JP2001160812A - ネットワークシステム、ネットワーク機器及びネットワーク機器の時刻校正方法 - Google Patents
ネットワークシステム、ネットワーク機器及びネットワーク機器の時刻校正方法Info
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Abstract
簡単且つ正確に校正可能とする。 【解決手段】 新たにネットワーク接続されるネットワ
ーク機器1dは、ネットワークへの接続により発生した
バスリセット信号をきっかけとして、接続機器であるネ
ットワーク機器1a〜1cのデバイス情報を取得する。
ネットワーク機器1dは、既にネットワーク接続されて
いる各ネットワーク機器1a〜1cが計測する時刻の校
正方法により決まる時間精度ランクをリストアップし、
時刻を計測する精度が自己より高いものがあるか否かを
判別する。ネットワーク機器1dは、時刻を計測する精
度が最も高い機器から時刻を示す時間情報を取得して時
刻を校正する。
Description
る複数の機器が結合されたネットワークシステム及びこ
のネットワークシステムに接続して使用されるネットワ
ーク機器に係り、特に、各機器が計測する時刻を正確な
時刻に校正することができるネットワークシステム及び
ネットワーク機器に関する。
存在する。通常、このような時計機能を有する機器の時
刻あわせは、ユーザが機器に備えられたつまみや操作パ
ネル等を操作することにより、手動で行うのが一般的で
あった。このように手動で機器の時刻あわせを行うと、
誤差が生じやすいことから、より正確な時刻を計測する
ために、基準時刻を示す信号等を受信して時刻を校正す
る機器がある。例えば、チューナー機能を備えたVCR
(Video Cassette Recorder)には、放送局から送られ
る時報に同期して時刻をあわせることで、自動的に時刻
を校正することができるものがある。
校正することができる機器は、自身が計測する時刻を校
正するのみで、他の機器が計測する時刻を校正すること
はできなかった。
して、特開平9−116819号公報には、ディジタル
インタフェースにAV機器が接続されたときに、接続さ
れたAV機器の時刻設定を行ってメッセージを表示する
技術が開示されている。
は、制御バスで接続されたAVシステムにおいて、タイ
マ予約実行時に連携して動作するAV機器の時間情報を
取得して時間調整を行う技術が開示されている。
819号公報及び特開平11−126193号公報に開
示されている技術では、相互に接続された機器の時刻を
設定して、複数の機器が計測する時刻の整合をとること
ができる。しかし、これらの技術では、接続された機器
の間で時刻の整合がとられるだけであり、時刻あわせの
基準となる機器が計測する時刻が間違っていると、接続
された機器全ての時刻が不正確になるという問題があっ
た。
のであり、ネットワーク接続した機器が計測する時刻を
簡単且つ正確に校正することができるネットワークシス
テム及びネットワーク機器を提供することを目的とす
る。
く、この発明の第1の観点に係るネットワークシステム
は、ネットワークを介して結合された時計機能を有する
複数のネットワーク機器から構成されるシステムであっ
て、各前記ネットワーク機器は、時刻を自動的に校正可
能なネットワーク機器が計測する時刻を示す時間情報を
取得し、自機が計測する時刻を校正する、ことを特徴と
する。
結合された時計機能を有する各ネットワーク機器は、時
刻を自動的に校正することができるネットワーク機器か
ら正確な時刻を示す時間情報を受けて時刻を校正するこ
とができる。これにより、ネットワーク接続された機器
が計測する時刻を正確に校正することができる。
を介して結合された他のネットワーク機器が計測する時
刻の精度を示すランク情報を記憶する記憶手段を備える
ことが望ましい。このように、各ネットワーク機器がラ
ンク情報を記憶することで、時間情報を取得するネット
ワーク機器を、時刻の精度がよいものから選択すること
ができる。
に記憶されているランク情報を検索して時刻の精度が最
も高いネットワーク機器を特定し、特定したネットワー
ク機器から時間情報を取得して自機が計測する時刻を校
正することが望ましい。これにより、各ネットワーク機
器が計測する時刻を正確に校正することができる。
経過するごとに、時刻の精度が最も高いネットワーク機
器から時間情報を取得して自機が計測する時刻を校正す
ることが望ましい。これにより、各ネットワーク機器
は、定期的に時刻を校正して、計測する時刻を正確なも
のにすることができる。
ワークシステムは、IEEE1394バスインタフェー
ス規格に準拠したバスを介して結合された複数のネット
ワーク機器から構成されるシステムであって、各前記ネ
ットワーク機器は、時刻を計測する計時手段と、当該ネ
ットワークシステムにて結合されている他のネットワー
ク機器が計測する時刻の精度を示すランク情報を記憶す
る記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているランク情
報を検索して時刻の精度が自機よりも高いネットワーク
機器があるか否かを判別し、あると判別すると、時刻の
精度が最も高いネットワーク機器を特定し、特定したネ
ットワーク機器から時刻を示す時間情報を取得して前記
計時手段が計測する時刻を校正する校正処理手段とを備
える、ことを特徴とする。
手段に記憶されているランク情報を検索して時刻の精度
が最も高いネットワーク機器を特定し、特定したネット
ワーク機器から時間情報を取得して計時手段が計測する
時刻を校正する。これにより、ネットワーク接続された
機器が計測する時刻を正確に校正することができる。
すると、ランク情報を作成して前記記憶手段に記憶し、
前記計時手段が計測する時刻を校正するための処理を実
行することが望ましい。これにより、通常はネットワー
クに接続せずに動作するポータブル機器などのような時
計機能を備えた機器であっても、このネットワークシス
テムに接続して時刻を簡単に校正した後、切り離して正
確な時刻を計測しつつ通常通りに動作することができ
る。
が最も高いネットワーク機器が複数存在すると、時刻の
精度が最も高いネットワーク機器のうち、ノードIDが
最も大きいものから時間情報を取得することが望まし
い。これにより、各ネットワーク機器は、バスの伝送に
よる遅延を最小に抑えて正確な時刻を示す時間情報を取
得し、時刻を正確に校正することができる。
が最も高いネットワーク機器が複数存在すると、時刻の
精度が最も高いネットワーク機器のうち、自機からの接
続ホップ数が最も少ないものから時間情報を取得しても
よい。これによっても、各ネットワーク機器は、バスの
伝送による遅延を最小に抑えて正確な時刻を示す時間情
報を取得することができ、時刻を正確に校正することが
できる。
ワーク機器は、IEEE1394バスインタフェース規
格に準拠したバスを介して自動的に時刻を校正可能な時
計機能を有する他のネットワーク機器に接続されるイン
タフェース手段と、時刻を計測する計時手段と、前記イ
ンタフェース手段を介して接続された他のネットワーク
機器が計測する時刻の精度を示すランク情報を記憶する
記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているランク情報
を検索して時刻の精度が自機よりも高いネットワーク機
器があるか否かを判別し、あると判別すると、時刻の精
度が最も高いネットワーク機器を特定し、前記インタフ
ェース手段を介して、特定したネットワーク機器から時
刻を示す時間情報を取得し、前記計時手段が計測する時
刻を校正する校正処理手段とを備える、ことを特徴とす
る。
手段に記憶されているランク情報を検索して時刻の精度
が最も高いネットワーク機器を特定し、特定したネット
ワーク機器から時間情報を取得して計時手段が計測する
時刻を校正する。これにより、ネットワーク接続された
機器が計測する時刻を正確に校正することができる。
すると、ランク情報を作成して前記記憶手段に記憶し、
前記計時手段が計測する時刻を校正するための処理を実
行することが望ましい。これにより、通常はネットワー
クに接続せずに動作するポータブル機器などのような時
計機能を備えた機器であっても、このネットワークシス
テムに接続して時刻を簡単に校正した後、切り離して正
確な時刻を計測しつつ通常通りに動作することができ
る。
が最も高いネットワーク機器が複数存在すると、時刻の
精度が最も高いネットワーク機器のうち、ノードIDが
最も大きいものから時間情報を取得することが望まし
い。これにより、各ネットワーク機器は、バスの伝送に
よる遅延を最小に抑えて正確な時刻を示す時間情報を取
得し、時刻を正確に校正することができる。
が最も高いネットワーク機器が複数存在すると、時刻の
精度が最も高いネットワーク機器のうち、自機からの接
続ホップ数が最も少ないものから時間情報を取得しても
よい。これによっても、各ネットワーク機器は、バスの
伝送による遅延を最小に抑えて正確な時刻を示す時間情
報を取得することができ、時刻を正確に校正することが
できる。
ワーク機器の時刻校正方法は、時計機能を有するネット
ワーク機器が、自機の計測する時刻を校正するための方
法であって、ネットワークを介して結合される他のネッ
トワーク機器が計測する時刻の精度を示すランク情報を
記憶し、ランク情報を検索して時刻の精度が自機よりも
高いネットワーク機器があるか否かを判別し、あると判
別すると、時刻の精度が最も高いネットワーク機器を特
定し、特定したネットワーク機器から時刻を示す時間情
報を取得して時刻を校正する、ことを特徴とする。
明の実施の形態に係るネットワークシステムについて詳
細に説明する。
トワークシステムの構成の一例を示す図である。図1に
示すネットワークシステムでは、3つのネットワーク機
器1a〜1cがチェーン状に接続されている。
IEEE(Institute of Electrical and Electronics
Engineers)1394のインタフェース規格に従ったデ
ィジタルバス等を用いてネットワーク接続がなされてい
る。
送を受信可能なCDプレーヤといった時計機能を備えた
機器であり、ラジオ放送にて提供された時報を検出して
時刻を校正する。
チューナといった時計機能を備えた機器であり、基準時
刻を通知するための標準電波を受信して、常時、時刻を
校正することができる。
ニタといった時計機能を備えた機器であり、ユーザが操
作パネル等を操作することにより手動で時刻を校正する
のみで、自動的に時刻を校正する機能は備えていない。
ーク接続を利用して互いに時刻を校正するための同一の
構成を有しており、図2は、一例としてネットワーク機
器1aの構成を示す図である。図示するように、ネット
ワーク機器1aは、バスインタフェース10と、計時処
理部11と、記憶部12と、制御処理部13とを備えて
いる。
E1394のインタフェース規格に準拠したバスを用い
てネットワーク接続するためのインタフェースである。
用したカウンタにより、時刻を計測するためのものであ
る。
れ、ネットワーク接続された各機器1a〜1cの時刻を
校正する際に利用する情報を記憶するためのものであ
る。例えば、記憶部12は、各機器のCSR(Command
and Status Resisters)やコンフィギュレーションRO
M(IEEE1212で規定されているメモリ領域)か
らリードトランザクション(Read Transaction)により
読み込んだ各機器のデバイス情報を、図3に例示するよ
うなデバイスリスト20として記憶する。
essing Unit)等から構成され、各部位の動作を制御し
て時刻の計測・校正を可能とするためのものである。
トワークシステムの動作を説明する。このネットワーク
システムは、互いに接続されたネットワーク機器の時刻
を校正する際に、より正確な時刻を計測している機器か
ら時刻を示す時間情報を取得することで、各機器が計測
する時刻を正確な時刻に校正することができるシステム
である。
な機器が接続される場合に、時刻を校正する動作を説明
するためのフローチャートである。例えば、図5に示す
ように、ネットワーク機器1bにネットワーク機器1d
を接続するものとする。ここで、ネットワーク機器1d
は、ネットワーク機器1a〜1cがネットワーク接続を
利用して時刻を校正するために有する構成と同一の構成
を有している。すなわち、ネットワーク機器1dは、バ
スインタフェース10と、計時処理部11と、記憶部1
2と、制御処理部13とを備えている。
の接続により発生したバスリセットをきっかけとして、
接続機器であるネットワーク機器1a〜1cのデバイス
情報を取得する(ステップS10,S11)。バスリセ
ットは、ユーザがIEEE1394のインタフェース規
格に準拠したディジタルバスにネットワーク機器1a〜
1dを接続しあるいは切り離すことにより発生する。ネ
ットワーク機器1a〜1dは、そのバスリセットの前後
における状態を比較することにより、そのバスに機器が
新たに接続されたか否かを識別することができる。
ク接続されている各ネットワーク機器1a〜1cが計測
する時刻の校正方法により決まる時間精度ランクをリス
トアップする(ステップS12)。例えば、ネットワー
ク機器1dは、制御処理部13が図3に示すようなデバ
イスリスト20を作成して記憶部12に記憶させ、ネッ
トワーク機器1a〜1cの時間精度ランクをリストアッ
プする。
うにネットワーク機器1a〜1dが時刻を校正する方法
に基づいて割り当てられる。例えば、基準時刻を通知す
る標準電波を受信して、常時、時刻を校正することがで
きる場合には、時間精度ランクとして、最高ランクの”
2”が割り当てられる。一方、放送の時報を検出して、
定期的に時刻を校正することができる場合には、時間精
度ランクとして”1”が割り当てられる。また、自動的
に時刻を構成する方法がなく、ユーザのキー操作等によ
り手動で時刻を校正する場合には、時間精度ランクとし
て”0”が割り当てられる。
た時間精度ランクを検索して、各ネットワーク機器1a
〜1cの時間精度ランクと自機の時間精度ランクとを比
較する(ステップS13)。ネットワーク機器1dは、
ネットワーク機器1a〜1cのうちに、自機の時間精度
ランクよりも高いランクのものがあるか否かを判別する
(ステップS14)。すなわち、ネットワーク機器1d
は、既にネットワーク接続されているネットワーク機器
1a〜1cのうちに、時刻を計測する精度が自機より高
いものがあるか否かを判別する。
器1a〜1cのうちに、自機の時間精度ランクよりも高
いランクのものがないと判別すると(ステップS14に
てNO)、図4に示す時刻を校正するための処理を終了
する。
ーク機器1a〜1cのうちに、自機の時間精度ランクよ
りも高いランクのものがあると判別すると(ステップS
14にてYES)、そのうちで最も高いランクのものが
複数存在するか否かを判別する(ステップS15)。
のものが1つだけであると判別すると(ステップS15
にてNO)、その最も高いランクの機器から時間情報を
取得する(ステップS16)。すなわち、ネットワーク
機器1dは、時刻を計測する精度が最も高い機器から、
例えば現在時刻を年月日及び時分秒で示す時間情報を取
得する。
ランクのものが複数存在すると判別すると(ステップS
15にてYES)、デバイスリスト20を読み取って、
複数ある最も高いランクの機器のうちからノードIDが
最も大きなものを特定し、特定したノードIDが最大の
機器から時間情報を取得する(ステップS17)。
の使用要求が競合した場合、ノードIDの大きいものが
優先して使用可能となる。このため、時刻を計測する精
度が最も高い機器のうちでノードIDが最も大きなもの
から時間情報を取得することで、バスの伝送による遅延
を最小に抑えることができ、より正確な時刻を示す時間
情報を取得することができる。
報を計時処理部11に設定することで、計測する時刻を
校正する(ステップS18)。
ーク機器1dは、接続時に正確な時刻を計測している機
器から時間情報を取得して時刻を校正することができ
る。この後、ネットワーク機器1dは、ネットワーク機
器1a〜1cとネットワーク接続されている間、所定の
時間が経過するごとに時間情報を取得して時刻を校正す
る。
ネットワーク機器1a〜1cも所定時間が経過するごと
に時刻を校正しており、これにより、各ネットワーク機
器1a〜1dは、定期的に時刻を校正して、計測する時
刻を正確なものにすることができる。
ネットワークに接続された各機器に、計測する時刻の正
確さを示す時間精度ランクを付け、ランクの最も高い機
器から時刻を示す時間情報を取得することで、計測して
いる時刻を正確に校正することができる。
ーク接続してバスリセットが発生するごとに、新たに接
続した機器が計測する時刻を校正する。従って、通常は
ネットワークに接続せずに動作するポータブル機器など
のような時計機能を備えた機器であっても、このネット
ワークシステムに接続して時刻を校正した後、ネットワ
ークシステムから切り離して通常通りに動作させること
ができる。これにより、時計機能を備えた機器が計測す
る時刻を簡単に校正することができる。
ず、様々な変形及び応用が可能である。例えば、上記実
施の形態ではIEEE1394規格に従ったバスでネッ
トワーク接続するものとして説明したが、この発明を実
施可能な任意のバスを用いて接続するようにしてもよ
い。
ク機器は、上記実施の形態に示したネットワーク機器1
a〜1dに限定されるものではなく、ネットワーク接続
が可能な任意の機器を用いることが可能である。
も高い機器が複数あった場合に、ノードIDが最大のも
のから時間情報を取得するものとして説明したが、これ
に限定されず、自機からの接続ホップ数(対象となる機
器までに経由する機器の数)が最も少ないものから時間
情報を取得するようにしてもよい。これにより、時間情
報をバス伝送することによる遅延を低減することができ
る。
ば、ネットワーク接続された機器が計測する時刻を簡単
且つ正確に校正することができる。
テムの構成の一例を示す図である。
る。
テムが時刻を校正する動作を説明するためのフローチャ
ートである。
テムにネットワーク機器を接続する様子を示す図であ
る。
Claims (13)
- 【請求項1】ネットワークを介して結合された時計機能
を有する複数のネットワーク機器から構成されるネット
ワークシステムであって、 各前記ネットワーク機器は、時刻を自動的に校正可能な
ネットワーク機器が計測する時刻を示す時間情報を取得
し、自機が計測する時刻を校正する、 ことを特徴とするネットワークシステム。 - 【請求項2】各前記ネットワーク機器は、ネットワーク
を介して結合された他のネットワーク機器が計測する時
刻の精度を示すランク情報を記憶する記憶手段を備え
る、 ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステ
ム。 - 【請求項3】各前記ネットワーク機器は、前記記憶手段
に記憶されているランク情報を検索して時刻の精度が最
も高いネットワーク機器を特定し、特定したネットワー
ク機器から時間情報を取得して自機が計測する時刻を校
正する、 ことを特徴とする請求項2に記載のネットワークシステ
ム。 - 【請求項4】各前記ネットワーク機器は、所定の時間が
経過するごとに、時刻の精度が最も高いネットワーク機
器から時間情報を取得して自機が計測する時刻を校正す
る、 ことを特徴とする請求項3に記載のネットワークシステ
ム。 - 【請求項5】IEEE1394バスインタフェース規格
に準拠したバスを介して結合された複数のネットワーク
機器から構成されるネットワークシステムであって、 各前記ネットワーク機器は、 時刻を計測する計時手段と、 当該ネットワークシステムにて結合されている他のネッ
トワーク機器が計測する時刻の精度を示すランク情報を
記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されているランク情報を検索して時
刻の精度が自機よりも高いネットワーク機器があるか否
かを判別し、あると判別すると、時刻の精度が最も高い
ネットワーク機器を特定し、特定したネットワーク機器
から時刻を示す時間情報を取得して前記計時手段が計測
する時刻を校正する校正処理手段とを備える、 ことを特徴とするネットワークシステム。 - 【請求項6】前記校正処理手段は、バスリセットが発生
すると、ランク情報を作成して前記記憶手段に記憶し、
前記計時手段が計測する時刻を校正するための処理を実
行する、 ことを特徴とする請求項5に記載のネットワークシステ
ム。 - 【請求項7】前記校正処理手段は、特定した時刻の精度
が最も高いネットワーク機器が複数存在すると、時刻の
精度が最も高いネットワーク機器のうち、ノードIDが
最も大きいものから時間情報を取得する、 ことを特徴とする請求項5または6に記載のネットワー
クシステム。 - 【請求項8】前記校正処理手段は、特定した時刻の精度
が最も高いネットワーク機器が複数存在すると、時刻の
精度が最も高いネットワーク機器のうち、自機からの接
続ホップ数が最も少ないものから時間情報を取得する、 ことを特徴とする請求項5または6に記載のネットワー
クシステム。 - 【請求項9】IEEE1394バスインタフェース規格
に準拠したバスを介して自動的に時刻を校正可能な時計
機能を有する他のネットワーク機器に接続されるインタ
フェース手段と、 時刻を計測する計時手段と、 前記インタフェース手段を介して接続された他のネット
ワーク機器が計測する時刻の精度を示すランク情報を記
憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されているランク情報を検索して時
刻の精度が自機よりも高いネットワーク機器があるか否
かを判別し、あると判別すると、時刻の精度が最も高い
ネットワーク機器を特定し、前記インタフェース手段を
介して、特定したネットワーク機器から時刻を示す時間
情報を取得し、前記計時手段が計測する時刻を校正する
校正処理手段とを備える、 ことを特徴とするネットワーク機器。 - 【請求項10】前記校正処理手段は、バスリセットが発
生すると、ランク情報を作成して前記記憶手段に記憶
し、前記計時手段が計測する時刻を校正するための処理
を実行する、 ことを特徴とする請求項9に記載のネットワーク機器。 - 【請求項11】前記校正処理手段は、特定した時刻の精
度が最も高いネットワーク機器が複数存在すると、時刻
の精度が最も高いネットワーク機器のうち、ノードID
が最も大きいものから時間情報を取得する、 ことを特徴とする請求項9または10に記載のネットワ
ーク機器。 - 【請求項12】前記校正処理手段は、特定した時刻の精
度が最も高いネットワーク機器が複数存在すると、時刻
の精度が最も高いネットワーク機器のうち、自機からの
接続ホップ数が最も少ないものから時間情報を取得す
る、 ことを特徴とする請求項9または10に記載のネットワ
ーク機器。 - 【請求項13】時計機能を有するネットワーク機器が、
自機の計測する時刻を校正するためのネットワーク機器
の時刻校正方法であって、 ネットワークを介して結合される他のネットワーク機器
が計測する時刻の精度を示すランク情報を記憶し、ラン
ク情報を検索して時刻の精度が自機よりも高いネットワ
ーク機器があるか否かを判別し、あると判別すると、時
刻の精度が最も高いネットワーク機器を特定し、特定し
たネットワーク機器から時刻を示す時間情報を取得して
時刻を校正する、 ことを特徴とするネットワーク機器の時刻校正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34470299A JP3576905B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | ネットワークシステム、ネットワーク機器及びネットワーク機器の時刻校正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34470299A JP3576905B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | ネットワークシステム、ネットワーク機器及びネットワーク機器の時刻校正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001160812A true JP2001160812A (ja) | 2001-06-12 |
JP3576905B2 JP3576905B2 (ja) | 2004-10-13 |
Family
ID=18371328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34470299A Expired - Fee Related JP3576905B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | ネットワークシステム、ネットワーク機器及びネットワーク機器の時刻校正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3576905B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005257484A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Seiko Clock Inc | 計時装置、計時システム及び計時方法 |
JP2013160521A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Nec Engineering Ltd | 時刻設定方法、通信装置、および時刻設定プログラム |
-
1999
- 1999-12-03 JP JP34470299A patent/JP3576905B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005257484A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Seiko Clock Inc | 計時装置、計時システム及び計時方法 |
JP4542801B2 (ja) * | 2004-03-11 | 2010-09-15 | セイコークロック株式会社 | 計時装置、計時システム及び計時方法 |
JP2013160521A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Nec Engineering Ltd | 時刻設定方法、通信装置、および時刻設定プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3576905B2 (ja) | 2004-10-13 |
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