JP2001159731A - カップリングレンズ、光ピックアップ装置及び半導体レーザコリメート装置 - Google Patents

カップリングレンズ、光ピックアップ装置及び半導体レーザコリメート装置

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JP2001159731A
JP2001159731A JP34444299A JP34444299A JP2001159731A JP 2001159731 A JP2001159731 A JP 2001159731A JP 34444299 A JP34444299 A JP 34444299A JP 34444299 A JP34444299 A JP 34444299A JP 2001159731 A JP2001159731 A JP 2001159731A
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耕平 大田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出光束の発散角が温度変動が生じても変化
しないプラスチック材料のカップリングレンズ、対物レ
ンズに対する物***置が温度が変動しても変化せず対物
レンズの球面収差が劣化しない光ピックアップ装置、及
び温度変動が生じても安定した平行光束が射出できる半
導体レーザコリメート装置を提供する。 【解決手段】 このカップリングレンズ2は、プラスチ
ック材料からなり、第1面または第2面の少なくとも一
方に輪帯状に段差が形成された回折面を有し、次式を満
たすものである。光ピックアップ装置及び半導体レーザ
コリメート装置はこのカップリングレンズを含む。 |c1+(c2−c1)・φD/φC|/fc<0.15
λ(mm)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップ用
のカップリングレンズ、光ピックアップ装置及び半導体
レーザコリメート装置に関し、詳しくは、光磁気ディス
ク、光ディスクなどの情報記録媒体について記録または
再生を行う光学記録再生装置の光ピックアップに用いら
れ、光源からの発散光を発散角を変換して対物レンズに
導くカップリングレンズ、そのカップリングレンズを用
いた光ピックアップ装置及び半導体レーザコリメート装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録媒体について記録または再生を
行う光ピックアップ装置においてカップリングレンズが
対物レンズに前置されるが、このカップリングレンズは
光源である半導体レーザからの発散光をその発散角を変
換して対物レンズに導く。カップリングレンズにはNA
が0.1ないし0.2程度の単玉の無収差レンズが用い
られ、半導体レーザからの発散光を平行光にコリメート
するものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のカップリングレ
ンズをプラスチック材料で作れば、安価に製造できる
が、プラスチック材料のレンズは、温度変動によって焦
点距離に変化を生じる。したがって、カップリングレン
ズを射出した光束の発散角が温度変動に伴って変化して
しまう。この結果、対物レンズに対する物***置が変化
し、球面収差が劣化するという問題があった。
【0004】本発明は、かかる従来技術の問題に鑑み、
プラスチック材料からなり、射出した光束の発散角が温
度変動によってほとんど変化せず、射出した光束は平行
光に限らず、収束光あるいは発散光の場合でも温度変動
によって収束の度合いあるいは発散の度合いがほとんど
変化しないカップリングレンズを提供することを目的と
する。
【0005】また、カップリングレンズを射出した光束
の発散角が温度変動によってほとんど変化せず、対物レ
ンズの球面収差が劣化しない光ピックアップ装置、及び
温度変動によって平行光束の平行が変化しない半導体レ
ーザコリメート装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカップリングレンズは、情報記録媒体につ
いて記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置に用
いられるカップリングレンズであって、プラスチック材
料からなり、第1面または第2面の少なくとも一方に輪
帯状に段差が形成された回折面を有し、次式(A)を満
たすことを特徴とする。
【0007】 |c1+(c2−c1)・φD/φC|/fc<0.15λ(mm) (A) 但し、c1=1/(n-1)・dn/dt+1/(n-1)・dn/dλ・dλ/dt-α c2=1/λ・dλ/dt-2α fc:カップリングレンズの焦点距離(mm)(=1/φ
C) λ:波長(mm) n:カップリングレンズの屈折率 α:カップリングレンズの線膨張係数 φD:回折面のパワー(回折面を両面に設ける場合は回
折面のパワーの算術和をφDとする) φC:カップリングレンズのパワー dn/dt:温度変動に対する屈折率変化の割合 dn/dλ:波長変化に対する屈折率変化の割合 dλ/dt:温度変動に対する、使用する光源の波長変
化の割合
【0008】このカップリングレンズによれば、カップ
リングレンズから射出した光束の発散角が温度変動によ
ってほとんど変化しない。このため、射出した光束は平
行光に限らず、収束光あるいは発散光の場合でも温度変
動によって収束の度合いあるいは発散の度合いがほとん
ど変化しない。
【0009】また、dλ/dt=2×10-7としたと
き、上述の式(A)を満たすことが好ましい。あるい
は、dλ/dt=5×10-8としたとき、上述の式
(A)を満たすことが好ましい。
【0010】また、本発明の別のカップリングレンズ
は、情報記録媒体について記録及び/又は再生を行う光
ピックアップ装置に用いられるカップリングレンズであ
って、プラスチック材料からなり、第1面または第2面
の少なくとも一方に、温度変動に対する射出光束の発散
角または収束角の変化を抑制するための、輪帯状に段差
が形成された回折面を有し、次式を満たすことを特徴と
する。 −0.2≦mc≦0.2 (B) 2.0≦fc≦25 (C) 但し、mc:カップリングレンズの倍率 fc:カップリングレンズの焦点距離(mm)
【0011】このカップリングレンズによれば、カップ
リングレンズからの射出光束の発散角または収束角の温
度変動による変化を抑制し、また、mcが式(B)の下
限以上であると、カップリングレンズの外径が大きくな
らず、上限以下であると、対物レンズの外径が大きくな
らず、光ピックアップ装置に適用した場合、その小型化
が可能となる。また、fcが式(C)の下限以上である
と、強いパワーの回折面がさほど必要にならず、回折効
率の高い回折輪帯を製造することが容易となり、また上
限以下であると、光ピックアップ装置に適用した場合、
その小型化が可能となる。
【0012】また、前記回折面は、2次以上の次数の回
折光に対してブレーズ化されていること、即ち、上述の
式(A)、または(B)及び(C)を満たすように、か
つ2次以上の次数であって所定の次数である回折光の回
折効果が最大となるようにブレーズ化された回折面が形
成されていることが好ましい。
【0013】また、上述の各カップリングレンズを有す
るように光ピックアップ装置を構成することにより、カ
ップリングレンズを射出した光束の発散角が温度変動に
よってほとんど変化せず、温度変動に対して安定で精度
のよい記録または再生を行うことのできる装置を実現で
きる。
【0014】また、本発明の光ピックアップ装置は、光
源からの光束をカップリングレンズと対物レンズとを含
む光学系により情報記録媒体の情報記録面上に集光して
情報の記録または再生を行うように構成された光ピック
アップ装置であって、前記カップリングレンズがプラス
チック材料からなり、前記カップリングレンズの少なく
とも一方の面に、輪帯状に段差が形成された回折面を設
けるか、あるいは前記カップリングレンズの近傍に、輪
帯状に段差が形成された回折面を少なくとも一方の面に
有する光学素子を設け、上述の式(A)を満たすことを
特徴とする。
【0015】この光ピックアップ装置によれば、カップ
リングレンズを射出した光束の発散角が温度変動によっ
てほとんど変化しないから、対物レンズの球面収差が劣
化しない。これにより、温度変動に対して安定で精度の
よい記録または再生を行うことのできる装置を実現でき
る。
【0016】また、上述の光ピックアップ装置において
次式を満たすことが好ましい。 (NAo・(1−mo))4・(fo2/fc)・│c1+(c2
−c1)・φD/φCl<0.019λ また、(NAo・(1−mo))4・(fo2/fc)・│c1+
(c2−c1)・φD/φCl<0.010λ を満たすことが更に好ましい。 但し、NAo:対物レンズの像側開口数 mo:対物レンズの横倍率 fo:対物レンズの焦点距離
【0017】また、上述の光源の波長λは、λ<0.0
0068mmを満たすことが望ましく、λ<0.000
45mmを満たすことがより望ましい。
【0018】また、本発明の別の光ピックアップ装置
は、光源からの光束をカップリングレンズと対物レンズ
とを含む光学系により情報記録媒体の情報記録面上に集
光して情報の記録または再生を行うように構成された光
ピックアップ装置であって、前記カップリングレンズが
プラスチック材料からなり、温度変動に対する前記カッ
プリングレンズの射出光束の発散角または収束角の変化
を抑制するために、前記カップリングレンズの少なくと
も一方の面に、輪帯状に段差が形成された回折面を設け
るか、あるいは前記カップリングレンズの近傍に、輪帯
状に段差が形成された回折面を少なくとも一方の面に有
する光学素子を設け、上述の式(B),(C)を満たす
ことを特徴とする。
【0019】この光ピックアップ装置によれば、カップ
リングレンズからの射出光束の発散角または収束角の温
度変動による変化を抑制し、また、mcが式(B)の下
限以上であると、カップリングレンズの外径が大きくな
らず、上限以下であると、対物レンズの外径が大きくな
らず、光ピックアップ装置の小型化が可能となる。ま
た、fcが式(C)の下限以上であると、強いパワーの
回折面がさほど必要にならず、回折効率の高い回折輪帯
を製造することが容易となり、また上限以下であると、
光ピックアップ装置の小型化が可能となる。
【0020】また、本発明の半導体レーザコリメート装
置は、半導体レーザと、半導体レーザからの光束が入射
し、平行光が出射するカップリングレンズとを備える半
導体レーザコリメート装置であって、前記カップリング
レンズが、プラスチック材料からなり、第1面または第
2面の少なくとも一方に輪帯状に段差が形成された回折
面を有し、次式を満たすことを特徴とする。
【0021】|c1+(c2−c1)・φD/φC|/f
c<0.15λ(mm) 但し、c1=1/(n-1)・dn/dt+1/(n-1)・dn/dλ・dλ/dt-α c2=1/λ・dλ/dt-2α fc:カップリングレンズの焦点距離(mm)(=1/
φC) λ:半導体レーザの波長(mm) n:カップリングレンズの屈折率 α:カップリングレンズの線膨張係数 φD:回折面のパワー(回折面を両面に設ける場合は回
折面のパワーの算術和をφDとする) φC:カップリングレンズのパワー dn/dt:温度変動に対する屈折率変化の割合 dn/dλ:波長変化に対する屈折率変化の割合 dλ/dt:温度変動に対する、使用する半導体レーザ
の波長変化の割合
【0022】この半導体レーザコリメート装置によれ
ば、カップリングレンズを射出した光束の発散角が温度
変動によってほとんど変化しないから、カップリングレ
ンズからの平行光束の平行状態が温度変動により変化し
ない。従って、半導体レーザからの光を温度変動が生じ
ても安定した平行光束として射出させることができる。
【0023】なお、本発明における光学系とは、例えば
CDやDVDについて記録又は再生可能とするようなカ
ップリングレンズ及び対物レンズを含む2以上の光学素
子の集合であって、情報記録媒体上への情報の記録及び
/又は情報記録媒体上の情報を再生可能とするための光
学系全体のみならず、その光学系の一部を意味するもの
であってもよい。ここで、カップリングレンズとは、光
源からの光束の発散角を変換して対物レンズに導くため
の光学素子であり、光源からの発散光を略平行光束とす
るいわゆるコリメートレンズを含むものである。一方、
対物レンズは、光ピックアップ装置に光情報記録媒体を
装填した状態において、最も光情報記録媒体側の位置で
その光情報記録媒体に対向して配置されるレンズ群であ
って、光ピックアップ装置のアクチュエータによって少
なくとも光軸方向に作動可能に設けられた集光作用を有
するレンズ群を指すものである。また、本発明において
カップリングレンズの近傍に配置され得る光学素子と
は、上記対物レンズのレンズ群とは別体で、かつ上記カ
ップリングレンズの近傍(一体であってもよい)に設け
られ得る光学素子であり、例えば、屈折作用を殆ど持た
ないような光学素子を含むものである。この光学素子
は、勿論、本発明の回折面をカップリングレンズに設け
た場合には、必ずしも設ける必要がない。
【0024】また、本発明における情報記録媒体には、
例えば、CD, CD-R, CD-RW, CD-Video, CD-ROM等の各種
CD、DVD, DVD-ROM, DVD-RAM, DVD-R, DVD-RW等の各種
DVD、或いはMD等のディスク状の情報記録媒体が挙
げられる。
【0025】また、情報記録媒体に対する情報の記録ま
たは(及び/又は)再生とは、上記のような情報記録媒
体の情報記録面上に情報を記録すること、情報記録面上
に記録された情報を再生することをいう。本発明におけ
る光ピックアップ装置は、記録だけ或いは再生だけを行
うために用いられるものであってもよいし、記録および
再生の両方を行うために用いられるものであってもよ
い。また、或る情報記録媒体に対しては記録を行い、別
の情報記録媒体に対しては再生を行うために用いられる
ものであってもよいし、或る情報記録媒体に対しては記
録または再生を行い、別の情報記録媒体に対しては記録
及び再生を行うために用いられるものであってもよい。
なお、ここでいう再生とは、単に情報を読み取ることを
含むものである。従って、本発明のカップリングレンズ
あるいは半導体コリメート装置が適用される光ピックア
ップ装置も、上述のような光ピックアップ装置を含むも
のである。
【0026】また、カップリングレンズのプラスチック
材料としては、アクリル系、ポリオレフィン系、ポリカ
ーボネイト系、スチレン系等を使用できるが、これらに
限定されない。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
光ピックアップ装置について図面を参照して説明する。
図1は光ピックアップ装置の概略的構成を示す図であ
る。
【0028】図1に示すように、光ピックアップ装置
は、光源である半導体レーザ1と、光源から射出される
発散光の発散角を変換するカップリングレンズ2と、カ
ップリングレンズ2からの光束を光情報記録媒体11の
情報記録面5に集光する対物レンズ3と、光情報記録媒
体11からの反射光を受光する光検出器4とを備える。
【0029】光ピックアップ装置は、更に、光情報記録
媒体11からの反射光を光検出器4に向けて反射し分離
するビームスプリッタ6と、カップリングレンズ2と対
物レンズ3との間に配置された1/4波長板7、対物レ
ンズ3に前置された絞り8と、ビームスプリッタ6と光
検出器4との間に配置されたシリンドリカルレンズ9
と、光情報記録媒体11から情報を再生する際に作動す
るフォーカス・トラッキング用アクチュエータ10とを
備える。
【0030】カップリングレンズ2は、樹脂材料から形
成され、少なくとも一方の面に輪帯状に段差が形成され
る回折面を有する。回折面は基板となる基板レンズの表
面に回折輪帯をレリーフ(表面の凹凸)として設けてい
る。したがって、基板レンズは、回折のためのレリーフ
構造を省いてマクロ的に見た形状のレンズとする。
【0031】本発明の光ピックアップ装置は、カップリ
ングレンズを樹脂材料で形成することで生じる温度変動
に伴うカップリングレンズの焦点距離の変化を、回折面
に適切なパワーを与えることによって補償するものであ
る。即ち、温度が上昇すると半導体レーザの発振波長が
長くなり、回折面のパワーが強くなって、カップリング
レンズの基板レンズの温度上昇によるパワーの減少を補
償する。
【0032】ここで、温度変動によってカップリングレ
ンズの焦点距離が変化した時の、対物レンズの波面収差
の変化を求める。
【0033】先ず、対物レンズとカップリングレンズと
からなる系において、カップリングレンズの焦点距離の
変化によって、対物レンズに対する物***置が変化し、
対物レンズの結像倍率が変化することによって生じる対
物レンズの波面収差の劣化を考える。なお、対物レンズ
はベスト位置にフォーカシングされるものとする。
【0034】対物レンズの横倍率moの変化による、対
物レンズの波面収差Wo(mm単位のrms)の劣化の
割合dWo/dmoは、対物レンズの像側開口数をNA
o、焦点距離をfo、横倍率をmo、係数をβとして次
式で表される。なお、像側とは情報記録媒体側の意味で
ある。
【0035】dWo/dmo=β・(NAo・(1−m
o))4・fo
【0036】なお、単玉対物レンズで検討したところβ
の値は±0.012程度であった。(符号はWoが増え
る方向に選ぶものとする。)
【0037】また、カップリングレンズの焦点距離の変
化による対物レンズの結像倍率の変化の割合dmo/d
fを求めると、カップリングレンズからの射出光が平行
光に近い場合、近似的に次式が得られる。
【0038】dmo/dfc=−fo/fc2
【0039】次に、温度変動によるカップリングレンズ
の焦点距離の変化について説明する。先ず、基板レンズ
のパワーをφB、回折面のパワーをφDとして、カップ
リングレンズ全体のパワーをφC=φB+φDとする。
回折面を両面に設ける場合は回折面のパワーの算術和を
φDとする。
【0040】nを屈折率、λを波長、αを線膨張係数、
tを温度、fcを焦点距離とすると、温度変動による、
カップリングレンズの焦点距離の変化の割合dfc/d
tは次式で表される。
【0041】 dfc/dt=−fc2・dφC/dt =−fc2・(c1・φB+c2・φD) 但し、c1=1/(n-1)・dn/dt+1/(n-1)・dn/dλ・dλ/dt-α c2=1/λ・dλ/dt-2α
【0042】または、φB=φC−φDを用いると、次
式となる。
【0043】dfc/dt=−fc・(c1+(c2−
c1)・φD/φC)
【0044】以上をまとめると、この系において温度変
動△tに対する対物レンズの波面収差の劣化△Wo(m
m単位のrms)は次式となる。 △Wo=(dWo/dmo)・|(dmo/dfc)・(df
c/dt)・△t|
【0045】ここで、数値例を示す。即ち、対物レンズ
の像側開口数をNAo=0.6、焦点距離をfo=3m
m、横倍率をmo=0、係数をβ=±0.12、とする
と、 dWo/dmo=±0.047(mm)
【0046】また、カップリングレンズの焦点距離をf
c=20mmとすると、 dmo/dfc=−0.0075(mm-1
【0047】また、波長をλ=650nm、カップリン
グレンズの屈折率をn=1.54113、線膨張係数を
α=7×10-5、屈折率の温度変動をdn/dt=−
1.2×10-4、半導体レーザの発振波長の温度変動を
dλ/dt=2×10-7、波長変化による屈折率変化を
dn/dλ=−38とすると、c1=−2.97×10
-4、c2=1.68×10-4となる。
【0048】もし、カップリングレンズが回折面を有し
ないならば、dfc/dt=0.0059であり、△t
=30度とすると、 △Wo=0.047×|(−0.0075)×0.00
59×30|=0.000062mm=0.096λ となり、マレシャルの判別値0.07λrmsより劣化
してしまう。この劣化はカップリングレンズの焦点距離
が短いほど大きい。
【0049】本発明によれば、カップリングレンズに適
切な回折パワーを付与することにより、この劣化を小さ
くすることができる。
【0050】即ち、対物レンズの基準状態の波面収差を
0と仮定し、30度の温度変動に対して、波面収差の劣
化を0.07λrmsにおさえることが必要として、次
の条件を得る。 0.07λ>(dWo/dmo)・|(dmo/dfc)・
(dfc/dt)・30(℃)│ この式に前記の関係を用いると、次の式(1)が得られ
る。
【0051】 (NAo・(1−mo))4・(fo2/fc)・|c1+(c2−c1)・φD/φC│< 0.019λ (1)
【0052】上述の式(1)の関係を満たせば、温度が
変化しても、光源の発光点とカップリングレンズの焦点
位置との位置関係がほとんど変わらず、カップリングレ
ンズから射出される光束の発散の度合いが殆ど変わらず
その発散角が殆ど変化しないために、対物レンズの波面
収差劣化が小さい光ピックアップ装置を得ることができ
る。また、次の式(2)を満たすことがより望ましい。
【0053】 (NAo・(1−mo))4・(fo2/fc)|c1+(c2−c1)・φD/φC|< 0.010λ (2)
【0054】また、カップリングレンズとしての実用的
な条件範囲として、対物レンズの像側開口数NAo=
0.6、焦点距離fo=1.0mm、横倍率をmo=0
の光ピックアップに対応できるためには、次の式(3)
を満たすことが必要である。
【0055】 |c1+(c2−c1)・φD/φC|/fc<0.15λ(mm) (3)
【0056】より望ましくは次の式(4)を満たすこと
である。
【0057】 │c1+(c2−c1)・φD/φC|/fc<0.037λ(mm) (4)
【0058】さらに望ましくは次の式(5)を満たすこ
とである。
【0059】 |c1+(c2−c1)・φD/φC|/fc<0.009λ(mm) (5)
【0060】また、カップリングレンズの倍率mc(平
行光を射出する場合を0とする)及び焦点距離は次の式
(6)、(7)の範囲をそれぞれ満たすことが実用的で
ある。
【0061】 −0.2≦mc≦0.2 (6)
【0062】 2.0≦fc≦25 (7)
【0063】この場合、mcが式(6)の下限以上であ
ると、カップリングレンズの外径が大きくならず、上限
以下であると、対物レンズの外径が大きくならず、光ピ
ックアップ装置の小型化が可能となる。
【0064】また、fcが式(7)の下限以上である
と、上述の温度補償効果を得るために強いパワーの回折
面がさほど必要にならず、回折効率の高い回折輪帯を製
造することが容易となり、上限以下であると、光ピック
アップ装置の小型化が可能となる。
【0065】また、回折輪帯間の間隔が過小となると製
造が困難になるが、この問題を避けるためには回折面を
両面に設けることや高次の回折光を用いてブレーズ化す
ることが有効である。また、短波長の光源を使った光ピ
ックアップ装置に本発明を適用することにより、高密度
の記録または再生できる光ピックアップ装置を得ること
ができる。このために光源の波長λが、λ<0.000
68mm、より望ましくは、λ<0.00045mm、
を満たすことが望ましい。
【0066】
【実施例】次に、上述した本発明のカップリングレンズ
について実施例1,2,3を説明する。実施例1,2は
基準波長650nm、実施例3は基準波長400nmで
ある。各実施例の諸元値は下記の表1のとおりである。
また、表1の最下段に、ピックアップ装置に関する上述
の式(1)の値を示す。
【0067】
【表1】
【0068】なお、実施例3では、実施例1,2にくら
べ、dλ/dtが小さい短波長用レーザとしたため、強
い回折面のパワーが必要である。
【0069】また、回折面は次の光路差関数Φ(h)で
表し、光路差関数の値がmλ(mは回折次数)変わるご
とに回折輪帯を設ける。
【0070】 Φ(h)=b2・h2+b4・h4+b6・h6+・・・ ただし、h:光軸からの距離 b2、b4、b6、・・・:光路差関数の係数
【0071】また、非球面は次の式で表す。
【0072】X=(h2/r)/(1+√(1−(1+K)h2
/r2))+A2・h2+A4・h4+A6・h6+・・・ 但し、A2,A4,A6,・・・: 非球面係数 K:円錐係数 r:近軸曲率半径
【0073】〈実施例1〉
【0074】表2に実施例1のレンズデータを示す。な
お、表1の通り、光源波長λ650nmのとき、焦点距
離fc14.0mm、光源側開口数NA0.107であ
る。
【0075】
【表2】
【0076】図2は実施例1のカップリングレンズのレ
ンズ断面図であり、図3は実施例1のカップリングレン
ズの球面収差図である(基準波長λ650nm、光源側
開口数NA0.107)。図3から実施例1のカップリ
ングレンズでは基準波長λ=650nmで充分に球面収
差補正がされていることが分かる。
【0077】〈実施例2〉
【0078】表3に実施例2のレンズデータを示す。な
お、表1の通り、光源波長λ650nmのとき、焦点距
離fc8.0mm、光源側開口数NA0.188であ
る。
【0079】
【表3】
【0080】図4は実施例2のカップリングレンズのレ
ンズ断面図であり、図5は実施例2のカップリングレン
ズの球面収差図である(基準波長λ650nm、光源側
開口数NA0.188)。図5から実施例2のカップリ
ングレンズでは基準波長λ=650nmで充分に球面収
差補正がされていることが分かる。
【0081】〈実施例3〉
【0082】表4に実施例3のレンズデータを示す。な
お、表1の通り、光源波長λ400nmのとき、焦点距
離fc8.0mm、光源側開口数NA0.188であ
る。
【0083】
【表4】
【0084】図6は実施例2のカップリングレンズのレ
ンズ断面図であり、図7は実施例3のカップリングレン
ズの球面収差図である(基準波長λ400nm、光源側
開口数NA0.188)。図7から実施例3のカップリ
ングレンズでは基準波長λ=400nmで充分に球面収
差補正がされていることが分かる。
【0085】以上の実施例においては、本発明の回折面
をカップリングレンズに設けた例を挙げて説明したが、
カップリングレンズを設ける代わりに、入射光束の発散
角が実質的に変換しない光学素子を、カップリングレン
ズの近傍に設けて、その光学素子に本発明の回折面を設
けるようにしてもよい。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、プラスチック材料から
なるカップリングレンズを射出した光束の発散角が温度
が変動してもほとんど変化しない。従って、このカップ
リングレンズ光をピックアップ装置に用いると、温度が
変動しても、対物レンズに対する物***置が変化せず、
対物レンズの球面収差が劣化しないピックアップ装置を
提供できる。また、温度変動が生じても安定した平行光
束が射出できる半導体レーザコリメート装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態の光ピックアップ装置
の構成を示す光路図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる実施例1のカップ
リングレンズのレンズ断面図である。
【図3】実施例1のカップリングレンズの基準波長λ=
650nmに対する球面収差図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかる実施例2のカップ
リングレンズのレンズ断面図である。
【図5】実施例2のカップリングレンズの基準波長λ=
650nmに対する球面収差図である。
【図6】本発明の実施の形態にかかる実施例3のカップ
リングレンズのレンズ断面図である。
【図7】実施例3のカップリングレンズの基準波長λ=
400nmに対する球面収差図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ(光源) 2 カップリングレンズ 3 対物レンズ 4 光検出器 5 情報記録面 11 光情報記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA13 LA25 NA08 PA01 PA17 PB01 QA03 QA07 QA12 QA15 QA31 QA32 RA05 RA13 RA42 RA46 UA01 5D119 AA09 AA21 BA01 DA01 DA05 EC01 FA05 JA02 JA04 JB03 9A001 KK13 KK16

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体について記録及び/又は再
    生を行う光ピックアップ装置に用いられるカップリング
    レンズであって、 プラスチック材料からなり、 第1面または第2面の少なくとも一方に輪帯状に段差が
    形成された回折面を有し、 次式を満たすことを特徴とするカップリングレンズ。 |c1+(c2−c1)・φD/φC|/fc<0.15
    λ(mm) 但し、c1=1/(n-1)・dn/dt+1/(n-1)・dn/dλ・dλ/dt-α c2=1/λ・dλ/dt-2α fc:カップリングレンズの焦点距離(mm)(=1/
    φC) λ:波長(mm) n:カップリングレンズの屈折率 α:カップリングレンズの線膨張係数 φD:回折面のパワー(回折面を両面に設ける場合は回
    折面のパワーの算術和をφDとする) φC:カップリングレンズのパワー dn/dt:温度変動に対する屈折率変化の割合 dn/dλ:波長変化に対する屈折率変化の割合 dλ/dt:温度変動に対する、使用する光源の波長変
    化の割合
  2. 【請求項2】 dλ/dt=2×10-7である請求項1
    に記載のカップリングレンズ。
  3. 【請求項3】 dλ/dt=5*10-8である請求項1
    に記載のカップリングレンズ。
  4. 【請求項4】 情報記録媒体について記録及び/又は再
    生を行う光ピックアップ装置に用いられるカップリング
    レンズであって、 プラスチック材料からなり、 第1面または第2面の少なくとも一方に、温度変動に対
    する射出光束の発散角または収束角の変化を抑制するた
    めの、輪帯状に段差が形成された回折面を有し、 次式
    を満たすことを特徴とするカップリングレンズ。 −0.2≦mc≦0.2 2.0≦fc≦25 但し、mc:カップリングレンズの倍率 fc:カップリングレンズの焦点距離(mm)
  5. 【請求項5】 前記回折面は、2次以上の次数の回折光
    に対してブレーズ化されている請求項1,2,3または
    4に記載のカップリングレンズ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のカ
    ップリングレンズを有する光ピックアップ装置。
  7. 【請求項7】 光源からの光束をカップリングレンズと
    対物レンズとを含む光学系により情報記録媒体の情報記
    録面上に集光して情報の記録または再生を行うように構
    成された光ピックアップ装置であって、 前記カップリングレンズがプラスチック材料からなり、 前記カップリングレンズの少なくとも一方の面に、輪帯
    状に段差が形成された回折面を設けるか、あるいは前記
    カップリングレンズの近傍に、輪帯状に段差が形成され
    た回折面を少なくとも一方の面に有する光学素子を設
    け、 次式を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置。 |c1+(c2−c1)・φD/φC|/fc<0.15
    λ(mm) 但し、c1=1/(n-1)・dn/dt+1/(n-1)・dn/dλ・dλ/dt-α c2=1/λ・dλ/dt-2α fc:カップリングレンズの焦点距離(mm)(=1/
    φC) λ:波長(mm) n:カップリングレンズの屈折率 α:カップリングレンズの線膨張係数 φD:回折面のパワー(回折面を両面に設ける場合は回
    折面のパワーの算術和をφDとする) φC:カップリングレンズのパワー dn/dt:温度変動に対する屈折率変化の割合 dn/dλ:波長変化に対する屈折率変化の割合 dλ/dt:温度変動に対する光源の波長変化の割合
  8. 【請求項8】 次式を満たすことを特徴とする請求項7
    に記載の光ピックアップ装置。 (NAo・(1−mo))4・(fo2/fc)・│c1+(c2
    −c1)・φD/φCl<0.019λ 但し、NAo:対物レンズの像側開口数 mo:対物レンズの横倍率 fo:対物レンズの焦点距離
  9. 【請求項9】 次式を満たすことを特徴とする請求項8
    に記載の光ピックアップ装置。 (NAo・(1−mo))4・(fo2/fc)・│c1+(c2
    −c1)・φD/φCl<0.010λ
  10. 【請求項10】 次式を満たすことを特徴とする請求項
    7,8または9に記載の光ピックアップ装置。 λ<0.00068mm
  11. 【請求項11】 次式を満たすことを特徴とする請求項
    7,8または9に記載の光ピックアップ装置。 λ<0.00045mm
  12. 【請求項12】 光源からの光束をカップリングレンズ
    と対物レンズとを含む光学系により情報記録媒体の情報
    記録面上に集光して情報の記録または再生を行うように
    構成された光ピックアップ装置であって、 前記カップリングレンズがプラスチック材料からなり、 温度変動に対する前記カップリングレンズの射出光束の
    発散角または収束角の変化を抑制するために、前記カッ
    プリングレンズの少なくとも一方の面に、輪帯状に段差
    が形成された回折面を設けるか、あるいは前記カップリ
    ングレンズの近傍に、輪帯状に段差が形成された回折面
    を少なくとも一方の面に有する光学素子を設け、 次式を満たすことを特徴とする光ピックアップ装置。 −0.2≦mc≦0.2 2.0≦fc≦25 但し、mc:カップリングレンズの倍率 fc:カップリングレンズの焦点距離(mm)
  13. 【請求項13】 半導体レーザと、半導体レーザからの
    光束が入射し、平行光が出射するカップリングレンズと
    を備える半導体レーザコリメート装置であって、 前記カップリングレンズが、 プラスチック材料からなり、 第1面または第2面の少なくとも一方に輪帯状に段差が
    形成された回折面を有し、 次式を満たすことを特徴とする半導体レーザコリメート
    装置。 |c1+(c2−c1)・φD/φC|/fc<0.15
    λ(mm) 但し、c1=1/(n-1)・dn/dt+1/(n-1)・dn/dλ・dλ/dt-α c2=1/λ・dλ/dt-2α fc:カップリングレンズの焦点距離(mm)(=1/
    φC) λ:半導体レーザの波長(mm) n:カップリングレンズの屈折率 α:カップリングレンズの線膨張係数 φD:回折面のパワー(回折面を両面に設ける場合は回
    折面のパワーの算術和をφDとする) φC:カップリングレンズのパワー dn/dt:温度変動に対する屈折率変化の割合 dn/dλ:波長変化に対する屈折率変化の割合 dλ/dt:温度変動に対する、使用する半導体レーザ
    の波長変化の割合
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