JP2001160693A - 電子機器のキャビネット - Google Patents

電子機器のキャビネット

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JP2001160693A
JP2001160693A JP34366099A JP34366099A JP2001160693A JP 2001160693 A JP2001160693 A JP 2001160693A JP 34366099 A JP34366099 A JP 34366099A JP 34366099 A JP34366099 A JP 34366099A JP 2001160693 A JP2001160693 A JP 2001160693A
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cabinet
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hole
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JP34366099A
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English (en)
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Hiroaki Nemoto
弘明 根本
Takeo Mitsui
健雄 三井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CRTのような電子機器の対象物を押し付け
て保持する場合に確実に対象物を保持し、輸送梱包時等
において落下振動や外部からの力が加わっても保持する
ことができる高品質の電子機器のキャビネットを提供す
ること。 【解決手段】 複数のフレーム部材により構成される電
子機器のキャビネットであり、キャビネットが取り付け
られる対象物18の周囲部分が当接される第1受け部分
220を有し、第1受け部分220には穴が形成されて
いる第1フレーム部材20,26と、第1フレーム部材
20,26に対して連結されて、対象物の周囲部分が当
接される薄肉の第2受け部分106を有する第2フレー
ム部材22,24と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機のような画像表示装置等の電子機器のキャビネットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器として、たとえば画像表示装置
を例に挙げると、画像表示装置としては、たとえばテレ
ビジョン受像機やコンピュータの表示装置等がある。こ
の種の画像表示装置は、たとえばCRT(陰極線管)を
覆うためのキャビネットを有している。キャビネットは
たとえばプラスチックにより作られていることが多い
が、キャビネットはフロントキャビネットとリアキャビ
ネット等で構成されている。ところで、画像表示装置の
高級感を出すために、たとえばフロントキャビネットの
部分をプラスチックではなく金属で作る試みがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにキャビネッ
トの一部に金属を用いた場合あるいはプラスチックを用
いた場合であっても、このフロントキャビネットはトッ
プフレーム部材、ボトムフレーム部材及びライトフレー
ム部材とレフトフレーム部材を有するフレーム部材構造
となっている。これらの4つのフレーム部材は、通常の
ねじによりブラケットを用いて長方形になるような組立
構造を有している。
【0004】ところで、このようなフレーム構造を有す
るキャビネットの内側にCRTを配置する場合に、CR
Tの前面パネルの周囲部分が4つのフレーム部材の内側
に押し付けもしくは当て付ける形で配置される。このよ
うに、CRTの前面パネルは各フレーム部材の内側に押
し付けられると、各フレーム部材の間の段差や隙間が生
じるという問題がある。また各フレーム部材の双方の連
結を確かなものにしないと、梱包時あるいは輸送時等に
外部から力が加わったり輸送梱包時に落下させてしまっ
た場合に4つのフレーム部材の連結部分における変形や
段差あるいは隙間を生じてしまうという問題がある。そ
こで本発明は上記課題を解消し、CRTのような電子機
器の対象物を押し付けて保持する場合に確実に対象物を
保持し、輸送梱包時等において落下振動や外部からの力
が加わっても保持することができる高品質の電子機器の
キャビネットを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
のフレーム部材により構成される電子機器のキャビネッ
トであり、対象物の周囲部分が当接される一方のフレー
ム部材には穴が形成され、他方のフレーム部材は前記対
象物の周囲部分が当接される部分が薄肉になっているこ
とを特徴とする電子機器のキャビネットである。請求項
1では、一方のフレーム部材には穴が形成されているの
で、一方のフレーム部材は、対象物の周囲部分が当接さ
れるとその当て付け力を減少させながら確実に保持する
ことができる。他方のフレーム部材の薄肉部分に対象物
の周囲部分が当接されると、薄肉であるので対象物の周
囲部分の当て付け力を減少させるようにして周囲部分を
確実に保持することができる。これにより、輸送梱包時
に落下振動やあるいはその他の外部の力が加わったとし
ても、電子機器の対象物の周囲部分をフレーム部材が確
実に保持することができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の電子
機器のキャビネットにおいて、複数の前記フレーム部材
は、前記キャビネットが取り付けられる対象物の周囲部
分が当接される第1受け部分を有し、前記第1受け部分
には穴が形成されている第1フレーム部材と、前記第1
フレーム部材に対して連結されて、前記対象物の周囲部
分が当接される薄肉の第2受け部分を有する第2フレー
ム部材と、を備える。請求項2では、第1フレーム部材
は、対象物の周囲部分が当接される第1受け部分を有
し、第1受け部分には穴が形成されている。第2フレー
ム部材は、第1フレーム部材に対して連結される。この
第2フレーム部材は、対象物の周囲部分が当接される薄
肉の第2受け部分を有している。これにより、第1フレ
ーム部材の第1受け部分には穴が形成されているので、
第1フレーム部材の第1受け部分は、対象物の周囲部分
が当接されるとその当て付け力を減少させながら確実に
保持することができる。第2フレーム部材の薄肉の第2
部分に対象物の周囲部分が当接されると、薄肉であるの
で第2受け部分は対象物の周囲部分の当て付け力を減少
させるようにして周囲部分を確実に保持することができ
る。これにより、輸送梱包時に落下振動やあるいはその
他の外部の力が加わったとしても、電子機器の対象物の
周囲部分を第1フレーム部材と第2フレーム部材が確実
に保持することができる。
【0007】請求項3の発明は、請求項2に記載の電子
機器のキャビネットにおいて、前記第1フレーム部材と
前記第2フレーム部材は、金属の押し出し部材であり、
前記第2フレーム部材の溝部には前記第1フレーム部材
がはめ込まれている。請求項3では、第2フレーム部材
の溝部に第1フレーム部材がはめ込まれるので、たとえ
ば輸送梱包時に落下して振動が加わったりあるいはその
他の外力が加わったとしても、第1フレーム部材と第2
フレーム部材の変形や隙間、段差の発生を抑えるように
してキャビネットのフレーム構造を保持することができ
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項3に記載の電子
機器のキャビネットにおいて、2組の互いに直角に連結
された前記第1フレーム部材と前記第2フレーム部材
と、2組の前記第1フレーム部材と前記第2フレーム部
材の各連結部分を固定するための4つのコーナブラケッ
トとで構成されて矩形になっている。請求項4では、電
子機器のキャビネットは、2組の第1フレーム部材と2
組の第2フレーム部材を組み合わせることで作られてお
り、2組の第1フレーム部材と第2フレーム部材は、4
つのコーナブラケットで確実に固定できる。
【0009】請求項5の発明は、請求項2に記載の電子
機器のキャビネットにおいて、前記電子機器の対象物は
画像表示管であり、前記周囲部分は前記画像表示管の画
像が表示されるパネルの周囲部分である。
【0010】請求項6の発明は、請求項2に記載の電子
機器のキャビネットにおいて、前記第1フレーム部材の
前記第1受け部分は、前記画像表示管の前記画像が表示
されるパネルの周囲部分の当接を受け、前記第2フレー
ム部材の前記第2受け部分は、前記画像表示管の前記画
像が表示されるパネルの周囲部分の当接を受ける。
【0011】請求項7の発明は、請求項2に記載の電子
機器のキャビネットにおいて、前記第2フレーム部材の
前記第2受け部分の近傍には複数の前記穴が形成されて
いて、前記第1フレーム部材の前記穴に対応してスピー
カが配置されている。請求項7では、第2フレーム部材
の第2受け部分の穴を利用して、スピーカの音を外部に
取り出すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0013】図1は、本発明の連結構造を備える本発明
の電子機器のキャビネットを有する電子機器の一例を示
している。図1に示す電子機器は、一例として画像表示
装置のたとえばCRT(陰極線管)を有するテレビジョ
ン受像機である。このCRTは電子機器が有する対象物
であり、この対象物がキャビネットにより保護されてい
る。この電子機器10は、キャビネット12を有してお
り、フロントキャビネット14とリアキャビネット16
から構成されている。フロントキャビネット14は、軽
金属、たとえばアルミニウムにより作られている。リア
キャビネット16はたとえばプラスチックにより作られ
ている。フロントキャビネット14は、化粧材としてほ
ぼ長方形状のフレーム部材構造を有している。リアキャ
ビネット16の中には、CRTのファンネル部や、電子
銃および各種の回路基板等が収容されている。フロント
キャビネット14は、構造材である4つのトップフレー
ム部材20、ライトフレーム部材22、レフトフレーム
部材24、ボトムフレーム部材26を有しており、それ
ぞれたとえばアルミニウムの押し出し材である。
【0014】図2は、このフロントキャビネット14の
トップフレーム部材20、ライトフレーム部材22、レ
フトフレーム部材24、ボトムフレーム部材26、CR
T18、回路基板28、リアキャビネット16等を示し
ている。トップフレーム部材20、ライトフレーム部材
22、レフトフレーム部材24、ボトムフレーム部材2
6は、4つのコーナブラケット(ブラケットともいう)
30および図6に示すような複数のタッピングねじ40
を用いて図1に示すように長方形状に一体的に連結する
構造になっている。コーナブラケット30は、特に好ま
しくは耐衝撃強度を高めかつ電気的な導通を得るために
金属を用いており、金属としては、たとえば亜鉛ダイキ
ャスト材を用いている。4つのコーナブラケット30は
実質的にほぼ同様の構造を有しており、これらのコーナ
ブラケット30はトップフレーム部材20の端部とライ
トフレーム部材22の端部の連結を行い、ライトフレー
ム部材22の端部とボトムフレーム部材26の端部の連
結を行い、ボトムフレーム部材26の別の端部とレフト
フレーム部材24の端部の連結を行い、そしてレフトフ
レーム部材24の他の端部とトップフレーム部材20の
他の端部の連結をそれぞれ行うようになっている。
【0015】図3と図4は、図1と図2のライトフレー
ム部材22とボトムフレーム部材26の端部の連結部分
を上記の4か所の連結部分の代表して示している。図3
と図4において、コーナブラケット30は、第1部分5
0と第2部分54を有しており、第1部分50と第2部
分54は、断面で見てほぼL字型を構成している。第1
部分50と第2部分54は、強度を高めるために三角形
状の補強部分56により補強されている。第1部分50
には、たとえば2つの貫通孔60が、ボトムフレーム部
材26の長さ方向に沿って設けられている。同様にして
第2部分54には、2つの貫通孔64がライトフレーム
部材22の幅方向に沿って並べて設けられている。第1
部分50と第2部分54は、図4に示すように第1部分
と第2部分の接続部分(屈曲部とも呼ぶ)66により接
続されており、接続部分66における第1部分50と第
2部分54の形成する角度θはほぼ90°あるいは90
°である。
【0016】図3と図4においては、ボトムフレーム部
材26が第1フレーム部材あるいは第1構造材に相当
し、ライトフレーム部材22が第2フレーム部材あるい
は第2構造材に相当する。コーナブラケット30の第1
部分50と第2部分54の幅Wは、ボトムフレーム部材
26とライトフレーム部材22のそれぞれの幅W1より
も小さく設定されている。第1部分50の外面はボトム
フレーム部材26の内面に密着し、第2部分54の外面
はライトフレーム部材22の内面に密着するようになっ
ている。
【0017】図4のように、ボトムフレーム部材26に
は、2つの下孔70,70が形成されている。これらの
下孔70,70は、第1部分50の貫通孔60,60に
対応した位置にある。ライトフレーム部材22には、2
つの下孔74,74が形成されている。これらの下孔7
4,74は、コーナブラケット30の第2部分54の貫
通孔64,64に対応した位置にある。
【0018】図4において、特徴的なのは、第1部分5
0の貫通孔60の中心と、コーナブラケット30の接続
部分66の端部の外面との距離L1は、ボトムフレーム
部材26の下孔70と、ボトムフレーム部材26の端部
との距離S1よりも所定の引き込み分H分だけ小さく設
定されている。同様にして、第1部分50の別の貫通孔
60の中心と、コーナブラケット30の接続部分66の
外面との距離L2は、ボトムフレーム部材26の別の下
孔70の中心とボトムフレーム部材26の端部との距離
S2よりも引き込み分H分だけ小さく設定されている。
この引き込み分Hとは、ボトムフレーム部材26に対し
て直角にしてライトフレーム部材22を連結する際にラ
イトフレーム部材22をボトムフレーム部材26の端部
に引き込んで隙間をなくすための量である。これに対し
て、図4において、コーナブラケット30の第2部分5
4の貫通孔64,64の中心とコーナブラケット30の
接続部分66の外面との距離L3と、ボトムフレーム部
材26の厚みD1を加えた値は、ライトフレーム部材2
2の下孔74の中心からライトフレーム部材22の端部
までの距離S3とほぼ等しいかあるいは等しく設定され
ている。
【0019】次に、図5は、ボトムフレーム部材26の
下孔70と、コーナブラケット30の第1部分50の断
面構造例を示している。図6は、タッピングねじ40の
構造例を示している。セルフタッピングのねじを使用す
ることにより、ボトムフレーム部材26やライトフレー
ム部材22にタップを切るという加工と酸化皮膜を剥が
すという加工が省け、大幅なコストダウンになり、導通
の信頼性は同等である。セルフタッピングねじは主に木
材、プラスティックの締結用である。このタッピングね
じ40は、ねじ部(雄ねじ)80、ねじ頭部84、段部
86を有している。段部86は、ねじ部80とねじ頭部
84の間に設けられている。ねじ部80の最大径T1
は、図5の下孔70の内径よりも大きく設定されてい
る。このようにねじ部80の最大径T1を下孔70の内
径Cよりも大きく設定するのは、ねじ部80を下孔70
に対してねじ込む際に下孔70の内周部にセルフタッピ
ングさせて雌ねじを形成させるためである。
【0020】このセルフタッピング処理をすることによ
り、ボトムフレーム部材26が酸化皮膜に覆われたたと
えばアルミニウムで作られている場合であっても、下孔
70にセルフタッピングした部分は酸化皮膜をセルフタ
ッピング作業により確実に除去することができる。段部
86の外径T2は、ねじ部80の最大径(ねじ部の山
径)T1よりも大きく設定されている。段部86は、ね
じ部80に近い部分に面取部88を有している。このよ
うに面取部88を設けることにより、段部86は貫通孔
60にスムーズに挿入して下孔70に対して位置合せで
きるので、下孔70に対してねじ部80により正確にセ
ルフタッピングできる。
【0021】図6のねじ頭部84の外径T3は、段部8
6の外径T2よりも大きく設定されている。このねじ頭
部84と段部86の中間位置には、その中央部にビット
凹部90が設けられている。このビット凹部90は、図
6(A)に示すような十字型を有しており、このビット
凹部90に工具を差し込んでこのタッピングねじ40を
回転するようになっている。段部86をねじ部80とね
じ頭部84の間に設けることで、ねじ頭部84の厚みE
を小さくすることができる。このように段部86に設け
ることでねじ頭部84を小さくすることができるので、
ねじ頭部84は、図4に示すように取り付けた場合に第
1部分50と第2部分54の表面からのねじ頭部84の
突出量を小さくできる。従ってフレーム部材の組立て作
業の際にねじが作業のじゃまにならない。
【0022】図5において、第1部分50の貫通孔60
は、タッピングねじ40の段部86を収容する孔であ
り、ここにはねじ部分は設けられていない。従ってこの
貫通孔60の内径は段部86よりやや大きくなってい
る。この貫通孔60の上部にはテーパ部61が形成され
ている。このような貫通孔60の構造は、図3に示す貫
通孔64の構造と同じである。テーパ部61があるの
で、段部86を貫通孔64にスムーズに導入できる。図
5では、右側のタッピングねじ40のねじ部80が、下
孔70に対して正しくねじ込まれている途中の様子を示
している。この場合には、段部86は貫通孔60に対し
てスムーズに挿入されてかつこのタッピングねじ40の
ねじ部80は下孔70をセルフタッピングしながらねじ
込まれていく。これにより第1部分50はボトムフレー
ム部材26に対してタッピングねじ40を介して確実に
固定できる。このようなタッピングねじ40によるコー
ナブラケット30とボトムフレーム部材26の締結は、
図3に示すコーナブラケット30の第2部分54とライ
トフレーム部材22との連結と同じやり方である。
【0023】次に、上述したタッピングねじ40および
コーナブラケット30を用いて、一例としてボトムフレ
ーム部材26とライトフレーム部材22の連結作業につ
いて説明する。まず図5のような要領で、図3に示すコ
ーナブラケット30の第1部分50をボトムフレーム部
材26に対して2本のタッピングねじ40を用いて締結
する。2本のタッピングねじ40は、2つの貫通孔60
に挿入される。つまり貫通孔60にねじ部80を入れる
ことで、貫通孔60を下孔70に合致するように案内す
ることができる。この場合にタッピングねじ40の段部
86が第1部分50の貫通孔60に案内されることか
ら、ねじ部80は下孔70を確実にタッピングして雌ね
じを形成しながらねじ込むことができる。タッピングね
じ40によりコーナブラケット30の第1部分50がボ
トムフレーム部材26の内面に対して固定された後に、
次にライトフレーム部材22を第2部分54に対して締
結する。
【0024】2本のタッピングねじ40は貫通孔60に
それぞれ挿入される。タッピングねじ40の段部86は
図4に示すように貫通孔60にそれぞれ案内されて、ね
じ部80は下孔70をセルフタッピングして雌ねじを形
成しながらねじ込まれていく。この時に、図4に示すよ
うに第1部分50側の2つのタッピングねじ40,40
が、それぞれ距離S1,S2を設定しており、これらの
距離S1,S2は距離L1,L2に比べて、引き込み分
Hだけ大きく設定されていることから、第2部分54の
2本のタッピングねじ40をねじ込むことにより、力F
が生じる。従ってライトフレーム部材22は、わずかな
変形をしながらコーナブラケット30の第2部分54の
外面に対して引き込み分Hだけ引き込まれて締結される
ことになる。これにより、ライトフレーム部材22と第
2部分54の外面およびボトムフレーム部材26の端部
に対して隙間なく締結することができボトムフレーム部
材26とライトフレーム部材22を隙間なく連結でき
る。この場合にライトフレーム部材22の変形がやや大
きくコーナブラケット30はほとんど変形しない。
【0025】このような締め付けを行うことにより、図
4に示すようにボトムフレーム部材26とライトフレー
ム部材22の間の隙間をなくすことができるとともに、
たとえば図7に示すようにライトフレーム部材22とト
ップフレーム部材20の隙間Cをなくすこともできる。
そして、トップフレーム部材20とライトフレーム部材
22の端部の段差Gやトップフレーム部材20とライト
フレーム部材22の別の隙間Jもなくすことができる。
【0026】次に、図8と図9を参照して、上述したラ
イトフレーム部材22とレフトフレーム部材24の構造
について詳しく説明する。図8(A)はライトフレーム
部材22を示し、(B)はレフトフレーム部材24を示
している。図9(A)は、図8(A)のライトフレーム
部材22をE1方向から見た図であり、図9(B)は、
図8(B)のレフトフレーム部材24をE2の方向から
見た図である。図8と図9に示すように、ライトフレー
ム部材22とレフトフレーム部材24は、好ましくは左
右対称形状を有している。ライトフレーム部材22とレ
フトフレーム部材24は、共に第2フレーム部材に相当
する。ライトフレーム部材22は、図8(A)と図9
(A)に示すように、側面部100と、正面部104、
第2受け部分106、上下の重なり部分108,108
等を有している。
【0027】図9に示すように、側面部100はその内
面に、必要な長尺状の部材112,114,116が側
面部100の長手方向、すなわち上下方向に沿って平行
に設けられている。図8の正面部104は、側面部10
0に対して好ましくは直角になるように形成されてい
る。正面部104の長手方向の長さは、側面部100の
長手方向の長さに比べて短くなっている。正面部104
に連続するようにして第2受け部分106が形成されて
いる。この第2受け部分106の厚みは、弾性変形能力
を高めるために、正面部104、重なり部分108、側
面部100の厚みに比べて薄くするのが好ましい。第2
受け部分106の内面106Aは、CRT18の前面パ
ネル18Aの周囲部分(図1参照)を押し当てて当接す
ることで受ける部分である。このために第2受け部分1
06は、他の部分に比べて薄肉にすることで、CRTの
前面パネルが当接されても弾性変形しやすいようになっ
ている。
【0028】図8の正面部104には、長方形状の穴1
20が複数個、長手方向に沿って並べて形成されてい
る。これらの穴120は、第2受け部分106において
CRT18の前面パネル18Aを受けた状態においてそ
の当接力(当て付け力)のモーメント力を減少させるよ
うにするためのものである。すなわち正面部104の弾
性変形をしなやかに行うことができるようにするために
穴120が設けられている。この正面部104の前面側
には、このような穴120を隠す目的で、化粧パネル1
24が取り付けられている。この化粧パネル124は多
数の小さな穴を有している。しかも、この穴120を利
用して、正面部104の裏面側にはスピーカ19が取り
付けられている。スピーカ19の音は、この穴120及
び化粧パネル124の小さな穴124Aを通して前面側
に送り出すことができる。化粧パネル124は、正面部
104の前面側に対してたとえば接着剤により固定され
ている。
【0029】重なり部分108,108は、正面部10
4の上下部分にそれぞれ設けられている。重なり部分1
08は、正面部104の幅よりはやや幅が小さくなって
おり、その中には穴108Aが形成されている。穴10
8Aは、やはり穴120と同様の機能を発揮するために
設けられている。すなわちCRT18の前面パネル18
Aが第2受け部分106の内面側に当接した時に発生す
るモーメント力を軽減するために穴108Aが重なり部
分108にも設けられている。これにより重なり部分1
08も正面部104と同様にしてしなやかに弾性変形で
きる。
【0030】特に重要な特徴なのは、正面部104の上
部と重なり部分108の間に溝部130が形成されてい
るとともに、正面部104の下部と重なり部分108の
間にも溝部130が形成されていることである。これら
の溝部130,130は、後で説明する第1フレーム部
材であるトップフレーム部材20あるいはボトムフレー
ム部材26の一部が差し込まれて相互に連結できるよう
になっているものである。また、図8(B)及び図9
(B)に示すレフトフレーム部材24の構造は、図8
(A)と図9(A)に示すライトフレーム部材22の構
造と左右対称形状である点を除いて全く同じ形状である
ので、同じ符号及び名称を付けて、その説明を用いるこ
とにする。
【0031】次に、図10と図11を参照して、トップ
フレーム部材20とボトムフレーム部材26の構造につ
いて説明する。トップフレーム部材20とボトムフレー
ム部材26は、第1フレーム部材に相当する。図10
は、トップフレーム部材20を内側から示しており、図
11はボトムフレーム部材26を内側から示している。
トップフレーム部材20は、前面部200と上面部21
0を有している。ボトムフレーム部材26は前面部20
0と下面部211を有している。
【0032】図10の前面部200は、第1受け部分2
20を有している。この第1受け部分220の長さは、
前面部200の長さよりやや短いものになっている。第
1受け部分220の断面はたとえばL字形状を有してお
り、第1受け部分220は前面部200の端部を折り曲
げるようにして作られている。上面部210は、前面部
200に対してほぼ直角を成すようにして形成されてい
る。図11の下面部211も、前面部200に対してほ
ぼ直角を成すようにして形成されている。上面部210
及び下面部211には、それぞれ必要なリブ240,2
41,242が上面部210あるいは下面部211の長
手方向に沿って形成されている。なお、図11のボトム
フレーム部材26は図10のトップフレーム部材20と
上下対称形状である。
【0033】次に、図12〜図14を参照して、図8の
ライトフレーム部材22、レフトフレーム部材24と、
図10と図11のトップフレーム部材20とボトムフレ
ーム部材26の連結について説明する。すでに述べたよ
うにトップフレーム部材20、ボトムフレーム部材26
及びライトフレーム部材22とレフトフレーム部材24
は、図2のようにして4つのコーナブラケット30及び
図3に示す複数のタッピングねじ40を用いて連結され
る。この際に、特徴的なのは、図12のトップフレーム
部材20の第1受け部分220の挿入端部220Aが、
ライトフレーム部材22の溝部130にはめ込まれると
ともに、ボトムフレーム部材26の第1受け部分220
の端部220Aがライトフレーム部材22の下側の溝部
130にはめ込まれ、ライトフレーム部材22とトップ
フレーム部材20及びボトムフレーム部材26が組み立
てられることである。しかも、重なり部分108は、ト
ップフレーム部材20の前面部200の内側に重なり合
うように位置され、しかも下側の重なり部分108も、
ボトムフレーム部材26の前面部200の内側に位置さ
れるのである。このようなライトフレーム部材22とト
ップフレーム部材20及びボトムフレーム部材26のは
め込みによる組み立て連結方式は、図13に示すレフト
フレーム部材24とトップフレーム部材20及びボトム
フレーム部材26とのはめ込みによる組み立て連結方式
と同じである。
【0034】図14は、レフトフレーム部材24の端部
とボトムフレーム部材26の端部が連結された様子を内
側から代表的に示している。図14に示すように、下側
の重なり部分108は、ボトムフレーム部材26の前面
部200の内側200Aに重なり合うように配置してい
る。従って重なり部分108の穴108Aはユーザ側か
ら見た方向Auからは見えないようになっている。レフ
トフレーム部材24の各穴120も、化粧パネル124
により隠れている。レフトフレーム部材24の正面部1
04の内側にはスピーカ19が固定される。
【0035】図15は、トップフレーム部材20とボト
ムフレーム部材26及びライトフレーム部材22あるい
はレフトフレーム部材24のはめ込み構造例について示
している。ライトフレーム部材22あるいはレフトフレ
ーム部材24の溝部130には、第1受け部分220の
端部220Aがはめ込まれている様子を示している。図
14に示すように、第1受け部分220の端部220A
が溝部130にはめ込まれている。
【0036】次に、図1のフロントキャビネット14の
各フレーム部材20,22,24,26が、CRT18
の前面パネル18Aの周囲部分を当接して受け止める構
造について説明する。CRT18の前面パネル18Aの
周囲部を当接して受け止める部分は、図8に示すライト
フレーム部材22とレフトフレーム部材24のそれぞれ
の第2受け部分106と、図10に示すトップフレーム
部材20の前面部200と、図11に示すボトムフレー
ム部材26の前面部200である。従って、図8の第2
受け部分106は、その他の部分に比べて薄肉になって
いる。同様にして図10と図11に示す前面部200
も、その他の部分に比べて薄肉に形成されている。図1
4を参照すると、レフトフレーム部材24とボトムフレ
ーム部材26の第2受け部分106、前面部200が、
CRT18の前面パネル18Aの周囲部分を内側から当
接させて受け止めた様子を示している。このように前面
パネル18Aの周囲部分を内側に受け止めるために、第
2受け部分106の内側には、第2緩衝部材300がた
とえば接着により貼り付けられている。この第2緩衝部
材300は、テープ状の弾性部材であるたとえば不織布
である。図14に示す第2受け部分106の第2緩衝部
材300は、やはりCRT18の前面パネル18Aの周
囲部分が直接金属製の第2受け部分106に当たらない
ようにしている。
【0037】図14の第1緩衝部材280は、図16に
示すようにボトムフレーム部材26あるいはトップフレ
ーム部材20の前面部200の内面200Aにおいて、
第1受け部分220に沿って配置されるものである。第
1緩衝部材280の形状例としては、図17と図18に
示している。図17に示すように第1緩衝部材280は
長尺部材であり、図18に示すようにその断面形状はほ
ぼU字形である。ただしこの第1緩衝部材280の高さ
HRは、第1受け部分220の高さよりも高く設定する
ことで、CRT18の前面パネル18Aの周囲部分が金
属の第1受け部分220に直接当たらないようになって
いる。第1緩衝部材280の材質としては、プラスチッ
ク、たとえば汎用プラスチックとしてABS(アクリロ
ニトリルブタジエンスチレン)、PS(ポリスチレ
ン)、PP(ポリプロピレン)、PVC(ポリ塩化ビニ
ル)、AS(アクリロニトリルスチレン樹脂)、PMM
A(ポリメタクリル酸メチル)や、汎用エンジニアリン
グプラスチックとしてPA(ポリアミド)、POM(ポ
リアセタール)、PC(ポリカーボネート)、PPO
(ポリフェニレンオキサイド)、PPE(ポリフェニレ
ンエーテル)、PBT(ポリブチレンテレフタレー
ト)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PVA
(ポリビニルアルコール)、UHMWPE(超高分子量
ポリエチレン)などを採用することができる。
【0038】このように図14に示す第1緩衝部材28
0と第2緩衝部材300を第1受け部分220と第2受
け部分106の内面側に配置することにより、CRT1
8の前面パネル18Aの周囲部分は、直接金属部分に当
たることなくトップフレーム部材20、ボトムフレーム
部材26、ライトフレーム部材22、レフトフレーム部
材24の内側から押し付けるようにして力を与えながら
当接させて保持することができる。この場合に、図16
に示すように前面部200の範囲αのところは、上面部
210あるいは下面部211に比べて薄肉になっている
とともに、図8に示す第2受け部分106も薄肉になっ
ていることから、第1受け部分220と第2受け部分1
06は前面パネル18Aの周囲形状に対応して任意に変
形しながら確実に前面パネル18Aの周囲部分を捉える
ことができる。
【0039】図16の上述した第1緩衝部材280と図
14の第2緩衝部材300は、マスクプロテクション部
材とも呼んでおり、前面パネル18Aが第1緩衝部材2
80に当接された状態では、図16に示す第1受け部分
220と前面パネル18AのクリアランスCは、たとえ
ば0.3〜0.4mmに設定されている。このことか
ら、前面パネル18Aが金属製の第1受け部分220に
直接当たることがなく、前面パネル18Aの周囲部分は
容易に弾性変形可能なトップフレーム部材20とボトム
フレーム部材26の前面部200に対して押し付けて保
持させることができる。
【0040】ところで、このように前面パネル18Aが
第1受け部分220と第2受け部分106に押し付けら
れると、次のような力が発生する。すなわち、図14に
例示するように、第2受け部分106はモーメント力M
2が発生する。第1受け部分220にはモーメント力M
1が発生する。この場合に、発生するモーメント力M
1,M2は、レフトフレーム部材24とボトムフレーム
部材26の連結部分330において抵抗することができ
る。モーメント力M2が第2受け部分106に発生して
も、連結部分330のレフトフレーム部材24の端部2
4Aがボトムフレーム部材26の端部26Aに突き当た
って第2抵抗部として働くことから、モーメント力M2
に抵抗することができる。
【0041】また、図14においてモーメント力M1が
発生しても、連結部分330のボトムフレーム部材26
の端部26Aは、レフトフレーム部材24の部材11
2,114,116に突き当たるので、やはりモーメン
ト力M1に抵抗する第1抵抗部として働くことができ
る。このようにして、連結部分330は、第2受け部分
106に発生するモーメント力M2と第1受け部分22
0に発生するモーメント力M1に抵抗することができ
る。連結部分330の構造は、レフトフレーム部材24
とトップフレーム部材20の連結部分、トップフレーム
部材20とライトフレーム部材22の連結部分、ライト
フレーム部材22とボトムフレーム部材26の連結部分
においても同様である。
【0042】以上説明したように、ライトフレーム部材
22あるいはレフトフレーム部材24を、トップフレー
ム部材20あるいはボトムフレーム部材26に対して連
結する場合に、ライトフレーム部材22とレフトフレー
ム部材24の溝部130に対してトップフレーム部材2
0とボトムフレーム部材26の一部分をはめ込ませる構
造にすることで、4本のフレーム部材によるフレーム構
造を有するキャビネットは高い強度で組み立てることが
できる。このために、たとえば輸送梱包時に落下による
振動が加わったりあるいはその他の外部の力が加わった
としても、図2に示すようなフレーム構造を有するフロ
ントキャビネット14の各フレーム部材の変形を抑える
ことができるので、その強度を保ち、図7に例示するフ
レーム部材相互間の段差Gや隙間C,Jの発生を抑える
ことができる。
【0043】図8に示すように正面部104と重なり部
分108にそれぞれ穴120と108Aを設けることに
より、第2受け部分106の内面にCRT18の前面パ
ネル18Aの周囲部分が押されるようにして当接されて
も、柔軟に変形しながら前面パネル18Aの周囲部分を
受け止めることができる。すなわち前面パネル18Aの
周囲部分が突き当たったことによるモーメント力(当て
付け力)を減少させることができる。しかも図14の第
2受け部分106は他の部分に比べて薄肉になっている
ので、前面パネル18Aの周囲部分は第2受け部分10
6により柔軟に受け止めることができる。つまり、第2
受け部分が他の部分に比べて薄肉になっていることか
ら、CRT18の前面パネル18Aの周囲部分の当て付
け力(モーメント力)を減少させることができる。そし
て、第1受け部分220も、他の部分に比べて薄肉にな
っているので、前面パネル18Aの周囲部分を柔軟に受
け止めることができる。このことから、輸送梱包時の落
下振動やその他の外部の力によっても、ガラス製のCR
Tを4つのフレーム部材20,22,24,26により
適度なモーメント力で突き当てた状態で確実に保持する
ことができる。
【0044】図8に示す重なり部分108をライトフレ
ーム部材あるいはレフトフレーム部材に設けることによ
り、ライトフレーム部材22とボトムフレーム部材26
及びトップフレーム部材20の組み合わせと、レフトフ
レーム部材24とトップフレーム部材20及びボトムフ
レーム部材26の組み合わせを行う場合に、重なり部分
(受け面とも呼ぶ)108はトップフレーム部材あるい
はボトムフレーム部材の内面に重なり合うようにして各
フレーム部材を組み立てることができるので、ライトフ
レーム部材とレフトフレーム部材及びトップフレーム部
材とボトムフレーム部材に対してCRT18の前面パネ
ル18Aが当接された時に、各フレーム部材が相互に弓
なりになろうとする挙動を抑えることができる。
【0045】そして、図8の第2受け部分106と図1
0に示すトップフレーム部材20とボトムフレーム部材
26の第1受け部分220を他の部分に比べて薄肉にし
かつ図14に示すように第2受け部分106には第2緩
衝部材300を設け、第1受け部分220には第1緩衝
部材280を配置することにより、CRT18の前面パ
ネル18Aが金属製の第2受け部分106や第1受け部
分220に直接当たることがない。このことから、仮に
金属製の各フレーム部材に加工時に生じたバリがあって
もこのバリが前面パネル18Aには当たらずCRT18
の前面パネル18Aに対して小さな傷等を付ける恐れが
なく、CRTの保護を図ることができる。
【0046】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。本発明が適用できる電子機器として
は、テレビジョン受像機やコンピュータのモニター装置
のような画像表示装置に限らず、他の分野あるいは他の
領域の電子機器に対しても適用できる。フロントキャビ
ネットを構成する各フレーム部材の材質は、金属だけで
なく、他の材質たとえばプラスチックであっても勿論構
わない。電子機器の対象物としては、CRTに限らずプ
ラズマディスプレイパネル(PDP)や液晶表示パネ
ル、あるいは他のものであってもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
CRTのような電子機器の対象物を押し付けて保持する
場合に確実に対象物を保持し、輸送梱包時等において落
下振動や外部からの力が加わっても保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器のキャビネットを有する電子
機器の一例を示す斜視図。
【図2】図1の電子機器のキャビネットのフロントキャ
ビネットおよびリアキャビネット等の分解斜視図。
【図3】図2のボトムフレーム部材(第1フレーム部
材)とライトフレーム部材(第2フレーム部材)をコー
ナブラケットにより連結する様子を代表的に示す斜視
図。
【図4】ボトムフレーム部材とライトフレーム部材をタ
ッピングねじとコーナブラケットで連結する様子を示す
図。
【図5】コーナブラケットとボトムフレーム部材をタッ
ピングねじで固定する様子を示す図。
【図6】タッピングねじの好ましい実施の形態を示す
図。
【図7】トップフレーム部材とライトフレーム部材の隙
間の例を示す図。
【図8】本発明の実施の形態におけるライトフレーム部
材とレフトフレーム部材の詳細な構造を示す正面図。
【図9】ライトフレーム部材とレフトフレーム部材の別
の方向から見た側面図。
【図10】トップフレーム部材を内側から見た斜視図。
【図11】ボトムフレーム部材を内側から見た斜視図。
【図12】ライトフレーム部材とトップフレーム部材及
びボトムフレーム部材をはめ込んで組み立てる様子を示
す斜視図。
【図13】レフトフレーム部材とトップフレーム部材及
びボトムフレーム部材をはめ込んで組み立てる様子を示
す斜視図。
【図14】一例としてレフトフレーム部材とボトムフレ
ーム部材の連結部分の構造例を示す内側から見た斜視
図。
【図15】トップフレーム部材とボトムフレーム部材及
びライトフレーム部材、レフトフレーム部材の連結の様
子を示す断面図。
【図16】トップフレーム部材及びボトムフレーム部材
の第1緩衝部材に対して内側からCRTの前面パネルを
押し付けてCRTを保持している状態を示す断面図。
【図17】第1緩衝部材の構造例を示す図。
【図18】第1緩衝部材がCRTの前面パネルを受けて
いる様子を示す断面図。
【符号の説明】
10・・・電子機器、12・・・電子機器のキャビネッ
ト、14・・・フロントキャビネット、18・・・CR
T(対象物)、18A・・・CRTの前面パネル(前面
部分)、20・・・トップフレーム部材(第1フレーム
部材、第1構造材)、22・・・ライトフレーム部材
(第2フレーム部材、第2構造材)、24・・・レフト
フレーム部材(第2フレーム部材、第2構造材)、26
・・・ボトムフレーム部材(第1フレーム部材、第1構
造材)、30・・・コーナブラケット、106・・・第
2受け部分、108・・・重なり部分、108A,12
0・・・穴、124・・・化粧パネル、130・・・溝
部、220・・・第1受け部分、330・・・連結部分

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフレーム部材により構成される電
    子機器のキャビネットであり、 対象物の周囲部分が当接される一方のフレーム部材には
    穴が形成され、他方のフレーム部材は前記対象物の周囲
    部分が当接される部分が薄肉になっていることを特徴と
    する電子機器のキャビネット。
  2. 【請求項2】 複数の前記フレーム部材は、 前記キャビネットが取り付けられる対象物の周囲部分が
    当接される第1受け部分を有し、前記第1受け部分には
    穴が形成されている第1フレーム部材と、 前記第1フレーム部材に対して連結されて、前記対象物
    の周囲部分が当接される薄肉の第2受け部分を有する第
    2フレーム部材と、を備える請求項1に記載の電子機器
    のキャビネット。
  3. 【請求項3】 前記第1フレーム部材と前記第2フレー
    ム部材は、金属の押し出し部材であり、前記第2フレー
    ム部材の溝部には前記第1フレーム部材がはめ込まれて
    いる請求項1に記載の電子機器のキャビネット。
  4. 【請求項4】 2組の互いに直角に連結された前記第1
    フレーム部材と前記第2フレーム部材と、2組の前記第
    1フレーム部材と前記第2フレーム部材の各連結部分を
    固定するための4つのコーナブラケットとで構成されて
    矩形になっている請求項3に記載の電子機器のキャビネ
    ット。
  5. 【請求項5】 前記電子機器の対象物は画像表示管であ
    り、前記周囲部分は前記画像表示管の画像が表示される
    パネルの周囲部分である請求項2に記載の電子機器のキ
    ャビネット。
  6. 【請求項6】 前記第1フレーム部材の前記第1受け部
    分は、前記画像表示管の前記画像が表示されるパネルの
    周囲部分の当接を受け、前記第2フレーム部材の前記第
    2受け部分は、前記画像表示管の前記画像が表示される
    パネルの周囲部分の当接を受ける請求項2に記載の電子
    機器のキャビネット。
  7. 【請求項7】 前記第2フレーム部材の前記第2受け部
    分の近傍には複数の前記穴が形成されていて、前記第1
    フレーム部材の前記穴に対応してスピーカが配置されて
    いる請求項2に記載の電子機器のキャビネット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005114851A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Sony Corp 電子機器の放熱機構

Cited By (2)

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