JP2001163660A - 硬化性組成物及び硬化体 - Google Patents
硬化性組成物及び硬化体Info
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Abstract
10〜1.20の溶融スラグ粉末10〜85重量%、
(B)水ガラスを固形分で5〜40重量%及び(C)ア
ルミナセメント5〜70重量%を含有する硬化性組成物
及び硬化体。 【効果】 耐酸性、施工性に優れ、廃棄物スラグを利用
することもできる。
Description
ミ等の溶融スラグが利用でき、耐酸性と施工性に優れた
硬化性組成物及びその硬化体に関する。
は重金属を多量に含んでいるため、環境汚染を考慮する
とそのまま廃棄することはできない。そこで、自治体に
よっては下水汚泥、都市ゴミをスラグ化することで重金
属を固定し、路盤材や埋め立てに使っている。また重金
属を含む焼却灰は、キレート樹脂で重金属を固定し、再
溶出しないようにした後、セメントで固化し廃棄処分す
る方法が一般的であった。また、該焼却灰をセメント原
料に利用する方法も考えられた。
定する方法は、キレート樹脂自体が極めて高価であるた
め、焼却灰を大量に固化処理すると、処理費用が莫大と
なり不経済であった。また、焼却灰をセメント原料に利
用する方法もセメントが高価になる問題と焼却灰に塩素
が含まれている点で用途分野が限定される。したがっ
て、どちらも完全なリサイクル方法とはなり得なかっ
た。
でに再利用されており、更に、モルタル、コンクリート
の混和材及び混合セメントの原料として用いられてい
る。高炉スラグの使用目的は、化学的抵抗性、すなわ
ち、耐薬品性、耐硫酸塩、耐海水性を硬化体に付与する
ことにある。ポルトランドセメントの場合、C3S、C2
Sの水和により多量のCa(OH)2とC−S−Hゲル
を生成する。高炉スラグを添加すると生成したCa(O
H)2はただちに高炉スラグと反応してC−S−Hゲル
を作りC−S−Hゲルの生成量が増すため、硬化体の水
密性が向上する。その結果、化学抵抗性が発揮される。
ルは、十分に酸に対して強いものではなく、下水道施設
のような硫酸雰囲気中では、硫酸を反応し、2水石膏を
生成する。その結果、これを含む硬化体は、溶解、膨張
破壊等を起こすことがあった。
ラスが使用されてきた。これは、水ガラスがケイフッ化
ナトリウムや縮合リン酸アルミニウム等により、耐酸性
に優れるシリカゲルを生成するからである。
は、耐水性に劣り、脱水による収縮があり、また、未反
応の水ガラスと可溶性の金属塩が水に溶けるため、硬化
体がポーラスとなり耐浸透性が悪いという欠点を有して
いた。このような欠点を改善するため、CaO/SiO
2のモル比が0.1〜1.2の溶融スラグ粉末と水ガラ
スと骨材を含有する耐酸性セメント組成物が考案されて
いる(特開平10−218644号)。このものは耐酸
性に優れ、かつ原料として廃棄物溶融スラグを利用でき
るものであるが、寸法安定性と施工性が必ずしも十分に
満足行くものではなかった。例えば、水ガラスと非結晶
溶融スラグを利用し、耐酸性のある左官モルタルを作製
した場合、粘性は高いが流動性もあるため、壁面、天井
部に施工すると流れ落ちる場合があった。また、薄く塗
り付けることができても、硬化後に著しいひび割れが発
生することがあった。
は、上記欠点がなく、廃棄物溶融スラグを利用できる耐
酸性の硬化性組成物及び硬化体を提供することにある。
者は、鋭意研究を行った結果、廃棄物溶融スラグ等を包
含するCaO/SiO2のモル比が0.1〜1.2であ
る溶融スラグ粉末と水ガラスとアルミナセメントのそれ
ぞれを一定割合で含有する組成物が、施工性がよく、優
れた耐酸性を有する硬化体が得られることを見出し、本
発明を完成した。
O2のモル比が0.10〜1.20の溶融スラグ粉末1
0〜85重量%、(B)水ガラスを固形分で5〜40重
量%及び(C)アルミナセメント5〜70重量%を含有
する硬化性組成物を提供するものである。
混合し、養生することにより得られる硬化体を提供する
ものである。
スラグ粉末は、CaO/SiO2のモル比が、0.10
〜1.20になるように、下水汚泥、都市ゴミ等の焼却
物、粘土、石灰石等の原料の1種又は2種以上を配合し
たものを高温で溶融し、急冷して得られるスラグを粉砕
したものである。このうち、下水汚泥溶融スラグ、都市
ゴミ溶融スラグ等の廃棄物溶融スラグが、経済性及び廃
棄物のリサイクルという点で好ましい。(A)成分のC
aO/SiO2のモル比は、0.10〜1.20である
が、0.10〜0.60の範囲が特に好ましい。このモ
ル比が0.10未満であると、組成物の反応性が低く、
十分初期強度を発現する耐久性のある硬化体が得られな
い。一方、このモル比が1.20を超えると、硬化体中
に水酸化カルシウムが残存し、これが硫酸存在下で、2
水石膏を生成し、膨張破壊を引き起こすため、硬化体の
耐酸性が不十分となる。
性の観点から比表面積で好ましくは、2000〜150
00cm2/g、より好ましくは3000〜15000cm2
/g、特に好ましくは4000〜15000cm2/gで
ある。なお、比表面積が15000cm2/gを超えたも
のでも本発明に好適に使用できるが、粉砕にコストがか
かり経済的でないので、上限を15000cm2/gとし
たものである。一方、これが2000cm2/g未満であ
ると、水和活性が乏しく、硬化体の強度が不十分となる
ことがある。
に限定されるものでなく市販のものが使用でき、JIS
規格により規定される1号、2号、3号の他、各水ガラ
スメーカーで製造販売されているJIS規格外の製品に
おいても使用が可能であり、それぞれを単体で使用する
他、2種類以上を組み合わせて使用することが出来る。
40重量%、好ましくは10〜30重量%(固形分換
算)である。この量が5重量%未満であると、十分な耐
酸性を有する硬化体が得られず、40重量%を超えると
粘性が大きくなりすぎ、成形又は作業が困難となること
がある。
(C)は、特に限定するものでなく市販のものが使用で
きるが、好ましくはCaO・Al2O3の含有率が高いも
のが良い。例えば、ラファージュ社製「セカール51B
TF」,電気化学工業社製「アルミナセメント1号」等
が好ましい。(C)の含有量は5〜70重量%の範囲で
あれば良い。70重量%を超えると良好な耐酸性を示さ
なくなる。また、特に常温養生においては、本発明の硬
化体の収縮量が大きくなる傾向があるので、収縮を低下
させるため含有率を5重量%以上にするのが好ましい。
炉スラグ、転炉スラグ、脱リンスラグ、脱ケイスラグ及
び脱硫スラグから選ばれる1種又は2種以上の結合材
(D)を配合することができる。本発明に用いられる、
結合材(D)は特に限定するものでなく市販のものが使
用できるが、粉末度が比表面積で4000cm2/g以上
のものが好ましい。結合材の含有率は1〜30重量%の
範囲であれば良いが、好ましい範囲としては5〜20重
量%である。溶融スラグ(A)を結合材(D)と併用す
ることにより、常温養生において良好な強度発現性を持
つ硬化体が得られる。結合材(D)の含有率を増加する
ことにより早強性が得られるが、同時に含有率が30重
量%を超えると耐酸性が低下する傾向にある。このため
結合材(D)の含有率を使用する溶融スラグ粉末(A)
のCaO/SiO2モル比に合わせて調整する事により
耐酸性の良好な硬化体を得られる。溶融スラグ粉末
(A)と結合材(D)の混合物のCaO/SiO2モル
比が1.20以下、好ましくは0.80以下、より好ま
しくは0.60以下が耐酸性の点から好ましい範囲であ
る。また、アルミナセメント(C)と結合材(D)の合
計は6〜75重量%とすることが好ましい。
アルカリ金属塩類(E)を添加することができる。本発
明で用いられるアルカリ金属塩類(E)は、メタ珪酸ソ
ーダ、オルソ珪酸ソーダ、粉末珪酸ソーダ1号、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等が挙げ
られるが、メタ珪酸ソーダ、オルソ珪酸ソーダ、水酸化
ナトリウムが好ましい。これらは水ガラス(B)中の−
Si−O−Si−の鎖をアルカリによって切断すること
により、粘性を低下させ、モルタル、コンクリートとし
て使用した際の作業性の改善を行う他、アルカリの添加
により溶融スラグを刺激し硬化を促進する働きがある。
アルカリ金属塩類はそれぞれを単体で使用するほか、2
種類以上を組み合わせて使用することが出来る。これら
アルカリ金属塩類は、1〜15重量%添加することが好
ましく、特に1〜7重量%添加することが好ましい。ア
ルカリ金属塩類を15重量%を超えて添加した場合、強
度増進の効果は得られるが、粘性低下の効果は増進せ
ず、特にアルカリ度の高いものを過剰に添加した場合、
硬化体表面に白華を生じることがあり好ましくない。
びアルカリ金属塩類(E)を共に添加する場合、
(C)、(D)及び(E)成分の合計は、組成物中11
〜75重量%とすることが好ましい。
を含有せしめることができる。骨材の配合割合は、硬化
性組成物(骨材を含まない)に対して、30〜300重
量%とすることが出来る。骨材としては、珪酸質の細骨
材又は粗骨材が好ましい。細骨材としては、3〜8号珪
砂、珪石粉及びこれらと同等の粒度、粒径を有する川
砂、海砂、砕砂が好ましく、粗骨材は用途に応じた粒径
の砂利、砕石が好ましい。細骨材の配合割合は上記の通
りであるが、粗骨材の配合割合は、50〜300重量%
とすることが好ましい。なお、骨材の配合割合は300
重量%を超えても硬化体の耐酸性は得られるが、強度低
下と施工性の悪化を招くため好ましくない。一方、骨材
の配合割合が30重量%未満では、骨材を配合する意義
が少ない。
て練り混ぜることで左官モルタル、グラウト材、裏込め
材、耐酸性コンクリートとすることができる。更に、8
号珪砂及び又は珪石粉と比表面積8000〜12000
cm2/gの溶融スラグ粉末を配合し適量の水を加えれ
ば、地盤注入材として使用することもできる。
ラウト材、裏込め材等として使用する場合、施工方法は
鏝塗り、吹付け、ポンプ圧送、流し込み等がある。養生
方法は、通常寒冷期を除き施工現場の環境温度で行われ
る。寒冷期には、施工後凍害を避けるため加温養生を取
ることがある。耐酸性コンクリートとして使用する場合
は、施工量によりポンプ圧送、流し込み等がある。養生
方法は、施工現場の環境温度で通常行われ、寒冷期には
加温養生を取ることがある。
ラグを利用でき、かつ耐酸性、施工性に優れた硬化体と
することができる。
するが、本発明はこれに何ら限定されるものではない。
O/SiO2モル比:0.46、比表面積:5000cm2
/g〕、水ガラスとして、水ガラス1号、水ガラス3
号、高炉スラグ粉末〔比表面積:8000cm2/g〕、
アルカリ金属塩として、メタ珪酸ソーダ粉末、骨材とし
て、JIS標準砂(JIS R 5201準拠品)を用
い、これに水ガラス中の水分を考慮し水を添加し水分の
合計を調整し、混練した後、40×40×160mmの角
柱3連型枠に流し込み、3日間20℃にて湿空中で養生
した後、脱型し20℃にて水中で4日間養生し、硬化体
を得た。
50×100mmの円柱型枠に流し込み、1日間20℃に
て湿空中で養生した後、脱型し20℃にて水中で2日間
養生を行った。
50×100mmの円柱型枠に流し込み、1日間20℃に
て湿空中で養生した後、各材齢まで水中養生をした。
練して硬化体を得た。
7、比表面積:5000cm2/g〕を用い、他は実施例
1と同様にして表3に示す配合割合で混練して硬化体を
得た。
た。上記実施例1〜4と比較例1の乾燥収縮率を測定し
た結果を図1に示す。乾燥試験開始後14日において、
比較例1に対し、アルミナセメントを添加した実施例1
〜実施例4において約7割〜8割乾燥収縮が低下した。
硬化体にて、JISA 1108に準拠し圧縮強度を測
定した。また、1重量%の硫酸溶液に浸漬し、3日後の
重量変化を以って耐酸性を評価した。結果を表4に示
す。
化を測定
20℃の常温養生において、比較例2に示す、普通セメ
ント硬化体と同等又はそれ以上の強度を示した。また耐
硫酸試験においては比較例2に示す普通セメントは溶解
したが、実施例5〜10、15〜17に示す硬化体は、
ほとんど変化せず優れた耐酸性を示した。
強度を測定した。耐硫酸試験に供した供試体は1日間2
0℃にて湿空中で養生した後、20℃で封緘養生を7日
間行い、その後、5重量%の硫酸溶液に浸漬し、各材齢
の重量変化を以って耐酸性を評価した。
材齢における圧縮試験結果を図2に、耐硫酸試験結果を
図3に示す。実施例11、実施例12の硬化体の強度発
現性は比較例3に示す普通セメント硬化体に比較し初期
の強度発現性において特に優れており、1日材齢におい
て、40N/mm2を超える強度を示している。また、耐
硫酸試験においては、比較例3の普通セメント硬化体は
1日で酸に溶解してしまったが、実施例11、実施例1
2に示す硬化体は28日材齢においてもほとんど変化せ
ず、高い耐酸性を示した。
割れの有無の観察を行った。作業性の評価はコンクリー
ト擁壁の垂直面へ樹脂製の鏝を用いて塗り付けを行い、
鏝への付着性と厚付性について評価を行った。ひび割れ
の有無は30×30×6cmのJIS A 5304に規
定される歩道板に厚さ1cmに塗り付け20℃60%RH
で養生、7日後に目視で確認を行った。
の作業性とひび割れの試験の評価結果を示す。比較例4
に対し実施例13、実施例14は可塑性の改善により左
官作業時のダレが抑制され、粘性の低下により、鏝への
付着が減少し作業性の改善が見られた。また、アルミナ
セメントの添加により乾燥収縮が低減されたことによっ
て、ひび割れも抑制された。
用いて塗り付けを行ない、作業性を評価 鏝への付着性 ○:鏝への付着性が低く作業性良好 △:鏝への付着が多少認められるが塗り付け可能 ×:鏝への強い付着により下地への塗り付け困難 厚付性 ○:2cm厚に塗り付け、翌日までダレが生じない △:1cm厚に塗り付け、翌日までダレが生じない ×:モルタルの可塑性によりダレが生じ、厚付けが不可
能 ひび割れ発生の有無:JIS A 5304に規定する
30×30×6cmの歩道板に厚さ1cmに塗り付け、20
℃60%RHで養生、7日後に目視でひび割れの発生の
程度を確認 ○:ほとんどひび割れが観察されず △:細かいひび割れが少し認められる ×:全面にはっきりとしたひび割れが認められる
Claims (6)
- 【請求項1】 (A)CaO/SiO2のモル比が0.
10〜1.20の溶融スラグ粉末10〜85重量%、
(B)水ガラスを固形分で5〜40重量%及び(C)ア
ルミナセメント5〜70重量%を含有する硬化性組成
物。 - 【請求項2】 溶融スラグ粉末の粉末度が比表面積20
00〜15000cm 2/gである請求項1記載の硬化性
組成物。 - 【請求項3】 更に、(D)高炉スラグ、転炉スラグ、
脱リンスラグ、脱ケイスラグ及び脱硫スラグから選ばれ
る結合材を1〜30重量%含有する請求項1又は2記載
の硬化性組成物。 - 【請求項4】 更に、(E)アルカリ金属塩類を1〜1
5重量%含有する請求項1、2又は3記載の硬化性組成
物。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載の硬化
性組成物に対し、(F)骨材を30〜300重量%含有
せしめた硬化性組成物。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載の硬化
性組成物と水とを混合し、養生することにより得られる
硬化体。
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---|---|---|---|
JP2000034826A JP2001163660A (ja) | 1999-09-29 | 2000-02-14 | 硬化性組成物及び硬化体 |
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JP2000034826A JP2001163660A (ja) | 1999-09-29 | 2000-02-14 | 硬化性組成物及び硬化体 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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