JP2001153665A - 移動体用ナビゲーション装置 - Google Patents

移動体用ナビゲーション装置

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JP2001153665A
JP2001153665A JP33392699A JP33392699A JP2001153665A JP 2001153665 A JP2001153665 A JP 2001153665A JP 33392699 A JP33392699 A JP 33392699A JP 33392699 A JP33392699 A JP 33392699A JP 2001153665 A JP2001153665 A JP 2001153665A
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Kazunori Matsuo
一徳 松尾
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Pioneer Electronic Corp
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network

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  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
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  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な地図を迅速に表示することができると
共に、地図表示のためのデータを記録すべき記録領域を
有効に活用し装置としての小型化及び低価格化が可能と
なる車両ナビゲーション装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも地図を表示しつつ車両の移動
を補助する車両ナビゲーション装置Sにおいて、地図を
表示するための地図データを記録するDVD−ROMデ
ィスクDKと、少なくとも一度表示されたことのある地
図に対応する地図データをDVD−ROMディスクDK
からハードディスクHDに複写記録し、当該少なくとも
一度表示された地図を再度表示するとき、当該表示すべ
き地図に対応する地図データをハードディスクHDから
検出して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体用ナビゲー
ション装置の技術分野に属し、より詳細には、地図を表
示しつつ車両等の移動体の移動を補助する移動体用ナビ
ゲーション装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、目的地を含む地図等を表示しつつ
車両等の移動体の移動を補助する移動体用ナビゲーショ
ン装置が広く一般化しつつあるが、当該移動体用ナビゲ
ーション装置においては、表示すべき地図等の情報に対
応するデータは、必要なタイミングにおいて、当該デー
タを予め記録しているDVD等の光ディスクのみから読
み出すことが一般的であった。
【0003】ところが、こうした従来の構成によると、
ナビゲーション処理に必要な全てのデータを光ディスク
から読み出していたため、読み出すべきデータの光ディ
スク上における検索、その読み出し及び表示という一連
の処理が全ての地図について必要であった。
【0004】従って、例えば、目的地を探索すべく表示
されている地図を高速にスクロールする必要がある場合
等においては、その高速性が阻害されてしまう場合があ
るという問題点があった。
【0005】一方、近年、データの高速読み出しが可能
ないわゆるハードディスクを移動体用ナビゲーション装
置に搭載し、当該ハードディスクからデータを読み出し
て地図等を表示するための研究開発が積極的に行われて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当該ハ
ードディスクに対して地図表示に必要な全てのデータを
記録させておくとすると、表示頻度の低い地図のための
データまで全てハードディスク内に記録されることとな
るが、この場合、当該ハードディスク内の記録容量には
限界があるため、表示頻度の低い地図のためのデータの
存在により真にハードディスクに記録させておくことが
必要な表示頻度の高い地図のためのデータを記録するこ
とができなくなる場合があるという問題点があった。
【0007】これに対して、当該表示頻度の高い地図の
ためのデータ用の空き領域を確保すべく大容量のハード
ディスクを移動体用ナビゲーション装置に搭載しようと
すると、当該移動体用ナビゲーション装置自体の大型化
及び高価格化を招来してしまうという問題点もあった。
【0008】そこで、本発明は、上述した各問題点に鑑
みて為されたもので、その課題は、必要な地図を迅速に
表示することができると共に、地図表示のためのデータ
を記録すべき記録領域を有効に活用し装置としての小型
化及び低価格化が可能となる移動体用ナビゲーション装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、少なくとも地図を表示
しつつ車両等の移動体の移動を補助する移動体用ナビゲ
ーション装置において、前記地図に対応する地図データ
を記録するDVD−ROM(DVD-Read OnlyMemory)デ
ィスク等の第1情報記録媒体と、少なくとも一度表示さ
れたことのある前記地図である既表示地図に対応する前
記地図データである既表示地図データを前記第1情報記
録媒体から検出するDVD−ROMドライブ等の検出手
段と、前記検出された既表示地図データを当該第1情報
記録媒体よりも高速にデータの検出が可能なハードディ
スク等の第2情報記録媒体に記録するHDドライブ等の
記録手段と、を備える。
【0010】よって、既表示地図データを第2情報記録
媒体に記録するので、既表示地図を再度表示する場合に
当該既表示地図データを第2情報記録媒体から検出する
ことで、第1情報記録媒体から検出する場合に比してよ
り迅速に当該既表示地図データを検出して対応する既表
示地図を表示することができる。
【0011】また、既表示地図データのみが第2情報記
録媒体に記録されるので、当該第2情報記録媒体におけ
る空き領域を無駄に使用することがなく、当該第2情報
記録媒体を有効に活用することができると共に第2情報
記録媒体を含む移動体用ナビゲーション装置全体の小型
化及び低価格化を図ることができる。
【0012】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、少なくとも地図を表示しつつ車両等の移
動体の移動を補助する移動体用ナビゲーション装置にお
いて、前記地図に対応する地図データを記録するDVD
−ROMディスク等の第1情報記録媒体と、少なくとも
一度表示されたことのある前記地図である既表示地図に
対応する前記地図データである既表示地図データを前記
第1情報記録媒体から検出するDVD−ROMドライブ
等の検出手段と、前記検出された既表示地図データを当
該第1情報記録媒体よりも高速にデータの検出が可能な
ハードディスク等の第2情報記録媒体に記録するHDド
ライブ等の記録手段と、前記既表示地図を再度表示する
とき、当該表示すべき既表示地図に対応する前記既表示
地図データを前記第2情報記録媒体から検出して表示す
るCPU等の検出表示手段と、を備える。
【0013】よって、既表示地図データを第2情報記録
媒体に記録すると共に既表示地図を再度表示する場合に
当該既表示地図データを第2情報記録媒体から検出して
対応する既表示地図を表示するので、第1情報記録媒体
から当該既表示地図データを再度検出する場合に比して
より迅速に当該既表示地図データを検出して対応する既
表示地図を表示することができる。
【0014】また、既表示地図データのみが第2情報記
録媒体に記録されるので、当該第2情報記録媒体におけ
る空き領域を無駄に使用することがなく、当該第2情報
記録媒体を有効に活用することができると共に第2情報
記録媒体を含む移動体用ナビゲーション装置全体の小型
化及び低価格化を図ることができる。
【0015】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の移動体用ナビゲ
ーション装置において、前記既表示地図には、前記移動
体が移動したことがある地域を含む前記地図が少なくと
も含まれているように構成される。
【0016】よって、移動体が実際に移動したことのあ
る地域を再度移動する場合に、迅速に対応する既表示地
図を表示することができる。
【0017】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の移動体用ナビゲ
ーション装置において、前記既表示地図には、表示のみ
がされた前記地図が少なくとも含まれているように構成
される。
【0018】よって、移動体が実際には移動したことの
ない地域を含む地図であっても、少なくとも一度表示さ
れていればこれを迅速に再表示することができる。
【0019】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の
移動体用ナビゲーション装置において、前記移動体の現
在位置を検出するCPU等の位置検出手段を更に備え、
前記検出された現在位置を含む前記地図が前記既表示地
図に含まれているとき、当該現在位置を含む前記地図に
対応する前記地図データを前記第2情報記録媒体に記録
されている前記既表示地図データから抽出して表示する
ように構成される。
【0020】よって、現在位置を含む地図が既表示地図
である場合に迅速に当該現在位置を含む地図を検出・表
示することができる。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項4に記載の移動体用ナビゲーショ
ン装置において、現在表示されている前記地図に隣接す
ると共に現在表示されていない前記地図である隣接地図
が前記既表示地図に含まれているとき、当該隣接地図に
対応する前記地図データを前記第2情報記録媒体に記録
されている前記既表示地図データから抽出して表示する
ように構成される。
【0022】よって、例えば地図をスクロールしつつ表
示する場合において、当該スクロールされるべき地図が
既表示地図であるとき、これを迅速に検出・表示して当
該スクロールを迅速に行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明
する実施の形態は、移動体としての車両に搭載され、地
図等を表示しつつ当該車両の移動を補助する車両ナビゲ
ーション装置であって、当該地図等を表示するための地
図データが記録されている読み出し専用のDVD−RO
Mから当該地図データを検出するためのDVD−ROM
ドライブと、当該地図データ等を読み出し可能に記録す
ることが可能なハードディスクを含むHDドライブと、
を共に含む移動体用ナビゲーション装置としての車両ナ
ビゲーション装置に対して本発明を適用した場合の実施
の形態である。
【0024】(I)車両ナビゲーション装置の構成 始めに、本発明に係る車両ナビゲーション装置の概要構
成及び動作について、図1及び図2を用いて説明する。
【0025】なお、図1は当該車両ナビゲーション装置
の概要構成を示すブロック図であり、図2は上記DVD
−ROMに記録されている地図データの態様の例を示す
模式図である。
【0026】図1に示すように、実施形態に係る車両ナ
ビゲーション装置Sは、角速度センサ1と、走行距離セ
ンサ2と、GPS(Global Positioning System)レ
シーバ3と、システムコントローラ4と、入力装置10
と、検出手段としてのDVD−ROMドライブ11と、
表示ユニット12と、音響再生ユニット17と、圧縮部
21と、記録手段としてのHD(Hard Disk)ドライブ
23と、により構成されている。
【0027】次に、全体動作を説明する。
【0028】先ず、角速度センサ1は、自車の方向変換
時の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データ
を後述するインタフェース5に出力する。
【0029】これと並行して、走行距離センサ2は、車
輪の回転に伴って出力されるパルス信号におけるパルス
数をカウントすることにより車輪一回転当たりのパルス
数を算出し、当該一回転当たりのパルス数に基づく走行
距離データを上記インタフェース5に出力する。
【0030】更に、GPSレシーバ3は、GPS衛星か
らの電波を受信してGPS測位データを上記インタフェ
ース5に出力すると共に、自車の進行方向の絶対方位デ
ータを上記インタフェース5に出力する。
【0031】これらにより、システムコントローラ4
は、相対方位データ、角速度データ、走行距離データ、
GPS測位データ及び絶対方位データに基づいて、車両
ナビゲーション装置S全体の制御を行う。
【0032】このとき、リモコン装置等の入力装置10
は、各種データを入力するために用いられる。
【0033】また、DVD−ROMドライブ11は、シ
ステムコントローラ4の制御の下、第1情報記録媒体と
してのDVD−ROMディスクDKから車線数、道幅等
を含む道路データ等を含む後述する各図葉毎の地図デー
タ及びナビゲーション処理実行のための制御プログラム
を読み出し、バスライン9に出力する。
【0034】更に、表示ユニット12は、システムコン
トローラ4の制御の下、バスライン9を介して入力され
る各種表示データを表示する。
【0035】更にまた、音響再生ユニット17は、シス
テムコントローラ4の制御の下でバスライン9を介して
入力される各種音声データを再生し、車室内に出力す
る。
【0036】また、圧縮部21は、DVD−ROMディ
スクDKに記録され、DVD−ROMドライブ11によ
り再生された上記地図データをバスライン9を介して取
得すると共にこれを必要に応じて圧縮し、再びバスライ
ン9を介してHDドライブ23に出力し、内蔵されてい
るハードディスクHDに記録させる。
【0037】更に、HDドライブ23は、当該圧縮部2
1において圧縮された上記地図データ又はDVD−RO
MディスクDKから読み出されたそのままの地図データ
を、内蔵する第2情報記録媒体としてのハードディスク
HDに記録(複写)すると共に必要に応じてこれを読み
出し、バスライン9に出力する。
【0038】一方、システムコントローラ4は、GPS
レシーバ3等の外部センサとのインターフェース動作を
行う上記インターフェース部5と、システムコントロー
ラ4全体を制御すると共に後述する地図表示処理等を実
行する検出表示手段、位置検出手段及び隣接地図表示手
段としてのCPU6と、システムコントローラ4を制御
する基本制御プログラム等が格納されたROM7と、図
示しない不揮発性メモリ等を有し、入力装置10を用い
て使用者により予め設定された経路データ等の各種デー
タ等読み出し可能に一時的に格納するRAM(Random
Access Memory)8と、特にGPSレシーバにおいて受
信されたGPS衛星からの時刻データに基づいて現在時
刻等を計時するクロック生成器22と、を備えており、
入力装置10、DVD−ROMドライブ11、表示ユニ
ット12、音響再生ユニット17、圧縮部21及びHD
ドライブ23とは、上記バスライン9を介して接続され
ている。
【0039】更に、表示ユニット12は、バスライン9
を介してCPU6から送られる制御データに基づいて表
示ユニット12全体の制御を行うグラフィックコントロ
ーラ13と、VRAM(Video RAM )等のメモリから
なり、即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッ
ファメモリ14と、グラフィックコントローラ13から
出力される画像データに基づいて、液晶パネル又はCR
T(Cathode Ray Tube)等のディスプレイ16を表示
制御する表示制御部15と、を備えて構成されている。
【0040】更にまた、音響再生ユニット17は、DV
D−ROMドライブ11、RAM8又はHDドライブ2
3からバスライン9を介して送られるディジタルデータ
(DVD−ROMドライブ11又はHDドライブ23か
らのナビゲーション用の音声ディジタルデータ)のD/
A(Digital/Analog)変換を行うD/Aコンバータ18
と、D/Aコンバータ18から出力されるアナログ信号
を増幅する増幅器19と、増幅されたアナログ信号を音
に変換して車室内に出力するスピーカ20と、を備えて
構成されている。
【0041】次に、上述したDVD−ROMディスクD
Kに予め記録されている地図データの、当該DVD−R
OMディスクDK内における記録の形態について、図2
を用いて説明する。
【0042】一般に知られているように、一枚のDVD
−ROMディスクDKに記録されている地図の範囲は、
少なくとも関東地方は全て含むといったような広範囲の
地図が地図データとして記録されているが、この地図
は、一枚の地図としてDVD−ROMディスクDKに記
録されているのではなく、一枚のDVD−ROMディス
クDKに記録させておくべき全ての地図が、図2に示す
ような碁盤目状に区切られた複数の図葉30乃至34及
び36乃至39に分割されて記録されている。
【0043】このとき、一枚毎の各図葉30等には、夫
々に当該図葉内に含まれるべき地域にある道路又は地物
等を示す道路マークR又は地物マークM等が含まれて記
録されている。
【0044】そして、後述する地図表示処理においてD
VD−ROMディスクDKから地図データを読み出す際
には、これら各図葉に対応する地図データを一つの単位
として読み出して必要な表示を表示ユニット12におい
て行うと共に、少なくとも一度表示されたことのある図
葉に対応する地図データは、これをHDドライブ23を
介してハードディスクHD内に複写記録し、以後は、当
該ハードディスクHDから読み出すこととする。
【0045】(II)地図表示処理における基本処理の実
施形態 次に、本発明に係る地図表示処理における共通的な基本
処理について、図3を用いて説明する。なお、図3は当
該基本処理を示すフローチャートである。
【0046】また、図3のフローチャートに示す基本処
理は、主としてDVD−ROMドライブ11、HDドラ
イブ23及びCPU6により当該フローチャートに対応
するプログラムに基づいて実行されるものであり、更に
当該プログラムはDVD−ROMディスクDK内に上記
地図データとは別個に記録され必要に応じて読み出され
て使用されるものである。
【0047】図3に示すように、実施形態に係る地図表
示処理における基本処理においては、先ず、車両ナビゲ
ーション装置S自体に電源電力が投入されたか否かが判
定され(ステップS1)、投入されてないときは(ステ
ップS1;N)投入されるまで待機し、投入されたとき
は(ステップS1;Y)、次に、HDドライブ23内の
図示しないスピンドルモータ(ハードディスクHDを予
め設定されている回転数で回転させるためのスピンドル
モータであり、ハードディスクHDに複写記録された地
図データを読み出す場合に予め始動されているものであ
る。)の回転を開始させる(ステップS2)。
【0048】次に、上記GPSレシーバ3によりGPS
衛星からの電波を受信し(ステップS3)、当該受信し
た電波に含まれているデータを主として用い、更に角速
度センサ1及び走行距離センサ2から出力された自立的
な測位データを補助として用いて車両ナビゲーション装
置Sが搭載されている車両の現在位置を算出する(ステ
ップS4)。
【0049】その後、算出した現在位置が含まれている
図葉に対応する地図データについて、それが今までに表
示ユニット12において一度でも表示されたことのある
図葉に対応する地図データであるか否か(すなわち、表
示履歴があるか否か)が確認される(ステップS5、S
6)。
【0050】ここで、後述するように、実施形態の地図
表示処理においては、一度表示された図葉(すなわち、
表示履歴のある図葉)に対応する地図データについては
これをハードディスクHDに複写記録し、以後再び同じ
地図を表示する場合にはそのハードディスクHDから読
み出して当該図葉を含む地図を表示することとしている
ので、ステップS5の処理について具体的には、ハード
ディスクHD上に当該地図データが記録されているか否
かを検索することにより、一度でも表示されたことのあ
る図葉に対応する地図データであるか否かを判定する。
【0051】そして、当該現在位置が含まれている図葉
が、一度でも表示されたことがあってハードディスクH
Dに記録されている図葉であるときは(ステップS6;
Y)、当該図葉に対応する地図データを、起動されてい
る(ステップS2参照)HDドライブ23を介してハー
ドディスクHDから読み出し(ステップS7)、表示ユ
ニット12を用いてその図葉を表示する(ステップS1
3)。
【0052】次に、当該現在位置が含まれている図葉
(図2参照)に隣接してその周辺地域を示す図葉が、同
様に今までに表示ユニット12において表示されたこと
のある図葉(すなわち、表示履歴のある図葉)であるか
否かが確認される(ステップS14、S15)。
【0053】このステップS14及びS15の処理につ
いて具体的には、例えば、その周辺地域を示す図葉の全
てに対応する地図データがハードディスクHDに記録さ
れているときにステップS15の判定を「Y」としても
よいし、又はその周辺地域を示す図葉のうち少なくとも
一つに対応する地図データがハードディスクHDに記録
されていればステップS15の判定を「Y」としてもよ
い。更に、車両ナビゲーション装置Sが搭載されている
車両の進行方向の当該周辺地域を示す図葉に対応する地
図データがハードディスクHDに記録されているときに
ステップS15の判定を「Y」としてもよい。
【0054】そして、ステップS15の判定において、
上述した夫々の手法によりその周辺地域の図葉に表示履
歴があると確認されたときは(ステップS15;Y)、
最早DVD−ROMディスクDKから地図データを読み
出す必要はないので、DVD−ROMドライブ11にお
けるスピンドルモータ(DVD−ROMディスクDKを
予め設定されている回転数で回転させるためのスピンド
ルモータであり、HDドライブ23内のスピンドルモー
タと同様に、当該DVD−ROMディスクDKから地図
データを読み出す場合には予め始動されているものであ
る。)の回転を停止させる(ステップS16)。
【0055】その後、ナビゲーション処理を終了するか
否かを入力装置10等からの入力信号により判定し(ス
テップS17)、終了するときは(ステップS17;
Y)そのまま処理を終了し、一方、終了しないときは
(ステップS17;N)、再びステップS3に戻って上
述したナビゲーション処理を継続する。
【0056】一方、ステップS15の判定において、そ
の周辺地域の図葉中に表示履歴がないものがあると確認
されたときは(ステップS15;N)、未だDVD−R
OMディスクDKから地図データを読み出す可能性が残
されていることとなるので、夫々のドライブにおけるス
ピンドルモータを回転状態としたまま(ステップS2及
びS8参照)ステップS17に移行する。
【0057】他方、ステップS6の判定において、車両
の現在位置が含まれている図葉が一度も表示されたこと
がない図葉であるときは(ステップS6;N)、次に、
DVD−ROMドライブ11内の図示しないスピンドル
モータの回転を開始させると共に(ステップS8)、当
該図葉に対応する地図データを、起動されているDVD
−ROMドライブ11を介してDVD−ROMディスク
DKから読み出す(ステップS9)。
【0058】そして、当該DVD−ROMディスクDK
から読み出した図葉に対応する地図データを複写記録す
るだけの空き領域がハードディスクHD上にあるか否か
を次に判定し(ステップS10)、ない場合には(ステ
ップS10;N)、当該ハードディスクDKに記録され
ている地図データのうち今まで表示された回数の最も少
ない図葉に対応する地図データを当該ハードディスクH
D上から削除し(ステップS11)、更に当該削除によ
り空いた領域にステップS9においてDVD−ROMデ
ィスクDKから読み出した地図データを複写記録し(ス
テップS12)、当該記録した地図データに対応する図
葉を表示ユニット12を用いて表示して(ステップS1
3)、以後上記したステップS14以降の処理を実行す
る。
【0059】ここで、上記ステップS12の処理におい
ては、上記したステップS11の処理に用いるべく、そ
の図葉の表示回数を示すフラグ等と共にハードディスク
HDに地図データを記録する。
【0060】一方、ステップS10の判定においてハー
ドディスクHD上に空き領域があるときは(ステップS
10;Y)、ステップS9において読み出した地図デー
タをその空き領域にそのまま複写記録して(ステップS
12)ステップS13へ移行する。
【0061】(III)地図表示処理におけるスクロール
表示処理の実施形態 次に、本発明に係る地図のスクロール表示処理(すなわ
ち、当該車両の移動の有無又はその方向に拘らず、使用
者の任意の方向に地図上の表示領域を移動して現在表示
されていない地図を表示するスクロール表示処理)につ
いて、図4を用いて説明する。なお、図4は当該スクロ
ール表示処理を示すフローチャートである。
【0062】また、図4のフローチャートに示す処理
は、図3に示す場合と同様に、主としてDVD−ROM
ドライブ11、HDドライブ23及びCPU6により当
該フローチャートに対応するプログラムに基づいて実行
されるものである。
【0063】図4に示すように、実施形態に係るスクロ
ール表示処理においては、先ず、入力装置10において
当該スクロール表示処理を実行する旨の操作及び地図表
示を移動させる方向を示す操作が為されたか否かが判定
される(ステップS20)。
【0064】そして、当該操作が為されていないときは
(ステップS20;N)為されるまで待機し、一方、為
されたときは(ステップS20;Y)、次に、当該スク
ロール表示の指示により表示する必要が生じた図葉(す
なわち、スクロール表示により地図表示を移動すべき方
向にある未表示の図葉)に上記表示履歴があるか否かが
確認される(ステップS21、S22)。
【0065】このステップS22の処理について具体的
には、例えば、当該表示の必要が生じた図葉に対応する
地図データが既にハードディスクHDに記録されている
ときにステップS22の判定を「Y」とすることとな
る。
【0066】そして、ステップS22の判定において当
該表示の必要が生じた図葉に表示履歴があるときは(ス
テップS22;Y)、ハードディスクHDから対応する
地図データを読み出して(ステップS23)当該図葉を
表示し(ステップS26)、次に、スクロール表示を終
了するか否かを入力装置10等からの入力信号により判
定し(ステップS27)、終了するときは(ステップS
27;Y)そのまま処理を終了し、一方、終了しないと
きは(ステップS27;N)、再びステップS21に戻
って上述したスクロール表示処理を継続する。
【0067】他方、ステップS22の判定において、当
該表示の必要が生じた図葉中に表示履歴がないものがあ
るときは(ステップS22;N)、当該表示すべき図葉
であって表示履歴のない図葉(換言すればハードディス
クHDに記録されていない図葉)に対応する地図データ
をDVD−ROMドライブ11を介してDVD−ROM
ディスクDKから読み出す(ステップS24)と共に当
該読み出した地図データをハードディスクDKに複写記
録し(ステップS25)、当該複写記録した地図データ
に対応する図葉を表示ユニット12を用いて表示して
(ステップS26)、以後上記したステップS27の処
理を実行する。
【0068】なお、図4に示すスクロール表示処理にお
けるステップS22の判定において表示履歴がある場合
に、最早DVD−ROMディスクDKからスクロール表
示用の地図データを読み出す必要はないとして当該DV
D−ROMドライブ11におけるスピンドルモータの回
転を停止させた後にステップS23以降の処理に移行し
てもよい。
【0069】また、上記ステップS24の処理において
読み出した地図データをハードディスクHDに複写記録
する際に、図3に示すステップS10及びS11の処理
を実行した後にステップS25の処理へ移行してもよ
い。
【0070】以上説明したように、実施形態に係る地図
表示処理の基本処理及びスクロール表示処理によれば、
少なくとも一度表示された図葉に対応する地図データを
データの高速検出が可能なハードディスクHDに複写記
録すると共に当該図葉を再度表示する場合に当該地図デ
ータをハードディスクHDから検出するので、DVD−
ROMディスクDKから再度検出する場合に比してより
迅速に当該地図データを検出して対応する図葉を表示す
ることができる。
【0071】また、当該地図データのみがハードディス
クHDに記録されるので、当該ハードディスクHDにお
ける空き領域を無駄に使用することがなく、当該ハード
ディスクHDを有効に活用することができると共にHD
ドライブ23を含む車両ナビゲーション装置S全体の小
型化及び低価格化を図ることができる。
【0072】更に、ハードディスクHDに複写記録され
る図葉には車両が移動したことがある地域を含む図葉が
少なくとも含まれているので、車両が実際に移動したこ
とのある地域を再度移動する場合に、迅速に対応する図
葉を表示することができる。
【0073】更にまた、ハードディスクHDに複写記録
される図葉には表示のみがされた地図が少なくとも含ま
れているので、車両が実際には移動したことのない地域
を含む地図であっても、少なくとも一度表示されていれ
ばこれを迅速に再表示することができる。
【0074】また、検出された車両の現在位置を含む図
葉がハードディスクHDに複写記録されている図葉中に
含まれているとき、当該現在位置を含む図葉に対応する
地図データをハードディスクDKに記録されている地図
データから抽出して表示するので、現在位置を含む図葉
を迅速に検出・表示することができる。
【0075】更に、スクロール表示処理に必要な隣接す
る図葉がハードディスクHDに複写記録されている図葉
中に含まれているとき、当該隣接する図葉に対応する地
図データをハードディスクDKに記録されている地図デ
ータから抽出して表示するので、地図をスクロールしつ
つ表示する場合において、当該スクロール表示されるべ
き図葉を迅速に検出・表示して当該スクロール表示を迅
速に行うことができる。
【0076】更にまた、DVD−ROMディスクDKか
らデータを読み込む必要がないときはDVD−ROMド
ライブ11におけるスピンドルモータを停止させるの
で、車両ナビゲーション装置S全体としての消費電力の
低減を図ることができる。
【0077】(IV)経路設定/誘導処理の実施形態 次に、本発明を応用した経路設定/誘導処理について、
図5を用いて説明する。なお、図5は当該経路設定/誘
導処理を示すフローチャートである。
【0078】また、図5のフローチャートに示す処理
は、図3又は図4に示す場合と同様に、主としてDVD
−ROMドライブ11、HDドライブ23及びCPU6
により当該フローチャートに対応するプログラムに基づ
いて実行されるものである。
【0079】図5に示すように、実施形態に係る経路設
定/誘導処理においては、先ず、使用者により入力装置
10を介して車両が進行する予定の経路について、その
出発地点及び目的地点の設定が為されたか否かが判定さ
れる(ステップS30)。そして当該設定が為されてい
ないときは(ステップS30;N)為されるまで待機
し、一方、為されたときは(ステップS30;Y)、次
に、設定された出発地点及び目的地点に基づいて車両が
進行すべき経路を検索する(ステップS31)。このと
き、当該検索時には、一通りのみの経路だけでなく、条
件が異なる複数の経路が検索される。
【0080】そして、検索された複数の経路の候補の中
から一つが入力装置10において選択されることにより
一の経路が決定されたか否かが判定され(ステップS3
2)、決定されてないときは(ステップS32;N)、
更に異なった条件で他の経路を検索すべくステップS3
1に戻り、一方、経路が決定されたときは(ステップS
32;Y)、次に、当該決定された経路に従って実際の
誘導処理(ナビゲーション処理)を開始し(ステップS
33)、これと並行して経路上の地域を含む図葉に対応
する地図データをDVD−ROMディスクDKから読み
出してハードディスクHDに複写記録し(ステップS3
4)、更に当該経路の誘導に必要な音声データ及びその
他のデータ等の誘導データをDVD−ROMディスクD
Kから読み出してハードディスクHDに複写記録する
(ステップS35)。
【0081】このとき、ステップS34における地図デ
ータの複写記録処理においては、当該経路上にある全て
の縮尺の図葉を複写記録し、更にステップS35におけ
る誘導データの複写記録処理においては、例えば、誘導
に必要な案内用の音声データ、各交差点の拡大表示用の
データ又は高速道路走行案内用の特別データ等を複写記
録する。
【0082】なお、ステップS34の処理に先立って、
図3に示したステップS10及びS11の処理を実行し
てもよい。
【0083】そして、各複写記録処理が終了すると、最
早当該経路誘導処理に際してDVD−ROMディスクD
Kからデータを読み込む必要はないとして、次に、DV
D−ROMドライブ11におけるスピンドルモータの回
転を停止させる(ステップS36)。
【0084】次に、主として上記ステップS3に示す如
くGPS衛星からの電波を受信することにより車両の現
在位置を算出し(ステップS37)、当該算出された現
在位置が上記決定された経路上であるか否かが判定され
る(ステップS38)。
【0085】そして、経路上であるときは(ステップS
38;Y)、上記ステップS34において複写記録した
地図データをハードディスクHDから読み出して(ステ
ップS39)表示する(ステップS40)と共に上記ス
テップS35において複写記録した誘導データをハード
ディスクDKから読み出して対応する誘導を継続して行
う。
【0086】次に、当該誘導中において、当該誘導以外
の処理を車両ナビゲーション装置Sにおいて実行すべき
旨の操作が入力装置10において使用者により行われた
か否かが判定され(ステップS41)、当該操作があっ
たときは(ステップS41;Y)、当該操作に必要なデ
ータをDVD−ROMディスクDKから読み出すべくD
VD−ROMドライブ11におけるスピンドルモータの
回転を開始し(ステップS43)、読み出したデータを
用いてステップS41において指定された処理を実行し
(ステップS44)、再び元の誘導処理に戻るべくステ
ップS41へ移行する。
【0087】一方、ステップS41の判定において何等
操作がないときは(ステップS41;N)、次に、これ
までの誘導処理を終了する旨の操作等が使用者により入
力装置10等において為されたか否かが判定され(ステ
ップS43)、実行されたときは(ステップS43;
Y)そのまま処理を終了し、一方、終了指示が成されて
いないときは(ステップS43;N)、ステップS37
に戻って上述した処理を繰り返しつつ誘導処理を継続す
る。
【0088】他方、ステップS38の判定において、車
両の現在位置が予定された経路上にないときは(ステッ
プS38、N)、次に、当該経路外の現在位置が含まれ
る図葉を表示するための地図データがハードディスクD
K内に既に記録されているか否かが判定される(ステッ
プS45)。
【0089】そして、既に記録されているときは(ステ
ップS45;Y)、当該記録されている地図データを用
いて誘導を継続すべくステップS39へ移行し、一方、
経路外の現在位置が含まれる図葉を表示するための地図
データがハードディスクDK内に記録されていないとき
は(ステップS45;N)、次に、当該必要な地図デー
タをDVD−ROMディスクDKから読み出すべくDV
D−ROMドライブ11におけるスピンドルモータの回
転を開始し(ステップS46)、当該回転しているDV
D−ROMディスクDKから経路外の現在位置から誘導
を行うためのデータを読み出し(ステップS47)、更
に当該読み出したデータをハードディスクHDに複写記
録して(ステップS48)、複写記録したデータを用い
て誘導を継続すべくステップS40へ移行する。
【0090】ここで、ステップS48の処理に先立っ
て、図3に示したステップS10及びS11の処理を実
行してもよい。
【0091】以上説明した経路設定/誘導処理によれ
ば、決定された経路上の移動中にはハードディスクHD
から当該誘導に必要なデータを読み出して誘導を実行す
るので、迅速且つ的確に経路上の誘導を行うことができ
る。
【0092】なお、上述した各実施形態においては、ナ
ビゲーション処理に必要な地図データ等のデータをDV
D−ROMディスクDKからハードディスクHDに複写
記録し、当該ハードディスクHDからこれらのデータを
再生する構成としたが、これ以外に、ハードディスクH
Dに複写記録されたデータの一部をRAM8に更に複写
記録し、当該複写記録したデータをRAM8から読み出
してナビゲーション処理を行うようにすることもでき
る。
【0093】この場合には、ハードディスクHDの回転
をも停止させることが可能となるので、更なる消費電力
の低減を図ることができることとなる。
【0094】また、上記の各実施形態において、DVD
−ROMディスクDKからデータを読み込む必要がない
ときは、DVD−ROMドライブ11に例えば音楽再生
用のDVDディスクを装填して再生することで、必要な
ナビゲーション処理を実行しつつ音楽鑑賞等を並行して
車室内で実行することもできる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、少なくとも一度表示された既表示地図に
対応する既表示地図データをデータの高速検出が可能な
第2情報記録媒体に記録するので、既表示地図を再度表
示する場合に当該既表示地図データを第2情報記録媒体
から検出することで、第1情報記録媒体から検出する場
合に比してより迅速に当該既表示地図データを検出して
対応する既表示地図を表示することができる。
【0096】また、既表示地図データのみが第2情報記
録媒体に記録されるので、当該第2情報記録媒体におけ
る空き領域を無駄に使用することがなく、当該第2情報
記録媒体を有効に活用することができると共に第2情報
記録媒体を含む移動体用ナビゲーション装置全体の小型
化及び低価格化を図ることができる。
【0097】請求項2に記載の発明によれば、少なくと
も一度表示された既表示地図に対応する既表示地図デー
タをデータの高速検出が可能な第2情報記録媒体に記録
すると共に既表示地図を再度表示する場合に当該既表示
地図データを第2情報記録媒体から検出して対応する既
表示地図を表示するので、第1情報記録媒体から当該既
表示地図データを再度検出する場合に比してより迅速に
当該既表示地図データを検出して対応する既表示地図を
表示することができる。
【0098】また、既表示地図データのみが第2情報記
録媒体に記録されるので、当該第2情報記録媒体におけ
る空き領域を無駄に使用することがなく、当該第2情報
記録媒体を有効に活用することができると共に第2情報
記録媒体を含む移動体用ナビゲーション装置全体の小型
化及び低価格化を図ることができる。
【0099】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、既表示地図には移
動体が移動したことがある地域を含む地図が少なくとも
含まれているので、移動体が実際に移動したことのある
地域を再度移動する場合に、迅速に対応する既表示地図
を表示することができる。
【0100】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、既表示地図には表
示のみがされた地図が少なくとも含まれているので、移
動体が実際には移動したことのない地域を含む地図であ
っても、少なくとも一度表示されていればこれを迅速に
再表示することができる。
【0101】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、検
出された移動体の現在位置を含む地図が既表示地図に含
まれているとき、当該現在位置を含む地図に対応する地
図データを第2情報記録媒体に記録されている既表示地
図データから抽出して表示するので、現在位置を含む地
図が既表示地図である場合に迅速に当該現在位置を含む
地図を検出・表示することができる。
【0102】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の効果に加えて、表示されるべき隣接地図
が既表示地図に含まれているとき、当該隣接地図に対応
する地図データを第2情報記録媒体に記録されている既
表示地図データから抽出して表示するので、例えば地図
をスクロールしつつ表示する場合において、当該スクロ
ールされるべき地図が既表示地図であるとき、これを迅
速に検出・表示して当該スクロールを迅速に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る車両ナビゲーション装置の概要
構成を示すブロック図である。
【図2】DVD−ROMディスクにおける地図の記録形
態の例を示す模式図である。
【図3】実施形態の地図表示処理の基本処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】実施形態のスクロール表示処理を示すフローチ
ャートである。
【図5】経路設定/誘導処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…角速度センサ 2…走行距離センサ 3…GPSレシーバ 4…システムコントローラ 5…インターフェース 6…CPU 7…ROM 8…RAM 9…バスライン 10…入力装置 11…DVD−ROMドライブ 12…表示ユニット 13…グラフィックコントローラ 14…バッファメモリ 15…表示制御部 16…ディスプレイ 17…音響再生ユニット 18…D/Aコンバータ 19…増幅器 20…スピーカ 21…圧縮部 22…クロック生成器 23…HDドライブ 30、31、32、33、34、36、37、38、3
9…図葉 S…車両ナビゲーション装置 DK…DVD−ROMディスク HD…ハードディスク M…地物マーク R…道路マーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも地図を表示しつつ移動体の移
    動を補助する移動体用ナビゲーション装置において、 前記地図に対応する地図データを記録する第1情報記録
    媒体と、 少なくとも一度表示されたことのある前記地図である既
    表示地図に対応する前記地図データである既表示地図デ
    ータを前記第1情報記録媒体から検出する検出手段と、 前記検出された既表示地図データを当該第1情報記録媒
    体よりも高速にデータの検出が可能な第2情報記録媒体
    に記録する記録手段と、 を備えることを特徴とする移動体用ナビゲーション装
    置。
  2. 【請求項2】 少なくとも地図を表示しつつ移動体の移
    動を補助する移動体用ナビゲーション装置において、 前記地図に対応する地図データを記録する第1情報記録
    媒体と、 少なくとも一度表示されたことのある前記地図である既
    表示地図に対応する前記地図データである既表示地図デ
    ータを前記第1情報記録媒体から検出する検出手段と、 前記検出された既表示地図データを当該第1情報記録媒
    体よりも高速にデータの検出が可能な第2情報記録媒体
    に記録する記録手段と、 前記既表示地図を再度表示するとき、当該表示すべき既
    表示地図に対応する前記既表示地図データを前記第2情
    報記録媒体から検出して表示する検出表示手段と、 を備えることを特徴とする移動体用ナビゲーション装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の移動体用ナビゲ
    ーション装置において、 前記既表示地図には、前記移動体が移動したことがある
    地域を含む前記地図が少なくとも含まれていることを特
    徴とする移動体用ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の移動体用ナビゲ
    ーション装置において、 前記既表示地図には、表示のみがされた前記地図が少な
    くとも含まれていることを特徴とする移動体用ナビゲー
    ション装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
    移動体用ナビゲーション装置において、 前記移動体の現在位置を検出する位置検出手段を更に備
    え、 前記検出された現在位置を含む前記地図が前記既表示地
    図に含まれているとき、当該現在位置を含む前記地図に
    対応する前記地図データを前記第2情報記録媒体に記録
    されている前記既表示地図データから抽出して表示する
    ことを特徴とする移動体用ナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の移動体用ナビゲーショ
    ン装置において、 現在表示されている前記地図に隣接すると共に現在表示
    されていない前記地図である隣接地図が前記既表示地図
    に含まれているとき、当該隣接地図に対応する前記地図
    データを前記第2情報記録媒体に記録されている前記既
    表示地図データから抽出して表示することを特徴とする
    移動体用ナビゲーション装置。
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