JP2001156322A - 太陽電池パネルの防水構造 - Google Patents
太陽電池パネルの防水構造Info
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- F24S25/00—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
- F24S25/30—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors
- F24S25/33—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors forming substantially planar assemblies, e.g. of coplanar or stacked profiles
- F24S25/35—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using elongate rigid mounting elements extending substantially along the supporting surface, e.g. for covering buildings with solar heat collectors forming substantially planar assemblies, e.g. of coplanar or stacked profiles by means of profiles with a cross-section defining separate supporting portions for adjacent modules
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 太陽電池パネルを並設させた場合における隣
り合う取付レール間からの漏水を効果的に防ぐことので
きる、新しい太陽電池パネルの防水構造を提供する。 【解決手段】 太陽電池モジュール（２）が取付レール
（３）を介してパネル基板（１）上に取り付けられた太
陽電池パネルの防水構造であって、複数の太陽電池パネ
ルが並設された場合に隣り合う取付レール（３）間にお
いて、一方の取付レール（３）の側部から他方の取付レ
ール（３）の側部に渡って防水板体（４）が備えられて
いる。
り合う取付レール間からの漏水を効果的に防ぐことので
きる、新しい太陽電池パネルの防水構造を提供する。 【解決手段】 太陽電池モジュール（２）が取付レール
（３）を介してパネル基板（１）上に取り付けられた太
陽電池パネルの防水構造であって、複数の太陽電池パネ
ルが並設された場合に隣り合う取付レール（３）間にお
いて、一方の取付レール（３）の側部から他方の取付レ
ール（３）の側部に渡って防水板体（４）が備えられて
いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、太陽電池
パネルの防水構造に関するものである。さらに詳しく
は、この出願の発明は、太陽電池パネルを並設させた場
合における隣り合う取付レール間からの漏水を効果的に
防ぐことのできる、新しい太陽電池パネルの防水構造に
関するものである。
パネルの防水構造に関するものである。さらに詳しく
は、この出願の発明は、太陽電池パネルを並設させた場
合における隣り合う取付レール間からの漏水を効果的に
防ぐことのできる、新しい太陽電池パネルの防水構造に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、太陽光発電システムにおい
て、太陽電池モジュールを木板やセメント板等のパネル
基板上に取り付けた太陽電池パネルがしばしば実用され
ている。この太陽電池パネルは、太陽電池モジュールが
パネル基板に一体化されているので、たとえば屋根への
施工の際に、野地板等の屋根部材を施工した後に太陽電
池モジュールを取り付けるといった２段階の施工を行う
必要がなく、パネル基板自体が屋根部材となるので太陽
電池パネルを施工するだけで太陽電池モジュール付きの
屋根が仕上がり、極めて良好な施工性を実現することが
できる。
て、太陽電池モジュールを木板やセメント板等のパネル
基板上に取り付けた太陽電池パネルがしばしば実用され
ている。この太陽電池パネルは、太陽電池モジュールが
パネル基板に一体化されているので、たとえば屋根への
施工の際に、野地板等の屋根部材を施工した後に太陽電
池モジュールを取り付けるといった２段階の施工を行う
必要がなく、パネル基板自体が屋根部材となるので太陽
電池パネルを施工するだけで太陽電池モジュール付きの
屋根が仕上がり、極めて良好な施工性を実現することが
できる。
【０００３】さて、このような太陽電池パネルにおい
て、太陽電池モジュールのパネル基板への取付けを容易
ならしめるために、特開平１１−１５９０７１（特願平
１０−１１１１８８）に開示されている太陽電池モジュ
ール取付レールを用いることができる。たとえば図４は
この取付レールを用いた場合の太陽電池パネルの一例を
示したしたものであり、この図４に例示したように、パ
ネル基板（１）上に配設された取付レール（３）に太陽
電池モジュール（２）を固定すればよい。より具体的に
は、たとえば、各取付レール（３）は、その流し樋片部
（３１）からパネル基板（１）へねじ込まれる固定ネジ
（３２）によって、ゴム系、アスファルト系、ゴム・ア
スファルト系等の下地材（１１）（いわゆるルーフィン
グ）が敷設されたパネル基板（１）上に固定され、この
取付レール（３）のフレーム支持部（３３）上に太陽電
池モジュール（２）のフレーム部材（２２）が載置され
る。太陽電池モジュール（２）は、フレーム部材（２
１）に太陽電池（２１）が装着されて構成されている。
載置されたフレーム部材（２１）は、固定カバー体（３
４１）と固定金具（３４２）と固定ボルト・ナット（３
４３）とからなる固定カバー部材（３４）を介して取付
レール（３）に着脱自在に固定される。
て、太陽電池モジュールのパネル基板への取付けを容易
ならしめるために、特開平１１−１５９０７１（特願平
１０−１１１１８８）に開示されている太陽電池モジュ
ール取付レールを用いることができる。たとえば図４は
この取付レールを用いた場合の太陽電池パネルの一例を
示したしたものであり、この図４に例示したように、パ
ネル基板（１）上に配設された取付レール（３）に太陽
電池モジュール（２）を固定すればよい。より具体的に
は、たとえば、各取付レール（３）は、その流し樋片部
（３１）からパネル基板（１）へねじ込まれる固定ネジ
（３２）によって、ゴム系、アスファルト系、ゴム・ア
スファルト系等の下地材（１１）（いわゆるルーフィン
グ）が敷設されたパネル基板（１）上に固定され、この
取付レール（３）のフレーム支持部（３３）上に太陽電
池モジュール（２）のフレーム部材（２２）が載置され
る。太陽電池モジュール（２）は、フレーム部材（２
１）に太陽電池（２１）が装着されて構成されている。
載置されたフレーム部材（２１）は、固定カバー体（３
４１）と固定金具（３４２）と固定ボルト・ナット（３
４３）とからなる固定カバー部材（３４）を介して取付
レール（３）に着脱自在に固定される。
【０００４】このような取付レール（３）を介した太陽
電池モジュール（２）の取付けにより、パネル基板
（１）に対する太陽電池モジュール（２）の取付け・取
外しを容易に行うことができ、また、取付レール（３）
はパネル基板（１）上の任意位置に配設することができ
るので、太陽電池パネルの並設に支障をきたすことなく
様々な寸法の太陽電池モジュール（２）をパネル基板
（１）に取り付けることができる。
電池モジュール（２）の取付けにより、パネル基板
（１）に対する太陽電池モジュール（２）の取付け・取
外しを容易に行うことができ、また、取付レール（３）
はパネル基板（１）上の任意位置に配設することができ
るので、太陽電池パネルの並設に支障をきたすことなく
様々な寸法の太陽電池モジュール（２）をパネル基板
（１）に取り付けることができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図４に例示した通りの太陽電池パネルでは、それを複数
並設させた場合において、隣り合う取付レール（３）間
がある程度離れてしまい、そこから雨水等がパネル基板
（１）上へ、さらには隣接するパネル基板（１）間の隙
間等からパネル基板（１）の裏側へと侵入してしまう可
能性がある。
図４に例示した通りの太陽電池パネルでは、それを複数
並設させた場合において、隣り合う取付レール（３）間
がある程度離れてしまい、そこから雨水等がパネル基板
（１）上へ、さらには隣接するパネル基板（１）間の隙
間等からパネル基板（１）の裏側へと侵入してしまう可
能性がある。
【０００６】たとえば、太陽電池パネルを屋根へ施工す
る場合にはそれ自体で屋根が仕上げられるので、漏水は
特に好ましくなく、できる限りの防水策を施すことが望
まれる。太陽電池パネルを屋根上で使用する場合だけで
なく、太陽光発電を行うことのできる平地などで使用す
る場合においても、効果的な防水を行うことはパネル基
板（１）その他の構成要素の劣化ダメージを抑制するな
どのために極めて重要である。
る場合にはそれ自体で屋根が仕上げられるので、漏水は
特に好ましくなく、できる限りの防水策を施すことが望
まれる。太陽電池パネルを屋根上で使用する場合だけで
なく、太陽光発電を行うことのできる平地などで使用す
る場合においても、効果的な防水を行うことはパネル基
板（１）その他の構成要素の劣化ダメージを抑制するな
どのために極めて重要である。
【０００７】この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑
みてなされたものであり、太陽電池パネルを並設させた
場合における隣り合う取付レール間からの漏水を効果的
に防ぐことのできる、新しい太陽電池パネルの防水構造
を提供することを課題としている。
みてなされたものであり、太陽電池パネルを並設させた
場合における隣り合う取付レール間からの漏水を効果的
に防ぐことのできる、新しい太陽電池パネルの防水構造
を提供することを課題としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、太陽電池モジュールが取
付レールを介してパネル基板上に取り付けられた太陽電
池パネルの防水構造であって、複数の太陽電池パネルが
並設された場合に隣り合う取付レール間において、一方
の取付レールの側部から他方の取付レールの側部に渡っ
て防水板体が備えられていることを特徴とする太陽電池
パネルの防水構造を提供する。
の課題を解決するものとして、太陽電池モジュールが取
付レールを介してパネル基板上に取り付けられた太陽電
池パネルの防水構造であって、複数の太陽電池パネルが
並設された場合に隣り合う取付レール間において、一方
の取付レールの側部から他方の取付レールの側部に渡っ
て防水板体が備えられていることを特徴とする太陽電池
パネルの防水構造を提供する。
【０００９】また、この出願の発明は、上記の防水構造
において、隣接するパネル基板間に防水材が備えられて
いることや、隣り合う取付レール間において防水板体を
覆うようにカバー体が備えられていることをその態様と
して提供する。
において、隣接するパネル基板間に防水材が備えられて
いることや、隣り合う取付レール間において防水板体を
覆うようにカバー体が備えられていることをその態様と
して提供する。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に沿って実施
例を示し、さらに詳しくこの出願の発明の実施の形態に
ついて説明する。
例を示し、さらに詳しくこの出願の発明の実施の形態に
ついて説明する。
【００１１】
【実施例】図１および図２は、この発明の一実施例であ
る太陽電池パネルの防水構造を例示したものである。た
とえばこれら図１および図２に例示したように、この発
明の太陽電池パネルの防水構造は、太陽電池モジュール
（２）が取付レール（３）を介してパネル基板（１）上
に取り付けられた太陽電池パネルが複数並設された場合
に隣り合う取付レール（３）間において、一方の取付レ
ール（３）の側部から他方の取付レール（３）の側部に
渡って防水板体（４）が備えられている。
る太陽電池パネルの防水構造を例示したものである。た
とえばこれら図１および図２に例示したように、この発
明の太陽電池パネルの防水構造は、太陽電池モジュール
（２）が取付レール（３）を介してパネル基板（１）上
に取り付けられた太陽電池パネルが複数並設された場合
に隣り合う取付レール（３）間において、一方の取付レ
ール（３）の側部から他方の取付レール（３）の側部に
渡って防水板体（４）が備えられている。
【００１２】この場合さらに説明すると、図１および図
２の実施例では、防水板体（４）は、取付レール（３）
の長手方向に沿う平板部（４１）とこの平板部（４１）
の長手方向の両側端から立延設された固定板部（４２）
とを有しており、両側の固定板部（４２）が取付レール
（３）のフレーム支持部（３３）上に乗って、平板部
（４１）が取付レール（３）の側部間を覆うようになっ
ている。固定板部（４２）は、たとえば固定ネジ（４
３）によりフレーム支持部（３３）に固定される。
２の実施例では、防水板体（４）は、取付レール（３）
の長手方向に沿う平板部（４１）とこの平板部（４１）
の長手方向の両側端から立延設された固定板部（４２）
とを有しており、両側の固定板部（４２）が取付レール
（３）のフレーム支持部（３３）上に乗って、平板部
（４１）が取付レール（３）の側部間を覆うようになっ
ている。固定板部（４２）は、たとえば固定ネジ（４
３）によりフレーム支持部（３３）に固定される。
【００１３】このような防水板体（４）によって雨水等
がブロックされ、取付レール（３）間からパネル基板
（１）等への漏水が防止されることになる。また、防水
板体（４）と取付レール（３）との隙間、たとえば固定
板部（４２）とフレーム支持部（３３）との隙間、から
雨水等が侵入してきたとしても、防水板体（４）の裏側
には取付レール（３）の流し樋片部（３１）が位置して
いるので、流し樋片部（３１）によって侵入水が傾斜方
向に流されて、パネル基板（１）への漏水を防ぐことが
できる。
がブロックされ、取付レール（３）間からパネル基板
（１）等への漏水が防止されることになる。また、防水
板体（４）と取付レール（３）との隙間、たとえば固定
板部（４２）とフレーム支持部（３３）との隙間、から
雨水等が侵入してきたとしても、防水板体（４）の裏側
には取付レール（３）の流し樋片部（３１）が位置して
いるので、流し樋片部（３１）によって侵入水が傾斜方
向に流されて、パネル基板（１）への漏水を防ぐことが
できる。
【００１４】また、この発明の防水構造では、隣接する
パネル基板（１）間に防水材が設けられていることが好
ましい。本実施例では、この防水材として、パネル基板
（１）の隣接面部に気密材（５）（或いは防水パッキ
ン）が設けられ、且つ隣接部上に防水テープ（６）（或
いは防水シート）が設けられている。これにより、万が
一侵入水が防水板体（４）の平板部（４１）の裏面を伝
わってきてしまったとしても、パネル基板（１）の隣接
部分には漏れることがなく、より確実な漏水防止を実現
することができる。
パネル基板（１）間に防水材が設けられていることが好
ましい。本実施例では、この防水材として、パネル基板
（１）の隣接面部に気密材（５）（或いは防水パッキ
ン）が設けられ、且つ隣接部上に防水テープ（６）（或
いは防水シート）が設けられている。これにより、万が
一侵入水が防水板体（４）の平板部（４１）の裏面を伝
わってきてしまったとしても、パネル基板（１）の隣接
部分には漏れることがなく、より確実な漏水防止を実現
することができる。
【００１５】さらには、この発明の防水構造では、上述
した通りに取付レール（３）間に取り付けられた防水板
体（４）を覆うようにカバー体（７）が備えられている
ことも望ましい。本実施例では、カバー体（７）は、平
板部（７１）とこの平板部（７１）の長手方向の両側端
から垂下した固定板部（７２）とを有しており、両側の
固定板部（７２）が取付レール（３）のフレーム支持部
（３３）上に乗って、平板部（７１）が取付レール
（３）間において防水板体（４）を覆うようになってい
る。固定板部（７２）は、たとえば固定ネジ（４３）に
より防水板体（４）の固定板部（４２）とともにフレー
ム支持部（３３）に固定される。このようなカバー体
（７）によって、取付レール（３）間の防水がさらに向
上されることとなる。つまり、防水板体（４）と合わせ
て２段階の防水効果が実現され、気密材（５）および防
水テープ（６）の防水部材をも備えれば３段階の防水効
果が実現される。
した通りに取付レール（３）間に取り付けられた防水板
体（４）を覆うようにカバー体（７）が備えられている
ことも望ましい。本実施例では、カバー体（７）は、平
板部（７１）とこの平板部（７１）の長手方向の両側端
から垂下した固定板部（７２）とを有しており、両側の
固定板部（７２）が取付レール（３）のフレーム支持部
（３３）上に乗って、平板部（７１）が取付レール
（３）間において防水板体（４）を覆うようになってい
る。固定板部（７２）は、たとえば固定ネジ（４３）に
より防水板体（４）の固定板部（４２）とともにフレー
ム支持部（３３）に固定される。このようなカバー体
（７）によって、取付レール（３）間の防水がさらに向
上されることとなる。つまり、防水板体（４）と合わせ
て２段階の防水効果が実現され、気密材（５）および防
水テープ（６）の防水部材をも備えれば３段階の防水効
果が実現される。
【００１６】なお、本実施例においては、カバー体
（７）の平板部（７１）の側端部と、取付レール（３）
に取り付けられた固定カバー体（３４１）の一側端部と
が重なるので、固定カバー体（３４１）と平板部（７
１）が一続きの板状体のようになり、取付レール（３）
間の外観も向上され、図２からも明らかなように、太陽
電池パネルの並設時における全体の外観の向上にもつな
がる。さらにこの場合、互いに重り合う平板部（７１）
の側端部と固定カバー体（３４１）の側端部との間に防
水パッキン（８）を設けることができ、取付レール
（３）間の防水をより一段と効果的で、確実なものとす
ることができる。
（７）の平板部（７１）の側端部と、取付レール（３）
に取り付けられた固定カバー体（３４１）の一側端部と
が重なるので、固定カバー体（３４１）と平板部（７
１）が一続きの板状体のようになり、取付レール（３）
間の外観も向上され、図２からも明らかなように、太陽
電池パネルの並設時における全体の外観の向上にもつな
がる。さらにこの場合、互いに重り合う平板部（７１）
の側端部と固定カバー体（３４１）の側端部との間に防
水パッキン（８）を設けることができ、取付レール
（３）間の防水をより一段と効果的で、確実なものとす
ることができる。
【００１７】図３は、この発明の防水構造の別の一実施
例を示したものである。この図３に示した例では、取付
レール（３）間において防水板体（４）を覆うように備
えられているカバー体（９）が上述した図１および図２
の実施例におけるカバー体（７）とは異なるものとなっ
ている。より具体的には、互いに隣り合う取付レール
（３）それぞれの固定カバー体（３４１）の一側端部が
水平方向に延設されてカバー体（９ａ）およびカバー体
（９ｂ）をなしており、このように固定カバー体（３４
１）と一体化されたカバー体（９ａ）およびカバー体
（９ｂ）によってカバー体（９）が構成されている。さ
らに、一方のカバー体（９ａ）の終側端部は垂下してお
り、もう一方のカバー体（９ｂ）の終側端部は垂下し下
方に屈折し、且つカバー体（９ａ）の裏側まで延びてい
る。このカバー体（９ａ）とカバー体（９ｂ）とは、カ
バー体（９ｂ）の終側端部がカバー体（９ａ）の裏側に
位置して、互いに重なり合うようになっている。
例を示したものである。この図３に示した例では、取付
レール（３）間において防水板体（４）を覆うように備
えられているカバー体（９）が上述した図１および図２
の実施例におけるカバー体（７）とは異なるものとなっ
ている。より具体的には、互いに隣り合う取付レール
（３）それぞれの固定カバー体（３４１）の一側端部が
水平方向に延設されてカバー体（９ａ）およびカバー体
（９ｂ）をなしており、このように固定カバー体（３４
１）と一体化されたカバー体（９ａ）およびカバー体
（９ｂ）によってカバー体（９）が構成されている。さ
らに、一方のカバー体（９ａ）の終側端部は垂下してお
り、もう一方のカバー体（９ｂ）の終側端部は垂下し下
方に屈折し、且つカバー体（９ａ）の裏側まで延びてい
る。このカバー体（９ａ）とカバー体（９ｂ）とは、カ
バー体（９ｂ）の終側端部がカバー体（９ａ）の裏側に
位置して、互いに重なり合うようになっている。
【００１８】このようなカバー体（９ａ）とカバー体
（９ｂ）とのカバー体（９）により、防水板体（４）が
覆われ、外観性の向上が図られるとともに、カバー体
（９ａ）とカバー体（９ｂ）との間の隙間から雨水等が
防水板体（４）へ落とし込まれ、防水板体（４）により
確実に雨水等が太陽電池パネル設置時の傾斜方向へ流さ
れて効果的な防水が実現されている。また、カバー体
（９ａ）（９ｂ）は、固定カバー体（３４１）と一体化
されているので、固定カバー体（３４１）の取付けを行
うだけでよく、前述の図１および図２の実施例のカバー
体（７）のように固定カバー体（３４１）とは別々の取
付けや別途固定ネジ（４３）での固定を行う必要がな
く、施工性にも優れている。
（９ｂ）とのカバー体（９）により、防水板体（４）が
覆われ、外観性の向上が図られるとともに、カバー体
（９ａ）とカバー体（９ｂ）との間の隙間から雨水等が
防水板体（４）へ落とし込まれ、防水板体（４）により
確実に雨水等が太陽電池パネル設置時の傾斜方向へ流さ
れて効果的な防水が実現されている。また、カバー体
（９ａ）（９ｂ）は、固定カバー体（３４１）と一体化
されているので、固定カバー体（３４１）の取付けを行
うだけでよく、前述の図１および図２の実施例のカバー
体（７）のように固定カバー体（３４１）とは別々の取
付けや別途固定ネジ（４３）での固定を行う必要がな
く、施工性にも優れている。
【００１９】もちろん、この発明は以上の例に限定され
るものではなく、細部については様々な態様が可能であ
ることは言うまでもない。
るものではなく、細部については様々な態様が可能であ
ることは言うまでもない。
【００２０】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明の太
陽電池パネルの防水構造によって、太陽電池パネルを並
設させた場合における隣り合う取付レール間からの漏水
を極めて効果的に防ぐことができ、漏水による太陽電池
パネルの劣化やダメージ発生を抑制して、信頼性の高い
太陽電池パネルおよび太陽光発電システムの提供を実現
できるようになる。
陽電池パネルの防水構造によって、太陽電池パネルを並
設させた場合における隣り合う取付レール間からの漏水
を極めて効果的に防ぐことができ、漏水による太陽電池
パネルの劣化やダメージ発生を抑制して、信頼性の高い
太陽電池パネルおよび太陽光発電システムの提供を実現
できるようになる。
【図１】この発明の太陽電池パネルの防水構造の一実施
例を例示した要部拡大断面図である。
例を例示した要部拡大断面図である。
【図２】この発明の太陽電池パネルの防水構造の一実施
例を例示した要部断面図である。
例を例示した要部断面図である。
【図３】この発明の太陽電池パネルの防水構造の別の一
実施例を例示した要部拡大断面図である。
実施例を例示した要部拡大断面図である。
【図４】太陽電池パネルの一例を示した要部断面図であ
る。
る。
１ パネル基板 １１ 下地材 ２ 太陽電池モジュール ２１ フレーム部材 ２２ 太陽電池 ３ 取付レール ３１ 流し樋片部 ３２ 固定ネジ ３３ フレーム支持部 ３４ 固定カバー部材 ３４１ 固定カバー体 ３４２ 固定金具 ３４３ 固定ボルト・ナット ４ 防水板体 ４１ 平板部 ４２ 固定板部 ４３ 固定ネジ ５ 気密材 ６ 防水テープ ７ カバー体 ７１ 平板部 ７２ 固定板部 ８ 防水パッキン ９，９ａ，９ｂ カバー体
Claims (3)
- 【請求項１】 太陽電池モジュールが取付レールを介し
てパネル基板上に取り付けられた太陽電池パネルの防水
構造であって、複数の太陽電池パネルが並設された場合
に隣り合う取付レール間において、一方の取付レールの
側部から他方の取付レールの側部に渡って防水板体が備
えられていることを特徴とする太陽電池パネルの防水構
造。 - 【請求項２】 隣接するパネル基板間に防水材が備えら
れている請求項１の太陽電池パネルの防水構造。 - 【請求項３】 隣り合う取付レール間において防水板体
を覆うようにカバー体が備えられている請求項１または
２の太陽電池パネルの防水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33275099A JP2001156322A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 太陽電池パネルの防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33275099A JP2001156322A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 太陽電池パネルの防水構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001156322A true JP2001156322A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18258447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33275099A Pending JP2001156322A (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | 太陽電池パネルの防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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