JP2001150165A - レーザーアーク溶接装置及びその方法並びにレーザーアークコーティング方法 - Google Patents

レーザーアーク溶接装置及びその方法並びにレーザーアークコーティング方法

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JP2001150165A JP33889999A JP33889999A JP2001150165A JP 2001150165 A JP2001150165 A JP 2001150165A JP 33889999 A JP33889999 A JP 33889999A JP 33889999 A JP33889999 A JP 33889999A JP 2001150165 A JP2001150165 A JP 2001150165A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業者の習熟度の如何にかかわらず、品質一定
の溶接部を得ることができ、自動化も可能なレーザーア
ーク溶接装置及びその方法並びにレーザーアークコーテ
ィング方法を得ること。 【解決手段】溶接トーチ4Aの上部に反射ミラー13を収
納し、下部に集光レンズ14を収納する。溶接トーチ4A
の上部の側面にウインドウ12を設け、このウインドウ12
を介して、レーザー発振器10から出射したレーザービー
ム11を溶接トーチ4Aの内部に導き、反射ミラー13で直
角に反射させて集光レンズ14で集光する。この集光レン
ズ14で集光したレーザー光を溶接ワイヤ1の先端に照射
して、この溶接ワイヤ1を溶融させレーザープラズマ9
を生成させる。一方、アーク電源6で溶接ワイヤ1と母
材5Aとの間に印加した電圧で発生したアークをプラズ
マ9を母材に導いて、この母材の開先部を溶融させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザーアーク溶
接装置及びその方法並びにレーザーアークコーティング
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来のMIG溶接(metal inert
gas welding)、MAG溶接(metal active gas weldin
g )に代表される電極消耗式のアーク溶接方法において
は、母材の溶融部への補充材となる電極自体にアークが
直接集中するため、高効率の溶接が可能である。
【0003】この電極消耗式のアーク溶接方法につい
て、以下、図8の斜視図を参照して説明する。図8にお
いて、従来のMAG、MIGなどの電極消耗式のアーク
溶接方法は、スプール3の外周にコイル状に巻かれた消
耗電極としての溶接ワイヤ1をモータ2で駆動される送
給ローラ29で溶接トーチ4に所定の速度で自動的に送給
する。
【0004】一方、溶接トーチ4の内部に同軸に収納さ
れたコンタクトチップ4aを介して溶接ワイヤ1と母材
5Aとの間にアーク電源6から直流電圧を印加し、さら
に、溶接トーチ4のノズル7の下端からシールドガスを
噴出させながらアーク9を発生させることによって、母
材5Aの開先部5aと溶接ワイヤ1を溶融させて、対象
部位を溶接するものである。
【0005】このように構成された従来の電極消耗式の
アーク溶接装置においては、電極を兼ねた溶接ワイヤ1
を溶接添加金属とし、さらに、アークの発弧点とするこ
とによって、簡単な構成で高い効率の溶接を可能として
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この電極消
耗式のアーク溶接方法においては、電極となる溶接ワイ
ヤ1がアーク9の熱で溶融して母材の溶融部に添加され
ていくので、その消耗状態によって、電極と母材間の距
離や電極の先端部の形状などが変化し、この結果、アー
クの方向や形状などが不安定となり、溶接状態を所定の
条件に維持することが困難とされている。
【0007】また、その他、アークの状態は、自動的に
送給される溶接ワイヤ1のたわみや反りなどによっても
影響されるので、アーク9の発生の初期には溶接ワイヤ
1の送給速度と溶融量の関係を適切に維持することが難
しく、溶接開始部分の溶接部の溶接品質が低下するおそ
れがある。
【0008】この従来の電極消耗式のアーク溶接方法が
有する課題によって、溶接部の品質仕上がり度は、溶接
士の技量に負うところが大きく、溶接の全自動化の障害
となっており、溶接の自動化と高品質化を達成するため
には、これらの課題を解決することが重要とされてき
た。
【0009】そこで、本発明の目的は、作業者の習熟度
の如何にかかわらず、品質一定で、自動化が可能なレー
ザーアーク溶接装置およびレーザーアーク溶接方法並び
にレーザーアークコーティング方法を得ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
のレーザーアーク溶接装置は、溶接部と先端が対置し内
部に集光光学系が収納され外部から供給されたアシスト
ガスを先端から噴出する溶接トーチと、この溶接トーチ
の基端側から挿入され先端が溶接トーチの先端から突出
する溶接ワイヤと、この溶接ワイヤと溶接部に電圧を印
加しこれらの間にアークを発生させるアーク電源と、溶
接トーチに入射され集光光学系で溶接ワイヤの先端に集
光されこの先端を溶融させるレーザー光を出射するレー
ザー装置とを備えたことを特徴とする。
【0011】このような手段によって、溶接ワイヤの先
端をレーザー光によって溶融しプラズマを発生させ、こ
のプラズマが溶接部に到達した点にアーク電源の印加で
発生したアークのエネルギーを供給する。
【0012】請求項2に対応する発明のレーザーアーク
溶接装置は、溶接トーチの内部の集光光学系を、先端の
内周が反射面となる円錐筒状としたことを特徴とする。
この結果、レーザー光の集光部を溶接部に近ずけて、集
光点の精度を上げる。
【0013】請求項3に対応する発明のレーザーアーク
溶接装置は、溶接トーチの先端に、レーザー光で溶融し
た溶接ワイヤから生成されたプラズマを整形するプラズ
マ整形ノズルを設けたことを特徴とする。この結果、溶
接ワイヤの溶融で発生したレーザープラズマの方向と形
状をプラズマ整形ノズルで整形して、アークエネルギー
の供給部位の精度を上げる。
【0014】請求項4に対応する発明のレーザーアーク
溶接装置は、レーザー装置から溶接トーチに入射される
レーザーを伝送する光ファイバを設けたことを特徴とす
る。この結果、レーザー装置と溶接トーチ及び溶接部と
の間の相対位置の自由度を上げ、レイアウトの自由度を
上げる。
【0015】請求項5に対応するレーザーアーク溶接装
置は、溶接部の溶融状態を監視する溶接モニタと、この
溶接モニタの情報が入力されレーザー装置から出射され
るレーザー光の強度及びパルスの波形並びに出射のタイ
ミングを制御するレーザー制御部を設けたことを特徴と
する。
【0016】この結果、溶接部の溶融状態を監視する溶
接モニタからの情報に従って、レーザービームの強度、
パルスの波形とタイミングをレーザー制御部で制御し
て、溶接品質を上げる。
【0017】請求項6に対応する発明のレーザーアーク
溶接装置は、溶接トーチの先端に絶縁筒を介して補助電
極を設け、この補助電極と溶接ワイヤとの間に予備アー
クを発生させる予備電源を接続したことを特徴とする。
【0018】この結果、溶接ワイヤと補助電極との間に
まずアークを発生させ、次いでアーク電源で母材と溶接
ワイヤとの間に主アークを発生させて、溶接ワイヤ1の
蒸発と母材5の溶融を個別に制御する。
【0019】請求項7に対応するレーザーアーク溶接方
法は、溶接トーチを介して先端が溶接部との間に間隔を
おいて供給される溶接ワイヤと溶接部との間に電圧を印
加してアークを発生させ溶接部を溶接するアーク溶接方
法において、レーザー発振器から出射されたレーザー光
を溶接トーチの内部の集光光学系で集光し溶接ワイヤの
先端に照射し溶融してレーザープラズマを発生させ溶接
部を溶接することを特徴とする。この結果、レーザー光
によってまず溶接ワイヤの先端を溶融してプラズマを発
生させ、このプラズマが溶接部に達した点にアークエネ
ルギーを供給する。
【0020】請求項8に対応するレーザーアーク溶接方
法は、溶接ワイヤの先端に照射するレーザー光の照射の
タイミングを溶接ワイヤと溶接部との間の電圧の印加の
前とすることを特徴とする。この結果、レーザープラズ
マをアークの開始の引き金として、溶接ワイヤと母材と
の接触による溶接開始工程を省き、スパッタの発生も防
ぐ。
【0021】請求項9に対応するレーザーアーク溶接方
法は、溶接トーチの先端が遊嵌する断面U字状の溝を溶
接部となる開先部に形成したことを特徴とする。この結
果、厚い溶接材の溶接部の溶接を可能とする。
【0022】請求項10に対応するレーザーアークコー
ティング方法は、溶接トーチを介して先端がコーティン
グ部との間に間隔をおいて供給される溶接ワイヤとコー
ティング部との間に電圧を印加してアークを発生させコ
ーティングするレーザーアークコーティング方法におい
て、溶接ワイヤを高融点材料とし、レーザー発振器から
出射されたレーザー光を溶接トーチの内部の集光光学系
で集光し高融点材料の先端に照射し溶融してレーザープ
ラズマを発生させ溶接部に高融点材料の被覆を形成する
ことを特徴とする。
【0023】この結果、集光したレーザー光の照射で高
融点材料の溶接ワイヤを表面から溶解し、この溶解した
高融点材料の蒸気をアークに混入させて、母材の表面に
注入する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレーザーアーク溶
接装置及びその方法並びにレーザーアークコーティング
方法の一実施形態を図1に基づいて説明する。図1にお
いて、従来の技術の図8で前述した電極消耗式溶接装置
と異なるところは、アーク電源の他にレーザー光源を加
えたことである。
【0025】すなわち、従来と同様にコイル状に巻かれ
た溶接ワイヤ1を、モータ2で駆動するスプール3と送
給ローラ29で溶接トーチ4Aに自動的に送給し、溶接ワ
イヤ1と母材5との間にアーク電源6から電圧を印加
し、さらに溶接トーチ4の内部に対して、ガスボンベ
8、開閉弁28と供給管26を介して供給するシードルガス
をノズル7の先端から噴出しながらアーク9を発生させ
る構成に加えて、レーザー発振器から出射したレーザー
ビーム11を溶接トーチ4Aの内部にウインドウ12、反射
ミラー13の光学素子を介して溶接トーチ4Aの内部に導
き、集光レンズ14で溶接ワイヤ1の先端部に集光させ
る。
【0026】さらに、通常のMIG、MAGアーク溶接
では、パルス状のアーク電流を供給するので、レーザー
発振器の駆動電源15に同期パルスを送って同期をとった
動作を行わせるためのパルス同期調整器16も備える。
【0027】このように構成された本実施の形態におい
て、溶接トーチ4Aの内部に導かれたレーザービーム11
が溶接ワイヤ1の先端に集束され照射されることによっ
て、溶接ワイヤ1の先端が溶融してレーザープラズマ9
が生成する。
【0028】さらに、パルス同期調整器16でレーザー光
の入射と同期してアーク電源6から電圧が印加され、レ
ーザープラズマに沿ってアーク9が発生し、レーザープ
ラズマが母材5へ到達した点にアークエネルギーが供給
され、溶接ワイヤ1の蒸気流を母材5に注入しながら母
材5の開先部(溶接部)を溶融する。
【0029】したがって、本実施の形態によれば、アー
クの発生点となる溶接ワイヤ1の先端部の溶融形状は、
制御されたレーザー光の照射によって制御され、アーク
の形状と到達点もこのときに生じるレーザープラズマに
よって制御・案内され、母材5の溶接点とアークの入熱
領域を精度よく制御することができるので、常に安定し
た高い溶接品質を容易に得ることができる。
【0030】また、レーザー光の照射のタイミングをア
ーク電流パルスの供給前に行うことによって、レーザー
プラズマが引き金となったアークの開始が可能となるの
で、従来のような溶接ワイヤと母材との接触による開始
方法で問題となったスパッタ(飛散溶融粒)の発生を防
ぐことができ、溶接後のスパッタを除去する付随作業を
省くことができる。なお、レーザーアークコーティング
方法については後述する。
【0031】次に、図2は、本発明に係るレーザーアー
ク溶接装置及びその方法並びにレーザーアークコーティ
ング方法の第2の実施形態を示す図で、第1の実施形態
で示した図1に対応する図である。
【0032】図2において、前述した第1の実施形態で
示した図1と異なるところは、溶接トーチ4Bの内部の
集光光学要素の構成で、他は、第1の実施の形態で示し
た図1と同一である。したがって、図1と同一要素に
は、同一符号を付して説明を省略する。
【0033】すなわち、溶接トーチ4Bの内部には、反
射ミラー13の下方に対して、略円錐筒状の集光ノズル17
が同軸に収納されている。この集光ノズル17の下部の内
面は、鏡面に仕上げられている。
【0034】このように、溶接トーチ4Bの内部に集光
ノズル17が収納されたレーザーアーク溶接装置において
は、溶接部に近接した集光ノズル17の集光部によって、
集光点の位置の精度が容易に上がるだけでなく、集光ノ
ズル17の下端とノズル7の下端との間から溶接部に供給
されるガスは、層流となるので、ガスの供給位置の精度
が上がる利点もある。
【0035】次に、図3は、本発明に係るレーザーアー
ク溶接装置及びその方法並びにレーザーアークコーティ
ング方法の第3の実施形態を示す図で、前述した実施形
態で示した図1及び図2に対応する図である。
【0036】図3において、前述した図1及び図2と異
なるところは、同じく溶接トーチの構造で、図2で示し
た溶接トーチ4Bに対して、プラズマ成形ノズル18が付
加されたことで、他は、図2と同一である。
【0037】すなわち、図2で示した溶接トーチ4Bと
同一形状の溶接トーチ4Cには、セラミックで円錐台状
の筒状に製作されたプラズマ成形ノズル18の底辺側が下
端に固定されている。
【0038】このようにプラズマ成形ノズル18が溶接ト
ーチ4Cの下端に垂設されたレーザーアーク溶接装置に
おいては、溶接ワイヤ1の先端部から発生するアーク及
びプラズマ9Aは、プラズマ成形ノズル18によって方向
と形状が整形されるので、母材4への到達点の位置の精
度を上げることができ、溶接部の品質を更に上げること
ができる。
【0039】次に図4は、本発明に係るレーザーアーク
溶接装置及びその方法並びにレーザーアークコーティン
グ方法の第4の実施形態を示す図で、前述した実施形態
で示した図1〜図3に対応し、特に図1に対応する図で
ある。
【0040】図4において、前述した実施形態で示した
図1〜図3と異なるところは、レーザー発振器から出射
されたレーザービームの溶接トーチへの伝送路を光ファ
イバで構成したことで、他は、図1と同一である。
【0041】すなわち、レーザー発振器10から出射され
たレーザービーム11は、入射側に集光レンズ19aが収納
された光ファイバ入射光学系19に伝送されて、集光レン
ズ19aで集光される。
【0042】この集光レンズ19aで集光されたレーザー
ビーム11は、光ファイバ入射光学系19の出射側に挿入さ
れた光ファイバ20の入射端に入射され、光ファイバ20を
介して、溶接トーチ4Dの上端の出射端から内部に導か
れる。
【0043】このように光ファイバ20でレーザービーム
の伝送路を構成したレーザーアーク溶接装置において
は、レーザー発振器10及びこの出射側の伝送路と溶接ト
ーチ4Dの間に必要となる相対位置の設置精度とレイア
ウトの制約を光ファイバ20で緩和することができるの
で、設置作業が容易となる利点がある。
【0044】次に、図5は、本発明に係るレーザーアー
ク溶接装置及びその方法並びにレーザーアークコーティ
ング方法の第5の実施形態を示す図で、特に、図4に対
応する図である。
【0045】図5において、特に図4と異なるところ
は、レーザー発振器10から出射されるレーザービーム11
の強度、パルスの波形及び出射のタイミングを制御する
レーザービーム制御ユニットを駆動電源15としレーザー
発振器10の間に設けたことと、母材5Aの溶接部の溶融
状態を監視するモニタ22を設けたことである。
【0046】このようにレーザー制御ユニット21とモニ
タ22が加えられたレーザーアーク溶接装置においては、
溶接部の溶融状態をCCDカメラ27で検出し、このCC
Dカメラ27の画像信号が入力されたモニタ22の画像か
ら、レーザー発振器から出射されるレーザービーム11の
出力強度、パルスの波形及びタイミングをレーザー制御
ユニット21で制御することで、母材の溶融状態や溶融深
さを修正することができるので、溶接部の品質を上げる
ことができる。
【0047】図6は、本発明に係るレーザーアーク溶接
装置及びその方法並びにレーザーアークコーティング方
法の第6の実施形態を示す図で、特に図4に対応する図
である。図6において、前述した実施形態で示した図1
から図5と異なるところは、母材の厚さが厚い場合に対
応したものである。
【0048】すなわち、母材5Bの突き合わせ溶接部に
は、あらかじめ深い開先部5bが対称的に形成され、こ
の開先部(開先溝)5bには、前述した図1〜図5で示
した溶接トーチと比べて外径が小形の溶接トーチ4Dが
挿入されている。
【0049】この場合には、開先部5bを深く形成し、
この開先部5bの内部に溶接トーチ4Dの中間部近くま
で、溶接トーチ4Dの先端を挿入することで、厚い母材
5Bを底面側から上面側まで溶接することができる。
【0050】なお、溶接トーチ4Dと母材5B以外の制
御部分は、図1〜図3で述べた方法を採用してもよい。
次に、図7は、本発明に係るレーザーアーク溶接装置及
びその方法並びにレーザーアークコーティング方法の第
8の実施形態を示す図である。
【0051】図7において、前述した実施形態で示した
図1〜図6と異なるところは、溶接トーチの下部を上下
に分断して、下端を補助電極24とし、この補助電極24と
上部の溶接トーチの間に絶縁筒23を挿入して接続し、こ
の絶縁筒23の上方の溶接ワイヤ1と下側の補助電極24に
接続される予備アーク電源25を設けたことである。
【0052】このように補助電極24と予備アーク電源25
が設けられたレーザーアーク溶接装置においては、溶接
ワイヤ1の先端に照射されたレーザー光で発生したレー
ザープラズマによって、まず、溶接ワイヤ1の先端と補
助電極24の間に予備的なアーク9Bを発生させ、さら
に、母材5と溶接ワイヤ1との間に印加したアーク電源
6による電圧によって発生させたアーク9Aで母材5を
溶融させ、溶融液の中に溶接ワイヤ1の金属蒸気を注入
していく。
【0053】これによって、溶接ワイヤ1の蒸発と母材
5の溶融を個別に制御することができ、特に、入熱を微
妙に制御する必要がある部位に対する溶接を高精度で行
うことができ、また必要な添加量の金属を母材表面に溶
射したり、表面状態改質(粗さ、組成、粒界サイズ)を
することもできる。
【0054】次に、本発明に係るレーザーアーク溶接装
置及びその方法並びにレーザーアークコーティング方法
の第9の実施の形態を説明する。図1〜図6で前述した
レーザーアーク溶接装置において、レーザー発振器を高
ピーク出力で短パルスのものとし、溶接ワイヤ1の材料
として、タングステン又はモリブデン或いはカーボンな
どの高融点材料を採用し、溶接ワイヤの先端部にレーザ
ー光を集光させ、高融点材料を表面から溶解させること
(アブレーション)によって、ワイヤの原子流を発生さ
せ、溶接ワイヤ1と母材5の間で発生するアーク9Aに
混入させて、溶融した母材の表面に溶接ワイヤの原子を
注入する。
【0055】これによって、溶接ワイヤとして高融点の
材料を用いた場合でも、この材料を母材の表面に注入し
たり、コーティングすることができる。次に、本発明に
係るレーザーアーク溶接装置及びその方法並びにレーザ
ーアークコーティング方法の第10の実施形態を説明す
る。
【0056】図7で示したレーザーアーク溶接装置にお
いて、レーザー発振器10を高ピーク出力で短パルスのも
のとし、溶接ワイヤ1として前述した第9の実施形態と
同様にタングステンなどの高融点の材料を採用し、ワイ
ヤの先端部にレーザー光を集光させ、高融点材料を表面
から溶解させること(アブレーション)によって、ワイ
ヤの材料の原子流を発生させ、この原子流を補助電極24
との間で発生させた予備アーク9Bで電離、イオン化
し、さらに補助電極24と母材5の間で発生するとアーク
9Aに混入させて、溶融した母材表面に溶接ワイヤの原
子を注入する。
【0057】これによって、溶接ワイヤとして難溶融性
の材料を用いた場合でも、この材料を母材の表面に注入
したり、コーティングすることが可能となり、第9の実
施形態と異なり、注入量と母材の溶融量を個別に制御し
ながら実施することができる。
【0058】
【発明の効果】請求項1に対応する発明のレーザーアー
ク溶接装置によれば、溶接部と先端が対置し内部に集光
光学系が収納され外部から供給されたアシストガスを先
端から噴出する溶接トーチと、この溶接トーチの基端側
から挿入され先端が溶接トーチの先端から突出する溶接
ワイヤと、この溶接ワイヤと溶接部に電圧を印加しこれ
らの間にアークを発生させるアーク電源と、溶接トーチ
に入射され集光光学系で溶接ワイヤの先端に集光されこ
の先端を溶融させるレーザー光を出射するレーザー装置
とを備えることで、溶接ワイヤの先端をレーザー光によ
って溶融しプラズマを発生させ、このプラズマが溶接部
に到達した点にアーク電源の印加で発生したアークのエ
ネルギーを供給したので、作業者の習熟度如何にかかわ
らず、品質一定で、自動化も可能なレーザーアーク溶接
装置を得ることができる。
【0059】請求項2に対応する発明のレーザーアーク
溶接装置によれば、溶接トーチの内部の集光光学系を、
先端の内周が反射面となる円錐筒状とすることで、レー
ザー光の集光部を溶接部に近ずけて、集光点の精度を上
げたので、作業者の習熟度の如何にかかわらず、品質一
定で、自動化も可能なレーザーアーク溶接装置を得るこ
とができる。
【0060】請求項3に対応する発明のレーザーアーク
溶接装置によれば、溶接トーチの先端に、レーザー光で
溶融した溶接ワイヤから生成されたプラズマを整形する
プラズマ整形ノズルを設けることで、溶接ワイヤの溶融
で発生したレーザープラズマの方向と形状をプラズマ整
形ノズルで整形して、アークエネルギーの供給部位の精
度を上げたので、作業者の習熟度の如何にかかわらず、
品質一定で、自動化も可能なレーザーアーク溶接装置を
得ることができる。
【0061】請求項4に対応する発明のレーザーアーク
溶接装置によれば、レーザー装置から溶接トーチに入射
されるレーザーを伝達する光ファイバを設けることで、
レーザー装置と溶接トーチ及び溶接部との間の相対位置
の自由度を上げレイアウトの自由度を上げたので、作業
者の習熟度の如何にかかわらず、品質一定で、自動化も
可能なレーザーアーク溶接装置を得ることができる。
【0062】請求項5に対応する発明のレーザーアーク
溶接装置によれば、溶接部の溶融状態を監視する溶接モ
ニタと、この溶接モニタの情報が入力されレーザー装置
から出射されるレーザー光の強度及びパルスの波形並び
に出射のタイミングを制御するレーザー制御部を設ける
ことで、溶接部の溶融状態を監視する溶接モニタからの
情報に従ってレーザービームの強度、パルスの波形とタ
イミングをレーザー制御部で制御して、溶接品質を上げ
たので、作業者の習熟度の如何にかかわらず、品質一定
で、自動化も可能なレーザーアーク溶接装置を得ること
ができる。
【0063】請求項6に対応する発明のレーザーアーク
溶接装置によれば、溶接トーチの先端に絶縁筒を介して
補助電極を設け、この補助電極と溶接ワイヤとの間に予
備アークを発生させる予備電源を接続することで、溶接
ワイヤと補助電極との間にまずアークを発生させ、次い
でアーク電源で母材と溶接ワイヤとの間に主アークを発
生させて、溶接ワイヤ1の蒸発と母材5の溶融を個別に
制御可能としたので、作業者の習熟度の如何にかかわら
ず、品質一定で、自動化も可能なレーザーアーク溶接装
置を得ることができる。
【0064】請求項7に対応する発明のレーザーアーク
溶接方法によれば、溶接トーチを介して先端が溶接部と
の間に間隔をおいて供給される溶接ワイヤと溶接部との
間に電圧を印加してアークを発生させ溶接部を溶接する
アーク溶接方法において、レーザー発振器から出射され
たレーザー光を溶接トーチの内部の集光光学系で集光し
溶接ワイヤの先端に照射し溶融してレーザープラズマを
発生させ溶接部を溶接することで、レーザー光によって
まず溶接ワイヤの先端を溶融してプラズマを発生させ、
このプラズマが溶接部に達した点にアークエネルギーを
供給するようにしたので、作業者の習熟度の如何にかか
わらず、品質一定で、自動化も可能なレーザーアーク溶
接方法を得ることができる。
【0065】請求項8に対応する発明のレーザーアーク
溶接方法によれば、溶接ワイヤの先端に照射するレーザ
ー光の照射のタイミングを溶接ワイヤと溶接部との間の
電圧の印加の前とすることで、レーザープラズマをアー
クの開始の引き金として、溶接ワイヤとの接触による溶
接開始工程を省き、スパッタの発生も防いだので、作業
者の習熟度の如何にかかわらず、品質一定で、自動化も
可能なレーザーアーク溶接方法を得ることができる。
【0066】請求項9に対応する発明のレーザーアーク
溶接方法によれば、溶接トーチの先端が遊嵌する断面U
字状の溝を溶接部となる開先部に形成することで、厚い
溶接材の溶接部の溶接を可能としたので、作業者の習熟
度の如何にかかわらず、品質一定で、自動化も可能なレ
ーザーアーク溶接方法を得ることができる。
【0067】請求項10に対応するレーザーアークコー
ティング方法によれば、溶接トーチを介して先端がコー
ティング部との間に間隔をおいて供給される溶接ワイヤ
とコーティング部との間に電圧を印加してアークを発生
させコーティングするレーザーアークコーティング方法
において、溶接ワイヤを高融点材料とし、レーザー発振
器から出射されたレーザー光を溶接トーチの内部の集光
光学系で集光し高融点材料の先端に照射し溶融してレー
ザープラズマを発生させコーティング部に高融点材料の
被覆を形成することで、集光したレーザー光の照射で高
融点材料の溶接ワイヤを表面から溶解し、この溶解した
高融点材料の蒸気をアークに混入させて、母材の表面に
注入したので、作業者の習熟度の如何にかかわらず、品
質一定で、自動化も可能なレーザーアークコーティング
方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザーアーク溶接装置及びその方法
並びにレーザーアークコーティング方法の第1の実施の
形態を示す図。
【図2】本発明のレーザーアーク溶接装置及びその方法
並びにレーザーアークコーティング方法の第2の実施の
形態を示す図。
【図3】本発明のレーザーアーク溶接装置及びその方法
並びにレーザーアークコーティング方法の第3の実施の
形態を示す図。
【図4】本発明のレーザーアーク溶接装置及びその方法
並びにレーザーアークコーティング方法の第4の実施の
形態を示す図。
【図5】本発明のレーザーアーク溶接装置及びその方法
並びにレーザーアークコーティング方法の第5の実施の
形態を示す図。
【図6】本発明のレーザーアーク溶接装置及びその方法
並びにレーザーアークコーティング方法の第6の実施の
形態を示す図。
【図7】本発明のレーザーアーク溶接装置及びその方法
並びにレーザーアークコーティング方法の第7の実施の
形態を示す図。
【図8】従来のアーク溶接装置及びその方法の一例を示
す斜視図。
【符号の説明】
1…溶接ワイヤ、2…モータ、3…ローラ、4A、4
B、4C、4D、4E、4F…溶接トーチ、5A、5B
…母材、6…アーク電源、7…ノズル、8…ガスボン
ベ、9…アーク、10…レーザー発振器、11…レーザービ
ーム、12…ウインドウ、13…ミラー、14…集光レンズ、
15…レーザー駆動電源、16…パルス同期調整器、17…集
光ノズル、18…プラズマ形成ノズル、19…光ファイバ入
射光学系、20…光ファイバ、21…レーザー制御ユニッ
ト、22…溶接部モニタ装置、23…絶縁筒、24…補助電
極、25…予備アーク電源、26…ガス供給管、27…CCD
カメラ、28…開閉弁、29…送給ロール。
フロントページの続き (72)発明者 久保 克巳 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 大江 武 東京都大田区蒲田五丁目37番1号 東芝プ ラント建設株式会社内 Fターム(参考) 4E001 AA03 BB12 LD10 LD11 4E068 AH03 BA06 BC01 CA02 CA03 CA08 CA11 CA17 CC02 CD14 CD15 CE08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接部と先端が対置し内部に集光光学系
    が収納され外部から供給されたアシストガスを前記先端
    から噴出する溶接トーチと、この溶接トーチの基端側か
    ら挿入され先端が前記溶接トーチの先端から突出する溶
    接ワイヤと、この溶接ワイヤと前記溶接部に電圧を印加
    しこれらの間にアークを発生させるアーク電源と、前記
    溶接トーチに入射され前記集光光学系で前記溶接ワイヤ
    の先端に集光されこの先端を溶融させるレーザー光を出
    射するレーザー装置とを備えたレーザーアーク溶接装
    置。
  2. 【請求項2】 前記溶接トーチの内部の前記集光光学系
    を、先端の内周が反射面となる円錐筒状としたことを特
    徴とする請求項1記載のレーザーアーク溶接装置。
  3. 【請求項3】 前記溶接トーチの先端に、前記レーザー
    光で溶融した前記溶接ワイヤから生成されたプラズマを
    整形するプラズマ整形ノズルを設けたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載のレーザーアーク溶接装置。
  4. 【請求項4】 前記レーザー装置から前記溶接トーチに
    入射される前記レーザー光を伝送する光ファイバを設け
    たことを特徴とする請求項1ないし請求項3記載のレー
    ザーアーク溶接装置。
  5. 【請求項5】 前記溶接部の溶融状態を監視する溶接モ
    ニタと、この溶接モニタの情報が入力され前記レーザー
    装置から出射される前記レーザー光の強度及びパルスの
    波形並びに出射のタイミングを制御するレーザー制御部
    を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項4記載
    のレーザーアーク溶接装置。
  6. 【請求項6】 前記溶接トーチの先端に絶縁筒を介して
    補助電極を設け、この補助電極と前記溶接ワイヤとの間
    に予備アークを発生させる予備電源を接続したことを特
    徴とする請求項1ないし請求項5記載のレーザーアーク
    溶接装置。
  7. 【請求項7】 溶接トーチを介して先端が溶接部との間
    に間隔をおいて供給される溶接ワイヤと前記溶接部との
    間に電圧を印加してアークを発生させ前記溶接部を溶接
    するレーザーアーク溶接方法において、レーザー発振器
    から出射されたレーザー光を前記溶接トーチの内部の集
    光光学系で集光し前記溶接ワイヤの先端に照射し溶融し
    てレーザープラズマを発生させ前記溶接部を溶接するこ
    とを特徴とするレーザーアーク溶接方法。
  8. 【請求項8】 前記溶接ワイヤの先端に照射する前記レ
    ーザー光の照射のタイミングを前記溶接ワイヤと前記溶
    接部との間の電圧の印加の前とすることを特徴とする請
    求項7記載のレーザーアーク溶接方法。
  9. 【請求項9】 前記溶接トーチの先端が遊嵌する断面U
    字状の溝を溶接部となる開先部に形成したことを特徴と
    する請求項7又は請求項8記載のレーザーアーク溶接方
    法。
  10. 【請求項10】 溶接トーチを介して先端がコーティン
    グ部との間に間隔をおいて供給される溶接ワイヤと前記
    コーティング部との間に電圧を印加してアークを発生さ
    せコーティングするレーザーアークコーティング方法に
    おいて、前記溶接ワイヤを高融点材料とし、レーザー発
    振器から出射されたレーザー光を前記溶接トーチの内部
    の集光光学系で集光し前記高融点材料の先端に照射し溶
    融してレーザープラズマを発生させ前記溶接部に前記高
    融点材料の被覆を形成するレーザーアークコーティング
    方法。
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