JP2001146136A - 自動車用ハンズフリー通話装置 - Google Patents

自動車用ハンズフリー通話装置

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JP2001146136A
JP2001146136A JP2000238673A JP2000238673A JP2001146136A JP 2001146136 A JP2001146136 A JP 2001146136A JP 2000238673 A JP2000238673 A JP 2000238673A JP 2000238673 A JP2000238673 A JP 2000238673A JP 2001146136 A JP2001146136 A JP 2001146136A
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speaker
communication device
hands
microphone
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JP2000238673A
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Masaki Ihi
正樹 衣斐
Hiroshi Narita
浩 成田
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウリングの発生を低減でき、取り付け性お
よび配線の引き回しが良好で、しかも運転者に違和感を
生じさせないようにする。 【解決手段】 携帯電話、自動車電話に接続されるハン
ズフリー通話装置を、ヘッドレスト2の右側面側に配置
された受話用のスピーカ3と、ヘッドレスト2の左側面
側に配置された通話用マイク4と、スピーカ3およびマ
イク4を保持する基台5から構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車内でハンズ
フリー通話を行うための自動車用ハンズフリー通話装置
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、この種の自動車用ハンズフリー通話装置として、ヘ
ッドレストの近傍にスピーカを設け、サンバイザーにマ
イクを設けて、ハンズフリー通話を行うようにしたもの
がある(特開平1−247237号公報)。このもので
は、ヘッドレストの近傍にスピーカを設けているため、
音量が小さくてすみ、ハウリングの発生を低減すること
ができる。
【0003】しかしながら、スピーカとマイクを設ける
位置が、ヘッドレストとサンバイザーというように場所
的にかなり離れているため、取り付け性に問題があると
ともに、スピーカとマイクからの配線の引き回しに難点
がある。
【0004】また、マイクとスピーカを備え運転者に装
着されるヘッドセットタイプのものもあるが、このもの
では、その装着によって運転者に違和感を感じさせると
いう問題がある。
【0005】本発明は上記問題に鑑みたもので、ハウリ
ングの発生を低減でき、しかも運転者に違和感を生じさ
せない自動車用ハンズフリー通話装置を提供することを
目的とする。
【0006】また、取り付け性を良好にすることを他の
目的とする。
【0007】また、配線の引き回しを良好にすることを
他の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、自動車のシートの背もたれ部(1)の上部位置であ
ってヘッドレスト(2)の右側面側および左側面側の一
方にスピーカ(3)を配置し、他方にマイク(4)を配
置したことを特徴としている。
【0009】このようにスピーカ(3)をヘッドレスト
(2)の一方側面側に配置することより、スピーカ
(3)の音量を絞ることができるため、ハウリングを低
減することができる。また、マイク(4)をヘッドレス
ト(2)の他方側面側に配置することにより、スピーカ
(3)とマイク(4)との音響的な結合を少なくするこ
とができ、ハウリングを一層低減することができる。
【0010】また、スピーカ(3)、マイク(4)を背
もたれ部(1)の上部位置に配置しており、運転者に装
着するものではないので運転者に違和感を生じさせるこ
とがない。
【0011】なお、上記したスピーカ(3)および前記
マイク(4)は、請求項2に記載の発明のように、背も
たれ部(1)の上面に設置されるようにすることができ
る。この場合、前記スピーカ(3)および前記マイク
(4)は、請求項3に記載の発明のように、前記シート
の背もたれ部(1)の上面より乗員の着座側に突出しな
い位置に設置されるのが好ましい。また、前記スピーカ
(3)および前記マイク(4)は、請求項4に記載の発
明のように、ヘッドレスト(2)に内蔵したものとする
ことができる。
【0012】請求項5に記載の発明では、自動車のシー
トの背もたれ部(1)の上面に設置される基台(5)を
設けて、スピーカ(3)をヘッドレスト(2)の一方側
面側に配置し、マイク(4)をヘッドレスト(2)の一
方側面側に配置したことを特徴としている。
【0013】このことにより自動車用ハンズフリー通話
装置を自動車のシートに脱着可能に取り付けることがで
きる。
【0014】具体的には、請求項6に記載の発明のよう
に、基台(5)をヘッドレスト(2)のステー(2a、
2b)に保持して背もたれ部(1)の上面に設置するよ
うにすることができる。例えば、請求項7に記載の発明
のように、基台(5)に設けた穴(5a、5b)にヘッ
ドレスト(2)のステー(2a、2b)を通すことによ
って、基台(5)をステー(2a、2b)に保持するこ
とができる。
【0015】また、請求項8に記載の発明のように、基
台(5)は、背もたれ部(1)の左右方向と同方向とな
る1辺の略中央からスピーカ(3)およびマイク(4)
の配線(6)を外部に取り出すようにすれば、右ハンド
ル車、左ハンドル車のいずれであっても、携帯電話ある
いは自動車電話との接続を容易に行うことができる。
【0016】また、請求項9に記載の発明のように、マ
イク(4)およびスピーカ(3)からの配線(6)を、
基台(5)の内部を通して外部に取り出すようにすれ
ば、装置としての見栄えを良好にすることができる。
【0017】また、基台(5)としては、1つのものに
限らず、請求項10に記載の発明のように第1、第2の
基台(51、52)に分割されていてもよい。
【0018】さらに、自動車用ハンズフリー通話装置
は、請求項5に記載の発明のように脱着可能になってい
るものに限らず、請求項11に記載の発明のように、背
もたれ部(1)の上面に固定されたもの、あるいは請求
項12に記載の発明のように、ヘッドレスト(2)に固
定されたものであってもよい。
【0019】また、受話信号の増幅を行う増幅装置(1
0)を備える場合、請求項13に記載の発明のように前
記スピーカ(3)に内蔵する、あるいは請求項14に記
載の発明のように前記スピーカ(3)の台座(31)に
内蔵する、あるいは請求項15に記載の発明のように前
記基台(5)に内蔵するようにすれば、増幅装置(1
0)を外部に装着する煩わしさをなくすことができる。
【0020】また、外部と無線で送話信号と受話信号の
送受を行う無線通信装置(11)を備える場合、請求項
16に記載の発明のように前記スピーカ(3)に内蔵す
る、あるいは請求項17に記載の発明のように前記スピ
ーカ(3)の台座(32)に内蔵する、あるいは請求項
18に記載の発明のように前記基台(5)に内蔵するよ
うにすれば、無線通信装置(11)を外部に装着する煩
わしさをなくすことができる。
【0021】また、前記スピーカ(3)および前記マイ
ク(4)は、請求項19に記載の発明のように、前記シ
ートの背もたれ部(1)の上面より乗員の着座側に突出
しないように前記基台(5)に取り付けられているのが
好ましい。
【0022】また、前記スピーカ(3)および/または
前記マイク(4)を、請求項20に記載の発明のように
前記基台(5)に対して可動なものとすれば、乗員は、
マイクの指向性および/または受話音の発生方向の調整
を行うことができる。
【0023】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。
【0025】図1に、本発明にかかるハンズフリー通話
装置を自動車のシートに取り付けた状態を示す。また、
図2に、ハンズフリー通話装置の使用状態において上方
から見た図を示す。
【0026】この実施形態におけるハンズフリー通話装
置は、自動車のシートの背もたれ部1に取り付けられる
ヘッドレスト2の右側面側に配置される受話用のスピー
カ3と、ヘッドレスト2の左側面側に配置される通話用
のマイク4と、スピーカ3およびマイク4を保持する基
台5から構成されている。なお、マイク4は、運転者の
口元に向けた指向性を有するもので、図の矢印方向に回
動可能になっている。
【0027】基台5には、2つの穴5a、5bが設けら
れている。この穴5a、5bを通して、ヘッドレスト2
のステー2a、2bをシートの背もたれ部1に取り付け
ることにより、基台5が、背もたれ部1の上面に設置さ
れた状態でヘッドレスト2のステー2a、2bに保持さ
れる。
【0028】なお、スピーカ3とマイク4からの配線6
は、図3に示すように、ハンズフリー通話を行う際に、
携帯電話7のマイク・イヤホン端子7aに挿入接続され
る。
【0029】このようにスピーカ3をヘッドレスト2の
右側面側に設けることより、スピーカ3が運転者の耳元
に近づけて設置されるため、スピーカ3の音量を絞るこ
とができ、ハウリングを低減することができる。また、
マイク4をヘッドレスト2に対しスピーカ3と反対側に
設けているから、ヘッドレスト2および運転者8の頭に
よって、スピーカ3とマイク4との音響的な結合を少な
くすることができ、ハウリングを一層低減することがで
きる。
【0030】通常、この種の装置においては、スピーカ
からマイクへ音響的に回り込んだエコーを除去するため
のエコーキャンセル回路が設けられるが、上記した構成
によれば、スピーカ3とマイク4との音響的な結合を少
なくすることができるため、従来必要であったエコーキ
ャンセル回路を不要にすることができる。
【0031】図4に、上記したハンズフリー通話装置の
斜視的な構成を示す。基台5は、樹脂からなり、スピー
カ3、マイク4は、裏面側からねじ等によって基台5に
固定して取り付けられている。
【0032】基台5は、上面から見て略長方形の形状を
しており、スピーカ3、マイク4からの配線6は、基台
5の裏面側を通り、基台5の1辺(基台5が背もたれ部
1に取り付けられた状態で背もたれ部1の左右方向と同
方向となる1辺)の略中央から外部に取り出されるよう
になっている。携帯電話7に配線6を接続する場合、通
常、携帯電話7は運転席と助手席との間に置かれるた
め、基台5の1辺の略中央から配線6を外部に取り出す
ことによって、右ハンドル車、左ハンドル車のいずれで
あっても、携帯電話7との接続を容易に行うことができ
る。
【0033】この場合、図5に示すように、スピーカ
3、マイク4からの配線6を、基台5の内部を通して外
部に取り出すようにしてもよい。このことにより、配線
6が基台5の裏面を通らないため、装置としての見栄え
を良好にすることができる。勿論、配線6は基台5の上
面や下面を引き回すようにしてもよい。
【0034】また、基板5の形状としては、略長方形の
形状のものに限らず、図6に示すように、スピーカ3、
マイク4、穴5a、5bの部分のみが突出した形状にな
っていてもよい。また、基台5は、図7に示すように、
スピーカ3が取り付けられてヘッドレスト2の一方のス
テー2aに保持される第1の基台51と、マイク4が取
り付けられてヘッドレスト2の他方のステー2bに保持
される第2の基台52から構成されていてもよい。
【0035】また、基台5は、樹脂で構成されるものの
他、金属、ウレタン、布、ゴム、紙、木、及びそれらの
組合せ材料等で構成されていてもよい。特に、シートと
同じ素材で構成すると見栄えがよい。
【0036】また、基台5として、内部を比較的硬質の
材料(樹脂、紙、木、硬質ゴム、金属など)で形成して
しっかり取り付け固定できるようにし、その外側を比較
的軟質の材料(布、スポンジ、ウレタン、軟質ゴム、綿
など)で覆うように構成すれば、ごつごつした感触を和
らげれることができる。
【0037】また、上記した実施形態では、基台5をヘ
ッドレスト2のステー2a、2bに保持して背もたれ部
1の上面に設置するものを示したが、図8に示すよう
に、基台5を背もたれ部1の上面に固定部材を用いて固
定して取り付けるようにしてもよい。また、図9に示す
ように、基台5をヘッドレスト2に固定して取り付ける
ようにしてもよい。
【0038】また、スピーカ3をヘッドレスト2の右側
面側に配置し、マイク4をヘッドレスト2の左側面側に
配置するものを示したが、スピーカ3をヘッドレスト2
の左側面側に配置し、マイク4をヘッドレスト2の右側
面側に配置するようにしてもよい。
【0039】また、スピーカ3、マイク4は、運転者8
の頭の近傍でかつスピーカ3とマイク4の音響的な結合
を少なくできる位置であればよいため、スピーカ3、マ
イク4を、背もたれ部1の上面でなく、背もたれ部1の
両側面の上部にそれぞれ配置するようにしてもよい。ま
た、スピーカ3、マイク4を、ヘッドレスト2の右側面
側および左側面側の一方および他方に、それぞれ内蔵す
るようにしてもよい。要は、背もたれ部1の上部位置に
あってヘッドレスト2の右側面側および左側面側の一方
にスピーカ3が配置され、他方にマイク4が配置される
構成であればよい。
【0040】また、基台5を設置した際に、図2の如
く、シートの背もたれ部1の上面より運転者8の着座側
に突出しないようにすることで、運転者8の肩や首や頭
に基台5が当たらなくなるので、違和感なく利用でき
る。この場合、図示しないが、基台5を設置した際に、
ヘッドレスト2の前面側(運転者8の頭が当たる側)に
突出しないようにするのが好ましい。また、マイク4お
よびスピーカ5もシートの背もたれ部1の上面より運転
者8の着座側に突出しないようになっているので、ヘッ
ドレスト2および運転者8の頭によって、スピーカ3と
マイク4との音響的な結合をより少なくすることができ
る。
【0041】また、基台5に対する配線6の取り出し
を、上記した基台5の1辺の略中央ではなく、基台5の
1辺の端部側より取り出すようにし、右ハンドル車若し
くは左ハンドル車に応じて基台5の表裏の適当な面を上
に向けて背もたれ部1の上面に設置するようにしてもよ
い。
【0042】また、基台5に対するスピーカ3、マイク
4の取り付けは、クリップ固定、両面テープ固定、接着
固定としてもよい。
【0043】また、図1などに示すように、基台5に設
けた穴5a、5bにヘッドレスト8のステー2a、2b
を通す構成にかえて、基台5の1辺側のステー2a、2
bが位置する部位に、ステー2a、2bに対して勘合で
きるような爪部(図示せず)を2つ設けて、この爪部を
ステー2a、2bにはめ込むように押し込むことによ
り、基台5を設置固定するようにしてもよい。
【0044】また、図10(a)に示すように、ハンズ
フリー通話装置と携帯電話7との間の配線6に、受話信
号の増幅を行うアンプユニット(増幅装置)10を介在
させてもよい。また、図10(b)に示すようにハンズ
フリー通話装置の配線6の終端に、携帯電話7と無線で
狭域の通信(受話信号を受信してスピーカ3に受話信号
を送り、マイク4からの送話信号を携帯電話7に送信す
る)を行うブルーツゥース(bluetooth)ユニット(無線
通信装置)11を設けるようにしてもよい。
【0045】しかし、アンプユニット10あるいはブル
ーツゥースユニット11のような部品を追加すると、そ
の装着が煩わしいという問題が生じる。このため、アン
プユニット10あるいはブルーツゥースユニット11を
ハンズフリー通話装置に内蔵して設けるようにするのが
好ましい。
【0046】図11(a)〜(c)に、アンプユニット
10をハンズフリー通話装置に内蔵した種々の実施形態
を示す。図11(a)は、アンプユニット10をスピー
カ3に内蔵した実施形態を示し、図11(b)は、スピ
ーカ3と基台5の間に設けたスピーカ3の台座31にア
ンプユニット10を内蔵した実施形態を示し、図11
(c)は、基台5にアンプユニット10を内蔵した実施
形態を示す。これらの実施形態において、アンプユニッ
ト10は、配線6のうちスピーカ3のスピーカコーン3
a(図11(a)参照)に至る配線の途中に介在して設
けられている。
【0047】図12(a)〜(c)に、ブルーツゥース
ユニット11をハンズフリー通話装置に内蔵した種々の
実施形態を示す。図12(a)は、ブルーツゥースユニ
ット11をスピーカ3に内蔵した実施形態を示し、図1
2(b)は、ブルーツゥースユニット11をスピーカ3
の台座31に内蔵した実施形態を示し、図12(c)
は、基台5にブルーツゥースユニット11を内蔵した実
施形態を示す。このようにブルーツゥースユニット11
をハンズフリー通話装置に内蔵することによって配線6
を外部に引き回す必要がなくなる。
【0048】なお、アンプユニット10あるいはブルー
ツゥースユニット11は、電池等で駆動されるものであ
るため、基台5には図示しない電池が設けられている。
この場合、電池の代わりに、基台に設けられた太陽電池
を用いるようにしてもよい。
【0049】また、上記した図11(a)〜(c)およ
び図12(a)〜(c)に示す実施形態は、図5に示す
ような基台5の他、図6、図7に示すような基台5(5
1、52)の場合にも適用でき、また図8、図9に示す
実施形態のような、基台5を背もたれ部1の上面に固定
したもの、基台5をヘッドレスト2に固定したものにも
同様に適用することができる。
【0050】また、上記した種々の実施形態では、マイ
ク4が可動になっているするものを示したが、スピーカ
3も可動になっていてもよい。具体的には、図13
(a)の背面図に示すように、スピーカ3に縦溝3bを
設け、この縦溝3b内に、基台5の突起5aを勘合させ
て、スピーカ3を上下方向に回動可能にしたもの、ある
いは図13(b)の側面図に示すように、スピーカ3に
台座32を設け、この台座32をギヤ12でスピーカ3
を上下方向に回動可能にしたものとすることができる。
この場合、スピーカ3の縦溝3bと基台5の突起5a、
およびスピーカ3の台座32をギヤ12で回動可能にす
る機構は、スピーカ3の上下方向の角度を調整する機構
として把握される。
【0051】このように、スピーカ3を上下方向に可動
可能にすることによって、運転者の頭(具体的には運転
者の耳)の位置に応じてスピーカ3の角度を上下方向に
調整することができる。
【0052】なお、本発明にかかるハンズフリー通話装
置は、携帯電話7に接続されるものに限らず、自動車電
話に接続されるものにも適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるハンズフリー通話装置を自動車
のシートに取り付けた状態を示す図である。
【図2】本発明にかかるハンズフリー通話装置の使用状
態において上方から見た図を示す。
【図3】スピーカ3とマイク4からの配線6を携帯電話
7のマイク・イヤホン端子7aに接続した状態を示す図
である。
【図4】図1、2に示すハンズフリー通話装置の斜視的
な構成を示す図である。
【図5】図4に示すハンズフリー通話装置の変形例を示
す図である。
【図6】図4に示すハンズフリー通話装置の他の変形例
を示す図である。
【図7】図4に示すハンズフリー通話装置のさらに他の
変形例を示す図である。
【図8】基台5を背もたれ部1の上面に固定して取り付
けた実施形態を示す図である。
【図9】基台5をヘッドレスト2に固定して取り付けた
実施形態を示す図である。
【図10】ハンズフリー通話装置と携帯電話との間にア
ンプユニットあるいはブルーツゥースユニットを設けた
実施形態を示す図である。
【図11】アンプユニットをハンズフリー通話装置に内
蔵した実施形態を示す図である。
【図12】ブルーツゥースユニットをハンズフリー通話
装置に内蔵した実施形態を示す図である。
【図13】スピーカ3を可動にした実施形態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…自動車のシートの背もたれ部、2…ヘッドレスト、
2a、2b…ヘッドレストのステー、3…スピーカ、4
…マイク、5…基台、5a、5b…基台に設けられた
穴、6…配線、10…アンプユニット、11…ブルーツ
ゥースユニット、51…第1の基台、52…第2の基
台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/11 H04M 1/15 1/15 1/62 1/62 H04B 7/26 109G

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のシートの背もたれ部(1)の上
    部位置であって前記背もたれ部(1)に取り付けられる
    ヘッドレスト(2)の右側面側および左側面側の一方に
    スピーカ(3)を配置し、他方にマイク(4)を配置し
    たことを特徴とする自動車用ハンズフリー通話装置。
  2. 【請求項2】 前記スピーカ(3)および前記マイク
    (4)は、前記背もたれ部(1)の上面に設置されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ハンズフ
    リー通話装置。
  3. 【請求項3】 前記スピーカ(3)および前記マイク
    (4)は、前記シートの背もたれ部(1)の上面より乗
    員の着座側に突出しない位置に設置されていることを特
    徴とする請求項2に記載の自動車用ハンズフリー通話装
    置。
  4. 【請求項4】 前記スピーカ(3)および前記マイク
    (4)は、前記ヘッドレスト(2)の右側面側および左
    側面側の一方および他方にそれぞれ内蔵されていること
    を特徴とする請求項1に記載の自動車用ハンズフリー通
    話装置。
  5. 【請求項5】 自動車のシートの背もたれ部(1)の上
    面に設置される基台(5)と、 前記基台(5)が前記背もたれ部(1)の上面に設置さ
    れたとき前記背もたれ部(1)に取り付けられるヘッド
    レスト(2)の右側面側および左側面側の一方に位置す
    るように前記基台(5)に取り付けられたスピーカ
    (3)と、 前記基台(5)が前記背もたれ部(1)の上面に設置さ
    れたとき前記ヘッドレスト(2)の右側面側および左側
    面側の他方に位置するように前記基台(5)に取り付け
    られたマイク(4)とを備えたことを特徴とする自動車
    用ハンズフリー通話装置。
  6. 【請求項6】 前記基台(5)は、前記ヘッドレスト
    (2)のステー(2a、2b)に保持されて前記背もた
    れ部(1)の上面に設置されるようになっていることを
    特徴とする請求項5に記載の自動車用ハンズフリー通話
    装置。
  7. 【請求項7】 前記基台(5)には、前記ヘッドレスト
    (2)のステー(2a、2b)を通すための穴(5a、
    5b)が設けられていることを特徴とする請求項6に記
    載の自動車用ハンズフリー通話装置。
  8. 【請求項8】 前記基台(5)は、前記背もたれ部
    (1)の上面に設置された状態で前記背もたれ部(1)
    の左右方向と同方向となる1辺を有する形状のものであ
    り、前記1辺の略中央から前記スピーカ(3)および前
    記マイク(4)の配線(6)が外部に取り出されるよう
    になっていることを特徴とする請求項5ないし7のいず
    れか1つに記載の自動車用ハンズフリー通話装置。
  9. 【請求項9】 前記マイク(4)および前記スピーカ
    (3)からの配線(6)が、前記基台(5)の内部を通
    して外部に取り出されるようになっていることを特徴と
    する請求項5ないし8のいずれか1つに記載の自動車用
    ハンズフリー通話装置。
  10. 【請求項10】 前記基台(5)は、前記スピーカ
    (3)が取り付けられて前記ヘッドレスト(2)の一方
    のステー(2a)に保持される第1の基台(51)と、
    前記マイク(4)が取り付けられて前記ヘッドレスト
    (2)の他方のステー(2b)に保持される第2の基台
    (52)とからなることを特徴とする請求項5に記載の
    自動車用ハンズフリー通話装置。
  11. 【請求項11】 自動車のシートの背もたれ部(1)の
    上面に固定された基台(5)と、 前記背もたれ部(1)に取り付けられるヘッドレスト
    (2)の右側面側および左側面側の一方に位置するよう
    に前記基台(5)に取り付けられたスピーカ(3)と、 前記ヘッドレスト(2)の右側面側および左側面側の他
    方に位置するように前記基台(5)に取り付けられたマ
    イク(4)とを備えたことを特徴とする自動車用ハンズ
    フリー通話装置。
  12. 【請求項12】 自動車のシートの背もたれ部(1)に
    取り付けられるヘッドレスト(2)に固定された基台
    (5)と、 前記ヘッドレスト(2)の右側面側および左側面側の一
    方に位置するように前記基台(5)に取り付けられたス
    ピーカ(3)と、 前記ヘッドレスト(2)の右側面側および左側面側の他
    方に位置するように前記基台(5)に取り付けられたマ
    イク(4)とを備えたことを特徴とする自動車用ハンズ
    フリー通話装置。
  13. 【請求項13】 受話信号の増幅を行う増幅装置(1
    0)が前記スピーカ(3)に内蔵されている請求項1な
    いし12のいずれか1つに記載の自動車用ハンズフリー
    通話装置。
  14. 【請求項14】 受話信号の増幅を行う増幅装置(1
    0)が前記スピーカ(3)と前記基台(5)の間に設け
    た前記スピーカ(3)の台座(31)に内蔵されている
    請求項5ないし12のいずれか1つに記載の自動車用ハ
    ンズフリー通話装置。
  15. 【請求項15】 受話信号の増幅を行う増幅装置(1
    0)が前記基台(5)に内蔵されている請求項5ないし
    12のいずれか1つに記載の自動車用ハンズフリー通話
    装置。
  16. 【請求項16】 外部と無線で送話信号と受話信号の送
    受を行う無線通信装置(11)が前記スピーカ(3)に
    内蔵されている請求項1ないし7、10ないし12のい
    ずれか1つに記載の自動車用ハンズフリー通話装置。
  17. 【請求項17】 外部と無線で送話信号と受話信号の送
    受を行う無線通信装置(11)が前記スピーカ(3)と
    前記基台(5)の間に設けた前記スピーカ(3)の台座
    (32)に内蔵されている請求項5ないし7、10ない
    し12のいずれか1つに記載の自動車用ハンズフリー通
    話装置。
  18. 【請求項18】 外部と無線で送話信号と受話信号の送
    受を行う無線通信装置(11)が前記基台(5)に内蔵
    されている請求項5ないし7、10ないし12のいずれ
    か1つに記載の自動車用ハンズフリー通話装置。
  19. 【請求項19】 前記スピーカ(3)および前記マイク
    (4)は、前記シートの背もたれ部(1)の上面より乗
    員の着座側に突出しないように前記基台(5)に取り付
    けられていることを特徴とする請求項5ないし12、1
    4、15、17、18のいずれか1つに記載の自動車用
    ハンズフリー通話装置。
  20. 【請求項20】 前記スピーカ(3)および/または前
    記マイク(4)は、可動なものであることを特徴とする
    請求項19のいずれか1つに記載の自動車用ハンズフリ
    ー通話装置。
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