JP2001157934A - バルブ自動組付装置 - Google Patents

バルブ自動組付装置

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JP2001157934A
JP2001157934A JP34322499A JP34322499A JP2001157934A JP 2001157934 A JP2001157934 A JP 2001157934A JP 34322499 A JP34322499 A JP 34322499A JP 34322499 A JP34322499 A JP 34322499A JP 2001157934 A JP2001157934 A JP 2001157934A
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JP
Japan
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retainer
hole
coil spring
valve
valve hole
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Application number
JP34322499A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Yashima
良一 八嶋
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Showa Corp
Original Assignee
Showa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブ穴内にリテーナとコイルスプリングを
引っ掛かることなく自動的にセットできるバルブ自動組
付装置を提供する。 【解決手段】 シャッター部材14が回転し、開口15
によってストック穴11とバルブ穴7とが連通すると、
ストック穴11内に装填されていたリテーナ21とコイ
ルスプリング22がバルブ穴7内に落とし込まれる。こ
のとき、一部のバルブ穴7内でリテーナ21が倒れコイ
ルスプリング22がバルブ穴7内にセットされない事態
が生じても、加振装置6によってテーブル2が振動して
いるため、リテーナ21が一瞬起立し、この時コイルス
プリング22がリテーナ21の周囲に入り込み、全ての
バルブ穴7内にリテーナ21とコイルスプリング22が
セットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばピストンにリ
リーフバルブ機構を自動的に組付ける装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧緩衝器内に組付けられる一般的なピ
ストンのリリーフバルブ機構を図4を参照して説明する
と、ピストン本体100にバルブ穴101を形成し、こ
のバルブ穴101の底部に小径の連通穴102を形成
し、一方、バルブ穴101内にスチールボール103、
リテーナ104およびスプリング105を収め、スプリ
ング105の一端をワッシャ106で受け、スプリング
105の弾発力でスチールボール103をバルブ穴10
1の底部に押し付け、連通穴102を閉じるようにして
いる。
【0003】上記のピストンにリリーフバルブ機構を組
み付けるには、予めピストン本体100のバルブ穴10
1内にスチールボール103を入れておき、この上にリ
テーナ104を落とし込み、次いでリテーナ104の周
囲にスプリング105を挿入する手順で行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】組み付けの際に、スチ
ールボール103は球体であるので、図5に示すように
リテーナ104が倒れてしまい、いちいち手作業でリテ
ーナ104を起こしてスプリング105をセットしなけ
ればならず、自動化の妨げになっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明に係るバルブ自動組付装置は、バルブ穴内にリテー
ナとコイルスプリングとを組付ける装置であって、バル
ブ穴を形成した被挿着部材を載置するテーブルと、この
テーブルの上方に配置される弾倉部材と、前記テーブル
と弾倉部材との間に配置されるシャッター部材とを備
え、前記テーブルには被挿着部材に振動を与える加振装
置が設けられ、前記弾倉部材にはリテーナとコイルスプ
リングとを組付けた状態で収納するストック穴が形成さ
れ、前記シャッター部材には所定の回転位置で弾倉部材
のストック穴と被挿着部材のバルブ穴とを連通する開口
が形成された構成とした。
【0006】加振装置によって被挿着部材を振動せしめ
ることでバルブ穴内で倒れていたリテーナが一瞬起立す
るので、その時にコイルスプリングがリテーナの周囲に
落とし込まれる。
【0007】前記被挿着部材としては油圧緩衝器の一部
を構成するピストンが挙げられが、これに限るものでは
なく、スチールボール等の球体を先に組み付けること
で、リテーナが傾いてしまうものに広く適用できる。
【0008】また、シャッター部材としては、例えば円
盤状をなし、更に回転可能なホルダ内に交換可能に取付
ける構成のものが考えられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るバルブ自
動組付装置の断面図、図2はシャッター部材の斜視図、
図3(a)〜(e)は作用を説明した断面図である。
【0010】バルブ自動組付装置は上下方向に伸縮動を
なすシリンダユニット1の上端部にテーブル2を設け、
このテーブル2の上面中央にはテーブル2上に載置する
被挿着部材であるピストン本体3の軸穴4に係合してピ
ストン本体3の位置決めを行うピン5が設けられ、また
テーブル2の端部にはテーブル2上に載置されたピスト
ン本体3に振動を与える加振装置6が固定されている。
【0011】尚、テーブル2上に載置されたピストン本
体3には軸方向に4つ或いは6つのバルブ穴7及び小径
の連通穴8が形成され、この連通穴8の箇所にスチール
ボール9が予めセットされている。
【0012】前記テーブル2の上方には弾倉部材10が
配置されている。この弾倉部材10は図示しないフレー
ムに支持され、その形状はピストン本体3と略等しく、
バルブ穴7に対応して4つ或いは6つのストック穴11
が形成されている。
【0013】弾倉部材10の中央には軸穴12が形成さ
れ、この軸穴12に軸13が挿通され、この軸13廻り
に弾倉部材10は回転可能とされている。回転角度はス
トック穴11の数に応じ、ストック穴11が4本の場合
には90°づつ間欠回転し、6本の場合は60°づつ間
欠回転するよう設定されている。
【0014】一方、前記テーブル2と弾倉部材10の間
にはシャッター部材14が設けられている。シャッター
部材14は円盤状をなし、前記軸13廻りに回転可能と
され且つ弾倉部材10の下面に接する程度に接近して配
置され、開口15がバルブ穴7の位置に対応して形成さ
れている。
【0015】また、シャッター部材14はホルダー16
内に交換可能に収められ、このホルダー16の外周には
ギヤ部17が形成され、このギヤ部17にタイミングベ
ルト18が噛合し、図示しない正逆モータの駆動力でタ
イミングベルト18が往復動し、この往復動につれてホ
ルダー16内に収められたシャッター部材14が往復回
転する。
【0016】更に、弾倉部材10の1つのストック穴1
1の上方にはリテーナ供給チューブ19とコイルスプリ
ング供給チューブ20が臨み、ストック穴11内にリテ
ーナ21とコイルスプリング22を交互に供給するよう
にしている。
【0017】尚、図面では1つのストック穴11にリテ
ーナ供給チューブ19とコイルスプリング供給チューブ
20の一方を臨ませ、隣接するストック穴11にリテー
ナ供給チューブ19とコイルスプリング供給チューブ2
0の他方を臨ませるようにしているが、1つのストック
穴11にリテーナ供給チューブ19とコイルスプリング
供給チューブ20の両方を臨ませるようにしてもよい。
【0018】以下に、ピストンにリリーフバルブ機構が
自動的に組付けられる工程を図1及び図3(a)〜
(e)に基いて説明する。先ず、図1に示すように、弾
倉部材10の下方に位置するテーブル2上にピストン本
体3をセットする。またこれと並行してリテーナ供給チ
ューブ19とコイルスプリング供給チューブ20から弾
倉部材10の全てのストック穴11にリテーナ21とコ
イルスプリング22を供給する。尚、リテーナ21とコ
イルスプリング22を供給する際にはストック穴11の
下端開口はシャッター部材14にて閉塞され、また、全
てのストック穴11にリテーナ21とコイルスプリング
22を供給するには弾倉部材10を間欠的に回転させつ
つ供給すればよい。ここで、シャッター部材14の上面
は平坦面であるので、リテーナ21はストック穴11で
倒れることはなく、したがってリテーナ21の周囲にコ
イルスプリング22が装填される。
【0019】以上の如くして、テーブル2上にピストン
本体3をセットするとともに、弾倉部材10の全てのス
トック穴11にリテーナ21とコイルスプリング22が
装填されると、シリンダユニット1が伸長動してテーブ
ル2が上昇し、図3(a)に示すように、ピストン本体
3の軸穴4が軸13に嵌合する。
【0020】次いで、シャッター部材14が回転し、図
3(b)に示すように、シャッター部材14に形成した
開口15によって弾倉部材10のストック穴11とピス
トン本体3のバルブ穴7とが連通する。その結果、スト
ック穴11内に装填されていたリテーナ21とコイルス
プリング22がバルブ穴7内に落とし込まれる。
【0021】ところで、バルブ穴7内には予めスチール
ボール9がセットされているので、図3(c)に示すよ
うに、一部のバルブ穴7内でリテーナ21が倒れコイル
スプリング22がバルブ穴7内にセットされない事態が
生じる。
【0022】しかしながら、加振装置6によってテーブ
ル2が振動しているため、図3(d)に示すように、リ
テーナ21が一瞬起立し、この時コイルスプリング22
がリテーナ21の周囲に入り込み、図3(e)に示すよ
うに、全てのバルブ穴7内にリテーナ21とコイルスプ
リング22がセットされる。
【0023】尚、1つのバルブ穴7内にリテーナ21を
セットする間に、加振装置を例えば3回程度間欠作動
(不連続作動)とせしめると、加振装置の振動数が間欠
作動の初期と中間で変動するため振動数に幅が生じる。
一方、リテーナの固有振動数は機種毎に異なる。しかし
ながら、加振装置の振動数に前記したように幅がある
と、その幅内でリテーナの固有振動数と一致するため、
リテーナが共振し、リテーナの直立性がさらによくな
る。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
弾倉部材内にストックしていたリテーナとコイルスプリ
ングをスチールボールが組込まれた被挿着部材のバルブ
穴内に落とし込むとともに、被挿着部材を振動せしめる
ようにしたので、仮りにリテーナがバルブ穴内で倒れ、
コイルスプリングが引っ掛かっていても、振動によって
リテーナが一瞬起立するので、この時にコイルスプリン
グの引っ掛かりが解け、バルブ穴内にコイルスプリング
が挿入される。
【0025】したがって、従来は手作業で行っていたた
め、1つのピストンにリリーフバルブ機構を組み付ける
のに熟練工で約18秒かかっていたが、本発明のバルブ
自動組付装置の使用によりその間別の作業が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバルブ自動組付装置の断面図
【図2】シャッター部材のの斜視図
【図3】(a)〜(e)は作用を説明した断面図
【図4】一般的なピストンの断面図
【図5】従来の欠点を示す断面図
【符号の説明】
1…シリンダユニット、2…テーブル、3…ピストン本
体、4…軸穴、5…ピン、6…加振装置、7…バルブ
穴、8…連通穴、9…スチールボール、10…弾倉部
材、11…ストック穴、12…軸穴、13…軸、14…
シャッター部材、15…開口、16…ホルダー、17…
ギヤ部、18…タイミングベルト、19…リテーナ供給
チューブ、20…コイルスプリング供給チューブ、21
…リテーナ、22…コイルスプリング。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ穴内にリテーナとコイルスプリン
    グとを組付ける装置であって、この装置はバルブ穴を形
    成した被挿着部材を載置するテーブルと、このテーブル
    の上方に配置される弾倉部材と、前記テーブルと弾倉部
    材との間に配置されるシャッター部材とを備え、前記テ
    ーブルには被挿着部材に振動を与える加振装置が設けら
    れ、前記弾倉部材にはリテーナとコイルスプリングとを
    組付けた状態で収納するストック穴が形成され、前記シ
    ャッター部材には所定の回転位置で弾倉部材のストック
    穴と被挿着部材のバルブ穴とを連通する開口が形成され
    ていることを特徴とするバルブ自動組付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のバルブ自動組付装置に
    おいて、前記被挿着部材は予めバルブ穴内にスチールボ
    ールが組込まれたピストンであることを特徴とするバル
    ブ自動組付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のバルブ自動組付装置に
    おいて、前記加振装置は間欠作動により被挿着部材に振
    動を与えるようにしたことを特徴とするバルブ自動組付
    装置。
JP34322499A 1999-12-02 1999-12-02 バルブ自動組付装置 Pending JP2001157934A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007071233A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Kayaba Ind Co Ltd バルブ構造
CN113523786A (zh) * 2021-09-15 2021-10-22 中天电气技术有限公司 用于螺栓安装垫片的安装装置及其操作方法

Cited By (3)

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