JP2001150232A - 切断機の製品搬出方法及びその装置 - Google Patents

切断機の製品搬出方法及びその装置

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JP2001150232A
JP2001150232A JP33340299A JP33340299A JP2001150232A JP 2001150232 A JP2001150232 A JP 2001150232A JP 33340299 A JP33340299 A JP 33340299A JP 33340299 A JP33340299 A JP 33340299A JP 2001150232 A JP2001150232 A JP 2001150232A
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Kenichiro Tanehara
健一郎 種原
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品と製品とを一定間隔をあけて製品を搬出
することにより、製品のマーキングと切断面との確認を
容易に行う。 【解決手段】 切断機1で加工されたN番目の製品G2
が第1製品搬送装置51により搬送して製品搬出位置G
Sへ位置決めされる。第1製品搬送装置51と前方に隣
接する第2製品搬送装置75が同期して駆動されて、製
品搬出位置GSのN番目の製品G2と既に第2製品搬送
装置75に載置されている(N−1)番目の製品G1が
一定間隔を保って製品搬出方向へ搬送される。N番目の
製品G2の後端が第1製品搬送装置51の前方端側に備
えた第1通過検出装置73を通過したときに第1製品搬
送装置51と第2製品搬送装置75が減速される。次い
でN番目の製品G2の後端が第2製品搬送装置75の後
方端側に備えた第2通過検出装置81を通過したときに
第1製品搬送装置51と第2製品搬送装置71の駆動が
停止されるので、N番目の製品G2は(N−1)番目の
製品G1と一定間隔に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切断機の製品搬出
方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、切断機としての例えば横型帯鋸盤
101においては、図9に示されているように箱形のベ
ース103が備えられており、このベース103には走
行可能なエンドレス状の帯鋸刃Bを備えた鋸刃ハウジン
グ105が昇降可能に設けられている。
【0003】さらに、ワークWを鋸刃ラインCLに位置
するように搬送方向へワークWを搬送位置決めするため
の送りバイス装置107が、前記搬送方向からみて鋸刃
ラインCLの後方側に設けた支持テーブル109に搬入
シリンダの作動により搬送方向へ往復可能に設けられて
いる。この送りバイス装置107はワークWをクランプ
する一対の送りバイスジョー111が備えられている。
【0004】また、前記搬送方向からみて送りバイス装
置107の前方にあってしかも鋸刃ラインCLの後側に
は、本体バイス装置113が搬送方向へ移動不能に設け
られており、この本体バイス装置113はワークWをク
ランプする一対の本体バイスジョー115が備えられて
いる。
【0005】上記の搬送方向からみて鋸刃ラインCLの
前側には支持テーブル117が配置されている。この支
持テーブル117には既に製品G1が押し出されて載置
されている。
【0006】また、ワークWには切断加工すべき切断面
に予めマーキングが行われており、このワークWは送り
バイス装置107により送られて上記のマーキング位置
が帯鋸盤101の鋸刃ラインCLに位置決めされて一対
の本体バイスジョー115によりクランプされた後に、
帯鋸刃Bにより切断加工され製品G2が形成される。
【0007】新たに切断加工された製品G2は、図9に
示されているように次に切断加工されるべきワークWが
送りバイス装置107によりクランプされてワーク搬送
方向に送り出されて鋸刃ラインCLに位置決めされると
きに、このワークWの先端により図9において右方向の
製品搬出方向へ押し出される。
【0008】以上のようにして前の製品G1は次の製品
G2、さらにまた次のワークWから切断される製品(図
示省略)により押し出されるという具合に支持テーブル
117の上で次々と前方へ押し出されていく。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の切断
機の製品搬出装置においては、上述したように各製品G
1,G2が押し出されて搬出されるために、製品G1と
製品G2との間隔がないのでマーキングと切断面との確
認を行うことが難しいという問題点があった。
【0010】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、製品と製品とを一定間隔をあ
けて各製品を搬出することにより、製品のマーキングと
切断面との確認を行うことを可能とする切断機の製品搬
出方法及びその装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の切断機の製品搬出方法は、
切断機で加工されたN番目の製品を第1製品搬送装置に
より搬送して前記N番目の製品の前端を前記第1製品搬
送装置に備えた製品搬出位置へ位置決めし、前記第1製
品搬送装置と当該第1製品搬送装置の前方に隣接する第
2製品搬送装置とを同期して駆動せしめることにより、
前記製品搬出位置のN番目の製品と既に第2製品搬送装
置に載置されている(N−1)番目の製品とを一定間隔
を保持した状態で製品搬出方向へ搬送せしめ、前記N番
目の製品の後端が前記製品搬出位置より一定間隔を介し
て第2製品搬送装置に備えた第2通過検出装置を通過し
たときの検出信号により前記第1製品搬送装置と第2製
品搬送装置の駆動を停止せしめることを特徴とするもの
である。
【0012】したがって、第1製品搬送装置の製品搬出
位置に位置決めされたN番目の製品は既に第2製品搬送
装置に載置されている(N−1)番目の製品と一定の間
隔を有する。この状態で第1製品搬送装置と第2製品搬
送装置が同期して駆動されるので、N番目の製品は(N
−1)番目の製品と一定間隔に保たれた状態で第2製品
搬出装置へ搬出されるために、N番目の製品の切断面と
マーキングとの確認が容易に行われる。
【0013】また、N番目の製品の後端が第2通過検出
装置を通過したときにN番目の製品と(N−1)番目の
製品の搬送動作が停止されるので、次に切削加工される
(N+1)番目の製品はN番目の製品と一定の間隔を有
して製品搬出位置に位置決めされる。したがって、製品
サイズが異なっても製品同士の間隔は常に一定に保たれ
て搬出される。
【0014】請求項2によるこの発明の切断機の製品搬
出方法は、請求項1記載の切断機の製品搬出方法におい
て、切断機で切削加工されたN番目の製品を搬出バイス
装置によりクランプして前記製品搬出位置へ搬送し位置
決めすることを特徴とするものである。
【0015】したがって、N番目の製品は搬出バイス装
置によりクランプされて製品搬出位置へ確実に搬送、位
置決めされる。また、搬出バイス装置は切削加工時のワ
ークのクランプ装置としても用いられるので、N番目の
製品は加工終了後直ちに搬出される。
【0016】請求項3によるこの発明の切断機の製品搬
出方法は、請求項1記載の切断機の製品搬出方法におい
て、前記搬送過程において前記N番目の製品の後端が前
記第1製品搬送装置の前方端側に備えた第1通過検出装
置を通過したときの検出信号により前記第1製品搬送装
置と第2製品搬送装置を減速せしめることを特徴とする
ものである。
【0017】したがって、N番目の製品の後端が第1通
過検出装置を通過したときに減速されるので、第2通過
検出装置の検出信号により第1製品搬送装置と第2製品
搬送装置が急停止可能となる。
【0018】請求項4によるこの発明の切断機の製品搬
出装置は、切断機で切削加工されたN番目の製品を搬送
すると共に前記N番目の製品の前端を位置決めすべき製
品搬出位置を備えた第1製品搬送装置を設け、前記第1
製品搬送装置の前方に隣接して前記N番目の製品並びに
既に載置されている(N−1)番目の製品とを製品搬出
方向へ搬出する第2製品搬送装置を設け、前記製品搬出
位置より一定間隔を介した位置で前記N番目の製品の通
過を検出する第2通過検出装置を前記第2製品搬送装置
に設け、前記N番目の製品を前記製品搬出位置へ搬送、
位置決めせしめる指令を与える第1指令部と、前記N番
目の製品と(N−1)番目の製品とを一定の間隔を保持
して製品搬出方向へ搬送せしめるべく第1製品搬送装置
と第2製品搬送装置を同期して駆動せしめる指令を与え
る第2指令部と、前記N番目の製品の後端が前記第2通
過検出装置を通過したときの検出信号により前記第1製
品搬送装置と第2製品搬送装置の駆動を停止せしめる指
令を与える第3指令部とを備えた制御装置を設けてなる
ことを特徴とするものである。
【0019】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、第1製品搬送装置の製品搬出位置に位置決めされ
たN番目の製品は既に第2製品搬送装置に載置されてい
る(N−1)番目の製品と一定の間隔を有する。この状
態で第1製品搬送装置と第2製品搬送装置が同期して駆
動されるので、N番目の製品は(N−1)番目の製品と
一定間隔に保たれた状態で第2製品搬出装置へ搬出され
るために、N番目の製品の切断面とマーキングとの確認
が容易に行われる。
【0020】また、N番目の製品の後端が第2通過検出
装置を通過したときにN番目の製品と(N−1)番目の
製品の搬送動作が停止されるので、次に切削加工される
(N+1)番目の製品はN番目の製品と一定の間隔を有
して製品搬出位置に位置決めされる。したがって、製品
サイズが異なっても製品同士の間隔は常に一定に保たれ
て搬出される。
【0021】請求項5によるこの発明の切断機の製品搬
出装置は、請求項3記載の切断機の製品搬出装置におい
て、切断機で切削加工されたN番目の製品をクランプし
て前記製品搬出位置へ搬送し位置決めする搬出バイス装
置を備えてなることを特徴とするものである。
【0022】したがって、N番目の製品は搬出バイス装
置によりクランプされて製品搬出位置へ確実に搬送、位
置決めされる。また、搬出バイス装置は切削加工時のワ
ークのクランプ装置としても用いられるので、N番目の
製品は加工終了後直ちに搬出される。
【0023】請求項6によるこの発明の切断機の製品搬
出装置は、請求項4記載の切断機の製品搬出装置におい
て、前記第1製品搬送装置に、前記製品搬出位置の前方
に位置して前記N番目の製品を検出する第1通過検出装
置を設け、前記第3指令部が、前記N番目の製品の後端
が前記第1通過検出装置を通過したときの検出信号によ
り前記第1製品搬送装置と第2製品搬送装置を減速せし
める指令を与えることを特徴とする請求項4記載の切断
機の製品搬出装置。
【0024】したがって、請求項3記載の作用と同様で
あり、N番目の製品の後端が第1通過検出装置を通過し
たときに減速されるので、第2通過検出装置の検出信号
により第1製品搬送装置と第2製品搬送装置が急停止可
能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の切断機の製品搬
出方法及びその装置の実施の形態について図面を参照し
て説明する。
【0026】図2及び図3を参照するに、本実施の形態
に係わる切断機としての例えば横型帯鋸盤1は、箱状の
ベース3とカッティングヘッド5などから構成されてお
り、カッティングヘッド5は水平なヒンジピン7を介し
てベース3に昇降自在に枢支されている。
【0027】ベース3の上部にはワークWを載置するワ
ークテーブル9が設けられており、このワークテーブル
9にはワークWを挟持固定自在の固定バイスジョー11
と可動バイスジョー13とを備えてなる本体バイス装置
15が設けられている。
【0028】カッティングヘッド5は両側に離隔してハ
ウジング部17,19を備えており、各ハウジング部1
7,19は上部コントロールボックス21を備えたビー
ム部材23によって連結されている。
【0029】カッティングヘッド5のハウジング部1
7,19には駆動ホイール25、従動ホイール27がそ
れぞれ軸29,31を介して内装されており、駆動ホイ
ール25と従動ホイール27にはエンドレス状の帯鋸刃
Bが掛回されている。したがって、駆動ホイール25の
駆動によって切断工具としての帯鋸刃BはワークWを切
削すべく走行駆動されるものである。
【0030】ビーム部材23に固定された案内部材33
には固定ガイド部材35、可動ガイド部材37が装着さ
れており、この固定ガイド部材35と可動ガイド部材3
7とにより、帯鋸刃BがワークWを切削する切削領域に
おいて、帯鋸刃Bの刃先部が垂直下方を向くように帯鋸
刃Bが案内支持されている。また、固定ガイド部材35
は案内部材33に固定的に取り付けられており、可動ガ
イド部材37はワークWの大きさに対応すべく位置調節
自在に取り付けられている。
【0031】カッティングヘッド5はピストンロッド3
9を備えた昇降用シリンダ41によってヒンジピン7を
中心として昇降回動するように構成されており、この昇
降用シリンダ41の作用によってワークWに対する帯鋸
刃Bの切り込みや上昇離反を制御し得るものである。
【0032】駆動ホイール25と従動ホイール27には
エンドレス状の帯鋸刃Bが掛回されており、駆動ホイー
ル25の軸29には図示せざる駆動モータが連動連結さ
れている。
【0033】上記構成により、駆動モータを駆動させる
と、軸29を介して駆動ホイール25が回転されるか
ら、駆動ホイール25と従動ホイール27に掛回された
帯鋸刃Bが走行駆動される。
【0034】昇降用シリンダ41の作用によってカッテ
ィングヘッド5は、ヒンジピン7を中心として昇降回動
されるから、帯鋸刃Bの昇降位置はヒンジピン7の回転
角を例えばエンコーダなどで検出することができ、既に
公知であるから詳細な説明を省略する。
【0035】また、帯鋸刃BがワークWに接近した位置
を検知するには、図示を省略したが例えば、横型帯鋸盤
1の回動部材であるビーム部材23に固定された案内部
材33より揺動自在なレバーを垂設し、このレバーにリ
ミットスイッチ等を当接させてワークWに当接した位置
を検出する。又は、光電スイッチ等で検出する位置検知
手段を備え、それらの位置を検出したり、あるいはヒン
ジピン7の回転角によりワークWの当接位置を検出する
昇降検出装置が図4に示されているように制御装置43
に電気的に接続されている。
【0036】なお、ワークWを切断する位置を示す鋸刃
ラインCLに位置するように矢印の搬送方向へワークW
を搬送位置決めするための送りバイス装置(図示省略)
が、搬送方向からみて鋸刃ラインCLの後方側に設けら
れている。
【0037】図2を参照するに、カッティングヘッド5
が上昇位置から下降するときに、当該カッティングヘッ
ド5に備えた帯鋸刃Bによって切断されるワークWを把
持固定するための本体バイス装置15が上記の搬送方向
からみて送りバイス装置の前方にあってしかも鋸刃ライ
ンCLの後側に設けられている。
【0038】より詳細には、本体バイス装置15は、ワ
ークWの幅方向の位置決め基準側に設けた固定バイスジ
ョー11及び当該固定バイスジョー11に対して接近離
反する方向へ移動自在の可動バイスジョー13を備えて
なるものである(本実施の形態では、これらの固定バイ
スジョー11と可動バイスジョー13のバイスジョーを
便宜上、「本体バイスジョー」という)。
【0039】ベース3の上面には長手方向にバイスベッ
ド45が設けられており、このバイスベッド45に可動
バイスジョー13が移動自在に案内支承されている。こ
の可動バイスジョー13をバイスベッド45に沿って往
復動させるために、ベース3には第1クランプシリンダ
47が装着されており、この第1クランプシリンダ47
に往復動自在に備えたピストンロッド49が可動バイス
ジョー13に連結されている。
【0040】また、ベース3の前方(図2においては右
方、搬送方向からみて鋸刃ラインCLの前側)には、ワ
ークWから切断分離された切断加工済の製品Gを支持す
る第1製品搬送装置としての例えば第1コンベア装置5
1が配置されている。この第1コンベア装置51には多
数の支持ローラ53が備えられており、この多数の支持
ローラ53は駆動モータ等の図4に示されている第1コ
ンベア回転駆動装置55の正逆回転がチェーン並びにス
プロケットからなる伝達駆動装置により回転伝達駆動さ
れ、クラッチ機構のON/OFFにより回転駆動あるい
は回転フリー状態に切り換えられる。
【0041】第1コンベア装置51には製品Gをクラン
プして前方向へ搬出するための搬出バイス装置としての
例えば前バイス装置57が前後動自在に設けられてい
る。前バイス装置57は製品Gを第1コンベア装置51
の前方端側に設定した製品搬出位置GSへ位置決めする
ものである。
【0042】なお、製品Gを製品搬出位置GSへ位置決
めする方法としては、第1コンベア装置51のクラッチ
機構を切り換えることにより多数の支持ローラ53の回
転駆動を制御して行うこともできるので、特に限定され
るものではない。
【0043】前バイス装置57は第1コンベア装置51
の下側を通過して左右方向(図2においては上下方向)
に延伸したスライドベース59と、スライドベース59
の一端側には、ワーク幅方向の位置決め基準側の固定バ
イスジョー61が取付けられており、スライドベース5
9の他端側には第2クランプシリンダ63が装着されて
いる。そして、この第2クランプシリンダ63に往復動
自在に備えたピストンロッド65の先端部に、上記の固
定バイスジョー61と対向する可動バイスジョー67が
取付けられている(本実施の形態では、これらの固定バ
イスジョー61と可動バイスジョー67のバイスジョー
を便宜上、「前バイスジョー」という)。
【0044】なお、前バイス装置57の前後動は、流体
圧シリンダ又はボールネジ機構等の駆動装置の作動によ
って行われるものである。本実施例では第1コンベア装
置51の適宜位置に前後方向へ移動可能なピストンロッ
ド69を備えた搬出シリンダ71が設けられており、こ
の搬出シリンダ71が前バイス装置57に連結されてい
る。なお、搬出シリンダ71はその作動装置としての例
えば電磁バルブ(図示省略)が制御装置43に電気的に
接続されている。
【0045】また、第1コンベア装置51の前方端(図
1において右方端)には製品Gの通過を検出する第1通
過検出装置としての例えば第1光電SW73が設けられ
ており、第1光電SW73は制御装置43に電気的に接
続されている。
【0046】図1及び図2を参照するに、第1コンベア
装置51の前側(図2においては右側)には、第2製品
搬送装置としての例えば第2コンベア装置75が製品G
の搬出方向に延長して連結されている。この第2コンベ
ア装置75にはモータ等の図4に示されている第2コン
ベア回転駆動装置77により第1コンベア装置51と同
期して回転駆動される多数の支持ローラ79が備えられ
ている。
【0047】また、第2コンベア装置75の後方端(図
1及び図2において左方端)には上記の第1光電SW7
3と所定の間隔を介して製品Gの通過を検出する第2通
過検出装置としての例えば第2光電SW81が設けられ
ており、第2コンベア装置75の前方端(図1及び図2
において右方端)には第2コンベア装置75上に製品G
がオーバフローしたことを検出するオーバフロー検出装
置としての例えば第3光電SW83が設けられている。
なお、第2及び第3光電SW81,83は制御装置43
に電気的に接続されている。
【0048】なお、上記の第1〜第3光電SW73,8
1,83は本実施の形態では投光側と受光側とからなる
光電SWであるが、反射型光電SWなどの他の光電SW
あるいは他の通過検出装置でもよいので特に限定されな
い。
【0049】制御装置43としては、図4に示されてい
るように中央処理装置としての例えばCPU85に、予
め加工プログラムやワークWの直径や高さ、長さ等のデ
ータを入力する入力装置87と表示装置89と、入力さ
れたデータを記憶するメモリ91が接続されている。
【0050】さらに、上記のCPU85には前バイス装
置57によりクランプした製品Gを第1コンベア装置5
1の製品搬出位置GSへ製品Gの先端を揃えて搬送して
位置決めせしめる指令を搬出シリンダ71に与える第1
指令部93と、製品Gが製品搬出位置GSへ搬送された
後に第1コンベア装置51と第2コンベア装置75とを
同時に製品搬出方向に移動すべく回転駆動する指令を与
える第2指令部95が接続されている。
【0051】さらに、上記のCPU85には、製品Gの
後端が第1光電SW73を通過したことを検出した検出
信号により第1コンベア装置51と第2コンベア装置7
5の製品搬出速度を中速に減速せしめる指令を与えると
共に製品Gの後端が第2光電SW81を通過したことを
検出した検出信号により、第1コンベア装置51と第2
コンベア装置75を停止せしめる指令を与える第3指令
部97が接続されている。
【0052】製品Gが搬送される過程で、第1光電SW
73が遮光され次いで第2光電SW81が遮光されると
きは製品Gの後端がまだ第1コンベア装置51上にある
ことを示し、第2光電SW81が遮光されている状態で
第1光電SW73が通光されたときに製品Gの後端が第
1光電SW73を通過したことが検出される。
【0053】また、第1光電SW73が通光されている
状態で第2光電SW81が遮光から通光に変わった時点
で製品Gの後端が第2光電SW81を通過したことが検
出される。
【0054】上記構成により、送りバイス装置によりク
ランプされたワークWはワーク搬送方向へ搬送されて所
望の鋸刃ラインCLに位置決めされる。位置決めされた
ワークWは、第1クランプシリンダ47の作動により本
体バイスジョー11,13にクランプされる。また、第
2クランプシリンダ63が作動してワークWが前バイス
装置57の前バイスジョー61,67によりクランプさ
れる。
【0055】なお、第1コンベア装置51には製品Gが
載置されておらず、第1コンベア装置51の多数の支持
ローラ53はクラッチ機構が開放されてフリーな状態で
ある。一方、第2コンベア装置75には既に搬送された
(N−1)番目の製品としての例えば製品G1が後方端
側に載置されている。
【0056】カッティングヘッド5が下降してカッティ
ングヘッド5に備えた帯鋸刃BによってN番目の製品と
しての例えば製品G2が切断された後、第1指令部93
の指令により搬出シリンダ71が作動して前バイス装置
57が図1及び図2において2点鎖線の矢印で示されて
いるように製品搬出方向へ移動されるので、前バイス装
置57によりクランプされている製品G2が多数の支持
ローラ53上を搬送され、図1の2点鎖線で示されてい
るように製品G2の先端を製品搬出位置GSに揃えるよ
うに移動される。その後、前バイス装置57は製品G2
をアンクランプした後に図1の実線で示されている原位
置へ復帰される。
【0057】このとき、製品G1と製品G2とは図5に
示されているように製品搬出位置GSと第2光電SW8
1との予め設定した位置決めにより一定の間隔Sが生じ
る。
【0058】次に、第2指令部95の指令により、第1
コンベア装置51の多数の支持ローラ53は上記のクラ
ッチ機構がONされて第1コンベア回転駆動装置55に
より製品G2を搬出する方向に回転駆動されると同時に
第2コンベア装置75の多数の支持ローラ79も第2コ
ンベア回転駆動装置77が第1コンベア回転駆動装置5
5と同期して回転駆動され、図6に示されているように
製品G1と製品G2が間隔Sを保ちながら矢印の製品搬
出方向に搬送される。この製品G1と製品G2が搬送さ
れる過程で、まず第1光電SW73が遮光され次いで第
2光電SW81が遮光されているときは製品G2の後端
がまだ第1コンベア装置51の上にある。
【0059】上記のように製品G1と製品G2が搬送さ
れて、図7に示されているように第2光電SW81がま
だ遮光されている状態で第1光電SW73が通光された
ときに製品G2の後端が第1光電SW73を通過したこ
とが検出されるので、この検出信号により第3指令部9
7から指令が与えられて第1コンベア装置51と第2コ
ンベア装置75の製品搬出速度が中速に減速される。
【0060】次いで、図8に示されているように第1光
電SW73が通光されている状態で第2光電SW81が
遮光から通光に変わった時点で製品G2の後端が第2光
電SW81を通過したことが検出されるので、この検出
信号により第3指令部97から指令が与えられて第1コ
ンベア装置51と第2コンベア装置75の製品搬出が停
止される。したがって、製品G1と製品G2は間隔Sが
保たれた状態で第2コンベア装置75の上に停止される
ので、製品G2の切断面とマーキングとの確認が容易に
行うことができる。
【0061】次に切断加工される(N+1)番目の製品
としての例えば製品(G3)は上述した製品G2の動作
と同様に繰り返されて搬送されるので、図示されていな
いが製品G1と製品G2と製品(G3)は互いに間隔S
が保たれた状態で第2コンベア装置75の上を搬送され
る。
【0062】なお、第2コンベア装置75の先頭に位置
する製品G1の先端が第3光電SW83により検出され
たときは、第1コンベア装置51と第2コンベア装置7
5の製品搬出動作が直ちに停止され、オペレータにより
製品G1が搬出された後に再び第1コンベア装置51と
第2コンベア装置75が回転駆動される。
【0063】なお、第2コンベア装置75の前方に他の
第3コンベア装置(図示省略)が設けられる場合は、上
記の第3光電SW83が第3コンベア装置の前方端に設
けられることが望ましい。また、第2コンベア装置75
の上で各製品Gのマーキングと切断面との確認が行われ
るので、第3コンベア装置の上の隣接する製品同士は互
いに間隔が保持されなくとも構わない。
【0064】なお、制御装置43では、製品Gの前端が
第2光電SW81を通過して遮光開始から製品Gの後端
が第2光電SW81を通過して通光するまでの時間と、
第2コンベア装置75の搬送速度とから製品Gの長さを
算出することが可能である。
【0065】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。本実施の形態では切断
機として横型帯鋸盤を例にとって説明したが縦型帯鋸盤
およびその他の切断機であっても構わない。
【0066】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、第1製
品搬送装置の製品搬出位置に位置決めされたN番目の製
品は既に第2製品搬送装置に載置されている(N−1)
番目の製品と一定の間隔を有するので、この状態で第1
製品搬送装置と第2製品搬送装置を同期して駆動するこ
とにより、N番目の製品と(N−1)番目の製品との間
隔を一定に保った状態で第2製品搬出装置へ搬出でき
る。したがって、N番目の製品の切断面とマーキングと
の確認を容易に行うことができる。
【0067】また、N番目の製品の後端が第2通過検出
装置を通過したときにN番目の製品と(N−1)番目の
製品の搬送動作を停止するので、次に切削加工される
(N+1)番目の製品を製品搬出位置に位置決めするこ
とによりN番目の製品と一定の間隔を設けることができ
る。したがって、製品サイズが異なっても製品同士の間
隔を常に一定に保った状態で搬出できる。
【0068】請求項2の発明によれば、搬出バイス装置
によりN番目の製品をクランプして製品搬出位置へ確実
に搬送、位置決めできる。また、搬出バイス装置は切削
加工時のワークのクランプ装置としても用いられるの
で、加工終了後直ちにN番目の製品を搬出できる。
【0069】請求項3の発明によれば、N番目の製品の
後端が第1通過検出装置を通過したときに減速されるの
で、第2通過検出装置の検出信号により第1製品搬送装
置と第2製品搬送装置を急停止できる。
【0070】請求項4の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、第1製品搬送装置の製品搬出位置に
位置決めされたN番目の製品は既に第2製品搬送装置に
載置されている(N−1)番目の製品と一定の間隔を有
するので、この状態で第1製品搬送装置と第2製品搬送
装置を同期して駆動することにより、N番目の製品と
(N−1)番目の製品との間隔を一定に保った状態で第
2製品搬出装置へ搬出できる。したがって、N番目の製
品の切断面とマーキングとの確認を容易に行うことがで
きる。
【0071】また、N番目の製品の後端が第2通過検出
装置を通過したときにN番目の製品と(N−1)番目の
製品の搬送動作を停止するので、次に切削加工される
(N+1)番目の製品を製品搬出位置に位置決めするこ
とによりN番目の製品と一定の間隔を設けることができ
る。したがって、製品サイズが異なっても製品同士の間
隔を常に一定に保った状態で搬出できる。
【0072】請求項5の発明によれば、請求項2記載の
効果と同様であり、搬出バイス装置によりN番目の製品
をクランプして製品搬出位置へ確実に搬送、位置決めで
きる。また、搬出バイス装置は切削加工時のワークのク
ランプ装置としても用いられるので、加工終了後直ちに
新製品を搬出できる。
【0073】請求項6の発明によれば、N番目の製品の
後端が第1通過検出装置を通過したときに減速されるの
で、第2通過検出装置の検出信号により第1製品搬送装
置と第2製品搬送装置を急停止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、切断機の製
品搬出装置の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すもので、切断機の製
品搬出装置の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示すもので、横型帯鋸盤
の正面図である。
【図4】制御装置の構成を示すブロック図である。
【図5】製品搬出装置の動作説明図である。
【図6】製品搬出装置の動作説明図である。
【図7】製品搬出装置の動作説明図である。
【図8】製品搬出装置の動作説明図である。
【図9】従来の切断機の製品搬出装置の平面図である。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤(切断機) 5 カッティングヘッド 15 本体バイス装置 17、19 ハウジング部 43 制御装置 51 第1コンベア装置(第1製品搬送装置) 53 支持ローラ 55 第1コンベア回転駆動装置 57 前バイス装置(搬出バイス装置) 61 固定バイスジョー 63 第2クランプシリンダ 67 可動バイスジョー 71 搬出シリンダ 73 第1光電SW(第1通過検出装置) 75 第2コンベア装置(第2製品搬送装置) 77 第2コンベア回転駆動装置 79 支持ローラ 81 第2光電SW(第2通過検出装置) 83 第3光電SW(オーバフロー検出装置) 91 メモリ 93 第1指令部 95 第2指令部 97 第3指令部 CL 鋸刃ライン GS 製品搬出位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断機で加工されたN番目の製品を第1
    製品搬送装置により搬送して前記N番目の製品の前端を
    前記第1製品搬送装置に備えた製品搬出位置へ位置決め
    し、 前記第1製品搬送装置と当該第1製品搬送装置の前方に
    隣接する第2製品搬送装置とを同期して駆動せしめるこ
    とにより、前記製品搬出位置のN番目の製品と既に第2
    製品搬送装置に載置されている(N−1)番目の製品と
    を一定間隔を保持した状態で製品搬出方向へ搬送せし
    め、 前記N番目製品の後端が前記製品搬出位置より一定間隔
    を介して第2製品搬送装置に備えた第2通過検出装置を
    通過したときの検出信号により前記第1製品搬送装置と
    第2製品搬送装置の駆動を停止せしめることを特徴とす
    る切断機の製品搬出方法。
  2. 【請求項2】 切断機で切削加工されたN番目の製品を
    搬出バイス装置によりクランプして前記製品搬出位置へ
    搬送し位置決めすることを特徴とする請求項1記載の切
    断機の製品搬出方法。
  3. 【請求項3】 前記搬送過程において前記N番目の製品
    の後端が前記第1製品搬送装置の前方端側に備えた第1
    通過検出装置を通過したときの検出信号により前記第1
    製品搬送装置と第2製品搬送装置を減速せしめることを
    特徴とする請求項1記載の切断機の製品搬出方法。
  4. 【請求項4】 切断機で切削加工されたN番目の製品を
    搬送すると共に前記N番目の製品の前端を位置決めすべ
    き製品搬出位置を備えた第1製品搬送装置を設け、 前記第1製品搬送装置の前方に隣接して前記N番目の製
    品並びに既に載置されている(N−1)番目の製品とを
    製品搬出方向へ搬出する第2製品搬送装置を設け、 前記製品搬出位置より一定間隔を介した位置で前記N番
    目の製品の通過を検出する第2通過検出装置を前記第2
    製品搬送装置に設け、 前記N番目の製品を前記製品搬出位置へ搬送、位置決め
    せしめる指令を与える第1指令部と、前記N番目の製品
    と(N−1)番目の製品とを一定の間隔を保持して製品
    搬出方向へ搬送せしめるべく第1製品搬送装置と第2製
    品搬送装置を同期して駆動せしめる指令を与える第2指
    令部と、前記N番目の製品の後端が前記第2通過検出装
    置を通過したときの検出信号により前記第1製品搬送装
    置と第2製品搬送装置の駆動を停止せしめる指令を与え
    る第3指令部とを備えた制御装置を設けてなることを特
    徴とする切断機の製品搬出装置。
  5. 【請求項5】 切断機で切削加工されたN番目の製品を
    クランプして前記製品搬出位置へ搬送し位置決めする搬
    出バイス装置を備えてなることを特徴とする請求項4記
    載の切断機の製品搬出装置。
  6. 【請求項6】 前記第1製品搬送装置に、前記製品搬出
    位置の前方に位置して前記N番目の製品を検出する第1
    通過検出装置を設け、 前記第3指令部が、前記N番目の製品の後端が前記第1
    通過検出装置を通過したときの検出信号により前記第1
    製品搬送装置と第2製品搬送装置を減速せしめる指令を
    与えることを特徴とする請求項4記載の切断機の製品搬
    出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010207873A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Kurimoto Ltd ベンディングロール装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010207873A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Kurimoto Ltd ベンディングロール装置

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