導波路長が順次ΔPずつ長くなっている。導波路長
差ΔLと導波路長差ΔPとの関係は、数1式で表され
る。
ル導波路アレイ17は、チャネル導波路アレイ15と同
様に導波路長が順次ΔPずつ長くなっている。導波路長
差ΔLと導波路長差ΔPとの関係は、数1式で表され
る。
【0027】
【数1】ΔP=2×ΔL ここで、ΔP:導波路アレイ17の導波路長差 ΔL:チャネル導波路アレイ15の導波路長差 なお、両チャネル導波路アレイ15、17は、図1
(a)、(b)に示すように石英からなる基板11gの
上にコア20を形成し、そのコア20をクラッド21で
覆うか、或いはSiからなる基板11sの上にバッファ
層22を形成し、バッファ層22の上にコア20を形成
し、そのコア20をクラッド21で覆った構造となって
いる。なお、バッファ層22はコア20からSi基板1
1sへの光の漏洩を抑制するためのものである。
(a)、(b)に示すように石英からなる基板11gの
上にコア20を形成し、そのコア20をクラッド21で
覆うか、或いはSiからなる基板11sの上にバッファ
層22を形成し、バッファ層22の上にコア20を形成
し、そのコア20をクラッド21で覆った構造となって
いる。なお、バッファ層22はコア20からSi基板1
1sへの光の漏洩を抑制するためのものである。
【0028】以下、図1(a)に示したアレイ導波路型
グレーティングの動作原理について説明する。
グレーティングの動作原理について説明する。
【0029】入力チャネル導波路12に入力した種々の
波長(λ1、λ2、…、λn)の信号光は、扇型スラブ
導波路14において横方向に閉じ込めがないため、回折
により広がり、チャネル導波路アレイ15を伝搬する。
チャネル導波路アレイ15から出射した信号光は、ファ
ブリペロー共振器アレイ16に形成される反射膜18で
一部反射した後、残りの信号光はチャネル導波路アレイ
17を伝搬し、反射膜18で略100%反射される。反
射された信号光は、ファブリペロー共振器アレイ16を
何回も往復し、結果として再び扇型スラブ導波路14へ
戻ってくる。Sはファブリペロー共振器アレイ16から
反射して戻ってきたチャネル導波路アレイ15内の信号
光の等位相面を示したものである。扇型スラブ導波路1
4中では、この等位相面Sに垂直な方向に信号光が進む
ため、扇型スラブ導波路14の一端に集光し、出力チャ
ネル導波路13のいずれかに結合して取り出される。
波長(λ1、λ2、…、λn)の信号光は、扇型スラブ
導波路14において横方向に閉じ込めがないため、回折
により広がり、チャネル導波路アレイ15を伝搬する。
チャネル導波路アレイ15から出射した信号光は、ファ
ブリペロー共振器アレイ16に形成される反射膜18で
一部反射した後、残りの信号光はチャネル導波路アレイ
17を伝搬し、反射膜18で略100%反射される。反
射された信号光は、ファブリペロー共振器アレイ16を
何回も往復し、結果として再び扇型スラブ導波路14へ
戻ってくる。Sはファブリペロー共振器アレイ16から
反射して戻ってきたチャネル導波路アレイ15内の信号
光の等位相面を示したものである。扇型スラブ導波路1
4中では、この等位相面Sに垂直な方向に信号光が進む
ため、扇型スラブ導波路14の一端に集光し、出力チャ
ネル導波路13のいずれかに結合して取り出される。
【0030】図2は図1に示したアレイ導波路型グレー
ティングの各チャネルを伝搬する光の波長に対する位相
変化を示した図であり、横軸は波長軸であり、縦軸が位
相軸である。
ティングの各チャネルを伝搬する光の波長に対する位相
変化を示した図であり、横軸は波長軸であり、縦軸が位
相軸である。
【0031】図2より波長変化に対して、階段状の位相
変化を示していることが分かる。このことは、等位相面
が、波長に対して階段状にその傾きを変化させることを
意味している。すなわち、ある波長においては、その集
光位置を変化させず、止まったままであり、さらに波長
が変化すると同時に集光位置を変化させることになる。
変化を示していることが分かる。このことは、等位相面
が、波長に対して階段状にその傾きを変化させることを
意味している。すなわち、ある波長においては、その集
光位置を変化させず、止まったままであり、さらに波長
が変化すると同時に集光位置を変化させることになる。
【0032】図3は図1に示したアレイ導波路型グレー
ティングの波長損失特性を示す図であり、横軸が波長
軸、縦軸が損失軸である。
ティングの波長損失特性を示す図であり、横軸が波長
軸、縦軸が損失軸である。
【0033】図3より従来のアレイ導波路型グレーティ
ングと比較し、損失を犠牲にすることなく、また、通過
域においてリップルのない矩形的な波長損失特性が得ら
れるのが分かる。
ングと比較し、損失を犠牲にすることなく、また、通過
域においてリップルのない矩形的な波長損失特性が得ら
れるのが分かる。
【0034】図4は本発明のアレイ導波路型グレーティ
ングの他の実施の形態を示す平面図である。なお、図1
に示した実施の形態と同様の部材には共通の符号を用い
た。
ングの他の実施の形態を示す平面図である。なお、図1
に示した実施の形態と同様の部材には共通の符号を用い
た。
【0035】本実施の形態と図1に示した実施の形態と
の相違点は、ファブリーペロー共振器アレイ16aのチ
ャネル導波路アレイ17aが半同心円状に形成されてい
る点である。
の相違点は、ファブリーペロー共振器アレイ16aのチ
ャネル導波路アレイ17aが半同心円状に形成されてい
る点である。
【0036】すなわち、ファブリーペロー共振器アレイ
16aは、一端がチャネル導波路アレイ15の他端にそ
れぞれ接続され導波路長差ΔLの2倍の長さだけ順次長
くなると共に半同心円状に形成されたチャネル導波路ア
レイ17aと、チャネル導波路アレイ15とチャネル導
波路アレイ17との間に形成され略11%の反射率を有
する反射膜18aと、チャネル導波路アレイ17aの他
端に形成され略100%の反射率を有する反射膜18b
とで構成されたものである。
16aは、一端がチャネル導波路アレイ15の他端にそ
れぞれ接続され導波路長差ΔLの2倍の長さだけ順次長
くなると共に半同心円状に形成されたチャネル導波路ア
レイ17aと、チャネル導波路アレイ15とチャネル導
波路アレイ17との間に形成され略11%の反射率を有
する反射膜18aと、チャネル導波路アレイ17aの他
端に形成され略100%の反射率を有する反射膜18b
とで構成されたものである。
【0037】このようなファブリーペロー共振器アレイ
16aを用いることにより、コンパクトな構造のアレイ
導波路型グレーティング10aが得られる。
16aを用いることにより、コンパクトな構造のアレイ
導波路型グレーティング10aが得られる。
【0038】図5(a)は本発明のアレイ導波路型グレ
ーティングの他の実施の形態を示す平面図であり、図5
(b)は図5(a)の第1の溝に挿入される反射膜の構
造図であり、図5(c)は図5(a)の第2の溝に挿入
される反射膜の構造図である。
ーティングの他の実施の形態を示す平面図であり、図5
(b)は図5(a)の第1の溝に挿入される反射膜の構
造図であり、図5(c)は図5(a)の第2の溝に挿入
される反射膜の構造図である。
【0039】本実施の形態と図1に示した実施の形態と
の相違点は、ファブリペロー共振器アレイ16bがアレ
イ導波路型グレーティング10bに一体化されている点
である。
の相違点は、ファブリペロー共振器アレイ16bがアレ
イ導波路型グレーティング10bに一体化されている点
である。
【0040】すなわち、このアレイ導波路型グレーティ
ング10bは、基板11aと、基板11a上に形成され
一端に波長多重信号光が入力される入力チャネル導波路
12と、入力チャネル導波路12と並列になるように形
成され分波された出力信号光を一端から出力する出力チ
ャネル導波路13と、一端が入力チャネル導波路12の
他端及び出力チャネル導波路13の他端に接続された扇
型スラブ導波路14と、一端が扇型スラブ導波路14の
他端に接続され所望の導波路長差ΔLで順次長くなる複
数のチャネル導波路アレイ15と、一端がチャネル導波
路アレイ15の他端にそれぞれ接続され導波路長差ΔL
の2倍の長さだけ順次長くなる他のチャネル導波路アレ
イ17と、チャネル導波路アレイ15と他のチャネル導
波路アレイ17との接続部に両チャネル導波路15、1
7と交差するように形成された第1の溝23と、第1の
溝23内に挿入され略11%の反射率を有する反射膜1
8aと、他のチャネル導波路アレイ17の途中に他のチ
ャネル導波路アレイ17と交差するように形成された第
2の溝24と、第2の溝24内に挿入され略100%の
反射率を有する反射膜18bとで構成されたものであ
る。
ング10bは、基板11aと、基板11a上に形成され
一端に波長多重信号光が入力される入力チャネル導波路
12と、入力チャネル導波路12と並列になるように形
成され分波された出力信号光を一端から出力する出力チ
ャネル導波路13と、一端が入力チャネル導波路12の
他端及び出力チャネル導波路13の他端に接続された扇
型スラブ導波路14と、一端が扇型スラブ導波路14の
他端に接続され所望の導波路長差ΔLで順次長くなる複
数のチャネル導波路アレイ15と、一端がチャネル導波
路アレイ15の他端にそれぞれ接続され導波路長差ΔL
の2倍の長さだけ順次長くなる他のチャネル導波路アレ
イ17と、チャネル導波路アレイ15と他のチャネル導
波路アレイ17との接続部に両チャネル導波路15、1
7と交差するように形成された第1の溝23と、第1の
溝23内に挿入され略11%の反射率を有する反射膜1
8aと、他のチャネル導波路アレイ17の途中に他のチ
ャネル導波路アレイ17と交差するように形成された第
2の溝24と、第2の溝24内に挿入され略100%の
反射率を有する反射膜18bとで構成されたものであ
る。
【0041】反射膜18aは、厚さ約10μmのポリイ
ミドフィルム25と、ポリイミドフィルム25上に形成
されたサブミクロンの厚さのSi膜26とで構成された
ものである。反射膜18bは、厚さ約10μmのポリイ
ミドフィルム25と、ポリイミドフィルム25上に形成
されたTiO2 /SiO2 の多層膜27とで構成された
ものである。
ミドフィルム25と、ポリイミドフィルム25上に形成
されたサブミクロンの厚さのSi膜26とで構成された
ものである。反射膜18bは、厚さ約10μmのポリイ
ミドフィルム25と、ポリイミドフィルム25上に形成
されたTiO2 /SiO2 の多層膜27とで構成された
ものである。
【0042】このようなアレイ導波路型グレーティング
10bにおいても図1に示したアレイ導波路型グレーテ
ィング10と同様の効果が得られる。また、アレイ導波
路型グレーティング10bにファブリペロー共振器アレ
イ16bが一体的に形成されているので、チャネル導波
路アレイ15とチャネル導波路アレイ17との光軸合わ
せや接続が不要となり、製造工数を低減できる。
10bにおいても図1に示したアレイ導波路型グレーテ
ィング10と同様の効果が得られる。また、アレイ導波
路型グレーティング10bにファブリペロー共振器アレ
イ16bが一体的に形成されているので、チャネル導波
路アレイ15とチャネル導波路アレイ17との光軸合わ
せや接続が不要となり、製造工数を低減できる。
【0043】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【0044】損失を増加させることなく通過域において
略平坦な波長損失特性を有するアレイ導波路型グレーテ
ィングの提供を実現することができる。
略平坦な波長損失特性を有するアレイ導波路型グレーテ
ィングの提供を実現することができる。
【図1】(a)は本発明のアレイ導波路型グレーティン
グの一実施の形態を示す平面図であり、(b)は(a)
のA−A線断面図であり、(c)は(a)に示したアレ
イ導波路型グレーティングの他の実施の形態を示すA−
A線断面図である。
グの一実施の形態を示す平面図であり、(b)は(a)
のA−A線断面図であり、(c)は(a)に示したアレ
イ導波路型グレーティングの他の実施の形態を示すA−
A線断面図である。
【図2】図1に示したアレイ導波路型グレーティングの
各チャネルを伝搬する光の波長に対する位相変化を示し
た図である。
各チャネルを伝搬する光の波長に対する位相変化を示し
た図である。
【図3】図1に示したアレイ導波路型グレーティングの
波長損失特性を示す図である。
波長損失特性を示す図である。
【図4】本発明のアレイ導波路型グレーティングの他の
実施の形態を示す平面図である。
実施の形態を示す平面図である。
【図5】(a)は本発明のアレイ導波路型グレーティン
グの他の実施の形態を示す平面図であり、(b)は
(a)の第1の溝に挿入される反射膜の構造図であり、
(c)は(a)の第2の溝に挿入される反射膜の構造図
である。
グの他の実施の形態を示す平面図であり、(b)は
(a)の第1の溝に挿入される反射膜の構造図であり、
(c)は(a)の第2の溝に挿入される反射膜の構造図
である。
【図6】アレイ導波路型グレーティングの従来例を示す
平面図である。
平面図である。
【図7】(a)、(b)は図6に示したアレイ導波路型
グレーティングの出力側扇型スラブ導波路における集光
ビームのフィールドと出力チャネル導波路のフィールド
との関係を示す説明図である。
グレーティングの出力側扇型スラブ導波路における集光
ビームのフィールドと出力チャネル導波路のフィールド
との関係を示す説明図である。
【図8】(a)、(b)は図6に示したアレイ導波路型
グレーティングの波長損失特性の説明図である。
グレーティングの波長損失特性の説明図である。
【図9】図6に示したアレイ導波路型グレーティングの
波長損失特性の部分拡大図である。
波長損失特性の部分拡大図である。
10 アレイ導波路型グレーティング 12 入力チャネル導波路 13 出力チャネル導波路 14 扇型スラブ導波路 15、17 チャネル導波路アレイ 16 ファブリーペロー共振器アレイ 18a、18b 反射膜 19 光学接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸 浩一 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 千葉 貴史 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 Fターム(参考) 2H047 KA03 KA12 LA01 LA19 QA02 QA04 TA31 TA44
Claims (9)
- 【請求項1】 基板と、該基板上に形成され一端に波長
多重信号光が入力される入力チャネル導波路と、該入力
チャネル導波路と並列になるように形成され分波された
出力信号光を一端から出力する複数の出力チャネル導波
路と、一端が上記入力チャネル導波路の他端及び上記出
力チャネル導波路の他端に接続された扇型スラブ導波路
と、一端が該扇型スラブ導波路の他端に接続され所望の
導波路長差ΔLで順次長くなる複数のチャネル導波路ア
レイと、一端が該チャネル導波路アレイの他端に接続さ
れ上記導波路長差ΔLの2倍の長さだけ順次長くなるフ
ァブリペロー共振器アレイとを備えたことを特徴とする
アレイ導波路型グレーティング。 - 【請求項2】 上記ファブリペロー共振器アレイは、上
記チャネル導波路アレイとの接続面の反射率が略11%
であり、該接続面に対向する面の反射率が略100%の
完全反射である請求項1に記載のアレイ導波路型グレー
ティング。 - 【請求項3】 上記ファブリペロー共振器アレイの上記
チャネル導波路アレイとの接続面に、反射率が略11%
となる金属膜がコーティングされ、該接続面に対向する
面に略100%の金属膜か、あるいはTiO2 及びSi
O2 の誘電体多層膜がコーティングされている請求項1
または2に記載のアレイ導波路型グレーティング。 - 【請求項4】 基板と、該基板上に形成され一端に波長
多重信号光が入力される入力チャネル導波路と、該入力
チャネル導波路と並列になるように形成され分波された
出力信号光を一端から出力する出力チャネル導波路と、
一端が上記入力チャネル導波路の他端及び上記出力チャ
ネル導波路の他端に接続された扇型スラブ導波路と、一
端が該扇型スラブ導波路の他端に接続され所望の導波路
長差ΔLで順次長くなる複数のチャネル導波路アレイ
と、一端が該チャネル導波路アレイの他端にそれぞれ接
続され上記導波路長差ΔLの2倍の長さだけ順次長くな
ると共に半同心円状に形成された他のチャネル導波路ア
レイと、上記チャネル導波路アレイと上記他のチャネル
導波路アレイとの間に形成され略11%の反射率を有す
る反射膜と、上記他のチャネル導波路の他端に形成され
略100%の反射率を有する反射膜とを備えたことを特
徴とするアレイ導波路型グレーティング。 - 【請求項5】 基板と、該基板上に形成され一端に波長
多重信号光が入力される入力チャネル導波路と、該入力
チャネル導波路と並列になるように形成され分波された
出力信号光を一端から出力する出力チャネル導波路と、
一端が上記入力チャネル導波路の他端及び上記出力チャ
ネル導波路の他端に接続された扇型スラブ導波路と、一
端が該扇型スラブ導波路の他端に接続され所望の導波路
長差ΔLで順次長くなる複数のチャネル導波路アレイ
と、一端が該チャネル導波路アレイの他端にそれぞれ接
続され上記導波路長差ΔLの2倍の長さだけ順次長くな
る他のチャネル導波路アレイと、上記チャネル導波路ア
レイと上記他のチャネル導波路アレイとの接続部に両チ
ャネル導波路と交差するように形成された第1の溝と、
第1の溝内に挿入され略11%の反射率を有する反射膜
と、上記他のチャネル導波路の途中に上記他のチャネル
導波路と交差するように形成された第2の溝と、第2の
溝内に挿入され略100%の反射率を有する反射膜とを
備えたことを特徴とするアレイ導波路型グレーティン
グ。 - 【請求項6】 上記反射膜は、ポリイミドの薄膜上にシ
リコンや金等の金属膜が蒸着されているものである請求
項1から5のいずれかに記載のアレイ導波路型グレーテ
ィング。 - 【請求項7】 上記金属膜を蒸着したポリイミド反射膜
が光学樹脂で固定された請求項1から6のいずれかに記
載のアレイ導波路型グレーティング。 - 【請求項8】 上記チャネル導波路が石英基板上か、あ
るいはシリコン基板上に形成され、石英ガラスを主成分
とした材料により構成されている請求項1から7のいず
れかに記載のアレイ導波路型グレーティング。 - 【請求項9】 上記チャネル導波路はInPを主成分と
して構成されている請求項1から8のいずれかに記載の
アレイ導波路型グレーティング。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP35025799A JP2001166162A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | アレイ導波路型グレーティング |
GB0119350A GB2362722B (en) | 1999-12-09 | 2000-12-08 | Array waveguide grating and method of manufacture thereof |
CA002362653A CA2362653C (en) | 1999-12-09 | 2000-12-08 | Array waveguide grating and method of manufacture thereof |
PCT/JP2000/008715 WO2001042833A1 (fr) | 1999-12-09 | 2000-12-08 | Grille de guide d'ondes en reseau et son precede de fabrication |
US09/890,625 US6556749B2 (en) | 1999-12-09 | 2000-12-08 | Array waveguide grating and method of manufacture thereof |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35025799A JP2001166162A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | アレイ導波路型グレーティング |
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---|---|
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---|---|
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GB (1) | GB2362722B (ja) |
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JPH1144825A (ja) | 1997-07-28 | 1999-02-16 | Fujitsu Ltd | 光デバイス及びその製造方法 |
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-
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-
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