JP2001145159A - 無線通信システムとその無線携帯端末装置 - Google Patents

無線通信システムとその無線携帯端末装置

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JP2001145159A
JP2001145159A JP32000399A JP32000399A JP2001145159A JP 2001145159 A JP2001145159 A JP 2001145159A JP 32000399 A JP32000399 A JP 32000399A JP 32000399 A JP32000399 A JP 32000399A JP 2001145159 A JP2001145159 A JP 2001145159A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報端末装置を無線携帯端末装置に接続して
使用する場合の使い勝手のさらなる向上を図る。 【解決手段】 携帯電話機MSに表示データ転送制御手
段111を設け、携帯基地局からの待受期間中に、携帯
電話機MSとパーソナル・コンピュータPCとの間にB
T無線チャネルによる無線リンク形成し、携帯電話機M
Sからパーソナル・コンピュータPCへ、携帯基地局B
Sからの受信電界強度及びバッテリ61の残容量又は残
り使用時間を表す情報を周期的に転送して、パーソナル
・コンピュータPCのディスプレイに表示するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ノート型のパー
ソナル・コンピュータや携帯情報端末等の情報端末装置
を、携帯電話機等の無線携帯端末装置と組み合わせて使
用する無線通信システムとその無線携帯端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、モバイル・コンピューティングの
推進に伴い、ノートパソコンや携帯情報端末(PDA:
Personal Digital Assistant)等の情報端末装置を携帯
電話機等の無線携帯端末装置に接続して使用することが
多くなっている。
【0003】その最も一般的な使用形態は、ノートパソ
コンを携帯電話機にケーブルとシステムコネクタを使用
して接続するものである。しかし、この場合ノートパソ
コンと携帯電話機との間をその都度ケーブルで接続しな
ければないないという不便さや、携帯電話機とノートパ
ソコンとの間の離間距離がケーブル長により例えば20
〜30cm程度に規制されるため使い勝手が悪いという
不具合がある。
【0004】この不具合を解決するべく、ノートパソコ
ンと携帯電話機との間を赤外線通信技術を用いて接続す
ることが考えられている。これは例えばIrDA(Infr
aRedData Association)として知られている。このIr
DAを使用すればケーブルを不要にできるため、その分
利便性は向上する。しかし、赤外線は指向性があるた
め、携帯電話機とノートパソコンとの間の置き方や位
置、角度等に制約が生じ、また携帯電話機とノートパソ
コンとの間に障害物が入ると赤外線が遮られて通信を行
えなくなるため注意が必要であり、モバイル・コンピュ
ーティングには適していない。
【0005】そこで、最近では電波を使用したワイヤレ
ス通信が注目されており、その通信規格の一つとしてブ
ルートゥース(BT:Bluetooth)がある。BTは、I
SM(Industry Science Medical)バンドを利用した短
距離無線通信規格で、最大通信距離は10mである。B
Tを使用するとケーブルを不要にでき、しかもIrDA
のような機器間の置き方等についての制約がなくなるた
め、ノートパソコン及び携帯電話機の使い勝手を大幅に
向上させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ノートパソコ
ンと携帯電話機との間を接続する場合のBTの具体的な
用途としては、現在のところまだ情報データの転送しか
考えられておらず、携帯電話機の動作状態は携帯電話機
で、またノートパソコンの動作状態はノートパソコンで
確認しなければならず、ユーザにとっては使い勝手のさ
らなる向上が望まれていた。
【0007】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、情報端末装置を無線携
帯端末装置に接続して使用する場合の利便性をさらに高
めた無線通信システムとその無線携帯端末装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明に係わる無線携帯端末装置は、自装置の動作
状態を監視する動作状態監視手段と、表示情報転送制御
手段とを備え、上記動作状態監視手段により検出された
動作状態を表す情報を、上記表示情報転送制御手段によ
り上第2の無線チャネルを介して上記情報端末装置へ転
送し表示させるようにしたものである。
【0009】したがってこの発明によれば、情報端末装
置を無線携帯端末装置に接続して使用している状態で、
無線携帯端末装置の動作状態に係わる情報、例えば第1
の無線チャネルの受信品質を表す情報や、バッテリの残
容量又は残り使用時間を表す情報が、第2の無線チャネ
ルを介して情報携帯端末装置に転送され表示される。こ
のためユーザは、情報端末装置のディスプレイを見るだ
けで無線携帯端末装置の動作状態を確認することができ
る。
【0010】したがって、ユーザは無線携帯端末装置の
動作状態を確認するために無線携帯端末装置の表示手段
を見る必要が一切なくなる。このため、無線携帯端末装
置は鞄やポケット等に収容したままでよくなり、これに
よりシステムの使い勝手は大幅に向上する。
【0011】また、上記表示情報転送制御手段に動作状
態入力手段を設け、監視対象となる動作状態が複数ある
場合に、これらの動作状態のうち情報端末装置に表示さ
せる必要のある動作状態を上記動作状態入力手段により
指定入力する。そして、動作状態監視手段により検出さ
れた動作状態のうち、上記動作状態入力手段により指定
された動作状態を表す情報を選択的に第2の無線チャネ
ルを介して情報端末装置へ転送し表示させるようにして
もよい。
【0012】さらに、上記表示情報転送制御手段に表示
条件入力手段を設け、この表示条件入力手段により情報
端末装置に表示させる必要のある動作状態の表示条件を
指定入力する。そして、動作状態監視手段により検出さ
れた動作状態を表す情報を、上記表示条件入力手段によ
り指定された表示条件に応じて第2の無線チャネルを介
して情報端末装置へ転送し表示させるようにしてもよ
い。
【0013】このようにすることで、情報端末装置に表
示させる必要のある動作状態やその表示条件を、ユーザ
が無線携帯端末装置において任意に入力指定することが
できる。
【0014】その際、表示手段に監視対象となる複数の
動作状態或いは表示条件をメニュー表示し、このメニュ
ーに対する選択操作により情報端末装置に表示させる必
要のある動作状態及びその表示条件を指定入力するよう
に構成するとよい。このようにすると、動作状態及びそ
の表示条件の指定入力操作を誤ることなく簡単に行うこ
とができる。
【0015】また上記動作状態の表示条件としては、転
送表示対象の動作状態が予め設定した所定の状態に変化
した場合と、転送表示対象の動作状態が前回の転送表示
時点より所定量以上変化した場合とが考えられる。そし
て、これらの表示条件を満たした場合に該当する動作状
態を第2の無線チャネルを介して情報端末装置へ転送し
表示させる。
【0016】このようにすることで、動作状態を表す情
報は表示が必要な時のみ無線携帯端末装置から情報端末
装置へ転送されることになる。したがって、動作状態を
表す情報を常時転送する場合に比べ、第2の無線チャネ
ルのトラフィックを低減して効率の良いチャネル運用が
可能となるとともに、転送において消費される電力の消
耗を減らすことができる。
【0017】さらに、上記表示情報転送制御手段におい
て、動作状態を表す情報を情報端末装置へ転送する必要
が生じた場合にのみ、当該情報端末装置との間に第2の
無線チャネルによるリンクを形成するように構成すると
よい。このようにすると、情報転送時にのみ無線リンク
が形成されることになり、これにより有限の無線チャネ
ルを効率良く使用することができるとともに、転送にお
いて消費される電力の消耗を減らすことができる。
【0018】またこの発明は、無線携帯端末装置に表示
制御手段をさらに設け、この表示制御手段において、表
示情報転送制御手段により動作情報を表す情報を情報端
末装置へ転送して表示させている期間には、自装置の表
示手段に対する上記転送した情報と同一の情報の表示を
停止させるようにすることも特徴としている。
【0019】このようにすることで、同一の情報が無線
携帯端末装置と情報端末装置の両方に重複して表示され
る無駄をなくすことができ、これにより無線携帯端末装
置の表示手段において消費される電力を低減して、無線
携帯端末装置のバッテリ寿命を延ばすことが可能とな
る。
【0020】一方、この発明に係わる無線通信システム
は、情報端末装置に、無線携帯端末装置の複数の動作状
態のうち自装置へ転送し表示させる必要のある動作状態
の種別を指定する入力手段と、この入力手段により指定
された動作状態の種別情報を上記無線携帯端末装置へ通
知する通知手段とを備え、一方上記無線携帯端末装置に
は表示情報転送制御手段を備え、上記情報端末装置から
要求された種別情報に応じて、対応する動作状態を選択
してこの選択した動作状態を表す情報を第2の無線チャ
ネルを介して情報端末装置へ転送し表示させるように構
成したものである。
【0021】また情報端末装置に、情報端末装置に表示
させる必要のある動作状態の表示条件を指定する入力手
段と、この入力手段により指定された表示条件を無線携
帯端末装置へ通知する通知手段とを備え、一方無線携帯
端末装置には表示情報転送制御手段を備え、この表示情
報転送制御手段により、情報端末装置から通知された表
示条件に応じて、情報端末装置に表示させる必要のある
動作状態を表す情報を第2の無線チャネルを介して情報
端末装置へ転送し表示させるように構成したものであ
る。
【0022】したがってこれらの発明によれば、情報端
末装置に表示させる必要のある動作状態及びその表示条
件を、無線携帯端末装置に比べキー入力部や表示部が大
きく入力操作を行い易い情報端末装置において入力指定
することができ、これによりユーザの使い勝手をさらに
向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明に
係わる実施形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は、この発明に係わる無線携帯
端末装置を使用した移動無線通信システムの一実施形態
を示す概略構成図である。
【0024】携帯電話機MSは、W−CDMA(Wideba
nd-Code Division Multiple Access)方式による無線通
信機能と、BT(Bluetooth)方式による無線通信機能
とを備えている。W−CDMA方式は、2GHz帯におい
て例えば5MHz の帯域幅を使用して高速で大容量のマル
チメディア移動通信を可能にするもので、サービスエリ
ア内に分散配置された基地局BSとの間で同期をとった
上で通信を行う。携帯基地局と移動局との間の無線アク
セス方式としてはCDMA方式が使用され、また上り方
向と下り方向の多重方式にはDS−FDD(Direct Seq
uence-Frequency Division Duplex)、MC−FDD(M
ulti Carrier-Frequency Division Duplex)及びTDD
(Time Division Duplex)の3方式が選択的に使用され
る。
【0025】これに対しBT方式は、2.4GHz帯のI
SMバンドを利用して、1mWの小さな電力の電波により
10m以内の短距離間で無線通信を行うもので、携帯電
話機MSとノート型のパーソナル・コンピュータPCと
の間を接続する方式として使用される。なお、BT方式
は、パーソナル・コンピュータとプリンタ、キーボー
ド、マウス、ディジタルカメラ等の周辺機器との間接続
する場合にも適用される。
【0026】BT方式では、ノイズの多い環境でも動作
するように、無線伝送方式としてホップ周波数が160
0ホップ/secに設定された周波数ホッピング方式が用
いられる。また、通信相手との間では非同期チャネルに
よる無線通信が可能であり、転送速度は全体で1Mbps
となっている。さらに、10m以内の使用範囲で最大8
台の機器を接続可能である。これらの機器はピコネット
と呼ばれるネットワークを形成し、1台がマスタ、その
他の機器がスレーブとして機能する。ピコネット内の機
器では、PIN(Personal Identification Number)コ
ードと呼ばれる暗証番号によって接続認証が行われる。
【0027】ところで、このようなW−CDMA方式と
BT方式という2つの無線通信方式を備えた携帯電話機
MSは、例えば次のように構成される。図2はその構成
を示す回路ブロック図である。
【0028】すなわち、この携帯電話機は制御ユニット
1と、W−CDMA用の無線ユニット2と、通話ユニッ
ト3とを備え、さらにBT用の無線部4と、画像処理ユ
ニット5と、バッテリ61の出力をもとに動作電圧Vcc
を生成する電源回路6と、電圧低下検出回路7とを備え
ている。
【0029】制御ユニット1は、CPUを有する主制御
回路11と、メモリ12とを備えている。主制御回路1
1は、装置内各部を制御することで、W−CDMA方式
による複数種の無線通信モードと、BT方式による複数
種の無線通信モードと、音声の録音・再生等の非通信の
動作モードとを統括的に制御する。メモリ12は、上記
W−CDMA方式及びBT方式により送信すべきデータ
や受信したデータ等を蓄積するために使用される。
【0030】W−CDMA用の無線ユニット2は、W−
CDMA無線部21と、電圧制御部22とを備えてい
る。W−CDMA無線部21は、W−CDMA方式によ
り携帯基地局BSとの間でアンテナ23を介してCDM
A信号の送受信を行う。拡散符号のチップレートは4.
096Mcpsに設定され、一次変調方式にはQPSK方式
が使用される。電圧制御部22は、主制御回路11の指
示に従い、W−CDMA無線部21により送信されるC
DMA信号の送信レベルの制御を行う。
【0031】通話ユニット3は、音声コーデック(CO
DEC)部31と、マイクロホン32とレシーバ33と
を備えている。音声コーデック部31は、マイクロホン
32から入力された送話音声信号を所定の音声符号化方
式に従い符号化すると共に、上記W−CDMA無線部2
1から主制御回路11を介して入力された受信信号を復
号して受話信号に変換し、レシーバ33から拡声出力す
る。
【0032】BT無線部4は、パーソナル・コンピュー
タPCとの間でBT方式により無線信号の送受信を行
う。なお、41はこのBT方式による無線信号を送受信
するためのために使用されるアンテナである。
【0033】画像処理ユニット5は、画像処理部51
と、CCD又はCMOS固体撮像素子を用いたカメラ5
2と、液晶(LCD)を使用した表示部53とを備えて
いる。画像処理部51は、カメラ52により撮像された
画像信号に対し符号化等の符号化処理を施し、この画像
信号をW−CDMA方式を用いたテレビジョン(TV)
電話通信や画像データ通信等のために、制御ユニット1
へ入力する。またそれと共に、受信画像データ又はメモ
リ12に記憶されていた画像データを復号処理して表示
部53に表示させる。
【0034】電圧低下検出回路7は、電源回路6から出
力された動作電圧Vccの電圧値を監視し、この電源電圧
の検出値をディジタル値に変換して制御ユニット1の主
制御回路11に入力する。主制御部11はこの電源電圧
の検出値をもとにバッテリ61の残容量又は残り使用時
間を算出する。
【0035】ところで主制御部11はマイクロコンピュ
ータを備えたもので、その制御機能として、携帯基地局
BSとの間のW−CDMA方式による通信制御手段や、
パーソナル・コンピュータPCとの間のBT方式による
通信制御手段、画像処理ユニット5における画像の撮像
・再生制御手段、音声ユニット3における音声記録・再
生制御手段等の通常制御機能を備え、さらにそれに加え
表示データ転送制御機能111を備えている。
【0036】表示データ転送制御手段111は、パーソ
ナル・コンピュータPCとの間がBTの無線チャネルを
介して接続された状態で、この時点での携帯電話機MS
の動作状態を表す情報、例えば携帯基地局BSからの受
信電界強度を表す情報と、バッテリ61の残容量又は残
り使用時間を表す情報を、BTの無線チャネルを介して
パーソナル・コンピュータPCへ送出してそのディスプ
レイに表示させる。
【0037】次に、以上のように構成された無線通信シ
ステムの動作を説明する。図3は、携帯電話機MSの主
制御部11における表示データ転送制御手順とその制御
内容を示すフローチャートである。
【0038】すなわち、携帯電話機MSの待受け状態、
つまり携帯基地局BSからの着信を待ち受けている状態
において、携帯電話機MSをパーソナル・コンピュータ
PCに接続するために、図示しないキー入力部を操作し
てPC接続要求を入力したとする。そうすると、主制御
部11はステップ3aからステップ3bに移行し、ここ
で携帯電話機MSとパーソナル・コンピュータPCとの
間で予め定められているBT通信用のID(ここではP
IDと呼ぶ)を、BT無線部4からパーソナル・コンピ
ュータPCに向け送信する。
【0039】このPIDの送信後、主制御部11はステ
ップ3dでタイムアウトを監視しながら、ステップ3c
でパーソナル・コンピュータPCからの応答を監視す
る。そして、タイマがタイムアウトする前にパーソナル
・コンピュータPCから応答が到来すると、ステップ3
eでパーソナル・コンピュータPCとの間にBT用の無
線チャネルを介して無線リンクを設定するための制御を
実行する。なお、応答が到来せず上記タイマがタイムア
ウトした場合には、PIDが一致しなかったか、或いは
パーソナル・コンピュータPCが電波の届かない状態に
あるものと判断して、待受状態に復帰する。
【0040】さて、パーソナル・コンピュータPCとの
間にBT無線チャネルを使用して無線リンクが設定され
ると、主制御部11はステップ3fにおいて、携帯電話
機MSの表示画面に表示中の表示データ、つまり現時点
での携帯基地局BSからの受信電界強度を表す情報と、
バッテリ61の残容量又は残り使用時間を表す情報を、
BT無線機4からパーソナル・コンピュータPCに向け
送信する。パーソナル・コンピュータPCは、携帯電話
機MSからの表示データを受信すると、自身のディスプ
レイ上に上記受信した表示データを表示する。第4図は
その表示結果の一例を示すもので、イは受信電界強度の
大きさを、またロはバッテリ61の残り容量を示してい
る。
【0041】また上記表示データを送信すると携帯電話
機MSは、ステップ3gで時間T1の経過を監視する。
そして、時間T1が経過するとステップ3hで無線リン
クの状態が良好かどうかを判定し、良好ならばステップ
3iでT1タイマをリセットしてT1の計時を再開した
後、ステップ3fに戻って表示データの送信を行う。す
なわち、携帯電話機MSは、時間T1周期で新たな表示
データをパーソナル・コンピュータPCへ送信する。
【0042】これに対し、例えば携帯電話機MS又はパ
ーソナル・コンピュータPCの移動や電波障害等によ
り、パーソナル・コンピュータPCとの間で無線リンク
を保持することが困難になると、主制御部11はステッ
プ3jで図示しないサウンダからアラームを発生して、
ユーザにその旨を報知する。そして、このアラームの発
生中にステップ3kでタイムアウトを監視し、タイムア
ウトする前に無線リンクが正常に戻った場合には、アラ
ームを停止してステップ3iでT1タイマをリセットし
た後、ステップ3fに戻って表示データの送信を行う。
【0043】これに対しアラームの発生時間が所定時間
に達し、これによりタイマがタイムアウトすると、主制
御部11はステップ3mに移行してここで表示データの
転送制御を終了して待受状態に復帰する。
【0044】このように第1の実施形態では、携帯基地
局からの待受期間中に、携帯電話機MSとパーソナル・
コンピュータPCとの間にBT無線チャネルによる無線
リンク形成し、携帯電話機MSからパーソナル・コンピ
ュータPCへ、携帯基地局BSからの受信電界強度及び
バッテリ61の残容量又は残り使用時間を表す情報を周
期的に転送して、パーソナル・コンピュータPCのディ
スプレイに表示するようにしている。
【0045】したがって、ユーザは、携帯電話機MSの
表示を一切見ることなくパーソナル・コンピュータPC
のディスプレイを見るだけで携帯電話機MSの動作状態
を確認することができるようになる。このため、パーソ
ナル・コンピュータPCを使用しているときには、携帯
電話機MSは鞄やポケット等に収容したままでよくな
り、これにより使い勝手は大幅に向上する。
【0046】(第2の実施形態)この発明に係わる無線
携帯端末装置の第2の実施形態は、表示データの内容の
変化を監視し、表示データの内容が前回送信した表示テ
ータより所定量以上変化したことが検出された場合に、
この変化した表示データをパーソナル・コンピュータP
Cへ送信するようにしたものである。
【0047】図5は、本実施形態における携帯電話機の
構成を示す回路ブロック図である。なお、同図において
前記図5と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は
省略する。
【0048】主制御部11は、表示データ転送制御手段
111aと、表示データ変化監視手段112とを備えて
いる。
【0049】表示データ変化監視手段112は、電圧低
下検出回路7の検出出力をもとに、バッテリ61の残り
容量が前回の表示データ送信時に比べ所定量以上変化し
たか否かを監視する。またそれと共に、W−CDMA無
線部21に設けられた受信電界強度検出回路の検出出力
をもとに、携帯基地局BSから到来する無線信号の受信
電界強度が前回の表示データ送信時に比べ所定量以上変
化したか否かを監視する。
【0050】表示データ転送制御手段111aは、携帯
基地局BSからの待受状態において、パーソナル・コン
ピュータPCとの間にBT無線チャネルによる無線リン
クを形成し、この状態で上記表示データ変化監視手段1
12により表示データの所定量以上の変化が検出された
場合に、表示データをパーソナル・コンピュータPCへ
送信する。
【0051】このような構成であるから、待受状態にお
いて携帯電話機MSは、図6に示すようにステップ3e
でパーソナル・コンピュータPCとの間に無線リンクを
形成すると、ステップ3fで表示データを送信するごと
に、ステップ3gで時間T1の経過を監視しながらステ
ップ6aで表示内容の変化を監視している。そして、こ
の状態で前回の表示データ送信時に比べ、受信電界強度
が所定量以上変化するか、又はバッテリ61の残り容量
が所定量以上変化したことが検出されると、ステップ6
aからステップ3fに戻って、変化した表示データをパ
ーソナル・コンピュータPCへ送信する。
【0052】また、時間T1が経過した場合にも、主制
御部11はステップ3hでBT無線リンクが良好に保た
れていることを確認した後、ステップ6aで表示内容の
変化を判定する。そして、前回の表示データ送信時に比
べ、受信電界強度が所定量以上変化するか、又はバッテ
リ61の残り容量が所定量以上変化したことが検出され
た場合にのみ、ステップ3fに戻って表示データをパー
ソナル・コンピュータPCへ送信する。
【0053】すなわち、一度表示データを表示した後で
は、表示内容が所定量以上変化しなければ表示データの
送信を行わず、変化した場合にのみ表示データの送信が
行われることになる。
【0054】一般に、受信電界強度は頻繁には変化せ
ず、特に静止している場合や低速で移動中の場合にはほ
とんど一定である。したがって、上記したように受信電
界強度が所定量以上変化した場合のみパーソナル・コン
ピュータPCに通知するように制御することで、BT無
線部4等の動作時間が大幅に短縮され、これにより回路
の低消費電流化が図れる。さらにバッテリ61の残量表
示についても、ユーザが注意を要するほどの変化は通常
1〜2日に1回程度である。このため、上記したように
バッテリ61の残り容量が所定量以上変化したときのみ
表示データを送信するように制御することで、バッテリ
61の残り容量の通知は1〜2日に1度で済むことにな
り、これによってもBT無線部4等の動作時間は大幅に
短縮されて、回路の低消費電流化が図れる。
【0055】なお、バッテリ61の残り容量にユーザが
注意を要する状態は、一般にバッテリ61の残り容量が
減少していわゆる電池切れになる直前である。したがっ
て、この点に着目し、バッテリ61の残り容量がしきい
値を下回った場合には、バッテリ61の残り容量の変化
を細かく検出し、少量の変化が検出されるごとにバッテ
リ61の残り容量をパーソナル・コンピュータPCへ通
知するようにするとよい。
【0056】(第3の実施形態)この発明に係わる第3
の実施形態は、携帯電話機の動作状態が緊急報知すべき
状態になったか否かを監視する機能を設け、この機能に
より緊急報知すべき状態が検出された場合、及びユーザ
による表示データの転送指示が入力された場合に、パー
ソナル・コンピュータPCとの間にBT無線チャネルに
よる無線リンクを形成して、表示データを転送するよう
にしたものである。
【0057】図7は、本実施形態における携帯電話機の
構成を示す回路ブロック図である。なお、同図において
前記図5と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は
省略する。
【0058】主制御部11は、表示データ転送制御手段
111bと、アラーム発生監視手段113とを備えてい
る。
【0059】アラーム発生監視手段113は、電圧低下
検出回路7の検出出力をもとに、バッテリ61の残り容
量が、携帯電話機MSが動作可能な最低レベル以下に低
下したか否かを監視する。
【0060】表示データ転送制御手段111bは、上記
アラーム発生監視手段113によりバッテリ61の残り
容量がないと判定された場合と、ユーザが表示データの
転送指示をキー入力した場合に、パーソナル・コンピュ
ータPCとの間にBT無線チャネルによる無線リンクを
形成し、この無線リンクを介して表示データをパーソナ
ル・コンピュータPCへ送信する。
【0061】このような構成であるから、待受状態にお
いて携帯電話機MSは、主制御部11においてステップ
3aでユーザのキー操作によるPC接続要求の発生を監
視しながら、ステップ8aにおいてアラームの発生監視
を行っている。
【0062】この状態で、ユーザが表示データの転送指
示を入力するか、又はバッテリ61の残り容量がないと
判定されたとする。そうすると主制御部11は、ステッ
プ3bで携帯電話機MSとパーソナル・コンピュータP
Cとの間で予め定められているBT通信用のPIDを、
BT無線部4からパーソナル・コンピュータPCに向け
送信する。そして、ステップ3eでパーソナル・コンピ
ュータPCとの間にBT無線チャネルによる無線リンク
が形成されると、ステップ3fで当該無線リンクを介し
てパーソナル・コンピュータPCへ表示データを送信す
る。
【0063】したがってこの第3の実施形態によれば、
ユーザが表示データの転送指示を入力しなくても、バッ
テリ61の残り容量がほとんどなくなると、自動的にパ
ーソナル・コンピュータPCとの間に無線リンクが形成
されて表示データが送信される。このため、ユーザは携
帯端末装置MSの表示器を常に監視していなくても、バ
ッテリ61の消耗をパーソナル・コンピュータPCのデ
ィスプレイにより確認することが可能となり、これによ
りバッテリ61が完全になくなる前にバッテリ交換を行
うことができる。
【0064】またこの場合、利用者はパーソナル・コン
ピュータPCがオフとされているときも知ることができ
た方が便利である。そこで、パーソナル・コンピュータ
PCのBT無線部を動作可能としておき、携帯電話機M
Sでアラームが発生したときにはBT無線部を介してパ
ーソナル・コンピュータPCをオンにして、アラームを
表示させるように構成してもよい。
【0065】(その他の実施形態)前記各実施形態で
は、PIDを1回送信するとその後一定時間はパーソナ
ル・コンピュータPCからの応答のみを監視するように
したが、図9に示すようにステップ9aでタイムアウト
が検出されるまでの間にステップ3bによるPIDの送
信を繰り返し行うようにしてもよい。
【0066】このようにすると、パーソナル・コンピュ
ータPCとの間の無線状態が一時的に劣化して、PID
がパーソナル・コンピュータPCに到達しなかったか或
いは応答が携帯電話機MSに届かなかったとしても、P
IDを繰り返し送信することにより、パーソナル・コン
ピュータPCとの間に無線リンクを形成できる確率を高
めることができる。
【0067】また、前記各実施形態では、パーソナル・
コンピュータPCとの間に一旦無線リンクが形成される
と、以後このリンクを保持して表示データを周期的に送
信し続けるようにしたが、表示データを1回送信するご
とにパーソナル・コンピュータPCとの間の無線リンク
を開放し、表示データを送信するごとに無線リンクを形
成するようにしてもよい。
【0068】このようにすると、パーソナル・コンピュ
ータPCとの間の無線リンクを常時保持する必要がなく
なるので、BT無線部4による電力消費量を低減するこ
とができ、これによりバッテリ寿命を延ばすことができ
る。
【0069】さらに、前記各実施形態では、携帯電話機
MSとパーソナル・コンピュータPSとを1対1に接続
する場合を例にとって説明したが、1対n、n対1或い
はn対nの場合にも本発明は同様に適用可能である。こ
れを実現するには、各機器間の表示データの伝送タイミ
ングをずらすか、又は表示データを拡散変調するための
拡散コードを異ならせればよい。
【0070】なお、ここで云う1対nの場合とは、1台
の携帯電話機MSとBT無線機を介してn台のパーソナ
ル・コンピュータPCが接続可能となっている場合であ
り、n対1とはその逆を示す。特にn対1の場合には、
n台の携帯電話機MSのうち最小の受信電界強度のもの
の状態のみを表示することにより、すべての携帯電話機
MSが使用可能であることを示す等の変形が可能であ
る。また、1台の携帯電話機MSと1台のPHS端末と
いった、異なる方式の無線携帯端末と接続可能な場合
に、受信状態が良い方を表示するようにしてもよい。
【0071】さらに、表示データを携帯電話機MSから
パーソナル・コンピュータPCに転送して表示させた場
合、携帯電話機MSにおける同一内容の表示データは表
示器から消去するようにしてもよい。このようにする
と、携帯電話機MSの表示回路部で消費される電力を低
減することが可能となる。この効果は、携帯電話機MS
に消費電流が比較的大きいカラー液晶表示器を使用して
いる場合に顕著に現れる。
【0072】また、前記各実施形態では、パーソナル・
コンピュータPCへ転送表示対象の表示データの種類
(動作状態の種類)が予め固定的に設定されている場合
を例にとって説明したが、携帯電話機MSにおいてユー
ザがキー操作等により任意に指定できるようにしてもよ
い。また、転送表示対象の表示データの種類(動作状態
の種類)の指定を、パーソナル・コンピュータPCにお
いて行うようにしてもよい。この場合には、指定データ
をパーソナル・コンピュータPCから携帯電話機MSに
通知し、以後携帯電話機MSがこの指定データに従って
転送すべき表示データを選択する。
【0073】また、このようにユーザが転送表示対象の
表示データ(動作状態の種類)を入力指定する場合に、
携帯電話機MS或いはパーソナル・コンピュータPCの
表示画面に各表示データ(動作状態の種類)の選択メニ
ューを表示し、このメニュー上でユーザが希望する表示
データ(動作状態の種類)をカーソル等により指定する
ように構成するとよい。このようにすると、表示データ
(動作状態の種類)が多数ある場合でも、ユーザは誤る
ことなく簡単に指定することができる。
【0074】さらに、ユーザの指定対象は表示データの
種類(動作状態の種類)ばかりでなく、表示条件を併せ
て指定するように構成してもよい。この場合、表示条件
としては、表示時間間隔や表示内容の変化量、転送表示
相手等が考えられる。
【0075】また、前記各実施形態では小さな電力の第
2の無線チャネルとして、BTを用いた場合を例にとっ
て説明したが、小さな電力または微弱電波を用いた無線
システムを適用してもよい。
【0076】さらに、無線携帯端末装置の種類として
は、GSM、PDC、N−CDMA、PHS等のシステ
ムに対応した端末装置であってもよく、その他情報端末
装置の種類やその構成、表示データの種類やその内容、
表示データ転送制御手順とその制御内容等についても、
この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施で
きる。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明に係わる無
線携帯端末装置では、自装置の動作状態を監視する動作
状態監視手段と、表示情報転送制御手段とを備え、上記
動作状態監視手段により検出された動作状態を表す情報
を、上記表示情報転送制御手段により上第2の無線チャ
ネルを介して上記情報端末装置へ転送し表示させるよう
にしている。
【0078】また発明に係わる無線通信システムでは、
情報端末装置に、自装置へ転送し表示させる必要のある
動作状態の種別又はその表示条件を指定する入力手段
と、この入力手段により指定された動作状態の種別情報
又は表示条件を上記無線携帯端末装置へ通知する通知手
段とを備え、一方上記無線携帯端末装置には表示情報転
送制御手段を備え、上記情報端末装置から要求された種
別情報又は表示条件に応じて、該当する動作状態を表す
情報を第2の無線チャネルを介して情報端末装置へ転送
し表示させるように構成している。
【0079】したがってこの発明によれば、情報端末装
置を無線携帯端末装置に接続して使用する場合の利便性
をさらに高めることができる無線通信システムとその無
線携帯端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる無線携帯端末装置を使用し
た移動無線通信システムの一例を示す概略構成図。
【図2】 この発明に係わる無線携帯端末装置の第1の
実施形態である携帯電話機の構成を示す回路ブロック
図。
【図3】 図2に示した携帯電話機による表示データ転
送制御手順とその内容を示すフローチャート。
【図4】 パーソナル・コンピュータにおける表示デー
タの表示結果の一例を示す図。
【図5】 この発明に係わる無線携帯端末装置の第2の
実施形態である携帯電話機の構成を示す回路ブロック
図。
【図6】 図5に示した携帯電話機による表示データ転
送制御手順とその内容を示すフローチャート。
【図7】 この発明に係わる無線携帯端末装置の3の実
施形態である携帯電話機の構成を示す回路ブロック図。
【図8】 図7に示した携帯電話機による表示データ転
送制御手順とその内容を示すフローチャート。
【図9】 その他の表示データ転送制御手順とその内容
を示すフローチャート。
【符号の説明】
BS…W−CDMA方式用の携帯基地局 MS…携帯電話機 PC…パーソナル・コンピュータ 1…制御ユニット 2…W−CDMA用の無線ユニット 3…通話ユニット 4…BT無線部 5…画像処理ユニット 6…電源回路 7…電圧低下検出回路 11…主制御回路 12…メモリ 21…W−CDMA無線部 22…電圧制御部 23…W−CDMA通信用のアンテナ 31…音声コーデック部 32…マイクロホン 33…レシーバ 41…BT通信用のアンテナ 51…画像処理部 52…カメラ 53…表示部 61…バッテリ 111…表示データ転送制御手段 112…表示データ変化監視手段 113…アラーム発生監視手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信網の基地局に対し第1の無線チ
    ャネルを介して接続されると共に、前記第1の無線チャ
    ネルより小さな電力を使用する第2の無線チャネルを介
    して情報端末装置に接続される無線携帯端末装置であっ
    て、 自装置の動作状態を監視する動作状態監視手段と、 この動作状態監視手段により検出された動作状態を表す
    情報を、前記第2の無線チャネルを介して前記情報端末
    装置へ転送し表示させる表示情報転送制御手段とを具備
    したことを特徴とする無線携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 前記表示情報転送制御手段は、前記動作
    状態監視手段の監視対象となる動作状態が複数ある場合
    に、これらの動作状態のうち情報端末装置に表示させる
    必要のある動作状態を指定する動作状態入力手段を有
    し、前記動作状態監視手段により検出された動作状態の
    うち、前記動作状態入力手段により指定された動作状態
    を表す情報を選択的に前記第2の無線チャネルを介して
    情報端末装置へ転送し表示させることを特徴とする請求
    項1記載の無線携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 前記動作状態入力手段は、監視対象とな
    る複数の動作状態を表示手段にメニュー表示し、このメ
    ニューに対する選択操作により、情報端末装置に表示さ
    せる必要のある動作状態を指定することを特徴とする請
    求項2記載の無線携帯端末装置。
  4. 【請求項4】 前記表示情報転送制御手段は、情報端末
    装置に表示させる必要のある動作状態の表示条件を指定
    する表示条件入力手段を有し、前記動作状態監視手段に
    より検出された動作状態を表す情報を、前記表示条件入
    力手段により指定された表示条件に応じて前記第2の無
    線チャネルを介して情報端末装置へ転送し表示させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の無線携帯端末装置。
  5. 【請求項5】 前記動作状態入力手段は、監視対象とな
    る動作状態の表示条件を表示手段にメニュー表示し、こ
    のメニューに対する選択操作により、情報端末装置に表
    示させる必要のある動作状態の表示条件を指定すること
    を特徴とする請求項4記載の無線携帯端末装置。
  6. 【請求項6】 前記表示情報転送制御手段は、転送表示
    対象の動作状態が予め設定した所定の状態に変化したこ
    とが前記動作状態監視手段により検出された場合に、当
    該動作状態を表す情報を前記第2の無線チャネルを介し
    て前記情報端末装置へ転送し表示させることを特徴とす
    る請求項1記載の無線携帯端末装置。
  7. 【請求項7】 前記表示情報転送制御手段は、転送表示
    対象の動作状態が前回の転送表示時点より所定量以上変
    化したことが前記動作状態監視手段により検出された場
    合に、当該動作状態を表す情報を前記第2の無線チャネ
    ルを介して前記情報端末装置へ転送し表示させることを
    特徴とする請求項1記載の無線携帯端末装置。
  8. 【請求項8】 前記表示情報転送制御手段は、動作状態
    を表す情報を情報端末装置へ転送する必要が生じた場合
    にのみ当該情報端末装置との間に第2の無線チャネルに
    よるリンクを形成することを特徴とする請求項6又は7
    記載の無線携帯端末装置。
  9. 【請求項9】 前記表示情報転送制御手段により動作情
    報を表す情報を情報端末装置へ転送して表示させている
    期間に、自装置の表示手段に対する前記転送した情報と
    同一の情報の表示を停止させる表示制御手段を、さらに
    具備したことを特徴とする請求項1記載の無線携帯端末
    装置。
  10. 【請求項10】 移動通信網の基地局に対し第1の無線
    チャネルを介して接続される無線携帯端末装置と、この
    無線携帯端末装置に対し前記第1の無線チャネルより小
    さな電力を使用する第2の無線チャネルを介して接続さ
    れる情報端末装置とを備えた無線通信システムであっ
    て、 前記情報端末装置は、 前記無線携帯端末装置の複数の動作状態のうち、自装置
    へ転送し表示させる必要のある動作状態の種別を指定す
    る入力手段と、 この入力手段により指定された動作状態の種別情報を前
    記無線携帯端末装置に対し通知する通知手段とを備え、 前記無線携帯端末装置は、 前記情報端末装置から通知された種別情報に応じて、対
    応する動作状態を選択して、この選択した動作状態を表
    す情報を前記第2の無線チャネルを介して情報端末装置
    へ転送し表示させる表示情報転送制御手段を備えたこと
    を特徴とする無線通信システム。
  11. 【請求項11】 移動通信網の基地局に対し第1の無線
    チャネルを介して接続される無線携帯端末装置と、この
    無線携帯端末装置に対し前記第1の無線チャネルより小
    さな電力を使用する第2の無線チャネルを介して接続さ
    れる情報端末装置とを備えた無線通信システムであっ
    て、 前記情報端末装置は、 情報端末装置に表示させる必要のある動作状態の表示条
    件を指定する入力手段と、 この入力手段により指定された表示条件を前記無線携帯
    端末装置へ通知する通知手段とを備え、 前記無線携帯端末装置は、 前記情報端末装置から通知された表示条件に応じて、情
    報端末装置に表示させる必要のある動作状態を表す情報
    を前記第2の無線チャネルを介して情報端末装置へ転送
    し表示させる表示情報転送制御手段とを備えたことを特
    徴とする無線通信システム。
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