JP2001155031A - 曲検索システムの入力データ処理方法及びデータ入力装置 - Google Patents

曲検索システムの入力データ処理方法及びデータ入力装置

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JP2001155031A JP34036899A JP34036899A JP2001155031A JP 2001155031 A JP2001155031 A JP 2001155031A JP 34036899 A JP34036899 A JP 34036899A JP 34036899 A JP34036899 A JP 34036899A JP 2001155031 A JP2001155031 A JP 2001155031A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクから入力されたメロディに基づいてデ
ータを作成し、更にそのデータを自動的に調整して、曲
検索精度を高めることができる曲検索システムの入力デ
ータ処理方法及びデータ入力装置を提供する。 【解決手段】 音程値変換装置12は、マイク11から
入力された音の音程を、もっとも近い基準音の音程に設
定する。音程値出力装置13は、設定された基準音の音
程に応じた音程の音をスピーカー14から出力する。ま
た、表示データ作成装置15は、音程値変換装置12か
らの出力に応じて表示データを作成し、表示装置16に
表示する。これにより、ユーザは、目又は耳で音程を確
認しながらメロディを入力することができる。音程調整
装置17は、マイク11からの入力が終了した後、音程
値変換装置12から出力されたデータを調整処理して、
ノイズ成分を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクから入力さ
れたメロディにより所望の曲を検索する曲検索システム
の入力データ処理方法及びデータ入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラオケでは、曲毎に固有の番号
を付加しておき、曲名や歌手名から曲の番号を探すこと
ができるようにした冊子を用いて所望の曲を選択できる
ようにしている。しかし、曲名がわからない場合や冊子
が手元にない場合は所望の曲を探すことができない。そ
こで、歌声、鼻歌、ハミング又は楽器音等(以下、単に
「メロディ」という)をマイクから入力し、曲データベ
ースに収録された多数の曲データから所望の曲を検索す
ることが提案されている。
【0003】例えば、特開平8−129393号公報に
は、マイクから入力されたメロディを旋律データ(音程
の経時的変化を表わす数値データ)に変換し、曲データ
ベースに収録された曲の旋律データと比較することによ
り曲を検索することが記載されている。また、特開平9
−293083号公報には、マイクから入力されたメロ
ディを音程データ及びリズムデータに変換し、曲データ
ベースに収録された曲の音程データ及びリズムデータと
を比較して、1小節毎に類似率を算出することが記載さ
れている。更に、特開平8−160975号公報には、
マイクから入力されたメロディの音程の相対的変化を求
め、曲データベースに収録された曲の音程の相対的変化
と比較して曲を検索することが記載されている。いずれ
の場合も、入力されたメロディの音程が収録曲の音程と
完全に一致していなくても、検索が可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の曲検索
システムでは、ユーザが思った通りのメロディを再現す
るデータにはなりにくいという欠点がある。例えば、人
間の歌声にはグリッサンド(glissando )といわれる音
程のスムーズな変化(中間音の発声)がある。このた
め、従来のシステムでは、ある音程から次の音程に移る
際に、中間の音程の音があると認識してしまうことがあ
る。また、メロディを入力中に瞬間的にノイズ音が入る
ことがある。そのような場合、従来の曲検索システムで
は、ノイズ音もメロディの一部と認識してしまう。
【0005】マイクから入力されたメロディに基づいて
データを作成し、後でデータを編集することも考えられ
る。例えば、MIDI(musical instrument digital i
nterface)を使用したDTM(desktop music )システ
ムでは、入力されたデータを音譜等の形式で画面に表示
し、ユーザが、画面に表示された音譜等を見ながらデー
タを自由に修正することができる。
【0006】しかしながら、カラオケ等では、ユーザが
画面を見ながらデータを編集することは現実的ではな
い。従って、従来の曲検索システムでは、入力されたデ
ータをユーザが修正することなく、不適切な音(ノイズ
成分)を含む曖昧なメロディのデータで検索することに
なるため、検索曲数が多くなれば多くなるほど、曲数を
絞り込むことが難しい。
【0007】以上から本発明の目的は、マイクから入力
されたメロディに基づいてデータを作成し、更にそのデ
ータを自動的に調整して、曲検索精度を高めることがで
きる曲検索システムの入力データ処理方法及びデータ入
力装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、マイク
から入力された音の音程に応じた基準音を選択し、選択
した基準音のデータを音出力装置に出力して、前記選択
した基準音に応じた音程の参照音を前記音出力装置から
出力することを特徴とする曲検索システムの入力データ
処理方法により解決する。
【0009】また、上記した課題は、マイクから入力さ
れた音の音程に応じた基準音を選択し、選択した基準音
の音程を示す画像を表示装置に表示することを特徴とす
る曲検索システムの入力データ処理方法により解決す
る。更に、上記した課題は、音を電気的な信号に変換す
る音入力手段と、前記音入力手段から出力される信号を
音程値に変換する音程値変換手段と、前記音程値変換手
段から出力される音程値に応じた音程の音を出力する音
出力手段と、前記音程値変換手段から出力される音程値
のデータから表示データを作成し、表示装置に入力音の
音程を示す画像を表示する表示手段と、前記音程値変換
手段から出力される音程値のデータからノイズ成分を抽
出して、該ノイズ成分の音程値を調整し、前又は後の音
のデータと連結する音程調整手段とを有することを特徴
とする曲検索システムのデータ入力装置により解決す
る。
【0010】なお、本発明において基準音とは、音階の
基準となる音程(音高)の音をいう。例えば、半音を1
単位とすると、1オクターブは12の基準音からなる。
以下、本発明の作用について説明する。本発明の請求項
1に記載の曲検索システムの入力方法においては、マイ
クから入力された音の音程に応じて基準音を選択し、そ
の基準音の音程に応じた参照音をスピーカー等の音出力
装置から出力する。これにより、ユーザは、自分の歌う
メロディの音程を耳で確認しながらメロディを入力する
ことができるので、より正確なメロディの入力が可能と
なる。
【0011】本発明の請求項2に記載の曲検索システム
の入力方法においては、マイクから入力された音の音程
に応じて基準音を選択し、選択した基準音の音程を示す
画像を表示装置に表示する。これにより、ユーザは、自
分の歌うメロディの音程を目で確認しながら、メロディ
を入力することができるので、より正確なメロディの入
力が可能になる。
【0012】本発明の請求項3に記載の曲検索システム
の入力方法においては、選択した基準音に基づいて音程
の変化を示すデータを作成し、そのデータからノイズ成
分を抽出する。ノイズ成分とは、例えば瞬間的なノイズ
音やグリッサンド、及びユーザ自身の入力間違い等に起
因するデータであり、これらのノイズ成分を除去するこ
とにより、曲検索の精度を向上させることができる。
【0013】これらのノイズ成分は、一般的に発音時間
が極めて短い。従って、例えば注目する音の前の音及び
後の音の音程が等しく、前記前の音の終了時間と前記後
の音の始まり時間との差Δsと、前記前の音の音程と前
記注目する音の音程との差Δtの積Δt・Δsの絶対値
が所定値以下の場合に、前記注目する音を前記ノイズ成
分として抽出することができる。
【0014】また、例えば、注目する音と前の音との音
程が異なり、かつ、前記注目する音の始まり時間と前記
前の音の始まり時間との差Δsと、前記注目する音の音
程と前記前の音の音程との差Δtの積Δt・Δsの絶対
値が所定値以下の場合に、前記前の音を前記ノイズ成分
として抽出することができる。更に、例えば、注目する
音と後の音との音程が異なり、かつ、前記注目する音の
終了時間と後の音の終了時間との差Δsと、前記注目す
る音の音程と前記後の音の音程との差Δtの積Δt・Δ
sの絶対値が所定値以下の場合に、前記後の音を前記ノ
イズ成分として抽出することができる。
【0015】本発明の請求項7に記載のデータ入力装置
は、マイク等の音入力手段から出力される信号を、音程
値変換手段により音程値に変換する。そして、音出力手
段は、音程値変換手段から出力される音程値に応じた音
程の音を出力する。また、表示手段は、CRT(cathod
e ray tube)等の表示装置に入力音の音程を示す画像を
表示する。これにより、ユーザは、自分の歌うメロディ
の音程を耳又は目で確認しながら、メロディを入力する
ことができるので、より正確なメロディの入力が可能と
なる。
【0016】音程調整手段は、音程値変換手段から出力
される音程値のデータからノイズ成分を抽出し、そのノ
イズ成分のデータの音程値を調整して、前又は後の音の
データと連結する。これにより、ノイズ音やグリッサン
ド等に起因するノイズ成分が除去され、曲検索に好適な
データとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。図1は、本発明の
実施の形態の曲検索システムの入力装置の構成を示すブ
ロック図である。この入力装置は、マイク11と、音程
値変換装置12と、音程値出力装置13と、スピーカー
14と、表示データ作成装置15と、CRT等の表示装
置16と、音程調整装置17とにより構成されている。
【0018】マイク11に到達した音は、電気信号に変
換されて音程値変換装置12に入力される。音程値変換
装置12は入力されたアナログの電気信号をA/D(ア
ナログ/デジタル)変換し、その後例えば高速フーリエ
変換(Fast Fourier Transform)してデジタルの信号に
変換する。そして、このデジタル信号と基準音とを比較
し、最も近い基準音の音程に設定する。なお、本実施の
形態において、基準音は、半音を1単位として1オクタ
ーブを12分割することにより決まる音階の音とする。
【0019】音程値出力装置13にはMIDI音源が内
蔵されており、所望の楽器音で音程値変換装置12から
出力されたデータに対応する音程(音高)の信号をスピ
ーカー14に出力する。すなわち、ユーザがマイク11
の前で歌を歌うと、スピーカー14からは所望の楽器音
でユーザの歌ったメロディが出力される。この処理はリ
アルタイムで行われ、ユーザはスピーカー14から出力
される音により、自分の歌の音程を確認することができ
る。
【0020】また、音程値出力装置には、一定の時間間
隔で発音するメトロノーム信号発生機能が内蔵されてい
る。これにより、スピーカー14から一定のテンポでメ
トロノーム音が出力される。入力時のテンポは、各個人
によって揺らぎが大きく、メロディのテンポがずれてし
まうと正確な曲検索ができなくなる。このため、本実施
の形態では予め数種類のテンポを用意しておき、ユーザ
が歌うときの補助リズムとして発音することにより、入
力時のテンポのずれを防止している。
【0021】一方、表示データ作成装置15は、音程値
変換装置12から出力された信号に基づいて表示データ
を作成し、表示装置16に入力音の音程を視覚的に示す
画像を表示する。音程を視覚的に表示する方法として
は、例えばピアノロール形式による表示がある。この場
合、ユーザの歌うメロディに合わせてピアノロールにデ
ータが追加され、データ量が表示範囲を超えるとピアノ
ロールがスクロールする。ユーザは、このピアノロール
を見ても、自分の歌の音程を確認することができる。
【0022】音程調整装置17は、表示データ作成装置
15で作成されたデータを保存し、マイク11からのメ
ロディ入力が終了した後、後述するアルゴリズムにした
がってデータを調整する。この音程調整装置17によ
り、例えばノイズ音やグリッサンド等に起因するノイズ
成分を含むデータが調整され、曲検索用のデータとな
る。音程調整後のデータは、表示装置16に表示され
る。
【0023】なお、本実施の形態の入力装置は、マイク
ロコンピュータと該マイクロコンピュータの動作を決め
るソフトウエアとにより実現される。例えば、図2
(a)は、パソコンで本実施の形態の入力装置を構成し
た例を示す図である。パソコン18は、A/Dコンバー
タ及びD/Aコンバータを有するインターフェースを内
蔵しており、これらのインターフェースを介してマイク
11及びスピーカー14に接続される。パソコン18に
は、後述する曲検索システムの入力データ処理方法を実
現するためのプログラムが組み込まれている。前述の音
程値変換装置12、音程値出力装置13、表示データ作
成装置14及び音程調整装置17は、パソコン18に組
み込まれたハードウエアとソフトウエアとにより構成さ
れる。
【0024】また、スピーカー14とマイク11との距
離が短いと、ハウリングが発生する。このため、マイク
11には単一指向性のものを使用し、スピーカー12か
ら離れた位置に設置することが好ましい。ハウリングを
防止するためには、スピーカー14に替えて、図2
(b)に示すようにヘッドホン19を使用してもよい。
以下、上記した本実施の形態の入力装置による入力デー
タ処理方法について説明する。
【0025】本実施の形態では、マイク11から入力さ
れたメロディに基づいてデータを作成するデータ作成処
理と、作成されたデータに含まれるノイズ成分を除去す
るデータ調整処理とを行う。まず、データ作成処理につ
いて説明する。 (1)データ作成処理 本実施の形態のデータ入力装置は、表示装置16に、例
えば図3に示すような画面を表示している。図3におい
て、21は入力されたデータをピアノロール形式で表示
する表示領域、22はテンポ調整ダイヤル、23は録音
ボタン、24は再生ボタン、25は消去ボタン、26は
頭出しボタンである。
【0026】図4はデータ作成処理を示すフローチャー
トである。図3に示す画面でユーザが録音ボタン23を
押す(クリックする)と、マイク11からのメロディの
取り込みが開始される。すなわち、図4に示すフローチ
ャートにしたがって、まず、ステップS11において、
初期化を実行し、データTsの格納領域をクリア(Ts
=0)する。また、ステップS12において、音程値出
力装置13がメトロノーム音の発音を開始する。これに
より、スピーカー14から一定の間隔でメトロノーム音
が出力される。メトロノーム音の発音間隔は、図3に示
す画面でテンポ調整ダイヤル22により調整することが
できる。
【0027】次に、ステップS13において、マイク1
1からのメロディ(音)の入力を監視し、マイク11か
らのメロディの入力が開始されると、ステップS14に
移行する。ステップS14では、ピアノロール形式での
データの表示を開始する。また、ステップS15におい
て、マイク11から入力された音に対応する音程の楽器
音(参照音)をスピーカー14から出力する。
【0028】すなわち、音程値変換装置12は、マイク
11から入力された音を例えば高速フーリエ変換して、
入力音の周波数を検出する。そして、入力音の音程(周
波数)と基準音の音程(周波数)と比較して、入力音の
音程を、最も近い基準音の音程に設定する。音程値出力
装置13は、音程値変換装置12で設定された基準音の
音程から参照音の音程を決め、予め設定された楽器(例
えば、ピアノ、オルガン又はギターなど)の音色の信号
をスピーカー14に出力する。これにより、スピーカー
14から所定の楽器音による参照音が出力される。但
し、入力音の音程が前回入力された音の音程と等しいと
きは、既に参照音が出力されているため、新たな参照音
の出力は行わない。また、マイク11からの信号がない
とき(無音のとき)は、無音を示すデータT(0)とす
る。
【0029】スピーカー14からの参照音の出力と同時
に、表示データ作成装置15は、音程値変換装置12で
設定された入力音の音程に基づいて表示データを作成
し、表示装置16にピアノロール形式で表示する。ユー
ザは、表示装置16に表示されたピアノロールやスピー
カー14から出力された参照音により、自分の歌の音程
をリアルタイムで確認し、調整することができる。
【0030】次に、ステップS16において、入力音の
データTを保存する(TS ←T)。入力装置は、これら
のデータを時系列で保存していく。なお、入力音のデー
タには、その音の音程t、始まり時間s及び継続時間c
が含まれる。次に、ステップS17において、録音ボタ
ン23が押されてから20秒以上経過したか、メロディ
が入力開始されてから10秒以上経過したか、及び録音
が解除されたか(録音ボタン23が再度押されたか)を
調べる。録音ボタン23が押されてから20秒以上経過
した場合、メロディが入力開始されてから10秒以上経
過した場合、及び録音解除された場合のいずれかに該当
するときは、ステップS18に移行する。これらのいず
れにも該当しない場合は、ステップS15に戻って処理
を継続する。
【0031】ステップS17からステップS18に移行
した場合は、入力処理を停止する。すなわち、マイク1
1からメロディの取り込みを停止するとともに、メトロ
ノーム音の発生を停止する。また、ピアノロールへのデ
ータの追加も停止する。そして、ステップS19に移行
し、一連のデータTs をデータ列としてD(I)(但
し、I=1,2,3,…)として保存する。これによ
り、データの入力処理は完了する。
【0032】このようにして入力されたデータ(データ
列)には、ノイズ音等の不適切な音のデータ(ノイズ成
分)が含まれている。マイク11から入力されたメロデ
ィに基づくデータを音楽検索用データとして使用するた
めには、これらのデータからノイズ成分を除去して、検
索に適したデータに調整する必要がある。以下、入力デ
ータの調整処理について説明する。
【0033】(2)入力データの調整処理 図5は、入力データの調整処理を示すフローチャートで
ある。まず、ステップS21において、挟まれた微小デ
ータの調整を行う。すなわち、図6に示すように、(I
−1)番目の音の音程Dt(I−1)と(I+1)番目
の音の音程Dt(I+1)とが等しく、かつ、(I−
1)番目の音の音程Dt(I−1)とI番目の音程Dt
(I)との差Δtと、(I+1)番目の音の開始時間D
s(I+1)と(I−1)番目の音の終了時間Ds+c
(I−1)との差Δsとの積Δt・Δsの絶対値、換言
すると図6にMで示す部分の面積が所定の値C1 よりも
小さいときは、I番目の音の音程を、(I−1)番目の
音の音程と同じとする。このようにして、最初の音と最
後の音とを除き、データ列全体から挟まれた微小データ
を検出して、その音程を調整する。
【0034】次に、ステップS22において、同一音の
連結を行う。すなわち、データ列全体に対して、同じ音
程で連続し、かつ、その接続時間Tが所定の値C2 より
も短い場合は、図7に示すように、(I−1)番目のデ
ータ、I番目のデータ及び(I+1)番目のデータを連
結する。これにより、2つの音の間に挟まれた微小な音
によるノイズ成分が除去される。
【0035】次に、ステップS23において、前に接続
する微小データの調整を行う。すなわち、図8に示すよ
うに、I番目の音の音程Dt(I)と(I−1)番目の
音の音程Dt(I−1)とが異なり、かつ、I番目の音
の開始時間Ds(I)と、(I−1)番目の音の開始時
間Ds(I−1)との差ΔSと、I番目の音の音程Dt
(I)と(I−1)番目の音の音程Dt(I−1)との
差Δtとの積Δt・Δsの絶対値、換言すると図8にM
で示す部分の面積が所定の値C1 よりも小さいときは、
(I−1)番目の音の音程を、I番目の音の音程と同じ
とする。このようにして、最初の音を除き、データ列の
全体から前に接続する微小データを検出して、その音程
を調整する。
【0036】次に、ステップS24において、同一音の
連結を行う。すなわち、データ列全体に対して、同じ音
程で連続し、かつ、その接続時間Tが極めて短い場合
(所定の値C2 よりも小さい)場合は、図9に示すよう
に、(I−1)番目のデータをI番目のデータに連結す
る。これにより、前に接続する微小な音によるノイズ成
分が除去される。
【0037】次に、ステップS25において、後に接続
する微小データの調整を行う。すなわち、図10に示す
ように、I番目の音の音程Dt(I)と(I+1)番目
の音の音程Dt(I+1)とが異なり、かつ、I番目の
音の終了時間Ds+c (I)と(I+1)番目の音の終了
時間Ds+c (I+1)との差Δsと、I番目の音の音程
Dt(I)と(I+1)番目の音の音程Dt(I+1)
との差Δtとの積Δt・Δsの絶対値、換言すると図1
0にMで示す部分の面積が所定の値C1 よりも小さいと
きは、(I+1)番目の音の音程を、I番目の音の音程
と同じとする。このようにして、最後の音を除き、デー
タ列の全体から後に接続する微小データを検出して、そ
の音程を調整する。
【0038】次に、ステップS26において、同一音の
連結を行う。すなわち、データ列全体に対して、同じ音
程で連続し、かつ、その接続時間が極めて短い場合(所
定の値C2 よりも小さい場合)は、図11に示すよう
に、データを連結する。これにより、後に接続する微小
な音によるノイズ成分が除去される。このようにして本
実施の形態では、挟まれた微小データの調整、前に接続
する微小データの調整及び後に接続する微小データの調
整を行うので、ノイズ成分が除去される。これにより、
ユーザの思った通りのメロディを再現するデータが得ら
れる。このデータを使用して曲検索を行うことにより、
曲検索システムの検索精度が向上する。また、本実施の
形態では、マイクから入力された音を基準音に直してリ
アルタイムでスピーカー14又はヘッドホン19から出
力するので、メロディを入力しているときにユーザが音
程を確認することができる。更に、本実施の形態におい
ては、メロディを入力する際にメトロノーム音を出力す
るので、入力時のテンポのずれを防ぐことができる。こ
れにより、ユーザはより正確なメロディを入力すること
が可能になり、曲検索精度の向上に寄与する。
【0039】なお、上記の実施の形態は本発明をカラオ
ケに適用した場合について説明したが、これにより本発
明の適用範囲がカラオケに限定されるものではない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マイクから入力された音に応じた音程の参照音を出力し
たり、入力された音の音程を示す画像を表示するので、
ユーザは自分の発声の適否を確認しながら、メロディを
入力することができる。また、本発明によれば、入力さ
れたデータからノイズ成分を検出して適切なデータに調
整するので、ノイズ成分によるデータの曖昧さが排除さ
れ、曲検索に適したデータが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態の曲検索システム
の入力装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、実施の形態の曲検索システムの入力装
置をパソコンで構成した例を示すずである。
【図3】図3は、データ入力時の画面表示の例を示す図
である。
【図4】図4はデータ作成処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】図5は、入力データの調整処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】図6は、挟まれた微小データの調整を示す模式
図である。
【図7】図7は、挟まれた微小データの調整後のデータ
の連結を示す模式図である。
【図8】図8は、前に接続する微小データの調整を示す
模式図である。
【図9】図9は、前に接続する微小データの調整後のデ
ータの連結を示す模式図である。
【図10】図10は、後に接続する微小データの調整を
示す模式図である。
【図11】図11は、後に接続する微小データの調整後
のデータの連結を示す模式図である。
【符号の説明】
11 マイク、 12 音程値変換装置、 13 音程出力装置、 14 スピーカー、 15 表示データ作成装置、 16 表示装置、 17 音程調整装置、 18 パソコン、 19 ヘッドホン。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクから入力された音の音程に応じた
    基準音を選択し、選択した基準音のデータを音出力装置
    に出力して、前記選択した基準音に応じた音程の参照音
    を前記音出力装置から出力することを特徴とする曲検索
    システムの入力データ処理方法。
  2. 【請求項2】 マイクから入力された音の音程に応じた
    基準音を選択し、選択した基準音の音程を示す画像を表
    示装置に表示することを特徴とする曲検索システムの入
    力データ処理方法。
  3. 【請求項3】 前記選択した基準音に基づいて音程の変
    化を示すデータを作成し、そのデータからノイズ成分を
    抽出して、該ノイズ成分の音程を調整し、その前の音又
    は後の音のデータと連結することを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の曲検索システムの入力データ処理
    方法。
  4. 【請求項4】 注目する音の前の音及び後の音の音程が
    等しく、前記前の音の終了時間と前記後の音の始まり時
    間との差Δsと、前記前の音の音程と前記注目する音の
    音程との差Δtの積Δt・Δsの絶対値が所定値以下の
    場合に、前記注目する音を前記ノイズ成分として抽出す
    ることを特徴とする請求項3に記載の曲検索システムの
    入力データ処理方法。
  5. 【請求項5】 注目する音と前の音との音程が異なり、
    かつ、前記注目する音の始まり時間と前記前の音の始ま
    り時間との差Δsと、前記注目する音の音程と前記前の
    音の音程との差Δtの積Δt・Δsの絶対値が所定値以
    下の場合に、前記前の音を前記ノイズ成分として抽出す
    ることを特徴とする請求項3に記載の曲検索システムの
    入力データ処理方法。
  6. 【請求項6】 注目する音と後の音との音程が異なり、
    かつ、前記注目する音の終了時間と前記後の音の終了時
    間との差Δsと、前記注目する音の音程と前記後の音の
    音程との差Δtの積Δt・Δsの絶対値が所定値以下の
    場合に、前記後の音を前記ノイズ成分として抽出するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の曲検索システムの入力
    データ処理方法。
  7. 【請求項7】 音を電気的な信号に変換する音入力手段
    と、 前記音入力手段から出力される信号を音程値に変換する
    音程値変換手段と、 前記音程値変換手段から出力される音程値に応じた音程
    の音を出力する音出力手段と、 前記音程値変換手段から出力される音程値のデータから
    表示データを作成し、表示装置に入力音の音程を示す画
    像を表示する表示手段と、 前記音程値変換手段から出力される音程値のデータから
    ノイズ成分を抽出して、該ノイズ成分の音程値を調整
    し、前又は後の音のデータと連結する音程調整手段とを
    有することを特徴とする曲検索システムのデータ入力装
    置。
  8. 【請求項8】 前記音出力手段は、一定のテンポで発音
    するメトロノーム音を出力することを特徴とする請求項
    7に記載のデータ入力装置。
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