JP2001145128A - 3次元画像検出装置 - Google Patents

3次元画像検出装置

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JP2001145128A
JP2001145128A JP32221899A JP32221899A JP2001145128A JP 2001145128 A JP2001145128 A JP 2001145128A JP 32221899 A JP32221899 A JP 32221899A JP 32221899 A JP32221899 A JP 32221899A JP 2001145128 A JP2001145128 A JP 2001145128A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体までの距離に対応する信号を画素毎に
画像データとして検出する3次元画像検出装置におい
て、検出された画像データの中から目的とする被写体の
データのみを抽出する。 【解決手段】 被写体に測距光を照射して、その反射光
をCCDで受光し、その受光量から被写体までの距離情
報を画素毎に検出し、3次元画像として画像メモリに記
憶する(ステップ202)。この3次元画像の各画素に
微分マスクを施し、被写体の輪郭線が強調された微分処
理画像を得る(ステップ203)。輪郭線により分割さ
れた領域にラベリング処理を行い、各領域毎に平均距離
A(i)を算出する(ステップ206)。平均距離A
(i)が最も遠い領域im と、平均距離がこの距離に近
い領域を背景として検出する(ステップ206〜21
1)。背景以外の領域のデータのみを抽出してポリゴン
データを作成する(ステップ213以下)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝播時間測定法
を用いて被写体の3次元形状等を検出する3次元画像検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被写体までの距離を画素毎に検出
する3次元画像検出装置としては、「Measurement Scie
nce and Technology」(S. Christie 他、vol.6, p1301
-1308,1995 年)に記載されたものや、国際公開97/0111
1号公報に開示されたものなどが知られている。これら
の3次元画像検出装置では、パルス変調されたレーザ光
が被写体に照射され、その反射光が2次元CCDセンサ
によって受光され、電気信号に変換される。このとき2
次元CCDと組み合わされたメカニカルまたは液晶素子
等からなる電気工学的シャッタの1回のシャッタ動作に
より、被写体までの距離に相関する電気信号をCCDの
各画素毎に検出することができる。この電気信号からC
CDの各画素毎に対応する被写体までの距離が、画像情
報として検出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、検出された被
写体までの距離情報に対応する画像情報には、目的とす
る被写体以外の物体の画像情報も含まれる。したがっ
て、目的とする被写体に関する画像情報のみを得るに
は、検出された画像情報の中から目的とする被写体に対
応する画像情報のみを抽出する必要がある。
【0004】本発明は、画素毎に検出され、被写体まで
の距離情報に対応する画像情報の中から目的とする被写
体に関する画像情報のみを抽出可能な3次元画像検出装
置を得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の3次元画像検出
装置は、各画素値が被写体までの距離情報に対応した3
次元画像を検出する3次元画像検出手段と、3次元画像
の一部の領域を選択するために、距離情報に基づいて3
次元画像を複数の領域に分割する画像領域分割手段と画
像領域分割手段により3次元画像を複数の領域に分割
し、分割された各領域の平均距離に対応する各領域の画
素値の平均値に基づいて、分割された領域の中から1つ
または複数の領域を選択する領域選択手段とを備えるこ
とを特徴としている。
【0006】領域選択手段は好ましくは、領域のうち平
均距離が最も遠距離にある領域から所定の距離内にその
平均距離がある領域以外の領域を選択する。
【0007】例えば3次元画像検出装置は、画像領域分
割手段により分割された各領域を表示するための画像表
示手段と、画像表示手段により表示された各領域の中か
ら1つまたは複数の領域を選択するための入力手段とを
備える。
【0008】好ましくは、画像領域分割手段における3
次元画像の領域分割は、3次元画像を強調処理すること
により得られる画像データに基いて行われる。強調処理
は、例えば、3次元画像に微分マスクを施して行なわれ
る。このとき微分マスクは、例えば2次微分マスクであ
る。
【0009】3次元画像の領域の分割は好ましくは、強
調処理により得られた画像の強調された画素の連結によ
り形成される連結成分に基づいて行われる。このときよ
り好ましくは、3次元画像の領域の分割は、前記連結成
分にラベリングすることにより行われる。
【0010】3次元画像検出装置は好ましくは、距離情
報等を記録媒体に記録するためのデータ記録手段を備
え、領域選択手段により選択された領域の距離情報を記
録媒体に記録可能である。また3次元画像検出装置は、
より好ましくは、被写体の視覚情報である2次元画像を
検出するための2次元画像検出手段を備え、領域選択手
段により選択された領域に対応する2次元画像に関する
画像情報を記録媒体に記録可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態であ
るカメラ型の画像検出装置の斜視図である。
【0012】カメラ本体10の前面において、撮影レン
ズ11の左上にはファインダ窓12が設けられ、右上に
はストロボ13が設けられている。カメラ本体10の上
面において、撮影レンズ11の真上には、測距光である
レーザ光を照射する発光装置14が配設されている。発
光装置14の左側にはレリーズスイッチ15、液晶表示
パネル16が設けられ、右側にはモード切替ダイヤル1
7が設けられている。カメラ本体10の側面には、IC
メモリカード等の記録媒体を挿入するためのカード挿入
口19が形成され、また、ビデオ出力端子20、インタ
ーフェースコネクタ21が設けられている。
【0013】図2は図1に示すカメラの回路構成を示す
ブロック図である。撮影レンズ11の中には絞り25が
設けられている。絞り25の開度はアイリス駆動回路2
6によって調整される。撮影レンズ11の焦点調節動作
およびズーミング動作はレンズ駆動回路27によって制
御される。
【0014】撮影レンズ11の光軸上には撮像素子(C
CD)28が配設されている。CCD28の撮像面に
は、撮影レンズ11によって被写体像が形成され、これ
によりCCD28において被写体像に対応した電荷が発
生する。CCD28における電荷の蓄積動作、電荷の読
出動作等の動作はCCD駆動回路30によって制御され
る。CCD28から読み出された電荷信号すなわち画像
信号はアンプ31において増幅され、A/D変換器32
においてアナログ信号からデジタル信号に変換される。
デジタルの画像信号は撮像信号処理回路33においてガ
ンマ補正等の処理を施され、画像メモリ34に一時的に
格納される。アイリス駆動回路26、レンズ駆動回路2
7、CCD駆動回路30、撮像信号処理回路33はシス
テムコントロール回路35によって制御される。
【0015】画像信号は画像メモリ34から読み出さ
れ、LCD駆動回路36に供給される。LCD駆動回路
36は画像信号に応じて動作し、これにより画像表示L
CDパネル37には、画像信号に対応した画像が表示さ
れる。
【0016】カメラをカメラ本体10の外部に設けられ
たモニターTV39とケーブルで接続すれば、画像メモ
リ34から読み出された画像信号はTV信号エンコーダ
38、ビデオ出力端子20を介してモニターTV39に
伝送可能である。またシステムコントロール回路35は
インターフェース回路40に接続されており、インター
フェース回路40はインターフェースコネクタ21に接
続されている。したがってカメラをカメラ本体10の外
部に設けられたコンピュータ41とインターフェースケ
ーブルを介して接続すれば、画像メモリ34から読み出
された画像信号をコンピュータに伝送可能である。ま
た、システムコントロール回路35は、記録媒体制御回
路42を介して画像記録装置43に接続されている。し
たがって画像メモリ34から読み出された画像信号は、
画像記録装置43に装着されたICメモリカード等の記
録媒体Mに記録可能である。
【0017】発光装置14は発光素子14aと照明レン
ズ14bにより構成され、発光素子14aの発光動作は
発光素子制御回路44によって制御される。発光素子1
4aはレーザダイオード(LD)であり、照射されるレ
ーザ光は被写体の距離を検出するための測距光として用
いられる。このレーザ光は照明レンズ14bを介して被
写体の全体に照射される。被写体で反射したレーザ光が
撮影レンズ11に入射し、CCD28で検出されること
により被写体までの距離情報が検出される。
【0018】システムコントロール回路35には、レリ
ーズスイッチ15、モード切替ダイヤル17から成るス
イッチ群45と、液晶表示パネル(表示素子)16とが
接続されている。
【0019】次に図3および図4を参照して、本実施形
態における距離測定の原理について説明する。なお図4
において横軸は時間tである。
【0020】距離測定装置Bから出力された測距光は被
写体Sにおいて反射し、図示しないCCDによって受光
される。測距光は所定のパルス幅Hを有するパルス状の
光であり、したがって被写体Sからの反射光も、同じパ
ルス幅Hを有するパルス状の光である。また反射光のパ
ルスの立ち上がりは、測距光のパルスの立ち上がりより
も時間δ・t(δは遅延係数)だけ遅れる。測距光と反
射光は距離測定装置Bと被写体Sの間の2倍の距離rを
進んだことになるから、その距離rは r=δ・t・C/2 ・・・(1) により得られる。ただしCは光速である。
【0021】例えば測距光のパルスの立ち上がりから反
射光を検知可能な状態に定め、反射光のパルスが立ち下
がる前に検知不可能な状態に切換えるようにすると、す
なわち反射光検知期間Tを設けると、この反射光検知期
間Tにおける受光量Aは距離rの関数である。すなわち
受光量Aは、距離rが大きくなるほど(時間δ・tが大
きくなるほど)小さくなる。
【0022】本実施形態では上述した原理を利用して、
CCD28に設けられ、2次元的に配列された複数のフ
ォトダイオードにおいてそれぞれ受光量Aを検出するこ
とにより、カメラ本体10から被写体Sの表面の各点ま
での距離をそれぞれ検出し、被写体Sの表面形状に関す
る距離情報を3次元画像データとして一括して入力して
いる。
【0023】図5は、CCD28に設けられるフォトダ
イオード51と垂直転送部52の配置を示す図である。
図6は、CCD28を基板53に垂直な平面で切断して
示す断面図である。このCCD28は従来公知のインタ
ーライン型CCDであり、不要電荷の掃出しにVOD
(縦型オーバーフロードレイン)方式を用いたものであ
る。
【0024】フォトダイオード51と垂直転送部52は
n型基板53の面に沿って形成されている。フォトダイ
オード51は2次元的に格子状に配列され、垂直転送部
52は所定の方向(図5において上下方向)に1列に並
ぶフォトダイオード51に隣接して設けられている。垂
直転送部52は、1つのフォトダイオード51に対して
4つの垂直転送電極52a,52b,52c,52dを
有している。したがって垂直転送部52では、4つのポ
テンシャルの井戸が形成可能であり、従来公知のよう
に、これらの井戸の深さを制御することによって、信号
電荷をCCD28から出力することができる。なお、垂
直転送電極の数は目的に応じて自由に変更できる。
【0025】基板53の表面に形成されたp型井戸の中
にフォトダイオード51が形成され、p型井戸とn型基
板53の間に印加される逆バイアス電圧によってp型井
戸が完全空乏化される。この状態において、入射光(被
写体からの反射光)の光量に応じた電荷がフォトダイオ
ード51において蓄積される。基板電圧Vsub を所定値
以上に大きくすると、フォトダイオード51に蓄積した
電荷は、基板53側に掃出される。これに対し、転送ゲ
ート部54に電荷転送信号(電圧信号)が印加されたと
き、フォトダイオード51に蓄積した電荷は垂直転送部
52に転送される。すなわち電荷掃出信号によって電荷
を基板53側に掃出した後、フォトダイオード51に蓄
積した信号電荷が、電荷転送信号によって垂直転送部5
2側に転送される。このような動作を繰り返すことによ
り、垂直転送部52において信号電荷が積分され、いわ
ゆる電子シャッタ動作が実現される。
【0026】図7は3次元画像検出動作におけるタイミ
ングチャートであり、図1、図2、図5〜図7を参照し
て本実施形態における3次元画像検出動作について説明
する。なお本実施形態の3次元画像検出動作では、図4
を参照して行なった距離測定の原理の説明とは異なり、
外光の影響による雑音を低減するために測距光のパルス
の立ち下がりから反射光を検知可能な状態に定め、反射
光のパルスが立ち下がった後に検知不可能な状態に切換
えるようにタイミングチャートを構成しているが原理的
には何ら異なるものではない。
【0027】垂直同期信号(図示せず)の出力に同期し
て電荷掃出し信号(パルス信号)S1が出力され、これ
によりフォトダイオード51に蓄積していた不要電荷が
基板53の方向に掃出され、フォトダイオード51にお
ける蓄積電荷量はゼロになる(符号S2)。電荷掃出し
信号S1の出力の開始の後、一定のパルス幅を有するパ
ルス状の測距光S3が出力される。測距光S3が出力さ
れる期間(パルス幅)は調整可能であり、図示例では、
電荷掃出し信号S1の出力と同時に測距光S3がオフす
るように調整されている。
【0028】測距光S3は被写体において反射し、CC
D28に入射する。すなわちCCD28によって被写体
からの反射光S4が受光されるが、電荷掃出し信号S1
が出力されている間は、フォトダイオード51において
電荷は蓄積されない(符号S2)。電荷掃出し信号S1
の出力が停止されると、フォトダイオード51では、反
射光S4の受光によって電荷蓄積が開始され、反射光S
4と外光とに起因する信号電荷S5が発生する。反射光
S4が消滅すると(符号S6)フォトダイオード51で
は、反射光に基く電荷蓄積は終了するが(符号S7)、
外光のみに起因する電荷蓄積が継続する(符号S8)。
【0029】その後、電荷転送信号S9が出力される
と、フォトダイオード51に蓄積された電荷が垂直転送
部52に転送される。この電荷転送は、電荷転送信号の
出力の終了(符号S10)によって完了する。すなわ
ち、外光が存在するためにフォトダイオード51では電
荷蓄積が継続するが、電荷転送信号の出力が終了するま
でフォトダイオード51に蓄積されていた信号電荷S1
1が垂直転送部52へ転送される。電荷転送信号の出力
終了後に蓄積している電荷S14は、そのままフォトダ
イオード51に残留する。
【0030】このように電荷掃出し信号S1の出力の終
了から電荷転送信号S9の出力が終了するまでの期間T
U1の間、フォトダイオード51には、被写体までの距離
に対応した信号電荷が蓄積される。そして、反射光S4
の受光終了(符号S6)までフォトダイオード51に蓄
積している電荷が、被写体の距離情報と対応した信号電
荷S12(斜線部)として垂直転送部52へ転送され、
その他の信号電荷S13は外光のみに起因するものであ
る。
【0031】電荷転送信号S9の出力から一定時間が経
過した後、再び電荷掃出し信号S1が出力され、垂直転
送部52への信号電荷の転送後にフォトダイオード51
に蓄積された不要電荷が基板53の方向へ掃出される。
すなわち、フォトダイオード51において新たに信号電
荷の蓄積が開始する。そして、上述したのと同様に、電
荷蓄積期間TU1が経過したとき、信号電荷は垂直転送部
52へ転送される。
【0032】このような信号電荷S11の垂直転送部5
2への転送動作は、次の垂直同期信号が出力されるま
で、繰り返し実行される。これにより垂直転送部52に
おいて、信号電荷S11が積分され、1フィールドの期
間(2つの垂直同期信号によって挟まれる期間)に積分
された信号電荷S11は、その期間被写体が静止してい
ると見做せれば、被写体までの距離情報に対応してい
る。なお信号電荷S13は信号電荷S12に比べ微小で
あるため信号電荷S11は信号電荷S12と等しいと見
なすことができる。
【0033】以上説明した信号電荷S11の検出動作は
1つのフォトダイオード51に関するものであり、全て
のフォトダイオード51においてこのような検出動作が
行なわれる。1フィールドの期間における検出動作の結
果、各フォトダイオード51に隣接した垂直転送部52
の各部位には、そのフォトダイオード51によって検出
された距離情報が保持される。この距離情報は垂直転送
部52における垂直転送動作および図示しない水平転送
部における水平転送動作によって3次元画像データとし
てCCD28から出力される。
【0034】次に図1、図2、図7及び3次元画像検出
動作のフローチャートである図8を参照して本実施形態
における3次元画像検出動作について説明する。なお3
次元画像検出動作は、後に説明するデータ抽出処理の中
でサブルーチンとして実行される。
【0035】ステップ101では、垂直同期信号が出力
されるとともに測距光制御が開始される。すなわち発光
装置14が駆動され、パルス状の測距光S3が断続的に
出力される。次いでステップ102が実行され、CCD
28による検知制御が開始される。すなわち図7を参照
して説明した3次元画像検出動作が開始され、電荷掃出
信号S1と電荷転送信号S9が交互に出力されて、距離
情報の信号電荷S11が垂直転送部52において積分さ
れる。
【0036】ステップ103では、3次元画像検出動作
の開始から1フィールド期間が終了したか否か、すなわ
ち新たに垂直同期信号が出力されたか否かが判定され
る。1フィールド期間が終了するとステップ104へ進
み、垂直転送部52において積分された距離情報の信号
電荷がCCD28から出力される。この信号電荷はステ
ップ105において画像メモリ34に一時的に記憶され
る。
【0037】ステップ106では測距光制御がオフ状態
に切換えられ、発光装置14の発光動作が停止する。ス
テップ107では、距離データの演算処理が行なわれ、
ステップ108において、演算された距離データが3次
元画像データとして画像メモリ34に一時的に記憶され
る。これにより3次元画像検出動作のサブルーチンは終
了する。
【0038】次に3次元画像検出動作のステップ107
において実行される演算処理の内容を図7を参照して説
明する。
【0039】反射率Rの被写体が照明され、この被写体
が輝度Iの2次光源と見做されてCCDに結像された場
合を想定する。このとき、電荷蓄積時間tの間にフォト
ダイオードに発生した電荷が積分されて得られる出力S
nは、 Sn=k・R・I・t ・・・(2) で表される。ここでkは比例定数で、撮影レンズのFナ
ンバーや倍率等によって変化する。
【0040】図7に示されるように電荷蓄積時間を
U1、測距光S3のパルス幅をTS 、距離情報の信号電
荷S12のパルス幅をTD とし、1フィールド期間中の
その電荷蓄積時間がN回繰り返されるとすると、得られ
る出力SM10は、 SM10=Σk・R・I・TD =k・N・R・I・TD ・・・(3) となる。なお、パルス幅TD は TD =δ・t =2r/C ・・・(4) と表せる。このとき被写体までの距離rは r=C・SM10/(2・k・N・R・I) ・・・(5) で表せる。したがって比例定数k、反射率R、輝度Iを
予め求めておけば距離rが求められる。
【0041】次に図9〜図13を参照して本実施形態に
おけるデータ抽出処理について説明する。図9は、本実
施形態において実行されるデータ抽出処理プログラム全
体の流れを表したフローチャートであり、上述の3次元
画像検出動作により検出され、画像メモリ34に記憶さ
れた3次元画像データの中から、目的とする物体(被写
体)のデータのみを抽出し、これらのデータに基いて目
的物体の3次元的な表面形状を多数のポリゴンで近似的
に表したポリゴンデータを生成する。
【0042】データ抽出処理のプログラムは、レリーズ
スイッチ15が全押しされることにより始動される。ま
ず、ステップ201では、2次元画像の検出が行われ
る。すなわちCCD28において通常のビデオ制御が行
われ、被写体の視覚情報に対応した画像データが検出さ
れ、2次元画像データとして画像メモリ34に一時的に
記憶される。次に、ステップ202において上述の3次
元画像検出動作が行われ、被写体の距離情報に対応した
データが3次元画像情報として画像メモリ34に一時的
に記憶される。
【0043】図10は、ステップ202において検出さ
れる3次元画像の1例を示したものであり、背景となる
平面に並行に矢印型の平板を配置し、この矢印型の平板
を正面から撮影したときに検出される3次元画像を2次
元的に表したものである。この3次元画像において、遠
方の被写体に対応する画素ほどその画素値は大きく、明
るい画像(領域Wa)となり、近い被写体に対応する画
素ほど画素値が小さく暗い画素(領域Ba)として示さ
れている。すなわち、矢印型の平板に対応する部分の画
素値は小さくその部分の画像は暗くなり、背景の平面に
対応する部分の画素値は大きくその部分の画像は明るく
なる。これは、3次元画像検出動作では、被写体までの
距離が増大するに従ってフォトダイオード51に蓄積さ
れる電荷量が増大することに対応している。
【0044】ステップ203では、画像メモリ34に記
憶された3次元画像データ(画素値)が画像メモリ34
上に複製された後、複製された3次元画像データに対し
て強調処理、すなわち空間微分が施される。通常背景と
なる被写体(物体)と目的となる被写体(物体)との間
では、カメラからの距離が大きく異なるため、3次元画
像データは目的とする被写体の輪郭線付近において大き
く変化する。したがって、3次元画像検出動作により検
出された3次元画像データに空間微分を施すことによ
り、撮影されたそれぞれの被写体(物体)の輪郭部が強
調された微分画像が得られる。なおこのとき3次元画像
データには2値化処理が同時に施されており、微分画像
は2値化画像である。
【0045】図11は、図10に示される3次元画像の
内容を立体的なイメージで表現したものであり、矢印型
の平板の輪郭線部分で、3次元画像データが大きく変化
している様子が表されている。この3次元画像データに
空間微分を施すと、図12のように被写体(矢印型の平
板)のエッジが強調され抽出される。強調されたエッジ
は撮影された物体の輪郭線に対応し1つの連結成分C1
を形成する。連結成分C1の内側と外側の領域もそれぞ
れ連結成分C2、C3をを形成する。なお図12では、
輪郭線であるエッジ部分は便宜上黒線で描かれ、その他
の部分は白く描かれているが、画素値はエッジ部分で大
きく、その他の部分で小さい。また、ステップ203に
おいて3次元画像データに施される空間微分は例えば図
13に示される従来公知の2次微分マスクによって行わ
れる。
【0046】ステップ204では、ステップ203にお
いて得られた連結成分にラベリング操作を行ない、各領
域をそれぞれ異なる領域として認識する。ラベリングは
例えば、微分画像に逐次走査と並列型伝播を組み合せて
適用することにより行なうことができる。すなわち、画
像上をラスタ走査で順に走査し、ラベルが割り当てられ
ていない画素を見つけ、新しいラベルを割り当てる。次
にこの画素の8方向に隣接する画素のうち、同じ値の画
素値を保持する画素に同じラベルをつけ、更にそれらの
画素の8方向に隣接する同じ値の画素値を保持する画素
に対して同じラベルをつける。この処理を繰り返し実行
し、同じラベルを付けられる画素がなくなったときに、
1つの連結成分全体に同じラベルが割り当てられたこと
となる。その後、再びラスタ走査を続け、またラベルの
割り当てられていない画素を見つけると上述の処理と同
様の処理を繰り返し実行する。画像全体に対するラスタ
走査が終了すると全ての連結成分に対するラベリングが
終了する。これにより、各連結成分はそれぞれ異なる領
域として抽出され、3次元画像データは検出された3次
元画像中の各々の物体に対応してそれぞれの領域に分割
される。このとき分割された各領域には、ラベルとして
領域番号が付される。
【0047】分割された領域がN個であるとき、ステッ
プ205では各領域ごとに距離情報に対応する画素値
(3次元画像データ)から各領域の平均距離が求められ
変数A(i)に代入される。ここでiは、各領域に付さ
れた領域番号であり、i=1、2、・・・、Nである。
次にステップ206において、求められた各領域の平均
距離A(i)を比較することにより、最も遠距離にある
領域が求められる。すなわち平均距離A(i)が最大と
なる領域番号im が求められる。
【0048】ステップ207〜ステップ212では、背
景とみなす領域と目的物体(被写体)とみなす領域との
分離が、各領域iの平均距離A(i)と領域im の平均
距離A(im )と差に基づいて行われる。すなわちステ
ップ207において、iが1に初期設定され、その後ス
テップ208でi=im であるか否かが判定される。ス
テップ208においてi≠im と判定されると、ステッ
プ209において領域im の平均距離A(im )と領域
iの平均距離A(i)との差A(im )−A(i)が、
所定値Lmax よりも小さいか否かが判定される。A(i
m )−A(i)<Lmax と判定されると、ステップ21
0において、領域iを領域im と同一とみなすフラッグ
が立てられる。一方、ステップ208においてi=im
であると判定されるか、ステップ209においてA(i
m )−A(i)<Lmax でないと判定されると、処理は
ステップ211に直接移行する。ステップ211では、
i=Nであるか否かが判定され、i≠Nと判定されると
ステップ212においてiに1が加算され、ステップ2
08に処理が戻る。ステップ208〜ステップ212の
処理はステップ211においてi=Nと判定されるまで
繰り返し実行される。
【0049】ステップ213では、領域im と同一とみ
なすフラッグが立てられた領域、すなわち背景とみなさ
れた領域以外の領域の3次元画像データに対して演算処
理が施され、距離に対応したデータから座標データへ変
換される。またこのとき、フラッグが立てられ背景とみ
なされた領域に対応する2次元画像データの画素値が例
えば0(画面上では黒色に対応)に設定され、画像メモ
リ34に一時的に記憶される。すなわち、ステップ21
3において画像メモリ34に記憶される2次元画像デー
タからは、背景に対応する画像情報が削除されている。
【0050】ステップ214では、ステップ213にお
いて算出された座標データに基づいて、目的とする被写
体(物体)のポリゴンデータが生成される。このポリゴ
ンデータは、例えば座標データに変換される画素のうち
近接する3つの画素に対応する座標データを用いて1つ
のポリゴン(三角形)を構成し、これを座標データに変
換される全ての画素に対して各ポリゴンが重ならないよ
うに行なうことにより生成できる。
【0051】ステップ215では、ステップ214で生
成されたポリゴンデータと、ステップ214において画
像メモリ34に一時的に記憶された2次元画像データ
(背景に関する画像情報が削除された2次元画像デー
タ)が記録媒体Mに保存されて、このデータ抽出処理の
ルーチンは終了する。
【0052】次にステップ213において実行される座
標データの演算処理について図14〜図17を参照して
説明する。
【0053】図14は、カメラの撮影光学系における焦
点Pf を座標原点に取ったカメラ座標系xyzとCCD
28上の任意の点P(画素)と、それに対応する被写体
表面上の点Qとの関係を模式的に表している。y軸は光
軸Lpに一致しており、z軸はCCD28の垂直軸に並
行に取られ、その向きは上向きである。またx軸はCC
D28の水平軸に並行にとられている。点Pc はCCD
28の受光面と光軸Lpの交点であり、受光面の中心に
一致する。点QはCCD28上の点Pの画素に対応する
被写体上の点であり、その座標は(xQ ,yQ ,zQ
である。平面Πは点Qを含むCCD28に平行な平面で
ある。点QC は光軸Lp(y軸)と平面Πの交点であ
り、その座標は(0,yQ ,0)である。
【0054】図15は、CCD28の受光面を正面から
見た図である。CCD28の水平、垂直方向の長さはそ
れぞれ2×H0 、2×V0 である。点PはCCD28の
中心PC から左へHP 、上へVP の距離にある。点PH
は、点PからCCD28の水平軸LH へ下ろした垂線の
足である。また点PV は、点PからCCD28の垂直軸
V へ下ろした垂線の足である。
【0055】図16は、焦点Pf とCCD28との関係
を焦点Pf とCCD28の水平軸L H を含む平面上で表
したものであり、角Θ0 は水平画角、fは焦点距離であ
る。線分Pf H が光軸Lpとなす角をΘP とすると、
角ΘP は、 ΘP =tan-1(Hp /f) ・・・(6) によって求められる。
【0056】図17は、焦点Pf とCCD28との関係
を焦点Pf とCCD28の垂直軸L V を含む平面上で表
したものであり、角θ0 は垂直画角である。線分Pf
V が光軸Lpとなす角をθP とすると、角θP は、 θP =tan-1(Vp /f) ・・・(7) によって求められる。
【0057】焦点Pf と点Pを結ぶ線分Pf Pの長さ
は、線分Pf H と線分PC V の長さから、 Pf P=(Pf H 2 +PC V 2 1/2 ・・・(8) によって求められる。ここで、(8)式のPf H 、PC V は、 PC V =VP 、 Pf H =f/cosΘP なので、 Pf P=((f/cosΘP 2 +VP 2 1/2 ・・・(9) と表すことができる。
【0058】線分Pf Qの長と、線分Pf Pの長さの比
f P/Pf Qをμとすると、点Qの座標成分xQ 、y
Q 、zQ は、 xQ =HP /μ ・・・(10) yQ =VP /μ ・・・(11) zQ =f/μ ・・・(12) で算出される。焦点距離fおよびCCD28の任意の画
素に対応する点Pまでの距離HP 、VP は既知である。
また、線分Pf Qの長さは、焦点Pf から点Pに対応す
る被写体の点Qまでの距離であり、焦点距離fは既知な
ので、ステップ107の演算処理の結果である距離情報
に基づいて算出可能である。点Pは、CCD28の1つ
の画素を代表したものであり、上述の計算はCCD28
の全ての画素に対して可能である。したがって、任意の
画素(点P)に対応する被写体(点Q)のカメラを基準
とした座標(xQ ,yQ ,zQ )が算出可能である。
【0059】以上のように本実施形態によれば、検出さ
れた3次元画像を個別の物体(被写体)に対応する領域
に分割することができ、分割された領域の平均距離を比
較することにより検出された3次元画像の中から目的と
する被写体に関する3次元画像データのみを抽出するこ
とができる。2次元画像データでは、被写体の色合等に
より、画像データを背景に対応する領域と目的とする被
写体に対応する領域とに分割することは困難な場合も多
いが、本実施形態のように距離情報に対応する3次元画
像データを用いると、背景に対応する領域と目的とする
被写体に対応する領域では、その距離が大きく異なるた
め目的とする被写体の輪郭部においてそのデータが大き
く変化し領域の検出が容易かつより確実に行なえる。
【0060】なお、本実施形態では、被写体の輪郭線に
対応するエッジの抽出に、図13で示された微分フィル
タを用いたが、他の微分フィルタであってもよい。ま
た、微分フィルタ以外に、フーリエ変換等を用いて3次
元画像データの空間周波数を解析し、低周波成分に対応
する3次元画像データをカットすることにより、エッジ
の抽出を行なってもよい。あるいは、隣接する画素間の
画素値を比較し、その差が所定の値以上の画素を検出す
ることによりエッジの抽出を行なってもよい。
【0061】本実施形態では、領域の抽出に各領域の平
均距離を用いたが、各領域の画素値の平均は各領域の平
均距離に対応しているので、これを用いて領域の抽出を
行なってもよい。また、本実施形態では、領域の平均距
離を用いて領域の抽出を自動的に行なったが、オペレー
タがタッチパネル等の入力装置を用いて、手動で抽出す
る領域あるいは捨てる領域を選択してもよい。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画素毎に
検出され、被写体までの距離情報に対応する画像情報の
中から目的とする被写体に関する画像情報のみを抽出可
能な3次元画像検出装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるカメラ型の測距装置
の斜視図である。
【図2】図1に示すカメラの回路構成を示すブロック図
である。
【図3】測距光による距離測定の原理を説明するための
図である。
【図4】測距光、反射光、ゲートパルス、およびCCD
が受光する光量分布を示す図である。
【図5】CCDに設けられるフォトダイオードと垂直転
送部の配置を示す図である。
【図6】CCDを基板に垂直な平面で切断して示す断面
図である。
【図7】被写体までの距離に関するデータを検出する3
次元画像検出動作のタイミングチャートである。
【図8】3次元画像検出動作のフローチャートである。
【図9】データ抽出処理のフローチャートである。
【図10】矢印型の平板を撮影したときに検出される3
次元画像を例示したものである。
【図11】図10の3次元画像を立体的なイメージで表
したものである。
【図12】図10の3次元画像に微分フィルタが施さ
れ、矢印型の平板の輪郭線が抽出された図である。
【図13】微分フィルタの1例を示した図である。
【図14】座標系xyz、CCD28、CCD28の画
素とそれに対応する被写体上の点との関係を模式的に表
した図である。
【図15】CCD28の正面図である。
【図16】カメラの撮影光学系における焦点とCCD2
8との関係を示す水平断面図である。
【図17】カメラの撮影光学系における焦点とCCD2
8との関係を示す垂直断面図である。
【符号の説明】
10 カメラ本体 14 発光装置 28 CCD 51 フォトダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 G06F 15/62 415 5L096 15/70 330Z Fターム(参考) 2F065 AA04 AA12 AA53 BB05 DD11 EE05 FF12 FF32 FF33 FF42 GG06 GG12 HH04 JJ03 JJ18 JJ26 LL30 QQ05 QQ13 QQ21 QQ24 QQ32 QQ36 QQ37 QQ42 SS13 UU05 5B057 BA11 CE09 DA08 DA16 DB03 DB09 DC14 DC22 5C054 AA01 AA05 CA06 CC02 EA01 EA05 EA07 ED13 FA02 FC14 FC15 GA04 GB15 HA05 5C061 AB03 AB06 AB08 AB17 5J084 AD01 BA04 BA36 BB02 CA03 CA61 CA67 EA04 5L096 AA09 EA35 FA06 FA66 GA03 GA10 GA13 GA34

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各画素値が被写体までの距離情報に対応
    した3次元画像を検出する3次元画像検出手段と、 前記3次元画像の一部の領域を選択するために、前記距
    離情報に基づいて前記3次元画像を複数の領域に分割す
    る画像領域分割手段と前記画像領域分割手段により前記
    3次元画像を複数の領域に分割し、分割された前記各領
    域の平均距離に対応する前記各領域の画素値の平均値に
    基づいて、分割された前記領域の中から1つまたは複数
    の領域を選択する領域選択手段とを備えることを特徴と
    する3次元画像検出装置。
  2. 【請求項2】 前記領域選択手段が、前記領域のうち平
    均距離が最も遠距離にある領域から所定の距離内にその
    平均距離がある領域以外の領域を選択することを特徴と
    する請求項1に記載の3次元画像検出装置。
  3. 【請求項3】 前記画像領域分割手段により分割された
    前記各領域を表示するための画像表示手段と、 前記画像表示手段により表示された前記各領域の中から
    1つまたは複数の領域を選択するための入力手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の3次元画像検出
    装置。
  4. 【請求項4】 前記画像領域分割手段における前記3次
    元画像の領域分割が、前記3次元画像を強調処理するこ
    とにより得られる画像データに基いて行われることを特
    徴とする請求項1に記載の3次元画像検出装置。
  5. 【請求項5】 前記強調処理が、前記3次元画像に微分
    マスクを施して行なわれることを特徴とする請求項4に
    記載の3次元画像検出装置。
  6. 【請求項6】 前記微分マスクが2次微分マスクである
    ことを特徴とする請求項5に記載の3次元画像検出装
    置。
  7. 【請求項7】 前記3次元画像の領域の分割が、前記強
    調処理により得られた画像の強調された画素の連結によ
    り形成される連結成分に基づいて行われることを特徴と
    する請求項4に記載の3次元画像検出装置。
  8. 【請求項8】 前記3次元画像の領域の分割が、前記連
    結成分にラベリングすることにより行われることを特徴
    とする請求項7に記載の3次元画像検出装置。
  9. 【請求項9】 前記距離情報等を記録媒体に記録するた
    めのデータ記録手段を備え、前記領域選択手段により選
    択された領域の距離情報を前記記録媒体に記録可能であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の3次元画像検出装
    置。
  10. 【請求項10】 前記被写体の視覚情報である2次元画
    像を検出するための2次元画像検出手段を備え、前記領
    域選択手段により選択された領域に対応する前記2次元
    画像に関する画像情報を前記記録媒体に記録可能である
    ことを特徴とする請求項9に記載の3次元画像検出装
    置。
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